貞子「ではこれより作戦会議を始めますっ!」
メリー「ちょっとちょっと」
貞子「なに?メリーちゃん」
メリー「2週間前のことまだ諦めてなかったの?」
貞子「だってー!気になるじゃない!」
花子「全員でかかったのにまさかあんなアッサリと撃退されるとはね」
伽耶子「あの強さは…反則級…」
貞子「真正面から見ようとしても突破は不可能…ならば搦め手で行くしかない!」
メリー「はあ…で、具体的にどうするの?」
貞子「それを今から作戦会議で決めるの。では一人ずつ案をどうぞ」
ついでに伽耶子ちゃんのぱんつも確認してください!
妖怪チン毛散らしのことも忘れないであげて下さい
花子「はい」
貞子「どうぞ花子ちゃん」
花子「水かなんかで濡らして脱がせるのはどう?」
貞子「おお!シンプルだけど良いねそれ!」
伽耶子「採用…」
メリー「私メリーさん。何故か水汲みに行かされたの」
花子「何ブツブツ言ってるのよ」
メリー「別に…ハァ」
貞子「よーし、作戦開始!」
伽耶子「外でやらないと…床がびしょ濡れになる…」
花子「そういえばそうね…じゃあ誰か連れ出し役を」
貞子「流れ的にメリーちゃんだね」
メリー「流れ!?」
八尺ちゃん様は?
>>7
今回は登場しません
メリー「お、おーい座敷わらしー」
座敷わらし「ふぅ…お茶美味し…ん?どうしました?」
メリー「えっと…に、庭に幽霊が居たのよ!ちょっと来て!」
座敷わらし「え?幽霊?ふふふ、メリーさんったら」
座敷わらし「幽霊なんてこの世に居るわけないじゃないですかー」
メリー「うぐっ…!」
貞子「(もう!そこで押されちゃ駄目だよメリーちゃん!)」
花子「(座敷わらしが幽霊否定って…)」
メリー「いやホント!ホントに居たの!Hey!Come on!」
花子「(おぉー本物の英語)」
伽耶子「(外国人だということを…忘れてた…)」
座敷わらし「そ、そうですか…分かりました。見てみましょう」
貞子「(やった!花子ちゃん準備良い!?)」
花子「(ん、いつでもいいわよ)」
メリーさんが横浜メリーだったら…
メリー「ほら、この辺りよ」
座敷わらし「はあ…」
メリー「えーと、確かあっちの方向に…」
座敷わらし「こっちですか?」クルッ
貞子「(よし!花子ちゃんレッツゴー!)」
花子「っるぁあぁぁあぁああぁああ!!!!!!!!」ダダダ
花子「あぁぁぁああぁぁぁ!!!!手とぉぉおおおぉおお!!!!足がぁぁあぁぁあぁああああ!!!」
花子「滑ったぁぁあぁぁぁああぁぁああ!!!!!!!」ッバシャァ!
座敷わらし「ひゃっ…『獄炎』!!!!!!!!」
貞子「!?」
伽耶子「水が…」
メリー「一瞬で…蒸発した…!?」
花子「莫迦な…!アレは冥王『グェルヴォラス』にしか使えない技のはず…!」
貞子「よもやあのような年端もいかぬ小娘が習得しているとは…」
伽耶子「ぬう…座敷わらし、なかなか侮れぬ女よ…」
メリー「なにやってんのあんたら」
花子「ごめんね座敷わらし。庭に水を撒こうと思ったんだけど…」
座敷わらし「いえそんな、気にしないでください」
座敷わらし「それでは私洗濯物を干さなきゃいけないので…失礼します」スタスタ
貞子「…ハァ」
メリー「まさかあんなモノを隠し持ってたなんてね…」
花子「一体どうすればいいのかしら…」
伽耶子「…ん…」ピコーン
伽耶子「良い案を…思いついた…」
貞子「んー良いお天気だねー」
メリー「風が気持ち良いわ」
伽耶子「絶好の…ドライブ日和…」
花子「wfwbるのqbふぃpqfびqvw」ブクブク
てけてけ「また花子ちゃんが泡吹いてるじゃないですか!もうやめてあげてください!」
伽耶子「単に…車酔いしやすいだけ…」
てけてけ「前も聞きましたよそれ!」
伽耶子「かくかく…しかじか…」
てけてけ「なるほど、それで私に座敷わらしちゃんの服を切って欲しいと」
メリー「そういうこと」
貞子「よろしくね」
てけてけ「嫌ですよそんなの!恨まれるじゃないですか!」
シート下の刃物男「馬鹿野郎!」
てけてけ「誰!?」
シート下の刃物男「俺の名はシート下の刃物男…ベッド下の刃物男の弟だ!」
メリー「兄弟揃って私の所有物を住処にすんな!」
シート下の刃物男「おい、てけてけとやら…」
てけてけ「は…はい…」
シート下の刃物男「お前はっ!!!なんっにも分かってねえっ!!!!!」
てけてけ「ひぃ!」
シート下の刃物男「お前は何のために生きている!?答えろ!」
てけてけ「いや…何のためって言われても…」
シート下の刃物男「女のぱんつを見るためだろ!違うか!?」
てけてけ「違いますよ!」
シート下の刃物男「いいか…女のぱんつを見るのは命懸けだ」
シート下の刃物男「時には警察に追い回されることもある。ターゲットに恨まれることも当然ある」
シート下の刃物男「だがな、そんな障害など溢れんばかりの情熱の前には無意味だ」
シート下の刃物男「例え命を捨てることになっても!女のぱんつを追い求める情熱だけは捨てるんじゃねえ!」
シート下の刃物男「分かったか!小童!」
てけてけ「…分かりません…なにも…」
てけてけ「…ですが」
てけてけ「伝わりました。あなたのその情熱は!」
シート下の刃物男「ふっ…さっきより遥かに良い目をしてるぜ、あんた」
メリー「その位置からじゃ見えないでしょ…」
座敷わらし「~♪」
貞子「(目標はっけーん!)」
メリー「(あら?あの子花なんて育ててたのね)」
座敷わらし「えへへ…お花さん…」
座敷わらし「とっても美味しそう…♪」ジュル
貞子「えっ」
メリー「えっ」
花子「えっ」
てけてけ「えっ」
伽耶子「分かる…」
メリー「えっ!?」
見てるよ
いいよいいよ
貞子「ま、まあいいか…じゃあてけてけちゃん頑張って」
てけてけ「了解です」
花子「大丈夫なの?」
伽耶子「いくら座敷わらしでも…あの速さには対応できないはず…」
てけてけ「よし…行きます!!!!!」ヒュッ!
ッキィンッッッ!!!!!!
てけてけ「なっ…!」
花子「弾かれ…た…?」
貞子「見覚えがあると思ったら…やっぱりね」
メリー「え?」
伽耶子「あれは…『不可侵』と呼ばれる着物…」
貞子「その名の通り、あの着物はあらゆる物理攻撃を通さない…」
メリー「またバトル漫画みたいになってきた」
てけてけ「ごめんね座敷わらしちゃん。服に虫が止まってたからつい…」
座敷わらし「ふふふ、そんなに謝ってくださらなくても結構ですよ」ニコニコ
座敷わらし「では私御夕飯の支度をしなきゃいけないので…」スタスタ
花子「…どうする?」
メリー「さすがにもう諦めるしかないんじゃない?」
貞子「うぬぬ…」
伽耶子「お風呂に…」
貞子「?」
伽耶子「お風呂に入ってる時に…確かめればいい…」
貞子「あっ」
ふむ
イイね!
貞子「…ふぅ」
メリー「ご馳走様ー」
座敷わらし「お粗末様でした」ニコニコ
花子「座敷わらしって料理得意なのねー」
座敷わらし「そうですか?ふふ、ありがとうございます」
伽耶子「美味…」
座敷わらし「それじゃ私お風呂沸かしてきますね」
貞子「ごめんね、何から何までさせちゃって」
座敷わらし「いいんですよ、皆さんはお客様なんですから。ゆっくりくつろいでください」スタスタ
メリー「さてと…待ってる間なにする?」
貞子「んー…あっ!怪談話は?」
花子「嫌よ、私怖いの嫌い」
伽耶子「私も…怖いのは苦手…」
貞子「えー」
座敷わらし「皆さーん。お風呂沸きましたよー」
貞子「あ、座敷わらしちゃん一番に入って」
座敷わらし「え、でも…」
貞子「いいのいいの。今日は色々としてもらってるし」
座敷わらし「分かりました、ではお言葉に甘えて…」スタスタ
花子「…でさ、私がフィレンツェに遊びに行った時に…」
メリー「ああぁぁぁっぁあああぁああ!!!!!」
貞子「わっ!どしたのメリーちゃん!?」
メリー「何のんびり雑談してんのよ私達!当初の目的を忘れてるじゃない!」
貞子「目的…?」
伽耶子「怪談話は…嫌だと言った…」
花子「ファイナルファンタXVなら一昨日クリアしたじゃない」
メリー「怪談話でもゲームでもない!座敷わらしのぱんつの色見るんでしょうが!」
貞子「あぁっ!すっかり忘れてた!」
花子「どう…?」
伽耶子「音からして…まだ身体を洗ってる最中…」
メリー「ならすぐに出てくることはなさそうね」
貞子「ついにこの時が来たんだね…!」
全員「ゴクリ…」
伽耶子「!…こっちの籠に…着物が…」
花子「ならぱんつは間違いなくここね」
メリー「よし…いくわよ」
貞子「そーっと…ゆっくり…」
パサ…
全員「!!!!????」
前スレあるならスレタイプリーズ
貞子「え…?」
メリー「そんな…」
花子「嘘でしょ…」
伽耶子「ぱんつが…」
全員「ない…!?」
>>33
貞子「やっぱ私が一番人気よね♪」メリー「あ゙?」
座敷わろし「………」
貞子「はぅっ!座敷わらしちゃん!」
花子「ヤバッ!」
メリー「ち、違うのよ!これには訳が…」
伽耶子「誤解しないで…いただきたい…」
座敷わろし「…ピーピーうっせえんだよ雌豚共がっ!!!!!!!!」
全員「!?」
ありがとー
メリー「ちょ、ちょっと落ち着いて座敷わらし…」
座敷わろし「その薄汚ねえ口を閉じろ雌豚!今のあたしは座敷わらしじゃねえ!座敷わろしだ!」
花子「座敷わろし…じゃあ…」
貞子「コックリさんが言ってたのは…本当だったってこと…!?」
伽耶子「そういえば…聞いたことがある…」
伽耶子「座敷わらしは…不定期的に性格、言動などが正反対の座敷わろしになると…」
メリー「なんですって…!?」
以前の続き?期待
余りにも浅はかだった
情報収集を怠り、後先を考えず
行き当たりばったりの作戦を取っていた
その結果が、これだ
目の前で、悪魔が返り血に染まり狂ったように笑っている
これで…ゲームオーバーだ
期待
テラワロシ
貞子「あーまたゲームオーバーだ」
花子「ちゃんと街で情報収集しないからよ…」
メリー「やっぱりあんたにファイナルファンタをやらせるわけにはいかないわ。貸しなさい」
貞子「むぅ」プクー
花子「それにしても、冷や冷やしたわね」
伽耶子「本当に…運が良かった…」
貞子「座敷わらしちゃんに戻るまでの時間も決まってないんだねーいやあ危なかった」
メリー「あのままだと死んでたかもしれないわね」
花子「怖…」
一番浅はかなのは>>1というオチ
メリー「そういえば何でコックリさんは座敷わらしじゃなくて座敷わろしって答えたのかしら」
貞子「世の中にはああやって罵られるのが好きな人が大勢いるからじゃない?」
伽耶子「変態…だらけ…」
花子「あの子普段はぱんつ穿いてないらしいし、なんか無駄な一日だったわ…」
貞子「そう?私は結構楽しかったけど」
座敷わらし「皆さん、お茶を淹れたんですけど飲みます?」
貞子「あ、飲む飲むー!」
メリー「ちょっと休憩しましょうか」
花子「そうね」
伽耶子「賛成…」
こうして私達の戦いは幕を閉じた
この星空のように美しい日常が
いつまでも、いつまでも続きますように…
Fin
終わりです
ほとんど人が居ない中で延々と投下し続けるのはなかなかメンタルが鍛えられるものです
見てる
乙
結局座敷わろしちゃんは>>39の後座敷わらしに戻ったの?
みてるんだが
>>50
戻りました
5年経って座敷わろしになったかと思えば2秒後に座敷わらしに戻るというのもあるということです
乙乙
おもしろかったよ
お仕事してたら終わってた
前のも読んできた
ワロスじゃないのか……
乙乙
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