真姫「絶対に笑ってはいけないスクールアイドル24時?……なにそれ」 (1000)



思いっっっっっっっっっっっっっっきり時期がずれましたが 例のアレです



年末投下予定だったので 空気が年末ムードです



話の都合上、キャラを暴走させますが悪しからず






SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1392388066



12/31


早朝 6:00am





ピンポーン       ピンポーン






ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ…




ピピピピピピピピピピピピピピピピ「カチッ」


「んっ………朝ね……」モゾッ…




ピンポーン       ピンポーン



「? なによー……このおと……」ンー…




ピンポーン       ピンポーン



「うるさいわねー……こんなあさはやくから……」ゴシゴシ




スイマセーン! タッキュウビンデース!



「もしかしてだれもいないのー…? まったくー……」アーヨイショ…ット




ピンポーン       ピンポーン



「はーい 今でまーす……」トン トン トン





ガチャッ




「すいません。お待たせし



ガシッ


「へ?」





ヒョイッ


ガチャ





ポイッ


バタン





ブロロロロロロロ…






「……………………えっ?」





―絶対に笑ってはいけないスクールアイドル24時―


            開 幕




期待してる



午前 6:00



―――スクールバス内







ブロロロロロロロロロロロロロロロ…























真姫「…………………………で? 何なのこれ」パジャマデ




絵里「私も……いきなり連れてこられて………」オジャマーン




海未「……………………」シフクーン




真姫「……海未ちゃんだけ外着なのは?  ………何か知ってるんじゃ」



絵里「それは、連れてこられたのが朝の稽古が終わってからだったから らしいわ」




海未「………ええ。 …ですが、心当たりがないことも無い…かもしれません」






絵里「え?」



真姫「どういう事よ」




マモナク テイシャシマス


プシーッ…




海未「はい、恐らくですが これは(ガチャッ)








ことり「ま~~さか~り~か~つい~だき~んたろおぉぉお!(超美声)」コスプレーン!



海未「ぐふっ!?」





デデーン! 園田ー! OUT




真姫「え? え? ことり?」


黒服's「ヨツンヴァインナレヨ」ゾロゾロ




真姫「わっ、何か変な人たちが…」



絵里「今の声って………もしかしてのz」






黒服「WRYYYY!」海未「うぐっ!」バシーン!



えりまき『!?』




黒服's「アバヨトッツアーン」ゾロゾロ




バタン


ブロロロロロロロ…







ことり「・・・」



真姫「…」

絵里「…」

海未「……」ヤッパリデスカ…














絵里「ちょっと待って全く分からないわ。何いまの どういうことなの?」


真姫「…………どうせロクな事じゃない っていうのは分かったわ」ハァ…


海未「……まぁ 確かに、そうですね」


のんたんにわしわしされるお仕置きじゃないのか



海未「ええとですね、毎年年末に『絶対に笑ってはいけない○○』という番組が放送されていまして。

多分これはそれだと思うのですが……その様子だと、2人とも知らないようですね」




真姫「え…じゃあ何?まさかこれってテレビの企画って事?」


絵里「それは…違うと思うわ。さっきの車内放送が、希の声だったから」


海未「ええ。恐らくあれを参考に再現したものでしょう」




真姫「…それにしては、手が込んでない? 最初は誘拐でもされたのかと思ったわよ」


絵里「全くね……それで これはどういったものなの?」



海未「はい。題名の通り、これは「絶対に笑ってはいけない」企画でして。

参加者はあるシチュエーションの元で笑わずに過ごさなくてはいけません」



海未「ただ過ごしていれば良い というわけは無く、笑いの刺客や仕掛け

様々なイベントが参加者に襲い掛かって来ます。

そして、笑ってしまった場合はペナルティとして、先ほどのように仕置き人にケt……」




海未「おs………………………臀部を…引っ叩かれてしまいます……」




絵里「なるほど…」


真姫「……何で私たちがそんな事やらされなきゃいけないのよ」


海未「それは……何とも…」




絵里「……ならとにかく、これが終わるまでを笑わずに乗り切ればいいの?」


海未「そう…なりますね」




絵里「それなら…心配はないわね。まぁ、ちょっとしたイベントと思って楽しみましょう」



真姫「……のんきなものね」


絵里「あまり後ろ向きに考えても仕方ないもの。それで、これはどれくらいで終わるのかしら?」




海未「それが………………その……………………」



絵里「……どうしたの?」


真姫「…そんなに長いの? 一体何時間かかるのよ?」





海未「24時間……です…………」




絵里「」


真姫「」



海未「……」




絵里「………冗談……よね…?」


海未「どう……なんでしょう………いくらなんでも…そこまでできる……とは………」



絵里「そ…そうよね! 元はテレビの企画…… そこまで再現できるはずはないわ!」


海未「そ、そうですよね! 流石に24時間なんて…現実的ではありませんよね!」



うみえり「……」










絵里「…………仮に…やると思う? 24時間……」




海未「連れ去り方からして…………本気でやるのではないかと…」




絵里「……………そういえば、凛やにこが年末の予定をしつこく聞いてきた事を思い出したわ」


海未「………私も、穂乃果や希に何度も予定を訊ねられましたね……」




絵里「…」ヨテイアケテオイテ、トモイワレテタワ…


海未「…」サイキン、レンシュウガジカンドオリニオワルトオモッテイタラ…










真姫「……ねぇ。 ことりが向かいの席に陣取ってるんだけど…」





海未「………構ってはいけません。そういうものなのですコレは」


真姫「いや………でも海未ちゃんの方ずっと凝視してるんだけど………」




デデーン! 園田ー! OUT




海未「やめて下さいよそういうのぉおおおおお!!」バシーン!


真姫「あっ、そういうつもりじゃ…!」




ことり「・・・」




真姫「……なんか……ごめん…」


海未「………いえ………そういうものですから…」






絵里「……ことりはどうしてさっきから微動だにせずにいられるのかしら…」


真姫「ちょっと怖いんだけど……」


海未「ですからそういうものなのです、コレは」




絵里「ことり?」

ことり「・・・」



真姫「……見事に無反応ね」


海未「ことりは完全に仕掛け人です こちらから構う事はありません」




絵里「ことりー?」

ことり「・・・」



真姫「…」


海未「やめましょう絵里、自分から罠に飛び込む必要はありません」





絵里「ことり…?」

ことり「・・・」



真姫「よくやるわ……」


海未「ですから……」






絵里「………きんたろうさん?」

ことり「・・・」



真姫「…!?」


海未「………………」プルプル…







絵里「……………………コッティー?」ボソッ


うみまき『』ブフォッ



デデーン! 西木野ー! 園田ー! OUT




絵里「あ」



真姫「何してるのよ!!」


ことり「・・・」






黒服's「アアン? ダラシネェナ」ゾロゾロ



海未「あぁっ!!」バシーン!


真姫「いっ…!?」ペシーン!





ことり「・・・」




真姫「エリー…?」ジトッ…


絵里「ご…ごめんなさい! そんなつもりじゃ……」



海未「……」






真姫「………これ、結構痛いわね…」ヒリヒリ…


海未「……そうですね。 本気で、叩きにきていますね」



絵里「……」ソンナニ…イタイノ…?




ブロロロロロロロロロロロロロロロ……




こりゃ眠れねーな



真姫「…」


海未「…」


絵里「…」



プシュー…






真姫「? ……止まったわね」


絵里「また、誰か乗ってくるのかしら?」



海未(……バス停ではないようですね…では、何が……)





真姫「……………何、アレ…?」


絵里「? …何か、あったの?」


真姫「ほら、バスの前に……」







クマ的な乗り物「ホノカダヨ! ホノカダヨ! ホノカダヨ!」ウィーーン ウィーーン ウィーーン




ことり「やぁ~~ん♪かわいい~~っ!!」


絵里「あっ……しゃべったわ!」




デデーン! 園田ー! OUT











海未「一々反応しなくて(バシィーン!)いぃですっ…!!」




クマ的な乗り物「ホノカダヨ! ホノカダヨ! ホノカダヨ!」ウィーーン ウィーーン ウィーーン


ことり「かわいい~っ!か~~わ~~い~~い~~っ♪」スリスリスリスリ!!




絵里「降りていったわね…」


真姫「頬ずりしてるわね…」



海未(ことり……)





クマ的な乗り物「ホノカダヨ! ホノカダヨ! ホノカダヨ!」ウィー… ウィー… ウィー…



ことり「あなたは今日から友達!! そうだ!名前つけてあげる♪」




ことり「えーーっと…」





真姫「何やってるのかしら…」


絵里「なにか…いつも通りな気がしなくもないのが……」




海未(…耳塞いでおきますか)ピトッ




デデーン! 園田ー! OUT




海未(!?)


えりまき『!?』




黒服's「アノサァ…」ゾロゾロ



海未「ぐっ……!」バシィーン!







真姫「え……今笑ってなかったわよね?」



海未「…………耳を塞いでやり過ごそうとした事で、アウトにされました」



絵里「……なるほど。 ことりは、私たちが笑うような 変な名前を言うつもりなのね…」




海未「そういう事です…」




ことり「えーっと、えーっと…」




真姫「まだやってる…」


海未「…こちらのゴタゴタが終わるまで待っていたのでしょう」



絵里「……そこまでして笑わせたいのね…」





ことり「……うん、決めた!!」










ことり「きみの名前は『クマ吉』だよ!」


クマ的な乗り物「ホノカダヨ!」ウィ…




真姫「…」


海未「…」


絵里「…」







全員 SAFE




絵里「…割と普通ね」



真姫「大したことなかったわね」



海未「叩かれ損、でしたね……」





ことり「じゃぁいくよ『クマ吉』ちゃん!しゅっぱつしんこー♪」


クマ的な乗り物改め:クマ吉「ホノカダヨ! ホノカダヨ! ホノカダヨ!」ウィーーン… ウィーーン… ウィーーン…






真姫「めっちゃ遅っ」





デデーン! 園田ー! OUT




参考画像
http://mup.vip2ch.com/up/vipper42748.jpg





黒服's「オウ アクシロヨ」ゾロゾロ



海未「皆さんお願いします 今後そういった余計なツッコミは





バシィーン!……









ブロロロロロロロロロロロロロロロ……






午前 6:30



―――国立音ノ木坂学院?





プシーッ…



ガチャッ





ブロロロロロロロ…











絵里「……ついたのね」



真姫「ここって…音ノ木坂?」



海未「の、ようですね…」




絵里「バスの中にコートがあったのはいいけれど……」コートハオリ


真姫「…このまま寝間着で過ごさせるわけはないわよね?」ハオリ



海未「ええ、たぶんそろそろ…」








「――ぉーぃ」タッタッタッ…





海未「……どうやら、来ましたね」











希「おーーい」タッタッタッ








絵里「希…ね」



真姫「何か…いつも以上に棒読みじゃない…?」


海未「ムグッ……!」




希「おーいみんな、おはようさん」



絵里「…おはよう、のz「おは…じゃないわよ!こr「お早う御座います。早急に説明を頂きたいのですが」





希「あー、みんな。 そんなー、いっぺんにしゃべったらー、わからん。

ひとりー、づつ  順番にー、しゃべってくれや」






海未「ふz「早く説明しなさい。でないと特別練習メニュー組むわよ?」







希「おーこわ…ちょっとしたサプライズやん」



まきうみえり「・・・」ギロッ…!






希「はいはい。じゃ、改めてルールを説明するでー。

とはいっても、大体は園田さんがバス内で言ってた通りや」




希「これからみんなにはこの学院で24時間生活してもらって

スクールアイドルとして磨きをかけてもらうでー」




真姫(24……時間…?)



絵里(一応、覚悟はしてたけど…)



海未(そこまでやるのですか……)

















真姫「…ってそうじゃないわよ! 何で私たちがこんな事……!」



希「何でって……おもしろいからや」




真姫「はぁ!?何それ……!いm「あー…アカン、アカンでー。そういうの全っ然おもろないわー」



希「一流アイドルたるもの、こういった事もできて当然や。というか笑わなきゃええだけの話やしな」


真姫「だから……!」







希「別にええやろ? 今日明日と特に予定があるわけでもないやろし」



真姫「」ウッ…!


海未「」ムッ…


絵里「」グッ…!






真姫「も…元はと言えばあなたたちが予定を空けといてってしつこく……!」




希「仮に言わなかったところで、予定が入るわけもないような気がするんやけどなー?」



真姫「」グサッ


海未「」グサッ


絵里「」グサッ






希「家でただボーッと過ごすよりは、こういう事でもやってた方がよっぽど有意義やと思うけどなー」





真姫「…………分かったわよ」



希「よーし、じゃあ続けるでー」




希「アイドルたる者、ファンを差し置いて自分だけが笑うなんてあり得んからなー。

笑ったらペナルティとして、ケツバットの刑や」






海未「迷いなく"ケツ"と言いましたね」



真姫「こっちをしばいた方がいいんじゃないかしら」





デデーン! 絢瀬ー! OUT




黒服's「オモッタトオリイイカラダシテルジャネェカ」ゾロゾロ




絵里「あ…あなたたちっ……!さっきツッコミは無し(ビシッ!)ってぇ!?」










絵里「……」ヒリヒリ…




絵里「あー…これほんとに痛い……」




真姫「(こういうのって最初に説明するべきよね?)」ヒソッ…


海未「(バス内での会話は聞こえていたようなので、確信犯でしょう)」ヒソヒソ…






希「つづけるでー。といっても、今説明しとく事はこれくらいや。

じゃ、この学院で過ごすに当たって まずは着替えてもらわんとな」





真姫「やっとね…」



絵里「……あの、向こうに見えるのがそうかしら?」



希「そうや。 あの着替えBOXで、学校での正装である制服にきがえてもらうでー」





真姫「…………その話し方無性にイラつくんだけど」



海未(………さて)




数分後―――















希「そろそろ着替え終わったかー?」




ハーイ…







希「じゃあ西木野さーん  出てきていいでー」




……ガチャッ




真姫「……」ガクラーン



希「おー 似合ってるでー」




真姫「……何で男性用の制服なの?」









海未「まぁ普通に制服に着替えたところで面白みがありませんし あとそういうものだからです」ガクラーン!



希「ちょ 園田さん早いって」




デデーン! 西木野ー! OUT




真姫「役に徹しきれてないじゃないつっ!!」ペシーン!!





真姫「…」ヒリヒリ…





海未「残るは絵里ですか」



希「そうやな。 じゃぁ絢瀬さん、出てきていいでー」






真姫「(……何でこんなことに一々もったいつけるのかしら)」ボソッ




海未「それは制服に何かネタを仕込んでいるからですよ」



真姫「…!?」





海未「私と真姫の制服が普通の物なので、絵里の制服はどこかおかしな物になっていると思われます」



真姫「……」ゴクッ…





希「絢瀬さーん  出てきていいでー」



ガチャッ…




絵里「……」ガクラー…ン?


(1人だけズボンの丈が短い絢瀬)







希「おー 絢瀬さんは中々の美脚やな」



海未「この程度ですか。拍子抜けですね」




デデーン! 西木野ー! OUT



真姫「やめて……冷静な解説やめて……」ベシーン!







真姫「…」ヒリヒリ…




絵里「……」ナンデ…コンナ…





希「よーし。これでみんなは晴れt「では希。絵里の制服を普通の物にしましょうか」




希「え?なn「もう笑いどころとしては終わったのですし 戻していいのでは?」





希「いy「この後 この丈の短さをイジるネタがあったりするんですか?」






希「た…多分なかった…とおm海未「では 問題はありませんね」






のz海未「今は冬ですし あのような冷える格好では良く無いと思います」






n海未「このような催しを行うのはいいですが、最低限健康には配慮していただかないと」






海未「制服が無いならジャージという手もありますし とにかく「分かった 分かったから海未ちゃん落ちつこ?」






デデーン! 西木野ー! OUT




ベシーン!……




数分後――…







絵里「えーと……ありがとう 海未…」ガクラーン





海未「まぁ正直、そこまで笑えるネタではないですからね。 実際面白くもありませんでしたし」




絵里「…………」







海未「では、行きましょうか」




絵里(…………………)









絵里(………何かしら、助けてもらったハズなのに…)










絵里(この………何ともいえない…………………敗北感…?)













真姫(あー……つい…笑ってしまったわ…)ヒリヒリ…




希「よーし。じゃあ着替え終わったところで…」







希「これでみんなは晴れて、私立くちびる音ノ木坂学院の生徒や!」






真姫「…」



海未「…」



絵里「…」











希「私立ぅーくちびるぅー音ノ木坂学院の生徒や!」




絵里「…」クチビル?



真姫「…」ナニソレ?



海未「…」ジミニシリツナンデスネ








希「面白い名前やろ?」






まきうみえり(すこぶるどーでもいい(です)……)





全員 SAFE




希「じゃ、早速理事長の所に挨拶に行こか」




絵里(理事長……って)



真姫(まさか…あの理事長…!?)




海未(一体これは、どれ程の規模のものなのでしょうか……)








希「ウチについてきてなー」スタ スタ スタ







希「…あ、そーいえば! 食事諸々は、こっちのほうで用意してあるから心配いらんでー」





海未「……」ハイソーデスカ…




真姫「……」ドーデモイイワ…




絵里「……」ヤッパリオウチニカエリタイ…






テクテクテク……


この空白のあけかたいいね!読みやすいよ!

ソルゲ組を標的にしたのはGJ

現在画像の準備に手間取っているので更新できない状況

>>48
ありがたい
改行を意識してみたものの、実際どうなるか分からなかったから

面白い
ただ、>>18みたくデデーンの前に吹き出した描写があったほうがわかりやすいかも

すっごくいいよ
のんたんの台詞が藤原さんの声で再生されちゃってヤバい

真姫ちゃんのおしりが真っ赤に腫れるとか俺得
期待してる

すいません モバうpろだの調子が悪いらしく更新したくてもできないというかいつになるか分からない、何てことだ

大人しく書き溜めしてきますので気長にお待ちください

待ってる

>>52
俺もその現象起きてる



午前 6:45



―――校舎内





スタスタスタスタ





真姫「…」スタ…スタ…スタ…


海未「…」スタスタスタスタ…


絵里「…」スタ スタ スタ…








希「あっ。ちょっと向こうを見てもらえるか?」


まきうみえり「…?」




希「えー、皆ももう知ってると思うけどな。

あっちに見えるのが、このくちびる音ノ木坂の理事長。 南 くちびる理事長の肖像や」















http://mup.vip2ch.com/up/vipper42750.jpg
【私立くちびる音ノ木坂学院理事長 南 くちびるの肖像】




デデーン! 全員! OUT





絵里「理事長……っ!それでいいんですか…!?」ビシッ!


真姫「何なのよっ…何なのよアレ……っ!!」ベシーン!


海未「クッ…フフフッ…!」バシーン!







まきうみえり「…」ヒリヒリヒリ…









希「えー、理事長は多忙な方や。くれぐれも失礼のないようにな」



絵里「…………あの肖像画こそ失礼そのものだと思うのだけど…」




希「じゃあ、入るでー」




―――理事長室




ガラッ





希「連れてきました、理事長」



「――ありがとう東條さん。さて…」





「皆さん。ようこそ私立くちびる音ノ木坂学院へ」



「理事長として歓迎します」クルッ










http://mup.vip2ch.com/up/vipper42750.jpg
(私立くちびる音ノ木坂学院理事長 南 くちびる)




デデーン! 全員! OUT





絵里「りじちょぉぉおおぉおおおおおぉおお(ビシーン!!)ぉおっ!?」


真姫「意味(ベシーン!)ふっ…!?」


海未「ふふふふふっ……!ふ……っあははっ…!」バシィーン!!










理事長「あらいけない、パックつけたままだったわ。 ごめんなさいね」バリバリーッ





海未「……」マサカ…コレホドマデノモノトハ…



絵里「……」リジチョウガ…アノリジチョウガ…



真姫「……」チハアラソエナイノカシラ…


天丼は卑怯www



理事長「では まずは自己紹介をお願いできるかしら。えー、では金髪の貴女から」




絵里「は…はい…。 あ、絢瀬絵里…です……」



理事長「絢瀬さんね。ふむ…」ジロジロジロリ





理事長「……」フームフムフム


絵里「……」





理事長「…では、少々失礼するわね」


絵里(……?)










理事長「」ワシワシワシィ!



絵里「いひゃぁあぁぁぁああぁぁああぁぁぁ!?」ビクビクビクビクッッ!!



うみまき(!?)




理事長「………………大きさ、張り、形の三拍子を揃えているわね……合格よ」



絵里(……!?………!…………!!?)ハッ… ハッ… ハッ…!



真姫「…」

海未「…」





理事長「――では次は、赤毛の貴女」


真姫「」ビクゥッ!!







真姫「え…っと…………にっ……西木野真姫です……」







理事長「」ワシワシワシィ!


真姫「うぇぇええっぇええっ!!?」ゾワゾワゾワッッ!!




海未(っ!?)コンドハイキナリ…ッ!?




理事長「…………柔かさと弾力を兼ね備えたこの揉み心地……将来有望ね」


理事長「真姫さんね。 よろしく」




真姫(……)ゼェ… ゼェ…


絵里「…」ハァ… ハァ…




海未「………」






理事長「では最後。長髪の貴女」


海未「…!」




海未「園田…海未です。よろしくお願いします…」



理事長「礼儀正しい子ね。ふむ…」ブレインガ ジロリンガ


海未「…」






理事長「…」ネットリトベロリンガ



海未「………」ドッドッドッドッ…




















理事長「…」スタスタスタ


海未「えっ?」




絵里「……」


希「……」





真姫「…………プッ…」




デデーン! 西木野ー OUT




真姫「あっ…」



海未「………………」ジトー






黒服's「チョウシコイテンジャネェゾコノヤロウ…」ゾロゾロ


真姫「ま……待って! 今のは…」





黒服's「…」ゾロゾロゾロ…


真姫「…?」





黒服's「…」ゾーロゾーロ…


海未「……?」





黒服「ヤッチマオウゼオラ…」ボソッ


黒服「ヤッチマウカ?」ボソボソ


黒服「ヤッチャイマショウヨ!」ボソボソッ





黒服「ソノタメノ…」スッ…



海未「…」つケツバット⊂ミ




海未「……………………………………………………………………………………………………………

   ………………………………………………………………………………………………………………

   ………………………………………………………………………………………………………………

   ………………………………………………………………………………………………………………

   ………………………………………………………………………………………………………………」




真姫「海未……ちゃ」



海未「…………」バットヲジー





絵里「う……海未……?」



海未「……」グッ ミシィ…





真姫「あ…あの……! ごめん…なさい…?」








海未「」プツッ


絵里(!!)





海未「」ブンッ…!



絵里「ま…待ちなさい…!海未っ!!」



ヒュッ…




黒服「オォン!?」バッシィーン!



真姫「!?」

絵里「!!」





デデーン! 園田ー! ついでに全員!OUT


えりまき『!?』


海未「なっ……!」







黒服「ダカライテェッツッテンジャネェカヨ…!」





バシン!バシン! バシーン! バシーン!……






希「――では、失礼しましたー」ガラッ ピシャッ



真姫「……」

海未「……」

絵里「……」





希「じゃー今のところやっとく事はこれくらいやな。

次の朝礼が始まるまでまだ時間があるから、部室で待機しててもらえるか?」




………





希「時間になったらむかえに行くからなー。ではかいさーん」スタ スタ スタ





真姫「……」


海未「……」デハ、イキマスカ…


絵里「……」ソウシマショウカ…




スタスタスタ




海未「……」


絵里「……」


真姫「……」




スタスタスタスタ




海未「……」


絵里「……」


真姫「…………」




スタスタスタスタ―




真姫「あ……あの…ごめんなさい……」


絵里「…!」



海未「…」




真姫「あの……海未ちゃん?」


海未「何か?」





真姫「……ご…ごめんなさい……」



海未「? 真姫は何か私を怒らせる事をしましたか?」





真姫「ぁ…………」ダカラ…ソノ…






海未「し た ん で す か ?」



真姫「」ビクッ!


絵里「……」




絵里「(真姫、ここは大人しく無かったことにしておいた方がいいわ……)」



真姫「(そ……そう…ね……)」




海未「…」……




スタスタスタスタ……








――企画開始から1時間 ようやくおとずれた休息の時


しかし、早くもメンバー間には不穏な空気が…





午前 7:00



―――控え室(部室)




ガチャッ





絵里「部室で待機って…どうなのかしら」



海未「それは分かりませんが……控え室は絶好のネタの仕込み場所ですから」



真姫「あっ……確かにちょっと内装が……」





絵里「……机のところに、生活用品とかは用意されてるのね」


真姫「あれって…モニター? いつの間にあんなの……」


海未(……ビデオネタもあるのですか)…ワクワク








絵里「とりあえず、休みましょうか…」


真姫「そうね…朝からいきなりだったから」


海未「ですね」




まきうみえり「……」フゥ…




絵里「とりあえず……時間があるみたいだから、洗顔でもしてくるわね」


真姫「…私も。 起きてすぐに連れてこられたから、そのままなのよね…」



海未「了解です」




ガチャ バタン








海未「……」




海未「…」ウーム…




海未「…」キョロ キョロ




海未「……」…フム






海未(いつもの部室と、大きくは変わらないようですね……

違うのは、モニターがある事と――)




海未「………」チラッ








机「・・・」ババーーンッ!!



海未(…………机が引き出し付きのものであるという事)




海未(――とりあえず、引き出しネタは置いておくとして)




海未(あの3……いえ、4人でしょうか。

こういった事に乗り気な人達が向こうにいる以上、やはりこの部室には……)





海未「…………」















海未「……貴女達、見ているのでしょう? 私には分かっていますよ」





ガチャッ



海未「!?」ビクッ!!




希「おー皆……って園田さんだけ?」



海未「……………………………こちらの都合もお構い無しに連れて来られましたからね。

2人は洗面に行っています」




希「なるほどなー。それはそうと、朝食のお弁当を持ってきたでー」



海未「…どうも。ありがとうございます」




希「これはただの弁当やないでー。なんと、μ'sメンバーの手作りなんや!」



海未「そうですか。 では、ありがたく頂きますね」




希「3つそれぞれで作った人が違うからなー。中身は開けてみてのお楽しみや」ハンノウウスイナー




海未(……どれかに爆弾でも仕込まれているのでしょうか)



希「仲良く分けるんやでー」















希「――で、園田さん。さっきのは何だったん?」



海未「……練習を増やしてもいいんですよ?」




希「返しが一緒やなー、2人そろって職権乱用やんか」



海未「………………」





希「いずれにしても練習増やされる覚悟はしとるしなー。ま、今はこれくらいで退散しとくわ」



海未「……?」





希「あ、7:30から朝礼やねん。むかえには来るけど一応伝えとくわ、ほなー」




バタンッ…





海未「……」








海未(…………)




海未「……」



シーン





海未(………やる事がありませんね)






海未(先に選ぶわけにもいきませんから、食事は2人が戻って来てからですし………となると)





海未「…」







海未「………」チラッ















机「・・・」ババーーンッ!!



海未(………引き出し……処理ですか)




海未(………ネタをスルーしようとしてアウトになった以上……覚悟を決めるしか無いでしょう)




海未(……いざっ!)ガッ





ガラッ!















http://mup.vip2ch.com/up/vipper42752.jpg



デデーン! 園田ー! OUT



バシーン!……







―――洗面場




ジャーーーーーー







絵里「……ふぅ」バシャッ



真姫「全く、寒い中こんなことやらせるなんて……」フキフキ





絵里「そうね…。 それにしても……ずいぶんと大がかりだと思わない?」アーミズガツメタイ…



真姫「…………確かに……理事長まであんな事するとは思わなかったわ」ハイ、タオル





絵里「そうなのよ……最初はあの子たちの悪ふざけなのかと」フキフキフキ










真姫「………………バスを使ってた時点でおかしいとは思わなかった?」サッ サッ



絵里「……」ア…タシカニ





真姫(………やっぱりエリーって抜けてるわよね)







デデーン! ソノダー! OUT



えりまき「!?」






―――部室










絵里「…………えーっと、海未。 さっきアウトになっていたみたいだけれど…」



海未「……はい。引き出しに少しょ…っ」ウッ…!




真姫「……?」







海未「しょっ………………………………………あの思い出し笑いしそうなのでやめてもらっていいですか?」





デデーン! 絢瀬ー! 西木野ー! OUT





絵里「う……海未っ…!あなた……っ!」ビシッ!



真姫「急に素に戻らないでよっ…!」ベシィーン!




海未「すいません。こうでもしないと自分を保てなくなりそうで」



真姫「……」ナニヨソレ…




絵里「……それで、お弁当を持ってきてもらっていたのね」



海未「はい」





真姫「μ'sの誰か3人がそれぞれ作った……って言われても…

開けるまで中身なんて分からないし、適当に選べばいいじゃない」



海未「それもそうですね」



絵里「30分から朝礼なのよね? 早めに食べ終わっておきましょう」






―――朝食タイム





まきうみえり「いただきます」









真姫(…………わざわざ名前を伏せるってことは…酷いものでも混ざってたりするのかしら)





真姫(……考えても仕方ないわね。 とりあえず外れじゃなさそうなのは

にこちゃん、ことりちゃん、あと)カパッ








真姫弁「白米」ヤァ


真姫(花陽………)




真姫(………)















真姫(………………………………?)















真姫「…………」チラッ















真姫弁「白米」ヤァ




真姫(………………………)ゴシゴシ










真姫「…………」…チラッ










真姫弁「白米」ネ゙ェ゙ダベナ゙イ゙ノ゙ォ゙!?










真姫(………………………………)






























真姫(は………なよ………?)




真姫「えぇぇぇぇぇぇ……?」ヴェェェェェェェェェェェェ…




絵里「…!?」ビクッ…!


海未「ど…どうしたのですか?真姫……」




真姫「…………」スッ







真姫弁「白米」オ゙ゴメ゙ダベロ゙ォ゙!!



えりうみ「」




絵里「こ…これって……」


海未「花陽………ですよね……」



真姫「……」





絵里「……もしかして…全部こんな感じなのかしら…?」



海未「…」





海未「……」パカッ















海未弁「ほむまん」ヤァ




海未「」イエスキデハアリマスガコレハ…




絵里「」ウワァ…





絵里「…」パカッ















絵里弁「肉」ヤァ



絵里(………………………………………………………………………………………………)

























絵里(あ、みんなうまいこと選んだのね)




真姫「………」ハナヨォ…


海未「………」ホノカァ…


絵里「………」ノゾミィ…





まきうみえり「…………」










絵里「……これ…分ければ丁度いいんじゃないかしら…」



うみまき「……そう(です)ね」





モグモグモグ……




とりあえず、今更新できるのはここまで
ネットの制約ってめんどくせー俺がやれっつったらやれよクソがオラァァン
開幕大失速ですいません

おつー
いい感じの再生具合だわww



―――数分後



ガラッ




希「みんな。 朝ご飯は食べたかー?」






絵里「…」



真姫「…………ええ…」クヤシイケド オイシカッタ…



海未「……」ホノカ セメテリョウリシテクダサイ…





希「それはなによりや。じゃー朝礼が始まるから、体育館の方に行くでー」






午前 7:30



―――体育館






エクストラ's「・・・」ズラーッ!


まきうみえり「…」






海未(こ……これは一体………)



絵里(全校生徒……まではいかないけれど、それでもたくさん……)



真姫(………え? これ本当に学校ぐるみなの?)








理事長「――それでは、朝礼を始めます」




理事長「まずは皆さんに、知らせておかなくてはいけないことがあります」



絵里(……少し、あの時を思い出すわね。 今では廃校問題は無事に解決して…


μ'sの皆には感謝しても足りないくらい…)

















理事長「つい先日の事ですが、このくちびる音ノ木坂2年の高坂 穂乃果さんが、逮捕されました」



デデーン! 絢瀬ー 西木野ー OUT




真姫「いっ…!いきなり何言い出すのよ…(ベシッ!)…っぉ!!」


絵里「………もう…何なの…?」ビシーン!




理事長「今回の件は私としても非常に残念な事で―――」



海未(………危ないところでした。しかし、逮捕とは一体…)


真姫「真面目な顔して何を言い出すかと思えば………」ブツブツ…


絵里(……)





理事長「――そして私の方で、高坂さんの罪状の報告を受けているので、皆さんにも知らせておきます」


真姫(………こういうのって普通は伏せるものじゃないの…?)















理事長「私立くちびる音ノ木坂学院2年生の高坂 穂乃果さんは、12月30日未明

和菓子屋『穂むら』に窃盗に入った事で現行犯逮捕されたそうです」






デデーン! 全員 OUT



まきうみえり「自分の家じゃない(ですか)っ…!!?」バシーン!!!




理事長「そして調べを進めていくうちに、高坂さんの過去の容疑も明らかになったそうです」


海未(ま…まだあるのですか……?)





理事長「内2つは、説明するより見てもらった方が早いですね」スライドピッ





理事長「まず、1つ目はこれです」










http://mup.vip2ch.com/up/vipper42754.jpg



海未「」





理事長「このように、高坂さんは過去に2股交際を――」








海未「いえいえいえいえいえいえいえ待って下さい何なんですかこれは」



理事長「しかしこれを見る限り、同じく2年の園田 海未さんも同様、2股をかけているように―」








海未「いえ冤罪ですよねぇぇぇえええぇぇえええぇえ!?!?」



理事長「ことりを巻き込んでおいてまだ言い逃れするつもりなの!!?」ダンッ!!






デデーン! 絢瀬ー 西木野ー OUT


デデーン! 園田ー OUT




バシーン! バシーン! バシーン!…




理事長「――では、2つ目の容疑ですが」




絵里(……)オウチニカエリタイナー


真姫(親バカ……いえただの理不尽ね……)


海未「…………」ブツブツブツブツ…





理事長「これです」











http://mup.vip2ch.com/up/vipper42756.jpg





デデーン! 絢瀬ー 西木野ー OUT





絵里「ほ……穂乃果…っ……いい笑顔……っ!!」ビシィッ!


真姫「っっ…!っっっっ……!!っっっっっ…っ!!」ベッシーン!





理事長「――このように、高坂さんは3年の矢澤 にこさんに突如として放水を行った過去があり」



海未(本当に何やってるんですか穂乃果ぁ………)


真姫「…クッ…ククッ…」フルフルフルフル…!




絵里(…………いえそんな過去なんてないわよね!?)




理事長「――ですが、最も許しがたいのは3つ目の容疑です」










理事長「高坂さんは、過去に殺人未遂の事件を引き起こしています」


まきうみえり(……!?)


>>103の画像で吹いたじゃないか
俺もアウトだわ



理事長「調べによると、高坂さんは無類のお米好きである1年の小泉花陽さんに

入部祝いと称してご飯を振る舞う……と見せかけてチネリ米を(バッターン!!)








花陽「……!!……!………!」ビグビグン! ビグン!!



凛「かよちん…!? どうしたの!?かよちん!!」


にこ「ちょっと、花陽! しっかりしなさい!」






花陽「か…………か…」


凛「か…?」









花陽

                     「

             かゆ

うま

         」






パタッ…




凛「かよちぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいん!!」



にこ「いけない! あまりのトラウマにショック症状を引き起こしてるんだわ!!」










絵里「(………ねぇ、チネリ米って…?)」


海未「(チネリ米とは、小麦粉で作った米のようなものです。

元は『無人島0円生活』などのサバイバル企画にて、米の代用品として生み出され―)」



真姫「(大体分かったわ………っていうか…まさか本当にやってたりはしないわよね?)」ゴゴゴ…





海未「(……そこは信じて貰いたいですね)」




にこ「誰か、助けてください!」


凛「だれか、おねがいします…」





「だれかたすけてください!!」








真姫「……で、何でこんなに大騒ぎしてるの? さすがの花陽でも

米と小麦粉を間違えたくらいで倒れるわけないじゃない」



海未「しかし、花陽の事ですから………全くありえない…とも……」




真姫「……………………確かに」




絵里「あなたたちは花陽を何だと思っているのかしら」




希「みんな見てみぃ! くるで……!」



まきうみえり(あ、希いた(の/んです)ね)





ガラッ!!















 ,  λ,,λ Ψ ,
/i\/・8・ヽ|/i\ 悪魔でも
⌒⌒l::.  o⌒⌒’ ぴゅあぴゅあ~
   ヽ___ノ|





希「何やアレ」





デデーン! 全員 OUT





まきうみえり「のぞみぃぃぃいいいいい!」



バババシーン!!!





にこ「あなたは……!」


凛「まさか…あなたは!」




絵里(ことりよね…)


海未(一体誰なんでしょうね……)


真姫(……全部茶番よね)







にこりん「えっと…どちらさま?」





デデーン! 絢瀬ー! OUT




絵里「何なの? そういう方向性なの!?」ビッシーン!




うみまき(そういう方向性なんでしょうね…)




???「え~っとね 私は…………」






???「・・・」


にこりん「・・・」








???「ごめん 分からない」


絵里(自分の事なのに……!?)




我名無権兵衛也「まあいいや これでいくよー」


真姫(これ、ってどれよ……)






名無「この私におまかせ!」



名無「じゃぁいくよー」


海未(というか あれでどうするつもりなのでしょう)










名無(・8・)ブッチュウウウウゥウゥゥウウウン!!


まきうみえり「」


くちびるー



絵里(……えっ?……え?)


海未(なん…………です……と………)


真姫(あ…………あれってどう見ても……) ※人工呼吸です






凛「やったッ!!さすが……??…! 凛たちにできない事を平然とやってのけるッ!」


にこ「そこにシビれぬ!あこがれぬゥ!」




希「あ、憧れないんやな」


理事長()「」ことりぃぃいいいぃいいぃぃぃいいいいい!?





デデーン! 絢瀬ー 西木野ー OUT





真姫「あんたらいいかげん立ち位置ハッキリしなさいよ!」ベシーン!


絵里「あんな理事長っ……!……はじめっ!!」ビシッ!




海未(えっ…あの狼狽ぶり……………もしや…) ※ただの医療行為です




花陽「ふ……ふぇぇええぇええぇぇぇええええ!?」!!?!?




凛「あ! 元に戻ったにゃ!!」


にこ「ショック療法が効いたのね!」





名無「気分はどうかな? 花陽ちゃん♪」


花陽「あ…………あれ?おかしいな……目の前に…天使が見えるよ……?」







絵里(落ち着きなさい……それは悪魔のコスプレよ」


海未「いえ、ことりは天使で違いありません」


真姫「あんたらが落ち着きなさいよ」






花陽「あ…そっか……これは夢…………なーんだユメかよかったぁー……アハハー…♪」


はなよは こんらん した!




凛「かよちーん」ユサユサ




えりまき( にこ「どうするのよこれ…」 …!? )



海未(あ、今同じ事考えたんですね)







凛「とりあえず保健室に連れてけばいいかにゃー?」



理事長「え、えぇ……お願いするわ」



名無「まったね~♪」





バタンッ…








絵里「行ったわね……」



海未「行きましたね……」



真姫「何がしたかったのかしら…」




理事長「――れ、連絡事項は以上となります。では最後に、校歌斉唱」



♪~♪♪~






絵里(校…歌……?)


真姫(メロディーが全然違うじゃない…)


海未(替え歌ですよね……耐えられるでしょうか…)




~国立くちびる音ノ木坂学院 校歌~



♪~


惚れたあの子が 持っている

  口にそびえる 富士の山

    ふっくら柔らか ぼってりと

       赤く染まった 二枚貝

           ああ くちびる くちびるー音ノ木坂~


~♪




(作曲 真姫母)




デデーン! 全員 OUT




バシーン! バシーン! バシーン!……






―――廊下




希「朝礼も終わった事やし、このまま授業に向かうでー」レッツゴー









真姫「…………最悪の気分なんだけど…」




海未「私は…作詞が非常に気になります……」




希「あ、作詞は理事長や」








海未「……」


真姫「……」


絵里「……」




絵里(………)

























絵里(あっ、やば。 一瞬廃校になっても仕方ないとか思ってしまったわ)





真姫「……もう廃校になっても仕方ないんじゃないかしら」



絵里(…!?)





スタスタスタスタ……






―――教室



ガラッ






エキストラ's「・・・」







絵里(ここにも人が……)




希「えー じゃあ絢瀬さんは廊下側、園田さんは真ん中らへん、西木野さんは窓際の席なー」



真姫(名前順…ってことかしら)


海未(上手く誘導された気がしますが……一体何を仕掛けてくるのでしょう……)




希「じゃ、しっかり授業をうけるんやでー」



ピシャッ







真姫「……どう考えてもまともな授業なわけがないわよね」



海未「互いの席が離れているのも気になります……」



絵里「とりあえず、笑わないように気をつけましょう…」




ゴメン 今回もここで打ち止め

乙ー


ヒフミちゃんたちも全面協力してんだろうな

>>127
その通り
というか、もうすでに登場してたりする



午前 8:00




教師「えーそれでは授業を始めます。号令」



キリーツ キオツケー レイ



ヨロシクオネガイシマース



チャクセーキ



ガタガタン






教師「まずは出席から。絢瀬」




絵里「はい」




―――…




…―――




教師「西木野」



真姫「……はい」





教師「以上ですね」







海未「……………………………」


(1人だけ呼ばれてない園田)




えりまき「………」




教師「授業の前に、前に受けてもらった数学のテストを返却します。出席番号順なので、

呼ばれたら取りに来て下さい。では―――…」




教師「…―――これで全員返却しましたね。欠席者のテストは、その子の席に

入れておいてあげてください。くれぐれも、点数等を覗いたりすることのないように」



モブ「…」ペラッ





海未「………」パサッ…



(やはり1人だけ呼ばれない園田)






絵里「……」


真姫「…」



海未(………………………考えてもみましょう。 欠席者扱いされているという事は、

例えば先生に指されるといったような事は起こらないという事ではないのでしょうか。ええ)




教師「では解答解説を。ここでは特に間違いの多かった問題だけを取り上げていきます」



真姫(…………そもそも受けた覚えがないんだけど)




海未(見たところ、問題一体型のテストのようですね……つまり)



絵里(………おかしな問題文や珍解答が仕込まれている…という事ね?)







教師「では、テストを見てください」



まきうみえり「……」ペラッ




海未(おや…? 私の解答用紙が一枚多いような…)ピラッ







問題:次の四字熟語を完成させなさい


Q1:□肉□食



A1:焼肉定食



氏名:東條 希





デデーン! 園田ー OUT





海未「すいませ…っ!そんなつもりじゃ…(バシッ!)っあぁっ!!」




真姫(……!?)


絵里(早速何か仕込まれていたのね……)




教師「――えー皆さん。 これは2次方程式のテストだったのですが、

非常に間違いが多く私は残念です」



絵里(……2次方程式?)


真姫(って確か…)


海未(中学の範囲ですよね)




教師「今後同じ箇所で躓かないよう、ここでしっかり理解してください。 では問3を」



まきうみえり「……」ペラッ








問3 3+3=?




デデーン! 絢瀬ー 西木野ー OUT





絵里「にっ……2次方程式……っ!?」ビシーン!


真姫「前置き全然関係ないじゃないっ!」ベシーン!




海未(何故か証明欄が用意されていますね…… 解答も◎になっています…



あ、それは普通でした)




教師「先に述べたように、この問題を間違えている人が非常に多い!」


絵里(……一応私の解答は正解になってるわね…。3+3=6……)




教師「この程度の問題で躓いているようでは先が思いやられます」


真姫(……いや本当にそうよ………………………………………って!?)





真姫「はぁあぁ!?」ガタンッ!!




絵里(…!?)ビクッ!!


海未(いっ……!? いきなりどうしたのです真姫…!?)




教師「西木野さん、どうかしましたか?」


真姫「あ……いえ、何でもありません……」スッ…




うみえり「……」



真姫(……)









真姫(何で………………)









真姫(何で…私のは間違ってるのよ……!?)




真姫(3+3を解けばいいだけでしょ!? こんなのどうやって間違えろって…!


………いやまぁ私が間違えたわけじゃないからいいんだけど…)






真姫(…………どんな間違い方なのかしら)チラッ










A:3+3=8



真姫()




真姫(3…+3……=………8……………?)





真姫(ど………………………………どういうことなのよ…………3+3=8って……)





真姫(一体どう計算したらこんなことに……)












log a(x2+ix+3)+Σcos sinφ(5x3+6x2+18x+7)+3n!/(n+1)X

+(sinαcosβ+tanβ/α+acos2θ)+lim[z→1](9z2+5az+7a)+

+{【∞∫1(4y2+56y+37)】x【β∫α(x2+5x+4)】}


=8



真姫(!?)





氏名:星空 凛



真姫()
真姫()
真姫()
真姫()




デデーン! 西木野ー OUT


やっべぇ文系だからかさっぱりわかんねぇw



真姫「何よこれ…っ…ただのデタラメじゃな(ベシッ!)ぃ…っ!!」




真姫「……」ヒリヒリ…






真姫「……」ストン…






真姫「………………………」




















真姫(え……というか全然意味が分からない。何で素直に6にしないの…?馬鹿なの?)




絵里(……真姫がさっきから荒ぶっているわ…)





絵里(…私の解答はほぼ全問正解で、間違っているのはここの問題だけなのだけれど……)





http://mup.vip2ch.com/up/vipper42760.jpg



氏名:高坂 穂乃果



絵理(……? これってどういうことなのかしら)ウーン…





海未(…………今一度解答を良く見てみると、この問題…

3+3=8で◎になっているのですが…これは一体……)




海未(……)チラッ…









3+3=3(反転)+3


    =E+3


    =8





氏名:矢澤 にこ




海未「なんと!?」




真姫「!?」


絵里「ブフゥッ!?」




デデーン! 絢瀬ー OUT




海未「え…絵里…?」


絵里「だ…だっってうみがっ…いきなり…ぃ(ビッシーン!!)っんっ!」



真姫(いきなりあんな素っ頓狂な声あげられたらびっくりもするわよ……)




絵里「……」ヒリヒリ…





海未「す、すいません……」


絵里「いえ……大丈夫よ…………」ストッ…





絵里「………」










絵里「………………………」ムムム…?




海未(おや、答案の端に何か……)





[3+3=8の証明はにこの勝ち! この私の得意科目で勝負を挑んだのは間違いだったわね!]





海未(…………誰と何を競っているんですか…)















絵理(…あっ、そういうことね! なるほど)チカーッ!


It's hereじゃねえよw

>>141
1は意味わかったけど2と3の意味がわからん…あとなぜ中国…

別に解説してもいいが
>>1のネタ潰しになる可能性あるからあまり言いたくないかな

>>146

>>141のは適当に探してきたネタ画像でしかないんだ 済まない

2は
「極限」の計算(…で、よかったんだっけ)で、
上の例題の答えを "∞" ではなく、数字の "8" を横にしたものと解釈し
下の問題の解答を "5" を横にしたものにしてしまった、という事

3は
Xの値を求めるべきところを、問題が英語なのを良い事に
"Find x"(=Xを見つけろ)とエキサイトな翻訳して
"It's here"(=Xここにあるじゃん!)という完全な屁理屈回答

あまりにヒネり過ぎたボケは、意味が分かると笑える を通り越して、意味が分かると感心が先に来る ってネタでした


あと俺日本語が壊滅的だから、解説とか大歓迎です。 ボケ解説ネタは……多分今後無かったハズ、うん。

ネタ潰される事になっても、それは投下が遅いこっちの責任ですのでお気になさらず




で、肝心の更新はまだまだできそうにないんだよねーーーー!! チクショウ…

復活



教師「えー…皆さんはもう高校生です、今の時期にこういったところで躓いているようではいけません」




絵里(…………ハッ!いつの間にか解説が終わっていた……)


真姫(……それっぽいこと言ってるようだけどぜーんぶ茶番なのよね……バカらし…)





教師「期末考査でこの点数は…」



海未(!? 期末考査だったのですか!?)


絵里(これが!?)


真姫(高校2学期の期末考査が、2次方程式…

……いえ全然2次方程式じゃなかったけれど)




携帯「~~♪~♪~♪~~♪~~♪♪~」



まきうみえり「!?」





携帯M「~~♪~♪~♪~~♪~~♪♪~」


真姫(…!?)




真姫(わ……私の……携帯……!?  どうしよう………でる…べきよね…?)


携帯M「~~♪~♪~♪~~♪~~♪♪~」








教師「……おや? 誰ですか携帯を鳴らしているのは」




真姫「っ!?」ピッ!



うみえり「……」




真姫(全く……こんな時に何よ!  メール……!? 一体誰が――)










http://mup.vip2ch.com/up/vipper42764.jpg


to凛





デデーン! 西木野ー OUT




真姫「馬鹿はあんたでしょぉぉぉおおお(ベシーッ!!)ぉっ!」





絵里(い…今のって………まさか画像メール……!?)


海未(………このような手まで使ってくるとは……)


真姫「………」ヒリヒリ…






教師「――皆さんの数学の出来があまりにも悪いので、ちょっとした問題を出します。

良く考えれば簡単な問題ですので、ぜひ解けるように」




絵里(……改めて考えてしまうと何なのかしらね、この状況…)




教師「3秒でまんじゅうを1個食べれる人がいます。

と なると、30秒では10個食べれる計算になりますね。


では これを1時間続けるとどうなるでしょうか」




真姫(……本当に普通の問題ね)



教師「えーではこの問題を 園田さん」










海未「…………………………………………………えっ?」




教師「……園田さん どうも話を聞いていなかったようですね」



デデーン! 園田ー OUT




海未「待っ……! 最初欠席あつかいしておいてこれは卑怯でしょ(バッシーン!)ぅおぅ!!」




海未「………」ヒリヒリ…





教師「えーでは次…… 絢瀬さん」


絵里「は、はい!」



ええと…1時間=3600秒なので…

1個食べるのにかかる時間で割って

3600÷3=1200…



絵里「……よって 1200個食べる計算…になります」








教師「いいえ 腹壊して死にます」




デデーン! 全員 OUT




海未「不覚っ……!」バシィーン!


真姫「違うでしょ…違うでしょおっ!!」ベッシーン!


絵里「そ…そういうの…っ…ナシっ……!」ビッシィーン!




教師「まんじゅうを1200個も食べれば死にます。

読解力以前に常識で考えれば分かる問題です」




教師「では、問題点が分かったところで現代国語の授業を始めましょう」



真姫(…………前置き長くない…?)






1時間目 現国





教師「えー…ではまず、皆さんにはこのスライドを見てもらいます」




パチッ





http://mup.vip2ch.com/up/vipper42762.jpg



真姫「……」








http://mup.vip2ch.com/up/vipper42767.jpg



海未「……」フムフム








http://mup.vip2ch.com/up/vipper42770.jpg



絵里「……」ハラショー








http://mup.vip2ch.com/up/vipper42773.jpg



まきうみえり「ブフッッ!!」


デデーン! 全員 OUT




バシーン! バシーン! バシーン!







真姫(一体なんだったのよ今のは……)


海未(……絵里がいるので、"ロシア"というワードをつい意識してしまいますね)


絵里(ロシアって面白い国だったのね)ハラショー…





教師「えー…では教科書の26ページを開いてください」


まきうみえり「…」ペラッ





http://mup.vip2ch.com/up/vipper42775.jpg

絵里「」





http://mup.vip2ch.com/up/vipper42777.jpg

海未「」




デデーン! 絢瀬ー 園田ー OUT





絵里「きょっ……教科書にっ…!落書き…(ビッシーン!)っぃ!!」


海未「更に……っ!こんな手までもが(バシッ!)ぁっ!!」





教師「では――」





絵里(……考えてみれば、教科書の顔写真に落書きは基本よね…)



海未(昔………いえ今もですね……穂乃果はよく教科書にこういった落書きを…)



真姫(落書き……ね………私も用心しないと…)




教師「―――、―――、――」




真姫(…授業自体は結構普通なのね……)ガサッ…



真姫(…? 何かはさまって…)





http://mup.vip2ch.com/up/vipper42779.jpg


(何かやたらすごい楽譜)





真姫(!?)





真姫(えっ…何これ……)




[真姫ちゃんだったらこれぐらいできる(でしょ/よねぇ/かにゃ)~~?]



真姫(……)





真姫(……)プルプル…!






携帯M「~~♪~♪~♪~~♪~~♪♪~」



真姫(…!?)ビクッ!?




携帯M「~~♪~♪~♪~~♪~~♪♪~」


真姫(……)




真姫(…)ピッ






http://mup.vip2ch.com/up/vipper42782.jpg


本文:大変にゃ!

to凛




真姫(…………)





絵里(真姫にメールが来てたみたいだけど……笑って…ない…?)



絵里「…………」フム…





携帯E「~♪~~♪~~♪♪~~~♪~♪」


絵里「…!」ピクッ!





絵里(私にもメール………でも、耐えられないものでもないのかしら……?)ピッ















http://mup.vip2ch.com/up/vipper42786.jpg


本文:ロシアってこんな国なん?

to希




デデーン! 絢瀬ー OUT



絵里「ぷぅちんっっ!!」ビシィッ!





海未(…………絵里が奇声を上げて叩かれました…)




携帯U「~~♪♪~~~♪~♪~♪~~♪」


海未(!……ついに、来ましたか)ピクッ…





海未(二人が為す術も無く撃沈されたメールトラップ………一体どのような……)ピッ















http://mup.vip2ch.com/up/vipper42788.jpg



本文:こっちの授業の様子だよ~

toことり




デデーン! 園田ー OUT


バシィーン!!





真姫(…………)





携帯M「~~♪~♪~♪~~♪~~♪♪~」


真姫(………)ピッ










本文:本当にヤバいにゃ!










http://mup.vip2ch.com/up/vipper42784.jpg


to凛




デデーン! 西木野ー OUT





真姫「意味分から(ベシーン!!)んっっ!!」





絵里(…………もう授業関係ないような気がするのだけれど……)




携帯E「~♪~~♪~~♪♪~~~♪~♪」


絵里「……」ピッ







本文:ねぇ絵里! ロシアがこんな国って本当!?





http://mup.vip2ch.com/up/vipper42805.jpg



toにこ




デデーン! 絢瀬ー OUT





絵里「こういうネタやめなさいよっ!!」ビシィーン!





海未(混沌としてきましたね………こういったやり方は過去の『ガキt「~~♪♪~~~♪~♪~♪~~♪」




海未(………)ピッ…










本文:海未ちゃん! このゲームすごい面白い!


http://mup.vip2ch.com/up/vipper42790.jpg


to穂乃果





海未(………………)



(fromじゃないのか・・・・・)



海未(……)




携帯U「~~♪♪~~~♪~♪~♪~~♪」


海未(……)ピッ










本文:本当に面白いんだってばぁ!!


http://mup.vip2ch.com/up/vipper42813.jpg


to穂乃果





海未(………………………………)





海未(………………あなた、捕まってる設定ですよね?)




携帯U「~~♪♪~~~♪(ピッ!)











http://mup.vip2ch.com/up/vipper42793.jpg



to花陽




デデーン! 園田ー OUT





海未「何なのですかこれはっ…!!」バシィーン!



>>172
感謝



ナンナノデスカコレハッ…!! バシィーン!


真姫(あ、海未ちゃんアウト…)




真姫(……こっちにもまた変なメールが…)






本文:手長族だにゃ!!


http://mup.vip2ch.com/up/vipper42795.jpg


from凛




真姫(…………)





真姫(………単なる偶然の一枚よね…)




携帯M「~~♪~♪~♪~~♪~~♪♪~」


真姫(…………)ピッ










http://mup.vip2ch.com/up/vipper42803.jpg




本文:やべぇ

from凛




デデーン! 西木野ー OUT





真姫「りぃぃいいいぃいいいぃいいいぃぃいいいいいん!!」ベシィッ!





リィィイイイィイイイィイイイィィイイイイイン!! ベシィッ!


絵里(…………また真姫が荒ぶっているわ…)




携帯E「~♪~~♪~~♪♪~~~♪~♪」



絵里(…………授業中にこんなに携帯鳴らしてていいのかしら…)ピッ











本文:絵里ちゃん! ロシアがこんな国って本当!?


http://mup.vip2ch.com/up/vipper42809.jpg



from穂乃果




デデーン! 絢瀬ー OUT





絵里「あなた捕まってるんじゃなかったの!?」ビシーン!





アナタツカマッテルンジャナカッタノ!? ビシーン!


海未(…………今のは…)




携帯U「~~♪♪~~~♪~♪~♪~~♪」



海未(また………着信…………)ピッ










本文:これかわぃいい~~~!!


http://mup.vip2ch.com/up/vipper42800.jpg



fromことり




デデーン! 園田ー OUT





海未「か……完全に一致……っ」バシィーン!





真姫(………もう………………何なのよ…………)




「~♪~~♪~~♪♪~~~♪~♪」


真姫(!)ビクゥッ!!





携帯「~♪~~♪~~♪♪~~~♪~♪」


真姫(……?)ン…?





携帯E「~♪~~♪~~♪♪~~~♪~♪」


真姫(…!)!!


海未(これは……絵里の携帯………ま、まさかっ…!!)





携帯E「~♪~~♪~~♪♪~~~♪~♪」



絵里「~♪」ガンムシーン




うみまき(着信放置…!)




携帯E「~♪~~♪~~♪♪~~~♪~♪」




絵里(何も素直に取る必要はないのよ! これなら―「いけません!絵




教師「絢瀬さん 授業中に携帯を鳴らすとはなってませんね」




デデーン! 絢瀬ー OUT


絵里「」






絵里「え ちょ(ビッシィーン!)いたぁっ!」





携帯E「~♪~~♪~~♪♪~~~♪~♪」



絵里「………」ヒリヒリ…





海未(……間に合いませんでしたか)


真姫(携帯を取らない限り強制的にアウトにされ続けるだけ…と)




携帯E「~♪~~♪~~♪♪~~~♪~♪」


絵里(…………いいわ、ならば受けて立つだけよ)




携帯E「~♪~~♪~~♪(ピッ!)


絵里(何が来ようとも笑わなければいいだけ! それだけの話!)バッ!










本文:絵里ちゃん! ロシアがこんな国って本当!?


http://mup.vip2ch.com/up/vipper42821.jpg



from凛




デデーン! 絢瀬ー OUT





絵里「さっきからこのネタしつこ(ビシーッ!)いぃっ!」



画像が無い…だと……


↓表示されるハズだったヤツ
http://mup.vip2ch.com/dl.php?f=42821





海未(………おや、真姫…?)



真姫「…」スマホポチポチ




海未(まさか……マナーモード…!? ですが…! いや…これならあるいは……)






真姫(エリー あなたの犠牲は無駄にはしn「せんせー 西木野さんがケータイいじってまーす」



うみまき(!?)




デデーン! 西木野ー OUT





真姫「ここまでして私たちをどうしたいの(ベシン!)よおっ!」




ピーンポーンパーンポーン―




『えー…校内放送、校内放送。 そこの2人。今、ネタをスルーしようとしたやろ?』


まきうみえり「……!」





『アカン、あかんでー。バスで園田さんがスルーしようとしてアウトになった事、忘れたんかー?』


まきうみえり「…………」





『せっかくこっちが色々考えたんやから、スルーせんといてやー』




ピーンポーンパーンポーン…








『――あ。 戻ったら、引き出しの中もしっかりチェックするんやでー』



ブツッ




真姫「……先に説明しておきなさいよ…」ブツブツ…



海未(……やはり徹底されてますね。打つ手なし ですか)



絵里(何があの子たちをここまで駆り立てるの……)










携帯U「~~♪♪~~~♪~♪~♪~~♪」
携帯E「~♪~~♪~~♪♪~~~♪~♪」
携帯M「~~♪~♪~♪~~♪~~♪♪~」




まきうみえり(!?)




絵理(こ……これって……!?)


海未(あの人たちは…っ!)


真姫(ここぞとばかりに……!!)







携帯U「~~♪♪~~~♪~♪~♪~~♪!!」

携帯E「~♪~~♪~~♪♪~~~♪~♪!!」

携帯M「~~♪~♪~♪~~♪~~♪♪~!!」




海未(…………)




海未(落ち着きなさい園田海未。日々の鍛練を思い出すのです。

明鏡止水の心で臨めばたとえ何が来ようとも)ピッ










http://mup.vip2ch.com/up/vipper42826.jpg



from希




デデーン! 園田ー OUT





海未「無理です!こんなの無理に決まっ(バシーン!!)ああっ!」





海未「…」ジンジン…




携帯U「~~♪♪~~~♪~♪~♪~~♪」


海未(………あーもう逆に笑う気力も無くなってくれそうです)ピッ










http://mup.vip2ch.com/up/vipper42828.jpg



本文:お兄さん いたんだね


from花陽



海未「グフッ…」




デデーン! 園田ー OUT





海未「ボケを重ねるのは…ククッ……卑怯…(バシン!)」





携帯E「~♪~~♪~~♪♪~~~♪~♪!!」



絵理(……)ピッ










本文:お姉ちゃん! 日本がこんな国って本当!?


http://mup.vip2ch.com/up/vipper42824.jpg



from亜里沙





絵里「うわぁあああああぁあああぁあぁああああぁあああ!!?」アリサァァアアアアアァア!?




デデーン! 絢瀬ー OUT



ビッシーン!





携帯M「~~♪~♪!!~♪~~♪!!~~♪♪~!!!」



真姫(……………)ピッ










本文:今日八百屋行ったんだけどさ










http://mup.vip2ch.com/up/vipper42815.jpg



toにこ




デデーン! 西木野ー OUT





真姫「意味分かっ(ベッシーン!!)ねぇ!?」





真姫(……)ジンジン…




携帯M「~~♪~♪~♪~~♪~~♪♪~!!!」


真姫(………………………………………………………………)ピッ










http://mup.vip2ch.com/up/vipper42817.jpg



本文:だってさ


from凛





デデーン! 西木野ー OUT



ベッシィーン!!……







教師「――――では、授業を終わります」



海未(……終わりましたね)


真姫(やっと……解放されるのね)


絵里(亜里沙ぁ……)シクシク…




教師「号令」



ガタガタッ



キリーツ キオツケー レイ



アリガトウゴザイマシター




教師「それから、授業中に何度も携帯を鳴らしたり騒いだりしていた

西木野さん、園田さん、絢瀬さん。全員アウトです」



まきうみえり「」




デデーン! 全員 OUT



バシーン!バシーン!バシーン!……




授業パート終了ということで、一旦ここまで

結構ミスしてたので見直してきます


最後理不尽すぎww

ボーボボ懐かしいwwww


ダメだ一緒になって笑うwwww



授業を終え アイドルとしての知性と常識力を上げた3人


その成果は、早速発揮される時が来たのであった




午前 9:20



―――部室



真姫「……」

海未「……」

絵里「……」







真姫「……ねぇ。私たち、何でこんな事やらされてるのかしら…」


絵里「………深く考えるほどに分からなくなるから、やめましょう…」


海未「そうですね。では、引き出しチェックといきましょうか」



真姫「そうね……」


絵里「ええ……」










えりまき「……!?」




絵里「う……海未!! 一体どうしたの!?」


海未「? 何かおかしな事でも?」


真姫「今、自分が何を言ったか分かってる…!?」





海未「……? ですから、先程言われた通り引き出しチェックを、と」


真姫「それがおかしいって言ってるの!!」


絵里「海未!しっかりしなさい!! 自分を見失ってはいけないわ!!」




海未「私は普通のつもりなのですが……。 むしろ楽しくなってきませんか?」




えりまき「」




海未「規模もさることながら、ネタが中々に洗練されていて――」


真姫「(エ…エリー………… どう…思う…?)」




海未「分かっていてもどうしても笑わざるを得なく――」


絵里「(多分……本心………ね…………)」




海未「――絵里も言っていたではありませんか。ちょっとしたイベントと思って楽しみましょう、と」


絵里「…! そ…それはこういうものとは知らなかったからで………」




海未「今さらやめられる訳でもありませんし、もう受け入れてしまった方がいいと思いますが。

慣れてくると、次はどんなネタで笑わせに来るのかと楽しむ余裕が―」



真姫「待ちなさい!! 私は絶対にm「待ちません。では開けますね」ガラッ










デデーン! 園田ー アウトー




海未「…!…っ!!……!」バシンッ!




真姫(何やってるのよ………)


絵里「海未……? 一体何があったの…?」


海未「クフフッ………」ユビサシ↓ ユビサシ↓




真姫「私は見ないわ。えぇ絶対に見ない……」










デデーン! 絢瀬ー アウトー



真姫(………………)





真姫「…」チラッ










http://mup.vip2ch.com/up/vipper42830.jpg




デデーン! 西木野ー アウトー





真姫「何よこれぇえええぇええ!?」ベシン!


絵里「違和感がっ……!全然……っ!!」ビシーッ!





絵里「…………」ジンジン…



真姫「……」ジンジン…















絵里「そうね。もう楽しみましょう」



真姫「…!?」!?




真姫「ちょっ……エリー!?」


絵里「悩んだところで仕方もなかったわ。文句はあとで言えばいいわよね」




真姫「やめて…!? 戻ってきて!!」


海未「そうです、後でいくらでも文句は言えます」




真姫「ま…待ちなさいよ! 私は絶対認めないから!!」




海未「あ、ところでこれ 2枚目があるみたいです」サッ










http://mup.vip2ch.com/up/vipper42832.jpg




デデーン! 絢瀬ー 西木野ー アウトー





真姫「やめなさいよおおぉおおおぉおお!!」ベシィッ!


絵里「う…海未っ……そういうのはずるい…(ビシーン!)っ」




海未「私はメールでも見てますからね。流石に慣れました」


真姫(…………)ジンジン…




海未「ただこの引き出し、朝と中身が変わっていまして。前はもっと面白いものが入っていたのですが……」



絵里「どんなものだったの?」


海未「それはですね――あ、そういえば先程のメールの画像が……」ゴソゴソ




真姫「……」



コレデス コレノジツブツガハイッテイマシテ…


アッ コレスゴイ デキガイイワネ


デショウ?



真姫「…………」






海未「――真姫も見てみますか?」



真姫「!?」




真姫「……いいえ、私は結構よ」


絵里「すごいわよ? まるで本物みたいな人形で」


真姫「だから…」




海未「まぁそう遠慮せずに」ガタッ


真姫「!!?」





海未「ほら、見てくださいよ。真姫が洗面に行っている時には、こんなものが引き出しに入っていたんですよ」ズイズイ


真姫「や…やめなさいよ……」




絵里「変なものじゃないから大丈夫よ?」


真姫「ちょっと待…………やめて!!」




海未「ほら、これです。ほら」グイグイ


真姫「やめてって……!」










http://mup.vip2ch.com/up/vipper42752.jpg




デデーン! 西木野ー アウトー





ベッシィーン!……







真姫「……」…





絵里「じゃあ次、私が開けるわね?」



海未「はい。 どうぞ」




ガラッ





絵里「これは……」


海未「DVD…のようですね」




(謎のDVDを発見)




真姫(…………)



絵里「あのモニターはそういう事だったのね」


海未「ですね。再生してみましょうか」




真姫(………………勝手に話が進んでいく…)





フィーン…




ピッ






BB劇場


~第3部 アイドル研究部・魅惑のラブ・ラビリンス~















凛「ぬわぁぁぁぁん疲れたもぉぉぉぉぉぉぉぉぉん」


にこ「チカレタ…」


凛「きつかったっすねー今日は」


にこ「おー今日…すっげぇきつかったわよ~」


凛「何でこんなきついんですかねーもう…やめたくなりますよー何かホント、部活ぅ…」


にこ「どうすっかなーもう、うちもなー」




凛「Foo…――yzw…夜中腹減んないっすか?」


にこ「腹減るなぁ…」


凛「そうっすよねぇ。この辺にぃ、旨いラーメン屋の屋台、あるらしいっすよ」


にこ「あっ。そっかぁ」


凛「行きませんか?」


にこ「行きたいなぁ…」


凛「行きましょうよぉ、じゃけん夜行きましょうねー」


にこ「おっ、そうだな」




にこ「あっそうだ…おい花陽ォ!」


花陽「えっ、何 「アンタさっきうちらが着替えてるとき、チラチラ見てたでしょ」


花陽「いや…見てないですよ」


にこ「嘘つけ絶対見てたわよ」


花陽「何で見る必要なんかあるんですか」




凛「お前さ花…陽さぁ、さっきヌッ 脱ぎ終わった時にさぁ、中々出て来なかったよにゃぁ?」


にこ「そうわよ」


花陽「い、いやそんな事…」




にこ「……見たけりゃ見せてやるわよ」





プツッ




そういやタイキックあるのか?



真姫「………」


海未「………」


絵里「………」










真姫「えっ…今の何?」


海未「さぁ……」





ピッ



絵里「あっ…またついたわ」




にこりんぱな「・・・」




ことり「さぁ 今夜も始まりました「素人演歌道」。司会は私 南 ことりです」


「ではさっそく1組目の方に歌ってもらいましょう」




ことり「にこりんぱなさんで「ハジケ街道恋吹雪」!!!」



♪♪~♪~♪♪~





にこりんぱな「・・・」




真姫「……………3人とも何やってるの…」



絵里「…それはもう今更じゃない?」



海未(替え歌………誰かが確実にアウトになる凶悪なネタが来ましたね)



♪~~♪♪~




♪~



花陽「ひーとを好きになるー事 いいこと 愛ーの表現は色々あるけど」


凛「愛ーのカータチは色々あるけど 決められたーものーじゃな~い」


にこ「誰をー愛そうがー それはーいいことー 常識に縛られたー ものなどいらーなーいー」



♪~♪~♪♪~



にこりんぱな『カタチにーとらわれるなー 常識にー縛られるなー』


花陽「恋をしようー 幅広くー」


凛「人目ー気ーにーするな自由に」



にこりんぱな『下ーをー向かーなくてもいいー 間違ーいじゃーないんだからー』



にこ「恋ーをーしようー 幅広くー」










にこりんぱな『気にするなー 園田に タイキック!』

~♪








デデーン! 園田ー タイキックー




えりまき「」タイ……キック……?



黒服「タチワザサイキョウノムエタイデアソンデアゲル」タッ タッ



海未「途中まで普通に聞いていた私が馬鹿でした」










黒服「チェイサー!!」ブンッ!!



バキィ!!!



海未「あ"っ"っ……!!」


というわけで>>213予言者乙



真姫(うわっ…今の……)


絵里(すごい音が……)



海未(………………………………)ズキズキ…















にこ「ではこれより、東條 希 肥満疑惑について議論するわよ!」



まきうみえり「!!?」




凛「今さら議論する事でもないと思うにゃー」


にこ「まぁそうだけど、そういった根も葉もない噂が流れているのは確か。

希の名誉の為に、ここでハッキリとそうじゃない事を証明するわよ!!」




にこ「じゃあ花陽、お願いできるかしら」



花陽「はい! ええと希ちゃんが太ってない事は、まずは説明するより見てもらった方が早いと思って……」








http://mup.vip2ch.com/up/vipper42835.jpg





花陽「こういうものを、用意してみました」





にこ「なるほど、これは分かりやすいわね」


花陽「はい。そしてデータの方もありまして……」



東條 希 B90/W60/H82


星空 凛 B75/W59/H80



花陽「この数値が既に、希ちゃんは太ってはいない事を証明していますが、

今回は視覚的にも納得してもらうために先程の画像を用意しました」










にこ「………ちょっと待って、おかしいわ」




花陽「えっ…!? な…何か変だったかな…?」


にこ「いや、よく見てみなさい。希と凛のウェストは1センチの差があるのよ」


花陽「…! た…確かに…… 長さを比較したとき全く同じになるのはあり得ないんだ……!!」




にこ「ちょっと貸してみなさい。これは目の錯覚を利用したものだから、矢印の部分を消してと……」










http://mup.vip2ch.com/up/vipper42838.jpg




にこりんぱな「!!!??」





花陽「えっ……? ……あっ…そっか……! 下のが凛ちゃんの…だよ…ね……?」


にこ「い……いえ…………下が…希のよ………」




にこぱな「………………」







花陽「これって………つまり…………」








にこ「……凛、ちょっと話があるわ」




凛「ま…待ってほしいにゃ!!誤解だにゃ!!」




にこ「誤解だったらこれは何なのよ!! アンタもしかしてウェストの数字入れ替えたんじゃないの!!?」




凛「冤罪にゃ!」  ことり「そうだよ!!」



花陽「こ…ことりちゃん……!? 今のはどっちに対して……?」




ことり「凛ちゃんだよ! みんなのステージ衣装を作ってることりがスリーサイズを間違えると思う!?」



花陽「あっ……確かに!」


にこ「!……確かにその通りね……」


凛「だから言ってるにゃ……」




にこ「でも、これでますます分からなくなったわ……」


ことり「皆のスリーサイズには絶対に間違いはありません!!」フンス!


凛「単に画像が間違ってるだけだと思うな」ハァー…


花陽「だ…だれかたすけてー」




ガラッ!!










希「かーちゃん」





「ともだちできひん」

http://mup.vip2ch.com/up/vipper42840.jpg




デデーン! 全員 アウトー





絵里「希なにやっ(ビシーン!)ってぇ!?」



真姫「意味わかん(ベシィッ!)なっ!?」



海未「ゃきにくたむらぁっ!!」バッシーン!





にこ「あらやだこの子ったら! だからグラサンはやめとけってあれほど――」




絵里「………………何あれ……小学生? のつもり…なのかしら」


海未(あー 体張り過ぎて逆に痛々しいやつですコレ……)




希「かぁちゃーん…」ヒシッ


にこ「おーよしよし……」ナデナデ




真姫(……あ、にこちゃんがママって設定なのね………)








真姫「………えっ、普通逆じゃない?」















絵里(…………………中々レアな光景ね)ジー


海未(これは……………………………………アリですね)グッ




真姫「目を覚ませ」ネーヨ




にこ「全く…この子も誰に似たんだか……」ナデナデナデ…



凛「言ってて悲しくならない?」イロイロト






デデーン! 全員 アウトー



バシーン!バシーン!バシーン!……




ウエストの画像がおかしいのは私がコラったからです ご安心を



真姫(…………何だかんだでスルーできなかった…)




海未「残るは真姫の引き出しですが…こちらで開けてもいいですか?」


真姫「…………いいわよ……私が開けるから……」ガラッ…








真姫「……?」ナニコレ…?



絵里「?真姫、何があったの?」


真姫「こんなのが…」つ ボタン



海未(…………!!)




絵里「何かしら、それ…」


真姫「これって……何かのスイッ(パシッ)








海未「……………これは危険です。封印しましょう」


えりまき(!?)




真姫(え…!? さっきまでノリノリだった海未ちゃんが……!?)



絵里「それって……そこまで危ないものなの……?」




海未「はい。これを押してしまったら最後、仲間割れが始まります」


絵里「!?」



真姫(…………もう始まっているようなものだけど…)ナカマワレ…






ガチャッ




まきうみえり「……!」








希「おー、お取込み中だったみたいやな」




希「まあええわ、次の時間は10時から体育や」



希「ジャージ持ってきたから、これに着替えて校庭に集合や。ほなー」



バタン…




真姫「………」

海未「………」

絵里「………」





絵里「今って……50分くらいよね…?」


真姫「次が10時って……もう10分しかないじゃない!」


海未「…すぐに着替えましょう。遅れたらまた難癖をつけられないとも限りません」カタッ…





バタバタッ……







――企画開始から早くも4時間


様々な笑いの仕掛けが、皮肉にもメンバーから笑顔を奪っていく


しかし、彼女らを襲うのは 笑いだけに留まらなくなろうとしていた…




午前 10:00



―――校庭





絵里「何とか間に合ったのはいいけれど……」



真姫「……何なのかしらね、あの黒いステージ…」



海未(あれは…確か……)





希「おーきたか。 じゃあ、今から体育の授業を始めるでー」




2時間目 体育




希「授業内容は、鬼ごっこや」





絵里「鬼ごっこ…?」


真姫「あまりきつくは……なさそう…?」


海未「鬼ごっこ………おに…ごっこ………」ウーム…





希「ルールは簡単や。あのステージから鬼が順番に出てくるから、みんなは逃げるだけ」



希「捕まったら 鬼ごとに罰ゲームが書かれとるから、それを受けてもらうでー」




海未(あ、思い出しました。アレですか………)


真姫(……前言撤回)





希「時間が経つと鬼は戻っていくからなー。時間まで捕まらなければ罰ゲームは無しや」


絵里「……逃げ切ってしまえばいいのね」




希「せや。 でも、校庭の外に出たらあかんからなー。 じゃあ、頑張るんやでー」スタスタスタ…




真姫「……簡単に…逃げさせてはくれないわよね…」



海未「そうですね……」



絵里「でも、何とか頑張れば…」








ブシュー!!




まきうみえり「!!!」




イメージ(※実際の場所は校庭)

http://mup.vip2ch.com/up/vipper42842.jpg



懐かしいな鬼ごっこ
あれは体育館だから面白かった



黒鬼(ハリセン)「・・・」バァーン!



海未「早速ですか…!」タッ!




黒鬼(ハリセン)「・・・」スタタタタタ!



絵里「け…結構早い……!」タダッ!




黒鬼(ハリセン)「・・・」タタタタ… パシッ



真姫「…えっ?」






黒鬼(ハリセン)「・・・」バシンバシンバシン!



真姫「ちょっ…痛い痛い痛い痛い!!」バシンバシンバシン!




海未「ま…真姫!」



黒鬼(ハリセン)「・・・」スタタタ!



絵里「こっちにも来るわ…!」




黒鬼(ハリセン)「・・・」スタタタタタタタ!



海未「……!」タッタッタッタッ!




黒鬼(ハリセン)「・・・」スタタタタタタタタタタタタ… バシッ!



海未(追いつかれ……!?)バシッ!





海未「待っ… 捕まえてないのに叩…痛っ!!」バシンバシンバシン!





絵里「海m―!黒鬼(ハリセン)「・・・」クルッ! スタタタタタタタタ




絵里「…!!」ダダッ!!




黒鬼(ハリセン)「・・・」スタタタタタタタ!



絵里「っ……!……!」ダダダダッ!










プァーン!…




黒鬼(ハリセン)「・・・」クルッ



絵里(に……逃げ切れたの……?)ハァ… ハァ…










ブシュー!!




黒鬼(ひしゃく)「・・・」バァーン!




絵里(しまっ……! ステージが近―)





黒鬼(ひしゃく)「・・・」ベシンベシンベシン!



絵里「あっ!いたっ痛い痛いっ!!」ベシンベシンベシン!





黒鬼(ひしゃく)「・・・」ズダダタタタタ!




真姫(…! こっちにっ…!)ダッ…!




黒鬼(ひしゃく)「・・・」ズダダタタタタ!



真姫(はっ……はやっ…! ほんとに早い…!)タタタタッ!






海未「ちょ……こっちに向かって逃げないでください!!」ダダッ…!



黒鬼(ひしゃく)「・・・」ズダダタタタタ!



真姫「しっ…知らないわよっ……!! こっちだって必死…!」タタタタッ!





黒鬼(ひしゃく)「・・・」パコーン!!



うみまき「!!!っ…!」パコーン!!




プァーン!…



黒鬼(ひしゃく)「・・・」クルッ






真姫「……想像してたのと全然違うんだけれど…」



絵里「かなり……早いわね…………」



海未「ああいう人って……どこで見つけてくるんでしょうね……」ズットキニナッテルンデスガ…










ブシュー!!



まきうみえり「!!!」




黒鬼(ふとんたたき)「・・・」バァーン!





絵里「ふ……ふとんたたきって……!」



海未「」ダッ!



真姫「あっ…ちょっ…速攻で逃げてんじゃないわよ!!」ダダダッ!




黒鬼(ふとんたたき)「・・・」クルン! クルン! スタン! クルン!




真姫「ちょ……何か側転しながら迫ってくる!?」タッタッタッタッタッタ!


絵里「怖い!! 怖い!!」スタタタタタタタ!


海未「……っ!…!!…っ!」ダッダッダッ!





黒鬼(ふとんたたき)「・・・」クルクルン! スタンクルン!



真姫「ちょっ……何でそんな早っ……!」タッタタタッタッタ!!





黒鬼(ふとんたたき)「・・・」バシーン!



真姫「……!っっ!!」バシーン!




黒鬼(ふとんたたき)「・・・」スタンッ! ダダダダダダ!



絵里「!? ほんとにはやっ……!」ダダッダダッダダ!





黒鬼(ふとんたたき)「・・・」ダダダダダダダダ… バッシーン!



絵里「あ痛っ……!!」バッシーン!






黒鬼(ふとんたたき)「・・・」ダダダダダダ!




海未「…!!」タタタッ!!




黒鬼(ふとんたたき)「・・・」ダダダダダダダダダ!



海未「……っ!!」タタタタタタタタタッ!!















ブシュー!!




黒鬼(一本)「・・・」バァーン!





海未「……!!?(正面…っ!)」




黒鬼(ふとんたたき)「・・・」ダダダダダダ… バシーン!


黒鬼(一本)「・・・」ズダダダ… バッシィーン!!




海未「ちょっ……!?」バッシィーン!! バシーン!





プァーン!…














海未「」チーン



絵里「だ……大丈夫…?」


真姫「……………………自業自得よ…」




海未「…………ハイ」








ブシュー!!



まきうみえり「!!!」










黒鬼(園田ビンタ)「・・・」バァーン!




海未「ピンポイントですかぁあああぁあ!?」ダダダダダッ!



絵里「こ…これって……私たちが盾になれば……!」




真姫「…………私はやらな(パシッ)





真姫(………えっ?)




黒鬼1「・・・」ガシッ

黒鬼2「・・・」ガシッ



海未「ちょ…ちょっと待って下さい。私捕まっ(パシーン!!)





黒鬼(園田ビンタ)「・・・」




海未「…」





真姫(………)








プァーン!…




真姫「……………………………あの…ごめん……」


海未「いえ……」


絵里「……」










ブシュー!!



まきうみえり「!!!」







…ショー!




絵里「…………えっ?」


海未「………!?」


真姫(あれ? ……あの子って…確か………)










亜里沙「みなさん!おはようございます!」



絵里「あ…亜里沙ああああぁあああ!?」




海未「亜里沙!! な…何故ここに……」


真姫「あなたって……絵里の妹……よね…?」



亜里沙(---)「あっ…!そうでした……」ゴソゴソ










亜里沙(はりせん)「はりせんですよーーー??」アリーチカ!




真姫「…………和むわね」フフッ


海未「癒されますね」クス


絵里「亜里沙はいい子ねー」ニヘラ










デデーン! 全員 アウトー








真姫「ちょっ……!これもあるの…!?」ベシーン!



海未「ああっ…!!ついつられて……!」バシーン!



絵里「待ちなさい!私はただ妹を愛で(ビシィッ!)」




亜里沙「・・・」ワァー…




真姫「………………すっかり忘れてたわ…」ヒリヒリ…


海未「……………」ズキズキ…


絵里「あーもう……なんなのかしら……」ヒリヒリ…







亜里沙「みなさんスゴいです!!」ハラショー!


まきうみえり「……!!?」




亜里沙「おしりをたたかれてもヘイゼンとしていられるなんてすごいです!

うたって踊れるだけじゃなくて、そんなこともできるんですね!!」




真姫(し…視線が眩しいっ……!!)


海未(あっ、今心がとても痛いです)


絵里「そ…そうなのよ~…お姉ちゃんたちは色んなことができるのよー…」





亜里沙「こういうのを、ヨゴれアイドル っていうんですよね!!」



まきうみえり()




真姫(い……意味が分かってないだけ…よね)


海未(何てことを……。 ……一体誰が)


絵里(誰……? 誰の入れ知恵……!?)





亜里沙「あっ………もしかして……へんなことば…でしたか…?」



うみえり「!?」


真姫(えっ…… そ…そういうのは分かっちゃうの…?)




海未「……亜里沙、落ち着いて下さいね。

確かに今のは間違っていましたが、だからといって私たちは怒ったりなどはしていません。ええ」



絵里「そ……そうよ亜里沙! お姉ちゃんたちは大丈夫だから…! ね?」ダレガアリサニコンナコトヲ…!



亜里沙「は……はい…」










海未「……ところで、よくそのような難しい言葉を知っていましたね…?」



亜里沙「あっ、それはですね…! ダイホンをわたされてセリフをがんばっておぼえたんです!」パァァ!




絵里「やり口が汚いわよっ!!!」ダンッ!!



まきうみあり()ビクッ!!




亜里沙「お…お姉ちゃん…?」オロオロ…



絵里「あっ…違うのよ、亜里沙……つい興奮しちゃって……」






亜里沙「……そういえば私、みなさんをぜんぜんわらわせられていません…」シュン…



まきうみえり(!!)





亜里沙「みなさんをがんばってわらわせようって……この日のために…れんしゅうしてきたのに…」ウル…





真姫(………この子に一体何をさせてたのよ)


海未「大丈夫です亜里沙。その人達の言っていた事は全てデタラメです。だから…」










デデーン! 絢瀬ー アウトー




絵里「……」ビシーン!



うみまき(!!)


亜里沙「……!」





絵里「………いいえ、あなたはすごい子よ、亜里沙」ヒリヒリ…







絵里「だって、こんなにも人を笑顔にすることができるんだから」ニコッ





デデーン! 絢瀬ー アウトー





ビシーッ!




真姫(エリー……あなた……)


海未(……絵里…)




絵里「ええ、あなたはとても優しい子なのよ、亜里沙…」ジンジン…



亜里沙「お姉ちゃん……!」




絵里「どう…? これだけ笑わせたから、皆は亜里沙を褒めてくれるかしら?」








亜里沙「お姉ちゃんなら10回くらいはわらってくれるって…みなさんが…」




絵里「やってやろうじゃないぃぃいいいいぃいいぃいぃ!!」





アリサァアアアアァアアアア!!




バシーン!バシーン!!バッシーン!バシーッ!バシーン!!バッシーン!バシーッ!バッシーン!バシーン バシーン…






黒服's「エリサン スコシオサエテ」ゾロゾロ…





プァーン!…



亜里沙「みなさん! がんばってください!」ノシ










絵里「………………………」ジクジク…!




真姫(エリー……)



海未「……お疲れ様です」




絵里「亜里沙に……なんてことを……」ブツブツ…


海未「………煩悩の只中に放り込まれて、よく無事でいてくれました…」


真姫「…………純粋ではあったわね」










ブシュー!!!



まきうみえり「!!!」ビクッ!




理事長「・・・」バァーン!


(理事長出現)




絵里「り…理事長?」



真姫「…え? どうして理事長が…」





理事長「――皆揃っているようですね。 ではこれより「絶対に捕まってはいけない鬼ごっこ」を開始します」



海未(…!)





 ―絶対に捕まってはいけない鬼ごっこ―






午前 10:20





海未「絶対に捕まってはいけない…鬼ごっこ……」



真姫「え……? それじゃあ…さっきまでのは…?」





理事長「今までのは単なる前座よ。 準備運動と言ってもいいわね」



絵里(じゅ…準備運動……)アレダケタタカレテ…




理事長「アイドルたる者、鬼から逃げる体力はもちろん、

ある意味ではストーカーとも言える鬼を振り切る能力も必要よ」




理事長「熱狂的なファンに いつ何時つけられて自宅を特定されないとも限らない以上、

この鬼ごっこを通してそういったスキルを身につけてもらうわ」






真姫(何なのこれ……)



絵里(微妙に納得できるような気が…しないでもないのが……)



海未(なるほど、盲点でした…)




理事長「さっきまでので大体の感覚は掴めたかしら? 制限時間は今から1時間よ」



真姫「い…1時間!?」


海未「なんと……」


絵里「さっきのを…1時間も…」






理事長「更に、時間によって鬼が戻ることもありません。 ですが、それに伴い

逃げれる範囲を学校全体に拡げます」




真姫「そ……それなら…」


絵里「どうにかやり過ごせそうね…」


海未(……鬼が戻らないというのが引っかかりますが…)




理事長「それとここからは、笑ってしまったとしても不問にするわ」



理事長「では、始め!」






ブシュー!!






黒鬼's「・・・」バァーン!x6




まきうみえり「!!!」




黒鬼's「・・・」ズダダダダダダダ!






海未「こう来ましたか…!」ダッ…!


真姫「……!!っ!」ダダダダッ!


絵里「逃げましょう…っ!」ダダダダダダッ!!








黒鬼's「・・・」ズドドドドドドド!




海未「くっ………!」ダタタタタタタタッ!




黒鬼(???)「・・・」ダダダダッ!





海未「……!」ダタタタタタタタタタッ…!



黒鬼(???)「・・・」ダダダダダダダダッ!






海未(……)ダタタタタタタタッ…! チラッ…










黒鬼(三本)「・・・」ダダダダダダダダダダダダダダダダッ!




海未(さ………三本…っ!? あんなものに捕まったらっ……!!!)ダダダッ…!!




黒鬼(三本)「・・・」ダダダダダダダダダダダダッ… ガシィッ!!




海未(!!!!!!!!)







黒鬼1「キミガ」ザッ黒鬼2「ナクマデ」ザッ黒鬼3「ナグルノヲヤメナイッ!」ザッ!



バババシンッ!!!




海未「…っ!……!!」ピク…ピク…!




絵里「う………海未…っ!!」タッ タッ タッ!



真姫「…!! 向こうから……!?」タタタタッ…








黒鬼(タイキック)「・・・」ダダダダダダダダダダダダダダダダッ!



えりまき(!!!)




真姫「あ……あれって… さっき海未ちゃんがやられてた…!」ダダッ!



絵里「かなり痛そうな…!  絶対に捕ま(ポンッ)




絵里(………!?…!!?)バッ!!








黒鬼(猫パンチ)「・・・」




絵里(………!?)






ニャビシッ!!




真姫「いつまで倒れてるのよ…! ほら!急いで…!!」




海未「あ…危ないです……!真姫…… 私の事は置いて早く……!」


真姫「そういうわけにもいかないで――」









黒鬼(コスプレ)「・・・」アラアラ ウフフ♪





うみまき()




ダッッ!!x2


タッ…










真姫「変なの出てきたぁぁああああ!?」ダダダダダダダダッ!


海未「ことりですよね!? あれ絶対ことりですよね!!?」スタダダダダダダダダッ!




黒鬼(コスプレ)「・・・」ウフフフフフフフフフフフフフフ♪





真姫「な…なんなの…!? 何なのよアレ!?」ダダダダダダダダダダダッ!


海未「あ…足音が聞こえないんですがぁああああ!?」ダダダダダダダダダダダダッ!!




絵里(う……海未たちが……!)






黒鬼(タイキック)「・・・」ダッ!!


黒鬼(三本)「・・・」ダッッ!


黒鬼(猫パンチ)「・・・」ニャッ!!





絵里(こっちに………っ!)ダダッ!!






黒鬼's「・・・」ズドドドドドドド!















真姫「なっ……なんで一緒になって逃げてるのよぉおおお!」ダダダダダダダダダッ!


絵里「つ…!つい……!!」ダダダダダダダダッ!


海未「3人も追加で連れて来ないで下さい!!」ダダダダダダッ!!






ズドドド!!   ダダダダダ……







黒鬼's「・・・」キョロキョロ……








絵里「な……何とか……逃げ切ったわね…」ハァ… ハァ…



真姫「まったく……こっちのことも……考えなさいよ……」ハァ… ハァ…



海未「少し………休みましょうか………」ハァ… ハァ…















黒鬼(ワシワシ)「・・・」ジー




まきうみえり( ゚д゚ )




黒鬼(ワシワシ)「・・・」










黒鬼(ワシワシ)( ゚д゚ )?






まきうみえり「」ダッ





黒鬼(ワシワシ)

 ⊂( ゚д゚ )

   ヽ ⊂ )
   (⌒)| ダッ
   三 `J







絵里「あれ絶対希よねぇぇええぇえええ!!」ダダダダッ!


真姫「何やってんのよぉおおおおぉおお!!」ダダダダダダダダッ!


海未(これは…まずいですね……何とか…(ポンッ)




海未(……!? しまっ…)










黒鬼(紙芝居)「・・・」b



海未「へ…ぁ?」




絵里「海未が…!」ダダダダダダダダッ!



真姫「気にしてる場合じゃないでしょ……!? こっちだって…」ダダダダダダッ…










       ____         / ̄ ̄ ̄\
       /___ \      /  ___ ヽ
    /  |´>ω<`|  \    /   |´・8・`| \ みんな~
   /     ̄ ̄ ̄   \  / _,    ̄⊂二二)
   |  i          ヽ、_ヽl |        |
  └二二⊃         l ∪  |          |
     |   ,、___,    ノ    |    ,、   |
     ヽ_二コ/   /     ヽ  / \  /
   _____/__/´     __ヽノ____`´





えりまき()





黒鬼(紙芝居)「・・・」


海未「……」






黒鬼(紙芝居屋)「・・・」チリンチリーン



(紙芝居屋 登場)




黒鬼(紙芝居屋)「・・・」キキーッ ガチャッ





黒鬼(紙芝居)「・・・」


海未「……」





黒鬼(紙芝居屋)「・・・」カチッ


『――――』





黒鬼(紙芝居屋)「」ペラッ


『――むかーしむかし、あるところに おじいさんとおばあさんが…』





黒鬼(紙芝居)「・・・」


海未「………………」




真姫「メンバー総出でバカやってんじゃないわよ!!」ダダダダダダッ!


絵里「……っ!!」ダダダダダダッ!







黒鬼(ワシワシ)「・・・」ズドドドドドドド



絵里「待っ………何でこっちっ…!?」ダダダダダダッ!






黒鬼(ワシワシ)「・・・」ズドドドドドドド… グワシィッ!!



絵里「ちょっ……! 希! やめなさ…」





ワシワシィ!!




真姫(エ……エリー…!)ダッダッダダッ!



黒鬼(コスプレ)「……!」クルッ! スタタタタタ……
黒鬼(猫パンチ)「……!」クルッ! スタタタタタ……




真姫(ふ……二人がエリーの方へ……!!)ダッダッダダ……










黒鬼(ワシワシ)「・・・」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!



真姫(!?!!?)




黒鬼(ワシワシ)「・・・」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!



真姫「早っ………足はやっ!?」ダダダダダダッ!







黒鬼(ワシワシ)「・・・」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!



真姫「い……いったい何なのよその執念!?」ダダダダダダダダダダダダッ!!







ガシッ!!



ヤ…ヤメナサイ!コノセクハラ―






ガシワシィ!!





―――


―――――――――


――――――――――――――――




―――4分後




海未「…………………」






黒鬼(紙芝居屋)「」ペラッ


『――めでたしめでたし』




『おしまい』





黒鬼(紙芝居屋)「」パタン




海未(…………紙芝居……全部…真っ黒でしたね……)



黒鬼(紙芝居)「・・・」パチ パチ パチ パチ





海未(…)



黒鬼(紙芝居)「・・・」パチ! パチ! パチ! パチ!





海未「………」パチ パチ パチ パチ…




―――???





理事長「開始から10分が経過したようね……そろそろ頃合いかしら」





理事長「では、予定通り始めましょう――」






現在の時刻

午前 10:30
(終了11:20)



―――校舎裏





海未「……」ポツーン…






海未(………………はぐれてしまいましたね)






海未(2人共、どこへ……(ポンポンポン!)…!?)ビクッ!?





ポン ポン ポン ポン…










携帯『チチ! ヨセマッセー!!』




海未「何ですかこの着信音」ピッ




携帯『ミッション:ハンター追加を阻止せよ!』



海未「混ざった!?」



海未「……現在エリア内に3つのBOXが設置されている。中には凍結されたハンターがおり」










―――???


絵里「ゲーム残り40分になると解凍され、エリア内へと放たれる。それを防ぐには……」








―――???


真姫「BOXについている2つのレバーを同時に下ろし、解凍を止めなければならない……ですって…!?」







ミッション:ハンター追加を阻止せよ!



ハンター解放まで

  残り10分







―――校舎裏




海未「…」ピッ ピッ ピ




携帯「…」ピリリリリ!… ピリリリリ!…ピッ








『――もしもし 海未?』



海未「はい。 絵里、今どこにいます?」




『場所ね。 私は、今――』







絵里「更衣室にいるわ」




―――更衣室





『更衣室…ですか…?』





絵里「ことりに捕まっちゃってね。コスプレさせられている内に真姫ともはぐれてしまったの…」



『なるほど、それは災難でしたね…』





絵里「とりあえず、合流しましょうか。 2人いないとダメみたいだから」



『ですね。 私は先ほどの校舎裏です』




絵里「そこから、BOXは見えたりする?」



『いえ、ありませんね。 その様子だとそちらも?』





絵里「ええ。近場にそれらしきものは見当たらないわ」



『そうですか、では―――とりあえず、私がそちらに向かいますか?』





絵里「そうね。 代わりに、真姫への連絡は私が」



『了解しました。 もし移動途中にBOXが見つかったら連絡します。 では。(ピッ)』




絵里(……こういう時、海未みたいな子がいてくれると助かるわね)ピッ





絵里「さて、真姫にも連絡しないと」ピッ ピッ ピ




携帯「…」ピリリリリ!… ピリリリリ!… ピリリリリ!…(ピッ)







絵里「もしもし 真姫?」



『………………もしもし』




絵里「連絡が遅くなってごめんなさい。いま海未と話してて―」



『……別にいいわよ…それで?』



絵里「メールは見たわよね? 2人でないとミッションはできないみたいだから、とりあえず合流しようって事に…」








『………………BOX、1つここにあるわよ』



絵里「…!!」



『鬼から逃げた先に 偶然、ね』





絵里「ナイスよ真姫!! 今どこに?」





『………音楽室』




絵里「……」クスッ…



『……………今、笑ったかしら…?』





絵里「フフッ…いえ、真姫らしいと思って」



『…………』





絵里「じゃあ、今からそっちに向かうわ」



『………私はここで待ってればいいかしら?』





絵里「そうね。お願い」



『……分かったわ』




―――音楽室





『海未にも私から連絡しておくわね。 じゃあまた。(ピッ)』



真姫「…」ピッ…




真姫「…」










真姫「……」ムスッ…




真姫(……何よ、海未ちゃんもエリーも、真っ先に連絡なんて取り合っちゃって

せっかく知らせようとしたらもう通話中ってどういうことよ…!?)





真姫(そりゃ……普段からμ'sの練習決めで2人で話したりしてるんだろうけど…

私とも曲の事で話したりしてるでしょ……!?)





真姫(伝言だって、ここで待ってるだけの私に頼めばいいのに……

もう……何なのよ……!)





真姫(…………)ムー…




―――校内





『――というわけよ』



海未「なるほど。 では私も音楽室に向か………!」





『どうしたの?』



海未「ちょっと待ってて下さい。 BOXを発見したかもしれません」





『!!』



海未「丁度、窓から……渡り廊下のところに……」










海未「……間違いないようです。渡り廊下にBOXがありました」





『すごいわ! これで2つね…!』



海未「ええ。とりあえず……っ!?」




―――校内 別所





絵里「海未!? どうしたの!?」



『見つかりました…! すいません、切ります!』





絵里「…! 分かったわ! BOXは私達に任せて!!」



『はいっ…!(ピッ!)』





絵里(急いだ方がよさそうね……!)ダッ!








ハンター放出まで

  残り7分




―――音楽室



シーン…





真姫「…」





真姫「…」チラッ








黒鬼(しゃもじ)「・・・」(BOX)デデドン!




真姫「………………」




真姫「…」





真姫「…」チラッ








ピアノ「・・・」グラードン!




真姫「………………」







真姫「…」







真姫「…」スッ…







スタ スタ スタ スタ…




真姫「」ビクッ!




スタ スタ スタ スタ…






黒鬼(タイキック)「・・・」スタ スタ キョロ キョロ






スタ スタ スタ スタ…










真姫「…」ドキドキドキ




スタ スタ スタ………




真姫「…………」ジッ…










シーン…






真姫「………………」










真姫「……」ホーッ…




黒鬼(しゃもじ)「・・・」(BOX)…




―――校内




ダダダダダダッ…!










黒鬼(三本)「・・・」ダダダダダダッ!



海未(ま……またこれですか…!! この鬼は特に早……(ガシッ!)……!!)





海未「しまっ……」




黒鬼's「イクゼ シヘノ4カウント」ゾロゾロ





黒鬼「ボン!」


海未「あっっ!」スパン!





黒鬼「ボン!」


海未「いつっ!」スパン!





黒鬼「ボン!」


海未「うっ…!」スパン!







黒鬼「ボンッ!!」


海未「!!!? !? !?」スパーン!!




黒鬼's「・・・」ゾロゾロ




海未「………えっ?」ナゼ…ヨンカイモ……










――ゥミチャァァァァァァァァァアアン



海未(……!!)ビクッ!















ことり(コスプレ)「こすぷれしよおおおぉおおおぉぉぉおおぉぉぉぉぉおおおおおおぉおおお!?」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!



海未「!!?」




ことり(コスプレ)「うみちゃぁぁああああぁああああああぁああああああんこすぷれしよおおおぉ
おおおぉぉぉおおおぉおおおおおよぉおおぉおおおおおぉぉぉぉぉおおおおおおぉおおお!!」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!




海未「」ダッッ!!!






ことり(コスプレ)「ぜぇえええぇええぇええええええぇええぇえええったいにぃいいいいいぃいい
いいぃいいぃぃいいいいいいいぃにあうからぁあああああぁあああああぁああぁぁあああ!!」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!




海未「」スタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタッ!!!






ことり(コスプレ)「うみちゃぁぁああああぁああああああぁああああああんおねがぁああああぁあ
ああああぁぁああああぁぁあぁぁあぁぁああああぁあああああああああああぁああああい!!」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!







海未(ずるいです。あんなの勝てるわけがありません)スタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタッ!!!




―――音楽室





真姫「…」







ガラッ!




真姫「」ビクッ!






絵里「おまたせ、真姫」



真姫「エ…エリー……びっくりさせ…」





真姫「……………………………その恰好は…?」




絵里「あ――そういえば真姫には言ってなかったわね。

あの後ことりに捕まってコスプレさせられちゃって…」




真姫「…………」ジーー






絵里(弓道着)「へ、変だったかしら……?」






真姫「あっ… いや……その………………ニ、ニアッテルトオモウ…」ボソボソ…




絵里「?…まぁとりあえず、このBOXをロックしちゃいましょうか」チラッ








黒鬼(しゃもじ)「・・・」デデデ、デ デデドン!




絵里「……」




絵里「………………」ジー…



黒鬼(しゃもじ)「・・・」ムフゥ… ニコシ、コレハナカナカノモノデスゾ







絵里「これって………花陽………?」シャモジ ッテ…



真姫「多分ね……」ジミニイタソウジャナイ?










黒鬼(しゃもじ)「・・・」イイエ、ソノトオリ。ワタシハココノマスターダ。



絵里「……………………ここでロックしたら、あとはずっとこの中なのかしら…」




真姫「そうも言ってられないでしょ。 さっさとロックしちゃいましょ」



絵里「そうね……」










黒鬼(しゃもじ)「・・・」ツキマトウナ!ワ…ワタシハモノトリーナンカジャナイ!





ガシャン!








MISSION COMPLETE


凍結ハンター 残り2体



ハンター放出まで

  残り5分




―――校内




ダダダダダダッ…!










ことり(コスプレ)「うみちゃぁぁああああぁああああああぁああああぁあぁあぁああああぁん!!」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!


海未「」スタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタッ!!!






ことり(コスプレ)「うみちゃぁぁああああぁああああああゲホッ!ゴホッ!!ゴホッ!う…う"み"
ちゃぁあああああん…」ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダタタタ…



海未「」スタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタッ




ことり(コスプレ)「ま…待って……うみ…ちゃ……」タッ… タッ… タッ…… タッ……




海未「」スタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタッ……







ことり「ウミ…チャ…」バタッ…





タタタタタタタタタタタタタタタッ………















上手く 撒いたようだ

























黒鬼(ワシワシ)「レザーバックアタックダ!」ザッパァーン!!




海未(!?!!?)サッ…!!






黒鬼(ワシワシ)「・・・」スカッ ズザザザザザザ…!



海未「……」







黒鬼(ワシワシ)「・・・」トリデヲマモルヨクリュウ カイヒリツ30%



海未「……」










黒鬼(猫パンチ)「・・・」チョウセンシャガアラワレマシタ



海未「……!!」




黒鬼(猫パンチ)「・・・」ヨベバクルヤツ



海未「……」ライガー インストレーションシステムコール…



黒鬼(ワシワシ)「・・・」イマヨ ラグ! ワタシニ マホウヲッ!















黒鬼(猫パンチ)「・・・」スカニャー!!



黒鬼(ワシワシ)「・・・」SLATTERN!!



海未「……」サイソクノイェーガーダ ッシュ!!




―――渡り廊下








絵里「――あった! 海未の言ってた通りね!」タッタッタッ…!






真姫「……で、当の海未ちゃんは?」タッタッタッタッ…




絵里「それが、話してる途中に見つかったらしくて……」タッタッ… スタ スタ






真姫「それっきり音沙汰が無いわけね…」スタ スタ スタ スタ




絵里「そうなのよ……。 あの子の性格なら、一段落したら連絡を入れてくれると思うのだけれど…」スタ スタ スタ…



真姫「……考え過ぎじゃない?」スタ スタ スタ…





絵里「でも…メールの直後に連絡があるような、しっかり者の海未よ?」スタ スタ…



真姫(…!?)ムカッ…!





絵里「合流しようとも話していたし、あんな後味の悪い切り方のままだとは考えられないのよね…」



真姫「………………ならこっちから掛けてみればいいじゃない」




絵里「そうしたいけど……もしかしたらまだ取り込み中かもしれないし……」



真姫「…」イラッ…






絵里「……とりあえず、あのBOXをロックしちゃいましょう」



真姫「…………………そうね」イライラ…










携帯「…」ピリリリリ! ピリリリリ!



えりまき(!!)




絵里「海未からだわ!」ピッ!



真姫(…………私…に来るわけはないわよね。 ……そりゃあね…!)イライライラ…





絵里「もしもし?! 海未?!」



『はい、もしもし。ええと……』










『3つ目のBOXが見つかりました』



えりまき(!!?)




絵里「ど…どういう事なの?!」  真姫(どういう事なの…!?)




『あの後、執拗に追ってくるハンターたちを振り切るために講堂へ逃げ込んだのですが―』







絵里「そこに、BOXがあった…という事ね?」




『はい、ステージの真ん中に』




真姫(すごい偶然ね……)




絵里「……分かったわ。今、私達は、2つ目のBOXをロックするところだったの」




『なるほど、真姫と合流できたのですね』




絵里「ええ、代わる?」




真姫(……!)







『? 真姫が私と話したがっているのですか?』ハテ?




真姫(…!?)イラッ…!




絵里「あっ、」ソウイエバ、トクニハ




絵里「真姫、どうする…?」ハナシテオク?



真姫「…………」







真姫「……別にいいわ」




絵里「そう――もしもし? 大丈夫だったみたい」



『はい。 では…講堂で合流する事にしましょうか?』






絵里「そうね、そこで待っててもらえる? すぐにそっちに向かうわ」



『了解です。では。(ピッ)』







絵里「じゃあ、急ぎましょうか!」ピッ!



真姫「……そうね」




絵里「元はと言えばこれをロックしにきただけなのに、随分時間がかかっちゃったわね……」



真姫(…………誰かさんが無駄話してたからじゃないかしら)





絵里「とにかく、もう終わらせましょう!」



真姫「……ええ」















黒鬼(にっこにっこにー)「・・・」(BOX)



えりまき「」




黒鬼(にっこにっこにー)「・・・」(BOX)ネスノHPハ0ニナッタ! ジェフノHPハ0ニナッタ!


えりまき「…………」















黒鬼(にっこにっこにー)「・・・」(BOX)ハロー!ソシテ…グッドバイ…スルカイ?



えりまき(……………………)

























ガシャン!!




MISSION COMPLETE


凍結ハンター 残り1体



ハンター放出まで

  残り2分




―――講堂




海未「……」






海未(残り、2分程…。 結構ギリギリの時間設定なのですね…)






海未(あれで最後の1つなのですが、果たして間に合うでしょうか……)







海未「…」チラリ










(BOX)「・・・」ゴゴゴゴゴ…




―――校舎内




タッタッタッタッ





絵里「結構時間が経ってる…! 急がないと!」タッタッタッタッ!



真姫(長話なんてさせてる場合じゃなかったわ……!)タッタッタッタッ!






ピーンポーンパーンポーン




えりまき「!」






理事長『校内放送、校内放送。逃走者の方々に連絡します』






理事長『ハンター解放まで、残り1分を切りました』






ハンター放出まで

  残り1分




えりまき「!!」



理事長『繰り返します。ハンター解放まで、残り1分を切りました』






絵里「場所は分かってるのにっ……!」タッタッタッタッ!!



真姫(…! このままだと…!!)タッタッタッタッ!!








ハンター放出まで

  残り50秒





―――講堂






理事長『――繰り返します。ハンター解放まで、残り1分を切りました』





海未(…………まずいですね…このままではハンターが……)






携帯「…」ピリリリリ! ピリリリリ!




海未「!」ピッ!







海未「絵里! 今どこに―」



『海未ちゃん! 今すぐそこから逃げて!!』




ハンター放出まで

  残り40秒





海未「ま、真姫?!…いえ、それより今のは?!」



『分からないの!? そこにいたら、出てきたハンターに捕まっちゃうじゃない!!』





海未「で、ですが…! まだ時間は―」



『もう間に合わないわ!!』





ハンター放出まで

  残り30秒





海未「そんな……ここまできて!」



『早くしなさい!! もう時間が…!』





ハンター放出まで

  残り25秒




海未「折角見つけられているのに、諦めるというのですか…!?」



『たかが1体増えるだけでしょ!? そんなの何とかできるわよ!!』





ハンター放出まで

  残り20秒




海未「で……ですが!!」  エリーカラモ!



『海未……残念だけど、間に合いそうにないわ。 そこから逃げて…!』



海未「…!」





ハンター放出まで

  残り15秒





海未「……分かりました…」




『ごめんなさい……!』




海未「……っ!」ダッ!





タッタッタッタッ…!







ハンター放出まで

  残り10秒





―――講堂前





海未「…」ガラッ!
えりまき「海未っ!!」タッタッタッ…!


  残り9秒





海未「…!絵里!  ……絵里?」
絵里「ごめんなさい! 間に合わせられなくて…っ!!」タッタッタッ…


  残り8秒





海未「い…いえ……。 それよりその恰好……」
真姫「そんなことより逃げるのが先でしょうが!!!」


  残り7秒





海未「そ……!そうでした……」
真姫「急ぐわよ!」ダッ!


  残り6秒





絵里「行きましょう!」ダダッ!
海未「はい…!」ダッ!!


  残り5秒




絵里「ごめんなさい……海未が見つけてくれていたのに…!」タッタッタッ



真姫「それは……私も……」タッタッタッ



海未「いえ。 早くここから離れましょう!」タッタッタッ






タッタッタッタッ……










  残り1秒




―――講堂
















ブシュー!!














黒鬼(???)「・・・」ヌッ





















ハンター放出



―――音楽室




















黒鬼(しゃもじ)「・・・」(BOX)





黒鬼(しゃもじ)「・・・」(BOX)










黒鬼(しゃもじ)「・・・」(BOX)ダレカタスケテー




ガラッ





黒鬼(コスプレ)「・・・」ヤッホー





黒鬼(しゃもじ)「・・・」(BOX)コトリチャーン



黒鬼(コスプレ)「・・・」チョットマッテテー




ガチャッ





黒鬼(しゃもじ)「・・・」アリガトー



黒鬼(コスプレ)「・・・」イエイエ オツカレー






黒鬼(しゃもじ)「・・・」コスプレ スッゴクヨカッタネー



黒鬼(コスプレ)「・・・」ココカラモットハリキッチャウヨー






黒鬼(しゃもじ)「・・・」ガンバッテネー ノシ



黒鬼(コスプレ)「・・・」ウン♪




―――渡り廊下





















黒鬼(にっこにっこにー)「・・・」(BOX)257、256、255、254、253…




黒鬼(猫パンチ)「・・・」



黒鬼(にっこにっこにー)「・・・」(BOX)ナニカヨウカ?ナニモヨウジガナインダッタラアッチイケ。イマオレハスウジヲヘラシテイルトコロナンダ。







黒鬼(猫パンチ)「・・・」 ニア(クサリヲハズシテヤルカ)



黒鬼(にっこにっこにー)「・・・」(BOX)252、251、250…







黒鬼(猫パンチ)「・・・」  (クサリヲハズシテヤルカ) ニア(コノママナガメテルノモイイカ)



黒鬼(にっこにっこにー)「・・・!?」(BOX)チョッ、ジョウダンダカラ…!







黒鬼(猫パンチ)「・・・」 ニア(コノママナガメテルノモイイカ)



黒鬼(にっこにっこにー)「・・・!!」(BOX)ヤメ…フザケテンジャナイワヨ!







黒鬼(猫パンチ)「・・・」●REC



黒鬼(にっこにっこにー)「―!――!!――!」(BOX)ダンッ ダンッ! ガタンガタン! ガタガタッ! ダンダンッ!




乙!
ひとりで悶々してる真姫ちゃんかわいい



現在の時刻

午前 10:40
(終了11:20)



―――中庭




絵里「何とか…逃げ切れたわね……」



真姫「…………結局…あの後別のハンターに見つかっちゃったけど…」




絵里「それはしょうがないわ……合流はできたし、よしとしましょう」



海未「ですね…。 ……ところで 絵里のそれは、ことりに?」





絵里(弓道着)「ええ。やっぱり……変かしら…?」



海未「いえ、似合っていますよ。 思わず見惚れてしまうくらいに」


真姫(……!)





絵里「そ……そう?」



海未「はい。とてもよく似合っています」




真姫(……………)…




海未(しかし……)ジッ



絵里(弓道着)「…」ピシッ





海未(本当に似合っていますね……)ジー



絵里「…?」





海未(絵里の金髪が、道衣の白に映えて……)ジィー



絵里「海未?」





海未(スタイルが良いので、道着がだぶつく事もなく……)ジィーッ



絵里「どうしたの?海未」





海未(ことりがあのようになるのも納得できるような……)ジィィーッ



絵里「海未? ねぇ!」





海未(ですがここは是非足袋も揃えて欲――はっ…!」ハッ…!




絵里「海未! だ、大丈夫?」




海未「は…はい! 少し……考え事をしていただけで!!」



絵里「そう……?」




真姫(……………)…




携帯『ポンポンポン!』



まきうみえり「!」





携帯『ポン ポン ポン ポン…』








携帯『チチ! ヨセマッセー!!』




絵里「……メールね」ピッ



真姫「この着信音は何なの…?」ピッ…



海未「いつ仕込んだんでしょうね……」ピッ




携帯『通達メール』



これより上空のヘリコプターから逃走者の監視を行う。



発見次第、位置情報が地上のハンターに通達される。



さらに、地上にはレディース通報部隊を投入。



彼女達に発見されれば、同じく位置情報がハンターに伝えられる。





海未「ヘリとか持ち出して来ましたよ…?!」



絵里「どこにそんな予算が!?」



真姫「何なのよ……何なのよ一体……!!」










通達:上空監視&レディース通報部隊




―――上空




ヘリ「バラララララララララ!!」ブゥーン










穂乃果「………」ジーッ…















穂乃果「ま、出番ないから 多少はね?」ミンナニハ ナイショダヨ





バララララララララララ…




―――レディース通報部隊





亜里沙「はりきっていくよーーーー!!」ハラショー!!










雪穂「………ねぇ、今さらだけど。 こんなことまでやる必要あるの…?」





亜里沙「がんばってツウホウするよーーーー!!!」ハラッショー!!



雪穂(……………)










雪穂(……亜里沙が楽しそうだからまあいっか…)




―――中庭




バララララララララララ…




まきうみえり「!!」






絵里「ほ…本当にヘリが……」



真姫「待って……ここってまずくない…!?」



海未(これは何とも本格的ですね)ワクワク




―――上空



穂乃果「おっ!はっけ~ん! じゃあ早速」ピポパ




穂乃果「もしもし? 今、海未ちゃんたちが中庭にね……あっ、3人とも一緒で――」















『……ねぇ、私と話してどうするの?』




―――中庭



バララララララララララ…!





海未「ともかく、まずは校舎内、ないしは屋根のある所に隠れましょうか」



絵里「そ…そうね……!」



真姫「もう意味がわからない……」ヘリトカ…





タタタタッ…




―――上空




穂乃果「あっ…!ずるい!! 中に入っちゃうなんて!」





穂乃果「これじゃぁ見えないよ~っ!!」















『「はい、もしもし。 3人は中庭から校舎内に入ったそうです」』




―――校内




真姫「とりあえず隠れたけれど……ここからどうするの…?」



海未「まだ安心はできません。 校舎に入ったところは見られていると思うので、

もっと遠くへ移動しなければ」



絵里「なるほど……そうね」




海未「直接遭遇する可能性もありますから、気を抜かずに……」





亜里沙「あっ、みなさーん!! こんにちはー!!」テテテテテ!




絵里「亜里沙ぁぁあああぁぁあああ!?」



亜里沙「お姉ちゃーん♪」テケテケテケ





真姫「ちょっ……またあの子を…」




海未「あ……亜里沙も鬼なのですか?」






亜里沙「そのとおり! ここであったがひゃくねんめ!!」バァーン!!




亜里沙「――こちらЧерно、逃走車の位置を特定した。 至急排除に向かえ」



まきうみえり「!!?」















『……………亜里沙…私に連絡しても意味ないよ?』



亜里沙「そ……そうだった!!」ウッカリ…!




『…まぁいいや、今どこにいるの?』



亜里沙「えっとね……いま……」










まきうみえり「」スタタタタタタ………




亜里沙「あっ………!まってくださーい!!」テテテテテテ!……















上手く 撒いたようだ


寝る 短いけどここまで

おつ

お(・8・)つ

おつー

乙!
最近ガキ使のDVD買ったから体育館鬼ごっことかクリティカルww
ワシワシこええww



―――上空



バララララララララララ…





穂乃果「……………」




















穂乃果「暇だ………」




穂乃果「暇だ…」





穂乃果「暇だ」





穂乃果「暇だ!」





穂乃果「暇da」





穂乃果「暇Da」





穂乃果「暇DA!」





穂乃果「暇だー」





穂乃果「暇だ~」





穂乃果「暇だー!」




穂乃果「暇だぁ」





穂乃果「暇だァ」





穂乃果「暇だあ!」





穂乃果「暇だっ…」





穂乃果「暇だ…っ」





穂乃果「暇だッ!」






穂乃果「暇だーーー!!!」






バララララララララララ………




―――校内




絵里「………………あの子がうっかりしているおかげで助かったわ…」



真姫「いきなり流暢に話し出したのは何なのよ……」



海未(さっきの話し相手は、恐らく………雪穂。 通報部隊は2人と考えていいのかどうか…)







携帯『ポンポンポン! ポ(ピッ)










携帯『ミッション:正門を封鎖せよ!』




真姫「またミッション…!」




真姫「現在100人のハンターを乗せた……ハァッ!?」




絵里「……100人のハンターを乗せた高速バスがこのエリアを目指し走行中だ。

彼らは残り10分になると、正門からエリア内に突入する。

それを阻止するには、正門の左右二つのゲートを『同時』に封鎖しなければならない」




海未「それぞれのゲートを封鎖するには暗証番号が必要だ。その番号は、

理事長とカードが知っている…?」










ミッション:正門を封鎖せよ!





ハンター突入まで

  残り20分





現在の時刻

午前 10:50
(終了11:20)




―――校内





真姫「100人って……どうなってるのよ!?」



海未「突入は今から20分後ですか…。 それまでになんとかしなければいけませんね」



絵里「もし間に合わなかったとして…………100人から10分間逃げ切れる気はしないわね…」




絵里「―――封鎖には前と同じように2人必要なようだけど……既にここは問題ないわね」



海未「そうですね、あとは暗証番号を見つければ。『理事長とカードが知っている』との事ですが…」




真姫「理事長………そういえばさっきの放送は、理事長のだったわよね?」





絵里「…! じゃあ、放送室に行けば!」



海未「理事長から番号を教えてもらえる、という事ですね」




真姫「ま…待って! もしかしたらもう移動してるかもしれないし……

それに、そもそもこれで合ってるかどうかも…!」



海未「ここで話し合ってばかりいても仕方がありません、とりあえず――!!」







黒鬼(三本)「・・・」ダダダダダッ!


黒鬼(タイキック)「・・・」ダダダダダッ!



絵里「見つかったわね…!」ダッ!




海未「とにかく、放送室へ…!」ダダダッ!


絵里「そうしましょう…!」ダダダダダダッ!


真姫「……………っ!」ダダダダダダダダダッ!





黒鬼(三本)「・・・」ダダダダダッ!


黒鬼(タイキック)「・・・」ダダダダダッ!





ハンター突入まで
  残り18分





―――上空



穂乃果「暇」




穂乃果「暇」




穂乃果「暇」




穂乃果「暇」




穂乃果「暇」



穂乃果「暇」



穂乃果「暇」



穂乃果「暇」



穂乃果「暇」


穂乃果「暇」


穂乃果「暇」


穂乃果「暇」


穂乃果「暇」

穂乃果「暇」

穂乃果「暇」

穂乃果「暇」

穂乃果「暇」
穂乃果「暇」
穂乃果「暇」
穂乃果「暇」




穂乃果「暇だよーーーーーーーーーーーー!!!」




穂乃果「本当に暇だなー…」







穂乃果「やることないなー」







穂乃果「雪穂ーお茶ー…」







穂乃果「………なーんて…」






穂乃果「……!」ピコーン!




穂乃果「…………」ピポパ





穂乃果「…」

























穂乃果「………………切られてる…」ユキホ…?




―――放送室



絵里(何とか…放送室にたどり着けはしたけど……)





絵里「誰も……いない?」



真姫「…………」



海未「まさか……理事長を見つけ出さないといけないのでしょうか…?」





真姫「…………何も理事長本人に聞く必要はないんじゃないかしら」



海未「…? それはどういう…」


絵里「! 理事長室…!」




真姫「……ええ………多分…」




海未(……!)


絵里「なるほど…理事長本人を見つけ出すよりは……そっちの方が可能性があるわ!」



真姫「待って……また…間違ってるかも…」





海未「…いえ、恐らくそれで正解です。 良く考える前に急かしてしまったのは、私です」



絵里「真姫は悪くないわ。……私が勝手に放送室だと「待って! 今はそういうのは無し!」




真姫「まだ一つの暗号も手に入れられてないのにただ喋ってたら、本当に時間が無くなるわよ!」




絵里「! そう…ね……」


海未「そうです、時間は……!?」バッ!









現在の時刻

午前 10:56
(終了11:20)




ハンター突入まで

  残り13分





まきうみえり「…!!」




絵里「あと…13分…!?」


海未「ここから理事長室まで行って……それから門まで向かうだけでも相当かかります……!」


絵里「それに…2つ目の暗証番号もまだ……!」





真姫「……それは、私が探すわ」


えりうみ「!」



真姫「ここは2手に分かれましょう。私は番号を探すから、2人は番号を回収して門に向かって」




絵里「で…でも……あなた一人で…?」



真姫「別に……3人で固まってる必要もないでしょ。それに

門は2人でないと封鎖できないみたいだし、こうするしかないわ」


海未「……」





真姫「探すのが私だと不安? でも足は2人の方が早いでしょ?

私じゃ間に合わないかもしれないわよ?」



絵里「そういうことじゃ…!」




海未「絵里、もう時間がありません。ここは分かれるのが得策です」


絵里「…!」




海未「真姫、番号の捜索をお願いします。そのかわり、門の封鎖は任せてください」


真姫「あら、もしかしたら1つ目の場所だって間違ってるかもしれないのよ?」



海未「そこは………すいません、色々と……」


真姫(……?)ン?




海未「…では、お互いのミッションに取り掛かりましょう」


真姫「……そうね」




海未「行きましょう。絵里」


絵里「………分かったわ。真姫、頑張って…!」


真姫「そっちも…ね!」





タタッ…


タッタッタッタッ…










ハンター突入まで

  残り10分





―――上空




穂乃果「…………」ピッ!… ピッ!…




穂乃果「……」










穂乃果「全然つながらないよー…」















穂乃果「雪穂が反抗期だ……」




穂乃果「…………」





穂乃果「……!」ピコーン!





穂乃果「…」ピポパ





穂乃果「…」















『あっ、ホノカさん!』




穂乃果「やっほー亜里沙ちゃーん」





『だれかみつけたんですか?! やったーーーーーー!』





穂乃果「いやーそれが全然見つからなくて暇で――」





『だれもみつけてないんですか! やだーーーーーー!(プツッ)』





穂乃果「…………………」










穂乃果「…」















穂乃果「亜里沙ちゃんも反抗期だった……!」




―――校内




真姫(ああは言ってみたけど……正直…見当すらついていない……)





真姫(カード……一体どういうことなのかしら)



真姫(多分…理事長と同じように、どこかの場所を示す単語だと思うのだけれど…)





真姫(……時間はないわ…早くしないと…)ダッ!








ハンター突入まで

  残り9分




―――校内 別所



ダダダダダダッ…










黒鬼(タイキック)「・・・」ダダダダダダ!


黒鬼(三本)「・・・」ダダダダダダ!





海未「こちらの事情はお構いなしですか…!」ダッダッダッダッ!



絵里「ミッション中だからといって見逃してくれる程…甘くはないわよねっ……!」ダダダダッ!




―――上空




穂乃果「………」















穂乃果「………」














穂乃果「打つ手なし……か…」





ハンター突入まで

  残り8分




―――理事長室



ガチャッ!




絵里「……! あったわ…! 机の所に…!」ハァ… ハァ… ハァ…



海未「早速…確認しましょう…」ハァ… ハァ…





右ゲートの暗証番号

9603





絵里「これで片方は分かったわ…! さすが真姫ね…!!」



海未「そうですね……自力で答えにたどり着くとは……」





絵里「……………」…ン?




絵里「……? 海未…今のはどういう事?」



海未「あのですね………『逃走中』では、この手の番号はこのように隠されているんです」




絵里(…………??)




海未「あ…でもETの前例もあってですね……!」




絵里「よく分からないけど…………後でちゃんと謝るのよ?」



海未「はい……」





ハンター突入まで

  残り6分




―――渡り廊下







黒鬼(にっこにっこにー)「・・・」(BOX)



黒鬼(猫パンチ)「・・・」ニッコニッコニー







黒鬼(にっこにっこにー)「・・・」(BOX)



黒鬼(猫パンチ)「・・・」ニャンニャンニャーン










黒鬼(ワシワシ)「・・・」アンタラ ココデ ナニシテマンネン ト。




黒鬼(にっこにっこにー)「・・・」(BOX)マッタク、ユメモキボーモアリャシナイ



黒鬼(猫パンチ)「・・・」ネッコネッコニー



黒鬼(ワシワシ)「・・・」ワタシニイイカンガエガアル





黒鬼(ワシワシ)「・・・」トイウコトデ、ツレテキタデー










こころ「わーにこにーだー」トテトテ


ここあ「わーまっくろだー」トテトテ





黒鬼(にっこにっこにー)「」(BOX)




黒鬼(にっこにっこにー)「  」(BOX)



黒鬼(猫パンチ)「・・・」ネッコニッコニー



こころ「あ、ねこだにこー」マイクワゾンスキー


ここあ「あ、にこだねこー」マイクワゾンスキー





黒鬼(猫パンチ)「・・・」ニャーニャー、ホケキョ?



こころ「にこだにこー?」ネコダネコー?


ここあ「あーぬこきたぬこー」( ・ω・)





黒鬼(猫パンチ)「・・・」クルルー、ポッポッポー



こころ「ぬこじゃらしだよー」ノシ


黒鬼(猫パンチ)「・・・」ニャビシッ!


ここあ「もんごりにゃんちょっぷか」ニャー! ビシッ!





黒鬼(猫パンチ)「・・・」ホーシツクツク?



こころ「あーぬこいっちゃうぬこー」(・ω・ )


ここあ「にゃんにゃんにゃーん」ノシ










黒鬼(にっこにっこにー)「……」(BOX)




黒鬼(ワシワシ)「・・・」オーイフタリトモ、ソロソロコノレバーヲヒイテ、オネエチャンヲタスケタッテーナ




こころ「にこにーたいへんにこ!?」ニコー!?  ここあ「にこにーたすけるにこ!!」ニコー!?





黒鬼(にっこにっこにー)「…………」(BOX)










ガシャン…!!



………










ハンター突入まで

  残り4分




―――校内



ダダダダダダッ…










黒鬼(タイキック)「・・・」ダダダダダダ!


黒鬼(三本)「・・・」ダダダダダダ!





絵里「また……! 結構……しつこいわね……!」ダダダダッ!



海未「ええ……先程から…ずっと……!」ダッダッダッダッ!










黒鬼(コスプレ)「ウフフフフフフ…」ルン♪ルン♪




えりうみ『あなたはどこかいってなさい(よ)!!』ダダダダダッ!!




―――校内 別所



タッ タッ タッ タッ…!





真姫(……分からない)タッ タッ タッ…!





真姫(分からない……!)タッ タッ…! タッ……! タッ…… タッ…






真姫(分から…ない……)タッ…… ガック…




真姫(カード…なんて……一体どこを探せっていうの…?)




真姫(急がなきゃ……伝えなきゃ…いけないのに…!)






真姫(…私じゃ……………………ダメなの……?)







タタタタタタ…




真姫「…!」ピクッ…




黒鬼(ワシワシ)「・・・」ズダダダダダ




真姫「…………何よっ………………なによ…!」






真姫「こっちは……っ! あなたなんかに付き合ってる場合なんか…じゃ………」




真姫(………!)




―――???




こころ「にこー」ニコー


ここあ「にこー」ニコー















亜里沙「これが…ウワサにきく『分身の術』……!!」ウンブラ・プロフェス




―――正門




――近く






絵里「――まぁ、予想通りというか」





黒鬼's「・・・」ウロウロ…





海未「案の定、ですね」





黒鬼's「・・・」ウロウロ…




海未「正門に私達が向かうと分かっている以上、敵も集まるのは当然でした」



黒鬼's「・・・」…!





絵里「行くわよ。 覚悟はできてる?」



海未「ええ。 私達も、役目を果たしましょう」





黒鬼's「・・・」ダダダダダダダッ…!




えりうみ「…!」ダッッ!!






―――


―――――――――


――――――――――――――――




―――上空





穂乃果「いたーーーーーーーーーー!!!」






穂乃果「ねえいたよ!! 正門の近く! 海未ちゃんと絵里ちゃん!!」







穂乃果「ねえ!! ねぇってば!!!」















『「海未さんと絵里さんが正門近くに。 そちらから見て左です」』




―――校舎内



タッ タッ タッ タッ…!





真姫(分かった……。 多分……間違いないはず…)タッ タッ タッ…!




真姫(カードと聞いて思いつくのは……希!)クルッ タッ タッ タッ!





真姫(恐らく暗証番号は………生徒会室!!)ハッ… ハッ…




黒鬼(タイキック)「・・・」ダダダダダダ!



真姫「……!!」





真姫(見つかった……っ!)ハッ… タッ タッ タッ!




黒鬼(タイキック)「ソロソロワタシニモイチゲキイレサセロヤ」ダダダダダダダダダ!





真姫(ここから生徒会室まで、ただでさえ時間はギリギリ…捕まるわけにはいかない…!)タッ タッ ダッ…!




黒鬼(タイキック)「ワタシイッカイモツカマエラレテナインヤゾ?」ダダダダダダダダダダダ!!





真姫(急がなきゃ…! もう…少しなのよ……!)ダッ ダッ ダッ…!






真姫(絶対に間に合わせる…!)ダッッ!




―――上空

























穂乃果「またやる事なくなった………」




―――正門







黒鬼's「・・・」ザッ ザッ ザッ ザッ




海未「………来ましたね」






黒鬼(紙芝居屋)「」ペラッ


『――裂け目から3体目が出現…!』






絵里「遠目に見てもこう………キッツいお仕置きのばっかりね……」










ハンター突入まで

  残り1分




黒鬼(紙芝居屋)「」ペラッ


『私は正しかった…』






海未「残り時間は、1分を切りました…」



絵里「………最後の最後まで、あきらめてはいけないわ」





絵里(真姫……)



海未(信じています……真姫………)






黒鬼(紙芝居屋)「」ペラッ


『カテゴリーは "5"……初めてだ――』















絵里(白無垢)「しかしまぁ、私達が動けないのをいい事にやりたい放題ね」ニャビシッ! ニャビシッ!



海未(ウェディングドレス)「ですね」ワーシ ワーシ




―――校内




ダッ ダッ ダッ ダッ!















真姫(見えた…!生徒会室っ!)ダッ ダッ ダッ…!




―――生徒会室



ガラッ…!





真姫「…」ハァ… ハァ… ハァ…!






真姫(カードは………あった……! 机の上!!)ガタッ…!





真姫(伝えなきゃ……これに…暗証番号が!)ピッ ピッ ピッ!





真姫(お願い……間に合っていて……!!)ピリリリリリリ!……




―――正門




ピリリリリリリ!





海未「!」


絵里「…!」




ピッ!




海未「もしもし!『もしもし!?暗証番号が分かったわ!!』





『2359! 左のゲートの番号は2 3 5 9 よ!!』




海未「2,3,5,9……ですね! 分かりました!」



絵里「海未!急いで!」 海未「はい!!」





海未「…………真姫、よくやってくれました…!ありがとうございます!!」




『そういうのはいいから! 早く、番号を!!「心配御無用」










ウィーーーーーン



海未「ミッション終了 です」






MISSION COMPLETE


ハンター突入阻止




―――上空




穂乃果「あっ…わっ…わっ……!…………!!」










ガシャーン…










穂乃果「おぉ~っ!!」パチパチパチパチ!!




―――生徒会室



『――本当にありがとうございました。 まだ10分程時間は残っていますので

お気を付けて。 では。(ピッ)』




真姫「…」ピッ…







真姫「どうやら……間に合ったみたい…ね」ハァーッ…










真姫「…」ヘナ ヘナ…




真姫「…」ペタンッ…








真姫(……)ドクン…ドクン…ドクン…








真姫「…………」フゥーッ…















ガラッ



真姫「……!?」ビクッ!!




黒鬼(ケツバット)「・・・」



真姫「あ…………」










黒鬼(ケツバット)「・・・」ヒタ… ヒタ… ヒタ…



真姫「やっ……こないで………」










黒鬼(ケツバット)「・・・」ヒタ… ヒタ… ヒタ… ヒタ…!




黒鬼(ケツバット)「・・・」




真姫「いっ…………………」








イヤァァアアァァアアアァァ…………!!

























雪穂(………………ちょっと、楽しいかも)ピッ




―――正門




黒鬼's(門外)「・・・」シーン










黒鬼(紙芝居)「」ペラッ


『――裂け目は閉じた……タイマーを止めろ!!』





絵里「何とか………間に合ったわね……」



海未「ですね………」






黒鬼(紙芝居)「」ペラッ


『――そして2人はその場で喜びを分かち合うのだった。めでたしめでたし』




黒鬼's(門内)「・・・」パチパチパチパチ!


黒鬼's(門外)「・・・」パチパチパチパチ!




亜里沙「ハラショー! ハラショー!」パチパチパチパチパチ!!



こころ「はらしょー?」パチパチパチ  ここあ「はらしょー!」パチパチパチ





海未「……」パチ… パチ… パチ…


絵里「……」フゥ…






黒鬼(紙芝居)「・・・」ペラッ




【絢瀬 園田 ケツバット】




海未「………………………………」…チラリ



絵里「……」┐(′ー)3┌















バシーン! バシーン!…





バッシィーン……




ジャンプ!○○中だった頃の逃走中パート終了
再現しようとして分かる 番組の予定調和っぷりよ





過酷なミッションをこなし、アイドルとしてまた一つ成長した3人。


授業も終わり、仮設された屋台で昼食をとることに。


だが、そんな時にも笑いの刺客の魔の手が・・・





午前 11:30



―――昼食タイム





真姫「……」





海未「あ…あの……真姫……」






真姫「………」ツーン





絵里「完全にへそを曲げられちゃったわね……」




海未(結局あの後……私達は正門で袋叩きに合う事となり……)




海未(そして鬼ごっこを乗り越えた後、真姫に私の不手際を謝罪したのですが……)








真姫「………」ヒトリハナレタセキヘ






海未(……このような有様に………)




海未「(……絵里……どうすれば………)」



絵里「(あれは結構本気で怒っちゃってるわねー…)」






海未「(私のせいで……真姫に不快な思いを……)」



絵里「(そこまで落ち込まないの! 私からも真姫に言ってあげるわ)」スクッ






海未「(…………)」



絵里「(誰だって間違えるときはあるわよ。 元気を出して?)」




海未「(………はい。 ありがとうございます…)」




真姫「………」ツーーーン



絵里「真姫、まだ怒ってるの?」






真姫「………」ツーーーン



絵里「まぁ、怒りたくなる気持ちも分かるわ。 私も聞いたときは耳を疑ったし……」






真姫「………」ツーーーン



絵里「でも、海未も謝ったし、反省してるわ。 もう許してあげてもいいんじゃない?」






真姫「………」ツーーーン



絵里「真姫?」






真姫「………」ツーーーーン



絵里「……真姫?」




真姫「………」ツーーーーン



絵里「ねぇ、真姫?」





真姫「………」ツーーーーン



絵里「聞いてるの? 真姫?」





真姫「………」ツーーーーン



絵里「ちょっと……本当にどうしたの?」





真姫「………」ツーーーーン



絵里「真姫!」






真姫「………」ツーーーーーーーーン



絵里「………………」




絵里「………」トボ…トボ…



海未「え……絵里…?」





絵里「………」ストン…






絵里「…」ガクッ…










絵里「私も……無視されたわ………」




海未「そ…そんな…! 絵里には何の落ち度もありません! 怒られる理由なんて…!」



絵里「……合流したとき、思いっきりコスプレのままだったから…?

真姫からしたら…ふざけてるようにしか見えなかったわよね……」




海未「な……なるほど………。 ……そうなるとまた、やはり私にも責任が…」


絵里「どうしたらいいのかしら……」















真姫「……」ムッスゥー




ザッザッザッ…




真姫「……」ピクッ…



えりうみ「……!」ピクッ!







μ's(ソルゲ+穂乃果除く)「……」ザッザッザッ





ザッザッザッザッ…







りんぱな「……」スト ストン



絵里(……!?)






のぞにこ「……」スト ストン



海未(……!)






ことり「…」スタスタスタスタ…



真姫「…」




ことり「…」スタスタスタ





ことり「…」ストンッ








真姫「………」




ことり「…」















ことり「おやつにするぞ!」クワッ!!



真姫「!?」ビクッ





デデーン 西木野ー アウトー




真姫「はぁ!? 今笑ってないじゃな(ベシーン!)いったぁあ!!」





真姫「………」ジンジン…


ことり「……」







真姫「……もう…なんなのよ………」ストッ…



ことり「……」




















ことり「ねぇ…真姫ちゃん…」



真姫(……………!?)




ことり「ねぇ…真姫ちゃん…」






ことり「穂乃果ちゃん…いなくなっちゃった…」



真姫(………)















真姫(………え? だから?)





ことり「ねぇ…真姫ちゃん…」



ことり「穂乃果ちゃん…いなくなっちゃったよ…」




真姫「………………」




ことり「ねぇ…真姫ちゃん…」



真姫「…」




ことり「穂乃果ちゃんが…いなくなっちゃったよ…」



真姫「…」






ことり「ねぇ…真姫ちゃん…」



真姫「…」




ことり「穂乃果ちゃんが…いなくなっちゃったんだよ…?」



真姫「…」






ことり「ねぇ…真姫ちゃぁん…」



真姫「…」






ことり「穂乃果ちゃんがぁぁ…いなくなっちゃったんだよぉぉ…?」



真姫「…」プルプル




ことり「ねぇぇ…まぁぁきぃぃちゃぁぁん…」



真姫「…」プルプルプル…










ことり「ほぉのぉかぁちゃんがぁぁぁ…いなくなっちゃったんだよぉぉ…?」(脳溶け)



真姫「ブフッ」





デデーン 西木野ー アウトー






真姫「だからなんだっていうのよぉお!!」ベシーッ!!




ことり(・3・)<~♪




海未(食事中ですら…このような……)


ゴチュウモンハ?




海未(……何故かいきなりウェイターが出てきましたね…)






にこ「味噌煮込みうどんを」



海未(…………なるほど…ネタの一環ですか)





「にこみそみうどんですね」



にこ「いや、味噌煮込みうどんを…」





「にこにこみうどんですね」



にこ「だから!み・そ・に・こ・み・うどん!」





「にこにこにー☆うどんですね」



にこ「ええやん!」


海未「グフッ」




デデーン 園田ー アウトー





海未「何故いきなり関西(バシーッ!)つっ!!」




海未「……」ジンジン…







希「ウチも、味噌煮込みうどんで」



海未(こちらも、同じ手ですか……)







「みこにそみうどんですね」



希「あ、もうそれでいいです」




デデーン 園田ー アウトー





海未「早(バシン!)いっ!!」





海未「……」ジンジン…




海未(………そういえば、先程から絵里は…?)チラッ










花陽「モグモグ」テマキズシベリッ


絵里「………」ノリパサッ



花陽「モグモグ」ポイッ


凛「…」ネタベチッ





海未「」





デデーン 園田ー アウトー




海未「いや今笑ってませんよね!?(バシン!!)いたっ!」




花陽「モグモグ」ベリッ


絵里(………)パサッ



花陽「モグモグ」ポイッ


凛「…」ベチッ







花陽「モグモグ」ベリッ


絵里(………)パサッ



花陽「モグモグ」ポイッ


凛「…」ア エビダニャー…







花陽「モグモグ」ベリッ


絵里(…何コレ 新手のイジメ?)パサッ



花陽「モグモグ」ポイッ


凛「モグモグ…」コンドハイクラダニャー




花陽「モグモグ」ベリッ


絵里(……たまごも分解するのね…)パサッ



花陽「モグモグ」ポイッ


凛「モグモグ…」タマゴハタベゴタエアリソウダニャー







花陽「モグモグ」ベリッ


絵里(………)パサッ



花陽「モグモグ」ポイッ


ウメベチッ 絵里()


凛「ちょ」





デデーン 絢瀬ー アウトー




花陽「モグモグ」テマキズシベリッ


凛「…」ウソデス。ガリクダサイ。




絵里「いやちょ 待って(ビシッ!!)………」



花陽「モグモグ」パサッ


絵里「……」ジクジク…



花陽「モグモグ」ポイッ


絵里「……」ストン…


凛「…」ア…マタサカナ…










絵里「ツッコミたいのは私の方よ!!」ダンッ!!


花陽「モグモグ」ベリッ




絵里「おかしいでしょ!何でわざわざ私に海苔で凛に魚なのよ!」


花陽「モグモグ」パサッ





絵里「そして梅の時だけ両方こっちに渡さないでよ!」


花陽「モグモグ」ポイッ





絵里「何とか言いなさいよ!!」


花陽「モグモグ」ウメベチャ





絵里「いやぁぁああぁぁ!もうおうち帰る!!」アァアアアアァアアア!!





デデーン 絢瀬ー アウトー




絵里「」バシーンン!




海未(これはひどい)




デザートノチュウモンヲドウゾ スッ…



海未(…? 何でしょうか……)ア、ドウモ










穂むら出張店

お品書き


千夜月
煌めく三宝珠
雪原の赤宝石
海に映る月と星々
姫君の宝石箱
フローズン・エバーグリーン
ハイパーボイルドエッグ
マキシム無敵トマトキャンディ
いちごどうふ





海未「」




ゴチュウモンハ?





海未「あ、抹茶パフェ……いえ、いちごどうふ3つで」



カシコマリ!










海未(これで真姫の機嫌も直ってくれるでしょうか…)




エツコサーン! オネガイシマース!



―――


―――――――――


――――――――――――――――


とりあえずここまで
色々ツッコミたい所はあるかもしれないけどそこはスルーしてくれ

おつー
ことり関連が容易に想像できて笑う

443のメニューは甘兎庵のだね
押すと“♪~、○○out~”って流れるスイッチは出てきますか?

>>448
よかった…本当にツッコまれなかったらどうしようかと

ボタンというかスイッチは、引き出しネタの時から絶賛放置中です



メニューの翻訳


千夜月             栗羊羹
煌めく三宝珠          三色団子
雪原の赤宝石          苺大福
海に映る月と星々        白玉栗ぜんざい
姫君の宝石箱          クリームあんみつ白玉ぜんざい
フローズン・エバーグリーン   抹茶パフェ
ハイパーボイルドエッグ     レンジでチンすると四次元カタストロフ
マキシム無敵トマトキャンディ  無敵キャンディ:マキシムトマト果汁100%
いちごどうふ          いちごどうふ




※先程の寿司ネタは、しっかりスタッフで頂きました



午後 12:00





希「おうどんさんも食べれたし、次いこかー」ミズウミニスッゴイロボットガシズンデイルンダ。




絵里「……」


真姫「……」


海未「…………」ノゾミニデザートヲゴウダツサレマシタ…






ブロロロロロロロロロ…




希「きたみたいやな」




バス「プシューッ」ガチャッ




海未「……バス…ですか…?」





希「せや。 3時間目は校外学習や」



真姫「また手の込んだものを…」





希「はよう乗り込んでやー」クイクイ



絵里「どこへ連れてかれるのかしら……」スタスタスタ…






バタン







ブロロロロロロロ…






―――バス



ブロロロロロロロロロロロロロロロ…










海未「……」トコロデ、イチゴドウフッテドウデシタカ?




絵里「……」ファッシャナブルナデザートダッタワ



真姫「……」トウフノカドニアタマブツケテシネ





海未「………」ハイゴチソウサマデシター










ピッ ジジジッ…





にこ「はーい、みなさんこんにちはー☆」



ことり「お昼のラジオの時間です♪」




まきうみえり「…!」



凛「にこりんことぱなでお送りする」




『ラ♪ラ♪ラ♪ラジオー!!』





花陽「パーソナリティは、私 小泉 花陽と」



ことり「南 ことりと♪」



凛「星空 凛と!」



にこ「皆のアイドル☆ニコn 凛「矢澤にこさんでーす」





デデーン 全員 アウトー




にこ「凛、何してくれてんのよ!!」



真姫「いや本当に今日のり(ベシーン!)んっ!!」




凛「にこちゃん、ほらキャラ作りキャラ作り」



海未「凛のキャラがおかしい気がするので(バシーッ!)すがっ!!」




にこ「あんたがやったんでしょうがぁああ!!」



絵里「2人して何をやってるの(ビシィーン!)ぉつ!!」





希「ニヤニヤ…」プークスクス






花陽「――はい。 このラジオでは、リスナーの皆さんからのお手紙を読み上げていきます」



にこ「…今回も沢山のファンレターをいただいておりまーす☆」



ことり「全部紹介できないのが残念だよねー」



凛「じゃあまずは景気づけに1曲いくにゃ!」カチッ





ラジオタイソウダイイチー!





テーン テーン テテン↑テン↓テンテン↑♪ テーン テーン テテン↑テン↓テンテン↑♪




ウデヲ マエカラウエヘアゲテ オオキクセノビノウンドウカラー ハイッ♪




イチ ニィ サン シッ♪ ゴオ ロク テアシノウンドウー

花陽「えーではまずは、京都在住のペンネーム 須美津 義鷹さんからのお手紙です」



にこ「……」





テーーン テーーン テテ↑ーーン テレ↑レ↓ーン テン♪ テーーン テーーン テテ↑ーーーン♪

花陽「『みなさんこんにちは』こんにちはー。

『突然ですが、私がμ'sで一番好きなのは南 ことりさんです』だって! ことりちゃん!!」



ことり「………えっ…? あっ…は、はい! ありがとうございます!!」





テレ↑レ↓ーーン テーーン テテ↑ーーン テテ↓ーーン テン♪ テーーン テテ↑ーーン テテ↓ーーン デ↓↓ーーン♪

花陽「ここは折角なので、お手紙は推しメンのことりちゃんに読んでもらいましょう!」ハイッ!



ことり「う、うん……ということで…お手紙紹介を代わりました。えーっと……」




リンチャン! コノセンキョクハオカシイトオモウヨ!! ソ…ソウカニャー? ソウダヨ!


にこ「……!」





テーーン テーーン テテ↑ーーン テレ↑レ↓ーン テン♪ テーーン テーーン テテ↑ーーーン♪

ことり「『いきなり話が変わってしまうのですが、先日メイドカフェに行きまして』

メイドカフェ、いいですよね~。ことりも結構好きだったりするんですよー」





トリアエズベツノキョクニカエテ!! ワ…ワカッタニャ…!


にこ「……」b










デーン! デーン! デーン! デーン!  デ、デ↑、デ、デ、デデンデデ↓ーーン!!




デーン! デーン! デーン! デーン!  テッ、テッ、テッ、テッ、テッ……テ↑ーン






テッ↑、テッ、テッ、テッ、テッ、テッ、テ↓ーーン♪ テッ↑、テッ、テッ、テッ、テ↓↓ーーン♪♪






にこ「ナメとんのかあんたはぁああああああああ!!」q




デデーン 全員 アウトー




海未「まさかの第二(バッシィン!)っ……!」


絵里「ラジオといえばラジオだけれど…っ!」ビシィッ!


真姫「さすがにっ……怒るわよねっ…!!」ベシン!



希「プクク…」





リン! アンタイイカゲンニシナサイヨ!!    ジャアモドルネ、リンチャン

ことり「『――キュアメイドカフェというところなのですが、噂の伝説のメイド、

ミナリンスキーさんに思わず目を奪われてしまい』…?」





ラジオトイッタラコノキョクナンダニャ!    ワカッタニャー、カヨチン

ことり「『ふと…メイド服をμ'sのライブ衣装としてみたらどうかと…思い……』」





ソモソモキョクデスラナイワヨバカ!!!

ことり「『特に…ことりさんなら……絶対にメイド服が似合…うと……』」サーーッ…





トイウカソロソロワリキリナヨ ビデヲナンカイNGダシタカオボエテル?

ことり「『もし…よかったら…今度メイド姿で…ライブを…していただけない…でしょう…か……』」





ナッ……アンタ!     …コウハイニマケテテハズカシクナイノ?

花陽「どうしたの? ことりちゃん」チャントヨマナイト




ことり「い…以上…です……」


……!     ツギノキョクイクヨー




ダッテー ギュットー ラブデセッキーン♪




花陽「メイド衣装でライブですかー。前に『もぎゅっと』でそれっぽい事をやってみたんですよね」



ことり「…!! う、うん…」





にこ「ていうか前n「最初はもっとメイド服然としたものだったんですけど、

やっぱりロングスカートで踊るのは大変だったのでああいう風になったんですよー」



ことり「そ、そうなんだよね! いやー兼ね合いが大変で大変で…」ア…アハハー…





チョットハナシガアルニャ     ナンナノヨモウ!!




モンクガアルナラ、ネタヅクリニサンカシトケバヨカッタンダニャー      ウグッ…


花陽「アイドルは歌って踊ってナンボですからね!

動きやすさを考えつつ、素敵な衣装を作ってくれることりちゃんに感謝です!」



ことり「あ、ありがとうございます…?」





ジショウプロアイドルナラ、バラエティグライカルクコナシテミロニャ      …!!


花陽「これからも、μ'sの衣装に限らず 服飾の夢も頑張ってください!」



ことり「は……はい!」





…イイワ、ヤッテヤルワヨ!      キタイシテマスヨ、センパイ


花陽「以上、1つ目のお手紙でした!」




ことり「……では、次のお便りでーす…」ホーッ…


イチオウカクニンシヨウカ? ツギハテキトウニワタシヲ―      ワカッテルワヨ! ヒトコトオオイ!!




花陽「はい。 2通目は、ぐんまけん在住のペンネーム アドリオ マドガルドさんからのお手紙です」




花陽「『みなさんこんにちは』はい、こんにちはー。

『いつも楽しく聞かせてもらっています』ありがとうございまーす」



ことり「こういうお便りがもらえると、嬉しいよね~」



花陽「ですねー。 こういった言葉をいただけると、とても励みになります!」



にこ「いつもにこ達の事応援してくれてありがとニコっ☆」ヒョコッ☆




花陽「『私の推しメンは凛ちゃんです。恋のシグナル最高です!りんがべー♪』だって!凛ちゃん!!」



凛「ありがとだにゃー!」




チイサーナ シーグナル リンリンリンガベー♪ キコエターラー ウナズイーーテーー♪



花陽「今流れているのが凛ちゃんの持ち歌『恋のシグナルRin rin rin!』です。

りんがべーというのは、この歌い出しのRing a bellの部分の歌い方が

そう聞こえる事から生まれた愛称なんですね」


ことり「凛ちゃんのかわいさがいっぱい詰まった曲だよね♪」


凛「結構照れるにゃー…」エヘヘ…




にこ「……待つにこ。 凛ちゃんは本当にそれでいいのかな?」



ことぱな「……!?」



凛「ど…どういうこと…?」





にこ「りんがべーなんてネタにされて喜んでるようじゃ、アイドル失格にこ!!」


ことりんぱな「!!?」




リンドン リンドン リンディンドン♪ イン・ベル ティンカーメロディー♪



凛「ね…ネタ……?」


花陽「に…にこちゃん! さすがにそれは言い過ぎだよ…!」


ことり「そ…そうだよ…! それに…ファンの人たちだって別に馬鹿にしようっていうわけじゃ…!」



にこ「それが甘いって言ってるのよ!!」





にこ「普通なら棒読みや滑舌の悪さなんて叩かれて当然のものにこ!!

そりゃ今は「だがそれがいい」とかいう時代になってるのかもしれないけれど!

それに甘えて欠点を直す努力をしなくていいわけないにこ!!」



ことぱな「…!」


凛「……」




凛「………そっか。……その通りだね! 凛が間違ってたにゃ!!」



にこ「分かって…くれたのね……!」




凛「うん! 早速稽古をお願いしますにゃ!」



にこ「そうよ! その意気にこ!」





ことり「――ということで、凛ちゃんの発音特訓が始まるようですね」



花陽「…私達もどこか当てはまる所があったと思いますからね……耳が痛いです」




にこ「じゃあいくわよ!」



凛「オッケーにゃ!」





にこ「Repeat after me」










にこ「Name」


凛「名前」




デデーン 全員 アウトー




真姫「早速間違えてるんじゃないわよ!」ベシィーン!


海未「これはないでしょう……っ!」バシィィン!


絵里「完…っ全に日本語じゃない……!」ビシッ!





にこ「Nothing」


凛「無しんぐ」



真姫「ウグッ……」


海未「そして続けるのですね……」





にこ「Hidden」


凛「秘伝」



絵里「だから完全に日本語の発音じゃない……」





にこ「Huge」


凛「はげ」




デデーン 全員 アウト-




海未「ハ……!…ゲ……!」バッシィン!


真姫「真面目にやんなさいよぉおっ!!」ベッシィ!


絵里「誰かツッコみなさいよ…!?」ビシッ!





にこ「Keyboard」


凛「けんばーん」



真姫「……今のはちょっと苦しかったわね」フゥ…





にこ「Yummy」


凛「旨い」



海未「ところで、にこの発音がやたらと流暢なのはなぜなのでしょう」





にこ「Obrigado」


凛「ありがとう」



真姫「えっと…あれだったわよね……」


絵里「洋楽系のとかも色々聞いて歌ってる…から?」





にこ「Occur」


凛「起こる」



海未「なるほど、言われてみれば。にこらしい理由ですね」




にこ「Boy」


凛「坊や」



絵里「何だかんだで意味は外してないのよね…」




にこ「Deny」


凛「でない」



海未「ただの翻訳レッスンになってますね」




にこ「So」


凛「そう…」




デデーン 絢瀬ー 西木野ー アウトー





絵里「不意をっ…突かれたわ……っ!」ビシーン!


真姫「わざとよね? さすがにわざとやってるのよね!?」ベッシーン!




にこ「Shut down!」


凛「遮っ断!」



真姫「ムグッ……」


海未「にこも流石に不機嫌になってきたようですね……」





にこ「Oh shit!」


凛「惜ーしぃ!」



絵里「クフッ…」プルプル…


真姫「やめっ…てよ……お願いだから…っちゃんとやって……」ククッ…





にこ「Jammer…!」


凛「邪魔ー!」



海未「ウゥッ…」シズマレ…ワタシノミギウデ…!


絵里「…!」プルプルプルプルプルプル…!





にこ「…Joke」


凛「冗句」




デデーン 全員 アウトー




絵里「すっごい流暢っ…!」ビッシーン!


真姫「何でそんな難しげな単語…!」ベシーン!


海未「何故英語となると駄目なのですか…っ!?」バコーン!





にこ「Have an eye!」



凛「危ない!」



真姫「……」

海未「……」

絵里「……」





にこ「What do you mean?!」



凛「は?どういう意味?」




デデーン 全員 アウトー




海未「何…なん…ですかこれぇっ…!」バチコーン!


真姫「言い……かた…っ…!」ベシッ!


絵里「意味は外してないのが……!また……っ!」ビシィーン!





にこ「Yes!」


凛「いいえ」



真姫「ついに意味まで外しだしたわね……」


海未「……ある意味合っているような」


絵里「皮肉ね…」





にこ「Load…」


凛「道路」


にこ「あ 意味は分かってるのね」




デデーン 全員 アウトー





真姫「いくらなんでもそれは当たり前でしょ…っ!」ビシッ!


海未「趣旨ずれてませんか…!?」バシーッ!


絵里「そもそもこれリピート練習…!」ベシーン!




にこ「Mama」


凛「まんま」



花陽「ごはん!? ごはんはどこですか!!?」




デデーン 全員 アウトー





絵里「いきなりのこれはっ……無理(ビシッッ!)っ!」


海未「するいです! これはずるっ(バッシーン!)…!」


真姫「花陽…突然でてこないで……(ベシーン!)よっ!」




にこ「凛! あんたやる気あんの!?」



絵里「ついににこもキレたわね……」




凛「やる気は…! やる気はあるんだにゃ!!」



海未「むしろ遅すぎるくらいでは……」




にこ「はぁ……まぁいいにこ。とりあえず次で最後。少しづつ直していきましょ…」



真姫「まったく……全く……」




にこ「じゃあいくわよ!」


凛「はいにゃ!」





にこ「Sine!」


凛「死ね」




デデーン 全員 アウトー





バシーン!バシーン!バシーン!……






デーデーデー デ↓ーーデ↓ーー♪   デーデーデー デ→ーーデ→ーー♪   デーデーデー デ↑デ↑ーー♪



にこ「――という事で☆ にこりん発音講座!どうだったかな?」


凛「皆もためになったかにゃー?」



にこ「あんたロクに出来てなかったじゃない…」


凛「細かいことはいいんだにゃー」



にこ「…それではお手紙紹介に戻りまーす☆!!」





絵里「……」


海未「……何というか…」


真姫「ええ…何というか……」








海未「ネタのレベr真姫「放送事故よね、これ」




真姫「……え?」   海未「………」





希「くふふふふ…っ!」




デデーン とーじょー アウトー





希「え?」


え?



黒服's「ザコニシテハズウタイガデカイナ」ゾロゾロ



希「ちょっと待って、ウチこんなん知らんいやホンマに知らんの(バチコーン!!)んっつ!?」





真姫「……」


海未「……」


絵里「……」




希「いやちゃうねん……ホンマ知らんねんって……」ヒリヒリ…



絵里「…………」




希「そもそも…あれや……ウチあんな音声言うた覚えないもん……」



真姫「…………」




希「………」



海未「…………」










希「……………イヤやわー…っ!! 今指示したん誰ー!?」




デーーーン!!  デッ↑、デッ、デッ、デッ、デ↓ーーン!  デッ、デッ、デーーン  デーン、デーン、デーン……デッデッデッデッ




花陽「はい。 では3通目のお手紙の紹介に移りたいと思います。えー…っと……」



ことり「あれ? 名前が書いてないね」



にこ「自分の名前を書き忘れちゃうなんてうっかりさんにこ☆ どれどれ?――」










A-RISEへ


きょう  おまえたちのらいぶ  みにいってやるぞ  フフフフフフフフフ





デデーン アウトー  全員アウトー





まきうみえり「何で私たちがっ!?」バシーン!!x3




モスガーバーァヤ モスガーァァ↑アーァァ↓バ♪ ドゥンガン カサークヤン インドウ ムゥーー♪




凛「これは……どういう事かにゃ…?」



花陽「A-RISEさんへのファンレターのようですねー……随分と…熱烈な……」



ことり「えー…この手紙を送って下さった方はきっと

変態という名の紳士さんなんですねー…」



にこ「でも、送り先を間違えられると にこ困っちゃうかな☆」





真姫「ついに他校までイジりだしたわよ……」


絵里「これって問題にならないのかしら…」


海未「まだ大丈夫なライン…でしょう……」





希「ムフフ…」ニマニマ


そういやいつかの千原せいじみたいな立ち位置の人はいないのかな

もうアライズくらいしかキャラ残ってないけど



テレレ↑ーー レーー レーー レーー レーーーーーー  テッテッテッ♪



ことり「そろそろ時間だねー」


花陽「そうですねー。次ので最後になりそうですね」


凛「今回はあまり紹介できなくて残念だにゃー」



にこ「誰のせいよ誰の……」


花陽「では最後のお手紙なん ですが……」アレ…?




花陽「あの……また…名前が……」



凛「………えっ…!?」


ことり「えっ…? な…何で……?」


花陽「と…!とりあえず!読みますね……!」



にこ「……?」










拝啓 雪穂へ



妹が増えました



穂乃果より




一同『!?』ガタッ!?


ことり Σ(・8・ )ガタッッ!?




海未「!!?」ガタッッ!?




希「ナニヤットンネーン」




テ↑ーーーーレレレーーレーレ♪  テ→ーーーーレレレーーレーレ♪  デーーーーレレレーーレーレ♪テッテッテッ テッテッ…テッ……



花陽「あ……写真つき…ですね……」ペラッ…










ことり「わぁーーーっ!かわいいーーーーーっ!!!」キャーーッ♪



にこ「ちょっ……コイツマジで何してんのよ!?」アホノカァ!!



凛「義妹最高だにゃー」マ イッカ










コンナノダイホンニナカッタデショ!?  カワイイハセイギ!!  アレ?…コノヒトダレ?  カッテニアドリブヲイレルニンゲンノクズ




SAY!YEAH!  FLYING!  Make waves!  グーーラーーンーーブレェェェェイィィィィバァァァァァァ!!




絵里「な……何が起こってるの…?」コエシカキコエナイカラ…



海未「何が起こっているんですか!!」クワッ!



真姫「………」





花陽「で…では! 今日はここまで!! また(プツッ…)





絵里「……」


海未「……」


真姫「……」




希「……」アトデワシワシ3UDXヤナー





ブロロロロロロロロロロロロロロロ…






午後 14:00



プシーッ…




ガチャッ



バタン





絵里「……ついたみたいね」


真姫「どこよ…ここ……」


海未「2時間近くバスにいましたが……」





希「おーし皆、ここが今日の校外学習の舞台 UTX学園や」



まきうみえり「!!!?」


loadはroadのことかな?



―――UTX学園










http://mup.vip2ch.com/up/vipper42844.jpg


   の~ん





デデーン ぜーいん アウトー





海未「何ですか…これ…っ!!」バシーッ!!


真姫「全く意味が分からないっ!!」ベシーン!!


絵里「本当にどこなのよここ…!!?」ビシィィン!!





狸の置物「の~~ん」ヨウコソ、ムー、ムー、ムーンサ、ンサ、ンサ、ンサ、ンサ…ンサイドヘ。




希「よーし。じゃあ移動しよかー」スタスタスタ



まきうみえり「……」スタスタスタ…




またスペルミスというかコピペミスか…死にてぇ……



―――ステージ





海未「UTXとは全く違う場所ですが………ちゃんとしたステージですね……」




絵里「え……まさか本当にライブを…?」




真姫「………あるわけないでしょ…」










チョット! ドウイウコトナノヨ!!



希「ん、何かもめとるみたいやなー」




にこ「――ちゃんと説明しなさい!!」



へ(^o^)へ にこちゃーん!
   |へ  ARISE来たの!?
  /



係員「ですから…先程申し上げた通り、本日のARISEさんのライブは中止…と」







にこ「ふざけんじゃないわよ!!」



\(^o^ )へ ARISE来てないの!?
  \|
   >



係員「すいません…あちらの都合がどうしても合わず……」







にこ「だったらやるとか宣伝すんな! 金返せ!!」



凛「ちょっと酷くないかにゃー」





真姫「…………」


海未「…………」


絵里「…………」





にこ「くそっ……こんな事ならサイショカラ…」ブツブツ…



┐(^o^)┌ なんだーアライブやらないのかー
  ( )     ざんねん…
 ┘┘


凛「……」















「――皆さん!こんにちは!!」





まきうみえり「!?」



にこ「……!!?」





海未「えっ…」


絵里「ちょっ…」


真姫「嘘っ!?」










あんじゅ「ごめんなさい、遅れちゃいました!」ペコリ



英玲奈「本当に、申し訳ありませんでした」ペコッ



ツバサ「お待たせしてすいません!!」フカブカー










3時間目 校外学習




真姫「はぁあああぁああああぁああ!?」


海未「ええぇええぇええええええぇ!?」


絵里「ほ……本当にARISEが!?」





にこ「ウオオーーー!ARISE!ウオオーーー!!」





<(^o^)/ えっ!?やっぱり来てるの!?
 ( )     やっぱりARISE来てるの!?
  ||





<( ^o^)> やったぁー!!ARISE来てるんだ!!
 三) )三  追っかけしていいよね!?サイン欲しいな!
< ̄ ̄>





Σ ( ^o^)  
 <) )>グキッ
< ̄ ̄>





_人人人人人 人人人人人_
> ちょっと熱くないかにゃあ <
 ̄YY^Y^Y^Y^YY^Y^Y^Y^YY ̄




デデーン ぜーいん アウトー





絵里「あの3人は……っ!」ビッシィ!


真姫「あれ素でやってるでしょ……!!」ベシィッ!


海未「そんな場合じゃ…っ…!!」バッシィーン!





スイマセンオキャクサマ タノオキャクサマノメイワクトナリマスノデ、ゴタイジョウサセテモライマス


ハ……?イヤチョットマチナサイヨ!!  カヨチーン ダイジョウブ?  ゴメン…ワタシ、モウ……





ツバサ「早速ですがライブを始めたいと思います! 皆、準備はいい?」



英玲奈「大丈夫だ」 あんじゅ「問題ない?」





ツバサ「では聞いてください! 『Private Wars』!!」



♪♪~♪~~♪♪~~♪♪♪





Can I do? I take it,baby!  Can I do? I make it,baby!




Can I do? I take it,baby!  Can I do? I make it,baby!





ウワァァァァァア!!ハナセェェエエエ!! ハーイ、ハヤクイクニャー  ゴメンネ、リンチャン… カルスギルクライダニャー




ズルズル……




あんじゅ「そう、行っちゃうの? 追いかけないけど♪」




英玲奈「基本だね 群れるのキライよ♪」





ツバサ「孤独の切なさ 分かる人だけど♪

時々言葉を交わし合って♪」





あんじゅ「お互いの場所で」




英玲奈「お互いの想い」




ツバサ「高める Each other's day!!」




『What'cha do what'cha do?  I do "Private Wars"♪



ほら正義と♪ 狡さ♪ 手にして♪』





『What'cha do what'cha do? I do "Private Wars"♪




ほら人生♪ ちょっとの♪ 勇気と♪ 情熱♪ でしょう?』





Can I do? I take it,baby!  Can I do? I make it,baby!




Can I do? I take it,baby!  Can I do? I make it,baby!




モウヤメチャウノ? コンキガナイノネ♪


絵里「やっぱり…すごいわね……」




アァシンケンニ ホシクハナイノネ♪


海未「ええ、流石は人気No1のアイドルですね」




ホンキガクルシイ ソンナヨワネヨリ♪ スズシイカオシテハシリタイノ♪


真姫「………素直に感心してどうするのよ」




オネガイハシナイ アキラメモシナイ カレイニ Super action please!!


絵里「ええ、私達も負けてられないわ」




What'cha do what'cha do? I know "Dangerous Wars"♪


タダセイナル♪ ショウジョハ♪ シュミジャナイ♪


海未「……そもそも 張り合う必要はあるのでしょうか」




What'cha do what'cha do?  I know "Dangerous Wars"♪


タダジンセイ♪ ショウブヲ♪ ナゲタラ♪ テッタイ デショウ♪


絵里「え…?」


真姫「何言ってるのよ」ジロ




カケヌケサセテ♪ タイクツナBad world♪ シワクドオリウゴキタクナイヨ♪


海未「あ、いえ……確かに、ランキングのようなものは…あるのですが…」




What'cha do what'cha do? I do "Private Wars"♪


ホラセイギト♪ カシコサ♪ テニシテ♪


海未「……それは皆がスクールアイドルとして打ち込んだ結果なだけであって…

……そこに本来勝ち負けはあるのか…と」




What'cha do what'cha do? I do "Private Wars"♪


ホラジンセイ♪ チョットノ♪ ユウキト♪ ジョウネツ デショウ♪


真姫「…!」


絵里「…………」





Can I do? I take it,baby!  Can I do? I make it,baby!



Can I do? I take it,baby!  Can I do? I make it,baby!!






フゥ…





ツバサ「ありがとうございました!!」バッッ!



英玲奈「本日は遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした」ペコッ



あんじゅ「いつも応援ありがとうございます!」ペコリ















パチ…  パチ…  パチ…  パチ…





ARISE「…!?」




「ブラボー、ブラボー。 さすがは ARISE。」パチ… パチ… パチ… パチ…





あんじゅ「だ……誰っ!?」



英玲奈「な…何なの…!」



ツバサ「姿を見せなさい!!」




「フッッ……」















凛「運転しろ」




┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨・・・










花陽「トラクターだッ!」



凛「客席が広いではないか・・・行け」



にこ「にゃぁ」





ドガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!










凛「おっしゃーっ!! カチコミかけるわよ!!」ネッコネッコニー!!



花陽「そうだな この一帯を田んぼにしてやろう」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨・・・



にこ「ちょっとヤバくないかにゃぁ」ワガハイハニコデアル





ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!




絵里「何やってんのよあの子たちはぁあああぁあぁああぁあああ!?」ケサレル! ケサレル!!



真姫「馬鹿でしょ!? みんなバカなんでしょ!!?」ドースンノヨコレェ!



海未「μ'sも遂に解散ですか…できればもっと続けていたかったですね……」シミジミ…





希「その点に関しては、ARISEさんも了承済みやから心配いらんでー」





海未「……あぁ、それなら良「くない!!」




絵里「全然良くないわ! そもそもこんな事に他校の方を巻き込まないでよ!!

それもよりによってARISEなんて――!!」




希「それはなー……いや、最初は冗談のつもりだったんよ?」





希「あんな? ネタ作ってる時に、ライブネタでもやるかーってなって そこでウチが


「ARISE呼んでみたらええんちゃう?」って…」




絵里「アンタが元凶かぁああああぁあああああぁあああ!!」




希「いや………………………いや、うん…せやな」



希「……で、その場は 出来るわけないだろ、却下 ってなったんやけどな?」










希「その日の夜、穂乃果ちゃんからメールが来て 「ツバサちゃんオッケーだって!!」 って」



まきうみえり「」






























まきうみえり「………ハッ!!」




真姫「え?え?ホノカ? なにそれいみわかんない」


海未「ホノカハカミカナニカデスカ?」キジモナカズバウタレマイニ… ニンゲン バンジー サイオウガ ウマ


絵里「ちょっと……頭が痛いわ……… え?話が全然見えてこないのだけれど」





希「ざっくり説明するとなー」




ウチが思いつく→穂乃果ちゃんが触発される→



その日の帰りにUTXに寄る→ツバサちゃんとバッタリ




希「で、そこからはなし崩しに――」





海未「――などと意味不明な供述をしており、動機は未だ不明」トンカツ クッテ ウマカッタ…



真姫「黙って」




絵里「止めなさいよ!!」



希「ダメ元とか議論する前に動かれるのを止めろとか無理やん?」




絵里「ウグッ……まぁ…それは……」















希「で、次の日穂乃果ちゃんから詳しく話を聞いて、

3人で土下座して参加を頼み込みに――」



絵里「だからそこで止めろ!!!」




ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!! ドガッ!




ザッッ!!x2





英玲奈「……派手な登場だな」



凛「ふん…少しは驚いたかしら?」




ツバサ「あなた達は一体……」





凛「綺羅 ツバサ! 統堂 英玲奈! 優木 あんじゅ!」





凛「同じアイドルグループとして、この私達が相手よ!!」



花陽「お米への想いは誰にも負けないつもりです!!」



にこ「にゃぁ」





あんじゅ「えっと……つまりどちら様ですか?」




絵里「アレも止めろ!!!」




希「やーんエリチったら他力本願~」



絵里「」ブチッ






希「冗談よ。 でもさっきも言った通り、

本人達が了承してるのだから何も問題は無いわ」




絵里「それは!あなた達の!!言い分でしょうが!!!」



希「……まぁ否定はし切れないけど」クスッ…




凛「今日 アナタ達を倒し! 私達が真のトップアイドルに!!」ニッコニッコリーン!!



花陽「全てを牛耳り 秋葉原を田園都市に」シハイシテアゲルヨォ



にこ「にゃぁ」ワガハイハ ジョン・ドゥ デアル




ツバサ「ふーん……面白そうだね」





ツバサ「私達だって伊達にやってきてない…って事ぐらいは分かるか。

じゃあ、覚悟はできてるんだよね?」ニッ…










凛「あっすいません…あのいや全然そんなつもりとかじゃなくて……」



ツバサ「弱っ!!」





英玲奈「ほう、貴様は今までに食べたパンの枚数を覚えているのか?」



花陽「同じ事を2度も言わせるな」




絵里「……私達の与り知らないところでとんでもない事を起こされていた」



海未「こんなの把握しろっていうんですか? 無理です

むーりーでーすーー」アナタノ オカケニナッタ デンワバンゴウハ ゲンザイ ニシカラヒガシ デス…



真姫(海未ちゃんがこわれた)





希「いや別にやらなくてもよかったんやけどな?これバレたら首飛ぶし。

でも穂乃果ちゃんがどうしてもって――」










絵里「………待って、今さらっととんでもない言葉が聞こえた気がするのだけれど」クビガ、トブ?




希「ああ、これUTX学園側には許可とってないからなー。 だから絶対バレたらアカンのよ」




まきうみえり「」


希「こんな遠くまで来たのもそういうワケで――」




凛「あの…私達ARISEさんの大ファンでして…サインイタダケタラナート……」


ツバサ「なーんだ、そんな事か! 普通に言ってくれればいいのに!」アハハッ!



凛「で…ですよねー! すいませへぇぇ~ん……」フヒヒwサーセンwww









花陽「私はご飯派だ。この意味が分かるな?」


英玲奈「なるほど、愚問だったな」









にこ「にゃぁ(迫真)」


あんじゅ「にゃぁ♪」




絵里「希…貴女は生徒会副会長よね……?

これがどういう事なのか……ちゃんと…分かってるのよね…?」




希「うん。あちらさんに秘密で進めるよう提案したんはウチやし」ホノカチャンハガッコウトオスツモリヤッタケドナー



絵里「」










希「…あ! こっちの理事長にはちゃんと話は通したで!!」



真姫「アンタらがアウトよ」




絵里「の……ぞ……み……?」




希「学校通したら絶対面倒な事……そもそも許可なんて下りんって分かり切ってるしなぁ」



絵里「ねぇ……何で…そこまで……」





希「いやー…だって穂乃果ちゃんが「やろう!」って言うんやもん……」







希「断われるわけ、ないやん?」




海未「ええ、分かります」キリッ



真姫「黙れ」




凛「いやー本当にすいません。 わざわざこんな事に付き合わせてしまって……」ヘコヘコ



ツバサ「う~ん……うちの学校だとこういう事ってまずやれないないからねー」チョットオカタイトオモワナイ?






ツバサ「だからすごく楽しいよ!」ニコッ!




凛「おぉ…ぅ……」








絵里「………………………………今、「本物」を見た気がするわ」




海未「………ですね」




真姫「…………」










花陽「あっ…! 決してパンが嫌いとかじゃないですよ!」



英玲奈「ああ、分かってるよ」フフッ




花陽「今まで食べたパンの枚数は覚えていません……」



英玲奈「ああ…分かってるよ」クフフッ…!





ツバサ「サインだったよね! あなたの名前は?」



凛「…………あっ!  星z……矢澤 にこです…」










ツバサ「冗談冗談!! 星空 凛さん 小泉 花陽さん 矢澤 にこさんだよね!」



凛「へっ……?」


花陽「え…えっ!?」


にこ「!?!!?」





ツバサ「よいしょ…っと…」スッスッスイッ




ツバサ「皆! サインだって!」


あんじゅ「りょうかーい」キュッキュッ


英玲奈「ちゃんとした色紙を用意できればよかったのだが」サラサラッ





にこりんぱな『い、いえ! とんでもないです!!』




ツバサ「わっ…! 息ピッタリ」


あんじゅ「私達よりいいトリオかも?」クスクス


英玲奈「これはうかうかしてられないな」フフッ




絵里「…………流石、ね…」


海未「……ええ。あの姿勢、是非見習いたいです」サインノレンシュウ、シマスカ…


真姫「……そうね」ソレハチガウトオモウ















希「…」ソロソロエエデー  エ?ヨテイトチガウッテ?  ソコハ…マァ





ツバサ「これ、どうせなら9人全員分やっちゃわない?」



あんじゅ「あっ…いいかもそれ!」



英玲奈「ただ、スペースが足りるかどうか……」










ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド・・・



ARISE「!?」



まきうみえり「……!?」




にこ「…!?」


りんぱな「」



希「……」プククククク…




   ∩___∩
   | ノ      ヽ
  /  ●   ● | ほのかがきたぞ──!!

  |    ( _●_)  ミ
 彡、   |∪|  、`\
/ __  ヽノ /´>  )
(___)   / (_/
 |       /
 |  /\ \

 | /    )  )
 ∪    (  \
       \_)

クマーーーーーーー!!





ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!




デデーン ぜーいん アウトー





絵里「ほのかぁああああぁぁあああああ!?」ビッシィン!


真姫「あのバカぁああああああぁあああああぁ!!」ベシッッ!


海未「これ以上話をややこしくしないで下さ(バシィィン!)っ!!」





希「……」ヤッパスゲェワアイツ





ツバサ「やっほー 穂乃果ちゃん」フリフリ



   ∩___∩
   | ノ      ヽ
  /  ●   ● | らいぶ みにきたぞ フフフフフフフフフ

  |    ( _●_)  ミ
 彡、   |∪|  、`\
/ __  ヽノ /´>  )
(___)   / (_/
 |       /
 |  /\ \

 | /    )  )
 ∪    (  \
       \_)






ツバサ「もう終わっちゃってるよ?」



   ∩___∩
Σ  | ノ      ヽ
Σ /  ●   ● | えっ!?

  |    ( _●_)  ミ
 彡、   |∪|  、`\
/ __  ヽノ /´>  )
(___)   / (_/
 |       /
 |  /\ \

 | /    )  )
 ∪    (  \
       \_)







あんじゅ「この人……μ'sのリーダーさんだよね?」



英玲奈「なるほど、な…」





ツバサ「それはそうと、よくそんな着ぐるみまで用意できるねー」



   ∩___∩
   | ノ      ヽ
  /  ●   ● | ことりちゃんが頑張ってくれてねー

  |    ( _●_)  ミ
 彡、   |∪|  、`\
/ __  ヽノ /´>  )
(___)   / (_/
 |       /
 |  /\ \

 | /    )  )
 ∪    (  \
       \_)






ツバサ「……えっ!? それ自前なの!!?」



   ∩___∩
   | ノ      ヽ
  /  ●   ● | 幼馴染の私でも、時々分からなくなります

  |    ( _●_)  ミ
 彡、   |∪|  、`\
/ __  ヽノ /´>  )
(___)   / (_/
 |       /
 |  /\ \

 | /    )  )
 ∪    (  \
       \_)






ツバサ「ほえー……」










ツバサ「……あっ! それなら…」ズッズッズリッ





   ∩___∩
   | ノ ツバサ  ヽ
  /  ●   ● |

  |    ( _●_)  ミ
 彡、   |∪|  、`\
/ __  ヽノ /´>  )
(___)   / (_/
 |       /
 |  /\ \

 | /    )  )
 ∪    (  \
       \_)


ツバサ「サイン入れてみたよ!」ドヤッ!






   ∩___∩
   | ノ ツバサ  ヽ
  /  ●   ● | フム・・・

  |    ( _●_)  ミ
 彡、   |∪|  、`\
/ __  ヽノ /´>  )
(___)   / (_/
 |       /
 |  /\ \

 | /    )  )
 ∪    (  \
       \_)










   ∩___∩
   | ノ ツバサ  ヽ
  /  ●   ● | これってプレミアつくかな?

  |    ( _●_)  ミ
 彡、   |∪|  、`\
/ __  ヽノ /´>  )
(___)   / (_/
 |       /
 |  /\ \

 | /    )  )
 ∪    (  \
       \_)


ツバサ「いけるいける。 サイン入りで使用済みだよ?」シカモリーダーフタリノ





   ∩___∩
   | ノ ツバサ  ヽ
  /  ●   ● | おおーっ!! 穂むらに飾っちゃってもいいかな?!

  |    ( _●_)  ミ
 彡、   |∪|  、`\
/ __  ヽノ /´>  )
(___)   / (_/
 |       /
 |  /\ \

 | /    )  )
 ∪    (  \
       \_)


ツバサ「ちゃんとバレないようにしてよー?」






   ∩___∩
   | ノ ツバサ  ヽ
  /  ●   ● | もちろんだよ! ありがとーっ!!

  |    ( _●_)  ミ
 彡、   |∪|  、`\
/ __  ヽノ /´>  )
(___)   / (_/
 |       /
 |  /\ \

 | /    )  )
 ∪    (  \
       \_)


ツバサ「どういたしまして♪」





2人「あははははっ!!」




真姫「ねぇ…何なの…? 何なのあれ……?」


絵里「もう…怖いわ……あの子は何者なの……?」


海未「……」ワタシハトキドキホノカノトコトリノコトガワカラナクナリマス…





希「……みんなが難しく考えすぎなだけやと思うけどなー」










「そこまでだ!!」




ARISE「!!?」ギクゥッ!!



まきうみえり「!!」ビクゥッ!!



にこ「!?」ビクッ!!



りんぱな「!?」ドキッッ!!





希「……!」……エ? ドッチ?




「脱走犯を発見した! 直ちに捕えろ!」ダダダダダッ!!




ツバサ「…………………………えーっと。 これって演出…?」




穂乃果「うん! 今穂乃果は 窃盗と2股と傷害と殺人未遂で捕まってるって設定で―」



ツバサ「なにそれこわい」





穂乃果「あっ……! もしかして…驚かせちゃった…?」



あんじゅ「ほんとだよぉ~っ…」ヘナヘナ…


英玲奈「全く、心臓に悪い……」ドキドキ…





穂乃果「いやー……ごめんなさい…」ペコッ



ツバサ「まぁ……いいけど……」




「機動部隊!かかれ!!」



穂乃果「うぐっ!?」










              \   ∩─ー、

                \/ ● 、翼`ヽ
                / \( ●  ● |つ
                |   X_入__ノ   ミ ・・・
                 、 (_/   ノ
                 \___ノ゙

                 / 丶' ⌒ヽ:::
                / ヽ    / /:::
               / /へ ヘ/ /:::

               / \ ヾミ  /|:::
              (__/| \___ノ/:::





デデーン ぜーいん アウトー






ツバサ「穂乃果ちゃっ……!何…やっ…て…っ!」アハハハッ!  バシーン!…>



あんじゅ「楽しい人だね!」フフフッ!  バシーン!…>



英玲奈「なるほど…な…」クスクス…!  バシーン!…>





              \   ∩─ー、

                \/ ● 、翼`ヽ
                / \( ●  ● |つ
                |   X_入__ノ   ミ ・・・
                 、 (_/   ノ
                 \___ノ゙

                 / 丶' ⌒ヽ:::
                / ヽ    / /:::
               / /へ ヘ/ /:::

               / \ ヾミ  /|:::
              (__/| \___ノ/:::







              \   ∩─ー、

                \/ ● 、翼`ヽ
                / \( ●  ● |つ
                |   X_入__ノ   ミ 穂乃果は釣られないクマ ・・・
                 、 (_/   ノ
                 \___ノ゙

                 / 丶' ⌒ヽ:::
                / ヽ    / /:::
               / /へ ヘ/ /:::

               / \ ヾミ  /|:::
              (__/| \___ノ/:::











         \   ∩─ー、    ====

           \/ ● 、翼`ヽ   ======
           / \( ●  ● |つ
           |   X_入__ノ   ミ   そんな餌で私が釣られクマ――  ホノカチャン!>
            、 (_/   ノ /⌒l
            /\___ノ゙_/  /  =====
            〈         __ノ  ====
            \ \_    \
             \___)     \   ======   (´⌒

                \   ___ \__  (´⌒;;(´⌒;;
                  \___)___)(´;;⌒  (´⌒;;  ズザザザ











        ∩___∩
. \     | ノ ツバサ  ヽ
   \  /  ●   ● |
     \|    ( _●_)  ミ あっそうだ… そんなエサでほのかが釣られるかクマー!
      彡、   |∪| ,/..

       ヽ   ヽ丿/  /⌒|
       / \__ノ゙_/  /  =====
      〈          _ノ  ====
       \ \_    \
        \___)     \   ======   (´⌒

           \   ___ \__  (´⌒;;(´⌒;;
             \___)___)(´;;⌒  (´⌒;;  ズザザザザザザザザ





デデーン ぜーいん アウトー



今更だけど備考
ARISEは全員3年という事にして話を進めてた



ツバサ「まったねー! 穂乃果ちゃん!!」



∩___∩
| ノ ツバサ ヽ

 ●   ● |
  ( _●_)  ミ  またねー 今日はありがとー
、   |∪| ,/..

   ヽ丿/  /⌒|
\__ノ゙_/  /  =====
         _ノ  ====
 \_    \

 \___)     \   ======   (´⌒

   \   ___ \__  (´⌒;;(´⌒;;
    \___)___)(´;;⌒  (´⌒;;  ズザザザザザザザザザザザザザザザ






ツバサ「こちらこそ ありがとーっ!!」ブン ブン!



あんじゅ「また遊びましょーっ!」フリフリ



英玲奈「いや、そこはライブ…」










バシーン!バシーン!バシーン!……




【※ARISEさん 本当にありがとうございました!!】





今回はここまで
ギャグって大体勢いなのに投下だけでも結構時間がかかる罠

おつ

乙女式れんあい塾

sineの部分はにこもボケただけなのかにこ?

roadでshineだったか
英語勉強しとけってよく言われた理由が今分かった




プロの本気を目の当たりにし、アイドルとしての心構えを新たにした3人


だが、校外学習を終えて戻った先には 新たな笑いの仕掛けが…




午後 16:30



―――部室






海未「ただいま戻りました」ガチャッ



真姫「いちいち言う必要はないと思うんだけど」



絵里「まぁ、こういうのは習慣になってしまうものよ」




海未「そうですね、何となく言わないと落ち着かなく…

……アレは?」ツクエノウエニ…










PC「ジーーーーーーーー」




絵里「PC…ね。起動中の」



真姫「どうせ変な画像でも仕込まれてるんでしょ」




海未「……いえ そういったものではないようですね」カチカチ



絵里「何だったの?」





海未「海女損でした」




絵里「あぁ 密林ね」



真姫「どうして尼存なのよ…というか絶対何か仕込まれてるでしょ……」




海未「…」カチ…カチ…



絵里「……どうかしたの?」




海未「……いえ。これ 金属バットの購入画面なんですが…」



真姫「…なによそれ」



絵里「物騒ね…」





海未「あの……マーケットが 高坂 穂乃果 と…」




デデーン あやせー にしきのー  あうとー





真姫「だから言ってるでしょぉおぉおお!!」ベシッ!


絵里「は…犯行道具…ってこと…かし…ら?」ビシーッ!




海未「あ…これまだ下にスクロールできますね」カチ カチ




真姫「待って待ってやめておかしいわあなたたち自分から笑いにいってない?

いやべつにそれはいいけどわたしがまきぞえになってるのよ!?」




絵里「え? 私が真姫添え?」??



海未「ブフウッ!?」





デデーン そのだー あうとー




バシッッ!




真姫「エリー!! 私は真面目な話をしてるの!」


絵里「ご、ごめんなさい」




真姫「海未ちゃんもこんなので吹き出してるんじゃないわよ!」


海未「ち…ちがっ……」プルプル…



絵里「う、海未? どうしたの…?」




海未「こっ…このっ……Amaz●nの……!」プルプルプル…!



絵里「アマゾンの?」




海未「関連っ…!関連商品っ……!」プルプルプルプルプル!



真姫「なんなのよ…」チラッ




http://mup.vip2ch.com/up/vipper42847.jpg




デデーン あやせー にしきのー あうとー




海未「ブグフフフッ!!」


デデーン そのだー あうとー





真姫「あほのかぁあああ!!」ベッシィ!



絵里「何でこんな本格的…っ!」ビッシーン!



海未「あはははっ!あははっ…!っーー…っ!!」バッシィン!















真姫「……海未ちゃん さすがに笑いすぎ」



海未「ふぅ……すいませんお見苦しいところを」





海未「しかし 落ち着いて考える程におかしく思えてきます」



真姫「やめて」





海未「饅頭を盗むだけですよね?」



真姫「やめてったら」プルプル…





海未「なのにこんな重装備で」



真姫「だからっ…」プルプルプル…!





海未「しかも自分の家の」



真姫「ゲフッ」




デデーン にしきのー アウトー





真姫「やめろっていってんでしょうが!」バシィイン!!




真姫「ボケの解説とかいらないから!何冷静に分析してるのよ!!」




海未「……ハッ! すいません、知らぬ間にまたこの空気に飲まれていました…」



真姫「エリーもそうよ! 大体……」







絵里「……」パシャ パシャ



真姫「撮ってんじゃないわよ!?」






―――数分後



真姫「……」


海未「……」


絵里「…………………」





海未「……絵里? どうしました?」



絵里「…………引き出しの中にね これが」ゴトッ





http://mup.vip2ch.com/up/vipper42849.jpg





海未「これは……マトリョーシカ…?」



真姫「……絶対仕込みだから。仕込まれてるから………ちょっといいかげんにしなさいよ!」





絵里「や でも……気にならない…?」ニギッ…




真姫「抑えなさいよそれぐらい!」海未「そうですね 非常に気になります」





真姫「もうやだこのふたり」ダレカタスケテ…




絵里「いくわよ……」



海未「……」




真姫「…………」…チラッ ……チラッ




ガポッ










http://mup.vip2ch.com/up/vipper42851.jpg




デデーン ぜーいん あうとー





絵里「マトリョーチカの内側が呪われていた件」ビッシーン!



海未「何と…禍々しい……っ!!」バシーッ!



真姫「あぁああああぁもぉぉお!!」ベッシーン!







―――またまた数分後



真姫「……」


絵里「……」


海未「………」ガタッ




絵里「………海未? どうしたの?」



海未「あ、いえ。少々お手洗いに」


絵里「あっ…、分かったわ」




真姫「………」スッ…



絵里「あら 真姫も?」


真姫「……まぁ」





海未「そうですか。では、行ってきますね」



絵里「えーと…いってらっしゃい?」



真姫「……」




バタンッ…




絵里「……」










絵里「……」










絵里「……」















絵里「………………」サスガニデリカシーナカッタカシラ…




―――廊下



スタスタスタスタ




海未「…」スタスタスタ



真姫「…」スタスタスタ





海未「……」スタスタスタ…



真姫「……」スタスタスタ





スタスタスタスタスタ…




―――部室



絵里「……」





絵里「……」ウーン…





絵里「……」キョロ… キョロ…










スイッチ「・・・」



絵里「…!」







スイッチ「・・・」


絵里「…………」










カチャ……




―――廊下



スタスタスタスタ…




海未「…」スタスタスタ…



真姫「…」スタスタスタ…





海未「……あの、真k「いいわよ」




海未「え…?」





真姫「だから……別にそこまで怒ってたりとか、しないから…」



海未「……」





真姫「私もいいかげん…受け入れるわよ……このわけの分からない…」



海未「そう、ですか…」




スタスタスタスタスタ




―――部室




絵里「……」


謎のスイッチ「・・・」






絵里「……」ジー…


例のスイッチ「・・・」






絵里「……」キョロ キョロ…


恒例のスイッチ「・・・」






絵里「……」ジィーッ…



絶対に押してはいけないスイッチ「・・・」




―――トイレ




真姫(……ついたはいいけれど…)





真姫(……………よく考えれば…一緒にここに入っちゃったら…)




海未「…………」





海未「あの、真姫から先に…どうぞ…?」




真姫「……えっ…? な、何でよ……」




海未「いえ…その……2人きりで入ってしまっては……その……」




真姫「………………」ジトッ…





海未「は…離れたところで待ってますから!!」ダッ…!




タタタッ…










真姫(……)















真姫「……私のバカ」




―――部室





絵理「…」ソワソワ





絵理「…」ムー…





絵理「…」キョロキョロ





スイッチ(絶対に押される)「・・・」





絵理「…」ドキドキ










絵理「………」エイッ



ポチッ





デデーン あやせー あうとー



絵理「えっ!?」





ビッシィーン!……




―――廊下




シーン





海未「…」















海未「…ラブアローシュッ」シュウッ




デデーン アヤセー アウトー



海未「!?」ビクッ!




―――部室




絵里「………」





真姫「………ねぇエリー…さっきアウトになってたけど…」ナニカアッタノ…?



絵里「えぇ…少しね……」




真姫「……………」










真姫(部室から離れておいて……正解だったのかしら…?)















海未(スイッチ、押したんですね。 すっかり存在を忘れていました……)







次々と襲い来る笑いの仕掛けに、心休まる暇もない3人。


だが、襲撃の手は止まる所を知らない・・・




午後 17:00



―――部室




真姫「………」


海未「………」


絵里「………」





絵里「今回は待機が長いわね……」



真姫「一応学校に通ってる……っていう体よね…」



海未「……そうですね…多分そろそろ何か……」





ピッ



まきうみえり「…!」




真姫「モニターが…勝手に?」



絵里「またビデオなのかしら?」



海未「そのようですね」





『Шо Channel』





絵里「ショー…チャンネル…?」



真姫「……何でちょっとロシア文字なのよ」



海未「……」イヤナヨカンシカ…




―――VTR(録画)




絵里「……雪? どこなのかしら…」



海未「プレハブ小屋もありますね…」



真姫「一体何が始まるのよ……」





ゴーロゴーロ










亜里沙「~♪」ゴロゴロー♪





海未「亜里…沙……」



真姫「……ねぇ これ…いいの…?」



絵里「」




亜里沙「~~♪」ゴロゴロゴロー♪








真姫「雪玉を…転がしてるわね…」



絵里「アリサ…アリサ…」



海未「……」アリサハヘイポーポジナノデショウカ…








亜里沙「よいしょ…っと」ググッ…





ノセッ





亜里沙「よし!とりあえずカタチはできた! あとは…」




真姫「……雪だるまを作ってたのね」



絵里「アリサァ…」



海未「……」ハラハラ…








亜里沙「白い~絵本~ 開いたような~♪」テブクロハメッ




亜里沙「おと~ぎ~話の 世~界で~♪」ボウシカブセッ





亜里沙「Снегурочка~♪」カンセイ!










雪穂「亜里沙! こんな寒い中何やってるの!!」




亜里沙「あっ 雪穂! いまСнегурочкаをつくってたの!」



雪穂「ほら 早く戻らないと!」ガシッ








亜里沙「そうだ! ユキがっせんしない?!」



雪穂「戻るよ!」グイグイッ!








亜里沙「そういえば! 雪穂のなまえに"ユキ"って字がある!」ズルズル…



雪穂「戻るよ!!」ズルズルズル!






―――VTR



ガチャッ




亜里沙「おジャマしまーす」



雪穂「えーっと…もうカメラ回ってるんだったよね?」





亜里沙「わっ……すごい! いえのなかみたい!!」テレビガアル!



雪穂「本当に、生活できなくもなさそうだね…」ベットッテ…イルノ?








真姫「……さっきのプレハブに入ったのね」


絵里「雪穂ちゃんに感謝ね」


海未「……」プレハブセイカツ…




亜里沙「……? これ、なんだろう?」



雪穂「どうしたの?」




亜里沙「ツクエのうえに、こんなのが」ヒョイッ










【日本で一番メジャーなお菓子は『きのこの山』】





真姫「」ピクッ…



海未「」…!








亜里沙「日本でイチバンめじゃーなおカシは『キノコノヤマ』……?」




雪穂「亜里沙 駄目っ!!」




亜里沙「ゆ…雪穂……!?どうしたの…?」ビクッ…



雪穂「騙されちゃダメ! こんなの嘘っぱちだよ!」




亜里沙「そ、そうなの…?」





雪穂「……ふぅ あのね、確かに日本には『きのこの山』っていうお菓子があるんだけど

他にも色々お菓子はあって、どれが一番とか決められるものじゃないんだよ」



亜里沙「う、うん……」








真姫「」…



海未「」…








雪穂「そりゃ、人それぞれ好きなお菓子はあるんだろうけど……

そういうのは決して、押し付けたりとかしちゃいけないと思うんだ」



亜里沙「なるほど…」




雪穂「ごめんね、どうしても抑えられなくて…」




亜里沙「ううん わかったよ! おかしってなんでもおいしいもんね!!」



雪穂「!」




亜里沙「『穂むら』のおかしもおいしくてだいすき!」




雪穂「亜里沙……!」








真姫「……」



海未「……」ハラショー



絵里「……」ユキホチャンガイテクレテアンシンネー




亜里沙「そういえば。やっぱり、雪穂もすきなおかしってあるの?」



雪穂「それは…まぁねー。でも………」





亜里沙「ほんと?! 雪穂のオススメのおかし、おしえてほしいな!」



雪穂「そ、そこまで言われたらしょうがないなー。そうだねー私のオススメは……」










雪穂「やっぱり『たけのこの里』かな!」バァーン!!





真姫「」…!



海未「」ピクッ…




亜里沙「? 『タケノコノサト』?」



雪穂「まぁ、言われても分からないよね。丁度今持ってきてるから 食べる?」ゴソゴソ





真姫「」…



海未「」…!?





亜里沙「これが『タケノコノサト』?」



雪穂「うん。名前の通りタケノコの形をしてて面白いんだ~♪」





モグモグ










亜里沙「おいしい!」テーレッテー!




亜里沙「おいしいね!『タケノコのさと』!」ハラショー!



雪穂「でしょー? このチョコとクッキー生地のバランスが――」






真姫「」……



海未「」プルプル…



絵里「……」ホッコリ…










コンコン





雪穂「あれ…? 誰か来た?」



亜里沙「『タケノコのサト』!」モグモグ




雪穂「ねぇ、亜里沙。誰か来たみたいだけど…」



亜里沙「『タケノコのさと』!」モグモグ!




雪穂「…………出ちゃっていいのかな?」ワタシ、ダイホンヨクシラナインダヨネ…





コンコン?




雪穂「あっ……ハイ! 今開けます!」バタバタバタ…!





ガチャッ




こころ「おじゃましまーす」ニコー


ここあ「おじゃまするにこー」ニコー





亜里沙「『たけの…ニンジャ!?」バッ!




真姫「」


海未「」


絵里「」アラカワイイ





こころ「あ はらしょーだ」


ここあ「はらしょー」フリフリ




雪穂「えっと……キミたちは…」



こころ「こころです!」ニコッ!


ここあ「ここあだよ!」ニコッ!




雪穂「えーっと……確か…にこさんの妹さんだったっけ…」










亜里沙「ドーモ。ニンジャ=サン。」



こころ「シノビです」ワイユー


ここあ「くノ一です」タック



亜里沙「!?」




雪穂「今の時間って……皆さんライブで地方の方に………」ブツ ブツ…










亜里沙「さ…SAMURAI?」




こころ「ノー、ブシ」


ここあ「ローニン」




亜里沙「!!?」




亜里沙「も…モンスター」




こころ「ノー!カイジュウ!」


ここあ「KAIJU!!」




亜里沙「!!!」








亜里沙「アトム!」




こころ「テツジン!」


ここあ「まじんがー!」ゼェーット!




亜里沙「……!」








亜里沙「戦隊!」




こころ「ライダーー!」


ここあ「ウルトラマン!」




3人「プリっキュアーっ!!」イエーイ! パチンッ!!





雪穂「そこ、遊ばない」モウチュウガクセイデショ




真姫「……ねぇ、これって」


海未「あのライブの間……世話を押しつけましたね」


絵里「あとで説教ね…」ゴゴゴゴ…








こころ「はらしょー!」ダキッ!


ここあ「はらしょー!」ダキッ!



亜里沙「ハラショー!!」ダキッ!!





雪穂「……」エー…





ハラショー! ハラショー!! ハラショー!






雪穂「…………」










亜里沙「! 雪穂もくる?」




雪穂「えっ?  いや…別に……」





こころ「ゆきほ?」


ここあ「ゆきほおねえちゃん?」



亜里沙「うん! アリサの友達なんだよ!」






こころ「ゆきほおねえちゃん!」トテトテ


ここあ「おねえちゃーん!!」ダキッ!





雪穂「ぅぇえええぇええええ!!?」




こころ「おねえちゃーん!」ギューッ


ここあ「おねえちゃーん♪」モッギュー




雪穂「あ…あの……! 亜里沙……何とかして………」










亜里沙「お姉ちゃーーん!!」ガバッ!




雪穂「!!?!?!?!!!??」アウアウアウアウ…!








絵里「あとで説教ね…」ニヘラ



海未「ですね…」デレーッ



真姫「2人とも、顔 顔」イモウトホシイワァ…





雪穂「」ボフンッ!




オネエチャーン!?




雪穂「」プシュー…





こころ「なにしてあそぶにこ?」ニコー



亜里沙「えっとね、ビデオがあるんだ!」ゴソゴソ…



ここあ「びでおみるにこ?」ニコー








亜里沙「あった! ほらーエイガだって!」ジャーン!






えりまき(……!?)



海未「……!」




こころ「ほらー?」ニコー?


ここあ「えいがにこ?」ニコー?



亜里沙「うん! えっと、さいせいするには……と」





ウィーンカパッ




ウィーンカシャン




フォーーーン






亜里沙「いくよー」



こころあ「はーい」




雪穂「…………はっ…! 私は一体……」




亜里沙「あっ!雪穂!! いまから『ほらーエイガ』をみるよ!」



雪穂「え"っ……」ホラー!?





亜里沙「ほら、こっちこっち!」グイグイ



雪穂「ま…待って亜里沙! 私ホラーは……!」










―――数分後




















ありゆき「ブルブルブル…」ヒシッ…!




こころ「きゃぁーーっ!!」キャッ キャッ


ここあ「いやぁーーっ!!」キャッ キャッ




海未(何てことを……)ブルッ…



えりまき「」ガクガクガク…!








雪穂「あ…亜里沙……もうやめにしよ…? ね?」ブルブルブルブル…!



亜里沙「う……うん…!」ブルブルブルブル…!




こころ「えーっ! やめちゃうの!?」ブー!


ここあ「もっとみたいーー!!」ブー ブー!



雪穂「そ…そういわれても……」ブルブルブル…










テレビ「ブツッ!」ザザーーーーーーーーーーーー!!





ありゆき「きゃぁぁぁあああああっ!!」



こころあ「いやぁーーーーーーーっ♪♪」




電気「バツンッ!」ブツッ…






ギャァァアアアアァアアアアアア!!



コワーアイイヨーット♪  コワイヨー♪








絵里「あ…亜里沙あああああああ!!」ガクガクガク…!


海未「な……何てことを!」


真姫「や…やり過ぎよ…!」ガクガクガク…










ガチャッ





タダイマー ホノカダヨ!




ドウ? オドロイタッ!?  イタイ!ユッキーイタイッテ!  チョッホントニイタッ…ヤメテユキホ!




ア…アリサチャン! オネガイ ユキホヲトメ…ッ!? イ…イタイ! アリサチャンヤメテッ!!




ゴメン!  ゴメン!フタリトモ!  アヤマルカラ!  イタイ!!  ゴメンナサイ!モウシマセン!  ダレカタスケテー!!




シュラバ?  チワゲンカ?





プツッ





真姫「………」


海未「………」


絵里「………」p















ピッ




まきうみえり「!?」




希「………」



絵里「の……希…?」







希「」ペコッ



海未「これは…どういうことなのでしょう…」







希「……では、これより わたくし、東條 希の謝罪会見を始めたいと思います」



真姫「何を始めるのよ…」




希「今回、私、東條 希は、神田明神にて未来の医師であり、

アイドルである西木野 真姫さんに不快な思いをさせてしまい深く謝罪致します。」



真姫「!?」






希「まず、私が西木野さんサイドがセクハラだと訴える行為を働いた経緯を説明しますと、

バイト中に西木野さんに声をかけようとした際、西木野さんのお胸がいやらしく動いたもので、

私は、そこで、アラっと思ってしまい、お胸を触ってしまいました。


前に学校内で「あの女ならある程度いっても大丈夫だろう」という噂があったのです。


私が西木野さんの胸を触ってしまった事は紛れもない事実であります。

しかし、女医といえば一般的にどスケベなイメージがあるという事も事実であります。

よって、ここは一つ喧嘩両成敗という事で、

水に流して頂けないかと思っている所存でございます。」









真姫「は?」


絵里「ま……まぁまぁ…落ち着いて……」


海未「そっ…そうですよ……」




希「まず謝罪の前に、なぜ私があのような行動をとってしまったのか?


その経緯を説明させて頂きます。」






希「池袋の風俗では、約3万円~5万円ぐらいが相場と言われています。


よってあなたに払った高額のギャラを考えれば、抱きつくぐらいの行為はOKだろうと、


安易な考え方をしてしまい、あのような行為をとってしまいました。



それに伴い、私が西木野さんに抱きついた時の西木野さんの表情は、


まんざらでもないというどスケベな顔をしていたので、「アラ、いいですねえ」の波が


何度も押し寄せて来ちゃって、 最終的には押し倒すという結果となってしまいました。



つまり、今回の一件を風俗に例えるならば、 本番がなしのお店で興奮し、


本番を強要してしまったみたいな事であり、決して罪悪感があった訳ではないので、


示談という形で穏便に処理して頂きたいと思っている所存であります。」







真姫「あ?」


絵里「ちょっと……これは……」


海未「非常に不快…ですね」




希「この度は、このような機会を設けて頂き大変恐縮であります。


このアイドルレベルならキスはOKだろうという私の安易な考えが、


あなたを傷つけてしまった事を深く謝罪したいと思います。




事の発端は、西木野さんが神田明神にやって来た際、


「とんでもないおサセがやって来た!」と思ってしまった事に始まりがあるのです。


そもそもおサセというのは、誰にでも身体を許す女性の事でありまして、


そんな女が来たと思ったら「アラ、いいですね」が何度も押し寄せてきてしまいまして


5回目の「アラ、いいですね」まで待てなくなってしまい、


最初のキスを仕掛ける事になってしまいました。




さらに収録(鬼ごっこ)中、あなたは、このアイドルレベルではあり得ないような


いっちょ前のフェロモンを出してきたので


私の中に「年のわりには好き者なんだ」か「なんだこの****!」という思いがよぎり、


2度目3度目のキスを仕掛けるという形になってしまいました。


今回、私的には、「このアイドルレベルでもキスはないんだな」という事が分かった事は


大きな勉強となりました。」





神田明神巫女見習い・東條 希









真姫「絵里 あのバカ引っ叩いてもいいかしら」


絵里「…いいと思うわ」


海未「さすがにこれは…冗談の域を超えていますね…」




希「またこの度、私東條 希が日本を代表する外国人アイドルであり、
妹を持つ姉の身である絢瀬 絵里さんにセクハラ行為ともとれる行動をしてしまった事を、
深くお詫び致します。」



絵里「」





希「今回の一件は「ロシア人は、ボルシチと****の事しか考えていないんだろう」
という私の固定観念に問題がありました。


しかしながら、ロシア人といえばスキンシップと****の境界線がフワフワしており
あっちの方が、世界一お盛んであります。
現に今日の絢瀬さんがノーパンである事は紛れもない事実。
ロシアで”ノーパン=オールOK”のサインだと聞いたこともあります。


要するに、今回の一件は日本とロシアの国民性が生んだ問題であり逆に私も、
カルチャーショックを受けた被害者であるのです。
よって五分五分という事で許しては頂けないでしょうか。
よろしくお願いします。」









絵里「オイ」


真姫「なんなのコイツ」


海未「これがネタのつもりなんでしょうか?」




希「まず謝罪の前に、今回の一件の原因を私なりに分析いたしましたので、
その報告をさせて頂きます。」






希「絢瀬さんの妹である「絢瀬 亜里沙さん」は信用できる情報筋によると実情は、
アソコがモンキーバナナで、しかも****さらになんと、****だというではありませんか。
それを聞いた私は「えっ本当?そんなら絢瀬相当欲しがってんじゃん!」と確信したんです。



現に絢瀬さんは先ほど目隠しされた時、欲求不満のメスが出す独特な匂いを醸し出して、
私を誘ってきました。
そしてその匂いに「ウチなら亜里沙ちゃんの5倍は****」と
何度もボディータッチをしてしまった次第であります。



要するに、今回の一件は亜里沙さんがアリーチカだという事が問題があり
私、東條 希がおっ立ってしまった事は不可抗力としか言いようがないのです。
よって今回は姉妹間の問題という事で穏便に事を進めて頂けないでしょうか。
大変申し訳ございませんでした。」









絵里「亜里沙引き合いに出してんじゃないわよ」


海未「屑ですか」


真姫「コイツどうしたらいいの?」




希「この度は、再三にわたり絢瀬さんサイドにご迷惑をおかけした事を深くお詫び申し上げます。
今回の事の発端は、遡る事18年前私の幼少期にあります。
その頃の私は、幼いながらも外国のポルノ女優トレイシーローズのお世話になっておりました。


そして今日、収録にポルノ女優顔負けの貞操観念の低さを思わせる絢瀬さんが現れた際
私は「あれ?トレイシーローズじゃん!なんでこんな所にいるの?」
と勘違いをしてしまったのです。
こうなったら誰にも私を止められる事はできません。女って我慢できないんです!
彼女の乳房に襲いかかってしまいました。


しかも先月、絢瀬さんが赤坂のラブホテル「サボイ」に出たり入ったりしているのを目撃し、
「あっ、そういう事か。それでコイツは日本に来たのか。日本に円を稼ぎに来たのか。」
と思ってしまい、
「今はユーロ高だけどコイツは安いんだ」とセクハラ行為に至ってしまったのであります。


しかし結果的に「このクラスの外タレでもそれなりの・・・
今後はこのような事がないように固くお約束し謝罪の念を示したいと思います。
大変申し訳ございませんでした。」





日本文化交流外交官代表・東條 希









絵里「絶交しようかしら」


真姫「一回解剖したほうがいいんじゃない?」


海未「どうしようもありませんね」




希「またまたこの度は、トップグラビアアイドルである園田 海未さんに、
多大なるご迷惑をお掛けしたことを、深く謝罪したいと思います。」



海未「…………………………………………………………………………………………………………」






希「なぜ私こと、東條 希が園田さんに対し、あのような無礼を働いたかというと、
「ここまでデカパイなら、さぞかし感度も鈍いだろう」という、場当たり的な発想からで、
僭越ながらパイオツを触ってしまったことは紛れもない事実であります。



しかしながら、考えてみれば“巨乳”イコール“バカ”というのは、周知の事実であり、
そのイメージから、寄せては返す「あら、いいですねぇ」
の波をとめられなかったのも事実であります。



よって、はなはだ遺憾ではありますが、ここが酒の席ということもあり、
水に流していただければこれまた幸いという、所存であります。
今後は絶対にこのようなことを起こさないことを堅くお約束いたしまする。」









海未「アレ脱退させましょうか 今すぐ」


絵里「ロシアに人肉を食べる文化はあったかしら」


真姫「どこが悪いんでしょうね あぁ、頭か」




希「まず、謝罪の前に、園田さん及び、関係者の皆様にお知らせしたいことがございます。」





希「この度、園田さんサイドに理解して頂きたいのは、
“私がここ1週間仕事が忙しく、風俗に行けていない”という事実であります。



そんな状態で私がパイオツカイデーの園田さんを見れば、完全に汚れアイドルとカン違いし、
ミーモーニーしたくなることは、不可抗力としか言いようがなく
「あらあら、いいですね。」と、最終的にはおさわり1回ツェーマン(1万円)
でなんとかなるかなと腹をくくった所存です。



その旨、何卒ご理解くださいますよう、この場を借りて切にお願い申し上げますと共に、
今回の一件は、温かく見守って頂きますよう、重ねてお願い致します。」









海未「的にしますか あぁ打込台も欲しいところでした」


絵里「海未 剣道を教えてもらっていいかしら。弓道でもいいわ」


真姫「大丈夫よ 家にメスがあるから」




希「この度は再三にわたり、園田さんサイドにご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。
つきましては、自分の気持ちを直接お伝えさせて頂きたいと思います。



世間的に、園田 海未といえば“胸は100点・顔は30点”のアイドルであります。
ここだけの話、「園田は(オサセ)」というギョーカイ内でのウワサを聞いたこともあり
そのパイオツを見たとき、「あら、いいですねぇ。右も左もいいですねぇ」と
今回の行動に出た次第でございます。



しかし収録中にもかかわらず、いやらしい目でなめまわすかのように
私を見てきた園田さんにも責任の一端はあります。
そのメスゴリラ並みの性欲に触発され、
「あら、乳(首)立ってんじゃないの!乳(首)おっ立てて歩いてんじゃないの!!」
との思いがよぎり、最終的にはこの様な謝罪をする側の立場となりました。



今回、「園田レベルの安物のグラビアアイドルでも、おさわりはないんだ」
と分かったことは大いに勉強となりました。
まずは、まずは、取り急ぎ書中をもって、園田にタイキックの念を示したいと思います。」





スピリチュアル大和撫子☆東條 希




プツッ…




真姫「……」


絵里「……」




海未「……」





デデーン そのだー たいきっくー






海未「………………」










バキィッ!!……






午後 17:30




真姫「………」


絵里「………」










海未「………………」




真姫「(………ねぇ、エリー…)」


絵里「(ええ……分かっているわ……)」




海未「……………………………………………」





真姫「(海未ちゃんが…)」


絵里「(………大丈夫よ。 私に任せて)」










海未「…………フフフ…」



えりまき(!?)




真姫「(ほ……本当に大丈夫なの…?)」



絵里「………」スッ…





海未「……………」










絵里「……」ナデリナデリ


真姫(………!?)




海未「……………?」ナデナデ




絵里「………」ナデリナデリ



海未「…………絵里……?どうしたのですか?」ナデナデ







絵里「………」ナデリナデリ



海未「あの……絵里…………?」ナデナデ







絵里「………」ナデリナデリ



海未「……………………」ナデナデ







絵里「………」ナデリナデリ



海未「…………」ナデナデ





―――


今更だけどsineはsin、cos、tanのsinの意味があるから間違いではないと思う



絵里「――落ち着いた?」


海未「…はい。ありがとうございます」



真姫「……」…オチツクモノナノ?




絵里「ごめんなさいね。こんな事くらいしか思いつかなくて……」


海未「いえ。少し…懐かしい気持ちになりました」



真姫「……」




絵里「そう…?」


海未「はい」



真姫「……」




絵里「……ありがとう」


海未「それは…こちらの方です」



真姫「……」ムム…




絵里「私達も好き勝手言われたし あとで一言文句を言わせてもらいましょう!」


海未「そう、ですね!」



真姫「……」ムゥ…










ピッ



うみえり「……!」


真姫(あ…またテレビが)




穂乃果「――じゃあ穂乃果 モノマネやりまーっす!」




穂乃果「あ、こう見えて彼氏いない歴17年よ!」


真姫「ちょ」



にこ「っっ……!っっっ!……っ!!」





穂乃果「学校の許可ぁ?認められないわぁ」


絵理「」



凛「っっっっっっ!!!!」





穂乃果「じゃーん! ありがとーーっ!!」


海未「!!!? !? !?」



ことり「うふふ♪うふふふふ♪うふふふふふ…」





ででーん ぜーいん あうとー




黒服's「ココロノサケビヲキキツケテ オタスケジイサンガトウジョウシタ」ドウシテホシイ?





真姫「まって…ねぇ待って ちょっと待って」ベッシィーン!!



絵理「ごめんなさい、すいません、深く反省しています」ビッシィン!!



海未「まさか…花陽…………?花陽なの…ですか……?」バシーン!










花陽「みんな! もうカメラ回ってるよ!」


凛「えっ…マジで!?」



ことり「大変! 急いで準備しないと!!」




穂乃果「ど、どうしよう!」アタフタ…!


にこ「何してんのよあんた達!! だから私は止めとけって!」ギャーギャー!!


凛「にこちゃんだって結局ノリノリだったじゃないかにゃー!!」ニャーニャー!!






希「ホノカチャンニッコニッコニーダニャー」わしわしするよ!!



ほのにこりん『ギャーー!!!』





ガンゴンバキン!!






【~しばらくおまちください~】





真姫「……………………」


海未「……………………」


絵理「……………………」






―――数分後





ことり「えーお待たせしました」




花陽「はい、では今回のテーマはこちらになります」










大阪弁講座 第一回「なんや」




花陽「今回はイントネーションやアクセントによって多彩な意味を持つ「なんや」について扱います」



ことり「例文では客が「コレなんや」と言おうとして間違えて 「なんやコレ」と言ってしまい、

店主とケンカになってしまいます」



花陽「大阪弁では語順が入れ替わると大変失礼な言い方になってしまう事があります。

気をつけて使いましょう」




希(客)「なんやコレ」


凛(商)「なんやと!」



希(客)「『なんやと』ぉ!?」


凛(商)「なんや!?」



希(客)「なんや!?」


凛(商)「なんや!?」



にこ(モブ)「なんや」


にこ(モブ)「なんやなんや」


にこ(モブ)「なんやケンカやて」


にこ(モブ)「なんや」



希(客)「なあんやあ」


凛(商)「ねえあんやあ」



こころ(警察)「もうなんやなんや」


ここあ(警察)「なんや?なんやねん」



凛(商)「なあーやねん!」


にこ「なにやってんねん」



凛(商)「なんや!」



希(客)「なんやーーーーー!」




凛「なんや」


希「なんや」



凛「なーーんや」


希「なんや」



凛「なんやーーー!」


希「なーーんや!」



凛「なーーーーーーーーんや!!!!!!」


希「なんやーーーーーーー!!!!!」




凛&希「ギャフベロハギャベバブジョハバ」




ででーん ぜーいん あうとー




絵里「何なのこれ(ビシィィン!)っ!」


真姫「意味が(ベシーン!)っ!!」


海未「全く分かりませ(バッシーン!)んっ!」










花陽「はい、ありがとうございます」



ことり「今のだけでは意味が分からなかったと思いますので、今度は解説付きでご覧ください」




希(客)「なんやコレ」         (何ですかこれは)※これは何ですかと言ったつもり


凛(商)「なんやと!」         (何を言っているんだ!)



希(客)「『なんやと』ぉ!?」      (「何を言っているんだ!」だって!?)


凛(商)「なんや!?」          (何か言いたい事でもあるのか!?)



希(客)「なんや!?」          (何でそんなに怒るんだ!?)


凛(商)「なんや!?」          (何だやる気か!?)



にこ(モブ1)「なんや」         (何事だ)


にこ(モブ2)「なんやなんや」     (何が起きたのだろう)


にこ(モブ3)「なんやケンカやて」   (何だかケンカだそうだ)


にこ(モブ4)「なんや」         (なんだそうだったのか)



希(客)「なあんやあ」         (※威嚇の声)


凛(商)「ねえあんやあ」        (※威嚇の声)



こころ(警)「もうなんやなんや」     (まぁいい加減にしなさい)


ここあ(警)「なんや?なんやねん」   (何があったんだ?)



凛(商)「なあーやねん!」       (何で関係ない人間が入ってくるんだ!)


C「ちくわ大明神」



一同「誰や今の」





ででーん ぜーいん あうとー




「なんや」っていうと「なんや」っていう


「なんやと」っていうと「なんやと」っていう



そうして、あとで

さみしくなって、



「せやな」っていうと「せやな」っていう



こだまでしょうか



いいえ、のぞみです。





バシーン!バシーン!バシーン!……




花陽「はい、ありがとうございます。解説がついて、多少は分かりやすくなったでしょうか?」



ことり「「なんや」一つとってもここまで色々な言い回しがあるんですねー」





希「せやなー。まぁ大まかに――」




「なんや?」 状況確認

「なんやの?!」 相手を威嚇

「なんですかー!!」 すでにブチ切れ




希「――とでも思っとけば大丈夫や」




にこ「あーなるほどーーわかりやすいわねーーー」ナデナデ…


こころ「なんやー?」




凛「結構めんどくさいんだにゃぁ」ニャデニャデ


ここあ「なんにゃー?」





花陽「そうですねー。でもこういった方言には、独特の温かみがある気がします」



ことり「希ちゃんも、こういった事で困ったことはあったの?」




希「あー、そういえば前にこんな事があったんよ――」




「あれチャウチャウ?」





http://mup.vip2ch.com/up/vipper42853.jpg


こんなの





凛「あれチャウチャウちゃうんちゃう?」


にこ「チャウチャウちゃうって」



希「チャウチャウちゃうん?」


凛「ちゃうちゃう?チャウチャウちゃうんちゃうん?」




希「あ、チャウチャウちゃうわ。。」










http://mup.vip2ch.com/up/vipper42855.jpg





―学校の怪談―





ででーん ぜーいん あうとー




バシーン!バシーン!バシーン!……





ことぱな「」ガタガタガタガタ…!




希「2人にはちと刺激が強すぎたみたいやなぁ」




こころ「ちゃう…」  ここあ「ちゃう…?」





凛「アルパカこわい」



にこ「関西弁の話よね?」


クマのAAツボっすww
584からのはヘイポー?

面白い

>>617
です ヘイポーネタ探してたらお誂え向きのが



ことぱな「」チーン…





にこ「司会が倒れちゃったわよ……」


こころ「みなりんすきーさんおきて」チュンチュン ここあ「みなりんすきーすきーさんおきて」モットアツクナレヨォ!




凛「……こうなったら"アレ"をやるしかないね」



希「…そうやな。にこっちにも協力してもらうで」





にこ「え?」



―――


―――――――――


――――――――――――――――




凛「……」(ネコミミ装備)


希「……」(ネコミミ装備)



にこ「…………」




凛「じゃあ、にこちゃんお願いね」


希「頼むでー」



にこ「…………」イッタイナニガハジマルンデス?




希「うなー?」


凛「うなー!」



希「うなー!?」


凛「うなー!!!」




にこ「……ふたりとも、ごはんだよー!」





のぞりん「にゃーん♪」




絵里「」ブッ

海未「」ブフュ



ででーん あやせー そのだー あうとー




こころあ「にゃーん♪」


ことり「やぁーん♪」


花陽「ごはぁーん♪」




ででーん にしきのー あうとー




バシーン!バシーン!バシーン!……




真姫(今のはヤバかったわ……)



タイヘン! ニコチャンガイキヲシテイナイノ!!


アー リンチャン、ソレホットイテダイジョウブヤ




真姫(凛だけじゃなくて希も……って…)





絵里「」タラー


海未「」ボタボタ



真姫「っきゃぁぁぁぁあああああああ!?」






―――また数分後






絵里「ありか”とね、まき」


海未「と”うも”すびは”せん”て”した」




真姫「……落ち着いた? それにしてもあれだけで鼻血とか…」




絵里「ホラ、チョコレート食べ過ぎると鼻血でるっていうじゃない? それよそれ」



真姫「いみわかんない」





海未「私はアレです 生まれつき鼻孔内の血管が弱いんです」



真姫「なにそれこわい」










猫の喧嘩時の声は


マーオ


これを互いが連呼し合う


交互にやりとりしていくにつれてどんどん伸びる&後部が高音になっていく


こんな感じ



真姫「まだやってるし…」




凛「マーオ」


希「マーオ」



凛「マーーオ」


希「マーオ」



凛「マーーーオ!」


希「マーーオ!」



凛「マーーーーーーーーオ!!!!!!」


希「マーーーーーーーオ!!!!!」



凛&希「ギャフベロハギャベバブジョハバ」



凛&希「ゲフムギョボバハ」



凛「フォー!」


希「フブフー!」



花陽「Go!」



凛&希『フギャシャムベロクジョフォホ』




ででーん ぜーいん あうとー




バシーン!バシーン!バシーン!……




ことり「しょっ……勝者は……!?」





凛「……」  希「」




花陽「凛ちゃん、凛ちゃんです!」



凛(`・ω・´)ノ グッ!



ことり「では勝者のコメントを!」




凛「勝ったッ!第3部完!」










希「ほーお、それで次回からは誰がこの東條 希の代わりをつとめるんだ?

まさか、てめーのわけはないよな!」





ことり「希ちゃん、カレーには?」




希「なんや? 口出すn「Riiiiiiiiiiiiiice!」




一同「!?」




花陽「カレーにはライス! ナンじゃなくてR , I , C , E , !!!」




花陽「ぴゃぁああああぁあああああああああぁあああ!!」





凛「し…しまった! 今の時間は!?」



にこ「じ……時間…? えっ…と……そろそろ6時に…」




凛「いけない! ディナータイムだ!」




ことり「ディナータイム!?」



凛「かよちんの夕食の時間は6時。 つまりそれは、同時に最も空腹となる時間帯……」





凛「6時を過ぎてご飯が食べられないと、かよちんは凶暴化するんだ!!(集中線)」



希「スピリチュアルやね」ΩΩΩ<ナ、ナンダッテー





凛「……そもそも、最近はこの衝動も治まってきてたんだ。でも…」




凛「穂乃果ちゃんにチネり米を食べさせられたショックで、再び目覚めちゃったんだよ!!」



一同「!!!」




海未「さっき談笑してましたよね」


絵里「そんな事もあったわね…」




海未「さっき談笑してましたよね」


真姫「……っていうか本当に、本当に やったりしてないわよね?」




海未「談笑してましたよね」





凛「こうなったかよちんは……」



花陽「お………お………」










花陽「おっ○い揉みたいぃぃぃいい!!」



凛「まぁこんな感じ」





ででーん ぜーいん あうとー




バシーン!バシーン!バシーン!……




にこ「ギャーーー!!」



花陽「…!」





にこ「いやぁーー!後輩に犯されるなんて嫌よーーー!!」



花陽「…」





にこ「だれかたすけてー!!」ギャー! ギャー!



花陽「・・・」










花陽「…」クルッ



にこ「ちょ 待てやコラ!!」





ででーん ぜーいん あうとー




バシーン!バシーン!バシーン!……




にこ「ふざけんじゃないわよ! 何が不満なのよ!?」


ハ…ハナヨチャン…… メガコワイヨ……?




凛「無理だよにこちゃん。 凛も1回も襲われた事ないから」


ホ…ホラ オコメダヨー「モマセロ」





凛「むしろ喜ぼうよ? ね?」



こころ「」彡つ ガ↓

ここあ「」彡つ ビ↓

こころ「」彡つ |↓

ここあ「」彡つ ン↓



にこ「ゴフッ…」



イヤァアアァァアアアァン!!




にこ「」チーン


ことり「」ゲキチーン



花陽「オナカスイタ…オナカスイタ…」





凛「あーもうめちゃくちゃだにゃー」





希「――ここはウチの出番やね」




花陽「……!!」





凛「希ちゃん……大丈夫?」



希「まかしときー」




花陽「」ダダダダダダッ!!




希「グモッチュイーーヤネン!」プシューッ!!



凛「いやご飯食べさせようよ」





ででーん ぜーいん あうとー




バシーン!バシーン!バシーン!……




花陽「」ヒデブッ



凛「あぁ…かよちん……」


希「心配はいらんで。希パワーをたーっぷり注入したからなー」





花陽「」ムクッ


凛「……!」





花陽「お………お………」


凛「……?!」






花陽「親孝行したいぃぃぃいい!!」





希「これでよしやな」


凛「いいけどよくないよ」





ででーん ぜーいん あうとー




バシーン!バシーン!バシーン!……




希「しゃーないなー 特別大サービスやで?」ウチュウトダイチノハドウノチカラヲカリマシテ…


凛「いや、もう余計な事しなくていいから」










希「お茶漬けビイィィィイイム!!」ホイッ ト!



凛「ふざけんなやめろ馬鹿!!」




花陽「はぁぶてぃ!!」ムギチャーン♪




花陽「」ピクピク…!



凛「かよちんにお米関連の事やったら本当にマズいから!」


希「いーや、今度こそ大丈夫や」





花陽「」ムクッ


凛「……」





花陽「お………お………」


凛「…………」





花陽「お茶……お茶づけ…」


凛「……!」










花陽「お茶づけ「ピラフ食いてぇ!!!!!」




のぞりん「!!!!?」




花陽「お茶づけ食べたい!!!!お茶づけ食べたい!!!! お茶漬け食べたいぃぃぃいい!!!!!」




にこ「ピラフ!!!!!」バキッ!! 花陽「おブッ」バタッ…





にこ「ピラフゥゥゥゥウウウウ!!!!」ダダダダダッ……




凛「あ! 待ってにこちゃん!!」ダッ!










絵里「………ねぇ…これってどこまでが演技なのかしら…」



海未「さぁ……」



真姫「……頭痛い…」




―――プールサイド





まきうみえり「!!?」




凛「はぁはぁ…にこちゃんどこ行ったんだろ?」










にこ「うめーーー!!! このピラフうめーーよ!!!」バシャ!バシャ!



凛「ちょ 先輩、何やってるんですかやめてくださいよ本当に」





ででーん ぜーいん あうとー




にこ「ピラフ万歳!!!!」バシャーン!




バシーン!バシーン!バシーン!……




にこ「わーい ピラフ天国だーー!!!」ゴボ ゴボ…




凛「バカやってないで早く出ますよ」グイッグイッ!「お待ちなさい!!!」ガッ!!



凛「!!」





「ようこそ竜宮城へ!!!!おみやげにフタを開けたらオヤジになれる――」










希「『オヤジ箱』をプレゼント♡」凛「いや、そういうのいらないです」




ザパァーン!





凛「本当に頼みますよ先輩、こっちも「ピラフ!?」オヤジバコパカッ




凛「何開けとんじゃーーーーーい!!!」バキッ!!



にこ「」ボシャン!!




モクモクモク…




凛「嫌にゃーーーー!!オヤジになりたくないにゃーーーーー!!」 ゴボボ…





ことり「あなたが落としたのは金のにこ?それとも銀のにこ?」ザパァーン!

こころ「きんなら1まーい」ニコー ここあ「ぎんなら5まーい」ニコー



凛「うわああああああああ!!!?」




モクモクモクモク……




モクモクモクモク……




真姫「………」


海未「………」


絵里「………」










―――スタジオ




海未(……あ、場所が戻りましたね)










こころあのぞことりん「………」


(全員「ちょいワル」な恰好)




まきうみえり「!?」




凛「本日は『ラブ・ラビリンス』をご観覧頂き ありがとうございました」




まきうみえり「続いてたの(ですか)!!!?(午前から)」



凛「ほら、にこちゃんもかよちんも挨拶…」










にこぱな「」チーン



凛「ウワアアアアアアアアァァ!!?」




ことり「お願い!2人が復活するまで間を持たせて!!」



凛「これはアレだね」


希「ウチらの本当の力を見せるときやね」





凛「じゃ 漫才やりまーす!」



希「ショートコント」



のぞりん『占い』




凛「はい! では今回紹介させていただくのは、占い師の東條 希さんでーす!」


希「よろしくなー」





凛「えーですね。 今回わたくし、ヤホーで検索してきまして」


希「Yahoo、な。 あんさん滑舌悪いなぁ」





凛「とてもスペアリブな占い師だという事で」


希「スピリチュアル、な。 ウチはそんなジューシーやないで」





凛「占いのやり方にも特徴があって、何とキャロットカードを使うそうで!」


希「タロットカード、な。 何かおいしそうなカードになっちゃっとるよ」





凛「えっとではこの……くせ者が出るかどうかを占ってもらっていいですか?!」


希「失せ物(無くし物)、な。 それを占ってもええかもしれんが別物やでー」





凛「以上! スペアリブ占い師 東條 英機さんでしたー!」


希「もうええわ」





のぞりん『どうも ありがとうございましたー』




こころあ『はらしょー!!』パチパチパチパチ!!




ででーん ぜーいん あうとー




絵里「毎度あざやかなものね……」ビシィッ!


海未「腕を上げましたね……」バシーッ!


真姫「地味にくるわね……」ベシッッ!





凛「どう…?! ことりちゃん…!!」


希「2人はどうなん?」



ことり「そ…それが……」





にこぱな「」チーン



凛「かよちぃぃぃぃん!!?」 希「にこっちーーーー!!?」










希(……あ、これほんとにアカンやつや)ヤリスギタ




ことり「一旦止めて!」




ピッ





【~しばらくお待ちください~】





コレヤバクナイ!?


ホンバンチュウダゾ!


バカ ナンデモイイカラハヤクナガセ!!


ホカノVTRツカッテウマクツナゲロ!!





真姫「…」


海未「…」


絵里「…」




ピッ










http://mup.vip2ch.com/up/vipper42857.jpg





ででーん ぜーいん あうとー




バシーン!バシーン!バシーン!……





―――またまた数分後










ことり「えー…お待たせしました」ペタ




ことり「では、そろそろ夕食時ということで 料理番組を始めたいと思います」スッ




―今日作りたくなる簡単レシピを紹介―





『NICO'sキッチン』










http://mup.vip2ch.com/up/vipper42859.jpg





にこ「はーい☆みなさんこんばんはー!!  皆のアイドル ニコニーです☆」




にこ「今日もよろしくお願いしますにこっ☆」



ことり「はい! よろしくお願いします♪」ペタペタ





ことり「では、ゲストの紹介に移りたいと思います!」スッ…




にこ「今回のゲストはこの人にこっ☆」










凛「こんばんにゃー」




ことり「本日のゲストは、星空 凛さんです!」ペタペタ      …モグ




凛「よろしくお願いしまーす!」



にこ「はーいよろしくー」





ことり「では早速ですが凛さん! 料理のリクエストの方をお願いします!」スッ…ガッ     …パク



凛「もちろんラーメンだにゃ!!」




今日のメニュー:ラーメン





こころ「らーめん?」 ここあ「つけめん?」




凛「50TA…って違うにゃー!!」





にこ「……」イイゾモットヤレマイシスターズ




今、アイドル界に料理自慢が増えている



中には、単なる趣味の領域を越え、プロ顔負けの腕前を持つ者も



そんなアイドルたちがガチンコでラーメンを作ったら、誰の一杯が最も美味いのか?





国民食としての地位を確立し、味も細分化されたラーメンは


今や、最も奥の深い料理と言っても 過言ではない




そんなラーメンの世界に、今宵、料理自慢のアイドルたちが挑む!










真姫「……これってこういう番組だったかしら」


海未「そういうものとして進めているのでしょう」


絵里「ついにツッコミ役は消えてしまったのね……」




ことり「というわけで これからお2人にはラーメン対決をしていただきます!」ペタペタ    「」モグモグ




凛「負けないにゃ!!」



にこ「のぞむところにこ」





『アイドルラーメン王決定戦!!』




       ―開 幕―










真姫「番組変わったわよ」


絵里「変わったわね」


海未「変わりましたね」




ことり「細かいルールは特にありません!

とにかくラーメンを作っていただいて――」スッ…ガッ⊂ミ  「私たち2人で審査しまふ」パクパク





こころ「こころたちも!」ここあ「しんさするよ!」ことり「かわいい」ペタペタ  花陽「」モグモグ




にこ「ニコニーの得意分野で勝負を挑んでくるなんて、大した自信にこね」



凛「忘れたのかにゃ? ことラーメンに関しては、凛の右に出る者はいないって事を!」




にこ「食べる事と作ることは全く別だと思うにこけどねぇ……」ハァ~




凛「確かにその通り。 だから今回は、助っ人を呼んだんだにゃ!!」



一同『!?』





凛「というわけで…」




凛「ラーメン三銃士を連れて来たよ!」


ことり「ラーメン三銃士…?!」スッ…ガッ⊂ミ花陽「だと……」パクパク






凛「麺の専門家、高坂 雪穂ちゃん!」



雪穂「えーと、がんばります!」ゲリュガンシュプ






凛「スープの専門家、絢瀬 亜里沙ちゃん!」



亜里沙「おでんはすーぷ!」 雪穂「いや含まれないからね?」グロリバース






凛「チャーシュー、メンマなど具の専門家、東條 希ちゃん!」



希「まかしときー」イイトオモウヨ





参考:ラーメン三銃士



http://mup.vip2ch.com/up/vipper42862.jpg





絵里「……!?」


真姫(またか)


海未(やはり人員が少ない分、どうしても使い回しに……)オットイケナイ





こころ「ゆきほおねーちゃんだ!」ここあ「はらしょーとすぴりちゅあるだ!」


ことり「かわいい」ペタペタ  花陽「これはまた、濃い面々の登場ですね」モグモグ




凛「ふっふっふ…負ける気がしないにゃ」





にこ「…………………ふっ… 甘いわよ、凛」



一同『!!?』




にこ「いつから助っ人を呼べるのが自分だけだと錯覚していたのかしら?」



凛「何………」




ことり「まさか、こっちも…!?」スッ…ガッ⊂ミ花陽「だと………」パクパク




にこ「出でよ、料理四天王!」


ことり「!?」ペタペタ  花陽「!?」モグモグ






にこ「四天王その1! ヒデコ!」



ヒデコ「うっす、よろしく」ドゥネイル






にこ「その2! フミコ!」



フミコ「がんばります、よろしく」ドヴァリン






にこ「その3! ミカ!」



ミカ「よっす、どうも!」ドゥラスロール




海未「……!」





こころあ『だれ?』

ことり「おぉっとここで!縁の下の力持ち!μ'sを裏から支え続けてきた3人の登場だー!!」


花陽「これは予想外の人選です…!!」




凛「でも、1人足りなくないかにゃー?」


にこ「ふふふ…………」










にこ「……最後の四天王は、既にこの場にいるじゃない」



一同『!!!?』




ことり「………!!」スッ…ガッ⊂ミ花陽「ま…まさか!」パクパク



にこ「そう……そのまさか!」




















にこ「最後の1人は、何を隠そうこの私よ!!」





参考:ラーメン三銃士その2



http://mup.vip2ch.com/up/vipper42864.jpg





にこ「あ…あれ…?」




凛「ねぇ、にこちゃん」


にこ「な……なによ」





凛「今の勿体ぶる必要あったかな。 引きの割にオチが弱くない?」


にこ「ちょ」




凛「というか凛も普通に手伝うつもりだったし

わざわざ自分を含めちゃうのはにこちゃんらしいけどさ」





凛「ちょっと寒くないかな?」



にこ「」










こころ「にこにーげんきだして?」 ここあ「にっこにっこにー だよ?」



にこ「 」




ことり「で…では……皆さん揃ったところで…」ペタペタ  花陽「そろそろ始めましょうか」モグモグ





凛「皆! 頑張っていくにゃー!!」


亜里沙「はいっ!!」 雪穂「何でこんな事まで…」 希「まぁまぁ、楽しんだもの勝ちやん?」




にこ「…………こっちもいくわよ!」


ヒ「でもさ、裏方仕事ができる事と」フ「料理が上手いかどうかは別の話だと思う」ミ「うんうん」





にこ「絶対目にもの見せてやるんだから…!!」



ヒフミ(あ、聞こえてないなこの人)




ことり「制限時間は20分です!」スッ…ガッ⊂ミ花陽「それでは、始め!!」パクパク


こころ「すたーと!」ムグムグ ここあ「よーいどん!」ムシャムシャ




―――にこチーム





にこ「さて、まずは麺から作っていくわよ!」




ヒデコ「りょーかい」



フミコ「えーと、材料は小麦粉とかでいいんだっけ?」




にこ「ええ。 ここは、既に混ぜて寝かせておいたものを用意してあるわ」スッ



ミカ「ほんと?! さっすが!」




にこ「今回は10人分だから、材料は小麦粉1000g、水400cc、かん水20cc、あと塩を少々。

専用のラーメン粉もあるようだけれど、強力粉と薄力粉を半々に混ぜたもので代用できるわ」




ことり「にこチーム、前もって下地を作っていたようですね」ペタペタ

花陽「パンの生地と同じ要領でしょうか?」モグモグ



にこ「そうね。グルテンって聞いたことがあると思うけど、

これは混ぜてすぐにできるようなものじゃないから」コネ コネ




ことり「なるほど。 グルテンというのは、小麦粉のタンパク質が水と混ざる事で変化したものですね」スッ…ガッ⊂ミ

花陽「粘りと弾力があって、これがコシのある麺を作る鍵になるようです」パクパク



にこ「あまり寝かせると、逆に硬くなって伸ばしたりしづらくなるのよ。

目安としては大体1時間ってところかしら」コネ コネ



ヒデコ「だから今のうちに麺を仕上げておくんだね」コネ コネ


フミコ「というか、1時間も前から仕込みをしてるって…」コネ コネ


ミカ「料理ガチ勢じゃん」コネ コネ




にこ「……まぁそれは向こうも同じみたいだけど」コネ コネ




―――凛チーム










こころ「ゆきほおねえちゃーん。もってきたにこー」



雪穂「手伝ってくれてありがとね。 じゃあ、そこに置いておいてくれる?」


ここあ「はーい」





にこ「…って人の妹使ったんかい!!?」



ことり「誤解のないように説明しておくと、雪穂ちゃんが下準備をしていたら

それを見ていたあの子たちもやりたいと言い出して、一緒にやる事になったそうです♪」ペタペタ


花陽「とても楽しそうでしたね♪」モグモグ





にこ「そ…そう…… なら…いいわ………(私、一人でやってたんだけど…)」




ヒデコ「ドンマイ」ポンッ










亜里沙「雪穂! アリサも手伝ったよ!!」



雪穂「はいはい、偉い偉い」コネコネ





参考:ラーメン三銃士その3



http://mup.vip2ch.com/up/vipper42866.jpg





ことり「ここのチームもまた、麺から作り始めているんですねー」スッ…ガッ⊂ミ



雪穂「はい。 かん水を加えてる分、パン生地以上に固くなってしまうので」コネ コネ


花陽「なるほど」パクパク




雪穂「ただ、それだけしっかりと固まってくれるという事なので

一度加工し終えたら寝かせておくと、よりコシのある麺になるみたいです」コネ コネ



ことり「そうなんですねー」ペタペタ


花陽「市販の麺も、1~2日冷蔵庫で熟成させてから出荷されているようです」モグモグ




ことり「こちらでは、また違った麺の作り方を?」スッ…ガッ⊂ミ



雪穂「い、いえ…! ええと………………小麦粉と……水と………かん水…で…………」コネ…





雪穂「………にこさんのチームと……全く………同じです………ハイ…」





花陽「あ……意外性とかを求めていたわけじゃないの…! だ、大丈夫だからね!」



雪穂「は…はい…」




亜里沙「しつもん! かんスイってなんですか?!」ハイッ!



雪穂「亜里沙!?」





ことり「かん水かー… かん水って…いうのは……」



花陽「実は……私たちも、よく…知らないんだ……」










凛「かん水っていうのは、凛もよくわからないけれど

とにかくこれを入れることでラーメン特有のコシやちぢれや黄色やらが生まれるものなんだにゃ」グニ グニ ニギニギ




花陽「凛ちゃん!」



亜里沙「ふむふむ」ハラショー




ことり「代わりの解説、ありがとうございます!」




凛「お安い御用だにゃー」ビヨーン ビヨーン



希「それよりふたりとも、そろそろ戻りやー」ワシワシワシワシッ




雪穂「いけない! すいません、今行きます!!」



亜里沙「はーい」





コネ コネ コネ コネ




ことり「こちらも順調なようですね」ペタペタ


花陽「では、向こうのチームに移りましょうか」モグモグ





参考:ラーメン三銃士その4



http://mup.vip2ch.com/up/vipper42868.jpg





―――にこチーム





ヒデコ「これくらいでいいかな?」コネ コネ



にこ「そうね、そろそろ伸ばしていきましょうか」グニ グニッ



ヒフミ「りょーかい」




ことり「にこチーム、生地をこね終わったようですね」スッ…ガッ⊂ミ


花陽「いよいよ本格的に麺作りに取り掛かるようです」パクパク




※実際の麺作りでは、寝かせた後の生地はこね回さず、そのまま伸ばすそうです

勘違いしたまま書いてて会話詰め過ぎたから、修正が効かなかった



にこ「くっつかないように軽く片栗粉をかけて、と

麺棒を 四方に 均等になるように押しのばして…――」グイ グイ グイッ



フミコ「結構……固い…っ……」グイッ グイッ…




にこ「一気に伸ばす必要はないわ。あまりやり直しは効かないから

生地が割れないように、じっくりと――」グイッ グイッ グイッ



ミカ「意外と……力つかうね………!」グイッ…! グイッ……!




ことり「ラーメンに限らず、麺を自作する といった機会はまずありませんからねー」ペタペタ


花陽「ですね。 ここからどのように形になっていくのか楽しみです」モグモグ


本職はスクールアイドルでラーメンに関してはちょっとかじった程度ってことでおk



にこ「で、生地を伸ばし終わったら これを麺にしていくわ」




ことり「いよいよですね」スッ…ガッ⊂ミ花陽「今の時点では、平たく伸びた生地のようですが…」パクパク





にこ「改めて打ち粉をしたら、これをまずは横2つに折りたたんで―」パタンッ



にこ「そうしたら縦にもう2回――」パタッ ペタンッ





ことり「8枚重ねになりましたね」ペタペタ



花陽「てっきり、細長く伸ばしていくのかと――」モグモグ




にこ「じゃあ、今からこれを切っていくわよ」



一同『えっ 切るの??』





参考:ラーメン三銃士その5



http://mup.vip2ch.com/up/vipper42870.jpg





にこ「? そうだけど?」





ヒデコ「包丁で?」



にこ「ええ」





フミコ「…手作業で?」



にこ「そうよ」





ミカ「そういう用の料理道具とかないの!?」



にこ「ないわ」イチオウアルケド





ヒフミ『』




ことり「えー…と……」  花陽「フリーハンド……ですか…」



にこ「何? そんなに不満?」トッ トッ トッ




ことり「そ…そうじゃなくて! そのぉ……」


花陽「もうちょっと…… パパーッ! …って感じかと……」




にこ「悪かったわね。 でも、料理なんて結構地味な作業よ」トッ トッ トッ





にこ「まぁ慣れてくると、案外それでも楽しかったりするんだけど」スッ










にこ「で、こうやって1.5mm幅程度で切り分けたら、打ち粉をしてよくほぐす――」バラ バラ



ヒフミ『って いつの間に!?』




にこ「そうしたらこれを団子状にまとめて握って、ちぢれをつけるの」ギュ…ッ!



ヒデコ「それも手作業なの!?」




にこ「そうよ」ヨシ、オワリット



フミコ「うわー……」





にこ「……まぁ切るのにはコツが要るのよね。 こっちはやっとくから、スープの方頼める?」トッ トッ トッ



ミカ「よ……よろしくお願いします…!」




ことり「こ……ここでにこチーム、スープの作成に入るようです…」


花陽「ラーメン対決系では、むしろこれがメインのような気がしますね」



ことり「ですねー。 具材を煮込んで出汁をとったりして」ムシロメンヲデキアイノモノデスマセタリシテ



花陽「時間のかかる作業の印象がありますが、秘策でもあるのでしょうか?」










ヒデコ「じゃあ、何を用意すればいいかな?」



にこ「創味と味覇を頼むわ」トッ トッ トッ




一同『…え?』




フミコ「え…っと………もう一度…」




にこ「『創味のつゆ』と『味覇(ウェイパァー)』の2つよ」ギュギュッ



ヒフミ『………………』





ことり「ど……どう反応すれば………」  花陽「すごい…予想外の単語が……」




にこ「なによ。結構手軽にラーメンの味を再現できるんだからね」トッ トッ トッ




ミカ「そうじゃなくてさ! もっとこう……なんか………なんかこう……なんかさぁ…!」




にこ「あなたたちは私を料理人か何かと勘違いしてるのかしら?

いくら材料があったって、できない事は出来ないわよ」ギュギュギュッ



こころ「にこにーあきらめるの?」ムグムグ  ここあ「にこにーつまんないの」ムシャムシャ










にこ「……ねぇ、教えてくれる? ラーメンスープを一から作るような家がどこにあるのか」トッ トッ トッ





ヒフミ『すいません』


ことり「申し訳ありません。 メイドカフェでもそのような事は一切ありませんでした…」


花陽「ごめんなさい。 ご飯好きを自称する我が家のご飯も、ただの炊飯器製です…」



にこ「そう……」ギュギュッ





参考:ラーメン三銃士その6



http://mup.vip2ch.com/up/vipper42872.jpg



>>679
いやいや、これは俺側の責任
一部のキャラへの風当たりが強いのも俺の責任



にこ「とにかくスープね。 大体10人分用意しなきゃいけないから、

分量は 味覇50g、創味150cc、お湯2500ccよ」トッ トッ トッ





ヒデコ「りょうかい。味覇50と…」ザリッ ザリッ





フミコ「創味150、と…」チョロロロロ





ミカ「ペンシルロケット2500だね」ジャーッ




にこ「なによそれ」ギュギュッ  ミカ「言ってみただけ」ジャーーッ




ヒデコ「お湯ってことは、まだ混ぜない?」



にこ「そうね、煮込んだりとかはしないし。あ、でも少しぐらいは――」トッ トッ トッ




フミコ「味覇は固形だから、先にいくらかのお湯で溶かしておいた方がいい?」



にこ「そうね。 ついでに創味とも混ぜちゃっていいわ」ギュギュッ




フミコ「りょうかい」シャカシャカシャカ




ミカ「2500……って約2リットルかー。 見た感じだけど、10人前にしては少なくない?」



にこ「多くても結局飲みきれなくなって残すことになるから、始めから少なめでいいのよ」トッ トッ トッ




にこ「さて、私の方も…と」ギュギュギュッ!




ヒフミ『おつかれさまです!』



にこ「はーい ありがと」










ことり「順調ですね、すごく」スッ…ガッ⊂ミ花陽「ですね。全く解説ができませんでした」パクパク





参考:ラーメン三銃士その7



http://mup.vip2ch.com/up/vipper42874.jpg





にこ「さて、残るは具だけど…」










にこ「あなたたち、ラーメンの具といったら?」



ヒデコ「チャーシュー」

フミコ「メンマ」

ミカ「海苔」





にこ「――まぁ、そうね。 じゃぁ、あともう1つずつ」



ヒデコ「玉子」

フミコ「ねぎ」

ミカ「なると」





にこ「―――うん、ほぼ完璧ね。 あとは、ほうれん草とザーサイを加えさせてもらうわ」




ことり「具材が決まったようですね」ペタペタ


花陽「ラーメンと聞いて思いつく具が、見事に揃っていますね」モグモグ




にこ「じゃあ、これを切っていくわよ」



ヒフミ『はーい』





にこ「……」トントントントン



ヒデコ「……」トン トン トン トン



フミコ「……」トン トン トン



ミカ「……」トン…トン トントン




ことり「……」スッ…ガッ⊂ミ花陽「……」パクパク




ことり「具は出来合いのものを使うようですね」ペタペタ


花陽「チャーシュー等はそう簡単に作れるものではないですからねー」モグモグ




にこ「麺は1~2分茹でれば終わりだし、スープもお湯を混ぜれば完成だから

あとはもうこれを切っていくだけよ」トントントントン





ことり「だ、そうです。 こちらのラーメンは、ほぼ完成といってもいいでしょう」スッ…ガッ⊂ミ


花陽「ですね。 それでは、もう一方の様子は――」パクパク




―――凛チーム










「ハラショー!!」





                        「亜里沙!オランジーナはスープじゃない!!」






            「やっぱりおうどんにせぇへん?」







                                   「ラーメンだってばーー!!」





ドタバタ! ニャーニャー! ハラハラショー!!










ことり「あ……あっちの方は………大丈夫…なのかな…?」ペタ…ペタ…



花陽「凛ちゃんがいるので大丈夫です」モグモグモグ




こころ「おかわり!」ムグムグ!  ここあ「うまい!もういっぱい!」ムシャムシャ!





―――


―――――――――


――――――――――――――――





参考:ラーメン三銃士その8



http://mup.vip2ch.com/up/vipper42876.jpg





―――開始から20分後





ことり「それでは、時間となりました!」



花陽「両チームとも、用意はよろしいでしょうか?」




にこ「ええ。完璧よ」



凛「なんとか完成したよ……」




にこ「あらおつかれさま。 クセのあるメンバーばかりで苦労したでしょ?」プークスクス





凛「でもその甲斐あって、すごく思い切ったラーメンがつくれたにゃ!」ジシンサクダヨ!!



にこ「…」アッソ





ことり「えー、場外乱闘はその辺にしていただいて」



花陽「まずはにこチームから 発表をお願いします!」




にこ「いいわ。 私たちが作ったのは、醤油ラーメンよ!」





http://mup.vip2ch.com/up/vipper42861.jpg

※画像はイメージです





凛「…!?」



ことり「おお…これは……!」


花陽「まるでお店に出てくるようなラーメンです…!」




にこ「当然よ」フフン!





にこ「具は完全に出来合いのものだけど、麺とスープは手作り。

まぁ、ここらへんはさっき見てたから説明しなくてもいいわね」





ことり「そうですねー。 では、試食の方に移ろうと思います」



花陽「伸びてしまう前にいただきましょうか」ホカノミナサンモ




一同『いただきます』




試食タイム―――




ことり「これは……醤油ラーメンですね!」ズズーッ



花陽「ですね! 醤油ラーメンです!」ズズズズッ!





雪穂「あっ……ほんとに醤油ラーメン…」ハフ… ハフ…



亜里沙「ハラショー…!」ズゾゾゾゾゾーッ!



希「さすがはにこっちやなー」ズルズルズルッ





ヒデコ「おー、これは醤油ラーメンだね」ズルズルッ



フミコ「うん、醤油ラーメン」ズルズル



ミカ「創味と味覇でこうなるとはねー」ズズズッ





にこ「自分の作ったものにコメントってどうなのかしら」ハイ、アーン



こころ「おいしい!」チュルチュル!  ここあ「にこっ!」チュルルルッ!










凛「」ズルズルズル―





―――


―――――――――


――――――――――――――――





参考:ラーメン三銃士その9



http://mup.vip2ch.com/up/vipper42878.jpg





ことり「――はい! では次は、凛チームのラーメンの発表です!」



花陽「お願いします!」




凛「………」





ことり「凛さーん?」



凛「……ハッ!」




凛「ご……ごめん! 聞いてなかった……」



花陽「凛ちゃんの発表の番だよ?」





凛「あっ……発表ね! うん、そ…そうだったね!!」ア…アハハ…!




にこ「……」ナーニヤッテンノカシラ




ことり「では! 気を取り直して」


花陽「お願いします!」




凛「…うん! 凛たちのラーメンは、これだよ!!」





http://mup.vip2ch.com/up/vipper42865.jpg

※イメージは画像です





ことり「これは…?」



凛「名付けてキムチチゲラーメンだにゃ!!」





にこ「……!?」



花陽「キムチ…ですか?」





亜里沙「はい! アリサがていあんしました!」




凛「そうそう。 そこから辛いラーメンを作ることになって、色々と調整していったんだ!」




凛「まずキムチだけじゃ味が足りなかったから、スープのベースに味噌を加えて――」



希「具はキムチの白菜に、にらとお豆腐さん。 あと豚肉を入れさせてもろたわー♪」



雪穂「辛みが強いので、麺はスープが絡み過ぎないような太麺にしました」




ことり「なるほど……」


花陽「各々の個性をうまくまとめ上げたラーメンなんですね!」





凛「うん………正直ムッチャ苦労した…」トクニアリサチャン…



雪穂「ですね……」ノゾミサンモ…




ことり「と……とりあえず試食に移りましょうか!」


花陽「ですね!」




にこ「ちょっとまって」



ことぱな『?』




にこ「ねぇ凛。  あなた、私が辛いもの苦手って知っててこれにしたの?」










凛「……………………………………………………………………………………………………え?」




にこ「…」










希「……」プククッ…



にこ「……………アンタか…」





ことり「えーと………いいですか?」



にこ「……いいわよ」



花陽「…では、試食に移りましょう!」





試食タイム―――




ことり「こ…これは…………からい…っ!」アチチッ…!



花陽「辛い…けど………おいしいです…!」ズズッ! ハフ! ハフ!





雪穂「うぅ……辛い…」ズッ… ズズッ…!



亜里沙「スパイシー!」ズゾゾゾゾゾーッ!



希「間違ってはないなぁ」ニクウマー





ヒデコ「カオスな感じだったけど、結構しっかりとしたものが――」ウワッ カラッ…!



フミコ「だね。 オランジーナとか聞こえたし」ウヘー カライ…



ミカ「うまっ…! これマジで美味くない!?」ズズッ!ズズーッ!ズルズルズルーッ!




ことり「えー 途中不安はあったものの、結果的にはちゃんとしたものができましたね」ズルズル


凛「キチンと味見したから、食べられないものになるハズないにゃー」



花陽「皆さんも料理を振る舞う時は、まずは自分で味見するのを忘れずに!です♪」ズゾゾゾー










ことり「……ところで 凛ちゃんの前にあるその真っ赤なスープのラーメンは」ミテルダケデメニイタイ…



凛「これ? あー…………」




凛「いや~味の調整に苦労しちゃって…………皆の分はそれでも薄めた方なんだにゃ」テヘペロ



ことり「えーっと…? つまり………」





凛「うん。これスープの原液」



ことぱな「!?」




花陽「ま…まさか……そんなのを食べるの…?」



凛「………………かよちん、今なんて?」ソンナノ?










花陽「ダメだよ凛ちゃん! いくらラーメンが好きでも、そんな体に悪そうな――!」




凛「失望したよ!かよちん!!」ダンッ!!



一同『!?』





花陽「ダメ!! 私たちのでこんなに辛いのに………捨てなさい!!」ゼッタイダメ!!



凛「捨て……る…?」




花陽「そうだよ! 無理に凛ちゃんが食べる必要なんてない!!」



凛「捨てるなんてラーメンへの冒涜だよ!! ご飯が大好きなかよちんならわかるでしょ!?」





花陽「それとこれとじゃ話が違うよ!!」



凛「違わないよ!! かよちんだって!ご飯を焦がしちゃってもちゃんと食べるでしょ!!」





花陽「そ……それは…!」



凛「それとも!黒コゲになってたら諦めるの!? その程度の愛なの!!?」





花陽「………!!」




花陽「………そう……だね…………私が………間違ってた……」



凛「ううん……かよちんは凛を心配してくれたんだよね…………だから…信じて!」





花陽「うん……信じる……凛ちゃんを信じるよ……!」




凛「いざ……!!」パクッ…!!










凛「&%#)!=#!($’%’”!!!」




花陽「りんちゃぁあああああぁあああああん!!!」




ウボァー

























にこ「……………辛っ…」ズルズル…




こころ「からーい」ニコー…


ここあ「からいー」ニコー





―――


―――――――――


――――――――――――――――





参考:ラーメン三銃士その10



http://mup.vip2ch.com/up/vipper42880.jpg





審査タイム―――





ことり「えー 様々な騒動がありましたが、いよいよ審査の時間です」




花陽「凛ちゃん………大丈夫……?」



凛「うん。 食べたときはすっごく辛くて痛かったけど、意外とすぐ痛みはひいたにゃ」



花陽「よかったぁ……」ホーッ…










ことり「………審査の時間でーす…」グスン…




こころ「ねこちゃーん、じかんだよーー?」ニャーニャー


ここあ「えーっと………かよちーーん??」ミナリンスキーサンガナイテルヨ?




花陽「では、私たちがより美味しいと思ったチームのリーダーの名前が

このフリップに書いてあるので、今から発表しようと思います」




ことり「……じゃあ 同時に行っちゃいましょうか」



花陽「ですね」




ことり「いくよー?」セーノッ




トンッx2










ことり【にこ】




花陽【にこ】





にこ「……!」



凛「おー」




ことり「かよちゃんも、にこちゃんのラーメンを?」



花陽「はい。 家で揃えられるような材料で、ラーメンをここまで再現できるとは……と」





花陽「題材も醤油ラーメンと、まさに王道。にこちゃんのアイドルへの姿勢の如し でした」



にこ「……!!」




ことり「だね。 誰でも作れるっていうのは、やっぱりポイントが高いです」





ことり「凛ちゃんのもよかったけど、ことりはこういう普通のラーメンが好きかな」ゴメンネ?



凛「凛も不覚にも美味しいって思っちゃったからねー」ナットクノケッカカニャー




にこ「………」




花陽「でも、これで決まっちゃうのはもったいないですね」



ことり「うん。 さすがに審査員2人じゃ少ないよねぇ」





こころ「にこにーの!」ニコー! ここあ「ねこにーの!」ネコー!

ことり「はい、かわいらしいコメントをありがとうございまーす♪」





花陽「という事で、ここはサポートの皆さんにも評価をお願いしちゃいます!」



ことり「では一斉に…どうぞ!!」




トンッx6










ヒデコ【凛】 フミコ【にこ】 ミカ【凛】    雪穂【にこ】 亜里沙【リン】 希【凛】





参考:ラーメン三銃士その11



http://mup.vip2ch.com/up/vipper42882.jpg





ヒデコ【凛】 フミコ【にこ】 ミカ【凛】    雪穂【にこ】 亜里沙【リン】 希【凛】




ことり「ええっと……これは………」



花陽「同…点……?」




ことり「私たちのと…合わせて……」





ことり「………うん……同点……」



花陽「……………!」










ことり「と……とりあえず、理由のほうを聞いていきましょうか…!」




ことり「えーと……では、まずはにこチームから順番にお願いします」





ヒデコ「裏切っちゃうみたいだけど 星空さんの。 美味しかったし、正直驚いた」ヨクツクッタナ、ト



フミコ「私は 矢澤さんの。 すごく真面目な味だって思ったなー」



ミカ「私は凛ちゃんの! めちゃくちゃインパクトのある味!!」チョーウマカッタヨ!!





ことり「――ありがとうございます。 では、凛チームの方もお願いします」





雪穂「にこさんのラーメンは、普通においしいって思いました。


…………あ! 普通っていうのは安心できる味って意味で……!」




雪穂「凛さんのラーメンだって決して不味いとか――」アセ アセ…!


ことり「うんうん 分かってるよ♪」ニコニコ




亜里沙「アリサはリンさんのラーメンです!

カラいのがとってもきいて からだがぽかぽかになりました!!」




希「ウチも凛ちゃんのやなー。 お肉とキムチがまた合うんや」





ことり「なるほど……。 ありがとうございました」




花陽「(ど……どうしよう…ことりちゃん。 見事に票が割れちゃった……)」ヒソヒソ



ことり「(う…う~ん……じゃあ………)」










ことり「(凛ちゃんたちにも……聞いてみる?)」



花陽「(やっぱり……それくらいしかないよね………でも…)」




ことり「(うん……結局、変わらないよね…)」















花陽「(……一応……聞いておきましょう)」



ことり「(………だね)」




ことり「えー……まさかの同点という状況になってしまったので、

ここはリーダーの方にも評価をお願いしたい…と、思います」



花陽「では、このフリップに――」





にこ「………r「にこちゃんの」




ことぱな「!?」



にこ「…!?」










凛「にこちゃんのラーメンがおいしいと思ったにゃー」



一同『!!?』




花陽「凛ちゃん…?」


ことり「ええと……あの…」





凛「もちろん凛たちのも自信作だったんだけど、う~んと………」










凛「んー……うまく説明できないけど、とにかくおいしかったんだにゃー」




花陽「えーっと……」


ことり「は……はい。ありがとうございます………」





にこ「………」




ことり「(…………ねぇ、かよちゃん。 ことり、疲れちゃった)」ヨソウガイノコトバカリ…



花陽「(えっと……………とりあえず……! にこちゃんの評価を…)」





ことり「(………でも、こうなっちゃうと…)」



花陽「(………うん。 正直………勝負は決まっちゃったような……もの…だよね……)」





ことり「(……………決着はついても、空気を盛り上げられる自信がないよぉ…)」



花陽「(でも……あと一息です…! ………頑張りましょう!)」ワタシモガンバリマス!





ことり「(うん…………そうだね…!)」…ヨシッ!




ことり「フライングによる混乱が少々ありましたが、

最後のにこさんから、評価をいただこうと思います」



花陽「この1票が勝負を左右する、という状況になってしまいましたが

どうか気にせず、自分がおいしいと思った方を選んで下さい」



にこ「………………」




ことり「では、にこさん! どうぞ!!」





にこ「凛の」



花陽「…………え?」










にこ「…………凛の…ラーメンよ」



一同『!!?』




ことり「こ…………これは……意外……!!」


花陽「な……何という事でしょう…! まさかの……!!」




凛「……………何で?」



にこ「な……何で…って………それは―」





凛「……あ!もしかして! 凛が先に投票しちゃったから…空気的に自分の選べなかった……とか?」



にこ「……!?」





凛「やだなぁ……凛がそんなこと気にするわけ「違う!!」!?」ビクッ!




にこ「全っ然違うわ!! 私がそんな同情で投票するとでも思ってんの!!?」




凛「だ……だっておかしいよ!!辛いの苦手なにこちゃんが凛のラーメンなんて選ぶわけ―」



にこ「それを我慢して折角食べてやったっていうのに…! その言い草―」





花陽「落ち着いてください!!」



にこりん『……!』





ことり「………とりあえずまずは、にこさんが凛さんのラーメンを選んだ理由を聞きましょう」




にこ「……いいわ。 よく聞いてなさいよ、凛」



凛「…………」




にこ「…そうね、私は確かに辛いのが苦手。 でもね、仮に食べられたとして

私はこれを支持しようとは思わないでしょうね」



凛「……」





にこ「だってそうでしょう? 辛いラーメンなんて、ただの一発ネタじゃない。

邪道……とまではいわないけれど。 最初から食べれる人を選ぶ点だってマイナスよ」



花陽「なるほど……」




凛「……じゃあ「だけどね」





にこ「だけど……たとえ万人受けはしなくても………

熱狂的なファンがつく。 ……そんな「何か」を感じたのよ」



凛「……!」




ことり「なる…ほど……」


花陽「………深い」




というわけでみんな! 蒙古タンメン食いに行こうぜ!!


辛いけどうまいぞー!!!





http://mup.vip2ch.com/up/vipper42869.jpg





にこ「どう? これで分かったかしら…?」



凛「………」




花陽「(………うまく収まったけど……決着が…)」



ことり「(う~ん…………でも…ここまできたら…)」





ことり「(………無理に…勝ち負けを決めなくても……いいんじゃないかな?)」



花陽「(………!)」




ことり「(ちょっとした好みの違いなだけで……どっちもおいしい事には変わりなかったし)」



花陽「(………うん、そうだね…!)」










にこ「……で、どうするの? 何だかんだで同点なのは変わらないわけだけど…」




ことり「それはですね」



花陽「このまま同率1位、という事で」




にこ「ふーん……… まぁ妥当かもしれないけど、そんなのでいいの?」




ことり「あまり外野がとやかく言うことでもないと思いまして」



花陽「それぞれに良さがあって、それは順位をつけたところで変わるものでもありませんし」




ことり「ね。 1番おいしいもの以外はいらない、ってわけでもないし」



花陽「そういったものは、いくつあったっていいと思うんです」





にこ「……そう。 凛の方は、それでいいの?」



凛「………うん」




ことり「では、にこさんと凛さんのW優勝ということで!」



花陽「おめでとうございます!!」




パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!





にこ「……」フゥ…



凛「…………」





何かしらんがこんなのもあった 派生多過ぎィ



http://mup.vip2ch.com/up/vipper42884.jpg





ことり「はい、今回の『アイドルラーメン王決定戦』。いかがだったでしょうか?」



花陽「少しでも料理を身近なものに感じてもらえれば幸いです」





ことり「では、またー!!」




花陽「また会いましょうー!」





プツッ









英玲奈【にこ】ズズズッ ウン、ウマイ あんじゅ【凛】チュルチュル ウマカラー ツバサ【凛】ズルズル ドッチモオイシイカラリンチャンノデ



―――控え室




プツッ





真姫「………」


海未「………」


絵里「………」















真姫「……普通に料理番組やってたわね…」



海未「ええ………結構本格的に……」



絵里「…………そうね…そのせいで………」




『お腹が……』






























窓「ガラッ!」



まきうみえり「!!?」










凛「おら出前だ出前だ―!!」ギコギコギコギコ!!




凛「つけ麺3人前お待ち!つけ麺3人前お待ち!! おら おら 道を開けろぉぉぉい!!」チリンチリーン!!




凛「どけどけ出前だ出前だぁ!!」キコキコキコキコ!!





凛「ラーメン一筋38年4ヶ月と65日……」キコキコキコキコキコ…





凛「熱い魂のこもった手打ちの旨さを 貴方に…貴方に……!」キコキコキコキコキコ…










凛「貴方に……送ろう」ニャッ





ガンッ





『あ』




凛「にゃぁぁあぁああぁぁああぁああぁぁぁああ!!」ドンガラガッシャーン!!ズザザザザアア…




窓「ピシャン」





真姫「………」


海未「………」


絵里「………」










真姫「…」ナンダッタノヨ…



海未「…」アノマド、ジドウデシタッケ…?



絵里「…」ソトカラアケシメシテイタミタイ…















凛「出前一丁」ガチャ




ででーん ぜーいん あうとー





バシーン!バシーン!バシーン!……






午後 18:30



―――夕食タイム





凛「出前の年越しラーメンだにゃー」ゴトッ




バタンッ…





真姫「………」


海未「………」


絵里「………」










真姫「………すっかり忘れてたわ」



海未「……そういえばそうでしたね…」ケツバット…



絵里「………とりあえず…食べましょうか」





『いただきます』




真姫「……」ズルズルッ…


海未「……」ズズズッ


絵里「……」ズルズルズル





絵里(さっきまでラーメンだったから、よりおいしく感じるわね)ズルズル



真姫(…………夕食にラーメンってどうなのかしら…)ズルルル…



海未(年越し………なるほど、和風ですね)ズズッ





絵里(ラーメンというより…………おそば?)ズルズルズル



真姫(……意外と油っぽくはないわね)ズルルッ



海未(…………何故でしょう、どこか覚えのある風味のような…)ズルルッ





―――


―――――――――


――――――――――――――――




絵里「ごちそうさまでした」フー


真姫「……ごちそうさま」オイシカッタワネ…



海未「………………」





絵里「……海未?」



真姫「…………また何かあったの?」




海未「………」つ どんぶり










どんぶり【園田 タイキック】



えりまき『………』




海未「…………」





ででーん そのだー たいきっくー




バチコーン!!…




海未「……」ジク… ジク…



絵里「…………」



真姫「…………」










海未「………………ど う 思 い ま す ?」




絵里「……!」ビクッ…



真姫「………どう……って…?」





海未「この、私だけへの、執拗な、タイキック。 一体誰が――」




海未「…………いえ。 何を面白いと思って発案したんでしょうか ね ?」




絵里「え……っと………」





真姫「……………………そういう……ものだから…?」




海未「」プチッ





例のアレ「」スイッチッ!!




真姫「……!?」



絵里「なっ……! 海未…!?」




海未「ふふふふふふふふふふ・・・」ワタシダケ… ワタシダケ… ワタシダケ…!










海未「こうなったら全員道連れです!! この強制アウトボタンさえあれば私は……!」




ででーん そのだー あうとー




海未「」





バッシーン!!…




海未「…………………………」ジンジン…





真姫「……………何してるのよ……」



絵里「そ、そうよ……だから早くそのボタンを…」










海未「」ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ



えりまき『ぅえぇ!?』





デデーン そのだーあうとー
  デデーン そのだーあうとー
    デデーン そのだーあうとー
      デデーン そのだーあうとー
        デデーン あやせーあうとー
          デデーン にしきのーあうとー
            デデーン あやせーあうとー
              デデーン あやせーあうとー
                デデーン にしきのーあうとー
                  デデーン にしきのーあうとー





黒服's「アーモウメチャクチャダヨ」




バシーン!バシーン!バスーン!バシーン!!バシッ!バシーン!!バシーッ!ベシッ!バスッ!ビシーッ!…




海未「ふふふふふ……………」4カイデスカ…… 10カイチュウ…4カイ…




真姫「…………」



絵里「海未………何てことを……」





海未「私のアウトが全て最初に集中していたのですがそこまでして私をアウトにしたいですかそうですか」



絵里「落ち着きなさい!!」



真姫「………」ムー










真姫「……」ポチッ!




絵里「!?」



海未「…」ポチリタカッタンデスネー、ワカリマス





ででーん  きらー  あうとー




真姫「………」マキ



海未「………」ウミ



絵里「………」エリ




















まきうみえり「………??」















ツバサ「磯野~アイ活しようぜ~」ガチャッ



まきうみえり「何いいいぃいいいぃいいいい!!?」




ツバサ「そういえば直接挨拶はしてなかったね。 こんばんわ!綺羅 ツバサです!!」リンド・L・テイラー ツウショウ「L」デス




海未「あ、はい。 こんばんは」


絵里「こ、こんばんは…」


真姫「こんば……じゃない!  何でいる…………………んですか…!?」





ツバサ「ひどいなー あなたが呼んだんでしょ?」



真姫「!!?」





ツバサ「ほら、ボタンボタン。 あなたのおかげで私はケツバットの刑………と」



真姫「」ビクゥッ!!


うみえり「…!!」





ツバサ(……あれ?  見込み誤った?)ウタレヨワッ




ツバサ「あー…ゴメンゴメン、冗談だから。 別に怒ったりとかしてな(バコーン!)うぉっ…!?」




まきうみえり「…!!?」





黒服「オマエノシテイルコトハ…アクダ!!」




バタンッ





まきうみえり「…………」




ツバサ「ぉぉお………これホントに痛いやつだ……………」オトノキパネェ…




絵里「あの…………まさか……またあの子たちが迷惑を……」ムリナシュツエンイライ、トカ…



ツバサ「ん?    あー違う違う。 これは私から」タタイテクレー、ッテ




まきうみえり「…………?」



ツバサ「だってさ、こんなケツバットの機会なんて これから絶対ないでしょ!」スベテハチャンス!





まきうみえり「……」



ツバサ「いやいやホントに! あの企画に叩かれ役で呼ばれるのはどうやったって無理じゃん!」オファーアッタトシテモ!





まきうみえり「………」




ツバサ「………待てよ。 うちらもダウン●ウン並みになればあるいは…」バラドルイッテミルカ…?





まきうみえり「…………」




ツバサ「う~む………」…チラッ





まきうみえり「……」



ツバサ「………ふむ…」コイツラノリワルイナ…




ツバサ「ちょっと失礼」ズイッ



絵里「!?」ビクッ…!!






ツバサ「………絢瀬さん、ね…。  ……で、あなたが西木野さんで…」フーム…フムフム



真姫「………」…






ツバサ「……そして海未ちゃんかー」ホホーゥ…



海未「………!?」




ツバサ「なるほど……なるほどねぇ~…」ムフフフフ…






絵里(………薄々気づいてはいたけど…)



真姫(……穂乃果みたいな人…)ヴェェ…



海未(…………強かさは…穂乃果以上かもしれませんね……)ウゥ…










ツバサ「よし! お話しよう!!」アノネ!ネタハマダヨウイデキテナインダッテ!!




まきうみえり(手に負えない……)




ツバサ「ほらほら~ 真姫ちゃん固いよー??」カタモミモミッ!



真姫「……!!!!!!!!!!」ゾゾゾゾゾゾッ…!





ツバサ「海未ちゃんも表情堅ったーい!」ホッペグニーン!



海未「あぅうう……!!!?」ジタバタ…!





ツバサ「絵里ちゃんはスタイルいいねぇ ウヘッヘヘ…」ボタンプチ プチッ!



絵里「や…!?止めてくださいっ……!!」ドンッ…!!




ツバサ「わっ…!とっ…と……っ」グラッ…










ツバサ「………いいね! そんな感じで遠慮なくいこうよ!!」ケロッ!




まきうみえり(手に……負えない……っ!)ゼー…! ハー…!




ツバサ「いやーそれにしても、みんな穂乃果ちゃんに聞いてた通り!」トイウカ、キイテタイジョウ!



海未「…!?」



絵里「あ…あの………穂乃果から……何を…」




ツバサ「ん~知りたい? それはねー……」エーット…





まきうみえり「…………」



ツバサ「んーー…………」ウーン…










ツバサ「んーーーーーーーーー…………ふふふ…」ンフフ…



真姫「あの………」















ツバサ「んふふふふふ……」ンフフフフフフフフ…!




まきうみえり(…………穂乃果…)イッタイナニヲ…




ツバサ「あー…ごめんごめん、1人で盛り上がっちゃって。 それでねー………」



































ツバサ「んふふふふふふふふふふふふふふ…!!」クフフフフフフッ…!





ででーん  きらー  あうとー




ツバサ「え?」




ツバサ「…………えっ…!?まさかの私も参加……!!? よっし!やっ―」オトノキパネェ!!





英玲奈「フンッ!」スパァァァン!!



まきうみえり「」





ツバサ「」バタッ……





英玲奈「……失礼しました、こちらのリーダーが迷惑を…」



絵里「い……いえいえ…」


海未「だ…大丈夫ですので……お構いなく…」





あんじゅ「次のネタまでにまだ時間があるそうなので、それまでツバサちゃんとのお喋りをお楽しみ下さい♪」



真姫「ど…どうも……」




バタン





まきうみえり「………」










ツバサ「あの子らも来ればいいのに…」イタタタ…




ツバサ「英玲奈が怖いからおふざけはナシにして…………ところでラーメン美味しかった?」



絵里「え…? あ、はい………とてもおいしかったです……」




ツバサ「おお! そう言ってもらえると、頑張って作った甲斐があるね!!」



真姫「…!? ツバサさんが作ったんですか……!?」




ツバサ「まぁ、正確には。 私が来たとき、穂乃果ちゃんたちが夕食用のラーメンを作ってたから

私たち3人で――」



海未「穂乃果だったのですか…!」ドオリデ…!




ツバサ「そうそう。 さっきの料理対決でみんな出払ってたから、ヘルプに」ヨバレタンデスヨ、オクサン   マァ!ソウダッタノ?>




ツバサ「まぁヘルプといっても、上手い事誘い出されちゃっただけなんだけど」イマノダレダ   ワタシダ>



まきうみえり「…?」




ツバサ「だってさ、あそこでライブやって『出番終了お疲れ様でしたー』…と言われましても」オマエダッタノカ   ヒマヲモテアマシタ>





ツバサ「やっぱり気になっちゃうじゃん?」ナニヤッテンデスカアナタタチハ?、ト   『アソビ』>




まきうみえり「…………」





ツバサ「で、穂乃果ちゃんに『牢獄生活エンジョイしてる?』ってメールしたら

『今来ればラーメン食べられるよー』って返ってきたから急いで行ったら…」マージッサイタベレタケドネー   ホノカダヨ!>





真姫「(………ちょっと待って、いきなり意味が分からないんだけど)」



海未「(…当人同士で通じているのだからいいではありませんか……)」



絵里「(………そうね、無理に理解する必要はないわ…)」




ツバサ「――で、2人が結構料理上手でさー…」アレ?キイテル?   ウン、キイテルキイテル>




ツバサ「まぁそういう事で、ラーメンにつられて私たちはまんまと誘い出されてしまった

というわけです」ジツハワタシ、アンマリヤクニタッテマセンデシタ   ソンナコトナイヨ!>



絵里「そ…そうだったんですね……」





ツバサ「う~~ん………………………………マジメスギルトハキイテタケドマサカココマデトハ…」ボソッ   …ソンナコトナイヨ!!>



海未(………今、よからぬ言葉が聞こえたような……)





ツバサ「……よし! ひとカケラの面白味もないあなた達には、この曲を進呈しよう!!」ピッピッ   ソンナコトナイヨー!!>



真姫(評価が酷くなった……!?)




ツバサ「はい、じゃあコレ。 暇つぶしにでも聞いてみて!」つipod   ソロソロジカンダヨ!!>



絵里「え…? あの……これってツバサさんの…」





ツバサ「いいからいいから!  あなた達なら絶対、無事に返してくれるでしょ?」ソノタメニイタノカ   ソウダヨ>



海未「…………はい、約束します」





ツバサ「よし。 これで私達は、また会う約束をしたも同然なわけだ」フフフ!   イツデモアソボウヨ!!>



真姫「………」





ツバサ「じゃ、がんばってねー!!」マタ、イツカ、アオーゾ!!   ツバサチャンアガリマース>





バタンッ





ネーアンタラナニシテンノ?



イヤー…ツイ



クスクス―




真姫「………」



海未「………」



絵里「………」










真姫「………強引な人」




海未「……………」




絵里「穂乃果が、増えた……」







――真面目な者ほど割を食う 世の中の縮図ともいえるこの状況


時刻は夜に差し掛かろうというところで、ここに新たな一石が投じられる




午後 18:50




―――部室





真姫「……」



海未「……」



絵里「……」




ピッ





???「みなさんこんばんわ。今宵もようこそいらっしゃいました」




真姫「……なんかさも当然のように語り出したけど、これ勝手につけられただけよね?」



絵里「さっきからビデオばかりな気がするのだけれど……」




真姫「……手抜き?」



海未「予算が…尽きたんですかね……」





???「今回のテーマは「ちょいワル」 ということで…」










   ち ょ い ワ ル ア イ ド ル

~ちょっとだけワルい夜遊びが始まる~





――これから5人のアイドル達が、やり過ぎではない本物の「ちょいワル」を披露する




※ここから先はノンストップ+「ちょいワル」モードの皆さんでお楽しみください



(例のBGM→http://www.youtube.com/watch?v=4b1wt3-zpzQ





???「 「ちょいワル」=ちょっとワルいイタズラですからね。 加減を間違えちゃいけません」



???「皆さんには、指定された状況下で「ちょいワル」な行動をやっていただきたいと思います」



???「お題はこちら! えー、重役会議室ですね」





STAGE「重役会議」



【どんな「ワルさ」にも動じないエキストラの皆さんが会議中】





―――待機室





???「重役会議で「ちょいワル」 ですか~」



???「緊張感ありますねー…!」



???「緊張感あるねぇー」




???「ここでー えっとー 「ちょいワル」 な行動をやっていただきたい、と」




???「うちらとかー やっちゃうとやりすぎちゃうんだよね!」


???「プライー…ベートを出せばいいってことね?」


???「そそ 要は普段やってることでいいんですよ」




???「んーじゃぁ、まぁね できんことはないですよ」



???「 「ちょいワル」でここまで来ましたからね」





???「ではそろそろいっちゃいましょうか!」



???「サウザーは司会進行も兼ねてるから大変やね」



???「もー!始まる前からさっそくバレちゃったじゃないですかーー!!」




サウラー「あとサウザーじゃなくてサウラーです!!」




???「いいと思います サウザーさん!」


???「もうサウザーでいいでしょ!」


???「強そうな名前ですね!サウザーさん!!」


???「決まりやな サウザーちゃん♪」




サウザー「うわーん!!」




※この時点ですでに全員笑っていますが最後までお楽しみ下さい。





――緊張感漂う重役会議…こんな場所で、笑って許されるギリギリの「ワルさ」とは?――










サウザー「…………えー…ハイ。 サウラー改めサウザーです。

ではこれから実際にやっていってもらうわけなんですがー」





サウザー「その前にですね。えーもしこれ見ててですね 「あー、これ「ちょいワル」だなぁ~」

と思った場合、これ。 この前にあるボタン、ちょっと 押してみてもらっていいですか?」



???「…?」ポチッ




ボタン「ちょいワル~」チョイワルー




一同「wwwwwwwwwwwwwwww」




???「これちょっとー…ウチの声みたいですねぇw!」


???「これちょっとぉーアズマックスさん…?!」



???「アズマックスさんがやられたんですよねーw!?」


???「やってないわ!# ノリノリかウチこの企画に!」





アズマックス「てかウチも名前バレてもうたやん!!』



???「wwwwwwwww」





―閑話休題―




※もう全員笑っていますが最後までお楽しみ下さい。





???「じゃぁ、一番手は?」


サウザー「えーっと そういうのは大体決まってまして…」





サウザー「栄えあるトップバッターは ホッシーです!」



???(以下ホッシー)「…!」




???「企画の最初じゃない!?」


???「これは責任重大ですよ~…!」



???「 「ちょいワル」 なんでしょ!普段からw!」


???「しかしいきなり若手からですかー そういうところもーやっぱり?」



サウザー「まぁそうですねー 年功ー序列~というかー」




一同「wwwwwwwwwwwwwwwwww」


ヒフミちゃんたちとA-RISEツバサちゃんの思わぬ活躍っぷりが嬉しいです
乙です(私、ツバにこが好きなもんで)



アズマックス「ウチの~気のせいかもしれませんがー

ホッシーちゃんがー…無口になってる…」





ホッシー「まぁ…あの……「ちょい緊張」…?」



???「 「ちょい緊張」!?」



アズマックス「 「ちょい緊張」!!?w」


???「ちょっと…まさかの本音ですかw!」



サウザー「まぁ いつも通りな感じで!」





ホッシー「うるさーい!!」



アズマックス「今の「ちょいワル」やなぁ~w」




サウザー「では準備してくださーい」




"※ ※"

ムスメは

止まらない!




~"ホッシー"~










――経験が足りない小娘には真似できない


ギリギリセーフの暴走とは……?!




皆ゴメン 今現在の凛ちゃんの脳内イメージがどうしても……






























http://mup.vip2ch.com/up/vipper「番号」.jpg
↑コレ





…よし分かった! これは貼るなという神のお告げだな





http://mup.vip2ch.com/up/vipper42867.jpg





―――会議室




???「まぁ、まぁ、ね ホッシーはー…」



サウザー「まぁ 間違いない…」





ガチャッ



アズマックス「お、来た」





ホッシー「…」ガラガラガラ…



???「おーおーおーー!!」





ホッシー「…」ガラガラガラ



(黒服に台車を押させて登場)




???「ありえないですね!」


???「アレ仕置き人ですよね!?」



アズマックス「仕置き人すらも使うという……」



サウザー「いやーすごい…」





ホッシー「…」バシッ…!



???「あーあー!!」


アズマックス「今ちょっと引っ叩きおったで…!?w」





ホッシー「…」スタ スタ スタ



???「さすがですねぇ……」


サウザー「仕置き人すらもー 操るという…」





ホッシー「…」ピタッ



(ホワイトボードの前で停止)




???「え?」


???「おっ…」




ホッシー「…」キュッキュッ



???「あ…あ…! 大事な……」


???「大事なとこに……」





ホッシー「…」スッ



下半期の目標"?"

売上30%を目指す"?"

社内全体でコスト削減をする"?"



(ホワイトボードの説明書きに落書き)


>>780
ニコリンスキーだけど、ツバサとにこの絡みは用意してあるから期待してていいよ



一同「あーーーー!」




アズマックス「うわうわうわ!w」



???「うわうわうわうわ!」




???「まぁ…基本ですねー」


サウザー「真っ先に思いつくところですよねー」





ホッシー「…」スタ スタ スタ



???「 「ワルい」ねぇー」





ホッシー「…フンッ!」ベシッ…!



(社長をハタく!)




一同「あーあーあー…!!」




???「もう「ちょいワル」じゃないでしょ!」


???「 「ちょいワル」なの!?」



サウザー「あーでも、加減はしてるから…」




ホッシー「あぁ~ 眠た!」ウーン!




ホッシー「…」デスクガシャンガシャン



???「あーあ大事な書類とかが…」





ホッシー「…」スタスタスタ



???「何何?」


アズマックス「何するつもりや?」





ホッシー「…」ズルズル…



???「何か持ってきた…?」


???「何アレ?」


サウザー「アレ 寝袋じゃない?」



???「うわうわうわ!」




ホッシー「…」ドサッ!


ホッシー「…」ピョンッ


ホッシー「…」ゴローン…



(会議で昼寝! ※デスクのど真ん中)




???「会議で…w!」



サウザー「会議ですよーーー!」


???「会議の途中ですよーー!?w」



アズマックス「これは 「ちょいワル」やなーw」





ホッシー「寝苦しい!」ガバッ!



???「wwwwwwww」


アズマックス「結局起きるんかいw!」



???「まぁでも熟睡はしてないもんね」


サウザー「そこらへんは「ちょいワル」ですよねー…」





ホッシー「…」ジー…




ホッシー「…」ガラッ



(重役を椅子ごとあらぬ方向へ)




???「地味だな!」


???「方向違いますねー」





ホッシー「…」スタ スタ ガシッ




アズマックス「あーアレ社長やで!多分!」



???「社長ですよね!?w」





ホッシー「…」グイッ!グイッ!



(社長を持ってきた寝袋へ)




サウザー「社長 ダルダルじゃないですか!?」


アズマックス「社長 力無さすぎやろ!?」


???「社長 全然力無いじゃん!!」





ホッシー「」バシーン!


(社長にビンタ!)




ホッシー「死ね!#」


一同「wwwwwwwっwwwwwwwっっっ」





ホッシー「…」ズダダダダ!



ガッシャーン!!


(ホワイトボードにドロップキック!!)




???「ああああああぁああ!!!」


アズマックス「全部やってるアイツ!!」



???「いやでも言葉だけですからね!本当に殺さない所がやっぱいいですよね!」





終 了




※全員すでに笑っていますが最後までお楽しみ下さい



―――待機室




ホッシー「意外と何もないよ あの部屋」



一同「wwwwwwwwwwwwww」


???「帰ってくるなりそれか!www」




ホッシー「あの部屋にはーー………ねぇぜ!」


???「wwwwwwww」



アズマックス「ワルいねぇ~」


サウザー「 「ちょいワル」だねぇ~」


???「かなりの「ちょいワル」ですね!」




ホッシー「ちょっとー…プライベート見せちゃって…」



一同「wwwwwwwwwwwwwww」



サウザー「ラインを知ってますよねー…!」


???「あ~笑ったわ…」





―閑話休題―




アズマックス「で 次なんだけどー…ウチらはさぁ…

「ちょいワル」のベテランみたいなとこあるやんか?」



???「ね。 で、そのー やっぱり若手どうなの?って感じが?」




???「じゃあ私…「ちょい」やっていいですか?」



???「おっ!次カヨッチちょいヤリ?」


ホッシー「ちょい脂汗かくよ?!」




???(以下カヨッチ)「もうすでに「ちょいドキ」してますからね!」



???「行っちゃう?」




サウザー「じゃぁ行っちゃおか!」




ちょいムチ小娘は

スベったって

凹まない!!




~"カヨッチ"~










――ちょいムチの少公女 カヨッチが


初めての「ちょいワル」に挑む……!




―――会議室




アズマックス「またこれは重い空気になってますよぉ…」


サウザー「やっぱりねぇ…会議ですから」



ホッシー「…あっ!来ましたよ・・・!」




ガチャッ…





カヨッチ「オジャマシマース…」ガシッ



(米俵を抱えて入室)




???「これ趣旨変わってないかw?」


ホッシー「ただの宅配みたくなってるw!」



サウザー「会議に米ですよ!」


アズマックス「何やねんコレぇ…!」





カヨッチ「…」テク… テク… テク…





カヨッチ「…」クルッ…





カヨッチ「…」テク… テク… テク…





アズマックス「ウロウロしたわりに… 何にもないやないか!」




カヨッチ「…」





カヨッチ「…」テク テク テク テク




ホッシー「あっ……動きましたよ!」



サウザー「結構、迷いのない感じで」





カヨッチ「…」テク テク テク テク



???「え? あの抱えてるのって…」





カヨッチ「…」ポチッ



(会議中に炊飯開始)




アズマックス「どういうことやこれ…?」



???「会議中にwwwっ!」


サウザー「丁度終わるくらいに炊き上がるんじゃないですか?!w」



ホッシー「あっ…!また何か…」





カヨッチ「…」ズル… ズル…




???「あれって…臼?」



アズマックス「何やねんアイツ!」





カヨッチ「…」ペタン!ペタン!ペタン!



(会議中に餅つき)




アズマックス「何を…何をしてんねんコイツ!!」


ホッシー「どうしたいんだ米をw!」



アズマックス「なんもないんやったら帰ってこい!#」





カヨッチ「…」テクテクテク




サウザー「え…あれって…お酒……?」


アズマックス「ちょいちょいちょいちょいヤバいんじゃないですかコレ?!」





カヨッチ「…」トクトクトク…



(社長にお酌!)




???「やりやがったーーー!!」


アズマックス「アカンアカンアカン(VTR)止めて!!」




サウザー「いや…よく見て! あれは……「大人の飲み物」だ!」



ホッシー「ここにきてビール派に寝返りおった!!」


???「これは一本取られましたね!」





カヨッチ「…」フゥ…




ガチャッ バタン




終 了




※すでに笑っていますが最後までry



―――待機室




アズマックス「あー…どうなることかと思った…」



ホッシー「やっぱ「ちょいワル」 ですからね!」




アズマックス「始めの方のは…何だったん?」



???「 「何ワル」だったの?」




カヨッチ「多分 何かをー…残したかったんでしょうね…」



ホッシー「wwwwwwwwwwww」





―閑話休題―


のんたんの口が悪くなってるのは松本ポジを担当してるからです
というかこのSS全体に言えるけど、元ネタ知らない人にはどう写ってる?



アズマックス「ウチのー何となくのー勘なんですがー…

次の3番目のサウザーちゃんのー口数がー減っている…」



???「そうなんですか…!?」




サウザー「ちょっとねー… みんなーなかなか「ちょいワル」ですね」



カヨッチ「じゃぁ、司会は一旦引き継ぎます。 では準備の方をね お願いします」




この冬!

ウケる悪さは

「ちょいハズシ」




~"サウザー"~










――予想をちょっとだけ裏切るのが、「ちょいハズシ」


サウラー改めサウザーの「ちょいワル」とは……!?




―――会議室




ガチャッ



???「あ、入ってきた」


カヨッチ「来ましたね」





サウザー「ングググ…」ゴクゴクゴク




サウザー「ブーーーッ!!」ブシャァアアア!!



(水を散布! ※ただの水です)




???「うわうわうわー…!」



ホッシー「汚い!汚い!」


アズマックス「アカンアカンアカンって…!」




サウザー「…」キョロキョロ…





サウザー「…」キュキュキュッ




売上30%を目指す"ぜ"

社内全体でコスト削減をする"ぜ"

所属間の情報共有を徹底する"だぜ"



(ホワイトボードに落書き)




ホッシー「パクりじゃないですかアレ!」



カヨッチ「いやでもこっちのほうが「ちょいワル」っぽいでしょ!」


???「だぜ って…!w」


アズマックス「やっぱこういうのは基本ですねー」





サウザー「…」ウーン…



???「ん?何…?」





所属間の情報共有を徹底する"だぜ"
                   ∧
                   ん



(追記)




???「意外と律儀wwwww」



アズマックス「 「ちょいワル」だなぁ!」




サウザー「…」テク テク テク…





サウザー「…」ジャキン




???「……え?」


アズマックス「アレって…ハサミ?」





サウザー「…」ジョキジョキジョキ…



ホッシー「あーあーあーあーあー…」





サウザー「…」ネクタイジョッキン♪



(強制クールビズ!)




カヨッチ「あぁあーーっ!!」


ホッシー「今 冬なのに!」



アズマックス「冬なのにクールビズ!?」


???「もう何ビズよw!?」





サウザー「ング…ング…ング…」ゴクゴクゴク




カヨッチ「あ……飲み物を………」





サウザー「ブーーーッ!!」ブシャァアアア!!



(再び水を散布! ※ただの水ry)




一同「またーーー!!」




サウザー「…」テクテクテク…



???「社長ですよ…社長ですよその方…」



ホッシー「あああ!」





サウザー「…」グググッ… ポンッ




ブッシャァアアアア!!



(社長にシャンパンシャワー! ※ただの水………じゃないだろアレ!?)




カヨッチ「うわーーっ!」


アズマックス「 「ワルい」なぁ!」




サウザー「…」ガシッ…



(壁時計に手をかける)




アズマックス「まさか…ちょっとちょっとちょっと…」



???「時間が…!」


ホッシー「あーーー!!」





サウザー「…」コトッ



(時計の針を逆回転!)




アズマックス「会議長なる!」



???「えげつなっ!」



ホッシー「15分くらい!(会議)伸びちゃう!」


カヨッチ「ただでさえ長い会議が……」



???「…まぁでもね 15分ってところが「ちょい」って感じで」




カヨッチ「あれ…?」



アズマックス「何や…?」

ホッシー「また…?」





サウザー「ング…」チビチビ…





サウザー「フッ…」ピュッ



(最後っ屁)




ホッシー「足りないwwwww!」


アズマックス「もうなくなってるwwwww」




サウザー「…!……」



ホッシー「ん? あれ?」


アズマックス「もしかしてまだ何かやらなあかん思てる?」



カヨッチ「もう十分やったと思うんですが…」


???「しょうがないなー ヘルプヘルプっと…」





サウザーサーン モウアガッテモダイジョウブデスヨー



サウザー「……!」ホッ…



カヨッチ「あー やっぱり結構無理してたんですねー…」


アズマックス「ちょっと煽り過ぎたかもしれんなー」





終 了




※すでに笑っていますがry



―――待機室




ホッシー「いやー!」


アズマックス「いやー…」



???「いやー 最後(水)少なかったですね!」



サウザー「まぁまぁ だからね… そういうことなのよ…」



???「やっぱ「ちょい」なのよー」


カヨッチ「やり過ぎてないんだよね!」




アズマックス「ちょっとねーまぁーなるほどみんなーみんなね…

なかなか「ちょいワル」ですねー…」





アズマックス「えー……」




???「あれ? アズマックスさん…何でー下向かれてる?」



(大先輩も緊張!?)




ホッシー「口数…少ないですよね?」


カヨッチ『確かに口数すくないですね…!?』



???「ちょっと口数が…」





アズマックス「ちょっとね! ちょっとねーまぁ…みんなーなかなか

「ちょいワル」ですねー…と」



ホッシー「wwwwwwwwww」




サウザー「じゃぁ準備の方を ちょっと お願いします」




18年モノのヴィンテージ

これが極上の

"極ワル"だ!




~"アズマックス"~










――18年間 熟成されたオヤジ(思考)の魅力♡


アズマックスの「ちょいワル」とは……!?




―――会議室




サウザー「いやぁ~コレ一番重要な会議ですよ…」


カヨッチ「一番重いやつだよー…」




ガチャッ





アズマックス「……」スパー スパー



(ラフな格好+咥えココアシガレット)




一同「おおおおぉぉおぉおぉおお!?」




ホッシー「会議であの入り方は凄いですよ…!?」


サウザー「遅れてきてますからねーw…」





アズマックス「……」グイグイッ!



(シガレットを重役にくわえさせる)




ホッシー「ああああああ!!」


カヨッチ「くわえさせましたよ…!」


???「 「ちょい」ですか?コレw!」



サウザー「いやでも 「ちょい」 ですよーこれ…w」


ホッシー「 「ワルい」なぁ~…」




アズマックス「……」ワシワシワシィ!



(重役にわしわし!)




???「でwwwwwたwwwww!」


サウザー「わーーーー!」


カヨッチ「すごーーーーぉい!w」



ホッシー「 「ワリい」なぁーwww!」


カヨッチ「これは「ちょいワル」ポイント高いわーw」


???「会議中ですよーw!」





アズマックス「……」コツ…コツ…コツ…





アズマックス「……」バツン!バツン!バツン!



(会議資料にホッチキス!)




???「ヤバいヤバいwwって!」


サウザー「開かなくなる!」



ホッシー「これはマズいでしょぉ!?」


カヨッチ「会議できなくなっちゃいますよ…!」





アズマックス「……」コツ…コツ…コツ…



???「ちょっとー…大丈夫ですかー?コレ?」





アズマックス「……」ワシワシワシワシィ!



(社長にもわしわし!)




???「あんたそれしかないんかい!」



サウザー「うわーやっぱりワルいなぁー!」

ホッシー「やっぱ違うなー!」

カヨッチ「全然違うねぇ…!」




アズマックス「……」コツ…コツ…コツ…





アズマックス「……」ガチャ バタン




ホッシー「ふわー…」



カヨッチ「何というか…」


サウザー「すごかったねー…」


???「……」





終 了




※すでに笑っry



―――待機室




サウザー「いやぁ~素晴らしい!」


ホッシー「ワルいっすねぇ!」



カヨッチ「本物の「ちょいワル」見たねぇ~」


ホッシー「登場からカッコ良かったですもんねぇ」


???「あんたらねぇ…」





サウザー「えー…それではついに最後ですねー」



カヨッチ「では大トリは!?」




サウザー「ヤザワッチ先輩です!」



一同「ヒューヒュー!!」




アズマックス「でもうちらがもう殆どやっちゃいましたからねー」


ホッシー「大体やり尽くした感 ありますよ!」



ヤザワッチ「……えーー正直~「ちょいプル」 ですよ!」



ヤザワッチ「プルプルしてますよ 身体!」




サウザー「ではヤザワッチさん 次の準備をお願いします!」



ヤザワッチ「こうなったら 本当の「ちょいワル」ってもんを見せてあげるわ!」


ホッシー「期待してますよーー!」




ギリギリセーフの

"フェロモン"が

ニキータはお好き!!




~"ヤザワッチ"~










――自慢のフェロモンボディから繰り出す「ちょいワル」が


見る者を悩殺♡




―――会議室




サウザー「また重い空気が…」


ホッシー「こういう重い空気が…」



アズマックス「どう来るんやろなぁ……」





ガチャッ!





ヤザワッチ『~♪~~♪』ベンベンベンベンベン♪ジャンガジャンガジャンガ♪



(弾き語りでの登場)




アズマックス「うわーこれはw!」


ホッシー「これは…w!」



カヨッチ「 「ワルい」 ですよ…!」


サウザー「 「ちょいワル」ですよ!」





ヤザワッチ『~♪♪~♪~』ベンベンベンベンベン♪ジャンガジャンガジャンガ♪




ホッシー「こんな重い所にギター持って!」


カヨッチ「 「流し」 ですよ!」





ヤザワッチ『♪~…』ジャジャジャジャ… ジャンッ



(社長のそばで停止)




サウザー「いやー…これは「ちょいワル」ですよ…」


アズマックス「何や何や…?」


カヨッチ「止まりましたよ…」




ヤザワッチ「……」スッ










ヤザワッチ「」ギャーン♪ギャーン♪ギャーン♪ギャーン♪ギャーン♪


一同「!!!??!!?!!?!!?」





ヤザワッチ「社長ー!♪  社長ー!♪」ギャーン♪ギャーン♪ギャーン♪ギャーン♪ギャーン♪



(社長に献歌!)




ヤザワッチ「社長~~Oh~~~♪!!」ギャーン♪ギャーン♪ギャーン♪





ヤザワッチ「」ギャギャギャギャギャギャギャギャ…ギャン♪










ホッシー「……!wwwwwwww!!」


カヨッチ「wwwwwwwwww!www!wwwwwwwwww!」


アズマックス「こwwwwwれwwwwっわwwwwwっうぇ!」


サウザー「あはははっ!…!あっ…!っ…!あはははは…っ…!!」




※すでにry




ヤザワッチ「……」スタ スタ スタ



一同「うーわー……」





アズマックス「これは何にも言えないわ~」


ホッシー「脱帽モンですよこれ…」


カヨッチ「ただの雑音とかじゃぁ無いですからねー…」





ヤザワッチ「……」ガッ



サウザー「お?花瓶を…?」





ヤザワッチ「……」ゴトッ



(社長に献花)




カヨッチ「wwwwwwwww」


サウザー「邪魔!邪魔w!」


アズマックス「いやでも社長やからwwww」





ヤザワッチ「……」ゴトッ



(重役にも献花)




ホッシー「会議できないっすよ!これじゃぁwww」


カヨッチ「ちょっと死んだ人扱いにー…ww」





ヤザワッチ「……」ガシッ




カヨッチ「アレ 鉢植えですよね……?」


サウザー「今度は鉢植え…」


アズマックス「めっさデカいやつやん…」





ヤザワッチ「……」ゴ トッ



(重役の目の前に特大観葉植物の鉢植え)




一同「うーわー……」



ホッシー「アレじゃなんっにも見えませんよ…」


サウザー「 「ちょいワル」ですね~」





ヤザワッチ「……」スタ…スタ…スタ…





ヤザワッチ「」クル ッ!



カヨッチ「ん?」

サウザー「お?」

アズマックス「何やコレ?」





ヤザワッチ「……」スタスタスタ



(??)





ホッシー「まぁまぁまぁ…これから」





ヤザワッチ「……」スタスタスタスタ




ホッシー「あれ!?」


カヨッチ「ちょっ…あれっ?」


サウザー「え?え?」


アズマックス「えっ?」





ヤザワッチ「……」ガチャ バタン





……




一同「えぇぇえええぇえええええ!?」



ホッシー「もう終わり!?」




(ヤザワッチ 逃亡)



サウザー「まさかの!?w」


カヨッチ「ここまできてて逃亡ですかw!」



アズマックス「wwwwwwwwwwwww」





終 了




※ry



―――待機室




ヤザワッチ「やー ただいま」



アズマックス「何かに負けたんやね」


カヨッチ「いやーまさか最後にこんな「ちょいワル」を仕掛けられるとは…」


ホッシー「ヤザワッチ 帰ってくるの早かったよね!?」




ヤザワッチ「植木があんなにあってー…よかったです」



アズマックス「wwwwwwwwwwww」




サウザー「えー…wじゃぁ優勝は…ヤザワッチってことでいいかな?」



ヤザワッチ「……え?いいんですか!? 私あんなに短かったんですよ!!?」




ホッシー「いやーでも言い換えればー…それであれだけの笑いを取るっていうのは

すごいっていうことですよー」



一同「」ウンウン




ヤザワッチ「あ…ありがとうございまーす…!」



サウザー「ヤザワッチさん おめでとうございます!! それでは!」




パチパチパチパチパチパチ!!




プツッ















ででーん ぜーいん あうとー





ネェマルデイミガワカラナインダケド!?




バシーン!バシーン!バシーン!…








――「ちょいワル」という反骨精神を目の当たりにした3人


時刻は午後の7時をまわり、肉体/精神ともに限界が近づく


しかし、この学園生活で最も過酷な訓練の刻が 遂に訪れようとしていた…



と、煽っておいて 今回はここまで

折角なのでボツ画像でもどぞ





http://mup.vip2ch.com/up/vipper42890.jpg



サウザーが誰かわからない

南さんじゃないの?

なるほど南で南斗でサウザーか

ホッシー→凛
カヨッチ→花陽
サウザー→ことり
アズマックス→希
ヤザワッチ→にこ

か、かよちん出るまで全く築かなかったorz

亜里沙「ねえ、ユキホちゃん。ヒトコトなたやてョ~」

穂乃果パパ「今夜が山田」



午後 19:10



―――部室





真姫「………」



海未「………」



絵里「………」





ガラッ




まきうみえり(……!!)





「皆s「「「希ィ…!」」」




理事長「…こんばんわ 皆さん」




絵里「り……理事長…!?」



真姫「す……すみません…」



海未「し…失礼しました……」




理事長「いえ それより、今すぐ出発の準備よ」イソイデ





理事長「ヘリの用意はもうできています」




まきうみえり「…………え?」ヘ…リ?





―――


―――――――――


――――――――――――――――




―――ヘリ内





ヘリ「バラララララララララ!」




理事長「・・・」





真姫「………………」



海未「………」



絵里「……あの………理事長………」コレハイッタイ…?





理事長「……そうですね。 これから貴女達には、特別な訓練を受けてもらいます」イズレワカルサ。イズレナ




絵里「そ………そう…ですか……」キョウハヤクビダワ!



海未「……」ナニガハジマルンデス?



真姫「…………」シャンカ♪シャカシャカ…♪










ブラックアウト「バラララララララララララララ!!」





―――


―――――――――


――――――――――――――――




―――???



現地時刻 19:40pm




バラバラバラバラ…





理事長「――到着したようね。 では、ついてきて」スタ スタ スタ スタ





絵里(………理事長…)スタ…スタ…スタ…



海未(ここは…一体どこなのでしょうか……)スタ スタ スタ…



真姫(……訓練って何よ…)スタ… スタ… スタ…




理事長「――さて 一口にアイドルと言っても、そこには様々な種類があるわ」スタ スタ スタ スタ



まきうみえり「……………」スタ スタ スタ…





理事長「歌って踊る――所謂、アイドルと聞いてまず思い浮かべるイメージの他にも

写真やビデオなどの、ビジュアル面で活動するグラビアアイドル

テレビ番組などでトーク活動をしているバラドル――」スタ スタ スタ スタ



絵里(……鬼ごっこの時もそうだったけれど……言ってる事自体は割と…)スタ スタ スタ…





理事長「会いにいけるアイドルでなく、会いに行くアイドルとして芸能禁止の世界でゲリラライブを行うもの

アイ活と称して様々なフィールドワークを行うもの――」スタ スタ スタ スタ



海未(…あ、雲行きが怪しくなってきましたね)スタ スタ スタ…





理事長「時にはiDOL=偶像の解釈から、隕石除去人型重機として活動していたものもあるわ」スタ スタ スタ



真姫(………待って 今なんて…?)




理事長「つまり アイドルという言葉が多様化してきた今、活動の幅を拡げていかなければ

このアイドル戦国期を生き抜く事は難しいという事よ」スタ スタ スタ スタ



絵里「…………なるほど…」アーハイハイ…



海未「一理……ありますね」



真姫「いや待って 今明らかにおかしいワードが混じってたわよね? ねぇ」





理事長「そこで今回貴女達に行ってもらう特訓というのが、"これ"よ」ピッ ブシュー…










ウィィーーーーーン――




コレ↓





http://mup.vip2ch.com/up/vipper42875.jpg





コレ↑





真姫「」



絵里「……は?」



海未「えっと……何ですかこれ」





理事長「これは "イェーガー"の『コン・ポッド』です」



真姫「待って、いみがわかりません」





理事長「"イェーガー"というのは、対KAIJU用に開発された超大型人型兵器 つまり巨大ロボよ。
名前の由来はドイツ語で狩人を意味する(Jaeger)から。
『コン・ポッド』というのは、"イェーガー"のコックピットの呼称で――」



絵里「聞きたいのはそういう事ではありません…!!」アトマルデイミガワカリマセン





理事長「説明するから待っていなさい。そこで、貴女達には活動の幅を拡げてもらう意味で
今から"イェーガー"の操縦訓練を行ってもらいます」



海未「…………何故そうなるのですか!?」





理事長「私の個人的な趣味(※捏造)よ」イロンハナイナ?レディー



まきうみえり「」




理事長「コホン……ですが、それを抜きにしても。昨今の『プリキュア』シリーズをはじめとして

古くは『セーラームーン』など、戦闘少女ものの作品と需要は存在しています。

戦うヒロイン、というものに憧れを持つ女子は多く

また男の中にも、そのような凛々しい女性の姿に魅かれる奴が少なくはないようです」




真姫(知らんがな)



海未(……なるほど!)



絵里「…………でしたら、何もロボットに限る必要も無かったのでは…?」





理事長「そこは私の趣味だと言っている」カモン! パチンッ





ヒフミ『呼ばれて飛び出て』ジャジャジャジャーン




えりまき「!?」



海未「あ、皆さんどうも」コンバンハ




理事長(以下:司令)「つべこべ言わずにとっとと"イェーガー"に搭乗しろ」コレハメイレイダ




ヒデコ「まあそういうわけだから」エド



フミコ「この日のために準備もしてきたし」エッド



ミカ「まずはパイロットスーツに着替えようか」エディー





司令「連れていきなさい」



ヒフミ『イェッ,サー!!』ビシッ!





ウワァァァアア!ハナセェェェエエエエエ!!




モウヤメテ!トックニワタシタチノライフハ0ヨ!!




ジョウヘキーノー ソーノカナーター





―――


―――――――――


――――――――――――――――




―――待機室










ヒデコ「じゃぁ、みんな着替えた?」





真姫「…………着替えたけど…」




絵里「……でも………これは………」




海未「流石に……過激というか………」





参考画像

http://mup.vip2ch.com/up/vipper42871.jpg





フミコ「あ、違う違う。 そんな薄っぺらいのじゃ、そもそも操縦しただけで大怪我するし……」




ミカ「これからその上に装甲取り付けていくから! 結構重いけど………まー大丈夫でしょ!」





まきうみえり(…………言葉の端々に不安になる単語が……)





ヒデコ「よ……っと…」ガチャッ カチッ



真姫「………手馴れてるのね」カチッ… ガチャリ…





ヒデコ「どうも。最初は30分くらいかかってたんだけどねー」ガチッ カチャッ



真姫「……………ねぇ、どうして…」カチャッ… ガチン…





ヒデコ「こんな事してるかって? それは、面白そうだから だね」カチカチッ ガチャン



真姫「………………そう……」ガチャン… ガチ…





ヒデコ「まぁアレだよ。 相当貴重な体験だと思うし、気楽にいけばいいと思うよ」ガチッ ガチャリ



真姫「…………」ガチャリ… カチッ…




フミコ「……理事長の事、やっぱり心配?」カチカチッ ガチャン



絵里「えっ……? …………えぇ…」ガチャン ガチ…





フミコ「無理もないかー。 あの人相当ラリっちゃってるもんねー」ガチッ ガチャリ



絵里「…………」ガチャリ カチッ…





フミコ「でも、ちょっと擁護しておくと 一応理事長なりの考えがあるみたいだよ」ガチャッ カチッ



絵里「…?」カチッ ガチャリ…





フミコ「ただトチ狂ってるだけの案だったら、私たちも乗ってはいなかった って事」ガチッ カチャッ



絵里「……」カチャッ ガチン…




海未「…………あの」カチッ ガチン ガチャリッ!



ミカ「おっ!  どしたの?」ウィーーン  カパッ





海未「事あるごとに私達を叩いていく黒服…………あなた達3人ですよね…?」



ミカ「おおっ…!正解!!  けど、どうしてわかったの?」カシャシャシャシャシャン… ガチャリンッ!





海未「いえ………その……………」カチカチカチカチピピピピッ… カシャンッ!



ミカ「…」チマーン…





海未「……………………すいません」




ミカ「…………………………」










ミカ「フンッ!」ヘルメットッ!



海未「――――!?」ガポッ!




ミカ「はい、これで全部装着完了 っと」パン パンッ



海未(い……いつの間に髪までまとめられて…!?)





ミカ「次からはもう手加減しないからねー」バシンッ!















ミカ「………手、痛い…」ズキズキ…



海未「………」










ヒデコ「お、ミカのところはもう終わったみたいだね」ジャーツケルヨー



真姫「………」ガポッ…










フミコ「二人とも早いなー。 まぁ、こっちももう終わるけど」ジブンデツケラレマス?



絵里「いえ……お願いするわ」カミノケガヒッカカリソウデ…





フミコ「りょうかい」ヨイショ…ット





ガポッ――






司令「…………ふむ。 見違えたわね」



まきうみえり「…………」





参考画像

http://mup.vip2ch.com/up/vipper42873.jpg





司令「では、これより早速搭乗してもらいます。 裏手から登りなさい」




まきうみえり「……」ガシャンッ…  ガシャンッ…  ガシャンッ…










真姫(これ………結構………………重い……っ!)ガシャンッ…  ガシャンッ…!




絵里(……相当ガッチリと固められているから……歩くだけでも……大変…)ガシャンッ… ガシャンッ…




海未(…………この調子では………搭乗には一体どれほどの負荷が……)ガシャンッ… ガシャンッ…





ヒフミ(うわー…………見てるだけでつらそう……)スタ スタ スタ…





―――コン・ポッド内




ガシューーッ





参考イメージ1

http://mup.vip2ch.com/up/vipper42877.jpg





参考イメージ2

http://mup.vip2ch.com/up/vipper42881.jpg





※まだ乗ってはいません




絵里「………何なの…この…ダイ・ハードな健康器具は……」ハァ… ハァ…



フミコ「それは、このロボの操縦方法が パイロットの動きをトレースする方式だからだね」




ヒデコ「で、これだけのものを1人で動かすのは無理があるから 複数人で操縦するんだって」



真姫「…………」ハァ…… ハァ……




海未「なるほど………」フゥーーッ…



ミカ「一応メイン席/サブ席とかはあるみたいだけど、まぁ どこでもあまり変わらないらしいよ」





絵里「そう…… じゃあ、私は右にするわね」


海未「では、私は左ですね」



真姫「………!?」




ミカ「はやっ」



フミコ「一瞬って」





ヒデコ「――よし。 ポジションも決まったことだし、早いとこ固定しちゃおう」



フミカ『おっけー』




まきうみえり(固定……!?)




ヒデコ「では、皆さんそれぞれの位置に立っていただいて…と」





フミコ「足を固定するので、そのまま動かず――」ポチッ



ウィーーン  ガシャンッ!





ミカ「次はこのハーネスと、まずは背中を固定しまーす」



ガチャンッ キュィィーーーーン





ヒデコ「おっけー。 ちょいと腕を失礼」



ガシャッ……カチャン!





フミコ「あとは酸素補給用のチューブを繋いで…と」



グッ… カチッ!





ミカ「よーし終わったーー!! じゃあ、床を開けて動けるようにするね!」ポチッ



ウィィィィーーーーーーーーーーーーィィン――


なんかアクセルワールド思い出した



ヒフミ『それでは、がんばってねー!!』バーイ!




ガシューーッ





バタン…










真姫(………………)



海未(………………)



絵里(………………)




―――司令室





ヒデコ「司令官、3人の出動準備が整いました」





司令「…………いいわぁ………………これ…………いいわぁ……」ウフフフフフ…










ヒデコ「……司令官、指示をお願いします」





司令「あぁ………最っ高……………」コン・ポッドノコウカジュンビヨ





ヒデコ「……」リョウカイシマシタ










フミコ「(…………一体何が理事長のツボなんだろう…)」



ミカ「(我々には分からんよ)」




ミカ「(コスプレというまだいけそうな分野ですら、ことりちゃんのチョイスにたまについてけなくなるし)」



フミコ「(ことりちゃんといえば………あの時、ものっすごい怒られてたね…)」





ミカ「(というより説教だね。「ボディラインを隠しちゃうなんて全然分かってないよ!」って発言に――)」



フミコ「(――「しゃらくせぇ!全然わかってないのはテメェのほうだ!!」って理事長がブチ切れて……)」





ミカ「(理事長も酷いよね。 ことりちゃんには下のスーツの事しか言ってなかったんだもん)」



フミコ「(あのスーツ、張り切ってピッチピチに作ってたらしいからねー…)」





ミカ「(あと理事長 「もっとむせる方が……」って、アレでまだ不満そうだったよね…!?)」




フミコ「(さすがにコア過ぎるというか勘違いされそうなんで、止められてたけどね……)」




ヒデコ「おーい あんたらも手伝えー」




フミカ『ほーい』




―――コン・ポッド内





海未「そういえば……外国では左ハンドルが多いですが、ドイツもそれでよかったのでしょうか」



真姫「………右側通行の国は北米や欧州とかだったから……確かそのハズよ」



絵理「…? でも、日本では右が運転席でしょう?」





海未「……」



真姫「…………」



絵理「……」





うみえり「……!!」


真姫「…?」




ピッ





司令『――聞こえるかしら?』



まきうみえり「!」





司令『コン・ポッドの降下準備ができたわ。 衝撃に備えておきなさい』




真姫「………待って、コレって落ちるの?」





ファーイブ  キリキリキリ…


司令『ちなみにイェーガーは名前の由来とは関係なく、メイン席は全部右側よ』キリキリキリ…





フォー  キリキリキリキリ…


真姫「え、なんで引き上げていくの 落とすことになんの意味があるの」キリキリキリ…





スゥリィー  キリキリキリキリ…


絵理「お互い…同じ事を考えてたのね」キリキリキリ…





トゥー  ガチャンッ


海未「………どうやらそのようですね」





…ワン!




ガッコン!




ガ


























ドガコッ!!




真姫「キャッ!?」


絵理「うっ…!」


海未「……ッ!」










ヒデコ「――司令官 コン・ポッドの接続が完了しました」




司令「いよいよね………では、始めましょうか」




司令『――と、いうわけで』










司令『ガキのパシリやあらへんで!  8時だョ!全員集合~!!』





司令『を、これより開催します』





まきうみえり「……え?」










――絶対に倒れてはいけないThe Drifters――




午後 20:00





司令『これから皆には、その状態でクイズに挑戦してもらうわ』



真姫「ロボットどこ行ったのよ!!」





司令『シャァァラアアアアアァップ!! ただのクイズと思ったら大間違いよ!』



『まず! このクイズは3人全員の答えが合っていなければ正解とはならないわ!!』



絵里「そ……それはさすがに厳しくありませんか…!?」





司令『甘いっ!! 劇中では "レンジャー" が "イェーガー" に『ドリフト』するために

"ブレイン・ハンドシェイク"(ニューラル・ハンドシェイク)を行いシンクロ状態となって――!』




ヒデコ『そういう設定があるんだって』



海未「あ、はい」





司令『……そして! 間違えてしまった場合!想像を絶する罰が待っているわ!!』



絵里「…………どんな罰なんですか…?」





司令『揺れます それが』オモイッキリ




絵里「」


真姫「」


海未(負荷とかそういうレベルじゃなかった)




司令『では! 第一問!!』デェン!




絵里(………これは…)



真姫(…絶対に……)



海未(間違えられませんね………)





司令『これは映像問題です。 まずは、このVTRを見てもらうわ』ピッ




ジジジジジ…




―――VTR










バシッ!




『殴ったね!』




…ツッ!




『殴ってなぜ悪いか! 貴様はいい、そうして喚いていれば気分も晴れるんだからな!』




『ぼ、ぼくがそんなに安っぽい人間ですか!』




バシッ!!




『2度もぶった! ―――にもぶたれたことないのに!』










問題1 最後のアム○のセリフとして当てはまる言葉を答えよ




司令『では 考えて頂戴』





絵里(……選択問題ですら…ないの……?)



真姫(………これ絶対正解させる気ないでしょ…)



海未(今のは上司と部下……という関係なのでしょうか? …いえ、それにしては――)ウーム…





司令『制限時間は30秒よ』イソギナサイ




まきうみえり「………」





―――


―――――――――


――――――――――――――――


まぁ分かるよね?



司令『――それでは  解答を発表してもらいます』ドウゾ










絵里「ええと……おばあちゃんにも…ぶたれた事ないのに…?」




真姫「………お父さんにも…ぶたれた事ないのに…」




海未「そうですね……友達にもぶたれた事ないのに…でしょうか?」





司令(……………………)










ヒデコ「(………どこから突っ込めばいいのやら)」



フミコ「(せめて、解答を合わせるくらいは……)」



ミカ「(意外と抜けてるとは思ってたけどねー)」




司令『……では、正解のVTRです』ドウゾ





―――VTR




『――ぼ、ぼくがそんなに安っぽい人間ですか!』




バシッ!!




『2度もぶった! 親父にもぶたれたことないのに!』





真姫(……あっ)セイカイ?



絵里(意外と口調が乱暴ね……)ミカケニヨラズ…



海未(…………ふむ…)ナルホド





司令『という事で正解は "親父にもぶたれたことないのに!" でした』




ソレガアマッタレナンダ!  ナグラレモサズニイチニンマエニナッタヤツガドコニイルモノカ!





司令『……さて。 ブライトさんのありがたいお言葉通り、皆さんには罰を受けてもらいます』




真姫「……!? ちょ…ちょっと――」



司令『問答無用』ポチッ










コン・ポッド「ガインガインガインガインッ!!」グワングワングワングワン!!





「きゃああ”ぁあ”あぁ”あぁあ”あ”ぁあ”あ”! !!」ガクンガクンガクンガクン!!




一応参考動画
肝心の揺れてるシーンは後の方だけど

http://www.youtube.com/watch?v=GEEvuYoKuFs





まきうみえり「 … … … … 」ハァ…… ハァ……










海未(こ……これは………っ)ハァ… ハァ…



絵里(遊びとか………そういう…次元じゃない……!)ハァ… ハァ…!





真姫「…………理事長…! 私の答えは――!」ハァ…! ハァ…!



司令『私は最初に言いました』





「このクイズは3人全員の答えが合っていなければ正解とはならない」




司令『――と』




真姫「そん―!『ですが 貴女達は相談の一つも無く、ただ自分の思うままに答えただけ』




海未「……………」






司令『自分一人で答えを出すのなら、そこに他人がいる意味はないでしょう』




絵里「……」






司令『……いえ、むしろ邪魔にしかならないでしょうね』




真姫「……!!」




司令『KAIJUとの戦いは常に命懸け……とっさの判断を多く要求されます。

そのような状況を乗り切るには、互いを信頼し合う必要があるのです』



一同(いや、それは知らない)





司令『究極的には人間は1人であり、自立していなくてはならないでしょう。

しかし、だからといって他者をないがしろにしていいハズもありません』





司令『互いを"仲間"だと言うのならば、これぐらいのテスト 突破してみなさい!!』




まきうみえり「…………」





司令『では、次の問題です』


ヒフミ(締まらないなぁ……)




司令『第二問!!』デェン!





問題2 次の映像に出てくるロボットの技名を "日本語" で答えよ




司令『という事で、再び映像問題です』VTRカモン





(http://www.nicovideo.jp/watch/sm21253360)





海未(なるほど……なるほど…………)ナルホドナルホド…



真姫(…………あれっ…?)ナニ…コレ…?




絵里(…これはどうに『ハイでは5秒以内にこたえてー』




まきうみえり「ちょっ」





司令『ごーよんさんニィイチドーーーン!!!』

絵里「え…エルボーロケッ「ロケットパンチ!!」!?「ペ…ペガサス流星拳…!」!!?」





絵里「な…!『…何をやっているのかし「真姫! 何をしているのですか!!」「え…?だって……」










絵里「全員黙って!!! それは私の台詞よ!!!!」ガシャンッ!!!!




絵里「まず理事長!!『司令と呼びなさ―』黙れ!!!」




絵里「さっきまでの言葉は何だったんですか!? 今回は相談する時間も無くいきなり…!」





司令『貴女達3人に相談させたら、殆ど正解されてしまうだろうからよ』



絵里「」





司令『私が求めているのはそういう事じゃないの。 こう………以心伝心というか…』




絵里「………もういいです」コノヒトニハナニヲイッテモムダダ…


OUTの此処までの回数(暫定)
園田72回 絢瀬83回 西木野73回
絢瀬は亜里沙(はりせん)の時に10回叩かれたのが響いてる様です
尚、体育館鬼ごっこや逃走中のケツバット以外の罰は除いてます



絵里「……次、海未。 ……何? ロケットパンチって」




海未「それこそ私の台詞で「黙って」ロボはロケットパンチなんです!!」ガシャン!!





絵里「どうしてそうなるの!! 音声は Elbow Rocket だったでしょう!?」




海未「日本人たる者!! アレはロケットパンチと訳さなくてはいけないんです!!!」





絵里「意訳し過ぎよ!!」



海未「いいですか!? そもそ「知らない! 知らない! 知らない!!」




絵里「真姫に至ってはどうしちゃったの!!?」カスッテスライナイジャナイ!!




真姫「だ……だって…………モニターに……」



うみえり「モニターですって!?」クルッ!





真姫「こ…ここに………」





[正解はペガサス流星拳!]




真姫「……って」




絵里「理事…………ちょっ………………ぁぁあああああぁああぁああああぁああああ!!!!!」





ァァアアアアアアアァアアアアアァアアアアアアアァアァアアアアアアァアアアアアアァアアアア!!!!!








ヒデコ「これオンエア不可でしょ」



フミコ「どうせ間違えるだろうからって、ネタ振りしたら…」



ミカ「まさかの園田」





司令「……放水準備を」



ヒフミ『了解』








真姫「え…エリーが……」



海未「真姫、惑わされてはいけません。今後は迷わずロケッ 「海未はいいかげんにしなさいよぉお!!」





司令『――正解を発表するわ』


>>888
多分合ってる というかカウント忘れてたから助かった
10回が響いてるっていうのは俺もそう思う



[正解:エルボーロケット]



海未「なっ……」





[PS:行き過ぎた日本主義は止めましょう あと聖闘士星矢も日本漫画ですpgr]




海未「」



えりまき「………」





司令『ハイ罰ゲーム』




ズドドドドドッドドド!!(放水音)





まきうみえり「――!?―!!?――!!――!??」ゴボゴボゴボボッ!!




海未「……」ビシャビシャ…



絵里「………帰りたい」グスン…



真姫「…………………………」グッショリ…





司令『頭は冷えたかしら? では次の問題――』




真姫「………待ってください理事長。 この放水には何の意味が?」




司令『"レンジャー"の死因で最も多いのが溺死だからよ


これは周囲への被害を抑えるために、海上で敵を迎え撃たされているからで


万が一戦闘中にそのような状況に陥った場合を想定して――』





真姫「コックピットに水が入ってくるってもう相当の状況じゃない!」タタカウドコロジャナイ!



司令『第三問!』デェン!



真姫「聞きなさいよ!!」ガシャン!!





司令『ついでに! 大体が知識問題だから、これ以降も相談タイムは無しよ!!』




絵里「ああ……もう………いいです…」


海未「……」


真姫「…!」




問題3 セーラー戦士は全部で何人?





絵里(あ…………これなら分かりそう……)



真姫(確か……ムーン、マーキュリー、ヴィーナス、マーズ、ジュピター……)サター…ン?



海未「…………」










司令『さて、もういいかしら?』




絵里「ええと…はい……」



真姫「………いいわ」



海未「はい」




司令『では、どうぞ!!』





絵里「6人」  真姫「7人」



えりまき「あれっ?」





真姫(えっ…? ムーン、マーキュリー、マーズ、ジュピター、ヴィーナス、ウラヌス、ネプチューンの7人よね?)




絵里(ムーン、マーキュリー、マーズ、ジュピター、ヴィーナス、ちびムーンで…6人……)





海未「22人でしょうか」



えりまき「!!?」




絵里「う…………海未…!?」



真姫「…………ねぇ、バカなの?」





司令『……はーい では、正解を発表していくわよ』





『まず、太陽系セーラー戦士として。 ムーン、ちびムーン』



真姫(…………あっ、ちびムーン…!)





『四守護神として。 マーキュリー、マーズ、ジュピター、ヴィーナス』



絵里(これで6人ね!)





『そして外部太陽系3戦士+αとして。 ウラヌス、ネプチューン、プルート、サターン』



絵里(えっ……!?)ソンナニイタノ!?



真姫(……やっぱり、サターンもいたのね)ドウセフケイカイダケド…




『更にセーラーカルテットとして。 セレス、パラス、ジュノー、ベスタ』



えりまき「…!?」






『セーラースターライツとして。 スターファイター、スターメイカー、スターヒーラー』



真姫「ちょっ……まって…」






『その他として。 ちびちびムーンと、その正体コスモス。スターライツの上にセーラー火球』



絵里「えっ……えっ……?」






『実写版にセーラールナ、ミュージカル版にアスタルテ』



えりまき「」






司令『これで全部。 合計22人よ』




司令『敵としてしか出て来なかったもの、そしてタキシード仮面は独断で除きます!!』




えりまき「分かるかっ!!」



海未「………」←正解者





司令『今丁度20thやってるでしょうがぁぁああ!!』死ねッ!!





コン・ポッド「ガインガインガインガインッ!!」グワングワングワングワン!!




えりまき「あ”ぁあ”あぁ”あぁあ”あ”ぁあ”あ”!!」ガクンガクンガクンガクン!!



海未「……」ガクン ガクン ガクン ガクン!




司令『それでは、次の問題』





真姫「…………」



海未「…………」



絵里「………あの…司令官………やはり……相談というのは…」





司令『できません』キッパリ



絵里「……………」





司令『第四問』デェン!




問題4 アトムの製作者は?




真姫(アトム……って)



絵里(ロボットの…アトムよね?)



海未(これは………)





海未「司令『駄目です』で…!です『却下』s『これから、貴女は一番最後に解答しなさい』





海未「」



絵里「……」





ヒフミ(うわー……えげつなっ……)



真姫「…………」










司令『では、解答をどうぞ』




絵里「お……お茶の水博士…」



真姫「………お茶の水…博士」



海未「……………………………天馬博士…」





司令『はい、その通り。 正解は天馬博士でした』



えりまき「……!」


海未「………」





司令『正直、お茶の水博士の名前を出せただけでも褒めたいところだけど……』





司令『不正解は不正解よ。 では、罰として――』



真姫「ちょっと……まって………待ちなさいよ…!」




司令『あら どうしたのかしら?』



真姫「……どうしても私たちに罰ゲームをさせたい…っていうのは分かったわ」





司令『それで?』



真姫「…………なら、せめて……放水は無しにしてくれないかしら」





司令『……何故?』



真姫「………こんな冬の夜に、水なんかかけられてみなさいよ…!」



絵里「………」


海未「………」





司令『……』




真姫「そもそも放水は、苦戦した場合を想定して……って事なのよね?

なら、その必要はないわ!!  私たちなら…!そのぐらい軽く――!」



司令『うんわかったわ』




プツッ



まきうみえり「……!」




真姫「えっ……?」



海未「これは…まさか……」



絵里「………通ったの…?」

























司令「水全部持ってきて」q



ヒフミ『御意』




絵里「…………ありがとう……私達の分まで…」



海未「えぇ……ありがとうございます、真姫」



真姫「…………別に、私は自分が濡れるのが嫌だったから…」





ドーン!




















まきうみえり「………」ビッショリ…




ギャグ世界だと3人に逆補正がかかるらしい

多分えりうみはギャグって事で深刻には考えてなくて

真姫ちゃんはギャグって事で割とワガママを言い出せるんだと思う




まきうみえり「…………」ビッシャビシャ…





司令『医療面について心配する必要はないわ、こちらでちゃんと監修を行っているから』



まきうみえり「……」





司令『そして 貴女達に拒否権など始めから無い事を、よく肝に銘じておきなさい』



まきうみえり「……………………」





司令『では、次の問題――』



ヒフミ(この人スゲェ……)テカヤベェ…










真姫「…………ごめんなさい」



海未「いえ……真姫が謝る事ではありません」



絵里「まぁ……とにかく…正解すればいいだけよ…! ……ね?」


ところで問題(※NOT本編)





http://mup.vip2ch.com/up/vipper42913.jpg


↑コイツ、どうしたい?



そんなこんなで3人は――





問題26 信号機の3色は?




真姫「青! 黄! 赤!」海未「赤! 黄! 青!」絵理「赤! 青! 緑!」



うみまき「絵理ーー!?」





[いずれにしても順番合ってないんでアウト]



ドガッシャアアアアァァアアン!!






うさん臭い特訓を――





問題49 きのこ たけのこ どっち派?




絵里「えっと…―海未「きのこ!」真姫「たけのこ!」



うみまき「はぁっ!!?」


絵里「……!?」オロオロ…










フミコ「勝利とは死闘の果てにこそあるべきものだ」アグロ…


ヒデコ「・・・殺戮の果てに、じゃあないの?」エイブラハム…?


ミカ「貴様と同じにするな」ベルグ



ズドドドドドドド!!




ツッコみながらも続けていったのであった










問題114514(大嘘)





VTR『なーにを作っているんでしょーかっ!!』シャコシャコシャコシャコ




真姫「知らないわよ!!」



絵里「ペリメニの生地」





[正解]




海未「当てるのですか!?」





[でも全員正解してないんでアウト]




ガコガコンガシャンガシャンガシャン!!!




そして 50分後――










絵里「………………………………思ったん…だけど……」ゼィ…ゼィ…




海未「………………………はい……」ハァ…ハァ…





絵里「戻ったら……これを……練習に……反映……させ…ない……?」ゼィ…… ゼィ……




海未「いい…です…ね……………賛成……です…………」ハァ…… ハァ……










海未「そう……いえ…ば………真姫……は……?」ハァ… ハァ……




絵里「…… …… ……!」ゼィ… ゼィ……!




海未「ま……まさか………!」グルッ…!



絵里「ま……真姫………!…?」ガシャッ…!








真姫「」ハーッ……… ハーッ………




海未「真…姫……!」ハァ…ハァ…!



絵里「真姫…! 返事を…して…!」ゼィ…ゼィ……!





真姫「…………………………………………ダイ……ジョウブ…よ」ハーッ…… ハーッ……




えりうみ「……!」ゼィ… ハァ…





真姫「何とか…………ね」ハァーッ…… ハァーッ……




絵里「………よかった…」フゥーッ…



海未「………」ホーーッ…




司令『貴女達!真面目にやる気があるの!?』



まきうみえり「…………」





司令『1人ができるだけじゃダメ!皆の息が合ってないと! ライブでも同じことでしょう!?』



まきうみえり(………………)








ヒデコ(もっともらしい事言ってるけど……)



フミコ(説得力ゼロ……)



ミカ(この人教師失格じゃね?)ペントコドッコイ





司令『とはいえ、ドリフト装置も無しにシンクロしろというのも酷な話だったわ』




ヒフミ「ゲッターロボ!!(おいっ!今さらかっ!!)」





まきうみえり「 … … … … … … … 」




司令『ということで、最後の問題は『ボディ&ブレイン』方式でいくわ!
(そうよ! ナマ言ってんじゃないわよアンタ達っ!!)』





『ただし! 走るのは全員でやる事!!(チェェェェンジ!!ゲッタァァァァァ!!!)』




まきうみえり「…………了解」





司令『それでは最後の問題!!(あぁ…武蔵……)』デェン!!




問題108 以下に挙げる5つの事務所の所属アイドルを答えよ


ソニー・ミュージックエンターテインメント

アップフロントプロモーション

ビクターエンタテインメント

秋葉原ディアステージ

ポニーキャニオン





真姫(……………………)



絵里(………どちらにしても難問…)



海未「……」




司令『知名度等々は問わないわ 走って!!』




絵里「……」ガシャン! ガシャン! ガシャン…!


海未「……」ガシャン ガシャン ガシャン!


真姫「……」ガシャン… ガシャン… ガシャン…!





司令『――OKよ! では、解答!!』




絵里「事務所を言われても………モーニング娘…とか?」ガシャン ガシャン ガシャン…


ピンポーン!




真姫「ソニーは確か……乃木坂46!」ガシャン ガシャン ガシャン!


ピンポーン!




えりまき「……!」




絵里(これで2つ……! でも……)ガシャン ガシャン ガシャン…!



真姫(あと3つなんて……とても………)ガシャン ガシャン ガシャン…










海未「ピンクレディー でんぱ組.inc おニャン子クラブ」ガシャン ガシャン ガシャン



えりまき「!?」





ピンポーンピンポーンピンポーン!!!




―――司令室




司令「!!?」ガタッッ!!?





ミカ「これマジ?」




フミコ「すごっ!!」




ヒデコ(…………正解させる気無かったのか、理事長…)ヒデェ…




海未「せ……正解………だったのですか…?」



真姫「…………………なんで本人まで驚いてるのよ…」



絵里「すごいわ…海未! ありがとう…!!」





真姫「………そうね ありがと…」



海未「いえ……そんな…」



絵里「でも……これで……!」










司令『――よくできました! じゃぁ、その状態で歌ってみましょうか!!』




まきうみえり『……は?』




司令『今のよかったわ!息ピッタリ!! では ミュージックスタート!!』




♪~~~♪~~





海未「………………何という……無茶振りを………」ゼィ…ゼィ…




絵里「………でも………ここまできたら…!」ハァ…ハァ…!




真姫「………やりきって……やるわよ……!」フゥー…フゥー…!





司令『あ、ただ歌うだけじゃ特訓にならないから 揺れや放水はそのままね』



まきうみえり『 』




♪~~~♪~~



Three,two,one,zero! ここで登場


見てなさい 私の本気


スリルと 美意識で 勝つのよ必ず




グワングワングワンッ!!


絵里「……!!」ガクンガクンガクンッ…!!





優しげな言葉囁く 偽の可愛さじゃなくて


冷たく強く守らなきゃ


大切なもの達




ドバァァァアアアアアアア!!


海未「―――!」ッ…!




――弱きもの達




私は誰でしょ? 知りたくなったでしょう?


ならば恋かも


私の中には 秘密があるとして




ドガァァアアアン!!


真姫「……!?」ヒバナバチバチィ!!




それを 君は どうするの




It's soldier game




また会えた時 訊こうかな




♪♪♪~~~♪~~




ガゴンガゴンガゴンガゴンッ!!





―――


―――――――――


――――――――――――――――


真に戦うべきなのは多分世間の常識とかじゃないんでしょうか、もしくは先駆者(適当)



ウィ―――――ン…










司令『ハイ 3人共お疲れ様』















まきうみえり『 ・ ・ ・ 』死ーん





フミコ「し、死んでる・・・」



ミカ「へんし”か”ない たた”のしかは”ねのようた”」



ヒデコ「………あとで謝ろう…」




絵里「…………ふたり…とも……………生き……てる……?」ゼー… ゼー…




海未「は…い……………………何とか………………」ゲホッ… ゲホッ…




真姫「ぇ………え………………」ヒュー… ヒュー…






絵里「りょう……かい………」ガクッ…















理事長「――それでは 監修、ありがとうございました」ペコリ




ヒフミ「ありがとうございました」ペコッ










真姫親「 」チーン






――過酷な特訓を終え、戦士として一回り成長した3人


帰りの車内のバスルームで、至福の一時を満喫中♡





午後 21:30




キャンピングカー「ブロロロロロロロロロロロロ」ブロロロロロ





―――車内 風呂










カポーン






























真姫「…」グッタリ…



海未「…」……



絵里「…」アァ…アタタカイ…




真姫「…」



海未「…」デハ… サキニアライマスネ…



絵里「…」ハーイ…










真姫「…」



絵里「…」



海未「…」ゴシ… ゴシ…










真姫「…」



絵里「…」



海未「…」ゴシ… ゴシ……










真姫「…」



絵里「…」



海未「…」アノ…… スイマセン……




真姫「…」



絵里「…」ドウ… シタノ?…



海未「…」ウデガ…アガラナクテ…










真姫「…」



絵里「…」……



海未「…」アタマヤ…セナカニ…… テガ……










真姫「…」



絵里「…」リョウカイ…… テツダウワ…



海未「…」アリガトウ…ゴザイマス……










真姫「…」



絵里「…」イイノヨ… コレクライ……



海未「…」……




真姫「…」



絵里「…」ワシャ… ワシャ…



海未「…」ゴシ… ゴシ…










真姫「…」



絵里「…」アトデ… ワタシモ…



海未「…」モチロン…デス……










真姫「…」



絵里「…」ワシャ… ワシャ…



海未「…」ゴシ… ゴシ…




絵里「…」ワシャ… ワシャ…



海未「…」マキハ… ダイジョウブデスカ?…



真姫「…」………オネガイスルワ…





… … …










カポーン……





―――


―――――――――


――――――――――――――――






時刻は夜の10時を回り、心身ともに限界が近い3人


しかし 部室へと戻った彼女たちに、更なる試練が





午後 22:00



―――部室















絵里「あ"ーー……何とか、動けるようにはなったわね……」ンン゙ーーッ…



海未「そうですね……流石に…アレは……」ゴウモンデシタ…



真姫「…」





絵里「真姫は…大丈夫…? 私達は結構体力に自信はあるから……」



海未「早めに休みますか? 布団は向こうの方で敷いておいてくれたようなので…」



真姫「……いいえ…大丈夫よ」




絵里「しかし、まぁ……かなり大がかりね コレ……」



海未「廃校の危機にあった学校のやる事とは、とても思えませんね……」




真姫「深く考えたら負けでしょ……」



海未「確かにそうで―――」





絵里「………海未…?」



真姫「…………今度は何よ……」





海未「…………………………引き出しの中に」つ ???










きのこの山「俺だよ」




絵里「…?」



真姫「!!!!」




絵里「『きのこの山』…?」ドウシテ?



海未「………」



真姫「…」





真姫「」ガラッ










たけのこの里「もちろんさ」




海未「……!!」



真姫「……………………」




真姫「………」



海未「………」




絵里「あ…あの……」フタリトモ…?










真姫「…………そういえば、まだ」



海未「……絵里がどちら派なのか、聞いていませんね」




絵里(えっ)





真姫「さっきの問題、エリーが答える前に罰ゲームだったから」



海未「あなたが"どちら側"なのか "真姫"は知らないんですよ」




絵里「えっ」




真姫「…………何がいいたいのかしら?」



海未「いえ? 私はただ事実を述べただけですが」




絵里(何これ)





真姫「聞く前から決めつけてかかるなんてね」



海未「先に仕掛けてきたのは、そちら側でしょう?」




絵里(何コレ)





真姫「………なるほど、哀れね。 余裕が無いのはそっちじゃない」



海未「……!!」




絵里(ナニコレ)




うみまき「………」ズモ゙モ゙モ゙モ゙モ゙モ゙モ゙モ゙モ゙モ゙モ゙…



絵里(きのこ たけのこ とはいったい・・・)ウゴゴゴ!










真姫「――というわけで、エリー 食べて」



絵里「……えっ?」




海未「絵里がハッキリとしてくれれば終わる話なんです、さぁ」



絵里「待って どうしてそうなるの」





真姫「あなたはただ選んでくれればいいの、簡単な話じゃない……」ジリ…



絵里「なんでこっちくるの ねぇ」




海未「でないと、食べさせられないじゃないですか……」ジリ… ジリ…



絵里「目が怖いわよ あなたたち」




真姫「大丈夫よ…………変なものじゃないから……」ジリ…ジリ…




絵里「ほ…ほら……もう歯も磨いちゃったし…」





海未「また磨けばいいだけの話です、さあ」ジリジリ…




絵里「ど……どっちも…っていうのは…」





うみまき「禁止」




絵里()




真姫「エリー…」ズイッ



海未「絵里」ズズイッ





絵里(の………希…!穂乃果…!………この際理事長でもいいから!! 誰か…この空気を―!)










ピッ!




うみまき「…?」



絵里「!!」





『Шо Channel』




絵里(ビ…ビデオ…… ……いえ!何にしても助かっ――)




―――VTR(録画)




雪穂「ふ……2人とも! わがままはいけません!!」



こころ「やーー!! タケノコいやーーーー!!」




絵里「」



真姫「なん……」


海未「だと……」





亜里沙「おいしいよ? 『たけのこの里』」モグモグ



ここあ「やーーー!! 『きのこの山』がいいーーーー!!」




真姫「馬鹿な!?」


海未「良しっ!!」


絵里(状況が悪化した)




雪穂「い……今はたけのこしか持ってきてないの! ね? だから……」



こころあ「いーーーやーーーーー!!!」




海未(これで私の知る範囲の勢力は……たけのこ5の、きのこ6………つまり、逆転勝利…!!)


真姫(お…………落ち着け……私が取るべき行動は……)


絵里(もういや)





亜里沙「うーん…… 雪穂、『キノコノヤマ』はもってこれないの?」



雪穂「えっ……!? いや……それは………」




海未(……! そうか…亜里沙はたけのこ派に含められていますが……実質的には無所属!!)


絵里(よかった……亜里沙はまともだ……)サスガハマイシスター!





海未(ここから上手く中立させ…………いえ、こちら側に引き込めれば……!!)



真姫(…………今、あの場に干渉することは不可能………となると……)




亜里沙「すききらいはしちゃいけないけれど……やっぱり、すきなものをたべたいよね」



こころ「そうだー!!」  ここあ「そうだそうだー!!」



雪穂「うっ…」




海未「流石です亜里沙! そのまま……!」





真姫「はい、エリー あーん」



絵里「えっ ちょっ……ムグッ…!」ズボッ!





海未「貴様ッ!!」


真姫「余所見なんかしてる方が悪いのよ」フフン!



絵里「――!――!!」ンーッ! ンンーッ!!




雪穂「分かった…… 『きのこの山』………持ってくるよ……」


亜里沙「雪穂……!」


こころ「ほんとぉ!?」 ここあ「やったぁ!!」




絵里「ゲホッ……ゲホッ…」ゼー… ハー…


真姫「どう?エリー 感想は?」


海未「待ちなさい 私がまだです」





亜里沙「雪穂愛してる!」


雪穂「…………とりあえず、少し待っててね」


こころ「わかった!!」 ここあ「はーい!!」




真姫「ちょっと 入ってこないでよ」


海未「関係ありません さあ、絵里」


絵里「ちょ……ちょっとまって…」ハー… ハー…





亜里沙「じゃあ雪穂がもどってくるまで、このすーぷをのもう!」



こころ「なーに? この」  ここあ「なぞのしろいえきたい?」




真姫「させると思う?」


海未「押し通る」


絵里「じ……自分で食べるから……」





亜里沙「『アマザケ』 だって!」




こころ「よーぐると?」


ここあ「いいえ けふぃあです」


亜里沙「『アマザケ』 だよ!!」




海未「聞きましたか? 絵里から"食べる"と言ってくれました」


真姫「おめでたい耳をしているのね」


絵里「とりあえずいただくわねー……」モグモグ…





亜里沙「では かんぱい!」


こころあ「かんぱーい!」




海未「見ましたか? 絵里から食べてくれました」


真姫「おめでたい頭をしているのね」



絵里「たけのこも、改めて……」パクッ…




真姫「ほら見なさい! 別にあなただけが特別なわけじゃないわ!!」


海未「いきなり元気になりましたね 内心では戦々恐々としていたのでは?」


絵里(結構違うものなのねー……)モグモグ…










うみまき「で、どっちが美味しかった?」



絵里(…………どうして息がピッタリなのかしら)





雪穂「ただい―――ちょっ…!! 何これ!!!?」



まきうみえり「…!?」




こころ「ジャバッチャ! ガルバーザ!!」


ここあ「ジャバッチャ! ガルバーザ!!」


亜里沙「ケムナ・ゴ・ラルカッチャ・チターニ…」




雪穂「ねぇ… どうしたの…?」





亜里沙「チターニ!!!!!」

雪穂「うわっ!!!」





こころ「チターニ!!」



ここあ「チターニ!!」










雪穂「えっ……ちょっ…これ………甘酒…?」




雪穂「………まさか、甘酒で酔っぱらったの!?」





亜里沙「おれぜんぜんよってないし!!」



雪穂「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!」





こころ「だいじょうぶ? ファミつうのこうりゃくぼんだよ?」ハラショー?




雪穂「全然大丈夫じゃない…!!」





ここあ「だいじょうぶだ・・・ おれは しょうきに もどった!」




雪穂「これはもうだめかもわからんね」ヤハリヤバイ




こころ「まいなすぅ!」ヒシッ!    ここあ「ねぁさぁん!」ダキッ!





こころあ「ぐああぁああああ!!」バチバチバチバチ!!




亜里沙「死ななければ触れ合う事も出来なかったのか…」シマイダトイウノニ…!





雪穂「そもそも何で甘酒で酔っぱらうの!?」ダレカタスケテー!!










こころ「警部殿 警部殿」



亜里沙「!」



ここあ「ドッキングシステム完了!!!!!」





亜里沙「ドレミファソラシ――!」ブゥゥゥゥゥゥン!



こころあ「ドレミファソラシ―――!」ブゥゥゥゥゥン!




雪穂「ちょ 来んな」




シバラクホットシタロゥ!  サンギインデカテルワケナイダロ!




バカヤロウオマエオレハカツゾオマエ  フルヤキソバ! ゲホッゲホッ…




オマエラニュートリノダカラナ… シュバルゴ!  モウテイコウシテモムダダゾ…










――ヤメロォナイスゥ!




ブツッ





真姫「……」


海未「……」


絵里「………」





―――


―――――――――


――――――――――――――――






――流石に眠気には勝てず、就寝する事にした3人。


数多くのわだかまりを残しながらも、年明けが迫ろうとしていた。





午後 23:00





絵里(…………布団で寝ることになったのはいいけれど…)










真姫「……」ジィーーッ




海未「……」ジィーーッ





絵里「……………私を挟んで睨み合うのはやめてくれないかしら」




真姫「何を言っているの? エリーを見ていたのよ」



絵里「……え?」





海未「まだ、答えを聞いていませんから」



絵里(あー……)





真姫「それで?」ズイッ



海未「どっちを選ぶのですか?」ズイッ



絵里(この子たちめんどくさい)




絵里「そうね……きのこは 控えめな甘さで、芯がしっかりしてると感じたわ」




絵里「たけのこは……ベースのクッキーがやわらかくて、チョコも甘かったわね。

けど、ちょっと持ちにくかったかしら」





真姫「答えになってないわ」



絵里「ちょっと待ってなさい、それはこれから――」





海未「どっちもは禁止ですよ」



絵里(ちっ……先手を打たれたか)




真姫「さて、どっちを選ぶのかしら? まぁ、当然この私だと思うけど」



海未「いえ、聡明な絵里なら分かっているでしょう。 どちらを選ぶべきなのか」



絵里(………あ、どうしよう もしかして詰んだ?)





真姫「というかいいかげんにハッキリしなさいよ。 選べばいいだけじゃない」



海未「そうです。 ただそれだけの事です」



絵里(えー……絶対それだけじゃ済まないでしょ…)





真姫「はい ではどうぞ」



海未「選びなさい」





絵里「………あ」




うみまき「あ?」





絵里「アポロチョコ」




うみまき「…………」





絵里「………おやすみ」ポフッ




















海未「ダメです」モゾッ!



真姫「逃がさないわ」モゾッ!



絵里「ちょっ……入って来ないで!!」モゾモゾッ…!!




海未「何故です?絵里  真面目に答えて下さい」ガシッ




絵里「何があなた達をそこまで駆り立てるの!?」





真姫「日本の平和を証明するためよ」ガシッ




絵里「意味が分からないわ」




絵里「お願い……もう眠らせて……」





真姫「なら早く答えて」ズイッ!



絵里(目の前っ!?)チカッ!?





海未「そこまでして選びたくありませんか?」ズズイッ!



絵里(み……耳元…っ!!)チカイ…ッ!!










真姫「とはいえ……フアァ……私も……」ネム…



絵里「…え?」





海未「さすがに……つかれました…」クァ…



絵里「ちょっと」




真姫「エリーってあったかいわねー…」オヤスミ…



絵里「まって」





海未「こうしていると、あんしんします……」オヤスミナサイ…



絵里「近いから」





真姫「……」ギュッ



絵里「ねぇ」





海未「……」ダキッ



絵里「ちかい」





うみまき「………」zzz…




絵里「ちか……」










チカアアアアアアアアァァァァァァァァァァ…





―――


―――――――――


――――――――――――――――






――ようやく眠りにつく事ができた3人。


しかし……





深夜 24:00



―――部室










真姫「zzz…」ムギュー





海未「zzz…」ギュッ…





絵里「zzz…」ウーン…シアワセ…















ゴーン……  ゴーン……




―――屋上





ゴーーン!  ゴーーン!!

























亜里沙「ハラショー!!」ゴーーン!!  ゴーーン!!




ゴーーン!  ゴーーン!



雪穂「亜里沙……何してるの……!?」ゴーン! ゴーン!





ゴーーン!  ゴーーン!



亜里沙「ジョヤのカネだよ!」ゴーーン! ゴーーン!





ゴーーン!  ゴーーン!



亜里沙「じゅーしち!  じゅーはち!!」ゴーン17!  ゴーン18!





ゴーーン19!  ゴーーン20!



雪穂「ねぇ……当の絵里さんたちは熟睡してるんだけど……」ゴーン21!  ゴーン22!




ゴーーン23!  ゴーーン24!



亜里沙「ボンノウよ!とんでけー!!」ゴーン25!  ゴーン26!





ゴーーン27!  ゴーーン28!



雪穂「…………」ゴーン29!  ゴーン30!





ゴーーン31!  ゴーーン32!



「あんたら ここで  なにしてまんねん と。」ゴーン33!  ゴーン34!





ゴーーン35!  ゴーーン36!



雪穂「希……さん? どうしてここに――」ゴーン37!  ゴーン38!




現在の希さんの状態


http://mup.vip2ch.com/up/vipper42729.jpg





ゴーン39!  ゴーン40!



雪穂「…………何してるんですか?」ゴーン41!  ゴーン42!





ゴーン43!  ゴーン44!



希「わからんか? まあ シロートやからな。」ゴーン45!  ゴーン46!





ゴーン47!  ゴーン48!



希「こうしてな 宇宙の波動を 体内に送っとんねん と。」ゴーン49!  ゴーン50!





ゴーン51!  ゴーン52!



雪穂「え、本当に何してるんですか?」ゴーン52!  ゴーン53!





ゴーン55!  ゴーン56!



希「これ何年やってると 思う? 1000年やで 1000年。」ゴーン57!  ゴーン58!





ゴーン59!  ゴーン60!



雪穂「今カメラ回ってませんよね  何でふざけてるんですか?」ゴーン61!  ゴーン62!


(※ターゲットは全員熟睡しています)




ゴーン63  ゴーン64



希「けったいな やっちゃな~  いきなり なんやねん と。」ゴーン65  ゴーン66





ゴーン67  ゴーン68



希「実は このバランスくずすの めっちゃ 大変やねん。」ゴーン69  ゴーン70





ゴーン71  ゴーン72



希「言うても 1000年や。 そらなっかなか くずされへんで。」ゴーン73  ゴーン74





ゴーン75  ゴーン76



雪穂「真面目にやって下さい」ゴーン77  ゴーン78





ゴーン79  ゴーン80



希「しゃーないなー」ホイッ…ト





ゴーン81



雪穂「簡単に崩しましたね」ゴーン82




ゴーン83



希「あ ちゃうねん。 これな 大地の波動を 吸収しとるポーズなんや。」ベリタスホープフォースフォーチュン


雪穂「………」






ゴーン84



希「・・・嘘やないよ? あと100年はこれでいけるもん、ウン」フィデリティーオナージョイ


雪穂「………………」






ゴーン85



希「あー大地や 大地の波動をごっつい感じるで~!「話が進まないのでやめて下さい」






希「ホイっ と」ゴーン86――




ゴーン87   ゴーン88


希「それにしても、亜里沙ちゃんは元気やねー」ゴーン89




ゴーン90    ゴーン91


雪穂「元気すぎて困るくらいですよ……」ゴーン92





ゴーン93     ゴーン94…


雪穂「…………もう高校生になるっていうのに、あんなにはしゃいで…」ゴーン95…






ゴーン96…      ゴーン97…



希「うらやましい?」







ゴーン98…       ゴーン99…!




雪穂「……!」








ゴーン100……!        ゴーン101……





雪穂「……そんな事…」




ゴーン102…



雪穂「…………もうそんなに子供じゃ…ありませんし……」





ゴーン103…



希「そういうの気にせんと 誰だって、騒ぎたい時には大騒ぎしてええと思うけどなー」





ゴーン104…



雪穂「…………」





ゴーン105…



希「亜里沙ちゃーん!明日も早いしそろそろ行くでー!」





ゴーン106…!



亜里沙「はーい…!!」





ゴーン107…!










ゴーン108―!!





―――


―――――――――


――――――――――――――――


宇宙と大地のチャクラを得た蛸仙人の希さんは
かよちんをことりのおやつでメタボルフォーゼさせる事で倒せます

あとは感動のフィナーレ(笑)だけだけど、スレ埋まりそうなのでキリのいいここまでで
とりあえず没ネタでも



『Шо Channel』(分岐)





亜里沙「こたつむりです~…」ハラショー…


こころ「だぞー…」ヌクヌク


ここあ「なのだー…」ヌクヌク




雪穂「亜里沙ぁ… 何やってるの…?」





亜里沙「あ 雪穂。 こたつむりだよ~」ガシッ


こころ「あったかいよ~」


ここあ「きもちいよ~」





雪穂「待って 離して…!」




亜里沙「コタツってすごいんだよ~… 雪穂もおいでー」ズルズル





雪穂「だ…だめぇぇえ!!」





アーーー……―――――――




雪穂「こたつには勝てなかったよ……」





こころ「おなかすいたー」


ここあ「すいたー」



亜里沙「……そうだ! 雪穂 おチャいれてくれない?」




雪穂「人をこの魔境に引きずり込んでおいて…」マタデロト? ワタシニ? コタツカラ? ア゙ァ?





亜里沙「ゆきほ~ おちゃー」



雪穂「!?」ドッキィ!!





亜里沙「? おちゃー」ゴーロゴーロ



こころ「おちゃー?」


ここあ「おちゃー」




雪穂「あ……う…うん……」


この後お餅や年越しそば食べた

ちなみにさっきのVTRは録画です、こころあに夜更かしなんてさせてません

おつ
やっぱりこのスレでは終わりそうにないか

>>865
なんか見たことあると思ったらシルバークロウだわ…


次は「エリチ一人ぼっちの廃旅館1泊2日の旅」っすね。


この二人のきのこたけのこバトルはいつまでたっても終わらなさそう

ボーボボ多いなwww

>>980
済まんね
ギャグはボーボボとギャグマンガ日和とジャガーと苺ましまろと黒いラブレターと銀魂とSKETとアニカビしか知らないんだ

とりあえず今週末あたりに次スレ立てるので埋めちゃってOK


――以下拾ったAA


r──¬ ̄ ̄ `冂                         _

\        | ! r一-、___         / ̄ ̄ ̄/´
  コ      ! | ヽ___ゝ、   `ヽ      /     /
  ゝ、_    ヽ ヽ     }     }     /      Z
   r'       \\  /     /    /    \ /
    `ゝ /    \`く   /    /       7
      ̄]       \ \∠,ィ ∧  ≦   、 \ /
      `つ/     \ 弋,_ 〈 〉_フ     r- '
        L   /   Y  (・8・)   、 r┘ 猛禽類でもぴゅあぴゅあ~
           ̄L_/  / r ‐ヽ|/ヽ  _rヽ'
             ヽー| !     |ゝ'
               ノ ゝ   人  rァ __
             r、 }i__  ヽイ  r「 i レ'/´
             'ヘV 7/´ ̄ `ー 7ソ/
            .  `j|´      V´




            , ┬┬┬┬┬ 、
          ,イ , -- ―― -- 、\
    ,、   ,イ/::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽl
   ├::\_|/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`・、  魚類でもぷゅあぷゅあ~
    |三:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ三ニ(:::8η
   ├::/ ̄|\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::・/

    ´    Y \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,イ
          `Y `,ー --- ―ィ " (,リ
           ` ┴┴┴┴ ´   



                         ,ィうry
                   ///フ_

                    /// //ゥ
                   / / / // /ラ
                    /`ハ / / / / //ラ
n、            /}}}}/ / / //∠っ

{ }ヘ、            /}}}} }/ // /r≦
{ }ノ㍉、__          ,')))))入/ィ´ィ´ン
{ }ノノノ/㌧、       { )))))) }"_,二斗
∨ノノ/ィ´ィ'㌦、    } ) ) ) ) }=ニ二}
 `<ィ´ィ´ィ´斗㌧. / ) ) ) )彡}=ニ7′

    \-=ニ二三=y′爻爻彡"=ニ7′
     \=ニ二/ 爻爻彡へ>'"_,.っぅ

       >'"下≧、爻爻ミ<,.ィブ//う     ―
     /     ニ三三三三ニ///
      {彑_...._   三三三三三三r'´     ―
     〈'〈/    ̄`ト、三、三三ニ7′
      `       |ニニ〉)ニニ≦       ―
            人_r‐'了 ̄
         r'´,、〈トトト」

         〈〈〈 V`` ’
          _/::o・ァ  < ちゅん
        ∈ミ;;;ノ,ノ





       ( ・8・ )( ・8・ )( ・8・ )( ・8・ )( ・8・ )( ・8・ )( ・8・ )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


                             ( ・8・ )
             
           ( ・8・ )                  \\


          //
                     ( ・8・ )
             ( ・8・ )( ・8・ )( ・8・ )( ・8・ )( ・8・ )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



                        ( ・8・ )
             
           ( ・8・ )            \\


          //      ( ・8・ )
                ( ・8・ )( ・8・ )( ・8・ )
                    ( ・8・ )( ・8・ )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



            
             
       
                   ( ・8・ )
                 ( ・8・ )( ・8・ )
           ((  ( ・8・ )( ・8・ )( ・8・ )  ))
                  ( ・8・ )( ・8・ )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


               .,Å、
             .r-‐i'''''''''''i''''‐-、
            o| o! .o  i o !o
           .|\__|`‐´`‐/|__/|
            |_, ─''''''''''''─ ,、 / _
          /              \
         /                  i
         |      ●   (^)  ●   | キングおやつちゅん
         !          (__)     ノ
         丶_              ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


忘れちゃったら嫌だから先に立てといてくれませんか



おっけー 立ちました

絵里「絶対に笑ってはいけないスクールアイドル24時……ハラショー」(その2)
絵里「絶対に笑ってはいけないスクールアイドル24時……ハラショー」(その2) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394544821/)



ありがとう!
埋め

初めから見て来る、>>1-100に移動します。

感想
希と理事長は(特に理事長)
24時間タイキック&コン・ポッド地獄を受けても文句を言えませんね(ニッコリ)

>>990
同意
全体的に面白いんだけど、ゲスネタの時の希は完全に煽りで
出題時の理事長はただクズだったからなぁ…

>>991
あれは司令という別キャラだと思う事にしよう(現実逃避)

埋め

埋め

埋め

埋め

コンボ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom