結衣「ヒッキーはゆきのんと仲良いじゃん」
八幡「どこが」
結衣「いっつもおしゃべりしてるし」
結衣「なんでも言い合える仲じゃない?」
八幡「あれは言い争ってるだけで、仲がいいわけじゃないだろ」
結衣「そうかなー」
八幡「そもそもお前はどうやって仲良くなったんだ?」
結衣「別にー普通だよー」
結衣「ゆきのんが本読んでるじゃん」
八幡「ああ」
結衣「『あれー何よんでるのそれー』って聞くじゃん」
八幡「おう」
結衣「『あはは、面白そうだねー』って言うじゃん」
八幡「うん」
結衣「これで、だいたい仲良くなってるでしょう?」
八幡「・・・」
いいね
八幡「つまり、半ばゴリ押しで距離つめたわけか」
結衣「えー違うってば、普通におしゃべりしただけだよ」
八幡「(雪ノ下にとってこいうタイプは、馴染みなかったんだろうな)」
結衣「ヒッキーもやってみればいいよ」
八幡「無理だ」
結衣「えーなんでー」
八幡「俺が用もないのに、あいつに声かけたら」
八幡「絶対警戒される」
結衣「そんなことないよー」
結衣「ゆきのん、ヒッキーのこと意外と好きだと思うけどなー」
八幡「だといいがな」
ガラガラ
結衣「あ、ゆきのん!やっはろー」
雪乃「こんにちは、由比ヶ浜さん」
八幡「おう」
雪乃「今日は早いのね」
結衣「うちのクラスのホームルーム少し早く終ったんだー」
4
雪乃「そう」
雪乃「紅茶を入れるけど、由比ヶ浜さんも飲む?」
結衣「うん!」
雪乃「あなたは?」
八幡「ああ、俺は別に・・・」
結衣「(ちょっと、ヒッキー)」
八幡「(なんだ、どうした?)」
結衣「(ゆきのんと仲良くなりたいんでしょ!)」
八幡「(まあ・・・)」
しえん
ヶ浜さん「何読んでるの~」ヒョウシグイッ
雪ノ下「…」イラッ
結衣「(それじゃだめだよー)」
結衣「(もっとほら、愛想よく)」
八幡「(・・・わかった)」
雪乃「どうしたのかしら?」
結衣「(ほら、早く)」
八幡「雪ノ下、やっぱりくれ」
八幡「今紅茶が飲みたい気分なんだ」
雪乃「珍しいわね」
雪乃「でも、砂糖がないから甘くはできないけれど」
雪乃「それでもいいかしら?」
八幡「それでいい」
雪乃「わかったわ、ちょっと待っていて」
八幡「頼む」
結衣「機嫌よさそうだね」
八幡「あいつがか?」
結衣「うん、いつもよりずっと機嫌がいいよ」
八幡「全然わからん」
八幡「いつも通りじゃないか」
結衣「分かってないなー」
戸塚ルートかと思ったのに
やはり俺の童貞チンポは右まがっている
あくしろよ
はよ
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