ほむら「鹿目さんがいじわるするから……」(86)

ほむらの家

ほむら「(怖い……とても、怖い)」

ほむら「(まさか鹿目さんが私の家にお泊りするなんて……
     冗談だと思ってたのに……)」

ほむら「(私の料理……味おかしいって思われなかったかな……
     お風呂、窮屈じゃなかったかな……ちゃんと綺麗にできてたかな……)」

ほむら「(本棚散らかったままで……だらしないって思われちゃったかな……)」

ほむら「(そ、それどころじゃないんだった!
     お布団一つしかないのに……どうしよう、私どこで寝よう……)」

まどか「えへへ、おまたせ~
     お風呂ありがと~」

ほむら「う、ううんっ! こちらこそ……
     (うわ、うわ……鹿目さんのパジャマ姿、はじめて見た……かわいい……)」

ほむら「(髪下ろすとこんな感じになるんだ……)」

まどか「暖かいうちにお布団入ろっ」

ほむら「ぁ、あっ、その、お布団なんだけど、一つしかなくて……
     鹿目さん使って! 私はあっちで寝れるから」

まどか「ほむらちゃん、鹿目さんじゃなくて、まどか、だよ?」

期待

ほむら「え、あ……えっと……まどか///」

まどか「ふふ♪ ほむらちゃんが使って? 急にお泊りするって言ったの私だもん」

ほむら「だ、だめっ……鹿目さん風邪ひいちゃう……」

まどか「私もほむらちゃんが風邪ひくのヤダなぁ」

ほむら「(鹿目さん……じゃなかった、まどか、頑固だから……
     こうなったら私が折れるまで絶対に譲ってくれない……)」

まどか「ね、ほむらちゃんがお布団使って?」

ほむら「で、でも……だめ……まどかが風邪ひいちゃうし……お客さん、なんだし」

まどか「うーん、困っちゃったね」

支援

様子見

髪下ろしたまどかの破壊力は異常
見た目だけなら妹最強NO.1

まどか「あの、ね……ほむらちゃんが良かったらなんだけど
     ……一緒に寝るのはダメなのかな」

ほむら「え……」

ほむら「(まどかと一緒にって……ぁわわわ、そんなの、そんなの……っ///)」

まどか「もう、どうして顔赤くするの?」

ほむら「ひゃっ……
     (まどかが私に近づいて、頬を撫でられて……)」

まどか「あ、ごめん、びっくりさせちゃった」

ほむら「う、ううん……平気
     (ぜんぜん平気じゃないのに……どうして、こんなに……まどかのことが好きなのかしら)」

まどか「ダメかな……どっちかが風邪ひいちゃうなんて嫌だよ」

ほむら「う……えっと……うぅ……
     (どうしようどうしよう……まどかと、一緒に……そんなことしたら寝られなくなりそう……でも)」

ほむら「う、うん……まどかが、よければ」

まどか「ほんとっ? じゃー早くお布団入ろっ?」

まどほむキタコレ

支援

よし、早くしろ
既にパンツは食べておいたから

まどか「ん~ふかふかだぁ、私のより暖かそう」

ほむら「(掛け布団を抱っこしてるまどか……かわいい)」

まどか「えへへ、ほむらちゃんのシャンプーの香りがするね」

ほむら「っ!!?
     (な、にゃ、なにしてるのぉぉ……///)」

まどか「ほむらちゃん、寒くて顔真っ赤になってるよ?」

ほむら「えっ、う……うん
     (まどかが……いじわる言うからなのに……)」

ほむら「(布団は二人で使うにはやっぱり狭くて
     体が出ないようにするには体が触れるのは避けられないくらい余裕がなかった……)」

ほむら「お、おじゃまします」

まどか「いらっしゃい、ってほむらちゃんのお布団だよ?」

ほむら「ほんとだ、ふふ
     (まどかが笑ってくれるから、私も無理して笑ってみたけど
      本当は……心も、体も壊れそうなくらい……好きの気持ちが止まらなくて……)」

()つけるなら鍵カッコいらないかなー なんて

ほむら「(緊張した表情から気持ちがばれてしまうんじゃないかと怖くて、枕に顔を埋めた)」

まどか「んしょっと」

ほむら「(まどかが掛け布団をかけ直してくれる……
     二人で枕を使うと、今にも鼻がぶつかりそう
     まどかの顔を見つめていたら心臓が止まりそうな気がして、私は必死に目をつむってた)」

まどか「ほむらちゃん寒い? もっと真ん中来ていいよ」

ほむら「あ……
     (って、まどか、それじゃ背中が出ちゃってるじゃない……)」

ほむら「い、いいの、いいから……ちゃんと布団に入って……」

まどか「う、うん」

ほむら「ごめんね……寒くないから、平気だから」

まどか「よいしょ」

ほむら「……っ!
     (そうだった、顔が近いんだった……っ///)」

まどか「やっぱり寒そうだけど……」

ほむら「さ、寒くない、寒くない……ですっ
     (でも顔が近いです……っ///)」

まどか「なんかつらそうな顔してるけど……」

ほむら「ちが、違うの、平気だから……」

まどか「えっと……どうしたの? やっぱり一緒に寝るの嫌だったのかな……」

ほむら「それは絶対に違うからっ!」

まどか「わわ……」

ほむら「ご、ごめんなさい……大声出しちゃった」

まどか「ううん、ちょっとびっくりしちゃった」

ほむら「その…………あの……は、恥ずかしい……だけ、だから
     (うぅぅ、言っちゃった……)」

まどか「あ、えへへ、ほむらちゃん照れ屋さんだったもんね
     気付けなくてごめんね」

ほむら「そんな、あの、私がうまく言えなくて、えっと、私が悪いだけだから……」

まどか「ううん、ほむらちゃんは悪くないよ
     私嫌われちゃったのかなって心配になっちゃった」

ほむら「嫌ったりしてない、です……ぜ……絶対に///」

まどか「えへへ、ありがとう、照れちゃうな///」

ほむら「(ひゃ……まどかの顔、間近で見ちゃった……うぅぅ)」

まどか「でも、そんなに緊張されちゃうと私まで緊張しちゃうっていうか」

ほむら「え……///
     (やだ、そんな変な顔してたの……?)」

まどか「そんなに恥ずかしいの?」

ほむら「え、ぅ、その…………」

まどか「んしょっと」

ほむら「(あ……また、まどかが掛け布団を直してくれる……
     こうしてもらうの、好き……癖になりそう)」

まどか「えへへ、暖かいね」

まあいいや かわいいから④

支援

ほむら「ん……
     (たまにまどかの体がくっついて、それだけでドキドキしちゃう……)」

まどか「もうちょっとこっち来ていいよ、私お風呂出たばっかりで暖かいから、えへへ」

ほむら「ひゃ……っ
     (まどかに手を握られて、びっくりして変な声が出ちゃった
     また変な顔になってないか心配……)」

まどか「もう、可愛いんだから、ふふ」

ほむら「……私、名前負けしないようにかっこ良くなろうって思ったのに
     やっぱりうまくいかないね」

まどか「え、そうかな
     私ねっ、さっきお料理してたほむらちゃんはすっごくカッコよかったなーって!」

ほむら「あ、あれは……簡単なのばかりで
     (私の代わりに笑ってくれるまどかが嬉しくて……ちょっとだけ、恥ずかしさがなくなった気が……した)」

まどか「マイナス思考禁止」

ほむら「ひゃふ……
     (いつも学校でされてるのと同じように、口元に人差し指をピッと立てられちゃう)」

まどか「もっと自信持たなきゃだよ?」

胸がキュンキュンする

マダー?

ほむら「さっきかわいいって言ったのに……」

まどか「それは別だってばー
     ほむらちゃんは、可愛くてカッコイイのっ」

ほむら「はぅ……からかわないで///」

まどか「あ、照れてる」

ほむら「ううううっ///
     (て、照れてない、まどかがいじわる言うから……っ)」

まどか「えへへ、でもね
     髪を下ろしてるほむらちゃんはカッコイイなって思ったよ」

ほむら「え……そ、そうかな」

まどか「うんっ、ほむらちゃん髪綺麗だし、髪型変えるだけでこんなに変わるんだなーって
     私なんかこれだもん」

ほむら「まどかも、似合ってる……///」

まどか「それって私が子供っぽいってことー?」

ほむら「ちが、そういう意味じゃ……」

まどか「あははっ、冗談だよ、ありがと♪」

まどマギSSまだまだ終わってなかった

まどか「ねえ、恥ずかしいのどっか行った?」

ほむら「え、あ……
     (言われるまで、恥ずかしさがなくなってたのに気付いて、途端にまた恥ずかしくなってしまう……)」

まどか「うわ、そんなに赤くならないでよぅ……
     私だって恥ずかしくないわけじゃないんだし」

ほむら「え……
     (まどかも、恥ずかしいの……?)」

まどか「えへ、自分から誘っておいてだけど……やっぱり照れちゃうよね」

ほむら「……うん///」

まどか「…………寒いね」

ほむら「うん……」

まどか「……もっと、そっち行きたいな……なんて」

ほむら「……っ///
     (いいよって……来ても、いいよって……言いたいのに
     言いたいのに……顎が震えて、息がうまくできない……勇気が足りないの……)」

ほむら「き、きっ……」

まどか「え?」

ほむら「……っ///
     (だめ、言えないっ)」

まどか「……うん、ありがと」

ほむら「え……?
     (まどかがほんの少しだけ隙間を詰めてくれる……私はうまく言葉にもできてないのに……)」

まどか「勘違いしちゃってたらごめんね
     ほむらちゃんがね、いいよって言ってた気がしたんだ」

ほむら「……気がしたんじゃ、なくて」

まどか「ううん、言わなくていいよ
     言ったらほむらちゃん恥ずかしくなっちゃうでしょ?」

ほむら「……っ///」

まどか「えへへ、ほむらちゃん見てたら私も恥ずかしくなってきちゃった///」

ほむら「(……まどかの、いじわる)」

やっぱええなーまどほむ
心が洗われるんじゃ~

まどか「なんでかな……恥ずかしいけど、ちょっとだけ嬉しい感じだね」

ほむら「まどか……」

まどか「えへ、目の前にいるよ」

ほむら「っ///」

まどか「あ、どうして目を逸らすの?」

ほむら「…………いじわる、言うから」

まどか「え、えっ? いじわる?」

ほむら「……恥ずかしぃ…………///」

まどか「そ、そんなに恥ずかしいの?」

ほむら「……っ///
     (理由なんて、理由なんて……わかってる)」

ほむら「(自分が気持ち悪い、自分の気持ちが気持ち悪い
     私は女で、まどかも女の子で……そのまどかをこんなに好きになるなんて……私どうかしてる……)」

まどか「……怖いの?」

ほむら「えっ……」

場面が目に浮かぶ

ほむほむ

ほむら「(まどかに、怖いのって聞かれたとき……心をすくい取られるような感触がした……)」

まどか「怖がってるみたいだったから……」

ほむら「……そう、かも
     (私は何を恐れているんだろう……それはきっと、まどかに悟られてしまうこと)」

ほむら「(私の気持ち……はしたないところも、全部……バレてしまいそうな気がして……)」

ほむら「(……そしたら、嫌われて、軽蔑されて、距離をとられてしまうと思って)」

まどか「ほむらちゃんの嫌がることはしないから……えっと、落ち着いてほしいな」

ほむら「ご、ごめんなさい……そういうつもりじゃ……」

ほむら「(そういうつもりじゃないけど、こんなの言えるわけない……)」

まどか「怖がらせてごめんね……ほむらちゃんのことちゃんと考えてなかったかも」

ほむら「(だめ、だめ……まどかが離れちゃう……そんなの嫌……)」

まどか「わっ///」

ほむら「(あ……ど、どどどどうして、どうしてまどかに抱きついちゃうの私!?)」

何周もするうちにまどぱん被るようになるなんて…
この時はまだ想像出来ませんでした

まどか「う、うん、ここにいるよ……大丈夫?」

ほむら「ああぅぅぅぅっ///」

まどか「わ、大丈夫じゃない感じ」

ほむら「ごめんなさい、ごめんなさいっ
     (口で謝ってるのに、抱きしめた手は離さないところが……私って最低だと思った)」

まどか「えへへ、びっくりしただけだから平気だよ
     遠慮しないで?」

ほむら「あ、あり……がとう……」

まどか「言いたくないことは言わなくていいから
     落ち着くまでこうしてていいよ……///」

ほむら「うん、うん……
     (まどかの好意に甘えて、私の下心を満たしてしまってる……最低だ)」

まどか「えへへ」

10分ほど遅れます、落ちないとは思いますが

ほむほむ

ほむら「あ、あの、ね……
     (言いたい、伝えたい、この気持ちを伝えて……私の行為が正当化できるなら……
     でも、それはまどかの気持ちを考えてないとも思った
     どうしたらいいんだろう……どうすれば、私の心は落ち着くんだろう)」

まどか「うん……」

ほむら「わ、私ね……
     (頭を撫でるまどかの手が心地よかった
      優しくて、暖かくて、まるで心を見透かされてるような安心感……)」

まどか「ん……」

ほむら「その……
     (だから、かな……優しさに包まれたまま、このまま……思いを伝えてしまってもいいかと考えたのは)」


まどか「言わなくても、いいよ」


ほむら「え……」

まどか「……勘違いだったらすっごく失礼かなってわかってるんだけど
     多分、私も同じだと思う……」

ほむら「それ、って……」

まどか「なんとなくわかっちゃったから……
     それで、私もきっとおんなじこと考えてるから……」

まどか「だからさ、言葉にしなくても平気だよ」

ほむら「(そう言ったまどかは切なげで……私と同じ恐怖心を抱いてるように、私には見えた)」

ほむら「うん……」

まどか「私から聞いたのに、ごめんね
     今日ははじめてのお泊りで……私たち、まだそんなにお互いのことわかってなくて
     だからもうちょっと後になってから聞きたいなって、そう思うんだ」

ほむら「(いつもの柔らかい物言いとは違って、落ち着いた低いトーンの声で、諭すように話すまどかに
     私は、この人を好きになってよかったと……心底思った)」

まどか「勝手でごめんね……」

ほむら「……ううん、ありがとう
     (やっぱり、まどかには勝てない……)」

この末尾Pはもしや

まどか「……もう、怖くない?」

ほむら「恥ずかしいけど、怖くない……」

まどか「風邪ひいちゃうよ、もっとこっち来ていいよ」

ほむら「……うん///」

まどか「…………私たち、変じゃないよね」

ほむら「まどかは、変じゃない……」

まどか「ほむらちゃんもだよ」

ほむら「…………」

まどか「マイナス思考禁止」

ほむら「ひゃ……」

まどか「えへへ、しょうがないんだよ……ね」

ほむら「……うん」

ほむら「(好きになったんだから、しょうがない
     まどかがそう言ってくれるから、私の最低な気持ちも、少しだけ救われる気がした……)」

まどか「寒いね……もう2月なのに」

ほむら「……っ///
     (もっとくっつけば、と……少しだけ願ってしまった)」

まどか「……いいよ」

ほむら「あ、ぅ……///
     (どうして、あなたは私の気持ちを見透かせるの……)」

まどか「ほむらちゃんがつらそうにしてたのって、ずっと我慢してたからなんだね……」

ほむら「うぅ……まどか、わたし……」

まどか「泣かないで」

ほむら「あっ……
     (目からこぼれた涙を、まどかの指がすくった。 思わず目をつむる)」

まどか「どこにもいかないよ、朝になっても変わらないよ」

ほむら「まどか……っ」

まどか「うん……」

ほむら「(すがりつくように体を寄せれば、私の体はまどかの腕に包まれていた
     体の暖かさよりも、満たされる何かが嬉しくて、私は夢中でまどかの体温を感じた)」

きゅんきゅん

萌ええええ

まどか「シャンプーの香り……」

ほむら「……っ///」

まどか「今日は私もおんなじ香りだね」

ほむら「……うん」

まどか「えへへ、ほむらちゃんと一緒になるの、嬉しい」

ほむら「私はもう、十分……」

まどか「えー、私はまだ足りないよ
     ペアのマグカップ買うって約束もまだだし
     おんなじ小物で揃えるってお話ししてたでしょー?」

ほむら「う、うん///
     (そんな話もしてた……今が幸せすぎて、全部頭から抜けてた……)」

まどか「ほむらちゃんを色んなところに連れて行ってあげるって約束もまだだよ?」

ほむら「まどか、いっぺんには無理よ」

まどか「でもっ、全部やりたいのっ」

ほむら「わがまま……」

まどか「恋はわがままなんだよ」

ああ天国や

まどか「ほむらちゃんは何したいの?
     私ばっかり話しててずるいよ、えへへ」

ほむら「その……まどかとお揃いのリボンにしたい……」

まどか「ふふ、ほむらちゃん可愛い」

ほむら「……っ///」

まどか「お揃いにして見せつけちゃうの?」

ほむら「そ、そんな……そこまで、考えてない……」

まどか「でも周りにお揃いだってばれちゃうよ?」

ほむら「うぅ……いじわる///」

まどか「えへ、明日同じ色の持ってくるね
     私もお揃いになれたら嬉しい……」

ほむら「……うん///」

まどか「…………えっと///」

ほむら「……なに?」

生きててよかった

ちょおもう寝れないじゃない

王道

まどか「おやすみする前にね
     ……キス、したいな、て……///」

ほむら「っ!?
     (き、きす、って……///)」

まどか「い、嫌だったらいいの!
     でも、あのね……おんなじ気持ちなんだって思ったら
     私も我慢できなくなっちゃって……」

ほむら「……っ///」

まどか「えっと……///」

ほむら「嫌じゃ……ないよ……
     (声が震えてるけど……今度はちゃんと言えた)」

まどか「……ありがと///」

まどか「ほむらちゃん……どっちから、しよっか」

ほむら「え……?」

まどか「……え? じゃないよ
     キス……」

ほむら「(どっちからって……うう、私からできるわけないのにっ……)」

きたよ きましたよ
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

イイネ

                    ,--、    ._,、                                     ,i、
              ,,,,,,,,,,}  |,,,,,,,,,r‐r,.|  |      ,|"'',!           | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"゙|           ,/゙ .゙i、
              |       .l|  |.| .|   ,,,_ ,!  l゙           |  ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,、 .|          ,/゙  ,/`
              ゙‐'ー,! .,r,!ー'''|  |.| .|   │`゙" .'ヽ、、      .| ゙‐'''''''''''''''" |      ,/゙ ._/゙
                  /'!" .,l゙,l゙゙!i、.|  |.|  |   .ヽ-,、   ,!         |  ,------i、  |     ,,,i´ ,,/`
 r‐--------------r、.l、  /,i´ .,l゙ .|  |.| .|   ,i、,,,l゙ ,l゙゙゙゙'''"      |  "'''''''''''''''''゙  |    ,/` ,/`
 |            |  .゙'i、 ` .,i'|i、.|  |.|  |  l゙  ` .゙‐'ーi、,/゙l、   |___ ___,|    ゙l、 ヽ、
 ゙‐''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''゙  .,,/  .,i',i´ '||  |.|  |  ゙ーi、  、  .| │ |  .,,,,,,,,,,,,,,,,,,|  |,,,,,,,,,,,,,,,,、  `'i、 ゙'i、
              'l"  ,,/,i´ .,/.|  |.|  |    l゙  | ゙̄"  |  |  .|           |    .゙'i、  ヽ、
               ヽr'レ゙  .l、.=-ノ.|  |    |  .|    ,ノ  |  ゙‐'ーーーーi、 r‐ーーー‐"     ゙'i、 .゙'i、
               ,,-'" .,,  `r, ,,,,,/  |    .゙l、 ゙'ーー'''" .,l゙          |  |              ゙'i、 .゙l
                 ゙l、 ,,r'"゙'i、 ,/ |   ,!    .゙'r,,_、 .__,,,r"        |  |               ゙l,_/
                  ゙‐'"   `'" ゙l---'"       `゙゙゙`             !--"             `

ほむら「(まどかは……私も我慢できないんだって言ってた……
     私と同じなんだ、だからきっと……してもらいたいのも同じ気持ちなんだ)」

ほむら「……っ
     (だったら……私だって、答えてあげたい)」

ほむら「……め、目……つむって」

まどか「……はい///」

ほむら「(う、うわ……目を閉じたまどかは、なんだか見た目の印象がいつもより幼く見えた
     とんがった唇が可愛くて……間から覗く白い歯が……ううう、誰か月明かりを消してっ)」

まどか「……ほむらちゃん?」

ほむら「い、いま……します……///
     (ぎゅっと、強く強く目をつむった
      顔を見ていたら絶対にできない、できるわけがない
      少し顔を近づければ肌から体温が伝わって、見えないはずのまどかの顔が浮かんでくる……)」

まどか「……///」

ほむら「(したい、してあげたい、キスをしてまどかを喜ばせたい、まどかの心も満たしてあげたい
      なのに、なのに……できない、できないよ、ここから先に行けない……)」

焦らすねえ

ほむら「(まどか、まどか、まどか、まどか……
     まどかの柔らかい輪郭が、長い眉毛が、大きな瞳が、小さい鼻が、薄い唇が
     見えないはずなのに……あああぅぅ///)」

まどか「……」チラリ

まどか「ちゅ……///」

ほむら「っ!!」

まどか「……///」

ほむら「……っ
     (え、え……いま……まどかに……)」

まどか「……しちゃいました」

ほむら「……っ///」

まどか「焦らしちゃ、やだよ……」

ほむら「そ、そういうつもりじゃ……」

まどか「……冗談」

やばい 穢れが吸い取られていく

支援やこら

まどか「キスって、寂しいね……」

ほむら「……うん
     (だから……もっとしたくなるのね)」

まどか「……えへへ」

ほむら「……///」

まどか「もう寝よ、明日起きられなくなっちゃうよ」

ほむら「うん……
     (本当は、まだ起きていたかったけど)」

まどか「明日から楽しみだねっ」

ほむら「え……?」

まどか「ちょっと新鮮な感じだよね、えへへ」

ほむら「うん……
     (言葉は交わしていないけど、私たちは同じ思いを持っている
     だから、明日からの私たちはきっと新しい形で付き合っていくんだ
     今は、明日への期待と不安に抱かれて眠ろう……)」

まどか「おやすみなさい……」

ほむら「おやすみ
     (……だいすき)」

まだだ、まだ終わらんよ

参考画像ありがとう
ちゅーしてやるぞ

-そして一年後-

ほむら「はぁ、疲れたわ」

まどか「お疲れさまっ」

ほむら「……あなたが平然と私の家にいるのって、よく考えたら凄まじい現象よね」

まどか「いいのー固いこと気にしないの」

ほむら「何が、今の私はどこにでもいるんだよ、かしら」

まどか「本当に会えなくなったら泣いちゃうくせに」

ほむら「ぐ……」

まどか「私だってこんな形で再開出来るなんて思わなかったんだよ?
     本当に世界の一部になってたんだから」

ほむら「……言葉だけ聞くと、とんでもなく危ない人みたいね」

まどか「ひっどい、そんなこと言うんだったらいなくなっちゃおっかなー」

ほむら「ごめんなさい」

まどか「よろしい」

あれ…立場が

まどか「まだこのリボンしてるんだね」

ほむら「……ええ、お揃いだもの」

まどか「昔の髪型に戻そうかなぁ
     そしたらまたお揃いだねっ」

ほむら「髪型で印象って変わるものよね」

まどか「ほむらちゃんだって三つ編だったらまた可愛いに戻っちゃうんだよ?」

ほむら「それは無理じゃないかしら、私も随分すれてしまったし
     (むしろ人間として破綻したと言うべきかしらね)」

まどか「ほらーまたマイナス思考してる」

ほむら「なによそれ、読心術?」

まどか「ほむらちゃんことは顔を見ればわかるの
     もっと自信持とうよ~」

ほむら「現実的なだけよ」

まどか「口ばっかり達者になっちゃってさ」

ほむら「ふふ」

まどか「えへへへ///」

いちゃいちゃ

ふむ

まどか「ねえほむらちゃん……あの夜みたいに、手を繋ぐところからやってみない……?」

ほむら「…………やめておくわ、あの頃には戻れないのだし」

まどか「えー」

ほむら「……手、出して」

まどか「うん……///」

ほむら「(あの時と変わらない小さな手……)」

まどか「えへへ……」

ほむら「次は?」

まどか「告白のない告白シーンかな」

ほむら「回りくどいわね」

まどか「あの頃は、女の子同士で好きっていうのが怖かったんだ
     だから二人で何も言わないで、気持ちだけ交換したんだよ……?」

ほむら「それ、再現できないじゃない……今更伝える気持ちなんてないのだし」

まどか「私はまだ伝えてない気持ちがたくさんあるよ?」

まどほむ最高

まどか「未来のほむらちゃんに伝えることとか」

ほむら「それ反則よ、人間は未来が見えないのよ」

まどか「えへへ、冗談」

ほむら「……で、次は?」

まどか「……キス、かな」

ほむら「そう……」

まどか「えへ……///」

ほむら「(キスなんて、もう毎日してるじゃないの……)」

まどか「今度こそほむらちゃんにしてほしいな……」

ほむら「昨日したでしょ」

まどか「これからするキスは特別なのー」

ほむら「なんだかあの頃よりもわがままになってるわよ、まどか」

まどか「恋はわがままなんだってば」

口づけせよと囃し立て~

なんという展開
しえん

いきなりすっ飛んでビビったがこういうのも良いな

ほむら「……目、つむって」

まどか「はい……///」

ほむら「(あの時は緊張して何も出来なかったけど……今はもう慣れてしまったもの
      ……私も目を閉じて、そっと、初恋らしいキスを……)」

まどか「……」チラリ

まどか「ちゅ……っ」

ほむら「っ!?」

まどか「えへへ、ひっかかった」

ほむら「こ、このっ/// 私にしてほしいんじゃなかったの!?」

まどか「やっぱりそれはお預けなのっ
     また今度、昔を思い出したときにとっておく~」

ほむら「もう付き合ってあげないわよっ」

まどか「これからも、ずっと一緒だよっ」

ほむら「ああもう
     (あの頃からは想像もつかないくらい、私達の関係は変わっていったけど
     私はどうしようもなくまどかが好きなままだ)」

ハッピーエンド4 円環の花嫁
(ハッピーエンドおめでとう! あなた宛にお茶会の招待状が届きました)

これは続編があるってことだわ
とりあえず乙


過去作教えてくれ

良かったぞ乙
謎の白い液体は置いといてハッピーエンド100000000まで書くんだ

>>74
ほむら「だめ、こんな事いけないってわかってるのに」
まどか「メガネ、とってみよっか」

好きなやつだわ

乙!!

ハッピーエンド4って言うから1~3まであるのかと思ったがそれだけか

素晴らしき乙かな
過去パートの初々しい二人も、一年後の変わってるようで変わってない二人も良かった


良いまどほむだった

乙乙乙

おつ

まだ読んでないけどとりあえず乙

まどかは魔法少女になるとレズ化してノンケのメガほむ襲う
ほむらちゃんは誰にも頼らない化すると変態ガチレズ化してノンケまどかを襲う
これが円環の断りや

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年11月08日 (土) 23:39:38   ID: CzHU4v56

何これ可愛い

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