渋谷 凛「真人間水?」(97)

渋谷 凛「プロデューサーが私達を怖がってる?」の続編です。

書き溜めできているのでどんどん投下していきます。
昼、用事があって途中になちゃったからまた投下します。

情弱なのでSSwikiとか完結したらHTMLとかよくわからないので親切な人はお願いします。

---------------------------------
あらすじ

・ファッキューチッヒー


-----------------------------------

速報でやれゴミ

――ちひろ宅――


ちひろ「もうそろそろ墜ちてくれるかなぁ♪」ワクワク


ちひろ「プロデューサーさん///うふふ////」


ちひろ「電話とは言えあんなにも求められるなんて//////」

----------------------

――数日前――

prrrrrrrrrr prrrrrrrr


ちひろ『もしもしどうしたんですかプロデューサーさん』


モバP『ちひろさん.....アイドルが......みんな.........俺のことを』


ちひろ(効いてる効いてる♪)

ちひろ『アイドルがどうしたんですか?』


モバP『............これ以上はみんなのストレスにはなりたくないんです』


ちひろ『大丈夫ですか、何か力になれることはありますか?(棒』


モバP『ごめんなさい.........もう、誰も信じられなくなりそうで』


モバP『情けない話しなんですが今ちひろさんがいないとほんとに誰も信じられなくなりそうで...』


モバP『一人でいると、もしかしたら今でもアイドル達が近くにいて俺を消そうとしてるんじゃないかと思ってしまって......怖いんです』


ちひろ『!!!!!!!』


ちひろ『じゃ、じゃあそんなに怖いなら私と一緒の家に住んでみマスゥ↑』ウラゴエ


ちひろ(し、しまった裏返った////)カァッ

モバP『ははは........近いうちに本当にどうしようもなくなるかもしれないんでその時はお願いしてもいいですか?』


ちひろ(!!!!!!!!)ktkr


ちひろ『任せてください!!』テカテカ


モバP『それじゃまた明日、おやすみなさい』


ちひろ『はい、おやすみなさい』


プー プー


ちひろ『ふ、ふへへ、ふへへへへへへへへへ』ニヤニヤ

--------------------------


ちひろ「ふ、ふへへ、ふへへへへへへへへへ」ニヤニヤ


ちひろ「さぁ、もうすぐ私のものに////////......zzZ」ムニャム

――少し後の事務所――


のあ「.....ふふっ、みんな幸せそうな顔して寝てるわ」


晶葉「そう安心もしていられないぞ、あれだけのストレスと疲労を貯めこんでたんだ。」


晶葉「しばらくは安静にしないとなっと、できた!!記憶を消す『デリート君』だ」


のあ「それでPの記憶は消せるのね」


晶葉「ああ、一応ではあるが」


のあ「そう.....なら、Pが目覚める前に消してしまいましょう」


晶葉「そうしよう」カポ


キュワワワワワワワワ


晶葉「これで一応消えたはずだ」カポ

のあ「これで本当に一段落....ね?それじゃ私はこの子たちの親御さんに連絡を入れてくるわ」スタスタ


まゆ「あのぉ.....ちょっといいですかぁ」コソッ


晶葉「ん?」


-------------------

------------

――朝・事務所――


モバP「....zzZ....zzZ....く....くるし.....うぅっ......ハッ」パチッ


モバP「ここは.......事務所?ソファーの上か......」


モバP「......うぅん....なんかやたら重いn......」ググッ


モバP「!?!?!?」

モバP(凛と加蓮と幸子の上半身が重なるようにして俺の上に........なんでだ?)


モバP(昨日は確か......あれ?何してたっけ??)


モバP(少なくとも、間違いは犯していないはず.......多分)


モバP(とりあえず、みんなにはどいてもらおう)ググッ


ズキッズキズキズキ!!!!


モバP「いってえええええええええええええ!!!!!!!」ジタジタ


バフッ


モバP(な、なんだこの包帯?よく見たらいたるとこに巻かれてる?なんだ?何があったんだ?)キョロキョロ


凛「すぅ......すぅ.....ん?まぶし.....!!?」ガバッ


モバP「お....おはよう、りn」

凛「プロデューサー!!!」ガバッ


モバP「りりりりり凛!!??? どっどうした!!?!?」ドギマギ


凛「!!!?!?」


凛「......もしかしてまだ私のこと怖いの?」ボソッ


モバP「??何で凛のこと怖がらなきゃいけないんだ?」


凛「!!........う..........うう..........」ジワッ


凛「うわあああああああああああああああああん」ブワッ


モバP「り、凛?どうした?」ナデナデ


凛「うううう、グスッ、うわああああああああああん」ボロボロ


加蓮「う..........朝から.........うるs..........プロ.......デューサー?」ウル

モバP「おお加蓮、おはよう、凛の様子がおかs」


幸子「プロデューサーさん...........?」ウルウル


モバP「さ、幸子、凛がだな、急になきだs」オロオロ


加蓮・幸子「プロデューサー(さん)、うわああああああああああああああん」ブワッ


モバP「!!?!? なんだよみんなして」オロオロ


加蓮「っっっ!!プロデューサー!!」バッ


モバP「は、ハい!!↑」ウラゴエ


加蓮「あんな事して!!......グスッ.......心配したんだから....う、うぅぅぅぅ」バシッ...バシッ


モバP「?俺何したn........ちょっと待ってそこ痛い!!痛い!!!」

幸子「もうどこにも行かないで可愛いボクのそばにいればいいんです!!」ギュゥゥゥゥゥ


モバP「どっかにいく?何言ってイタイイタイ痛」ギリギリ


凛「プロデューサーァァァァァ、ウアワアアアアアァァァァァ」ギュゥゥゥゥゥゥゥゥ


モバP「痛いって痛ちょっと落ち着いぃぃぃぃぃ痛い痛いマジで!!! ねぇちょっと痛い痛い痛いいたいたい」ギリギリギリギリ


「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」


-------------------------------

凛・加蓮・幸子「プロデューサー(さん)ごめん(なさい)」グスッ


モバP「ハァ......ハァ.........死ぬかと思った」グッタリ


モバP「それでこれはどうゆう状況なんだ?俺怪我までしてるみたいだし」


凛「えぇと.....どこから話せばいいのか」

加蓮「.......ちょっといい?」


モバP「ん?どうした加蓮?」


加蓮「アタシ達も深くは知らないし、これから仕事あるし、一回家に帰ってお風呂とか入りたいし。時間もあんまりないし帰るね。ごめんね、プロデューサー」


幸子「可愛いボクも行かなくちゃ」


モバP「よし、じゃあ2人とも送ってくぞ」


モバP(あれ?俺いつ仕事なんか入れたっけ?)


加蓮「いいよ、近いし、じゃ行ってくるね」


幸子「行ってきます。プロデューサーさん」


モバP「お、おういってらっしゃい」


モバP(なんか急にふたりとも大人になったな)

凛「とりあえず私もお風呂入りたいから、事務所のシャワールーム行ってくるね」スタスタ


凛「着替えとかタオルとかはあるから入って来ないでよ?」


モバP「わ、わかってるよ!!」


凛「ふふふ///」


このあと風呂を上がった凛に怪我をしてるからという理由で髪の毛を洗面所で洗ってもらい、背中とかも温めたタオルで拭いてくれた。着替えはもちろん自分でやった。


---------------------------


モバP「よし、さっぱりしたぁ」ホカホカ


グゥー


モバP「それでさ悪いけど話って長くなる?」


凛「え?う、うん、まぁそれなりに」

モバP「じゃあまず何か食べよう。お腹空きすぎて軽くやばいんだ」


凛(プロデューサー何か食べられる余裕すらなかったってこと?)


モバP「その前にみんなのスケジュールだけ確認しておこう」ペラペラ


凛(それなのに私何もしてあげられてない......)ショボーン


「ギャアアアア、2シュウカンモ ポッカリ アイテルウウウウウウウウウ」


凛(なにか私にできることってないかなぁ.....)


モバP「よし、じゃあ食べ行こっか」


凛「!!? 私も行くの??」


モバP「ん?凛は行かないのか?」

凛「てっきり適当にコンビニで済ませるのかと思ってた」


モバP「こうゆうお腹と背中がくっつきそうな時こそ、うまいものを食べると幸せになれるんだぞ」


凛「まぁ、分からなくもないけど」


モバP「それに事務所に置いてあったYシャツのストックもなくなってるしな」


凛「!!!!」


凛(やばい.....寂しくて一着持ち帰っちゃったのバレたかな///)


モバP「汚らしくなったり、ほつれとか手早く直せないのはちひろさんが整理してくれたんだろう」


凛(セ....セーフ)フゥ


モバP「凛が事務所にいるなら、コンビニで弁当買った後に一回家に寄ってストックを持ってきたいからどっちにしろ出かけるんだ」

モバP「どうする?凛は事務所で待ってるか?」


凛「ううん」フルフル


凛「私もついていくよ」


モバP「よし、じゃあちひろさんに留守番頼むか」キョロキョロ


凛「!!!!!」


凛「プロデューサー.....あの.....ちひろさんは」


モバP「あ、そっかこんな時間にはまだ事務所に来てないか」


凛「..........」


モバP「仕方ない、鍵かけてくか。みんなの予定見たけどほとんどの子がオフだし事務所にいなくても大丈夫だろ、たぶん。メールだけみんなに送っておくか」


凛(プロデューサーには、きちんと全部話したほうがいいのかな.......適当にごまかしたほうがいいんじゃないかな.......分からない.............)

モバP「――ん?――いりん?」


モバP「凛?」ヒョコ


凛「!!!!??? ななななになに???」ワタワタ


モバP「どうした難しい顔して? さては何食べるか考えてたんだろう? 欲張りだなぁ凛は」ニヤニヤ


凛「っっ//// そ、そんなんじゃない!!」


モバP「早くこないと置いてくぞー?」


凛「待ってよ」タタタ


バタン ガチャコン 「ナニタベタイ?」 「プロデューサーニマカセルヨ」 「ジャア、スシデモイクカ ---」 「- - - -

------------------------------

―――同時刻・????―――


ちひろ「.....zzZ.....zzZ....zzZ」


ちひろ「....zzZ....zzZ...zzZ」


まゆ「......なかなか起きませんねぇ」イライラ


晶葉「まぁまぁ、これからなかなか寝れないだろうし多目に見てあげなさいな」


まゆ「そうですねぇ.....あ、ちょっと電話してきていいですかぁ?」


晶葉「電話?あぁいいがここからだと絶対に電波入ってこないから、一回出たほうがいい」


まゆ「わかりましたぁ♪」スタスタ キュィィィィ.....


晶葉「.....悪いとは思ってる。だがこれもけじめなんでな。ちひろ」

誰かレスしてやれよ

---------------------------

――寿司屋――

ガラガラ


モバP「悪い悪い、電話かかって来ちゃって」


凛「別にいいけど誰からだったの?」


モバP「まゆからだったよ」


凛「???。なんて言ってた?」


モバP「ちひろさんがしばらく休職するって」


凛「へ、へぇ」


凛(ちひろさんさらば....)

モバP「そういえば、なんかよく分かんないことも言ってててな」モグモグ


凛「ん?」ズズズ....


モバP「『まゆは、部屋には入って『あれ』は持って来ましたがそれ以外は何もしてませんよぉ』だって」


凛「???、なんだろうね」


モバP「何回鍵変えても勝手に入ってくるのはやめて欲しいんだけどなぁ.....夕飯作って待ってるんだよ毎回」


モバP「警備の人にまで顔覚えられてるし....顔パス持ってんだよまゆ」


凛「へ、へぇ」


モバP「作るのが美味いから文句言えないんだよなぁ......大将!!えんがわと赤貝お願いします」


凛「!!! まだ食べるの!!?!?」


モバP「まだまだ食べるぞ」モグモグ

凛(かれこれもう2時間もいるのに....そうだ!!)


凛「プロデューサー、ちょっと電話してきてもいい?」


モバP「おう、いいけど店の外で頼むぞ」モグモグ


凛「分かってるって」スタスタ


「エンガワ・アカガイ オマチ」 「ウッヒョー 」パクパク


ガラガラ


凛「まゆに電話して詳しく聞いてみよう」


ピポパ

prrrrrrrrrrr prrrrrrrrrrrr


prrrrrrrrr prrrrrrrrrrrr


ナビ『ただ今電波の届かないところn』


ピッ


凛「でない.....」


凛(どうゆう意味だったんだろう....)


ガラガラ


凛「ただいま」ストン


モバP「お、早かったな。用は済んだのか?」モグモグ


凛「うん」

凛(そのうち行くし、そうしたら分かるしいいや...)


凛「サーモンお願いします」


モバP「凛。遠慮しないでどんどん食べるんだぞ」


凛「プロデューサーがいる時間長すぎてもうお昼になるから、ここで食べちゃおうと思って」


モバP「何言ってるんだ?」


凛「ん?」モグモグ


モバP「昼は○○のバイキング行くよ?」モグモグ


凛「!!?!??、んぐっ!!っっっ!!!」


凛(.......喉に.....お寿司が)

トントントン


モバP「おい凛!!!大丈夫か!!!お茶飲めお茶」サスサス


ゴックン


凛「ハァー.....ハァー....驚かせないでよプロデューサー....」


モバP「こっちの台詞だ。お寿司は逃げないからゆっくり食べないと」


凛「ちっ、違うよ/////」

モバP「よしじゃあそろそろ行くか」ズズズ...


スクッ


凛「.......」


モバP「○○バイキングに」テカテカ


凛「」


モバP「お会計お願いしまーす」


ガチャガチャ チーン 「4マン5000エンニナリマース」 (カイテンズシデ4マンエン....アリエナイ)「プロデューサーホントウニ イクノ?バイキング」 「モチロン」テカテカ 「」..... . . .

ガラガラ

-------------------------------


キュィィィィ.... スタスタ



晶葉「もう終わったのか?」


まゆ「ええ、プロデューサーさんも普段通りでしたぁ」テカテカ


晶葉「そうか、よかったな」


まゆ「それで.......まだ起きないんですかぁ?」


晶葉「みたいだな。どれ私達もご飯でも食べに行ってくるか」


まゆ「そうですねぇ、ついでに少しお買い物してもいいですかぁ?」


晶葉「あぁ、構わんよ」

--------------------------------

----------------------


------------


ちひろ「.....zzZ.....zzZ...んん」


晶葉「お、ようやくお目覚めのようだ」


ちひろ「んん?ここどこ?ガラスケース?」キョロキョロ


!!!


ちひろ「そこにいるのは.....まゆちゃんに晶葉ちゃん?」


晶葉「おはよう。ここは私のラボの一つだ。今は使ってなかったが」


ちひろ「ラボ?何で私こんな所に?」

まゆ「これに見覚えがあるんじゃないですかぁ?」ポイ


カン コロコロコロ


ちひろ「あ」


ちひろ(あれは、私がプロデューサーさんに渡した『激アロマ 千川X』。なんでここに)


ちひろ(まさか私がプロデューサさんに薬を使ったのがバレた???)


ちひろ「し、知りません。何ですか?このビン」シラッ


まゆ「あくまで白を切るんですね....」イライラ


晶葉「悪いがもうこの人の記憶を見れる『ビジョン君』で全部見させてもらった」


ちひろ(記憶を見られた!!??? まずいですねぇ.....何とか逃れないと!!!)

ちひろ「そ、その道具は......わ、分かった!晶葉ちゃんが作った妄想を見せる道具でしょ!?それ」


晶葉「どうしてそう思う?」


ちひろ「ま、前に事務所で自慢げに披露してたじゃないですかーヤダナー忘れたんですか?」ベラベラ


晶葉「残念ながらそんなものは作ってないし、仮に作ったとしても事務所で披露はしない」


まゆ「それに、これはまゆが頼んで最近作ってもらったものですよぉ。前々からあるわけないじゃないですかぁ」ニンマリ


ちひろ「なっ、そんな嘘には引っかかりませんよ」アセアセ


晶葉「そうゆうのなら、自分自身で試してみるといい」


ちひろ「そ、そんな得体のしれないもの誰が付けるもんですか!!」

晶葉「あなたはそう言うと思ってた。だからこのケースの中にあなたはいる」コンコン


ちひろ「こんなガラス壊して出ればいいんですよ」ゴソゴソ


ヌッ


晶葉「ハンマーか、まだそんなものを隠し持っていたとは」


晶葉「まぁ、好きなだけ試してみるといい。壊せるものならな」


ちひろ「言われなくてもっっ!!」ガンッ


ちひろ「いっったい!!! 」ポロッ


ちひろ「なにこれっ!!! 傷一つ付かないなんてっ!!」


まゆ「滑稽ですねぇ/////うふふ...」ニヤニヤ


ちひろ(本当に硬くて壊せそうにない....こうなったら白を切り続けるしかない!!!)

ちひろ「......それで?」


まゆ「はい?」


ちひろ「その機械を私に付けるためだけにここに連れてきたんですかって聞いてるんです!!」


まゆ「そんなに焦らないでくださいよぉ。うふふ」


ちひろ「そのビンのことは知りません!! 今すぐ家に帰してくださいっ!!!」


晶葉「らちが明かないな」


晶葉「手荒のことはしたくなかったが、仕方ないな」


キュキュキュキュキュ


ちひろ「!!!! なにこれ」


ちひろ(手足が壁に!!?!?吸い寄せられる!!??)

はい

まゆ「見事な 'X' ができましたねぇ」ケタケタ


晶葉「おや?驚いてるみたいだね。起きてすぐ手首足首のリングには気がつくと思ったのだがなぁ」


晶葉「じゃあこれから簡単な実験をしよう。なに、簡単な『ビジョン君』の証明だ」


晶葉「これから私がランダムに文字を紙にいくつか書いてあなただけに見せる」


晶葉「そして紙をまゆに渡し、『ビジョン君』であなたの記憶を見て、あなたの見た紙の文字と私の紙の内容が一致すれば、『ビジョン君』が正しい記憶を写していると証明できたことになるんじゃないか?」


ちひろ(まずい、ここで証明されたらあのアロマ液のことも言い逃れ出来なくなる.....)

「アキハサマ オデンワデス」


晶葉「まゆ、申し訳ないが少し席を外していいか?」


まゆ「いいですよぉ、ちひろさんは逃げられませんしね。見て暇つぶししておきますぅ」テカテカ


晶葉「すまない。 今から一旦出るから繋いでおいてくれ」


スタスタ キュィィィィ....

------------------------

――モバPの車内――


モバP「うまかったなぁ。それにしても驚いたな。今のバイキングって本当になんでもあるんだな」


凛「私はプロデューサーの食べっぷりに驚いたよ」


凛(まさか120分コースをフルで食べ続けるなんて....)


モバP「せっかく○◯まで来たんだ。凛どっかに寄りたいとかそうゆうのはないか?」


凛「ううん、特にはないよ」


モバP「じゃあ、夕飯の買い物寄っていいか」


凛「.......ま、まだ食べるの?」


モバP「だって帰ったら夕飯の時間だろ?」


凛「」

凛「その前に事務所にYシャツ持っていかなくていいの?」


モバP「誰も居ないしな。明日でもいいだろ」


凛「そうだね」


モバP「それにしても連れ回して悪かったな。せっかくのオフに」


モバP「疲れたろ?眠かったら寝てていいぞ」


凛「うん、眠くなったらね......」


凛(プロデューサーに何があったかまだ話せてない.....たくさん時間はあったけど、きっかけが見つけられないというか、話すべきなのかをまだ決めきれてない.....)


凛(晶葉に相談してみようかな)


凛(そういえば晶葉とまゆは何してんだろう?)


凛(のあさんは起き手紙があ.....った......zzZ....zzZ)

-------------------------


ピーッ ピーッ ガチャ


モバP「凛?」


凛「....っんん.....プロデューサー......ごめん寝ちゃってたみたい」ゴシゴシ


モバP「いや、いいんだ寝顔可愛かったし」


凛「っっっっ/////// みっみ見ないでよそんなところっ!!/////」カァッ


モバP「ふふふ。それで.....だ。話聞こうと思ったけどもう遅いから、明日聞かせてくれ」


凛「あ......うん」キョロ


凛(私の家の前.......買い物袋.....プロデューサーが買い物してる間も寝ちゃってたんだ.....)


凛「プロデューサー今日夕飯何作るの?」

モバP「ふふん。今日はカレーを作る予定だ!!」


凛(!!!!!)


凛「その傷で?」


モバP「あ、しまったああああああっ!!!! そのことを忘れてたああああっ!!!」


凛(!!!!........プロデューサーは薬のせいとはいえ、私達のせいで怪我したんだから仕方ないよね....うん////)


モバP「仕方ないしばらくは、ホッ◯モットを食べるしかないか.....」


モバP「それじゃあ凛、今日はありがとうな。また事務所で」


凛「............てもいいよ」ボソッ


モバP「ん?何か言ったか?」

凛「.....っっ私が!!! プロデューサーの身の回りの世話してあげてもいいよ..../////」カァッ


モバP「何いってんだよ凛、明日から学校だろ?」


凛「もう春休み入ってるよ」


モバP「なん.....だと!?」


凛「それじゃあ、ちょっと待ってて。荷物取ってくるから」ガチャ


スタスタ


モバP「り、凛さすがにアイドルを家に入れるのはまずい!!! 色々とまずいって!!!」


モバP「......まずいな。さすがに家に泊めるのはまずいぞ.....」


---------------------------

凛「それじゃあ、ちょっと待ってて。荷物取ってくるから」ガチャ


タタタッ


ガチャコン バタン


凛「ただいまー.....?。おかーさーん?」


凛(そういえば今日旅行に行っててどっちもいないんだった.....ハナコもいない)


凛(それにしても、大胆なことしすぎたかな/////いや、やましい気持ちは.....ない......トオモウ)


凛(そうだ、晶葉に話すべきか相談しよう)


prrrrrrrrrrr prrrrrrrrrrrrr

ガチャ


凛「もしもし晶葉?」


ロボ「晶葉はただいま電話に出れない状況におります。少々お待ちください」


凛「待ってればいいの?」


ロボ「はい。あと20秒程で着きますので少々お待ちください。」


凛「うん、分かった」


・・・・・・


晶葉「待たせて悪かった。凛、どうかしたか?」


凛「ごめんね何かしてたんの?」


晶葉「いや、大したことじゃない、それで要件は?」

ふむふむ

凛「うん、プロデューサーに何があったか話すべきかどうか悩んでて」


晶葉「あぁ、そのことか。そうだなぁ、極力は話さないほうがいい」


凛「どうして?」


晶葉「記憶は消した、とは言ってもあれは実は表面上だけだ。」


晶葉「心に負った傷が深すぎる。そればかりは、私のロボではどうにもならない」


晶葉「『昔嫌なことをされた』とか記憶では忘れていても、似たような体験をした時その記憶が蘇る。一度は体験したことがあるだろう。」


凛「うん」


晶葉「心の傷は、記憶の引き出しとでも言っておくとしよう。心の傷とはそうゆうものだと私は考えている。」


晶葉「だから、心の傷が癒えるまではあまりその話題には触れないほうがいいだろう。適当にはぐらかしておくといいだろう」

晶葉「いつ心の傷が埋まるかなんて私にもわからないが。飛び降りまでしたんだ。相当深いだろう」


凛「うん、そうだね。分かったありがとう」


晶葉「くれぐれも気をつけてくれ。あいにく『デリート君』は今、私の手元にある」


凛「わかった。ごめんね忙しいところ」


晶葉「いや気にするな」


ピッ


凛「気をつけないと.....ね」

凛「プロデューサー待たせちゃってるし早く行かなきゃ」


ガサゴソ ガサゴソ


凛「準備よし....っと」


凛(カレーくらいならうまく作れるよね......?)


ガチャコン バタン 「オマタセプロデューサー」 「リン? ホントウニトマルノカ」「ウン、ソノツモリ・・・・・・ ...

----------------------------


キュィィィ..... スタスタ


晶葉「さて、始めるか」


まゆ「もう始めちゃうんですかぁ?」


晶葉「私もこんな地下に長くは居たくないんでね」


まゆ「それもそうですねぇ」


ちひろ「さっき晶葉ちゃんが出した案だと完璧な証明にはなりませんよ」


晶葉「そうだな。妄想を作る機械と一点張りされたら証明にはならないな」

ちひろ「じゃあさっき何であんな事言ったの?」


晶葉「さっさと自白してくれたら楽だからな、カマをかけた」


晶葉「さっきな、ふといい案がひとつ見つかった」


晶葉「『ビジョン君』は妄想を作る機械。間違いないな?」


ちひろ「そうです。だから私をk」
晶葉「じゃあ、こうしよう」


ちひろ「な、なんですか?」アセアセ


晶葉「これからあなたの記憶をこの『ビジョン君』で録画する」


晶葉「これは機械が作った妄想だ。じゃあこれはあなたの記憶じゃない。」


晶葉「ここまでいいか?」

ちひろ「.......何で録画する必要があるんですか?」





晶葉「見せるからに決まってるだろ?」




ちひろ「え?」


晶葉「あなたの恥ずかしい記憶を録画しまくってプロデューサーに見せる」


ウィィィィ ←ガラスの扉が開く


ちひろ「え?え?」


晶葉「これは妄想だからな。何を見せても問題ないよな?」


ちひろ「え?え?え?」

まゆ(慌ててる慌ててる)クスクス


晶葉「さてじゃあ始めよう」


まゆ「うふふ.......」


ちひろ(これはまずいこれはまずいこれはまずいこれはまずいこれはまずいこれはまずい)


ちひろ(毎日プロデューサさんの録画した声でとか、一人でシチュエーションとか、実はYシャツは私が持ち帰ってたとか、プロデューサーさんのお茶にだけ唾液入れてたとか、プロデューサーさんが入った後のトイレで深呼吸してるとか全部バレちゃうまずいまずいまずい)ダラダラ


晶葉「なーに、すぐに録画は終わるさ」カポッ


まゆ「では私はすぐにプロデューサーさんに遅れるようにパソコンの準備しておきますねぇ」ニコニコ


ちひろ「あ......え?.....」アセアセ


晶葉「よし終わった、早速送ろう」カポッ

ちひろ(まずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいあれを見られたら絶対にダメダメダメダメダメダメ)ダラダラ


まゆ「あら?もうパソコンにデータ移し終わったんですか?」ニヤニヤ


ちひろ「あ.....ちょ......や」ダラダラ


ちひろ(ダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメ)ダラダラ


晶葉「それじゃあ送りま------」




ちひろ「プロデューサさんに送っちゃだめええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」


まゆ「うふふ、本音が出ちゃいましたねぇ」ニコニコ


ちひろ「あ」


ちひろ(しまったああああああああああああああああああああああああああああああ)

晶葉「さてやっとこれで『ビジョン君』正しさは証明できたし、本題に入れるな」


ウィィィィン←ガラスの扉が閉じる


ちひろ(クソッ!!! 子供相手に出し抜かれるなんてっ!!!)


晶葉「今回は『これ』のためにここに連れてきた」


ちひろ「なんですかそれ?水?」


晶葉「これは『真人間水』と言ってな、その名の通り真人間になるためお薬だ」


ちひろ「その『真人間水』をどうするつもりですか?」


晶葉「まぁ、とりあえずすこーし飲んでみろ.....といっても無理か。飲ませてあげよう」


ゴクッ

ちひろ「!!?!?!? げっほ.....げほ」


ちひろ「なにこれっ!!? まっずい」


晶葉「そうだろう、ところがこの薬不思議なことがあるんだ」


ちひろ「げほっ.........不思議なこと?」


晶葉「まゆ、飲んでみろ」


まゆ「これすごくまずいんじゃないんですかぁ?」


晶葉「まあ、そこをなんとか頼む」


ゴクッ


まゆ「?  普通のお水と変わりませんよぉ?」


晶葉「実はこの薬は、普通の人が飲んでも全くの無害なんだ」

ちひろ「なん.....だと!!?」


晶葉「あと、この薬は効果のある人にのみ中毒性を持つんだ」


晶葉「とは言え、その効果が出るのは更生し終わった後だがな」


ちひろ「誰がそんなもの飲みますかっ!!!」


晶葉「面倒なのが完全に効果が出るまでが大変なんだ」


まゆ「すぐに効果は出ないんですかぁ?」


晶葉「それなりには出る。だが完璧に効果を出すには身体の水分を全部入れ替得る必要がある。通常は一ヶ月程らしい」


ちひろ「飲みませんってばっ!!!」


まゆ「あなたに拒否権はありませんよ」バンッ


ちひろ「っっっっ!!!」ビクッ

まゆ「本当はこの手で一生かけていたぶり続ける予定でしたよぉ」ギリギリギリギリ


晶葉「まあ、私達もいつまでもここにいる訳にはいかない。だからこれを使う、ベタだけどね」


ちひろ(!!!? あれは機械の触手?本当にベタだった)


晶葉「その先っぽからは『真人間水』が出るようになってる」


ちひろ「これで喉が乾いたら、飲めってことですかっ?」


まゆ「違いますよぉ.....うふふ」ニコニコ


ちひろ「!!!?!? んんん.........っ.....う....ぁんんん」


ちひろ(勝手に口の中に......え?ちょ...まだ入ってくるの!!!???.....喉にまで入ってくるっっ!!!)

晶葉「上を向いていたほうが多少不快感が少なくなるかもな」


まゆ「これだけじゃありませんよぉ」


ピピッ


ちひろ「あっがが.......がぼぉ.....ゴボボ」ダラァ


ちひろ(っっっ触手の先から.....真人間水が.....だめ.....戻しそう)


まゆ「口から色々垂れ流れてますよぉ//// はしたないですねぇ////」ニコニコ


晶葉「栄養管理などは点滴しておくから安心していい。空腹感と体型は維持できないだろうが」


晶葉「あと、真人間水は特別な水だから水中毒などの心配は無い。こちらも死なれては困るからな」


晶葉「あと、排泄や嘔吐などは気にするな。床に落ちたら自動で処理、殺菌をする」

まゆ「生殺し....うふふ」


晶葉「それじゃ、しばらく私たちはしばらく来ないので、ごきげんよう」


スタスタ


ちひろ「....ごがばああ....ああっが....」ゴボォ


ちひろ(ちょっと待って.....死んじゃう.....これほんとに)


まゆ「絶望的な表情してますよぉ.....たまりませんねぇ////」ニコニコ


スタスタ


ちひろ(ちょっと待ってっ!!! 本当に置いていくの!!! 無理死んじゃうって!!!! ねぇ!!)


まゆ「うふふふ......」ニヤリ


ちひろ「」ゾクッ

スタスタ

------------------------

――凛宅前――


モバP「凛.....本当に泊まるのか?」


凛「うん、そのつもりだよ」


モバP「でもなぁ....アイドルがプロデューサーの家とは言え泊まるのはだな」


凛「分かってる。でも写真取られてもちゃんとした理由があるし」


モバP「スキャンダルを撮る方は、理由なんて後でどうにでもできるんだ」


モバP「一回スキャンダルがあるとファンの人やメディアからの信用とかにも関わってくるんだ」


凛「っ............!!」


モバP「分かるな凛.....ってもう車に乗ってるし!!!」

モバP「よいしょっと.......凛あのなぁ....」


凛「今はプロデューサーのことが心配なのっ!!!」


凛「私たちのこと避けちゃうしっ!! 急にあんな事して怪我もするしっ!!! またどっかに行っちゃったらと思うと.....私..........」ボロボロ


モバP「り、凛」オロオロ


モバP「!!??」


凛「プロデューサーが近くにいる時くらいお世話くらいさせてよ.......」ギュゥゥゥゥ


モバP「お、おい凛何を言って....」


凛「.............」ギュゥゥゥゥ


モバP「ったく....今回だけだぞ....」


ガチャコン ブロロロロロ .. .. .

-----------------------


――モバP車の車内――


ブロロロロロ


モバP「さてと、もうすぐ着くぞー」


モバP「それにしても今日は凛の色々な顔が見れてよかったなぁ」ニヤニヤ


凛「っっ///// からかわないでよっ/////」


凛(それにしてもここって高級マンションがいっぱい建ってる地域だよね)


凛「......プロデューサーの家ってどこらへんにあるの?」


モバP「んー?俺の家?あれだよあれ、真正面のやつ」

作者「おはつおめにかかります」

作者「このたびFate/zeroのSSを書かせていただこうと思いスレを立てた作者です」

セイバー「このスレタイだけではではStaynightかZeroか判断できませんね」

作者「はい。それを説明したかったのがご挨拶の本当の目的だったり…」

パァン

作者「はうっ!?」バタッ

切嗣「目標の殲滅に成功…」

セイバー「いったい何が!?まさかアサシンのサーヴァント!?」

作者「いや…魔術師の戦いに銃なんて…切嗣かな…」

作者「でも切嗣に殺されるなら本望かも(´∀`*)」

セイバー「何を言っているんですか…」

作者「だって好きなんだもん!!」

作者「う、それはそうと…次のレスからSSが始まります…どうかお楽しみいただければ幸いです…」パタリ

セイバー「マスター!!」スゥ(消滅)

凛「!!??」


凛(あれってココら辺一体の中でも一番新しくて、高級感あるって人気のマンションじゃない?)


ブロロロロロ ガチャコン ピーッ ピーッ


モバP「さて着いたっと。凛ー行くぞー」


凛「う、うん」


凛(もっと普通のマンションに住んでると思ってた.....)

--------------------------

――モバPマンション・エレベーター内――


ウィィィィィィィィ


凛(ここに来る途中にあった案内板見たら、施設がいっぱいあったよ。マンションだよねここ?)


凛「ね、ねぇプロデューサー?」


モバP「ん?何?」


凛「プロデューサーの部屋って何階なの?」


モバP「んー?38階だよ」


凛「さっ、38階って最上階じゃん!!???」


モバP「まだ上に施設あるから最上階じゃないよ。」


凛「でも住めるところだと最上階だよね?」

モバP「そうだね、ここより上の階は施設になるから人は住んでないはず」


凛「......ちなみに家賃とか聞いてもいい?」


モバP「んーと?いくらだっけ?覚えてないや」


ポーン 38カイデス


凛(こんな所に住んでる人が毎日コンビニのお弁当をうまいうまいって言ってるのが不思議になってきた)


凛「どうしてここに住もうと思ったの?」


モバP「ん?適当にどこでもいいやって思って事務所にそこそこ近くて立地のいい場所って不動産屋にお願いしたら、ここなら空いてるって言われてたらじゃあそこでって感じで。早く決めたかったしな」


凛(じゃあそこでって.....)


モバP「ここ、ここ」チャリチャリ


凛「しかも角部屋じゃん」

モバP「せっかく高いとこに住むんだから窓が多いほうが良くない?」


凛「うん、そうだね」


ガチャコン


モバP「開いた開いた」ガチャ


凛「お、おじゃまします」ドキドキ


モバP「まず買ってきたの冷蔵庫にしまっちゃうか....よいしょ」


凛「そうだね」


モバP「そっちは風呂だぞ凛、こっちこっち」


凛「あ、うん」


凛(部屋が多すぎる.....さすが高級マンション)

モバP「こっちがリビンg.......なんじゃこりゃああああああああああああああああああああ」ドサドサ←買い物袋を落とす


凛「どうしたのプロデュ.....え?」


凛(すごい広いリビングがめちゃめちゃに荒れてる.....)


モバP「な、何があったんだこれ!!??? 空き巣にでも入られたか!!?? いやでも下のお知らせ板には何も書いてなかったはず......」


凛「えと......誰かよくここに来る人がやったとか?」


モバP「まゆは何回も来てるがいつも夕飯を作って待ってるだけだ....こんなことするはずがない」


モバP「やっぱり空き巣に入られたのかなぁ....セキュリティも万全なのが売りなんだけどなぁここ」


凛(セキュリティが万全なのに入られる....??)

凛「あの......プロデューサー?」


モバP「あぁ、ごめん。え....とソファの上が散らかってないからそこにいてくれ。片付けちゃうよこれ」


凛「ううん、手伝うよ。そのために来たんだし」


モバP「悪いな。ガラスとかあったら触るなよ!! 俺が処理するから」


凛「うん、分かった」


凛(38階に外から入れるはずもないよね?窓は傷ついてないし。たぶん正面から入ったんだよね?)ガサガサ


「ギャアア、オサラガホボ ゼンメツジャナイカアアアアア!!!!!」


凛(でも誰が?こんな最上階の一番奥の部屋からわざわざ何か盗っていく?)


凛(通帳?いや、お金目当てならこのマンションに住んでる人みんな結構持ってると思うから、ここの部屋を狙う理由がわからない.....)ゴソゴソ

凛(恨みでも買ったのかなぁ.....プロデューサーを憎みそうな人.....業界にはいなさそうだよね)


「レイゾウコノナカ ショウミキゲンキレマクッテルrrrrrrrrrrrrrr!!!!!」


凛(プロデューサーは、お仕事先の人と交友的な関係を築くことを大事にしてるもん)


凛(業界以外でプロデューサーを恨んでそうな人....)ウーン


凛(仕事.....プロデュース....アイドル.......!!!!!!)


「ン?  ナンダコレ??」


凛(まさか熱狂的なファンが逆上してこんなことを......あ、でもそれはないか)ゴソゴソ


-------------------------

モバP『何回鍵変えても勝手に入ってくるのはやめて欲しいんだけどなぁ.....夕飯作って待ってるんだよ毎回』


モバP『警備の人にまで顔覚えられてるし....顔パス持ってんだよまゆ』

-------------------------

凛(怪しい人はこのマンションに入れすらしないはず)


凛(同じマンションに住んでる人?)


凛(さすがに常識ある人じゃないと住んでないよねこんなところ....たぶん)ウーン


凛(本格的に全然わかんないや.....)


凛(とりあえずプロデューサーと一緒に考えよう.........)


凛「プロデューサー、ちょっといい?」


シーン...


凛「あれ? プロデューサー?」


凛「おーい、プロデュー......って聞こえてるなら返事くらいしてくれてもいいj.......?」


凛(壁のほう向いて何か持ってる......なんだろうあれ.....?)

トコトコ


凛(んん?あれって前に事務所でみんな集まった時に撮った写真?)ジー


凛(でもセロハンテープであちこち補強してある.....破れちゃってたのかな?)


凛「プロデュ―――」
モバP「来るな........」ボソッ


凛「え? ちょっと何言ってんの?プロデュ――」
モバP「来るなって言ってんだろ!!!!!」


凛「」ビクッ


凛(え?私何かしたかな....いや何もしてないはず.....写真.....まさか!!!!!!!)


凛「プ、プロデューサー? 私はプロデューサーに何もする気はない.....よ?」


モバP「嘘だ!!!!」

モバP「今日だってこうやって油断させて.....始めからここに誘導するのが目的だったんだろ!!!!」


凛「!!!」


凛(やっぱり!! あの状態の写真見て思い出しちゃったんだ!!それに破かれてた写真....)


--------------------------------


『まゆは、部屋には入って『あれ』は持って来ましたがそれ以外は何もしてませんよぉ』


『まゆは何回も来てるがいつも夕飯を作って待ってるだけだ....こんなことするはずがない』


『やっぱり空き巣に入られたのかなぁ....セキュリティも万全なのが売りなんだけどなぁここ』


『警備の人にまで顔覚えられてるし....顔パス持ってんだよまゆ』


--------------------------------

凛(この部屋って.....この状態って)

凛(もしかしてこれって全部プロデューサーが自分でやったの)ウルッ


凛(薬のせいで見せられる悪夢から逃げたくて気を紛らわせるために.....)ウルウル


凛「プ、プロデューサー、話を聞いて!! お願い!!!」


モバP「また俺を騙すつもりだな!!!」


モバP(っっここから逃げないとっ!!!! 殺される!!!)


凛「っそんなことするわけ無いじゃん!!!! 今日だって怪我してるからお世話しにきたんだよっ!!!」


モバP(騙されるな.....)


凛「お願いだから話だけでも聞いt――」スッ


モバP「!!!!! く、来んなって........言ってんだろ!!!!!」ビュン

凛「あ.....」


凛(写真立て!!?? ダメ......避けられな――)


ガスッ


ドサッ


モバP(よ、、よし今のうちに逃げ――!!??)ビクッ


ムックリ フラフラ.... ボタボタ....


凛(おでこに当たったみたい.....切れてる?.....ものすごく熱いし痛い.....)


凛「お願いプロデューサー....話を聞いて.......」フラフラ.... ボタボタ....


モバP(な、何が目的だ....あんな状態になってまで俺を.....あんな状態?)

モバP(しっかりしろ!!! アイツは俺を殺すためにここに!!! 相手の心配なんかっ!!! )


モバP(あ....血が出てる....写真立てで切れたのか.....フラフラしてる....)


モバP(!!!!! 違う!!! まずはここから逃げないとやられる !!!)


モバP(......やられる....何を? ...俺を殺すのか?....でもさっき話って.... )グルングルン


モバP(あれ?....何したらいいんだ....とととりあえず逃げればいいのか?)ヨロヨロ


凛「あ....だめ....」フラ


モバP(....逃げて....どうする?...助かるには.....助かる?....誰が?)モタモタ


凛「っっ!!!!」ダダダッ

モバP「!!!???」


ズザー


凛「.....プロデューサー」ボタボタ.... ポロポロ....


モバP「あ」


モバP(上に乗られた!!??逃げられ.....あれ?泣いてる?)


モバP(何でこの状況で泣いてるんだ? 違う!!!! 逃げるんだよ)


凛「........プロデューサー......」ボタボタ.... ポロポロ....


ガシッ


モバP「っっ!!??」


モバP(顔を.....やられ―――???)

モバP「ん?」


チュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ


モバP「んんんんん!!?!?!??」


凛「んん.......っ.........ぁっ.......」チュゥゥゥ


モバP(!!!!!???? 何もしてこない!!???...............それより............な、長い)


凛「...んふ......ぁっ.....ぅ.....っ.....ふぅ」


凛「......ねぇプロデューサー......」ボソッ


凛「.........私が........好きな人以外にこんなことすると思う?」ポロポロ


モバP「.......」

さるったか
まぁ分かってたけど

なんで速報でやらないんだか

さるったうえにリセットされたか

待ってる

調べたら前スレやったの深夜VIPじゃねーか
深夜でやったのの続編をなぜここでやるんだ

こんなとこで終わらせない

これは落ちるな

凛「私が............私達がっ!!!プロデューサーを邪魔に思ってるとかっ!!! 殺したいなんて思うわけないじゃないっ!!!...........」ブワ


凛「..............何でそれすら分かってくれないの?」バシ......バシ.......


モバP(あぁ、また泣かせちゃった......)


モバP(そうだよなぁ.........何やってるんだろうおれ......)


モバP(自分でスカウトして俺を信じてきてくれたアイドルすら信じられなくなってたなんて....)ポロポロ

モバP「......凛?」


凛「........何?プロデューサー」


モバP「怒ってるか?」ポロポロ...


凛「怒ってる。ものすごく」


モバP「ごめんな.....ごめんな」ポロポロ...


凛「.........」


モバP「おでこの傷も.....俺のせいで....」ボロボロ


凛「...........」


モバP「.....ホントに何やってんだろうな.....俺は....」ボロボロ


凛「許してあげてもいいけど、条件がある」

モバP「条件?」ボロボロ


凛「ここで思ってたこと全部言ってほしいの。あと......」


モバP「あと.....?」ボロボロ


凛「これからも私達をプロデュースして。」


モバP「あ......俺はまだみんなのプロデューサーでいてもいいのか?」


凛「うん」


モバ「そっか.....う.....うう.......うわあああああああああああああああああああああん」ボロボロ

------------------------------------
このあと、凛の傷の消毒をし、薬の影響でこんなことになったと聞かされ。その間どんなふうにみんなのとこを思っていたかを洗いざらい話して、泣き疲れそのまま寝てしまったみたいだ。


話している時の凛は親身になって聞いてくれた。それがなにより嬉しかった。


朝起きると部屋は、元通りとは言えないがかなり片付いていた。そしてほんのりカレーの匂いがした。


一人で片付けをさせてしまった上に、料理まで作ってくれているらしい。


今までの罪悪感と、どう話しかけたらいいかわからないまま、申し訳なさそうに台所に向かうと


『あ、起きた。もうご飯できるけど食べるでしょ?』と普段通りの接し方をしてくれた。


うれしさのあまりご飯を5合も食べてしまった。


ご飯が食べ終わるかと思った時、突然チャイムが鳴った。


凛が『プロデューサーの家の掃除するから2人くらい来てほしい』と電話をしておいたらしい。


薬の影響で篭ってたせいでみんな仕事にすっぽりオフが2週間くらいできていた。

事情も知ってか知らずか仕事に行ってるアイドルを除いたほぼ全員が駆けつけてくれるという事態に陥った。


そして大人組からは『薬の影響とはいえ、症状が軽い時に相談してくれよ』と説教され、



年少組からは『色々壊れてるから買い物にいこーよ、みんなでいこーよ』とごねられ、


年頃組からは『凛だけ特別扱い?』とまくし立てられた。


大人組がふた手に分かれて、『家具食器など買いに行く組』 と 『ご飯の材料を買いに行く組』別れて買い出しに行ってくれた。


年少組も行きたい方に各自着いて行ったようだ。


俺は一旦凛と二人で病院に行った。案外空いていてすぐに呼ばれた。傷は残らないらしい。よかった。


帰りに、俺の家にいる年頃組に何が食べたいか電話で聞き、人数分の弁当を買っていった。


家につき、弁当を食べ、年頃組と俺で部屋を片づけ、掃除して、新たに買ってくる家具を想定して、模様替えなんかもしてみた。

そんな中、駐車場に一台の大型トラックが止まった。どうやら『家具食器などを買いに行く組』が買ったのをそのまま持ってきてくれたらしい。


誰がトラックを手配してくれたか知らないが、おそらく誰かが頼んでくれたんだろう。当日に家具が届くってことは。壊れた家具やゴミもついでに持って行ってくれた。


お礼に電話くらいしようと思い、番号を聞こうとしたら『お嬢様がいつもお世話になっているお礼ですのでお気遣いなく』と念を押された。


あとマンションの周りに黒スーツを着た人がビッシリと並んでいた。あっ、カメラを持った人がどこかに連れて行かれた。


模様替えが終わり、大人組がどちらも帰ってくることにはすっかり夕方になっていた。


年少組は疲れ果ててソファやベットで爆睡していた。


年頃組のほとんどは大人組の料理の手伝いや、料理のコツなどを必死にメモなどしていた。


もう少しで料理ができそうになった時、仕事に行ってたアイドル数人と、まゆと晶葉が来た。


晶葉は『おぉ、元に戻ったのか。もっとやばいことをしでかすと思ったが、よかった。大丈夫、量を増やしてきた確実に効果があるはずだ。』と恐ろしくやや訳のわからないことを言っていた。


まゆはピッタリと横にくっついたまま『もう大丈夫ですよぉ.....まゆが害虫は消しておきましたからぁ』と満面の笑みを浮かべていた。2人の発言の深い意味は聞かなかった。 

『夕飯食べたらみんな帰るんだぞー』と何気なく言った途端、年少組 と 年頃組がケータイを取り出して電話し始めた。


それぞれの家に電話しているようなのだが『友達の家に』 や 『事務所に』と嘘をついているのを聞いては電話を変わってもらい、


事情説明をし『今からでもすぐにお宅の方へ私がお送りします』と伝えたところ


『プロデューサーさんの家なら安心です。ご迷惑おかけしますがよろしくお願いします。』と言う返答が続いた。


保護者の方からはとても信頼されていた。


夕飯を食べ終わって一段落してたら、やたら『プロデューサーお風呂に入ったら?』とみんなに言われて『みんな先に入ったら?』と返すと、『後でいいよ』の一点張りだった。


傷のことを服を脱ぐまで忘れていた。死ぬほど染みたが風呂には入りたかったので我慢するしかなかった。


風呂をあがった時には、さっきまで着ていた服や事務所から持ち帰った洗濯物は、なくなっていた。下着も含めて。年頃の女の子が沢山いるので誰かが洗濯してくれたんだろう。


あれ?こんなに下着少なかったっけ?買いに行けばよかった。
リビングに戻ると『じゃあお風呂入ってくる』と脱衣所になだれ込んですし詰めなっていた。先に入りたかったのならそういえばよかったのに。


年少組は昼の疲れがあったのか風呂あがりに一騒ぎした後、すぐに寝てしまった。布団は敷いておいた。大量の布団セットは家具と一緒に運ばれてきた。

その後、俺は誘われるまま大人組と酒を飲みつつ昔話に花を咲かせていた。


年頃組もジュース片手に面白そうに聞いていた。


年頃組も話を聞いてるうちに眠くなったのか、その場で寝だす子も出てきたので、『別室に布団が敷いてあるのでそこで寝るように』と言っておいた。


大人組も朝の4時頃になるとほぼ酔いつぶれていた。


大人組も別室に運び、リビングに戻り水でも飲んでから寝ようとしたら、大量の食器が水に浸した状態になっているのをせっせと洗っては干してを繰り返しているのあさんを発見した。


手伝おうとしたところ、『貴方はそこで見ていればいい.....』と全く手伝わせてくれなかった。


凛から聞いた話だと、危ないところを助けてくれたらしいのでお礼を言うと、『これからもプロデュースしてくれるんでしょ?.........ならいいわ.』とさらっと言われた。皿を洗いながら。


あと『ちひろがいないと大変だろうから、私達(大人組)がしばらく手伝うことにしたから.....文句は無いわね?』と言ってくれた。ありがたい限りだ。

皿を洗い終えると、『それじゃ私はここで御暇させてもらうわ』と言ったので


『車なら帰っちゃダメですよ。飲酒運転になるので』と言うと


『貴方に帰らないでといわれるのは魅力的だけど、その心配わないわ。それじゃまた事務所で』と言い残して帰っていった。少し後でなんだかヘリがうるさかった。こんな朝方なのに迷惑な。


そうしてようやく俺も眠りにつこうと自分のベットに向かうと、どうなってるのか分からないくらいの人の塊ができていたので、そっと扉を閉めた。ソファで寝た。


俺が起きた頃にはみんな起きてて賑やかになっていた。まゆが俺の毛布に潜り込んでいた。


昼ごはんを食べるとみんなちらほらと帰っていった。『春休みだし仕事もオフだから明日も来る』などと言って、満足気に帰っていった。やはり誰かの家にみんなでお泊りというのは楽しいらしい。


夕方になる頃にはみんな帰ったので布団を片付けて、一段落した所で夕飯の食材がないことに気が付き、余り物はないかと冷蔵庫を覗いてみたが、スッカラカンだった。


しかたないと財布と車のキーを持って玄関で靴を履いた所でドアが開いた。

---------------------------------
――モバP宅・玄関――

モバP「ん?なんだ凛か。どうした忘れ物か?」


凛「ううん、プロデューサはどっか行くの?」


モバP「夕飯の買い物。冷蔵庫何も残ってなくてな、ははは」


凛「それなら今買ってきたよ」ガサッ


モバP「ファッ!?」


凛「何でそんなに驚くの?よいしょっと」スタスタ


モバP「え?え?.....凛どうゆうことだ?」


凛「言ったでしょ?プロデューサーが近くにいる時くらいお世話くらいさせてよって」


モバP「おま....それつまり」

凛「ふふふ////さて、今日も頑張るよ」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom