一夏「だって箒ってワキガだしなー」

鈴「ぷっｗｗ」

箒「おまっ！そういうことを衆人の前で言うとかっ！どういう神経してるんだ！」

シャル「・・・」

箒「なに黙ってるんだ！ワキガ大陸のフランス直輸入の売春婦が！貴様のほうこそワキガだろ！」

シャル「えっ？あ、あの・・・そうだね～」ﾊﾊ

箒「なに笑ってるんだ！コロスゾ！」

シャル「えぇ・・・」

鈴「ワキガのやつって自分の臭いがわからないって」ﾌﾟｸｸ

箒「貴様っ！わたしがワキガだとでも言いたいのかっ！」

鈴「無駄に乳がでかくてメス肉みたいな女性ってワキガの確立が高いっていうしね～♪」

箒「マリリン・モンローのようだというのは認めるがわたしは決してワキガではない！」

鈴「誰もそんなこと言ってねぇよ」

一夏「ワキガとか最高だけど、一向にやらせてくれないんじゃな～」

鈴「えっ？」

箒「告白しよう。わたしはワキガだ」

鈴「ちょっ！ワキガのどこがいいのよ！あんなタマネギが腐ったみたいな臭い！いっつも着替えるたびにバイオテロをまき散らす地球公害機じゃないの！」

箒「別にいいだろ？誰にも迷惑かけてないんだし～」

鈴「今まさにワキガの真骨頂を話たんですけど！」

シャル「あ、あんまり人を傷つける発言はよくないよ・・・」

鈴「うるせぇ！いい子ぶんなボケ！」

シャル「ご、ごめんっ」

期待

鈴「ていうかあんたマジでワキガフェチなの！？姉のパワハラ受けすぎて躁鬱になってるんじゃないの！？」

箒「見苦しいぞダンボールパッカーマン、さっさと国へ帰ってあらゆる食品にダンボールでも埋め込んで来い、それがお国の文化のためだ」

鈴「ちょっとまって、お前、マジであとで殺すからな」

箒「上等だ、日本正規品の実力を見せつけてやる。ハリボテの中国製品など恐れるに足らず」

シャル「いちか～、と、とめないとっ！」

一夏「行こうかシャル・・・いや幼馴染だからシャルロットのほうがしっくりくるな・・・」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

シャル「や、やばいよ、ＩＳ学園がブラックすぎてみんなおかしくなっちゃった・・・」

～

千冬「では授業を始めるぞ」

千冬「今期の開発データのノルマをこなせていない生徒は前へ出ろ」

「「「「」」」」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

千冬「みんなよく見ておけ、これば無能どもの面構えだ、貴様らはＩＳ学園にいるにもかかわらず最低限の仕事もできずにのうのうと生きている。資源を貪り食う害虫だ」

千冬「そんな害虫は駆除しないといけないよなぁ？」

女生徒「は、はいっ！その通りです！」

千冬「虫がしゃべるのか？あん？なにしゃべってるんだお前は！」

女生徒「す、すみませんっ！」

千冬「しゃべるなって言ってるだろ！」

女生徒「ひっ！」ﾋﾞｸｯ！

ラウラ「きょ、教官！そ、そのあたりで・・・」

千冬「ん？ラウラか、お前はノルマを達成していたな、しかも３倍の数値を提出している」

千冬「すばらしい成績だ」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

千冬「だがしかし、だからといって害虫を守ろうとするのはよくないぞ？」

千冬「こいつらはいるだけでみんなに迷惑をかけてしまうんだ。早めに駆除したほうが学園のためだ」

女生徒「」ﾋﾞｸﾋﾞｸﾋﾞｸﾋﾞｸ

ラウラ「が、害虫などと・・・皆も頑張ってノルマを達成しようと努力しております！そのような差別をされるいわれは！」

千冬「・・・」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ラウラ「教官？」

ﾊﾞｷｨｨｨ！

ラウラ「ぐっ！」ﾄﾞｻ

女生徒「ラ、ラウラさん・・・」ﾋﾞｸﾋﾞｸﾋﾞｸ

千冬「貴様はもう一度再教育を施したほうがよさそうだな、放課後職員室まで来い」

ラウラ「・・・わかりました」

千冬「ふんっ、今日のところは害虫駆除は後回しだ、よかったな一日命が伸びて」

女生徒「・・・」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

千冬「ゴキブリ共は巣へ帰れ！いるだけで目障りだ！」

「「「「は、はい！」」」

セシリア「・・・腐ってますわ」

～

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

ラウラ「・・・」ｽﾀｽﾀｽﾀ

女生徒「ラ、ラウラさんっ！大丈夫っ！？」

ラウラ「大丈夫だ、心配ない」

女生徒「わ、私たちをかばって・・・ごめんなさいっ！」ﾊﾞｯ

ラウラ「大丈夫だと言ってるだろう、それにお前たちのせいじゃない」

女生徒「でも・・・顔が・・・」

ラウラ「戦場ではもっとひどい怪我を負ったこともある、それにわたしにはナノマシンが入っているからな」

ラウラ「３日もすれば腫れもひくさ」

女生徒「ラウラさん・・・」

一夏「おっ？ラウラじゃん」

ラウラ「よ、嫁！」ｻｻｯ

ラウラ「・・・あ、あまり見ないでくれ」

一夏「・・・」

一夏「バカだな！いちいち突っかかるからそういう目に合うんだよ！」

一夏「一々自分の考えなんか通そうとしてたらそのうち顔が潰れちまうぞ！」

女生徒「一夏くん！そんな言い方しなくてもいいじゃない！」

一夏「ハッ！お前らみたいなのを庇ってやられたんだぞ？」

一夏「ノルマをこなせないくせに惰性で学園に残ってないでさっさと家へ帰ったほうがラウラにとってもお互い幸せじゃあないのか？」

女生徒「そ、それは・・・」

一夏「負け犬はとっとと家へ帰れってもんだ。まだ犬でいられるうちにな！」

女生徒「っ！！」

ﾊﾞｼﾝｯ！

一夏「・・・」ﾋﾘﾋﾘ

ラウラ「わたしの嫁はそのように仲間を貶めて自分の優位性を自覚するようなクズではなかったはずだがな」

一夏「けっ！」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ラウラ「・・・嫁の言ったことは気にするな、たまたま虫の居所が悪かっただけだ」

女生徒「・・・・・・うん」

おや、結構面白い

………
ラウラァァァァァァァ
……………

～次の日

千冬「授業を始める前に・・・昨夜女生徒二人が学園を自主退学した」

ラウラ「！？」

千冬「ノルマもこなせないゴミ虫だったが客観的に自分を見ることはできたようだな」

千冬「貴様らも無理だとわかったらさっさと自主退学することをおすすめする。無駄に学園に残られるとこちらが面倒なのでな」

千冬「さて、教科書の５３ページを」

ラウラ(・・・まさか)

--------------
---

千冬「」ｽﾀｽﾀｽﾀ

ラウラ「教官！」

千冬「ん？なんだ？」

ラウラ「先ほどの自主退学とはどういうことですか！」

千冬「言葉通りだ、昨日の夜学園に退学届をだした。それだけだ。あとは学園の知るところじゃない」

ラウラ「・・・本当に自主退学なのですか？」

千冬「ふん、なにを疑っているのかしらんが、退学届もちゃんと提出されている」

千冬「あまり無駄な時間はすごしたくないんだ。もういくぞ」

ラウラ「・・・」

千冬「ふん」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

まともなのがせっしーとらうらとしゃるくらいとか…いいぞもっとやれ

～

のほほん「今月のノルマやばいよ～っ」

鷹月「が、頑張ろうっ！なんとか仕上げるのよっ」

のほほん「でも～っ」


―――――１年１組布仏本音さん、至急生徒会室まで来てください、繰り返します―――――

鷹月「呼び出しだね・・・」

のほほん「あ、あわわわっ」


------------
---

楯無「あなたの今月のノルマが遅れていると、職員の方からお聞きしたのですが？」

のほほん「は、はいっ！た、ただいま作業の方をしておりましてっ！み、３日ほどで提出する、よ、予定でありますっ！」

楯無「そうですか、それはよかったですね」ﾆｯｺﾘ

のほほん「はいっ！」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

楯無「ですが」

のほほん「っ！」ﾋﾞｸｯ

楯無「生徒会に出入りしているものとして、提出期限を遅らせるようなものを置いておくわけにはいきません」

のほほん「ま、まってくださいっ！かならずっ！かならず３日後には提出いたしますからっ！」

楯無「ではまた３日後に来てください、それまであなたを生徒会役員の権限をはく奪します」

のほほん「そんなっ！」

楯無「用件は以上です。なおこの決定はすでに全職員、生徒へ向けて校内放送にて伝達していますので」

のほほん「あ、あああ・・・」ｶﾞｸｶﾞｸ

～

のほほん「ﾊｧﾊｧﾊｧ・・・」

のほほん「せ、生徒会じゃなくなった・・・わ、私なんかが・・・この学園で・・・」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

鷹月「ほ、本音ッ！」ｶﾞｼｯ

のほほん「つっきー！」

鷹月「あ、あんた生徒会役員降ろされたって聞いたけど本当！？」

のほほん「う、うん・・・今言われた・・・」

鷹月「・・・やっぱりそうなんだ」

のほほん「つ、つっきー・・・わたし生徒会じゃなくなったけど・・・これまで通り友達として・・・」


ﾄﾞﾝｯ！


のほほん「きゃっ！」ﾄﾞｻｯ

鷹月「あーきもちわるっ！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

のほほん「つ、つっきー？」

鷹月「なにがつっきーだよ、あ？お前わたしのことなめてんのか？」

のほほん「ご、ごめんなさいっ！た、鷹月・・・さん」

鷹月「あーーーっ！うっとおしかった！」

のほほん「っ！」ﾋﾞｸ

鷹月「今まで散々我慢してきたけど、これでせいせいしたわ」

鷹月「生徒会のおこぼれもらえないんじゃお前と付き合うメリットなくなったよな！」

のほほん「そ、そんな・・・と、友達だって・・・」

鷹月「ていうかさっさと消えろよ？害虫が目障りなんだよ！」ﾍﾟｯ

ﾋﾟﾁｬ

のほほん「ぅぅぅ」

鷹月「じゃあな、まっ、もうじき学園から退学の通達でもくるだろうよ！」ｽﾀｽﾀｽﾀ

のほほん「ま、まって！」ｶﾞｼ

鷹月「あぁ！？」

のほほん「た、助けて・・・」ﾌﾙﾌﾙ

鷹月「」ｲﾗ

かんべんしてくれ。
トラウマが増える。

のほほんさぁぁぁぁぁぁん
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
イヤｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ

のほほんさんに手を上げるたぁやってくれたな鷹月さんよぉ！

～

ラウラ「くそ、本当に自主退学したというのか」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ラウラ「む？なんだ・・・人が倒れて・・・」



のほほん「」


ラウラ「おい！大丈夫か！」

のほほん「・・・」

ラウラ「くっ、意識がないか！早く医療班に！」

ｶﾞｼｯ

ラウラ「！？」

のほほん「・・・だず・・・げで・・・まだ・・・がぐえんに・・・のごりだい・・・」ﾌﾙﾌﾙ

ラウラ「気をしっかりもて！今医者につれて言ってやるからな！」

のほほん「・・・・・・・だ・・・ず・・・げ・・・」

のほほん「・・・・・・」

ﾄﾞｻ

ラウラ「おい！起きろ！」

ラウラ「クソッ！」

～

セシリア「・・・本当ですのそれは」

ラウラ「・・・ああ、誰かにやられたとうな跡だった」

セシリア「で、意識は？」

ラウラ「重症だ。だが・・・」

セシリア「ノルマが足りませんのね」

ラウラ「そのような学生は医者にもかかれないと言われた」

セシリア「ですが民間の医療機関なら」

ラウラ「駄目だ、皆ＩＳ学園が怖くてどこも受け入れをしてくれない・・・救急車すら来ないしまつだ」

セシリア「・・・見殺しですか」

ラウラ「いや、今はわたしの部屋へ寝かせてシャルロットが見ている、しかし大量に血を吐いている所を見ると早いところ医者に見せなければ・・・そうなるだろうな」

セシリア「教職員へ差し出しても結果は々ですわね・・・わたくしたちでなんとかしなくては」

ラウラ「うむ、だからセシリアにも協力をお願いしたい」

セシリア「わたくしたちでやるのですか、校則違反ではすみませんわよ？」

ラウラ「見殺しにはできないだろう」

セシリア「・・・ですわね」

～

ｶﾞﾁｬ

シャル「ラ、ラウラ！よ、容体が！」

のほほん「・・・ぁ・・・ぁ・・・」ﾋﾞｸﾋﾞｸﾋﾞｸ

ラウラ「敗血症か！ショック症状が出ている！早く処置しないと助からないぞ！」

シャルロット「だ、だから早く病院へ！」

セシリア「駄目ですわ、民間医療はＩＳ学園に怯えてどこも受け入れてくれませんの」

シャル「？？？」

シャル「な、なに言ってるの？？？」

ラウラ「わたし達でやるしかないぞ！シャルロットも覚悟を決めろ！」

シャル「やるって・・・しゅ、手術するっていうの！なに考えてるの！そんなの素人ができるわけないじゃん！そんなことより早く医者に！」

セシリア「シャルロットさん、お気持ちはわかりますが、事は一刻を争うのです・・・手伝っていただけますね？」

シャル「ちょ、ちょっと二人とも落ち着いて！さっきから言ってることが支離滅裂だよ！」

ラウラ「時間がない・・・麻酔はなしでやるぞ！」

シャル「！？」

シャル「せ、先生に言ってくるから！」ﾀﾞｯ

ｶﾞｼｯ

セシリア「・・・どこへいくおつもりですか？」

ラウラ「邪魔をするというなら・・・お前でも容赦しないぞ？」

シャル「二人ともおかしいよ！なに考えてるの！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀｼﾞﾀﾊﾞﾀ

シャル「は、離してっ！」

ラウラ「・・・混乱しているな、仕方ない」

シャル「！？」


ﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁ！


シャル「」ﾄﾞｻ


セシリア「よろしいのですか？」

ラウラ「二人でやるしかあるまい」

ラウラ「・・・始めるぞ」

麻酔なしって海の毒薬っすか、ぱねぇっす

～

千冬「今朝一人の生徒が自主退学した」

千冬「まぁノルマが遅れていたゴミ虫だったが、貴様らも無理だと判断したらさっさと自分で決断することをおすすめする」

千冬「では授業を始める」

一夏(また自主退学か)


～

一夏「・・・」

鈴「おーい一夏あああああああ！」

一夏「・・・はぁ、お前いつになったら躁鬱が治るんだよ？」

鈴「ガーンッ！躁鬱とかいわれちったッ！」

一夏(うぜぇ)

鈴「飯食いに行こうよ♪」

一夏「わかったわかった」

isってキャラしか知らないんだけど、ノルマって何？課題か何かを作中で定期的にやらされてるん？
内容は面白いので期待

～食堂

鈴「そういえば今日はあんたのうざい幼馴染見ないわね」

一夏「シャルロットのことか？」

鈴「シャルロットって・・・箒よ箒！まだ言ってんの？」

一夏「あ～、あいつはほら、頭おかしいから」

鈴「ていうかシャルロットもいないじゃん。いっつも腰ぎんちゃくみたいにくっついてたのに」

一夏「そういやそうだな」

ラウラ「隣いいか？」

鈴「げっ！ラウラ！」

ラウラ「げっ！っとはなんだ」

鈴「いや～」

一夏「そういや今日はシャルロットのやつはどうしたんだ？同じ部屋だろ？」

ラウラ「・・・ああ、熱がでて風邪をひいたそうだ」

鈴「熱が出て風邪ね」

一夏「風邪をひいたから熱がでるんじゃないか？」

ラウラ「どっちでもいいだろう。言葉のあやだ。それより席をつめてくれ」

鈴「ん～」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

ｽﾄ

ラウラ「ところで、お前たちはこの学園についてどう思っている？」

鈴「なによいきなり」

ラウラ「この１週間あまりに３人の自主退学している。ふつうじゃ考えられなくはないか？」

鈴「まぁ一応日本で一番厳しい学校だしね。しょうがないんじゃない？」

ラウラ「ふむ、だがいくらなんでも短期間のうちにやめすぎだろう？」

鈴「なにが言いたいのよ・・・」

ラウラ「わたしは誰かが後ろでなにかしているんだと思っている」

鈴「だれかってだれよ？それになにかってなによ？」

ラウラ「それはわからん。だがそのなにかは確実に悪い方向へ向かって動いているのだと思う」

鈴「話が抽象的すぎて意味不だわ」

ラウラ「今は理解しなくてもいい。だがわたしたちはもっと仲間意識をもって行動をしていかなければならないことは確かだ」

ラウラ「お前は２組だが、今後なにかあやしいと思ったことがあればすぐにでもわたし達に知らせるのだぞ？」

鈴「２組２組ってうっせーなー、わかったわよ！あんたのお芝居に付き合ってあげるわよ！」

ラウラ「それでいい」

一夏「・・・」

一夏「ところでラウラ」

ラウラ「む？なんだ？」

一夏「放課後シャルロットの見舞いに行こうと思っているのだが」

ラウラ「・・・それはやめたほうがいいな。風邪がうつるとまずい」

鈴「たかだが風邪くらいで見舞い遠慮してたら一生いけないわよ」

ラウラ「・・・」

一夏「ラウラ」

ラウラ「・・・わかった、放課後一緒に行こうじゃないか」

鈴「えっ？それってわたしも入ってんの？」