※俺得クロス
※相変わらず書き溜めはない
※ネタバレ注意だメェ
主人公(高校に入学するはずだったボクは、校門を抜けた先で意識を失い……気がつけば教室の中だった)
主人公(そしてゆっくりと人の声がする方に歩いていった先には───)
chapter1 初めまして絶望です
ぎい……
??の声「お?オメーも新入生なんか?」
???の声「15人……これでちょうどいいですね……」
少女?の声「ここに集まっている人間は自己紹介が済んでいるわ。貴方は誰?」
主人公(ボクの名前は【苗木 誠】)
苗木(何の変哲もないただの学生だ)
苗木(だけどこの希望ヶ峰学園に抽選で受かって【超高校級の幸運】として来たからには)
男の声「なあなあ」
苗木(この学園の授業を首席で卒業し、学園に約束されたと言う明るい未来を獲得して)
男の声「なぁってオメーよう」
苗木(こうなんか、一発宝くじ的なものを当てて人生を成功させ
男の声「なぁぁ!!!」
苗木(あわよくば美人な女性と───ってうるさいな!!今ボクあれだから、ナレーション入れてたから!」
男の声「なあ、オメー『ぱんつくったこと』ある?」
苗木「はあ!?」
男の声「だーから!『ぱんつくったこと』あるかって聞いてんだよ!」
苗木「まあ……あるけど……」
男の声「うーわ!オメー『パンツ食ったこと』あんのかよぉーー!!!」
苗木「しょうもないなぁそれ!?とりあえずボ」
男「オレ、【桑田 怜恩】!【超高校級の野球選手】してんだ!」
苗木「キミが自己紹介するんかーい!?」
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>数分後
苗木「くそっ……変なチャラ男に自己紹介持ってかれた……」
桑田「おーい、鮪谷ぃ」
苗木「……」
桑田「あん?聞こえてねえのか?」
苗木「……」
桑田「鮪谷って」
苗木「……」
桑田「オメーの耳腐ってんのかよマグロダニ!」
苗木「苗木だよ!一文字も合ってないじゃないか!むしろどうやったらそう間違えるんだよ!」
桑田「まあまあ、そう言うなって。こういう訳わかんねー空間だからこそ落ち着く必要があるっつーか?」
苗木(そ、そうだった。ボク達は希望ヶ峰学園に入学したはずなのに、いつの間にか知らない場所に監禁されていることが分かったんだったな)
苗木「そ、そっか。これも桑田クンなりの気遣いだったんだね……ありがとう、桑田クン」
桑田「へへ……なことはいいぜ、マグロダニ」
苗木「苗木ね?」
桑田「つかさ、オメーまだ友達とかいねーだろ?」
苗木「このスピードで友達が出来てたらむしろ異常だよ」
桑田「んじゃオレと友達になろーぜ?」
苗木「話聞いてた?いや、気持ちはすごくうれしいし、その、友達が出来るならありがたいくらい……」
桑田「ほら、これやるから」
苗木「やっぱり話聞いてないよね。って言うかこれは?」
桑田「オレのサインボール」
桑田「……と金!」
苗木「金!?」
桑田「はははは!そう、金!」
苗木「生々しいな!?」
桑田「あ?だって友達には金渡すもんだろ?」
苗木「超高校級の野球選手、倫理観ねじ曲がってすぎない!?」
桑田「つー訳で今からオレとオメーはフレンズな!フレンズ!」
苗木「なぜ英語に直した」
桑田「なぁなぁ、オレの親友ー?どしたとしたー?100円落としたかー?」ぐいぐい
苗木「ぐいぐい来るなぁもぉう!」
少女「桑田君は空気が読めないところがあるからねぇ」
苗木「へぇー、そうなん……」
苗木「……小学生!?」
少女「ち、違うよぉ!僕はちゃんと高校生!」
苗木「僕!?女の子にしか見えないけど……小学生っぽいし……」
少女「ううん、高校生だよ!僕のことは気軽に───」
少女「『ちーたん』、って呼んでねぇ」
苗木「ちーたん」
ドレッド「んじゃあ俺のことは気軽に『美しきビューティフル占い師』とでも呼んでもらうかねえ」
苗木「美しきとビューティフルは同じ意味だy誰キミ!?」
ドレッド「俺は【葉隠 康比呂】。【超高校級の占い師】として学園に呼ばれたんだべ」
苗木「う、占い師?胡散臭いなあ」
葉隠「あ、言ったな?俺占い師だからな、マジだからな!今占ってやるべ」すちゃ
苗木「なにするつもり!?」
葉隠「オメーには……新たな出会いが待っている!」
苗木「まさに今それなんだよ」
葉隠「な?当たってたろ?」
苗木「誰でも分かるよ」
葉隠「俺はこの力のせいで色々なトラブルに巻き込まれているべ……」
苗木「週刊誌読んだよ。やくざの娘脅して逃げ回ってたって」
葉隠「あーーー!!ひとの心が欲しいーーー!!」
苗木「うるさいな!もう捕まれよ!」
軍服?「……」かりかりかりか
苗木「……で、あの人はなに!?」
不二咲「ん?ああ、アレは【石丸 清多夏】君だよぉ」
苗木「あれ?確か超高校級の風紀委員で、全国一斉テスト一位だったっていう超実力者……で、あれなに書いてるの?」
石丸「……」かりかりかり
石丸「……は、っ!」
石丸「ここは教室ではない!」
苗木「見りゃ分かるよここエントランスでしょ」
苗木(……こんな個性的なメンツばっかで大丈夫かな、こんな学園でやっていけるのかボク、いやそれどころじゃないんだけどさ……)
桑田「あ?まあ大丈夫じゃねーの?」
苗木「!? 桑田クン……」
不二咲「そ、そうだよぉ!」
桑田「な、マグロダニ!」
苗木「苗木ね?」
キーンコーンカーンコーン
苗木「!」
苗木(そしてここから、アホみたいにキャラの濃いクラスメイトと共にコロシアイをさせられることになるんだけど、それはまた別のお話)
勢いで書いた。反省はしてない。あはれ!名作くんDVD発売記念
chapter2 入学?式
【体育館】
苗木(ボク達は謎のアナウンスに誘われ、体育館にやってきた)
苗木(そこには謎の飾り付け、教室から持ってきただろうイス、そして変なクマがいた)
クマ「もう遅いよぉ!遅刻なんて学生がやっちゃいけないことナンバーワンだからね、退学にするよ!」
しゅばばばば(降り注ぐグングニル)
トトトトトン(着地するグングニル)
苗木「危なっ!何してんだこいつ!?」
不二咲「と言うか誰なのぉ?」
クマ「ボクはこの学園の学園長、【モノクマ】なのだ!ギャーッハッハッハ!」
苗木「が、学園長……!?」
モノクマ「苗木 誠……普通、平均的、才能は幸運の一点張りか……」
桑田「あとつっこみがうるせぇっす」
苗木「おい桑田おい」
葉隠「それとなんかえらそうだべ」
苗木「おい葉隠おい」
モノクマ「まあボクもサファリパークいち優しいクマと噂なので今回は見逃すけど、次何か学生にあるまじきことをしたら退学だからね、退学!」
江ノ島(オシオキじゃなくて退学なんだ……盾子ちゃん、言い方変えたのかな……)
モノクマ「はいそこのギャル、パンツ丸出し!マナーがない、退学!」
しゅばばばば(降り注ぐグングニル)
苗木「えええー!?横暴がすぎる!」
江ノ島「チョベリバー!!」(全て回避する)
石丸「一発も当たっていないようだぞ」
苗木「それはそれでどうなの!?」
◆数分後
苗木「くそぉ……よくわからないクマに学園を支配されているなんて……」
石丸「起立!気をつけ!礼!」
苗木「石丸クン……そんな入学式をへらへらとやってる場合じゃないよ……」
モノクマ「えー、ぶっちゃけほんとは理科準備室で入学式をするつもりだったんですけど、」
モノクマ「偶然空いてなかったので今回は体育館で入学式を行います」
苗木「なんだそれ!?変な学校!」
モノクマ「えー、ここにいるみなさんは学園の希望、世界の希望です!よって、」
モノクマ「みなさんで永遠に共同生活をしてもらいます!期限はなし!あるのは自然、そしてクマ!」
苗木「クマはあるけど自然はないよね」
不二咲「あれをクマとして認識してたんだね苗木君」
モノクマ「ただしどーしても、どーっしてもって言う人の為に外に出るためのルールを作りました!」
モノクマ「共同生活を続けられなくなるような【学園のルールを破る行為】……すなわち【誰か別な学生】を殺すことが、ここから出る唯一の条件です!」
苗木「!?」
苗木(その時、全員が固まった。きっと冗談なのだろう、と言いたかったのだが、誰もがこの異常な雰囲気……)
苗木(と、モノクマが当然のように取り出した生鮭の新鮮さに目を奪われていた)
苗木「へー、この学園生鮭が穫れるんだ……ってシャケ!!??」
モノクマ「うぷぷ……どう?ブルっちまった?ビビっちまった?」
リーゼント「ふざけんなゴラァ!」
苗木(その時ひとりの生徒がモノクマに突っかかった)
モノクマ「ふざける?それってキミの髪型みたいなこと?」
リーゼント「オレの髪が焼きトウモロコシみてぇだと……?」
苗木「なんでわざわざ焼いたん?」
がしっ
リーゼント「おい、なんとか言えやクマ」
ぴこーん
リーゼント「……あ?」
ぴこーんぴこーんぴこーん
リーゼント「なんだこいつ、変な音……」
手袋をした生徒「それを投げて、大和田君!」
リーゼント「あ?お、おお!」
苗木(大和田……【大和田 紋土】と言う生徒がモノクマを投げると、次の瞬間……)
どかあああああんっ!!
苗木「うわっ!?」
十神「く……爆発したのか!」
不二咲「うわわ……だ、だけどこれでもうこんな怖いことも起きない……」
にゅっ
モノクマ「そうは行かないんだなこれが」
不二咲「うわあああ!?」
モノクマ「ではでは、最後にこれからコロシアイ学園生活を始めるキミ達に贈りたい言葉があります」
苗木「うるさい!そんなこと、ボク達は誰もやらないぞ!」
モノクマ「『That hat is become a bare.』」
苗木「だからやらないって……だいたいそれどういう意味だよ!」
モノクマ「『この帽子はクマになることが出来ます』」
苗木「それとコロシアイが何の意味があるんだ!?」
モノクマ「えー、ではでは、楽しんで行ってねー!」ひゅん
苗木「って消えたああ!?」
葉隠「まあ、何にしても……これから俺達、」
葉隠「希望ヶ峰学園生だな!」
苗木「ぜんっぜんうれしくない!!」
大体こんな調子で最後まで行けたらいいんですけど行けないかもしれない。今更ですけどダンガンロンパメインシナリオを名作くんのノリで突っ切る話です。
あはれ!名作くんは現在DVD1~4巻まで好評発売中。
chapter3 舞園さやか
苗木(コロシアイ学園生活……そんなもの、絶対にしないしさせないぞ……!ボク達はコロシアイなんかしない……!コロシアイなんて!最低なんだ!)
桑田「みてーなこと考えてる顔してるとこ悪いなマグロダニ」
苗木「苗木ね?あとボクの考えがふわっふわだな」
不二咲「苗木君は、【舞園 さやか】さんって知ってる?」
苗木「知ってるも何も!【超高校級のアイドル】、むしろ知らない人がいないほどの有名人じゃないか!」
苗木「彼女が歌う歌はなんでもすばらしいし、まさに名作……って感じだよ……」
桑田「じゃーオメーさー、その舞園ちゃんがアニメダンガンロンパのDVD特典で歌ってた曲知ってる?」
苗木「……え?」
桑田「あれだよ、ネガイゴトアンサンブル」
苗木「え?なに?アニメ?ダンガンロンパ?」
桑田「あれだよ!知ってんだろオメーも!」
苗木「いやぁ……ちょっと何言ってるかわから……」
不二咲「知ってるでしょ!!!!これだよ!!!!」
ttps://youtu.be/ngSeERhmPLw
\キット シューティンスター シューティンハー/
苗木「わあああああ!!わかった!分かったから!それ止めて!!今すぐ!!!」
ぽちっ
苗木「……はー……」
桑田「知ってるだろ!」
苗木「いやさぁ……それ認めちゃうと、最初の大前提崩れちゃうでしょ?ボクらゲームだの、アニメだのって」
苗木「そもそも元ネタの方だって60回以上回数重ねてやっと初音ミクの回だったのに、こっちはこっちで速すぎない?」
不二咲「今認めたから。もう遅いから」
桑田「こちとら何年も前からアニメだゲームだ、しまいにゃパチスロだって言われてるから」
苗木「その話はよそうね!」
不二咲「で、その舞園 さやかさんが来てくれたよ」
苗木「来たって、え?」
舞園「初めまして、【舞園 さやか】です」にこ
苗木「!!」
舞園「いえ、お久しぶり、ですね?苗木君」
苗木「ん、ま、舞園さん、まさかボクのこと……」
舞園「覚えてるに決まってるじゃないですか!」
桑田「何これ、は?は??しらけるんですけど」
苗木「ああ、言ってなかったっけ。ボクと舞園さんは同中なんだよ」
桑田「オナチュー?」
不二咲「いきなり下ネタですか?」
苗木「なんでだよ」
舞園「かよチュー?」
苗木「それは監督が同じ別な作品!……舞園さんまでボケないの!話進まないでしょ!」
舞園「改めまして、【舞園 さやか】です」にこ
苗木「やっぱりかわいいなぁ舞園さん」
舞園「はい、【舞園 さやか】です」にこ
苗木「……」
舞園「……」
苗木「舞園さん、こんなんだったっけ?」
舞園「うっせぇ」
苗木「何してんだアイドル!!」
桑田「つーかオメーが舞園ちゃんとオナチューとか一生恨むわ!ネチネチ言うわ!」
苗木「なんなの今回、特に荒れてない……?」
◆
葉隠「うおおおお!舞園っちーー!!!ふぅー!!!」
石丸「舞園くんのライブがあると聞いたぞ。応援は僕に任せるといい!ふぅー!!!」
苗木「何あれ」
桑田「ああ、なんかコロシアイだのなんだのって心が荒んでるから、舞園ちゃんがライブすることになったんだよ」
苗木「すでにかなり荒れているような……」
ちゅどおおおおんっ
「ぐべぇー!」「ごはぁーっ!」
苗木「!?」
すたすたすた
舞園「【舞園 さやか】です」にこ
苗木「お前本当に舞園さんか!!!???」
舞園「はい、舞園さんですよ?」
苗木「今爆発音みたいなの聞こえましたけど!?」
舞園「ちょっとウザかったので……」
苗木「アイドルがファンにウザいとか言わない!」
舞園「さっやさやにしてきました」
苗木「さっやさや」
桑田「舞園ちゃん漬けになることだな」
舞園「フルさっやにしてきました」
苗木「そんなフルボッコみたいな言い方してもダメだよ!……舞園さんはみんなの希望、超高校級のアイドルなんだから」
舞園「……?」
苗木「突然しおらしい顔しないで!?あー、さっきみたいな、フルさっや?はもう止めてね?」
舞園「……」がつがつがつがつ
不二咲「無言でラザニア食べ始めたね」
苗木「こっわ」
桑田「別にラザニアが好物って公式設定じゃねーだろ」
苗木「いつもの的な言い方しないで!……あの、舞園さん?」
舞園「……」がつがつがつがつ
舞園「」がつがヴゥゥンッ……
舞園「それは残像です」
苗木「ボクの知ってるアイドルとなんか違うなぁ!!?」
◆数時間後
苗木「よくセットしたな体育館」
十神「俺の技術を使えば造作でもなかった」
苗木「そっか」
十神「おい……おい、もっと触れてもいいんだぞ、俺は誰なのかとか、そもそも何をしたのかとか」
葉隠「さやかぁぁぁぁーーー!!愛してるぞーーーー!!!」ぷすぷす
石丸「準備運動は済ませてきた!思い切りオタ芸?と言うやつをやるぞ!」ぷすぷす
山田「はいそこ!彼氏面してステージみない!ジャンプは後列の邪魔だろうが!」
苗木「すでに地獄絵図」
不二咲「ちなみに仕切ってるのは【超高校級の同人作家】こと【山田 一二三】君だよぉ。メタ的に言うと主役回はもうちょっと先だよ」
苗木「ほんとにメタいな」
舞園「それじゃあ、一曲歌います!【ネガイゴトアンサンブル】!」
♪~
舞園「きっと shooting Love shooting heart」
舞園「今は小さなタマゴも」
葉隠「おい!」
山田「おい!」
「「おいおいおいおい!ふぅー!!!」」
苗木「うるっせぇな!舞園さんの歌が聞こえねえ!!」
石丸「うおおおおーー!!!」しゃかしゃか
苗木「それとあれなに!?」
桑田「わからん」
不二咲「ぜんぜんわかんないね……」
苗木「……カニ?」
ぴちゅー……ん
苗木「ん?突然音楽が止まった……?」
舞園「……」
舞園「……お前ら」
苗木「え?」
舞園「フルさっやにしてやんよ!!」バズーカ担ぎ
苗木「うわあああ!?みんな逃げてー!?」
桑田「えー、楽しみにしているお友達には悪いんですが……平子さんは出ません」
すっかり放置してすいませんの世界。また思いついた頃に。
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