やってたらつい思いついたので。
gdgd展開になるかもしれないのはスマソ。更新は遅めの予定。
———P宅———
P「随分厨二臭いタイトルだな……」
P「だがつい腕が疼いて買ってしまった」
P「買ってしまったものは仕方ない。やってみるか」
数時間後
P「……随分、前衛的なテキストな事で」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1367672295
P「びひゅおうおうおうおうひゅうおうおうおうおうおうwwww」
P「さささ。さじ、さじ、さじ、ざらざらざらざぁwww」
P「見渡す限り緑緑緑緑緑の草草草草草草草www」
P「ゲシュタルト崩壊を起こしそうだな……」
お前今まで書いたスレ終わったのならちゃんとhtml依頼出しとけよ
P「だけど、このゲームの設定は面白いな」
P「呪いのカードを受け取った人間が、誰かにカード押し付けられなければ死んでゆく……」
P「そういえば、ちひろさんにみんなの次の仕事について相談されてたんだっけなぁ……」
ティン!
P「……これ、使えるんじゃないか?」
P「もしもし、ちひろさんですか?ああ、はい。そうです、例の件なんですけど———」
>>3 HTML化依頼スレッドに飛ぼうとすると、HTTP500の内部サーバーエラーが出るのですが……
———翌日 事務所———
P「おはようございます。ちひろさん」
ちひろ「はい。おはようございます。で、いい企画を思いついたって本当ですか?」
P「はい。このゲームなんですけど」
ちひろ「ゲーム……?」
HTML化依頼出せました。皆様、ご迷惑をおかけしましたorz
ちひろ「JOKER—死線の果ての道化師—?」
P「はい。なんだか俺の眠っていた厨二心に響いたので買ってしまって」
ちひろ「ふむ。それで、このゲームが何か?」
P「このゲームの設定をアレンジして、例の企画にしてみてはいかがでしょう?」
ちひろ「ふむ……そんなに面白いんですか?このゲーム」
P「はい。俺はこの設定を見て、ティン!ときました」
ちひろ「そうなんですか」
P「しかし、テキストが前衛的というかなんというか」
ちひろ「え?」
P「ああ、気にしないでください」
ちひろ「とりあえず、開発元とかに電話して、許可取れるかどうか聞いてみますね?」
P「はい。自分から提案しておいてすみません……」
ちひろ「いえいえ。気にしないでください。プロデューサーさんがティン!と来たんなら、きっと面白い企画になるはずですから」
P「いやぁ。俺の直感なんてあてになりませんよ?」
ちひろ「何を言ってるんですか。プロデューサーさんの直感ほどあてになる物はありませんよ」
P「え?」
ちひろ「プロデューサーさんが直感でみんなを連れてきてくださったから、この事務所はここまで成長したんですよ?」
P「そう、なんですかね」
ちひろ「はい。間違いなく。なので、もっと自分に自身を持ってください!」
P「……ありがとうございます、ちひろさん」
>>9 誤字orz 自身× 自信○
ちひろ「そういうワケで、そんな頼りになるプロデューサーさんに大サービス!今ならスタドリが———」
P「さー!今日から忙しくなるぞー!」
ちひろ「11本セットで———」
P「まずはみんなの予定を調整しないとなー!!」
ちひろ「……むぅ」
質問 ゲームの参加者は安価がいい?それともこっちで決めちゃっていい?
———ちひろ宅———
ちひろ「まぁ、なんにせよ一度やってみましょうか……」
ちひろ「って、これ18禁ゲームじゃないですか!アイドル達に何をさせようとしてるんですかあの人は!」
ちひろ「全く……あの時、事務所に私だけだったからよかったものの」
ちひろ「……そういえば、この手のゲームって私、やったことないのよね……」
一部安価にすれば?
一部安価ですか。意見ありがとうございます!
ちひろ「へぇ。確かに、プロデューサーさんの言うとおり面白そうな設定ね……」
ちひろ「……凄く、なんというか、その……うん、凄いテキストね」
ちひろ「なるほど。呪い返しというシステムもあるわけね……」
ちひろ「ん、えっ?!あ……じゅ、18禁ゲームだから、そういうシーンもあるわよね……」
ちひろ「う、うわぁ……無理やり……痛そう……」
ちひろ「って!何やってんの私!」
ちひろ「あうあう……」
ちひろ「なんてゲームをやらせるんですかあの人は……」
ちひろ「うー……頭がボーっとする……」
ちひろ「プロデューサーさんも……激しいのかなぁ」
ちひろ「〜っ!もう寝るっ!」
———翌日 事務所———
P「ちひろさん?」
ちひろ「……」ボーッ
P「ちひろさーん!!」
ちひろ「ひゃいっ?!な、なんですかプロデューサーさん?」
P「あの、大丈夫ですか?」
ちひろ「大丈夫かと言われれば……大丈夫じゃないです」
P「え?どうしてです?」
ちひろ「もう!なんでもないです!」
ちひろ「それよりも、許可、取れましたよ」
P「本当ですか!?じゃあ早速、企画を練りましょう!」
ちひろ「そうですね〜。あ、アイドル達には話してあるんですか?」
P「いえ。完全にサプライズ企画にしようかな、と。そこらへんは任せてください」
ちひろ「わかりました。でも、あんまり無理しないでくださいね?」
P「大丈夫ですよ。じゃあ今日は営業の予定が入ってるので、また後で詳しく話し合いましょう」
ちひろ「はい!ではまた後で!」
———事務所 外———
凛「……」ジーッ
卯月「……」ジーッ
未央「……」ジーッ
凛「プロデューサーがちひろさんと仲良さげに話してたから、つい覗きみたいな事しちゃったけど……」
卯月「なんだか、いい雰囲気だったね!」
未央「もしかしてもしかして?!」
凛「何言ってるの、2人とも。企画って言葉が聞こえなかった?」
未央「えっ?そんな事言ってた?」
凛「うん。私がプロデューサーの言葉を聞き逃すワケない」
卯月「それはそれで怖いと思うな……」
凛「企画……なんの企画だろ」
未央「うーん。後でプロデューサーに問いただしてみる?」
卯月「でも、ちひろさんとだけ話してたってことは、私たちには知られたくないんじゃないかなぁ」
凛「そうかもだけど、あんまり隠し事はされたくないな。私としては」
未央「私も!だからみんなで聞きに行こうよ!」
卯月「プロデューサーさん、ごめんなさい……私じゃ二人を止められませんでした……」
今日はここまで。
見切り発車じゃgdgdですね……
何はともあれ、ここまで読んでくださった方々、本当にありがとうございました!
乙
実は元ネタのゲーム知らないけど期待
http://i.imgur.com/yrJsac3.jpg
http://i.imgur.com/1ox3gbq.jpg
渋谷凛(15)
http://i.imgur.com/Kz8CIbV.jpg
http://i.imgur.com/eGJ0IcA.jpg
島村卯月(17)
http://i.imgur.com/bo7NaXS.jpg
http://i.imgur.com/aQzcAKO.jpg
本田未央(15)
>>23 画像ありがとうございます!
投下再開
未央「プロデューサー!」
P「おう、どうしたお前ら?」
凛「プロデューサー。何か隠し事してない?」
P「えっ?隠し事?」
未央「そうそう〜。例えば……ちひろさんと付き合ってる、とかさ!」
P「んー……それはないかなぁ」
未央「え?どうして?」
P「俺、年下が好みだからさ」
凛「ッシャァ!」
P「?!」
卯月「き、気にしないであげてください……」
P「とりあえず、お前らに隠し事してることなんてないよ」
凛「ふぅーん……じゃあ、例の企画って何?」
P「げっ、お前ら聞いてたのか……」
未央「やっぱ隠し事してるじゃーん!」
P「いや、これは隠し事というワケじゃなくてだな……」
P「……わかったよ。だけど、他の人には秘密だからな?」
卯月「すみません……私が止められなかったから……」
P「いやいや。どうせお前らには真っ先に話す予定だったしな」
凛「へぇ、で、どんな企画なの?」
P「んー。凄く簡単に、一言で今回の企画を伝えるなら」
P「呪い合い」
3人「……は?」
凛「え、あの、ホラーとかそういう……」
P「いんや。違うぞ」
卯月「だ、だって……」
未央「の、呪い合い……」
P「ん、説明が全然足りなかったか。ごめんな」
P「物騒なイメージしちゃうと思うけど、そういうのじゃ全然ないから」
凛「そりゃ、呪い合いなんて言われたら物騒なイメージするでしょ……」
P「じゃあ言い換えるとそうだなぁ。騙し合い?」
未央「なんかもっと物騒になった感じが……」
卯月「だ、大丈夫ですよね?18禁的展開にはなりませんよね?」
P「ならない……はず」
ぜひ蘭子を参加させよう
P「だが、これ以上詳しいことは秘密だ」
未央「ここまで話しておいてそれはないでしょ……」
卯月「すっごい気になるんですけど……」
凛「……まぁ、プロデューサーなら大丈夫でしょ。たぶん」
P「ごめんな。まだ企画案も曖昧な状態だから、うかつなこと話せないんだ」
P「とりあえず楽しみにしててなー!」タッタッタ
凛「……行っちゃったね」
未央「まー、プロデューサーだし、危ないことはしないでしょ!」
卯月「……何か嫌な予感がするのはなんでだろ……」
参加メンバー
凛
卯月
未央
その他五人程度
>>34〜38
安価来なかったらこっちで決める
茄子
森久保
藍子
聖來
蘭子
響子
参加メンバー
凛
未央
卯月
茄子
乃々
藍子
聖來
蘭子
ちょい熊本弁勉強してくるわ……www
———都外の学校———
凛「……あのさ」
未央「いやぁ、流石にこれはやりすぎじゃないかな……」
卯月「ここ、学校だよね……?ここで例の企画っていうの、やるのかな」
茄子「ふふっ、皆さんと一緒だなんて面白そうなお仕事ですね〜」
乃々「あの……帰りたいんですけど……」
藍子「ダメですよ、乃々ちゃん。お仕事なんですから、そんな事言っちゃ」
聖來「うーん!学校なんて来るの、久しぶりだなっ。今日はここでお仕事かぁ〜」
蘭子「ククク、此度の惨劇は万魔殿にて繰り返されるのみ……(わぁ〜!今日のお仕事は学校でやるんですか!楽しみですっ♪」
すまん、俺はこれで限界だ……
別に無理に全員に喋らせなくてもいいと思うよ
>>43 できるだけ、キャラは動かしたい性分なんで……
———学校内———
凛「……誰もいないね」
聖來「本当に貸切なのかなっ!」
卯月「プロデューサーさんも豪快な事しますね……」
乃々「お金の無駄だと……思うんですけど」
未央「っていうか、この服も久しぶりだなー」
茄子「まさか、学生時代の制服を着てきてくれ、なんて言われるとは思わなかったわぁ♪……ちょっと胸がきついかも……」
藍子「ぐぬぬ……」
蘭子「拘束の装束などと我が“下僕”に顔向けができぬ——されど、この地に満ちる生命全ての拘束の装束も魔翌力の高いであろう……(制服なんて恥ずかしい……でも、みんなの制服も可愛いです!)」
ピーガガーッ
聖來「ん、放送かな?」
『———皆さん、このゲームご参加いただき、ありがとうございます!』
卯月「だ、誰?!」
凛「プロデューサーだね。変な話し方してる上に、声加工してるけど」
茄子「(声を加工してるはずなのになんでわかるのかしら……)」
P『おい凛……真っ先にバラすなよ……』
P『まぁいいや———コホン、改めまして皆様、ようこそお越しくださいました!」
未央「(執事風のプロデューサーもいいかもなぁ……)」
P『今回は私、ジョーカーの開催するデス・ゲームにご参加いただき、誠にありがとうございます!』
藍子「ジョーカーって……」アセアセ
蘭子「かっこいい……!」キラキラ
藍子「えっ」
蘭子「あっ」
藍子「って待ってください。デス・ゲームってなんですか」
P『別に人が死ぬわけではないですよ———比喩ですよ、比喩』
茄子「まぁ、そうですよね」
乃々「プロデューサーが変なんですけど……帰りたいんですけど……」
P『乃々に言われるとなんかクるなぁ……ゴホン、それでは皆様、一階の大ホールにご集まりくださいませ!』
凛「ご丁寧に大ホールまでの道のりが看板に矢印で書かれてるね」
早くもグダってきてるじゃないですか……
http://i.imgur.com/3dG1m8E.jpg
http://i.imgur.com/900Qh8P.jpg
鷹富士茄子(20)
http://i.imgur.com/0PRR2si.jpg
http://i.imgur.com/JoGRdva.jpg
森久保乃々(14)
http://i.imgur.com/7ImTbbZl.jpg
http://i.imgur.com/GaCySO9l.jpg
高森藍子(16)
http://i.imgur.com/hkkfT7q.jpg
http://i.imgur.com/4X8tm4x.jpg
水木聖來(22)
http://i.imgur.com/qlGSq6al.jpg
http://i.imgur.com/qZhZ8F6l.jpg
神崎蘭子(14)
———大ホール———
未央「真っ暗だねー……」
卯月「な、何が始まるのかな……?」
蘭子「ドキドキワクワク」
聖來「(蘭子ちゃん凄い目を輝かせてる……)」
???「み、みんな!こんにちはだよっ!」
凛「この声は……」
>>50 画像ありがとうございます!
すみません、今日はこのへんで。
gdgd展開申し訳ないorz
それでも、ここまで読んでくださった方々ありがとうございました!
魔力ってうちたいならメ欄に sagaってかけばいいよ
乙
グダってるところも面白いから無問題
投下再開ー
カッ!
卯月「電気がつい……えっ」
ちひろ「こんにちは!ぼ、僕の名前は千川くん!よろしくね!」
全員『……』
ちひろ「え、えーっと。何か反応を返してくれると……」ボソボソ
藍子「……ちひろさん、ですよね?」
ちひろ「ち、違うよ!僕の名前は、千川くん!」
聖來「……ちひろさんが巨大なスクリーンに映し出されてる。それはいいんだ。大ホールだし、映写用の機材があるのも納得できるんだけど」
全員『(なんで黒いウサミミをつけてバニー姿なんだろう……)』
ちひろ「うぅ……プロデューサーさんの馬鹿ぁ……///」
蘭子「わ、我が“瞳”を以てしても、歴史に穿たれた罪の楔を見る事は叶わん……(えーっと。何をしているんですか……?)」
ちひろ「そ、そうだったね!僕はゲームの説明をするために、みんなを呼んだんだ!」
未央「さっきプロデューサーが言ってた、デス・ゲームってやつ?」
ちひろ「そうだよ!」
ちひろ「みんなには今日から、この学園で暮らしてもらうよ!そのために、ちゃんと寮や食堂のある学園を選んだんだしね!」
茄子「あら、みんなで学園生活を送るんですか?」
ちひろ「そうだよ!でも、その学園生活の中で、あるゲームをやろうと思ってるんだ!」
乃々「あの……仕事があるので、帰っていいですか……」
ちひろ「みんなのスケジュールは確認してあるから、嘘はダメだよ乃々ちゃん!」
凛「それで、ゲームって?」
ちひろ「じゃあ発表するよ!ドラムカモーン!」
ジャーンジャカジャカジャカジャカ
凛「……ねぇ、後でちひろさん殴っていいかな」
卯月「凛ちゃん落ち着いて!」
ちひろ「その名も———【JOKER】!」
全員『【JOKER】?』
ちひろ「そうだよ!でもルール説明の前に、この学園について説明するね!」
ブォン
藍子「画面が切り変わって……これは、学園の地図?」
ちひろ「そうだよ!色々な施設があるから、しっかり覚えてね!」
ちひろ「まずは地図の真ん中に位置する校舎!みんなには普通の学園生活と同じように、授業を送ってもらうよ!」
未央「うへぇ、何が悲しくて仕事中に勉強せねばならんのかー!」
ちひろ「大丈夫!それはただの授業じゃなくて、アイドル達による特別授業だから!」
聖來「なんですか、それ?」
ちひろ「これに参加していないアイドル達が、教師となって様々な教科を教えてくれるんだ!その授業中には、ゲームの必勝法とかも隠されているから、しっかり聞いてててね!寝たりすると、損だよ!」
未央「それなら大丈夫かな?」
卯月「未央ちゃんは普段から勉強しようよ……」
ちひろ「そして、校舎の近くには様々な施設があるよ!まず、地図の東側には図書館があるよ!ここには普通の本もあるけど、中にはゲームに関する重要な情報が記された本もあるかも!」
藍子「そういうことなら、積極的に足を運んだほうがいいということですかね?」
ちひろ「そうでもないかな!ほかの施設にも、その施設なりにゲームについてのヒントが隠されてたりするし」
蘭子「ふむ、第十四不確定理論によれば、ガーデンを歩き回れば、ヒントを効率的に得られる蓋然性も高まるという事か?(つまり、学園内を歩き回ればゲームのヒントを集められる可能性が高くなる、という事ですか?)」
ちひろ「そうだよ!でも、歩き回ることはメリットの他にも、デメリットも存在するけど、それについては後で説明するね!」
ちひろ「次に校舎の西側。ここは食堂になってるよ!いつでもやってるから、好きな時に利用できるよ!」
聖來「質問しつもーん!メニューとかはありますか?」
ちひろ「ないよ!でも、食べたい物を言えば大体、係りの人が作ってくれるよ!」
茄子「なら、故郷の料理とかも食べられるんですね?」
ちひろ「そうだよ!……たぶん」ボソッ
ちひろ「そして学園の北側、ここは正門になってるね!残念だけど、ゲーム中はここは封鎖させてもらうよ!」
凛「……監禁?」
ちひろ「そ、そうじゃないよ!ちゃんとゲームが終わったら、その分のお休みも出るよ!」
卯月「急に現実的な話に……」
ちひろ「たまに来校者がやってくるときもあるよ!その人に話しかけると、貴重な話が聞けるかも!」
ちひろ「最後に学園の南側!ここはみんなが住む寮になってるよ!」
藍子「寮……部屋の内装はどうなっていますか?」
ちひろ「日常生活に必要なものは揃ってるよ!あと、寮と校舎は渡り廊下で繋がってるから、自由に行き来できるよ!」
未央「じゃあ遅刻することもないね!」
卯月「(未央ちゃん……)」
ちひろ「最後にNPCについて説明だよ!」
蘭子「運営の操り人形?(NPC?)」
聖來「蘭子ちゃん、その変換はちょっと危ないと思うなー」
ちひろ「学園内には、君たちの他にも、色んなアイドル達が歩いてるよ!例えば、図書館にはたまに頼子ちゃんがいたりする。で、頼子ちゃんからは一回だけ、ゲームに関する書物がどこにあるかを聞くことができるんだ!」
乃々「じゃあ……人と話したほうが有利、なんですか……?」
ちひろ「そうだね!ここにいないメンバーを見つけたら、話しかけてみるのが吉かな。でも、中には嘘の情報を教えてくる子もいるから注意してね!」
ちひろ「学園の施設についてはこれでおしまい。それじゃあ次に、【JOKER】に関する説明だ!」
全員『……』
ちひろ「ゲームのルールは至って単純!」
ちひろ「呪いのカードの押し付け合いだよ!」
未央「呪いのカード?」
ちひろ「そうだよ!今日、みんなのうちの誰か一人に、こんな真っ黒の呪いのカードが配られます!」サッ
蘭子「(何アレかっこいい……!)」キラキラ
茄子「その、呪いのカードが配られた人はどうなるんですか?」
ちひろ「呪いのカードを配られた人は、この呪いのカードを配られた日から一日以内に誰かに押し付けないと———」
ちひろ「死ぬよ!羞恥的な意味で!」
全員『羞恥的な意味で?!』
ちひろ「そうだよ!」
卯月「ど、どういうことですか?」
ちひろ「どれから説明したほうがいいかな?羞恥的な意味で死ぬ方?それとも、カードについて?」
全員『羞恥的な意味での方で(お願いします)!』
ちひろ「じゃあ罰ゲームの方から説明をはじめるね!」
ちひろ「呪いのカードを配られてから、一日たっても所持していた人には罰ゲームが与えられるよ!」
藍子「罰ゲーム、ですか」
ちひろ「うん!その罰ゲームの内容としては……」ガシャガシャ
茄子「なんですか?そのビデオテープの山……」
ちひろ「これは全部、みんなの恥ずかし〜い場面を録画してあるビデオだよ!」
全員『!?』
これは観たい
未央「ちょ、待ってよ!そんなものいつ撮ったの?!」
ちひろ「いつだろうね!僕にもわかんないや!てへっ☆」
聖來「……」イラッ
藍子「聖來さん落ち着いてください!」
ちひろ「(まぁ、うん、盗撮なんだけども)」
ちひろ「あ、ちなみに。これ、プロデューサーさんも見るから!」
全員『え……』
ちひろ「中にはかなーり、きわどいヤツとかもあるねー……」ニヤニヤ
凛「(ま、まさかアレかな?でもアレはちゃんと一人で行ったし……)」
卯月「(私はなんもな……いや、ダメ!プロデューサーさんには絶対に見られたらダメなやつがあるっ……!)」
全員『……』ゴゴゴゴゴゴオ
ちひろ「(うわぁ、なんか凄いオーラが……)」
茄子「ちひろさん……呪いのカードについての説明をお願いします」ニコッ
ちひろ「(うわぁ、笑顔が怖い)」
ちひろ「呪いのカードについての説明を始めるよ!まずは基本的なルールから!」
ちひろ「ゲーム中、一日一枚、この中に誰かに呪いのカードが配られるよ!」
ちひろ「基本的には、そのカードを一日たっても持っていた人が罰ゲームだね。罰ゲームは配られた日の次の日の朝に執行されるよ!」
凛「回避するためには?」
ちひろ「さっきも言ったかもだけど、誰かにカードを押しつければいいよ!一日だって、【所持】していなければ罰ゲームは執行されないよ!」
卯月「つ、つまり……?この中の人たちで……争うんですか?」
ちひろ「そうだね。だから言ってるけど、一種のゲームとして楽しんでくれると嬉しいな!」
藍子「そのゲームで秘密とかを暴かれる私達は……」
ちひろ「そうだなぁ。じゃあこうしよう!こうすればみんなやる気出るよね!」
ちひろ「このゲームで最後まで残った子は、このゲームが終わった後の休日、一日中プロデューサーを独占できる券をプレゼントするよ!」
全員『ガタタタタタッ!』
P『うぉーい?!ちひろさーん?!』
ちひろ「あ、プロデューサーさん。聞いてたんですか」
P『何勝手に約束してるんですか?!俺の休日は?!人権は?!』
ちひろ「でも、ほら見てくださいよ」
P『え?』
凛「(これは……負けられない)」
未央「(いくらしぶりんとうづきんでも、ここは譲れないな!)」
卯月「(みんなの相手は怖いけど……でも、で、デートがかかってるなら……)」
茄子「(うーん……既成事実か……)」
乃々「(逃げるのは得意……だから、負けない……)」
藍子「(皆さん燃えてますね……負けませんよ)」
聖來「(一番の年長者として、負けられないなっ)」
蘭子「(ぷ、プロデューサーを独り占め……)」
P『なんか若干一人からヤバイ空気を感じるのですけど』
ちひろ「気のせいですよ♪」
茄子さんよ…
ちひろ「みんな聞いて!まだルールはあるよ!」
ちひろ「このゲームの特徴として……まず一つ目に、押し付けられたカードも、また別の人に押し付ける事ができるよ!」
聖來「つまり、自分に戻ってくる可能性もあるってこと?」
ちひろ「そういうこと!」
ちひろ「そして二つ目に、【呪い返し】っていうのが存在するよ!」
未央「呪い返し?」
ちひろ「まず、誰かから呪いのカードを押し付けられたとするよ!」
ちひろ「その場合、他の誰かに押し付けるか……【呪い返し】に挑戦することができるよ!」
ちひろ「【呪い返し】っていうのは、自分にカードを押し付けた相手の名前を宣言すること!」
ちひろ「もし相手の名前を正解した場合、【呪い返し】の成功となるよ!」
藍子「【呪い返し】に成功した場合、どうなるのですか?」
ちひろ「【呪い返し】に成功した場合、カードを押し付けた人……つまり、名前を宣言された人にその場で罰ゲームが執行されるよ!」
ちひろ「ただし、【呪い返し】に失敗した場合、カードを押し付けられた人……つまり名前を宣言した側の人にその場で罰ゲームが執行されるよ!」
ちひろ「多大なメリットとリスクを同時に負う、まさに諸刃の剣だね!」
ちひろ「ルール説明は以上だよ!何か質問はあるかな?」
蘭子「ククク、問題ない」
卯月「はい!あの、呪いのカードを押し付けられる、その、範囲ってどれくらいですか?」
ちひろ「その人の私物までオッケーとするよ!その人の使ってるノートに挟んだり、カバンに忍び込ませるのもいいよ!だから、みんなは自分の私物に気を配らないといけないね!」
ちひろ「協力するのもあり、仲間を裏切るのもあり、自ら誰かの犠牲になるのもあり!じゃあ、ゲームをはじめよう!早速、今日からスタートだよ!」
今日はここまでにします。
皆様からも何か質問があればどうぞ……もしかしたら、答えられないかもしれませんけどorz
それでは、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。お疲れ様でした。
乙
カードを廃棄するのはやっぱり反則ですか?
>>86 そうですね。カードを廃棄した場合、最後に持っていた人に次の日に罰ゲームが執行されます。
上で羞恥的な意味で死ぬって書いてあるけど
恥ずかしい映像って複数あるの?
>>88 そう言われてみると、確かに複数の方がいいですね。
質問ありがとうございます!
最後まで残ってたら勝ちって、脱落の条件は何?
一回でも罰ゲーム受けたらアウト?
>>90 罰ゲームを受けたら一応アウトということで
このssには主人公ポジのキャラとかいたりするの?
>>92 いいえ、とりあえず今のところいませぬ。
風邪ひいてて更新できなかった……
続き
ちひろ「あ、それとね茄子さん!」
茄子「なんですか?」
ちひろ「部屋にある腕輪は絶対につけてね!運勢を普通の人と同じにしないと、一方的に勝っちゃうかもしれないから!」
茄子「なるほど〜。わかりました〜」
———全員が去った後———
ちひろ「……ふぅ、これでいいんですよね?プロデューサーさん」
P『はい!バッチリです!』
ちひろ「それにしても……あとで覚えててくださいね?プロデューサーさん……こんなカッコさせて」
P『マスコットキャラクターが兎だったんですよ。あ、あと個人的に見たかったってのも」
ちひろ「え?」
P『あ、ああ。なんでもないです』
ちひろ「なんでもなくないです!個人的に見たかったって……その……」
P『あー。晶葉のせいで回線がー(棒)』ブツッ
ちひろ「ちょっとプロデューサーさん!?プロデューサーさーん!!」
このSSまとめへのコメント
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