木吉「最初会ったとき木吉の木はの木なんの木の木って言ったろ。あんな自己紹介日立市民じゃなきゃしないって」
火神「そんなもんなんスかねぇ」
黒子「あ、僕も茨城県民です」
火神「お前もか!」
黒子「はい。茨城は影が薄いランキングで1位ですから、今の僕があるのも全て茨城県のおかげです」
清先輩の膝はどうなったんだ?
ヤンキーのイメージしかない
水戸部「俺も茨城県の水戸生まれだよ」
日向「この部やけに茨城県民多いな」
木吉「黒子は茨城のどこ出身なんだ?」
黒子「行方市です」
木吉「どこだそこは?茨城県民の俺でも分からないぞ」
黒子「行方市は茨城の中でも特に影が薄いですからね」
日向「まあ、俺も実は茨城県民なんだがな」
火神「ひ、日向さんもかよ!」
伊月「そういえば日向、1年の頃は不良やってたよな」
木吉「そこはやっぱ茨城だな」
日向「ほっとけ!」
黒子「それより、そろそろ洛山高校との試合の後半が始まりますよ」
火神「おっと、そうだったな。やっとウィンターカップの決勝まで来たんだ。絶対に勝つ!!」
黛も茨城か
審判「これより、洛山高校(京都)対誠凛高校(茨城)の第4クウォーターを開始します!」
赤司「ここから巻き返すことができるかな、哲也」
黒子「茨城を捨てた人と話す言葉はありません」
火神「赤司も茨城県民なのか?」
黒子「声・・・声が、茨城県民なんです」
火神「?」
黒子「さあ、試合が始まりますよ」
木吉「茨城を・・・舐めるな!」
ジャンプボールで木吉がボールを取りボールは黒子に渡る
黛「行かせないよ」
黒子「その影の薄さ・・・アナタも茨城県民ですか」
黛「いや、栃木県だ」
黛が黒子のボールをカットする
赤司「ふん、所詮茨城などこの程度か」
シュッ
赤司は黛がカットした球を拾いシュートを打った
思ってたよりも深刻な状況だった
ていうか東京都代表だったような
火神「茨城をバカにすんじゃねえええええええ!!」
火神は赤司のシュートを弾く
黒子「火神くんも・・・茨城県民だったんですね」
火神「たりめぇよ!」
青峰「流石茨城県民・・・納豆を思わせる粘り強さだぜ」
紫原「あのさぁそういう言い方やめてくれない?」
青峰「紫原、お前も茨城県民だったのか」
紫原「俺がいつもうまい棒を食べてるのはうまい棒は茨城で作られてるからだよ」
黄瀬「俺も茨城県民ッスよ!だって俺ほら金髪のヤンキーですし」
青峰「ふっ実は俺も茨城県民だ」
茨城県民の俺、激怒
いや実によく茨城の特徴をわかっているとおもう
火神「茨城最高!茨城最高!」
根武谷「こいつ・・・なんてパワーだ・・・!!」
火神はメテオジャムをゴールに叩き込む
日向「ついに同点だぜ!」
黒子「この試合・・・いけるかもしれません」
実渕「あーもう腹立つぅ、茨城なんかに追い付かれるなんて!」
葉山「おい茨城バカにすんなよ」
実渕「アナタも茨城県民だったのねぇええ!」
茨城すげぇ
喧嘩商売の舞台も茨城だったな
火神「日立の電化製品は世界一イイイイイイィィィィ!!」
根武谷「ぐはっ・・・!」
笠松「またしてもあの『洛南の牛久大仏』の異名を持つ根武谷が押し負けたか」
黄瀬「茨城、恐るべしっスね」
赤司「これ以上好きにはさせない」
赤司はエンペラーアイで火神を転ばせる
火神「くっ、やるじゃねーか。キセキの世代だな」
火神が立とうとしたその時
火神「・・・・・・た・・・立てない!?」
赤司「それは納豆の粘り化。君は数分間立つことはできないよ」
赤司はもうすでにゾーンに入っていたのである
④
なんだこれ
なんだこれ
ワイ茨城県民、出身市の登場に期待
青峰「火神は第一クウォーターで既にゾーンに入っちまった。こうなった以上誠凛に勝ち目はねぇ」
赤司「黛!」
赤司は黛にパスをだす
黒子「・・・通しません」
黛「茨城にだけは負ける訳にはいけない」
黛はドリブルで黒子を抜いたと思われた。
が、その時
黒子「今まで千葉という名の光の影として生きていたが、もう違う。チバラギとして千葉の魅力を吸収し、光となるんだ!」
ボールはいつの間にか黒子の手元にあった
青峰「テツの野郎・・・とうとう踏み込みやがったか、ゾーンに!」
黒子は日向にパスをだす
日向「俺の出身は古河市。実質埼玉みたいな市よ」
実渕「東北がァ・・・関東ぶるんじゃないわよ!」
日向「関東だコラ!!」
日向はドリブルで実渕を抜いた
笠松「あのダサい球運び・・・まさに埼玉県民のドリブルじゃねぇか」
シュッ
日向は3Pシュートを打った
古河はジャスコと駐屯地しかないよ
高尾「90-87・・・。誠凛が勝ち越しやがったぜ」
緑間「茨城は最強なのだよ」
赤司「速攻で取り返すぞ」
火神「行かせねぇよ」
火神は赤司のディフェンスに入った
赤司「また納豆の粘り気で立ち上がれなくしてやる」
火神「俺の住んでた大洗は・・・ガールズ&パンツァーの聖地だ!」
火神はボールを弾き飛ばす
赤司「エンペラーアイが効かない・・・?それにあの銃弾の如きカット、まるで戦車だ!」
伊月「イーグルアイでここに転がって来るのは分かってたぜっ・・・」
シュッ
伊月は火神が弾いたボールを広いシュートを放つ
ビーーーーーーーーーー!!
スパッ
観客「「ブザービーターだああああああああ」」
審判「92ー87で誠凛高校(茨城)の勝利!」
日向「う、おっしゃあああああああああああああ!!」
木吉「とうとうやったんだな・・・俺たち」
木吉の目には涙が浮かんでいた
赤司「負けたよ、哲也」
黒子「赤司くん」
赤司「今度、僕と日立で遊ぼう」
黒子「・・・はい!」
リコ「本当にウィンターカップで優勝するなんて・・あんた達は・・・うぅ!」
伊月「リコのおかげだよ」
伊月はリコを抱き締めた
今大会のMVPは決勝戦でブザービーターを決めた伊月俊に決まり、今大会は幕を閉じた
黒子「この大会で優勝できた理由はなんだと思いますか?」
火神「茨城だろ!」
完
お、乙
茨城ってすごい
誤字多すぎてすまない
乙!
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