原作だと一色曰く長門や綾波みたいな無感情系で無表情の色白美少女らしいので
アニメも11話のシリアス六花ちゃんの髪色を薄紫にすればそれっぽく見えると思う
学校、クラス内
ワイワイガヤガヤ
一色「なぁ勇太」
一色「お前、涼宮ハルヒの憂鬱で言うと、ハルヒと長門と朝比奈さんの中じゃ誰が一番好きだ?」
その選択肢だと凸守が選ばれねえ
勇太「ずいぶんと懐かしい話題だな」
一色「まぁ昨日たまたま読み直してみてだな」
一色「で、誰なんだ?」
勇太「・・・」
勇太「そうだな・・・しいて言うなら長門かな・・・」
・・・
六花「・・・」
・・・
一色「やっぱりな!、勇太ならそう言うと思ってた」
勇太「なんでだ?つーかなんでそんなにニヤニヤしてんだよ」
一色「だってぱっと見長門って、たか」
勇太「わーわー違う!全然そんなの関係ないから!」
・・・
六花「・・・?」
・・・
一色「ほんとかぁ?」
勇太「ほんとにほんとだ!」
勇太「放送当時から俺は長門みたいな女の子が好きだった!」
勇太(本当は朝比奈さん派だったんだけどな、巨乳だし)
勇太(さっき長門って言っちゃったのは何となくだ。六花は関係ない・・・はずだ、多分)
一色「・・・勇太、それはそれでどうかと思うぞ?」
・・・
六花「・・・」
・・・
勇太の部屋
勇太「なんだ六花、先帰ってたのか・・」
ほう
勇太「っておい!お前邪王真眼はどうしたんだ?それに眼鏡なんてかけて・・」
六花「・・・」
六花「富樫勇太」
勇太「!?」
六花「今の私は邪王真眼などではない」
勇太「六花!?」
六花「そう、今の私はこの銀河を統括する情報統合思念体によって作られた、対・・・」
勇太「?」
六花「対・・・対・・・うぅ」
勇太「・・・」
勇太「対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェース?」
勇太(俺も昔はよく覚えたな、なんか言えるとカッコいいし)
六花「!・・・ごほん、対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイス、それが私」
六花「通俗的な用語を使用すると宇宙人に該当する存在」
勇太(もしかして一色との会話を聞かれてたのか?・・・でもなんでまた?)
しえん
勇太(よく見たらリボンまで外して・・・外してるとこ初めて見た)
勇太(これも立派な中二病だが)
勇太「六花、ちなみに邪王真眼はどこいったんだ?」
六花「」ぴくっ
六花「いなくなった訳ではない。あなたが言う邪王真眼は現在、別次元に移っているだけ」
六花「時がくれば本来あるべき場所に戻ってくる」
勇太「そうか・・・」
勇太(なんかやたらと気合入ってるしちょっとは付き合ってやるか)
六花「・・・」
勇太「・・・で、宇宙人であるお前の目的は何なんだ?」
六花「目的?」
勇太「なんだその聞かれるの待ってましたみたいな顔は」
六花「!」
勇太(あ、なんか無表情になった)
六花「私の仕事は丹生谷森夏を監察して」
勇太「ってハルヒ役丹生谷かよ!」
六花「・・・監察して、入手した情報を統合思念体に報告すること・・・」
勇太(スルーされた)
六花「・・・の環境情報を操作する力がある。それが、私がここにいる理由。あなたがここにいる理由。信じて・・・」
今日最終回かー
勇太「ここは俺の部屋なんだけど。でも」
勇太「すごいな、丹生谷に変わったところ以外は全部暗記したのか?」
六花「そう・・・」
勇太(いつもは少し褒めただけでも嬉しそうにするんだけどな)
勇太(俺の前ではゆうたゆうた言って結構表情豊かなのに、こんな他の奴と同じような反応されるとなんかもやもやする)
勇太(しかし、こう静かにして無表情にしてると、やっぱりどこか似てなくもないな)
勇太「六花、その眼鏡度が入ってるのか?」
六花「入ってない。伊達」
勇太(普段だったら、それはもう中二病チックに説明するんだろうけれど随分と素直だな。この辺も長門を意識してんのか?)
勇太「意外と似合ってるぞ、その眼鏡」
六花「そう・・・」
勇太(ちょっと嬉しいのに、無理やり無表情の振りしてるって感じだな)
勇太(やっぱり六花は六花だ)
勇太「・・・」
六花「・・・」
勇太「・・・」
勇太(・・・会話も必要最低限て感じだな、いつもはもっと話しかけてくるのに)
勇太(無表情に振舞ってるけど六花もどう話していいか困ってるって感じだし)
六花「はっ!」とてとて
勇太「おい六花、いきなり立ち上がってどうしたんだ?」
六花「なんでもない。ゆうt・・、あなたはそのまま座っていて」ドアがちゃ
勇太「今絶対、名前呼びそうになっただろ」
・・・
リビング
六花『え、え~っと』
勇太(六花の奴何か探してんのか?)
樟葉『六花さん何か探してるんですか?』
六花『おお丁度いいところにナイスタイミング、さすがはゆうたの妹。できる』
六花『実は急須とお茶の葉を探索している、至急必要になった』
勇太(お茶?何でまた・・・)
しえん
原作も京アニの自社レーベルってことで
ちょくちょくハルヒとかけいおんのネタはさんでるよな
樟葉『ああそれならここですね。ポットはこっちにありますから』
六花『おお樟葉、感謝する』
樟葉『それにしてもお兄ちゃん、六花さんにいれさせるなんて』
六花『いや、これは私が勝手にしてること。ゆうたはまだ知らない
』ポット、ジャー
勇太(六花がドア開けっぱなしで出てったから普通に聞こえるんだけどなぁ)
六花『あ、熱っ』
樟葉『だ、大丈夫ですか?』
六花『よ、余裕ぅ』
六花『邪王真眼は最強』
勇太(なんか声震えてるけど大丈夫か?)
樟葉『そういえばいつもの眼帯してないですね、それに眼鏡?』
六花『!いや、その、邪王真眼は・・・えっと、邪王真眼の力をこの眼鏡を媒体にして発動するためかけている』
樟葉『は、はぁ』
ιぇん
勇太(あいつ今絶対眼鏡かけてるの忘れてたな)
・・・
勇太の部屋
勇太「指ちょっと赤いけど大丈夫か?」
六花「何のこと?あなたの気のせい」
勇太「ムリしてクールキャラ演じなくてもいいのに」
六花「・・・」ぽととと
勇太(またわざと無表情にして)
六花「・・・飲んで」
勇太「そういえばこんなシーンもあったな」ごくごく
六花「・・・美味しい?」
しえ
勇太(あ、これはいつもの六花だ)
勇太「美味かったぞ、ありがとな六花」
六花「よかっ・・・・そう」
勇太「わざわざ言い直さなくてもいいのに・・・ほら、もう一回淹れてくれるんだろ?」スッ
六花「・・・」ぽととと
ほ
かわいい
勇太「・・・」
勇太「六花、まだ続けるのか?」
六花「・・・」こくっ
勇太「そもそもなんで邪王真眼を外してまでして、こんな事始めたんだ?」
六花「それは・・・」
勇太「それは?」
六花「・・・禁則事項」
うまいな
六花たそ~
・・・
翌日放課後、部室前
勇太(珍しい事に今日は一度も話しかけてこなかったな、眼帯はいつも通りだったけど)
勇太(昨日もあれ以上話してくれなかったし、どうしたってんだ六花・・・)
六花『そういうことで頼む凸守』
支援
凸守『サーヴァントである凸守に任せて下さいデス』
六花『むっ、ターゲットがきた模様。ではオペレーションスタート!』
凸守『了解デス。マスター!』
勇太「ん?」ドアがちゃ
凸守「来たようデスねDFM」
勇太「あれ?六花は?」
凸守「マスターはまだ来てないデス。そんなことよりDFMに話しがあるデス」
勇太「いや、でもさっき六花の声が聞こえたような」
丹生谷「小鳥遊さんならまだきてないわよ~」ニヤニヤ
くみん「ん~六花ちゃんはまだきてないよ~」zzz
スピードをあげたまえ
勇太「いや絶対いるだろうなんかニヤニヤしてるし、何処か隠れてんのか?」
掃除用具入れ「・・・」ぴくっ
勇太(あそこか・・・)チラっ
凸守「と、とりあえず凸守の話しを聞くがいいデス、DFM」
勇太「・・・なんだ」
凸守「人間は、よく『やらなくて後悔するよりも、やって後悔したほうがいい』と言うデス。これ、どう思うデスか?」
勇太「は?」
凸守「たとえ話デスが、現状を維持するままではジリ貧になることは解ってるんデスが、どうすれば良い方向に向か うことが出来るのか解らないとき。DFMならどうするデス?」
勇太「おい」
凸守「とりあえず何でもいいから変えてみようと思うんじゃないデスか?どうせ今のままでは何も変わらないんデスし」
勇太「話しを勝手に進めるな」
凸守「上の方にいる人は頭が固くて、急な変化にはついていけないデス。でも現場はそうもしてられないデス。手をつかねていた らどんどん良くないことになりそうデス。だったらもう現場の独断で強硬に変革を進めちゃってもいいデスよね?」
勇太「これどうすればいいと思う?」
丹生谷「今からでも付き合ってやりなさいよ」
凸守「何も変化しない観察対象に、凸守はもう飽き飽きしてるのデス。だから・・・」
凸守「お前を殺してニセモリサマーの出方を見るデス!」
丹生谷「へっ?私?」
最終回始まる前に終わりたかったけどムリそう
つーか見てる人いんの?
見てるからはよ
④
見てる見てる
勇太「ああ、なんか六花の設定だと観測対象は丹生谷らしい」
丹生谷「ふ~ん、私別に富樫君がこのまま殺されてもなんとも思わないけど」
勇太「いくらなんでも酷すぎるだろ!」
丹生谷「冗談よ。へ~それにしても私がハルヒ役かぁ。まぁ私スタイル良いし?」
凸守「死ぬがいいデスDFM、ミョルニルハンマー!」
勇太「・・・お前元ネタ知ってるのな」ヒョイ
丹生谷「!いや、そう、たまたま聞いたことがあるだけよ。見たことはないし」
凸守「くっ!死ぬのはいやデスか?殺されたくないデスか?凸守には有機生命体の死の概念がよく理解出来ないデース!」
勇太「はぁ・・・」スタスタ
朝倉「この空間は、凸守の情報制御下に・・・」
凸守「ま、待つデスDFM!まだちょっと早いデス!」
がちゃ
六花「あ・・・」
勇太「・・・」
勇太(はぁ、また眼帯外して眼鏡かけてる)
六花「・・・」
六花「ひ、一つ一つのプログラムが甘い。天井部分の空間閉鎖も、情報封鎖も甘い。だからわたしに気づかれる。侵入を許す」
勇太「それはお前のことだろ」チョップ
六花「あぅ」
ついに実況スレまで立ってしまった
凸守「あと少しのところだったのに台無しデス、DFM」
六花「あなたはタイミングが悪い」
勇太(あなた、か・・・まだ続いてんのか)
くみん「六花ちゃん、残念だったねぇ~」zzz
丹生谷「富樫君も、もうちょっと我慢してあげれば良かったのに」
勇太「丹生谷、やっぱりお前詳しく知ってるだろ」
丹生谷「し、知らないって言ってるでしょ」
勇太「六花もさ、そろそろやめたらどうだ?結構ムリがあるぞ?」
六花「・・・」むすっ
六花「今日は先帰ってる」
ついに始まってしまった
まぁ見れないんですけどね
凸守「ああ、マスター!」
ドアがちゃ
くみん「六花ちゃん、富樫君のこと驚かすんだって張り切ってたのになぁ」
勇太「えっ、六花そんなこと言ってたんですか?」
丹生谷「まぁかなり張り切ってたわね。いつも付けてる眼帯やリボンまで外して」
原作でも長門は意識してるとかきいたがソースはない
こっちもそろそろ最終回はじまる
凸守「そうデス!、マスター直々に協力して欲しいとサーヴァントである凸守に頼んできたのデス!」
勇太「・・・それは悪いことしたかもしれないな」
丹生谷「なんか小鳥遊さんとあったの?今日二人とも様子が変だったけど」
勇太「昨日一色と某宇宙人キャラについて話してたんだが、それを聞いてたのか学校終わった後メガネかけて俺の部屋にやってきてだな。それからあんな感じだ」
丹生谷「・・・もしかしてその時一色とそういう女の子がタイプだ、とか話しした?」
勇太「まぁそういう話しにもなったけど、何でわかったんだ?」
丹生谷「多分あの子、少しでも富樫君の好みに近づきたかったんじゃないの?中二病なりに。あの子自身気付いてないと思うけど」
勇太「俺の好みに?」
丹生谷「多分だけどね。でもそれなりの理由がないとあそこまでしないでしょ」
勇太(俺は六花がどんなに邪王真眼と不可視境界線にこだわってるか知ってたのに)
勇太(一時的とはいえあいつが自分から邪王真眼をやめるなんてよっぽどのことだ)
勇太「・・・」
勇太「丹生谷、それって・・・」
丹生谷「さあね。そっからは自分で考えて」
丹生谷「それより追いかけた方がいいんじゃないの?」
勇太「・・・ちょっと用事が出来たんで帰る」
くみん「じゃあね~富樫君」zzz
俺は寝るから朝まで頼むぞ
ドアがちゃ
凸守「どういうことデス?ニセサマー」
丹生谷「あんたもちょっとは自分で考えなさい。それよりニセサマゆうなこの中坊」
・・・
勇太の部屋
勇太「六花来てるか?」
ドアがちゃ
六花「・・・」
勇太「なに人の布団にくるまってでふてくされてんだ」がばっ
六花「・・・」むすっ
勇太「眼鏡かけっぱなしで帰って来たのか」
六花「わたしの勝手」後ろ向き
しえん
勇太「また邪王真眼はどっかいっちゃったのか?」
六花「現在消息不明」
勇太「・・・」
勇太「言っとくが俺は宇宙人なんかより邪王真眼の方が好きだぞ」
六花「・・・」ぴくっ
六花たそ~
六花「それは嘘」
六花「あなたの好みは宇宙人であるはず・・・私が入手した情報だとそうなっている」
勇太「残念ながら情報は更新された。俺は中二病でいっつもゆうたゆうた言ってるどっかの邪王真眼の方が大好きだ」
六花「・・・」
六花「ほんとぉ?」くるっ
勇太「ああ本当だ」
六花「・・・」
勇太「・・・」
六花「ゆうた顔が真っ赤」
勇太「うるさい」
勇太「それにしてもやっとあなたじゃなくて、名前で呼んでくれたか」
六花はかわいいな
六花「嫌だったの?」
勇太「かなり嫌だった。全然しっくりこなくて」
勇太「お前も小鳥遊さんて呼んだら嫌だろう?」
六花「それは凄くヤダ」
勇太「それと同じだ」
勇太「だから頼むからいつもの六花に戻ってくれ」ぎゅ~
六花「あっ」
勇太「嫌だったか?」ぱっ
六花「嫌じゃない。もっと強くしても大丈夫」ぎゅ~
勇太「そうか」ぎゅ~
六花「しばらくこうしてて」眼鏡外し
勇太「やっぱり眼鏡かけてない六花の方が俺は好きだな」
六花「・・・」
勇太「お前も顔真っ赤だな」
六花「ゆうたのいじわる」
勇太「・・・」
六花「・・・」
勇太「六花、邪王真眼は今どの辺にいるんだ?」
六花「ものすごく近い、もう間もなく戻る」
六花「しかし次元を挟んでいるため完全に取り戻すには世界を改変する必要がある」
勇太「世界を改変?」
六花「そう、今からゆうたのケータイに世界を改変するためのヒントを送る」カチカチ
勇太「ヒント?」
ピロリン
六花『sleeping beauty』
完
乙
終わったのかログで読む乙
乙
ボトムズと中二はつながっていたのか・・・
きれいに〆たな
乙
改めて乙
途中で本物がいたのは気のせいかな
たぶん気のせいだろう
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません