美琴「とある雨の日の・・・相合傘??」黒子「おねえざまぁあああ」2nd (23)

美琴「はぁ・・・今日は雨か」

黒子「すっかり梅雨入りですのね。この時期は女性の天敵ですの。」

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美琴(そういえばこんな日は相合傘を思い出すな・・・。あのときから当麻と・・・///)


黒子「どうしましたの?お姉様」

美琴「い、いや!なんでもないのよ!あはは・・」

黒子「変なお姉様。今日は初春佐天さんとお花見のプランを話し合いますのよ?」

美琴「う、うん!そうだね。じゃあいつものカフェで!」

黒子「はいですの!」

佐天「あ、御坂さん!こっちこっち!」

美琴「遅くなってごめんー。って、これはなに!激混みじゃん・・・」

初春「今日は新作が出たみたいですごい混んでるんですよー。他の場所にしましょうか」

黒子「しかし、私達の寮は今大掃除中、初春のところは春上さんが風邪。他にどこがありますの?」

佐天「うーん、雨降ってるし公園も駄目だしねー・・・!あ!上条さん家なんてどうですかぁ!?」

美琴「ふぇっ??なんでアイツの家に???」

初春「いいですね!二人の愛の巣を見に行くのも・・・///」ドキドキ

黒子「おねぇざまああああ!」シロメ

美琴「い、いいいやいや!何いってんの!!確かに付き合ってるけどアイツの家狭いし・・・」

佐天「でも見てみたいな~」

美琴「・・・」プシュ-///

美琴「あ、ホテルなんてどう!?うんそうしよう!!!」ダッ

佐天「あーあいっちゃった。まぁいいか!」

初春「さすがに嫌でしょうしね!白井さん行きますよ!」

黒子「・・・」シロメ

>4
覚えていて下さり、ありがとうございます。


ホテル

受付「御坂様!いつもご利用ありがとうございます」

美琴「あ、どもー。えっと、じゃあ適当に広めの部屋で」

受付「かしこまりました。では皆様こちらへどうぞ」

初春「はぁー・・・こんな高そうなホテル初めてです!」

佐天「うん、確かにロビーも広いし天井も高い・・・」

黒子「このくらいで浮かれていてどうするんですの。さ、お花見の予定をたてましょう」

初春「あ、正気に戻ってますね白井さん。ではお部屋に行きましょうか」


「えへへ、相変わらず鈍感力はピカイチねぇ☆」

「そんなことないだろー」


美琴「えっ・・・今のって・・・」

黒子「お姉様どうしましたの?さ、行きますわよ」

美琴「う、うん・・・(まさか・・・ね)」


初春「やっぱ御苑ですかねー。お酒禁止な分、あまり荒れなさそうですし」

佐天「いやいや!黒川沿いのカフェでお茶しながらってのもなかなかいいんじゃない?」

初春「あ、いいですね!あそこのケーキ食べて見たかったんですよねー。妄想が膨らみます!」

黒子「別に学園都市ならば最先端の技術で年中桜は見れますのに・・」

初春「いやいや、あえてシーズンにお花見するのがまたいいんじゃないですかぁ」

黒子「お姉様?何やら元気が無いようですが・・・」

美琴「へっ!?い、いやそんなことないわよ?あ、うん!私もヒルズの夜桜がいいなー!あはは・・・」

佐天「今そんな話してませんでしけど・・・御坂さんどうかしたんですか?」

美琴「いや・・・。その、無いとは思うんだけど・・・」ゴニョゴニョ

初春「え!上条さんが浮気!?」

黒子「おのれあの類人猿!!(別れさせるチャンスですの!!!)」

美琴「い、いや多分見間違えよ・・・」

佐天「確信を持って言い切れますか??」キラーン

美琴「う・・・それは・・」

佐天「よし!今日からここは上条さんの浮気調査本部とします!」

初春「(うわー目が輝いてる・・・)」

黒子「賛成ですの!初春、必要な機器をこのホテルに移動して!」

初春「そ、そこまでやるんですか!?・・・でも、御坂さんのため!わかりました!!」

美琴「ふぇ?い、いやいいのよ!そんな見間違えかもしれないんだし・・・」

佐天「それでいんですか?心にもやもやを残したままで」

美琴「う・・それは・・・。わ、わかったわ!こうなったら徹底的に調べまくってやろうじゃないの!」

佐天「よし、では・・・円陣を組んで・・・浮気を暴くぞー!!」

全員「おー!!(ですの!!!)」

佐天「ではまず第一ステップ。御坂さん、状況把握のためにいくつか質問するので答えてください」

美琴「わ、わかったわ。」

佐天「最近いつ上条さんと寝ましたか。」

美琴「え、、そ、そんなことまで答えるの?/// ま、まぁいいわ・・えーと、一番最近は先週の土曜だったかな///」

初春「あ、あわあわ・・・やっぱり御坂さん大人ですね・・・///」

黒子「あ、あるわけないですの!!お姉様に限ってそんなこと!!」

佐天「いやでも、最近は早いじゃないですか。」

美琴「?早いって・・・?あ、確かにお泊りするのは相対的に早いのかも・・・」

佐天「で、そのとき上条さんはどのくらい燃えてくれていましたか?」

黒子「なっ!!」

初春「あわあわ・・・///」

美琴「燃える?あぁいや別に電撃放電したりしないわよー」

佐天「ほうほう、いや、まあさすがに最中に電撃をかますのは危ないですもんね」

美琴「さ、最中って??」

佐天「何って、○EXですよ。」

美琴「ふぇっ??・・・・あ、寝るってそういうこと・・・///」

佐天「え、何だと思ってたんですか?」

美琴「あ、いや・・・」プシューボンッ

初春「あ、御坂さん!大丈夫ですか!!」

佐天「ありゃ、こりゃもしかして・・・」

黒子「あ、あるわけないですの!お姉様に限ってそんなこと!(ちょ、ちょっと覚悟してしまいしたの・・・)」

佐天「なるほどなー。そういうことか」

佐天「さて、御坂さん浮気の原因ははっきりしました。ズバリ上条さんは欲求不満なんです!」

美琴「そそそ、そんなこと言われても!私にどうしろって言うの・・・」

黒子「佐天さん、場合によってはジャッジメントとして対応致しますわよ」

初春「そ、そうですよ佐天さん!これじゃ御坂さんに・・・その・・・///」

佐天「別に強要はしませんよ。でも年頃の男なんだからそのくらいの欲求あって当然なんですから。」

初春「だ、だからといって浮気していい理由には!」

佐天「全ての浮気にちゃんとした理由なんてないんじゃない?」

黒子「佐天さん、浮気したことあるんですの?やけに恋愛にお詳しいというか・・」

佐天「え!?い、いやあるわけないじゃないですかー!!全て本で得た知識ですよ!!」

黒子「そんなのアテになりませんの。。」

初春「ていうか、上条さんに直接聞いてみればいいのでは?御坂さん連絡してみてくださいよ」

美琴「うん・・・さっきメールしたんだけど、今日は学校で補修受けてるって・・・」

佐天「それ、嘘じゃないですか!やっぱり怪しい」

初春「ま、まだホテルで見た人が上条さんと決まったわけでは・・・」

黒子「直接問いただしてみてはどうですの?お姉様」

美琴「いや・・・そこまでは・・。もし、本当に浮気ならわたし・・・」ポロポロ

黒子「おのれ類人猿!お姉様を泣かせるとは許すまじ!初春、いますぐ上条さんの居所を突き止めるですの!」

初春「わ、わかりました!・・・えっと、今、上条さんのアパート近くのスーパーにいます」

佐天「よし、じゃあ突撃だ!!」

美琴「え、いやちょっと・・・」

黒子「大丈夫ですのお姉様!」シュン

美琴「え、あ・・・本当にいっちゃった・・」

美琴「追いかけなきゃ!・・・で、でも本当に浮気だったら私・・・」

今日はここまで

ホテル

当麻「いやー、今日は付きあわせて悪かったな」

食蜂「あら、これは私を幻生から救ってお礼だから気にしなくていいわぁ」

当麻「別に俺は何もしてないけどな。それに雨に濡れたからってこんなホテル借りて着替えまで準備してもらっちゃって。」

食蜂「別に大したことじゃ・・・ん?(あれは御坂さん?・・・あは、いいこと思いついちゃったぁ☆)」

当麻「どうした?」

食蜂「かみじょーさんっ」ギュッ

当麻「え!ちょっと食蜂!?///」

食蜂「こうしてるとデートみたい。私男の人の経験ってないけど、こうしてるとほっとするわぁ///」

当麻「な、、ちょ、ちょっと待て!///」バッ

食蜂「あらぁ、どうしたのかしら」

当麻「わ、わかってると思うが、俺は御坂と付き合ってる!今日だって御坂の誕生日プレゼントを買いにきたんじゃないか。」

食蜂「鈍感力の上に頑固力まですごいのねぇ。まぁいいわ。とりあえずお礼できたから私は満足だしぃ」

当麻「あ、あぁ。サンキューな。あ、食蜂の誕生日も覚えたから!そのときは俺からプレゼントさせてくれ。じゃーな!」

食蜂「・・・えへへ、こういうところ狡いのよねぇ///」

食蜂「っと、そういえば御坂さんは?ま、いいか。少なからずダメージ与えられたはずよね」

学校

御坂「・・・」ズーン

黒子「お姉様、目の隈がすごいですの・・・昨日もあまり眠れなかったのですか?」

御坂「うん、ちょっとね・・・」

御坂「(あれから当麻から全然連絡帰ってこない・・・。もう私なんて必要じゃないのかな)」ポロポロ

黒子「はわわわ!お姉さま、どうしましたの!外泊許可をとりホテルで類人猿調査をして三日目ですがやはり寮に戻ってもう忘れられたほうが・・・」

御坂「だって・・・そんな簡単に諦められないし。やっぱり私はまだ当麻のことが・・・」エグッ

黒子「お姉様・・・(見ているこちらもつらいですわ)」

「あら~御坂さん?何をそんなにメソメソしてるのかしらぁ?」

御坂「えっ!・・あ・・・」

食蜂「あらまあ、そんなに目の隈ができるまで夜更かしするのは美容によくないのでは」


御坂「ッツ・・・」ギリ

黒子「あなた、ちょっと表に出て頂けますか?我慢の限界ですわ。」

食蜂「・・・何をそんなに起こってるのか検討がつかないわぁ。それにあなた、私に叶うと本気で思ってらっしゃって?」

御坂「黒子・・・もういいの。やめて・・」

黒子「いーえお姉様!例え結果が見えていても譲れない時も・・・」ビリ…バタン

御坂「ごめんね黒子」

食蜂「あーら、お得意の電撃で手綱を引かなければコントロールできない手下とは、頂けないわぁ」

御坂「は?」プチッ

食蜂「あ、それと耳貸して御坂さん・・・実は私ぃ、"当麻さんとホテル行っちゃった☆"」

御坂「えっ・・・。じゃあやっぱりこの間のは」

食蜂「あー、やっぱり見てたのねぇ。まぁ、そういうことだから、じゃあねぇ(なんで私ここまで意地張ってるのかしらぁ?)」ヒラヒラ

御坂「そんな・・・」ポロポロ

ホテル

初春「そ、そんなことが!」

佐天「あちゃー、なかなか強力な一手ですね・・・」

黒子「もう、お姉様が止めてなければ私もあと一歩で手を出すところでしたわ!」

御坂「よし!!」

黒子、初春、佐天「??」

御坂「くよくよしてても仕方ないわよね!それに食蜂のデマかもしれないし!これはもうお終い!」

黒子「お終いってお姉様・・・それでは上条さんとはお別れになられますの?」

御坂「うーん、まぁいいや!どっちでも!いちいち気にしてるほうがバカみたいだしね!さ、すっきりしたところでみんなでお茶でもしよ?」

佐天「まぁ、御坂さんがそうおっしゃるなら・・・」

初春「私達はいいんですけど・・・」



御坂「はあー、今日はスッキリした!黒子もありがとうね。ここ最近心配させちゃって」

黒子「別にそれはいいんですが・・・お姉様、無理してませんか?」

御坂「えー、そんなことないよー。全然だいじょうぶだから!さ、お風呂さきに入っちゃってよ」

黒子「はい・・・では、」バタン ジャー

御坂「うっ・・ひくっ・・当麻ぁ・・・」

黒子「(お姉様・・・やっぱり)」

御坂「私まだ当麻のこと・・好きなんだよ・・・」

prrrrrrrrr

御坂「えっ・・・当麻!?・・・でも、今は・・電話出たく・・ない」

prrrrrrrrr

御坂「っもう!しつこいわね!はい、もしもし」

(当麻)「おー御坂か。5月2日なんだけど会えないか?」

御坂「え・・・まぁ、特に何もないからいいけど・・・それより何回か連絡したのに全然連絡くれないのは・・」

(当麻)「あ、予定大丈夫か。なら、2時位にショッピングモールでいいか?」

御坂「ち、ちょっと・・・そ、そんな一方的に・・・」

(当麻)「じゃあよろしくなー」プツッ

御坂「もー!!なんなのよ!一方的に要件話してすぐに切っちゃって・・・あ。」

御坂「まさか、食蜂と付き合うから私と別れたいってこと・・・?」

御坂「そんな・・・」シュン

今日はここまでです

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