霧切「死神のセレナーデが聞こえる…」 (45)


モノクマ「そういうわけでオマエラにはコロシアイをしてもらいます!」

大和田「ああん?ふざけんなっ!」

モノクマ「学園長であるボクに手を出すのは校則違反だよ!」

大和田「うるせえっ!ぶっ飛ばしてやんよっ!」

モノクマ「……」ピコーンピコーン

大和田「なんだ?変な音だしやがって…」

霧切「…!いけない!投げて!」

大和田「は?…うりゃぁ!」ポーイ

苗木「…え?」


ドゴォオオオオオオン!!


葉隠「モノクマが爆発したべ!」

舞園「苗木君!?」

不二咲「苗木君が巻き込まれちゃったよぉ…」

大和田「くそっ!苗木!?大丈夫か!?」

腐川「だ、大丈夫なわけないでしょう…」

霧切「こんなに早く犠牲者が出てしまうなんて…」

モノクマ「まったくだよ!しかたがないからアレやっちゃいまーす!」



「ピンポンパンポーン! 死体が発見されました。一定の自由時間の後学級裁判を開きます。」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1392057653


※キャラ崩壊注意
※ネタバレ注意


江ノ島「はあ?学級裁判って何よ!」

モノクマ「オマエラにクロが誰か裁判で決めてもらいます」

モノクマ「正解すればクロだけが、答えが外れればクロ以外が処刑となります!」

江ノ島「あたしそんなのやらないからね!」

モノクマ「なんだって?それはボクを踏み越えてからにしろ!」

ムギュ!

江ノ島「はい、これで満足?」

モノクマ「そっちこそ!召還!グングニルの槍!」


グサグサグサグサグサ!!


苗木「ぐええ!」

山田「ひぃいいいいい!!」

石丸「や、槍が苗木君の体を…」

腐川「血…血が…」バタリ

江ノ島「え?え?どうして苗木君が…」

苗木「痛いからこの槍抜いてもらえるかな?」

モノクマ「ど、どういうことなの…」


――学級裁判開廷!



モノクマ「というわけで誰が苗木君を殺したクロなのか議論してください!」

苗木「いったい誰がボクを殺したんだ?」

桑田「いや、どー考えても大和田だろ」

大和田「すまねぇ…苗木…」

苗木「そんな…どうして大和田クンが?」

大和田「事故だったんだ…まさかモノクマが爆発するなんて思ってもなかった…」

モノクマ「事故でも殺人は殺人だよ!そろそろ投票しちゃってもいっすか?」

モノクマ「それでは投票してください!」


ドルルルルルルルル

ドンッ


【オオワダ】【オオワダ】【オオワダ】


モノクマ「ヒャッホー、大正解」

モノクマ「今回苗木誠君を殺したのは大和田紋土君なのでした!」

モノクマ「さっそくオシオキだよ!」




GAMEOVER
オオワダくんがクロにきまりました。
おしおきをかいしします。


【血鬼血鬼魔神猛麗酢!】

超高校級の暴走族  大和田紋土処刑執行


縛られたままそれぞれバイクに乗せられる大和田紋土と苗木誠

今2人のチキンレースが始まる

モノクマが2人の乗ってるバイクのエンジンをかけ、走り始める

崖っぷちまで残り数メートル、モノクマがバイクから飛び降りるもスピードは止まらない

もう駄目かと思われたその時、苗木誠が乗っているバイクが石につまづき転倒

転倒したバイクは大和田紋土のバイクも巻き込み減速していく

…崖っぷちギリギリのところで止まる2台のバイク

しかしそこには大和田紋土の姿しかなかった

そう、苗木誠はギリギリのところで崖から落ちてしまったのである…


モノクマ「エクストリーーム!!」

モノクマ「ってなんで殺されたはずの苗木君が処刑されてしまうん?」

大和田「ちくしょう…苗木…」

霧切「あなたの死は無駄にはしないわ」

苗木「うん、そうしてもらえるとありがたいかな」

モノクマ「ええー」


苗木「どうやら2階に行けるようになってるみたいだね」

霧切「裁判が開かれるたびに行けるところが増えるようね」

舞園「でもここからは出られないみたいですね…」

苗木「希望を捨てちゃ駄目だよ。きっとみんな揃ってここから出られるはずさ」

石丸「苗木君の言うとおりだ!処刑された苗木君のためにもさっそく探索を開始しようではないか!」

大和田「ああ、俺たちは苗木の死を乗り越えなきゃなんねぇからな」

江ノ島「いや、苗木のやつ生きてるじゃん…」

苗木「あ、どうやら2階にはプールがあるみたいだね」

朝日奈「本当だ!でもどうやって入ればいいんだろう?」

大神「どうやら電子生徒手帳を使えば入れるようだな」

石丸「大神君!そっちは女子更衣室だぞ!」

大神「我は女だが」

石丸「む…すまない…」


不二咲「これって男子が女子更衣室に入ろうとするとどうなるのかなぁ?」

苗木「ちょっと試してみようか」

舞園「でも男子の電子生徒手帳じゃ女子更衣室の鍵は開かないみたいですよ」

葉隠「じゃあ女子が入ろうとしてるところに無理やり入っていけばいいんだべ」

霧切「苗木君、私が入るから付いてきてもらってもいいかしら?」

苗木「わかったよ」

霧切「…じゃあ入るわよ」スッ

苗木「じゃあボクも」


ウィーン


桑田「あ、マシンガン」

セレス「あらあら」


ズガガガガガガガガが


苗木「あばばばばばばばばばばばばば」

葉隠「苗木っちが蜂の巣になっちまったべ!」

朝日奈「大丈夫!?苗木!?」

苗木「うん、なんとか大丈夫だよ」

霧切「っち」


→視聴覚室


モノクマ「オマエラに動機を用意しました!」

苗木「動機だって?それがこのDVD?」

苗木「とりあえず見てみるか…!」

苗木「…!ボクの家にトラックが突っ込んでる!?」

苗木「あ、でもボクが潰されただけで家も家族も無事だ」

苗木「…!今度は家に殺人鬼が!?」

苗木「あ、でもボクがひたすら殺されてるだけで他に変わったことはないや」

苗木「…!家にミサイルが!?」

苗木「あ、でもボクが爆死しただけで家には傷一つついてない」

苗木「なんだたいしたものは映ってないじゃないか」

舞園「いやぁあああああああああああ!!!」ダッ

苗木「舞園さん!?追いかけなきゃ!」


苗木「舞園さん!」

舞園「いや、離して!」

苗木「みんなで協力すれば出られるよ!」

舞園「そんなわけないじゃない!」

苗木「ボクはキミをを必ず助ける!」

舞園「苗木君…」

苗木「舞園さん…」

舞園「それなら…私のために死んでください!」グサッ

苗木「ぐえー死んだー」

舞園「え…あ…私ってばなんてことを…」

舞園「苗木くーーーーーーーん!!」








「ピンポンパンポーン! 死体が発見されました。一定の自由時間の後学級裁判を開きます。」


――投票タイム終了!


モノクマ「さっそく超高校級のアイドル舞園さやかさんのオシオキをしちゃいます!」

舞園「苗木君…ごめんなさい…」





GAMEOVER
マイソノさんがクロにきまりました。
おしおきをかいしします。


【超高校級のアイドル舞園さやか熱愛発覚!?】

超高校級のアイドル  舞園さやか処刑執行


モノクマ「緊急報道!なんとあの超高校級のアイドル舞園さやかに恋人が!?」

モノクマ「相手はなんと同じクラスメイトの苗木誠だ!」

ファンモノクマ「許さなねぇ!相手の男をぶっ殺してやる!」

ファンモノクマ「殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!」

ファンモノクマ「殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!」

ファンモノクマ「殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!」

ファンモノクマ「殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!」

ファンモノクマ「殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!」

ファンモノクマ「殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!」

ファンモノクマ「苗木誠を連れてきたぞ!」

ファンモノクマ「ぶっ殺せー!!」

苗木「ぐわー!」

ファンモノクマ「ぶっ殺してやったぜ!次は舞園さやかだ!」

ファンモノクマ「アイドルやってるのに非処女なんて許されない!」

ファンモノクマ「ボクたちを騙した罪は重いぞ!」

モノクマ「緊急報道!なんと舞園さやかに恋人がいるというのはデマでした!」

ファンモノクマ「なんだ、舞園さんは処女だったんだね…ハッピーエンドだよ!」


苗木「なんだデマだったのか。残念だよ」

モノクマ「またかよ」

苗木「まいっちゃうね」

霧切「いいかげん死んでもらえないかしら?死神の足音がうるさくてしょうがないの」

苗木「そんなこと言われてもなぁ」

モノクマ「ボクからも頼むよ。お願いだから死んで欲しいなぁ」

苗木「うーん、そこまで言うなら善処してみるよ」

江ノ島「善処しちゃうのかよ…」


→体育館


モノクマ「次の動機を発表します!」

モノクマ「じゃじゃーん!100億円でーす!」

葉隠「マジ!?」

苗木「ボクたちはお金なんかのために人殺しなんかしない!」

セレス「それはどうかしら?お金に困ってる人がいるようですけど」

葉隠「お、俺はお金なんて興味ないべ!」

腐川「ど、どうだか…」

モノクマ「じゃ、コロシアイ頑張ってね!バイナラー」







――――
――



葉隠「苗木っちには悪いが死んでもらうべ!」

葉隠「模擬刀の先制攻撃だべ!」

苗木「ぐわー」





「ピンポンパンポーン! 死体が発見されました。一定の自由時間の後学級裁判を開きます。」


――投票タイム終了!


モノクマ「正解!犯人は葉隠康比呂でした!」

セレス「金につられて人を殺すなんて最低ですわね」

葉隠「オメーに言われたくねーべ!」

モノクマ「オシオキいっきまーす!」






GAMEOVER
ハガクレくんがクロにきまりました。
おしおきをかいしします。


【クイズ!3割の確率で聞きました!】

超高校級の占い師  葉隠康比呂処刑執行


クイズ番組のようなセットにそれぞれA、B、Cと書かれた3つの扉があり、3分の1の確率で処刑される

参加者は葉隠康比呂、苗木誠、モノクマの3人

それぞれA、B、Cの扉に走っていく

一番目に到着したのはモノクマ、扉の先は大量のモノクマぬいぐるみが置いてあった

二番目に到着したのは苗木誠、扉の先はマットが敷いてあっただけだった

三番目に到着したのは葉隠康比呂、扉の先は奈落の底に続く穴があった

その穴に落ちる葉隠康比呂、…がとっさに隣にいた苗木誠の足を掴む

とっさに足を掴まれた苗木誠はとっさにマットを掴む…がマットごと穴に落ちてしまう

奈落の底に落ちていく葉隠康比呂と苗木誠とマット

最初に地面に叩きつけられたのは苗木誠、続いてマット、そしてその上に葉隠康比呂が落ちた

奇跡的にマットがクッションとなり葉隠康比呂は比較的軽症で済んだ

しかし最初に地面に叩きつけられたあげくクッションとなった苗木誠は全身を複雑骨折することとなった


モノクマ「ヒャッホーーーイ!!さすがゴミ捨て場に落とされても生き残るだけはあるね!」

葉隠「おかげで助かったべ」

霧切「しぶといわね。死神の足音がガンガン聞こえるのに…」

山田「それでも死なないのですからさすがですな」

苗木「いや、それほどでもないよ」

江ノ島「それほどでもあるでしょーが…化け物かよ…」


→体育館


モノクマ「内通者は大神さくらさんだよ!」

朝日奈「そんな…さくらちゃんが…?」

大神「済まぬ…この責任は必ずとる」




→娯楽室


大神「我がこの毒を飲めば…」グイ

大神「…おかしい、体になんの変化も感じられない」

大神「むしろ力が湧いてくるような…」

朝日奈「さくらちゃん!?大丈夫!?」

大神「ああ、しかしこれはいったい…」

霧切「残念だったわね、あなたから死神の足音が聞こえていたからあらかじめ毒をプロテインとすりかえておいたわ」

霧切「責任を取る方法は自殺以外にもある…勝手に死ぬことは私が許さないわよ」

大神「む…そうか、しかたがない。別の形で責任を取ることにしよう」

朝日奈「あ、そういえばさっき苗木にプロテインドーナツを食べさせちゃったよ」






「ピンポンパンポーン! 死体が発見されました。一定の自由時間の後学級裁判を開きます。」


――投票タイム終了!


モノクマ「正解!犯人は朝日奈葵さんでした!」

霧切「私が毒を入れ替えたばかりに…ごめんなさい」

大神「いや、我の責任だ…我が馬鹿なことを考えなければ…」

苗木「それは違うよ!ボクが毒入りドーナツを食べたのがいけなかったんだ」

朝日奈「ううん、悪いのは私…ごめんね、苗木」

モノクマ「それじゃあいってみましょう!オシオキターイム!」






GAMEOVER
アサヒナさんがクロにきまりました。
おしおきをかいしします。


【ウォーター・イリュージョン・ショー】

超高校級のスイマー  朝日奈葵処刑執行


水槽にいる朝日奈葵、その上には手品師風のモノクマ

モノクマがステッキを振ると幕が降り、ドラムロール後に幕があがると水槽の中には大量のサメが現れた

またモノクマがステッキを振ると幕が降りた

ドラムロール後に幕があがる

…水槽の中には朝日奈葵と…大量のサメが浮かんでいた

どうやらサメは毒入り苗木誠を食べたせいで死んでしまったようだ


モノクマ「なんで苗木君がサメに食べられてるんだよ!」

苗木「ついだよね、つい」

葉隠「ついってなんだべ、ついって」

石丸「ついとは動作が突然行われるさま。いきなり。つと。という意味だ!」

桑田「んなこと誰も聞いてねーよ」

江ノ島「ついに苗木が生きてることに誰も突っ込まなくなったわね」


――数日後


霧切「死神の足音が聞こえるわ…また苗木君かしら?」

苗木「あ、霧切さん…いいところに…」

霧切「いいかげんにしてもらえないかしら?死神の足音がうるさくてしょうがないのだけど」

苗木「そ、そんなこと言わずに助けてもらえないかな…」

舞園「苗木君逃げようとしないでください。浮気は許さないっていいましたよね?」

苗木「う、浮気も何もボクは誰とも付き合ってなんか…」

セレス「あら、苗木君はわたくしのナイトですわよ」

舞園「…!苗木君のバカ!」グサッ

苗木「ぐふぅ!」

セレス「また刺されましたね。これで何回目でしょうね」

霧切「…いつまでこんな生活が続くのかしら」

モノクマ「これじゃあコロシアイが起きてるのに起きてないも同然だよ」

モノクマ「ちくしょう…こうなったらボク自身の手でなんとかしてやるもんね」


――――
――







江ノ島「はいはい大正解。このあたしが苗木誠を殺したクロにしてモノクマを操っていた黒幕なのでした」

苗木「まさか江ノ島さんが黒幕だったなんて…」

霧切「私達をここから出してもらうわよ」

江ノ島「いいでしょう。ではさっそく投票タイムといきましょうか」

セレス「投票…ですか?」

江ノ島「まずは外の世界がどうなっているのか見てもらうぜ!」

朝日奈「な、なによこれ!?」

不二咲「外の世界が…めちゃくちゃになってるよぉ」

十神「ありえん、こんなこと…起こりえるはずがない」

江ノ島「ちなみに十神財閥は十神君を除いて全員死亡が確認されました…絶望的です」

十神「なんだと…?」

石丸「いったい全体世界はどうなってしまったというのだ?」


江ノ島「私様率いる超高校級の絶望によって世界を絶望に染めてやったのだ!」

桑田「は!?ありえねーだろ!」

腐川「こ、これなら外に出たってしょうがないじゃないのよ…」

江ノ島「ちなみに外の世界は汚染されてるよ。ここは空気清浄機があるから無事なんだ」

霧切「…それで投票とはどうするつもりなの?」

江ノ島「ここに残るか外の世界に出るか投票するんだ。ただしここに残りたいという票が一票でもあれば全員オシオキだよ」

舞園「オシオキですか?」

江ノ島「ここで穏やかに穏やかに老衰してもらう…それがオシオキだよ」

山田「つまりここで死ぬまで平和に暮らせるってことですかな?」

苗木「そんなの…そんなの駄目だ!」

江ノ島「…はあ?」

苗木「ここに残って暮らすこと?そんなの生きてることにならない!」


霧切「そうね、いいかげん裁判続きの生活にも飽きてきたわ」

舞園「そうですね、ここには苗木君にちょっかいを出す人が多すぎます」

セレス「あら、それってあなたのことじゃありませんか?」

十神「ふん、苗木の才能は貴様たちには手に負えまい。俺が引き取ってやろう」

腐川「それならあたしも白夜様についていきますわ」

葉隠「俺の直感がここから出るべきだと告げてるべ!」

桑田「この中も危険であふれてるしな」

山田「外も中もそんなに絶望具合は変わりませんね」

大和田「苗木がいりゃあ死ぬことはねーだろーしな」

石丸「そうだな!苗木君がいればどんな困難も乗り越えられるだろう!」

大神「強さは困難に立ち向かうことでしか掴めん。ならばあえて我は茨の道へ進もう」

朝日奈「うんうん、ここにはドーナツないもんね」

不二咲「強くなるんだ!」

戦刃「私は盾子ちゃんがいるところならどこでもいいかな」


江ノ島「はいはい、どうせこうなることはわかってたよ」

江ノ島「それじゃあ最後にオシオキターイム!」






CONGRATULATIONS!
エノシマさんがクロにきまりました。
おしおきをかいしします。


【超高校級の絶望的オシオキ!】

超高校級の絶望  江ノ島盾子処刑執行


【血鬼血鬼魔神猛麗酢!】

苗木「うわぁあああああああ!!」

江ノ島「あ、苗木が落ちた」



【超高校級のギャル江ノ島盾子熱愛発覚!?】

苗木「ぐわぁあああああああ!!」

江ノ島「デマでした」



【クイズ!3割の確率で聞きました!】

苗木「うぎゃぁああああああ!!」

江ノ島「正解しちゃったよ」



【ウォーター・イリュージョン・ショー】

苗木「ぐふぅ」

江ノ島「また苗木だけが食べられた…」


江ノ島「結局死ねなかった…」

苗木「江ノ島さん…」

江ノ島「死にたくても死ねないなんて絶望的ぃ!!」

江ノ島「最っ高じゃなぁーい!!」

戦刃「盾子ちゃんがうれしそうでよかった」

苗木「それじゃあさっそくここから出よっか」

霧切「これって卒業になるのかしらね」

苗木「…霧切さんはここから出たらどうするの?」

霧切「もちろん世界の復興に励むわ…あなたたちと一緒にね」

苗木「ボクたちと?でもボクと一緒にいたら死神の足音がうるさくてしょうがないんじゃない?」

霧切「死神の足音にももう慣れたわ。むしろ少し心地いいくらい」

霧切「もしかしたらこれは…」

霧切「死に愛されているあなたへの死神からのセレナーデなのかもしれないわね」

苗木「霧切さん…」

霧切「あなたは幸運や不運なんかでこの学園に来たんじゃない」

霧切「すべての死を受け入れても絶望に屈しないその姿…」

霧切「超高校級の不死身、そう呼べるんじゃないかしら?」






終里

おしまいです
ありがとうございました
少しだけおまけ書きます


おまけ
全員分考えるのめんどくさいからほとんど原作と一緒のものも


桑田怜恩
【燃えろ!千本ノック!~球拾い編~】
磔にされた桑田怜恩
目の前に用意されるピッチングマシーン
球拾い要因としてかきだされた苗木誠
一球目が桑田怜恩を磔にしているポールに当たり、それがピッチングマシーンに跳ね返る
それにより傾くピッチングマシーン、そしてその矛先は球拾いの苗木誠に向く
しかしピッチングマシーンが止まることはない…二球目、三球目が苗木誠を襲う
素人同然の苗木誠には球を止める術がなかった
…結局一球も捕ることができずに999球の硬球をまともに食らってしまうのだった


霧切響子
【無人島殺人事件~そして誰もいなくなるか?~】
無人島に10人の男女が招かれたが、島から出られなくなってしまう
そして次々と人が死んでいく中、最後にひとり生き残った霧切響子
自分以外は死んだはずなのに部屋には絞首台が用意されていた
絞首台で首を吊るかと思われたが、霧切響子はすべての謎を解き明かしていた
すべては最初に毒殺された苗木誠の犯行だったのだ
苗木誠は不死身であることを活かして自分が死んだと見せかけていたのである
謎を解き明かされた苗木誠は海を漂流することとなり、霧切響子は無事に島から脱出した


十神白夜
【人間★失格!情けは人のためならず!】
十神は奈落へと落ちていく、落ちた先はゴミ箱
汚れた浮浪者のようになってしまった十神は苗木誠に石を投げつけられる
しかし十神は投げつけられた石の中に金塊が混じっていることに気がつく
苗木誠の超高校級の幸運が石ころの中から金塊を探しあてたのだ
十神はその金塊一つからどんどん資金を増やし、十神財閥を復興させた
一方苗木は自分が身につけているものをすべて十神に投げつけてしまっていた
そのため突如やってきた冬の寒さと痛みに苦しみ、血を吐いて死亡した


山田一二三
【ぶー子あやうし!大怪獣襲来】
大怪獣が暴れているところに、巨大なぶー子が飛来
戦い始める両者であったが大怪獣の圧倒的力の前にぶー子がやられそうになる
山田は愛しのぶー子を助けるため油芋を食べまくって巨大化する
大怪獣はぶー子と山田の両者からボコられる
最後は山田ののしかかりによって大怪獣と苗木誠はつぶされるのであった


腐川冬子
【悲劇!人魚姫腐川!】
嵐に遭い難破した船から溺死寸前の十神白夜を救い出した腐川は十神に恋心を抱く
その後、腐川はセレス魔女の家を訪れ水を被ると人間になれる薬を貰う
その時十神が他の人間と結婚すれば、腐川は海の泡となって消えると警告された
二度と海に戻れなくなった腐川
しかも逆にお湯を被ると人魚に戻ってしまうため風呂にも入れなくなった
腐川は自分が十神を救ったことを伝えようとするも、十神は苗木誠こそが命の恩人であると勘違いする
やがて十神と苗木との結婚が決まる
このまま海の泡となって消えると思われた腐川だったが急に豹変、ジェノサイダー翔となる
苗木はジェノサイダー翔に殺された、その後十神の婚約相手は全員ジェノサイダー翔に殺されることとなった


セレスティア・ルーデンタエコ
【ドキドキ!ロシアンルーレット!】
リボルバー式拳銃に一発だけ実弾が装填される
セレスとモノクマの真剣勝負が始まろうとしていた
まずはセレスが引き金を引く
カチッ……不発
次にモノクマが引き金を引く
カチッ……不発
そして交互に引き金を引き、残り2発となる
…セレスが引き金を引く
カチッ……不発
残り一発…モノクマが引き金を引く…セレスに銃口を向けて
……カチッ……カチッカチッカチッ…不発
どうやら装填した銃弾は不発弾だったようだ
モノクマはがっかりしながら苗木誠に銃口を向けて引き金を引いてみる
パァン!!


石丸清多夏
【石丸清多夏首相就任パレード】
石丸清多夏は就任パレードで車上にいるがゴルゴ13のような姿のモノクマに狙撃される
しかしSPである苗木誠が身を張って石丸清多夏を守った
ありがとう苗木誠、君の勇姿は忘れない


大神さくら
【オーガVSゾンビ!】
霊長類ヒト科最強と呼ばれる大神さくら
それに対するはどんな攻撃にも耐え抜く不死身の体を持った苗木誠
大神さくらの一方的な攻撃が続いたがまったく倒れる様子のない苗木誠
一晩中続く戦い
大神さくらの体力も尽きはじめ、勝負が決まると思われたその瞬間
朝がやってきた、苗木誠は朝日に照らされ灰となり消えていった


戦刃むくろ
【捕らわれた苗木誠を救え!戦刃無双!】
軍人に捕らえられた苗木誠
武器もなにもないが戦刃むくろは苗木誠を助けにいく
軍人から武器を奪いつつ敵を殲滅していく戦刃むくろ
圧倒的戦力差にやられると思われていた戦刃むくろだったが傷一つつくことなく敵を殲滅
しかし苗木誠が捕らわれていた小屋は爆破される…結局苗木誠を救うことはできなかった


不二咲千尋
【スーパー・不二咲・ワールド】
周囲がスーパーファミコンのような世界になる。
ドット絵の不二咲が苗木誠に乗って横スクロールアクションのような画面を走る
途中大きな崖にぶち当たるがなんとかジャンプで乗り越えようとする
しかし後一歩のところで奈落の底に落ちてしまう
そう思われたその時不二咲が苗木誠を乗り捨ててジャンプ
見事に向こう岸に渡ることができた不二咲は無事ゴールした

おまけ終了
HTML化してきます

苗木くんヤバスw

すげえ笑ったよ、乙でした
次の作品待ってます

苗木「ぼ、僕は、何回死ぬんだ!?次はど・・・どこから・・・い・・・いつ「襲って」くるんだ!?僕は!僕はッ!僕のそばに近寄るなああーーーーーーーーーッ!!」

ヨッシーじゃねえか

オシオキの苗木アレンジがセンスありすぎて楽しいwww

続続編はあるのかーい


続編はないです
1でやったネタを2でやってよかったためしがないし

ちなみにこれはAnotherSSの【鳴「榊原君の死の色がハンパない」】読んでパクリました
こっちのほうがおもしろいので読んだことない人はこっち読むべきだと思います

この苗木はGERでも食らってるのかよwww

>>22の毒入り苗木誠で盛大に吹いたww

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