桐乃「何であんた黒いのといるの?」(258)
京介「ん? あぁ、なんだ桐乃か。なんでって・・・・・・別におかしくないだろ?」
黒猫「あら、うちの兄さんに何か用かしら?」
桐乃「うちのって・・・・・・っ! ふざけてんの!?」
黒猫「別にふざけてなんていないわよ、私はスイーツ(笑)が兄さんに何か用なのか尋ねただけ」
桐乃「だ・か・らっ! その『兄さん』ってのがふざけてるっていってんでしょ!」
黒猫「何を言っているの? 兄さんは兄さんよ。逢って早々に訳のわからないことを言わないで頂戴。気でも違えたのかしら?」
カサカサいう黒いのかと思った
京介「ちょ、ちょっと瑠璃落ち着けって! 桐乃も!」
桐乃「なっ!」
京介「何を言っているのかわかんねーが俺に何か話があるんだろ? ちょっと移動しようぜ。な?」
桐乃「ふざけんな」ボソ
京介「へ?」
桐乃「ふざけんなバカ! 死ね!」ゲシ
京介「な、痛ぇっ!」
桐乃は一度立ち直れないほど酷い目に遭うべき
はよはよ
スイーツになにをすれば立ち直れないほど酷い目にあわせられるのだろうか
レイプだろ
>>7
自分は悲劇の主人公と勘違いして人格矯正にまでは至らない気がする
2期も黒猫がぶっちぎりますんで^_^;
俺の桐乃SS北アあああああああああああああああああああああ
黒猫「ちょ、兄さん!? あなた急に何をするのよ!」
桐乃「うっさい! もう帰ってくんな!!」ダッ
京介「おい、待てって――! 足速!?」
黒猫「まぁいいわ、行きましょう兄さん。ちゃんとエスコートしてくれるのでしょう?」
京介「はいはい、にしても桐乃のやつどうしたんだろうな?」
黒猫「・・・・・・デート中に他の女の事を考えないでくれる? 呪うわよ」
京介「『妹』相手にデートとは随分と色気のない――痛ってぇ!」ギリリ
>>9
最終的にあやせENDなんで^^;貧乏くさい生ゴミとかいらないんで^^:
おいおい喧嘩すんな
加奈子最高って結論出たじゃないか
>>12
あんな勘違い脇役女出る幕ないんで^_^;
黒猫「あら、少々『能力(ちから)』が漏れてしまったみたいね。やはり不完全なヒトの姿というものは不便なものね」
京介「今明らかに物理的かつツネリに似たダメージを脇腹に負ったんだが・・・・・・」
黒猫「駄目ね、気を張っておかないと例え私の兄さんであっても所詮人間風情、闇の眷属はその肉を喰い、骨を砕き、血を啜る・・・・・・精々私の機嫌を損ねないようにして頂戴」
京介「ど、努力します!」
この前落ちたやつか?
続きからかいてくれよ
そういえば中2病でも恋がしたいの先駆者だな黒猫って
京介はまなみと平和で平凡で幸せな家庭築くから
――桐乃の部屋
桐乃(あの邪気眼厨二病女! 何が「私の兄さんに何か用かしら?」よ、馬鹿じゃないの!?)
桐乃(それにあいつ「瑠璃~♪」だなんて頭おかしいんじゃない!?)
桐乃(帰ってきたらぶっ殺してやる!)
――・・・・・・
佳乃「桐乃ぉご飯よー」
桐乃「帰って来ない!?」
期待支援
――リビング
桐乃(用意されてるご飯も三つだけ・・・・・・)
桐乃「ね、ねぇ、あいつは?」
佳乃「あいつ?」
桐乃「う、うん・・・・・・」
佳乃「もしかして彼氏でも来る予定だったの?」ニヤ
大介「ぶふぅっ!」
桐乃「な、ちょっ、違うって!」
大介「桐乃っ! お前まさか――!」
桐乃「違うっていってんでしょ! もーっ!」
桐乃(まさか・・・・・・黒いのんち泊まってるんじゃ・・・・・・っ!)
早く二期観てえなあ
いてえっつってんじゃねえかよ(怒)
なるほど
――黒猫家
黒猫「いただきます」
京介、日向、珠希「いただきまーす」
京介「それとってくれ」
日向「はい、キョウ兄醤油ー」
珠希「おにぃちゃん」
京介「はいはい、お茶をどうぞっと」コト
日向「今日は二人で何処行ってたの?」
黒猫「あまり詮索するものではないわ、貴方たちを危険な目に合わせたくないもの」
京介「あぁちょっとな」
良いな
京介世界一羨ましい
珠希「きかんですかー?」
日向「ちょっとキョウ兄までそういうの止めてよぉ!」バン
京介「ちげぇよ! ていうか瑠璃、珠希にそういう教育するの止めろって」
黒猫「あら、この娘には才能があるわ。私の与えた魔導具を完全に使いこなしているもの。それを伸ばさないだなんてあなたが許しても闇の眷属たるこの私が許せないわ」
京介「そうかい・・・・・・」ハァ
日向「キョウ兄負けないでね!」
珠希「おにぃちゃん負けないでください」
京介「お前も協力しろよ!」
黒猫「そうそう。もうお風呂沸いているから食べ終わったらさっさと入って頂戴」
珠希「今日はおにぃちゃんといっしょに入りたいです」
京介「おぅ、いいぞ」
日向「ほほぅ?」
京介「・・・・・・なんだよ日向?」
日向「いえ、ただ京介さんはそういうご趣味がおありでしたかと思いまして?」
京介「はぁ?」
日向「いやいや、みなまで言うな京介さん! 小さい妹は可愛いもんねー」ニヤニヤ
珠希「可愛いですか」
京介「何変なこと言ってんだよ!」
珠希「・・・・・・可愛くありませんか」グス
京介「お前じゃねぇよ!」
ハーレムか
今日はちゃんと書き切れるのか気になるとこではある
おれ妹は2話でギブだった
あれ最後まで見れる人って忍耐力の塊だと思う
日向「あぁ! キョウ兄泣かした!」
京介「いや、可愛いよ! いやぁ、珠希ちゃんは可愛いなぁ! ははっ!!」
日向「ほぅほぅ、なるほどなるほど」
京介「どうすればいいんだよ!」
黒猫「兄さん少しは静かにして頂戴、日向も兄さんに構って欲しいからといって妹を餌にしないでもらえるかしら」
日向「な、あたしは別に・・・・・・っ!」
京介「・・・・・・ア、ナルほどね。日向も一緒に入りたいってことだな?」
日向「はっ?」
珠希「おねぇちゃんもですか」
妹二人の顔が思いだせない
誰か画像くれ
何歳なんだ?
日向「ちょ、ちょっと待ってよ! なんであたしまでっ///」カァッ
京介「いやいや、みなまで言うな日向さん! お兄ちゃんはカッコイイもんねー」
日向「うざ! 京介うざ!///」
珠希「それだと姉さまが一人でかわいそうです」
京介「いいぞぉじゃあ全員で入るか」
黒猫「う、家のお風呂にそんな広さあるわけないでしょう。莫迦なこと言ってないで早く食べなさい!///」バン
>京介「・・・・・・ア、ナルほどね。
――――
桐乃「結局帰ってきてない・・・・・・」ドヨーン
桐乃「ま、まぁ別に!? あいつが帰ってこなくたってあたしには何の関係もないし!」
桐乃(・・・・・・も、もしかしていつの間にか部屋に戻ってたり・・・・・・)
桐乃(そ、そもそも昨日徹夜でゲームしてたし多分どっかから夢とか・・・・・・)
桐乃「べ、別にあたしに関係はなくても一応家族だしっ!? こういうこと何回もされて家族がギスギスするの嫌じゃん!? だから一応ね! 確認だけしとこうかなぁ!?」ガチャ
桐乃「あ・・・・・・れ・・・・・・?」
桐乃「なんで?」
桐乃「なんであいつの部屋が物置になってんの?」
桐乃(それどころかなんで部屋にあいつの机もベッドもないの?)
桐乃「・・・・・・そうだ携帯!」
桐乃「京介・・・・・・京介――き、き、き・・・・・・あった!」
桐乃「・・・・・・・・・・・・」
時計AM4:00
桐乃「・・・・・・・・・・・・」
桐乃「えい」ポチ
Prrrrrrrrrrrrrr
――・・・・・・
Prrrrrrrrrrrrrrrr
京介「うおっ!?」ビクーン
京介「なんだ、なんだ?」キョロキョロ
京介「携帯か・・・・・・誰だよ全く・・・・・・」ハァ
京介「・・・・・・桐乃・・・・・・?」
京介「はい、もしもし?」
桐乃『あんた今どこにいんのよー!!!!!!』
京介「うぉっ!?」ビクーン
桐乃『遅くなるなら遅くなるって連絡ぐらい入れなさいよね!
てかなんかあんたの部屋物置になってんだけどまたなんかやらかしたの!?
あたしも謝ってあげるからさっさと帰ってきなさいよね!
べ、別にあんたのことが心配な訳じゃなくて家族に迷惑かけんなって意味で勘違いしないでよね!』
京介「え、あ、あの桐乃さん?」
とゆう事は桐乃がヒロインなのか
桐乃『全くあんたはあたしがいないと何にも出来ないんだから――』
京介「桐乃さん!」
珠希「ん・・・・・・・おにぃちゃん・・・・・・?」
京介「おっとすまん、起こしたか?」
珠希「・・・・・・zzz」
京介「寝言か・・・・・・?」
桐乃『ちょ、ちょっと今女の子声が聞こえたんだけども、ももももしかしてあんた・・・・・・』
京介「もしかしても何も、自分の家だけど・・・・・・どうした桐乃? なんかおかしいぞお前」
しえ
桐乃『だってあんたいないじゃん!』
京介「・・・・・・あのな、どこを探して言ってんのかわかんねぇけど、瑠璃の家とでも言えばいいのかよ」
桐乃『な!? な、なななな黒いのの家を俺の家? 黒いのは俺のもの? なななな何いってん?』
京介「何言ってんだお前・・・・・・ふぁああぁぁ」
桐乃『ちょ、うざ! 耳元で欠伸しないでよ。きも』
京介「んなこと言ったってお前今何時だと思ってんだよ・・・・・・」
桐乃『てかあんた今黒いのの家にいるのね?』
京介「まぁ、そういうことだな」
桐乃『何で?』
京介「何でって・・・・・・何を今更」
桐乃『・・・・・・いいから言って』
京介「そりゃあ・・・・・・」
桐乃『・・・・・・・・・・・・』
京介「俺と瑠璃は『兄妹』だからだよ」
しえ
――桐乃の部屋・・・・・・
京介「あの、ご両親は・・・・・・?」カチンコチン
桐乃「・・・・・・二人とも出てるわよ」
京介(ふ、二人きりだとぉぉおお!? も、もしかしてそういうことなのか?
いや、そんな素振り全く見せなかったじゃないか、むしろ俺は邪険にされてたぐらいで・・・・・・
いや、待て落ち着け俺、COOLになるんだ五更京介! これは罠だ!
孔明な罠・・・・・・目的がはっきりするまではそう考えるんだ! こ、ここは何もないかのように取り繕ってだな・・・・・・)
京介「で、ど、どういう了見なんだ?」
桐乃「・・・・・・・・・・・・」
京介「い、いきなり電話してきたと思ったら家に来てくれだなんて・・・・・・」
桐乃「・・・・・・・・・・・・」
京介「おい、何とか言ってくれよ。正直女の子の部屋とか妹以外では初めてで居心地が」
桐乃「本気で言ってんの?」
京介「へ?」
飛べよおおおおおおお
桐乃「あんた何回もこの部屋きてんじゃん・・・・・・」
京介「えっと・・・・・・」
桐乃「あたしのエロゲー!」
桐乃「一緒にやってたじゃん・・・・・・」
京介(な、なんだってぇぇええっ!!??)
京介「いや、そんな記憶全くないといいますか・・・・・・
桐乃にはそういう趣味があるっていうのは知ってたけど・・・・・・えぇー?」
桐乃「人生相談、してたよね? あたし、あんたに・・・・・・」
京介「あぁ、それはあった。あやせとの仲直りの話だろ?」
なるほど
桐乃「他には!?」
京介「小説を書くときの参考に一緒に遊びにいった話か?」
桐乃「他!」
京介「ほ、他・・・・・・?」
京介(瑠璃には厨二病がどうとかオフ会がどうとかの人生相談は受けたが・・・・・・桐乃か。
メルルフィギュアの件は・・・・・・あやせか。桐乃の人生相談ってあやせとの仲直りと小説以外他に・・・・・・?)
桐乃「・・・・・・・・・・・・」
京介「あ、後・・・・・・あれだ! 『妹都市』の――あ、ちげぇ」
桐乃「は?」
京介(あれは一応瑠璃の人生相談か・・・・・・)
京介「い、いやなんでもない・・・・・・」
桐乃「わかった。もういい」
京介「マジごめん。つーか桐乃どうしたんだ? 昨日といい今日といいお前なんかおかしくないか?」
桐乃「・・・・・・意味わかんないし」
京介「桐乃・・・・・・?」
桐乃「だって!」
桐乃「だってあんたは・・・・・・あたしの兄貴じゃん!」
京介「は?」
桐乃「だってあたし・・・・・・っ!!」
京介「おいどうしたんだ!?」
桐乃「何で・・・・・・?」ウック
京介「桐乃?」
桐乃「何で! あたしのあんたが・・・・・・兄貴が全部・・・・・・」エック
京介「」
桐乃「無くなっぢゃっだぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
前落ちちゃったやつの続きか
続き気になるけど眠いおやすみ
俺は起きてるからな
早めに頼む
これは合法子作りできるようになった嬉し泣き
――・・・・・・
京介「落ち着いたか?」
桐乃「ぜ、ぜんっ――ぜ――」ックエック
京介「つまり、話を総合すると。桐乃の記憶では桐乃の兄貴だった俺がいたってことだな?」
桐乃「」コクコク
京介「はぁ・・・・・・」ボリボリ
桐乃「な――み――わか――」ヒックヒック
京介「『何で意味解んない』か俺だってわけわかんねぇよ」
桐乃「あ――は――あ――の――にき――ょっ」ヒックヒック
京介「『あんたはあたしの兄貴でしょ』っつったって俺にはそんな記憶はなぁ・・・・・・」ハッ
寧ろチャンスとばかりにゲームの義妹ルートばりに突っ走るかと思ってた
京介(もしかしてうちの瑠璃に影響されたわけじゃ――)「痛ってぇ!! 突然蹴るな!!」
桐乃「――――!!」
京介「『今失礼なこと考えたでしょ!』ってそんなこと・・・・・・てかもう発音もしてねぇじゃねぇか!」
桐乃「うっさい! バカ死ね!」
京介「理不尽にもほどがあるわ!」
桐乃(なんで私の兄貴じゃなくなって黒いのの兄さんになってんのよ。意味わかんない! もしかして夢? いやもしかしたらあっちが夢でこっちが現実・・・・・・いや、こっちが夢で・・・・・・? あぁぁあああっワケわかんないし――)ハッ
桐乃(なら『今』家族じゃなくても、後々家族にはなれる――)ピキーン
京介「」ゾクゥ
京介(なんだ? 急に寒気が・・・・・・)
桐乃「・・・・・・・・・・・・」スク
京介「き、急に立ち上がってどうしたんだ桐乃・・・・・・? おーい」
桐乃「・・・・・・・・・・・・」
京介「なんかこんなんばっかだな、さっきから」
桐乃「」ガバッ
京介「う、うぉっ!? ちょっと桐乃さん? 何を急に抱きついて・・・・・・」
桐乃「な、何にも無いなら・・・・・・せめてあんたはここで――暮らしなさいよ!」ギュ
京介「――は?」
桐乃「あたしの兄貴じゃないってんなら、義妹系エロゲじゃないんだから家族になる方法なんて一つしかないでしょ!」
京介「話が飛び過ぎだろうが!?」
桐乃「さっきから驚いてばっかじゃん! そんなんじゃエロゲの主人公やってられないっての!」
京介「誰がえっちなゲームの主人公だよ!!」
桐乃「いいじゃん!」
京介「何がだよ!?」
桐乃「こんな可愛い子があんたみたいな地味な間抜けに迫ってんのよ!? 減るもんじゃなし!」ギュゥゥウウウ
京介「ちょ、桐乃ま――キャァァアアアヤメテー!!」
桐乃「人生相談よ人生相談! あたしもいつまでも処女じゃ格好つかないし? あんたもめでたく童貞卒業! 良いこと尽くめじゃん!!」
京介「何処のエロ同人誌だよ!!」
桐乃「大丈夫痛いのは最初だけよ。あたしに任せてあんたは寝てなさい! あたしがやったほうが色々と捗るんだっつーの!」ギリギリ
京介「どんなプレイをしようとしてんだよ!? 痛いの!? 俺が!? ちょ、首に閉め技は・・・・・・っ!!」ガチャ
あやせ「桐乃ぉー遊びに・・・・・・ってきゃぁぁあああ!?」
4
ワクワク
深夜4時に遊びにくるあやせたん
いいぞ
――・・・・・・
京介「いえ、違います。襲われたのは俺で・・・・・・いや、待ってください。警察は勘弁してください」ボロボロ
あやせ「し、信じられません! どうせ変態のお兄さんのことですから家に用があるとか無理やり押し切ってその後・・・・・・」
京介(どんだけ妄想たくましいんだよ!!)
桐乃「あ、あのあやせ・・・・・・?」アセアセ
あやせ「もう大丈夫だからね桐乃! こんな妹モノのえっちな本を買い集めて実際の妹に
手を出すと捕まるからって妹の友達に妹ごっこを強要してくるような鬼畜変態お兄さんは
もう桐乃に手出し出来ないように手錠をかけて動けなくしてからこの世から――」ジャラ
京介「おぉーい!!」
桐乃(っていうかあやせなんで手錠持ち歩いてんの!?)ガビーン
これ桐乃的においしいだろ!
結婚できるやん
あやせ…GJ
桐乃「あの、誤解だから・・・・・・」
あやせ「じゃあ・・・・・・何・・・・・・? 桐乃に手を出そうとしたお兄さんなんて本当はいなくて
実際は桐乃がお兄さんに抱きついて困惑しているお兄さんに関係を迫ったあげく
必死の攻防の末お兄さんを絞め落とした後ゆっくり行為に到ろうとしていたところに
私が偶然にも扉を開けた訳ですか?」
京介、桐乃(大体あってる――!?)
桐乃「いや、あのそうじゃなくて」
京介(あやせの恐怖に耐えられず逃げやがった?!)
桐乃「家に呼んだのはあたしで、それで話してたらこいつ馬鹿じゃん?
それでちょぉっと喧嘩になっただけっていうか、そんなあやせが思っていることなんて一切・・・・・・」
あやせ「へぇ・・・・・」ギロリ
京介(完全に俺を疑っていやがる)
あやせ「ま、まぁ、桐乃がそこまで言うのなら信じてあげないこともないですが・・・・・・
私はお兄さんをまだ信用した訳ではありませんからね!」
京介「あ、はははー」
あやせ「笑わないでください気持ち悪い」
京介(きっつ!!)
へいへい
おきてるから早めに頼む
桐乃「あ、それで今日はどうしたの? 約束してたっけ」
あやせ「え、だって一週間前から約束してたじゃない。今日は一緒に街へ行こうって・・・・・・」
桐乃「あれ、そうだっけ」
京介(馬鹿! そんなことあやせに言ったら・・・・・・!)
あやせ「桐乃――まさか忘れてたの?」スゥ
京介(瞳の光彩が消えた!?)
桐乃「い、いや、あははは、そそそそそ、そんなワケないじゃん!
ちょ、ちょぉーっと時間を勘違いしてただけで・・・・・・」
あやせ「そうだよね。桐乃が私との約束を忘れるはずないよね」パァア
桐乃「あ、あったりまえじゃん! 親友でしょ!」
あやせ「もう桐乃ったら!///」
京介「じゃあ邪魔しちゃ悪いから俺はこのへんで・・・・・・」ソロソロ
桐乃「待てってバカ兄貴!」
京介「な、なんだよ!」
嫁論争は加奈子が正妻って事で決着ついたろ、ゲームのシナリオ的に
白いのが居ない、-114514点
あやせ「桐乃?」
桐乃「(今帰らせたらまた黒いのと・・・・・・)ま、まだ話は終わってないっつーか。そうだあんた、あんなことしたんだから荷物持ちぐらい手伝いなさいよね!」
京介「俺が何したってんだよ!?」
あやせ「お兄さん」スゥ
京介「はい、喜んでー!」
あやせ「――後で少しお話が」
京介「・・・・・・よ、喜んでー」
――・・・・・・
あやせ「半径十メートル以内に近づかないでくださいませんか?」
京介「どんだけ離れれば良いんだよ!」
あやせ「だって今日は桐乃と遊ぶ為に来たんだよ? それなのに」
桐乃「ま、まぁいいじゃん! 便利なのが手に入ったんだからさ」
あやせ「そうだけどー」
京介「やっぱ俺邪魔みたいだから帰らせて――」
桐乃「あ?」
京介「なんでもありませんっ!」
支援
京介(あやせは視線で俺を殺そうとしてくるし、桐乃は逃げないように俺を監視しているしどうすりゃいいんだこれ・・・・・・いっそ走って逃げるか? いや桐乃から逃げられるような気がしないしそんなことしたら後日殺されかねん・・・・・・)
あやせ「あ、桐乃これ可愛いよ」
桐乃「え? あ、ホントだかわいー!」
あやせ「すごーい桐乃似合うー」
桐乃「そうかなー あ、こっちもかわいくない?」
京介(・・・・・・やっぱ今なら行けるか?)
京介(・・・・・・・・・・・・)コレモイイナー
京介(まぁ、しょうがねぇか)
――・・・・・・
京介「なぁ」
桐乃「何よ」
京介「そろそろ休憩しないか?」
桐乃「まだよ。後もう二つは回る予定があるの」
京介「でもよぉ」
桐乃「何、文句でもあるの?」
京介(文句しかでてこねぇよ)
あやせ「じゃあお兄さんにはこの辺のベンチで休んでてもらお。ね?」
桐乃「えーだって一人にしたら逃げるかも」
京介「逃げねぇよ、よくみろこの荷物! 全部お前らのだろ!」
あやせ「・・・・・・持って逃げそうです」
京介「どんな変態だそれは!」
あやせ「・・・・・・・・・・・・」じーっ
京介「あやせが着ているものとかだったらまだしも、新品同然の女物の服なんて何の価値も――」
あやせ「か、返してくださいっ!!」バッ
京介「じょ、冗談だ冗談! 痛いって、引っ張るなって荷物が手に絡まっているんだから・・・・・・っ!」
桐乃「大丈夫だってあやせ、そいつにそんなこと出来る度胸なんてないから」
あやせ「・・・・・・それもそうですね」パッ
京介「うぉ!?」ズルッ
京介「急に離すなぁっ!!」
桐乃「じゃあそこで待っててよ!」
京介「ケツ痛ぇっ・・・・・・」ズキズキ
桐乃「ちょっと! 返事は!?」
京介「わぁったよ!」
しえん
京介「ったく・・・・・・」
京介(どんだけ体力あるんだよあいつら・・・・・・夢の国を歩き回ったくらいの気分だぜ)
???「あれ、きょうちゃん?」
京介「ん、麻奈実じゃないか」
麻奈実「きょうちゃん、こんにちは」
京介「おう、こんにちは。どうしたんだ麻奈実こんなところで」
麻奈実「ちょっとお買い物。きょうちゃんこそ、こんなところでどうしたの? 手に持ってるのって・・・・・・」
京介「あぁ、これか?」
麻奈実「だ、ダメだよきょうちゃん! それ、女の子のだよ!」
京介「は?」
麻奈実「きょうちゃんにそんな趣味があったなんて・・・・・・でもきょうちゃんに限って――ひ、人は見かけによらないっていうもんね! それに京ちゃんならアリ――ってそんな訳ないよね、ううんダメ! 絶対にダメ! でも京ちゃんがどうしてもっていうなら・・・・・・」
京介「おーい、麻奈実さん?」
麻奈実「きょうちゃん!!」
京介「は、はい!」
麻奈実「わ、私の服貸してあげるからそういうのはもう、止めよっ? ね?」
京介「どんな勘違いをしとんじゃお前は!」
正妻すなあ
――・・・・・・
麻奈実「な、なんだそうだったんだ」
京介「当たり前だろ、俺にはそんな女装趣味も金もねぇよ」
京介「ったく、お前はたまにそういうとこあるよな」
麻奈実「えへへ、ごめんねぇきょうちゃん」
京介「ところで麻奈実、さっきのは本当だろうな?」
麻奈実「え、さっきのって?」
京介「服貸してくれるんだろ?」
麻奈実「」
麻奈実「ふぇえ! き、きょきょきょきょきょうちゃん!」
京介「冗談だ」
よきかなよきかな
麻奈実「だ、だよねぇ。あは、あはははは」
京介「にしてもあいつら時間掛かり過ぎだろう」
麻奈実「うーん、女の子は皆そんな感じじゃないかなぁ」
京介「うっそ、じゃあお前も結構長かったりすんの?」
麻奈実「わ、私はそんなに掛からない・・・・・・かな?」
京介「だろ? お前まで一店に一時間以上かけてるんだったらどうしようかと思ったぜ」
麻奈実「うぇえ!? い、一時間・・・・・・」
京介「やっぱ麻奈実も長いと思うよな?」
麻奈実「・・・・・・きょうちゃん」
京介「あん?」
麻奈実「私も、もっと時間かけた方がいいのかなっ!?」
京介「・・・・・・止めとけ」
麻奈実「・・・・・・だよねぇ」
えるたそ~
どこから湧いた
なにこの夫婦の距離感
???「あら、騒々しいから誰かと思えば兄さんじゃない」
京介「お、瑠璃か」
黒猫「全く、朝早くから出かけたと思えば。まさかベルフェゴールと一緒だとは・・・・・・」
麻奈実「べ、べる・・・・・・ふぇ?」
京介「あー気にすんな麻奈実、病気みたいなもんだ」
麻奈実「えぇっ!? 瑠璃ちゃん病気なの?」
黒猫「黒猫と呼びなさい」
麻奈実「く、クロネコさん? 瑠璃ちゃんじゃなくて?」
黒猫「えぇ、そうよ。私の名は黒猫、瑠璃というのは千葉の堕天聖である私が此方の世界に限界する為に利用している器に過ぎ無いの」
麻奈実「えっと、じゃあクロネコさんは御病気なんですか?」
黒猫「誰が邪気眼厨二病患者よ!」
京介「自覚してんじゃねーかっ!」
地味子とか()
死ぬまで意外性ないだろ常識考
安定感があっていいだろ
麻奈実「じゃきがんちゅうにびょう・・・・・・?」
京介「あー麻奈実ぃ、お前には一生縁のない言葉だから別に覚えなくてもいいぞぉ」
麻奈実「あ、でもちょっとは知ってるよ!」
京介「ま、マジか・・・・・・?」
麻奈実「確か・・・・・・痛い・・・・・・んだよね? はわわ、だ、大丈夫? 瑠璃ちゃん・・・・・・!?」
黒猫「」ピシィッ
京介「た、正しくはあるが麻奈実、中途半端な知識なら口に出さない方がいいぞ」
黒猫「ふ、ふん! 何とでも言うがいいわ。約束された日は近い、来てからでは遅いのよ。もう何もかも」
麻奈実(ねぇ、きょうちゃん、瑠璃ちゃん機嫌が悪くなっちゃったんじゃないかな?)
京介(完全にお前のせいだけどな・・・・・・まぁ別にほっとけばいいんだよ。時間が経てば治るから)
麻奈実(そ、それじゃあダメだよぉ! お兄さんならちゃんとフォローしてあげないと)
京介(そうかぁ?)
麻奈実(そうだよ!)
京介「・・・・・・あー、瑠璃・・・・・・?」
黒猫「あら、京介。この邪気眼厨二病女に何か用でもあるのかしら?」
京介(不機嫌レベルがMAX!?)
京介「いや、その・・・・・・約束された日、とやらはもう回避出来ないのか?」
黒猫「――ッ!!」
京介「どうなんだ?」
黒猫「何かと思えばそんなこと? 不可能よ。今まで流されるように欲のままに生き続けてきた全人類への罰。甘んじて受けるが良いわ」
京介「もう、打つ手は残っていないのか・・・・・・」
黒猫「・・・・・・・・・・・・」
京介「なぁ、教えてくれ瑠璃・・・・・・いや千葉の堕天聖黒猫! 此方の世界を救う方法はもう残っていないのか!?」
黒猫「――そうね、まだ・・・・・・零ではないといったところかしら」
煉獄の零門を発動!
これで世界は救える
こんなSSでもやっぱり桐乃はうざいな
京介「と言うと?」
黒猫「私の能力の開放が鍵となるわ。今のように人間のままでは対抗することは出来ない。その点では零に等しいの。しかし、私が真の姿へ変貌する事が出来ればあるいは・・・・・・」
京介「ま、マジか・・・・・・」
黒猫「それには京介、いえ・・・・・・漆黒の貴公子である貴方の血が必要よ。」
京介「な、んだ・・・・・・と?」
黒猫「ふふ、記憶がないのも仕方がないわ。貴方は彼方で深い傷を負ったもの。動かなくなった貴方を魂だけの状態にし、此方の世界の五更京介を器として限界させたのは私。紛れもない黒猫なのよ?」
京介「ということは、俺は・・・・・・」
黒猫「ようやく理解したかしら? でも私は貴方を責めることは出来ない。何故なら貴方の限界を中途半端に完成させてしまったのも私。いくら私であっても薄れゆく力ではどうにもならなかった・・・・・・」
京介「わかった。そうか・・・・・・全てを理解した。黒猫、俺は――」
麻奈実「」プシュー
京介「お、おい麻奈実!? 大丈夫か!」
麻奈実「え、えっと瑠璃ちゃんはクロネコさんで、きょうちゃんはし、しっこくの・・・・・・? えっとせんようのだてんせいは・・・・・・きょうちゃん?」
黒猫「千葉の堕天聖は私よ」
京介「何で理解しようとしてんだよ! お前は!」
麻奈実「はっ! わ、私は何を・・・・・・っ!」
黒猫「はぁ、興ざめね」
京介「す、すまん」
黒猫「まぁ続きは帰ってからということでいいかしら」
京介(まだやるのかよ!)
黒猫「それで? 兄さん、ベルフェゴールと逢引だなんて随分と偉くなったものね」
京介「ちげぇって、そもそも麻奈実とはここでさっき会ったばっかだからな。な? 麻奈実」
麻奈実「う、うん。さっき偶然・・・・・・」
黒猫「へぇ、なら説明してもらおうかしら。何故兄さんがこんなところに独りでその女性ブランドの紙袋を複数持っているのかを」
京介「え、まぁそれはだ「ああぁぁぁああああっ!!」」
あやせ「ちょ、桐乃?」
京介「お、ようやく帰って「なんでまたあんたは黒いのといるのよ!」」
黒猫「あら、随分とご挨拶ね」
麻奈実「あ、桐乃ちゃん。こんにちは。あやせちゃんも」
あやせ「こんにちはお姉さん」
桐乃「・・・・・・ッチ、地味子までいるし」
京介「おい、桐乃。さすがにそれは「あんたは黙ってて!」」
桐乃「ちょっと目を離したらすぐ他の女のところにいくんだから!」
京介「お、おい人聞きの悪いこと言「良いから来なさい!」」ズルズル
京介「」
麻奈実「きょ、きょうちゃん!?」
黒猫「ちょっと、兄さん!」
あやせ「あ、お姉さんさようなら! 桐乃待ってよー」
支援
――・・・・・・
京介「結局丸一日二人(というか主に桐乃に)の買い物に付き合わされた訳だが」
あやせ「ありがとうございます。結構助かりました」
京介「良いってことよ。まぁたまにはこういうのも悪くないわな」
桐乃「こんな可愛い娘二人に使われているんだからそりゃ悪い気なんてするはずないじゃん」
京介「へいへい、んで? この荷物は家まで持って行けばいいよな?」
あやせ「いえ、そこまでは――」
桐乃「はぁ? 何聞いてんのよ当たりまえでしょ!」
京介「そーですね」
あやせ「・・・・・・・・・」
し
あやせ「ねぇ、桐乃ちょっと良い?」
桐乃「え、何?」
京介「どうした?」
あやせ「いえ、お兄さんは先に行ってて下さい」
京介「いや、でも」
あやせ「――行ってて下さい」スゥ
京介「はい! 了解しましたっ!」ダダダダダ
あやせ「さてと」
桐乃「ど、どうしたのあやせ?」
あやせ「桐乃、何でお兄さんを呼んだの?」
桐乃「そ、それは・・・・・・荷物持ちに・・・・・・」
あやせ「嘘」
桐乃「え?」
支援
あやせ「桐乃、今日何かおかしいよ?」
桐乃「ど、何処が?」
あやせ「お兄さんのことに決まっているでしょ」
桐乃「別にあんな奴のことなんか気にしてないし」
あやせ「それにしては今日、随分と距離が近かったよね?」
桐乃「そんなこと――」
あやせ「ごまかさないで!」
桐乃「」ビクゥ!
あやせ「桐乃、私は別に怒っているわけじゃないの。ただ聞きたいだけ、本当にお兄さんと何かあった訳じゃないの?」
桐乃「あやせ・・・・・・うん。違うよ、別に私はあいつに何かされたわけじゃないし、私があいつに何かしたわけでもない、何も無かったの」
し
あやせ「桐乃・・・・・・」
桐乃「何も無かった」
あやせ「――ッ」
あやせ「そう、わかった。何があったか知らないけど、桐乃がそういうならわかった。納得出来ないけど、もう何も言わない」
桐乃「ごめんね」
あやせ「ううん、良いの。私じゃきっと役に立てないから」
桐乃「そ、そんなこと」
あやせ「じゃあね、桐乃! 今日は楽しかったよ」
桐乃「うん。ばいばい」
――公園・・・・・・
京介「話は済んだのか?」
あやせ「はい」
京介「桐乃は一緒じゃないのか?」
あやせ「・・・・・・・・・・・・」
京介「あやせ?」
あやせ「お兄さん」
京介「なんだ?」
あやせ「桐乃をよろしくお願いします」
京介「・・・・・・おう」
あやせ「桐乃を泣かせるような結果になったら・・・・・・殺しちゃいますから」
京介「・・・・・・おう」
京介「ってえぇ!? 殺されるの俺!?」
しえん
あやせ「もう、雰囲気が台無しじゃないですか!」
京介「何? 雰囲気で俺殺されるところだったのか!?」
あやせ「だから、桐乃を泣かしたらって言ったじゃないですか!」
京介「えぇ・・・・・・だからって」
あやせ「それともなんですか? お兄さんはもう桐乃を泣かすようなことを・・・・・・」
京介「してねぇよ! 天使に誓って!」
あやせ「神に誓って下さい!」
京介「マイエンジェルあやせたんに誓います」
あやせ「死ねぇぇええええっ!!」
京介「ハイキック鳩尾ッ!」ドゴォォッ!!
京介(だが見えた・・・・・・っ!)
あやせ「全く、信用していいのかよくわからなくなりました・・・・・・」
京介「なんだって、今まで信用してくれていたのか?」
あやせ「あ」
京介「まぁ、お前の期待に答えられるかわかんないけどな、俺は俺なりに精一杯やってやるさ」
あやせ「・・・・・・はいっ!」
京介「だから・・・・・・うまくいったら、結婚してくれ」
あやせ「はいっ!」
あやせ「とでも言うと思ったかこの変態オタクシスコンエロゲー野郎!」
京介「禁的ッ!!」
あやせ「お兄さんなんて大ッッッッッッ嫌いです!」ベー
京介(と、桃源郷が見えた・・・・・・)バタ
――桐乃家・玄関・・・・・・
京介「ほらよ、これでいいか?」ドサ
桐乃「ありが・・・・・・と」ボソ
京介「・・・・・・お前何か熱でもあんのか?」
桐乃「はぁ? そんなわけないでしょ!」
京介「なんつーか、急におとなしくなったというか」
桐乃「別に、少し疲れただけ」
京介「そ、そっか。ならいいんだけどよ」
桐乃「・・・・・・・・・・・・」
京介「・・・・・・・・・・・・」
京介「えっと・・・・・・ん、じゃあ俺今日は帰るわ。じゃあな桐乃また」
桐乃「待って」グイ
し
京介「な、何だ?」
桐乃「何処に行くの?」
京介「何処って・・・・・・自分の家だけど」
桐乃「あの邪気眼女のとこ?」
京介「変な言い方するなって、俺の家でもあるだろうが」
桐乃「絶対にダメ!」
京介「はぁ?」
桐乃「言ったでしょ、あんたは私のだって! 冗談でも黒いのの家に『帰る』なんて言わないで! あんたは私のものなの、黒いのに盗られるなんて絶っっっ対に嫌!」
京介「じゃあどうしたら満足なんだよ」
桐乃「家に泊まってって」
し
逮捕フラグ
桐乃「今日も明日も明後日も、ずっとここに泊まればいい。元々家族だったんだからなんの問題もないでしょ?」
京介「さすがにそんなこと出来るわけないだろ、それにお前の親御さんは俺がお前の言う兄貴だった記憶があるのか?」
桐乃「・・・・・・多分ない、けど」
京介「ならその解決方法は無理だ。第一俺もこっちの生活がある」
京介「俺は俺の『妹たち』をないがしろにすることは出来ない」
桐乃「――ッ!!」
京介「でもな、桐乃。お前が――」ガチャ
佳乃「ただいまーってあら、桐乃帰ってたの?」
桐乃「あ、えっとただいま・・・・・・」
京介「え、あのこ、こんばんは」
佳乃「・・・・・・桐乃この人はどちら様?」
桐乃「こ、こいつ今日家に泊まってくからっ!! 名前は京介ね!」
京介「」
佳乃「え、あっそう・・・・・・ふーん、お父さんが帰ったら聞いてあげる」
京介「」
佳乃「京介君、うちのお父さん怖いけど頑張ってねん」
京介「」
支援
気になって寝れねぇ
――桐乃の部屋・・・・・・
京介「あぁ、今友達の家だから遅くなる。飯もいいから。万が一もないとは思うが今日は帰らないかも・・・・・・」
黒猫『あらそう、へぇー』
京介「どうした?」
黒猫『特に他意はないわ、ただ「友達」ねぇーと思っただけよ』
京介「な、なんだよ。疑ってるのか?」
黒猫『全然、ただその友達の前に「妹の」を入れる必要があるのではなくて?』
京介「な、ななななにをいっておられるのやら」
黒猫『図星みたいね。わかりやすくていいわ』
京介「マジすまん。ちょっと色々あって・・・・・・別にやましいことなんてないからその点だけは安心して欲しい」
黒猫『ふん、まぁいいわ。鈍感ヘタレ男にそこまでの甲斐性があるとは思えないから』
京介「どういう意味だ」
あやせのお兄さんは黒猫のお兄さんってことか
ゲームの桐乃と加奈子ルートははんぱじゃなかったな
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄
黒猫『自分の胸に聞いてみなさいな。でもま、たたき出されてしまう可能性も考えて簡単なものだけは用意しておくわ。もし必要ないなら明日帰ってきたときにでも食べなさいな』
京介「あぁ、サンキューな」
黒猫『あ、ちょ、やめなさい! わかったから!』
京介「どうした?」
黒猫『はぁ・・・・・・少し代わるわ、何か話したいみたい』
京介「あぁ、わかった」
日向『キョウ兄ーやっほー』
京介「おう、日向かどうした?」
日向『むふふふふぅー』
京介「何だ気持ち悪いな。何か用か?」
日向『ねぇねぇ、キョウ兄今彼女の家!? 彼女の家!?』
京介「ははー、ちげーよ」
日向『うっそだー! だって瑠璃姉の機嫌すっっっごく悪いよ!?』
京介「関係性がわからん」
日向『あれはベルフェゴールさんと仲良くしているのを見ているレベル・・・・・・を超えてるかも』
早く投下したいのは山々だけど如何せんさるさんが怖いので5分毎です
ごめんね。
支援しよう
京介「麻奈実な。変な風に呼ぶなって・・・・・・どうかしたのか?」
日向『なんでもないよー、まあ瑠璃姉も珠希もまだまだ兄貴離れしてないからねーキョウ兄も大変だなー』
日向『あ、そうそう出来れば彼女の家でナニをどうしたのか詳しく教えてね!』
京介「ねーよ、マセんなクソガキ。ていうかお前も大概思春期だな」
日向『妹は思春k』
京介「やめろ」
日向『ぶー、いいじゃん少しくらい。今後の参考にも』
京介「その参考が未来的にでも活かせる機会があった場合、俺はその相手をボコボコにしなきゃならん」
日向『な、何でキョウ兄が出てくるの?』
京介「俺のモンに手を出してんだ。当然だろ」
日向『・・・・・・何変なこと言ってんの』
京介(ちょっと傷ついた・・・・・・)
日向『キョウ兄はシスコンだって知ってたけどまさかそこまでとは・・・・・・』
京介「誰がシスコンだ」
日向『まぁ、凶悪中二病の瑠璃姉と小さいロリロリな珠希に比べたら一番あたしが魅力的なのは解らないでもないけどねー』
京介「おいおい、またそんなこと言うと瑠璃が――」
日向『大丈夫だって、え、ちょ、ちょっと! 瑠璃姉聞いてたの!?』
京介「遅かったか・・・・・・」
日向『ストップ、待って! それはシャレになんな――』
日向『に゛ゃぁぁぁあああああああああ!!』
シーン
京介「・・・・・・・・・・・・」
京介「おーい、日向さん?」
珠希『もしもしー』
京介「珠希か、日向はどうなってる?」
眠れないからしえ
しえん
珠希『えと、お姉ちゃんはギセイになりました』
京介「・・・・・・お前、それ何処で覚えた」
珠希『今姉さまが言っていました』
京介「・・・・・・ま、まぁなんだ。俺がいなくても仲良くしてろよ」
珠希『はいー』
京介「んじゃあな、切るぞ」
珠希『おにぃちゃん』
京介「何だ?」
珠希『頑張って下さい』
京介「何を!?」ガチャ ツーツー
し
桐乃「電話終わったの?」
京介「あぁ」
桐乃「長いしうるさいしキモイ」
京介「三姉妹だからな」
桐乃「・・・・・・そう言えば黒いのの家族構成ってそんな感じだったわね。妹は幾つだっけ?」
京介「瑠璃は俺の二つ下で二番目は小学5年生、三番目は1年生だけど」
桐乃「可愛い?」
京介「まぁな」
桐乃「・・・・・・シスコン」
京介「お前程じゃねぇよ仮想シスコン」
桐乃「妹だったら誰でも良いんだ」
京介「・・・・・・そんな批難初めてだわ」
妹だったら誰でも良いだなんてシスプリくらいでしか使えなさそうな
京介「ていうかお前こそどうなんだよ。取り乱したとは言え実の兄だと思っている俺に関係を迫るとか、相当のブラコンだったんじゃないか?」
桐乃「・・・・・・・・・・・・そ、そんな訳ないでしょっ/// バッカじゃないの!?」
京介「なんだ今の間は」
桐乃「うっさい! 死ねっ」
京介「はいはい」ガチャ
佳乃「桐乃、ご飯出来たわよー」
桐乃「ちょ、ノックくらいしてよ!」
佳乃「もうすぐお父さんも帰って来るから下にいた方がいいかもよ」ニヤニヤ
桐乃「わかったから!」
大介『ただいま』
佳乃「ほら、噂をすれば。おかえりなさーい」
京介「・・・・・・今更だけどとんでもないことになってないか?」
しえん
寝る
――リビング・・・・・・
桐乃「・・・・・・・・・・・・」モグモグ
京介「・・・・・・・・・・・・」モグモグ
大介「・・・・・・・・・・・・」モグモグ
佳乃「京介君、カレーだけど口に合うかしら?」
京介「あ、はい。美味しいです」
大介「・・・・・・・・・・・・」モグモグ
佳乃「良かった」
桐乃「・・・・・・・・・・・・」モグモグ
京介「・・・・・・・・・・・・」モグモグ
佳乃「で、京介君は桐乃とどういう関係なんだっけ?」
京介「えっと、その・・・・・・友達、ですかね。はははー・・・・・・」
大介「ほう、友達?」
京介「」ドキーン!!
大介「では俺は今、桐乃の友達と食卓を囲んでいることになるのだな」
京介「は、はい・・・・・・」ドキドキ
桐乃(声裏返ってるし)
大介「桐乃」
桐乃「は、はいっ!」ビクッ
京介(声裏返ってるし)
大介「本当にこいつとは友達同士なんだな」
桐乃「と、友達っていうか兄妹っていうか・・・・・・」ボソボソ
大介「聞こえないぞ、はっきりと言え」
桐乃「~~ッ!!彼s――京介「カレー美味しいですねッ!!」
京介「いやー何だか懐かしいような感じがします。何杯でもいけそうです!」バクバク
しえん
し
京介(急にお前何言おうとしたんだよ!!)
桐乃(うっさい! 邪魔すんな! こうなったら彼氏だって言った方が話がスムーズでしょ!?)
京介(親の前で彼氏の振りとか難易度ハードを超えてインフェルノだろうが!)
桐乃(男ならそんくらいのハードル軽々と超えなさいよ!)
京介(無理だろ! どう考えてもこの状況、ハードルじゃなくて棒高飛びの高さだろうが! こちとら身一つで立たされてんだぞ!)
大介「・・・・・・おい」
京介「はい、すみませんでしたっ!」ビクゥ
大介「まぁいい、今回は桐乃の『友達』ということならな」
京介「『今回は?』」
大介「だが、桐乃の『男友達』を俺の家に泊める気はない」
>>92
脇に持ってくるといい働きするんだぞ
ゲームの桐乃と加奈子ルートは対比関係のメインキャラだったし
加奈子ルートの奥の手は凄かった
追い付いちゃった
大介「大体まだ終電が無いわけでもないだろう。食べ終わったら遅くなる前に帰りなさい」
京介「わかりました。今回は帰ります」
大介「ぬ?」ギロリ
京介(うわ、やべぇミスった!!)
大介「あぁ、『今回は』帰れ」フン
京介(・・・・・・あれ?)
桐乃(ちょ、お母さん! 話が違うじゃん!)
佳乃(私はお父さんに聞いてあげるって言っただけですぅー)
大介「それでいいな。桐乃?」
桐乃「・・・・・・わかった・・・・・・」
京介(助かった・・・・・・のか?)
大介「一応言っておくがもし、お前が万が一にでも『彼氏』として家の敷居を跨いだ場合は――」
大介「――覚悟しておけ」ゴゴゴ
京介「は、はひっ! わかりました!」
――玄関・・・・・・
桐乃「ちょっと」
京介「んぁ?」
桐乃「帰ったら電話してよね」
京介「・・・・・・わかったよ」
桐乃「絶対だかんね!」
京介「わかったって! ちゃんと電話するし、帰り道にメールも送ってやるよ」
桐乃「・・・・・・なら、いい」
京介「・・・・・・はぁ、全く。でっかい妹が出来ちまったもんだなぁ」
ほ
し
――数日後・・・・・・
黒猫「兄さん、ちょっといいかしら?」
京介「なんだ瑠璃?」カチカチ
黒猫「携帯をいじるのも少し待ちなさい」
京介「ちょっと待ってくれ、すぐに返信し終わるから」
黒猫「やめなさい」ゴゴゴ
京介「はい、後にします」
黒猫「はぁ・・・・・・」
京介「どうしたんだ、瑠璃。何かあったか?」
黒猫「いいえ、別に私は何にもないわ」
黒猫「何かあったのは貴方の方でしょう? 京介」
京介「は?」
黒猫「別に兄さんの生活に深く口出しをするつもりはないのだけれど、あまりにも露骨過ぎないかしら」
京介「???」ソンナーヤサーシークーシナイデー
黒猫「携帯」
京介「っと、すまん。うるさかったな」
黒猫「そうじゃないわ・・・・・・」
京介「ん、違うのか?」
京介「さっきから何を言っているのかさっぱりわからんのだが・・・・・・」
黒猫「そう、あくまで知らを切るつもりなのね」
黒猫「もういいわ、勝手にしなさい。」
京介「おい、どうしたんだよ瑠璃!」
――・・・・・・
京介「ということがあったんだけどよ」
沙織「ふむ、成る程」
京介「こんなこと沙織に聞くのもおかしいかもしれないが俺何か変わったか?」
沙織「いえ、それ程劇的な変化は起きてござらんが・・・・・・」
京介「ござらんが・・・・・・?」ブーブーブー
沙織「・・・・・・まだ確信明たものが有るわけではござらんのでこれが正しいかどうかは~」
京介「おいおい、勿体ぶらずに教えてくれよ。いや、教えて下さい!」
沙織「そうですなぁ、強いて言うならば」
京介「・・・・・・・・・・・・」ブーブーブー
沙織「京介氏の異様に多いメールの着信・・・・・・かな、と」
し
京介「あ、ごめんな。うるさいからバイブ音に変えたんだけどこれでも気になるよな」
沙織「気にならないと言えば嘘になるでござるが、最近携帯をいじる頻度が増えたりしてはおりませぬか?」
京介「んーそう言われると最近少し増えたかなぁ」
沙織「そんなに複数の方とメールのやりとりを?」
京介「いや、基本一人だぞ。最近はずっと同じ奴」
沙織「因みにお相手を聞いても・・・・・・?」
京介「桐乃だよ。別に隠すような相手でもない」
沙織「ではこの後何か用事でも?」
京介「いやいや、お前だけだよ」
沙織「・・・・・・・・・・・・」
京介「沙織?」
s
沙織「つまり、俺にはお前だけだと。京介氏には拙者しかいないとおっしゃるのですな」
京介「そのぐるぐるメガネを叩き割るぞ」
沙織「ときに暴力的な京介氏も素敵でおじゃるよ」フフン
京介「駄目だこいつ、早くなんとかしないと・・・・・・」
沙織「おほん。では、話を戻しましょう」
沙織「きりりん氏とメールしている内容というのは・・・・・・」
京介「雑談だよ雑談。お前らとのチャットみたいなもんかな」
沙織「まぁ、そうでござるな」
京介「あいつモデルの仕事とかで忙しいみたいでさ、あんまり出かけている余裕ないし、友達とも現場がたまに違うみたいだから撮影の合間の暇つぶしに付き合ってるんだよ」
沙織「ほほぅ、それで二人は何時からお付き合いを――」
京介「そんな事実はねぇよ!」
沙織「いえ、何時からお付き合いを始める予定なのかと」
京介「そんな未来もねぇよ!」
沙織「そうでござるか? てっきり拙者はお二人がラブラブなものなのだとばかり思っておりました故」
京介「何勘違いしてんだよ、あいつとの関係はそういうんじゃないって」
沙織「といいますと?」
京介「そりゃ最初は綺麗な娘だなぁとは思ってたけどよ。なんか仲良くなるにつれて妹みたいだなって」
京介「んで、あいつも俺に対して同じような感情を持ってたみたいで、そういう枠組みに収まったのが今の関係・・・・・・なのかな」
沙織「つまり京介氏の可愛い妹が増えたという解釈でよろしいでござるか?」
京介「・・・・・・まぁそういう感じだな」
沙織「妹ハーレムでござるな」
京介「桐乃が発狂しそうだな」
し
沙織「まぁ新しい妹が出来て浮かれる気持ちもわからなくはないでござるが・・・・・・」
京介「浮かれてねぇし! 意味わからねぇよ!」
沙織「しかし京介氏。黒猫氏の気持ちも考えてみてくだされ」
京介「・・・・・・別に瑠璃達のことを邪険に扱ったり相手にしてないつもりは全くないんだけどよ」
沙織「そう感じてしまった以上、京介氏がどう思って、どう接していようと元々の妹としては納得することは出来ないでござるよ」
京介「・・・・・・だな。気をつけてみる」
京介「ありがとな、沙織」
沙織「いえ、お礼を言われるほどのことはしていないでござるよ」
京介「そんなことねぇよ。ホント助かったサンキューな!」
沙織「いやいや・・・・・・あ、ところで京介氏」
京介「何だ? せっかく会ってまで相談に乗ってもらったんだ。俺に出来ることなら何でもするぜ」
沙織「そういう安易な約束をすると身を滅ぼしますぞ」
沙織「まぁでもそこまでおっしゃるのでしたら、今度乙女座のパイロットにでもなってもらいましょうか」
京介「な、何だそれ?」
沙織「拙者、前々から京介氏に言って貰いたいセリフがあるのでござる」
京介「そんなことなら今すぐにでもいいぞ?」
沙織「いえいえ、それにはもっとふさわしい衣装と場所が必要でござるよ」
京介「こ、コスプレかよ・・・・・・まぁそれくらいなら全然問題・・・・・・」
沙織「まぁ楽しみにしているでござる」
沙織「と、その話は置いといて。京介氏携帯の方は大丈夫でござるか?」
京介「ん、携帯・・・・・・? ってうわ、どんだけメールきてんだよ!?」
沙織「き、きりりん氏もやりますなぁ・・・・・・」
京介「撮影早く終わったからこれから遊びに行くぞって・・・・・・おいおい、こっちの都合も考えろよ。っと瑠璃の奴もメールしてたのか・・・・・・」
沙織「何かお家の方でご用事でも?」
京介「いや、今何処にいるかってだけだ」
沙織「ははぁん、モテる男は大変でござるなぁ」
京介「茶化すなよ、でも今日は沙織との約束があるからな」
沙織「拙者のことでしたら気にしないでくだされ。せっかくアキバに来たのですから色々と回ろうと思っていたところもあります故」
京介「そうか? いや、でもなぁ・・・・・・」
沙織「では次回拙者が妹になったときはご一緒願いますぞ!」
京介「お前もかよっ!」
しえ
――・・・・・・
桐乃「・・・・・・・・・・・・」
桐乃「遅いっ!」
桐乃(全く、何してんのよあいつは!)
桐乃(あたしが連絡したら10分以内に駆けつけるのが当然でしょ!)
桐乃「っち!」ザッ
桐乃「――あんた遅すぎ! って・・・・・・」
???「あら、あなたと待ち合わせをした覚えはないのだけれど」
全力で支援
桐乃「・・・・・・なんだ黒いのか」
黒猫「何だとは随分なご挨拶ね」
桐乃「何? あたし忙しいんだけど」
黒猫「あら、それは失礼したわ。十分以上もそこで携帯を眺めてるのがそんなに忙しいとは思わなかったものだからつい」
桐乃「見てたの!? サイテー・・・・・・」
黒猫「ふっ、どうとでも言いなさい」
桐乃「・・・・・・なんか用?」
黒猫「そうね、用事・・・・・・あると言えばあるかしら」
桐乃「早く済ましてよ、私これから用事があるんだから」
黒猫「ええ、いいわよ。私も貴方に少し言いたいことがあっただけだから」
桐乃「そ、ほら早くしなさいよ」
黒猫「そう急かさないで、別に用事があるのは貴方だけではないのよ?」
桐乃「じゃあまた今度でいいじゃん? だからさっさと帰――」
黒猫「貴方に京介は渡さないわ」
支援
桐乃「は?」
黒猫「うちの京介を貴方のようなビッチに渡したりしないと言っているのよ」
桐乃「何言ってんの? 意味わかんないし」
黒猫「あら、聞こえなかったかしら? それとも私の言語を解する程の知能が貴方に備わっていなかったということかしら?」
桐乃「喧嘩売ってんの?」
黒猫「どうやら基礎的な言語知識は存在するようね。良かった壊滅的なまでに国語能力が備わっていないのかと思って不安になっていたところよ」
桐乃「人がおとなしく聞いてたらいい気なって! ふざけんなこのクソ厨二病女!!」
黒猫「いつ貴方のようなヒステリック女がおとなしくなったのか訊きたいところね」
桐乃「こんの・・・・・・!」
黒猫「何? 何か言いたいことでもあるのかしら?」
盛り上がって参りました
続き来てたか
桐乃「ふん、ほんっとあんたってキモい!」
黒猫「ふふ、語呂の少ない女ね。哀れにさえ感じるわ」
桐乃「その格好もそうだけど、いちいち回りくどい話し方するとこもキモい、どうせ兄貴と一緒にいたいから高校も同じところ行ったんでしょ? 友達のいないあんたを大好きなお兄ちゃんが守ってくれるもんね? はーキモ、マジキモ」
黒猫「な!? 京介は関係ないでしょう!!」
桐乃「あれー図星だったの? うわ、更にキモい!」
黒猫「いい加減にしないとその口訊けなくしてあげるわ・・・・・・」
桐乃「やってみたら? ていうか京介はあたしの兄貴なの! あんたのじゃないから!」
黒猫「この間から思っていたけど貴方何を言っているの? 血縁の関係もない貴方が妹だなんて訳の解らない事を言わないで頂戴」
桐乃「はぁ? 元々血が繋がってないのはあんたの方だから!」
黒猫「・・・・・・おめでたい夢でもみてたのかしら?」
桐乃がうざくてギブアップ
桐乃エンドとかじゃなければ呼んでおくれ
まだあった
がんばれ
語呂の少ない→語彙の少ない
桐乃「あんた・・・・・・っ!!」
黒猫「どんなタチの悪い冗談なの? あれだけ邪険にしていたのにも関わらず今更兄さんに惚れたのかしら?」
桐乃「そ、そういうんじゃないっての!!」
黒猫「貴方に兄さんはふさわしくないわ」
桐乃「な――!」
黒猫「後から出て来て人の兄さんを好き勝手に振り回して、オタクの言い訳に使って、その上今度は妹面? ふざけるのもいい加減になさい」
桐乃「実際後から出てきたのはあんたの方でしょ!」
黒猫「・・・・・・やっぱり本気で貴方は自分を兄さんの妹だと思っているの? 何度言えば解るのかしら? 兄さんの妹は私、貴方ではないわ」
桐乃「い、今は確かにそうかもしれないけど!」
黒猫「それとも貴方は兄さんに、『京介の妹にふさわしいのはこの私だ』と、胸を張って言えるのかしら?」
桐乃「何変なこと言ってんのよ!?」
黒猫「答えなさいな高坂桐乃」
桐乃「ふ、ふん。い、言えるに決まってんでしょ! あたし程良く出来た妹なんて他にいるわけないじゃない」
黒猫「そうかしら? 幾ら強くても、幾ら才能があっても、幾ら着飾っても、幾ら美しくても、幾ら諦めなくても、散々邪険にしてきて、散々振り回して、散々困らせて、散々罵倒した貴方に本当にそんな資格があるというの?」
黒猫「言っておくけど、外から見た話じゃないわよ? 他人は他人、そんな外側からの評価なんてそれこそ微塵の意味もないわ。他の誰でもない。京介に貴方は自分が一番だと誇れることが何か一つでもあったの?」
桐乃「・・・・・・それは・・・・・・」
黒猫「だんまり?」
桐乃「うっさい! 黙れ!」
黒猫「図星かしら?」
桐乃「・・・・・・あんたってホントいい性格してるよね」
黒猫「それほどでもないわ」
オーイキリノー
黒猫「あら、ようやく兄さんも到着したようね」
桐乃「・・・・・・ッチ、遅いっての・・・・・・」
京介「お、おぉなんだ瑠璃も一緒なのか?」
黒猫「いいえ、私は偶然通りかかっただけよ」
京介「そうか? まぁせっかくだし一緒に何処か――」
桐乃「ふざけんな!」
京介「ど、どうした桐乃?」
黒猫「少しは空気を読む努力くらいして欲しいものね」
ギブ
桐乃「私はあんたを待ってたの、何で邪気眼厨二病女なんかと」
黒猫「何? 今度は兄さんに媚を売りだしたの? このビッチは」
桐乃「はぁ!? 何で私がこいつに媚売らなきゃいけないのよ!?」
京介「待て待てお前ら落ち着けって!」
桐乃「もう行くわよ! 付き合ってらんない!」
黒猫「待ちなさいな、兄さんは置いて行ってもらうわよ、下品なメスの臭いが移ったら大変」
桐乃「この――」
京介「いい加減にしろっ!」
桐乃&黒猫「」ビクッ
京介「マジわかんねーよ、本当にどうしたんだお前ら」
桐乃「べ、別に――」
黒猫「どうもしないわよ、ただ私は兄さんに側にいて欲しいだけ」
桐乃「――ッ」
京介「瑠璃、お前・・・・・・」
黒猫「私はずっと側にいたのよ? それなのに急に出てきたこの女に京介を持っていかれるなんてそんなの耐えられるわけないでしょう」
黒猫「京介。お願いよ、私の側から離れたりしないで・・・・・・」グッ
支援
さるよけ
京介「・・・・・・そうか、ごめんな瑠璃。お前の気持ちに気づいてやれなくて」
京介「大丈夫だ。俺はお前の側から離れたりしない。ちゃんと、ずっと、俺はお前の兄貴だ」ナデナデ
黒猫「・・・・・・き、気安く触れないで頂戴」
京介「そうか?」ナデナデ
黒猫「でも・・・・・・今だけは許してあげる」
京介「そうか」
桐乃「・・・・・・なによ・・・・・・」
京介「桐乃・・・・・・」
桐乃「あたし一人、バカみたいじゃない・・・・・・」
桐乃「ずっと一緒にいたのはあたしだってそう! あんたは、京介は覚えてないかもしれないけどあたしはずっと側にいたんだから!」
桐乃「言葉は交わさなかったかもしれないけど、心はずっと遠くだったかもしれないけど、ホントは夢だったかもしれないけど! あたしは・・・・・・!」
京介「桐乃」
桐乃「うっさい! バカ! もういい! 死ね!」ダッ
京介「待てよ桐乃!」グッ
桐乃「離せ! 離せ離せ!」
京介「お、俺はなぁ! よく聞け桐乃!」
京介「俺はっ! お前の頭だって撫でてやれる!」
ほ
・・・・・・・・・・・・
黒猫「は?」
桐乃「」
京介「お前が俺を兄貴だって言うなら、兄貴だっていう記憶がない俺でも良いって言うなら! 俺はいつだってお前の兄貴になってやれる!」
京介「いいや、お前がもう俺なんか兄貴でも何でもないって言ってももう聞かねぇ! もうお前は俺の妹だ! 決めた!」
黒猫「き、決めたって・・・・・・」
京介「元々三人の妹がいるんだ! 今更一人増えようが二人増えようがモノの数じゃねぇ! 全員まとめて面倒見てやる! 全員まとめて抱きしめてやる!」
京介「妹の三人や四人! 抱きしめられないで何が兄だ、中途半端な気持ちで兄なんかやってられねぇんだよ!」
京介「俺がお前らの兄貴だ! 何か文句あるか!?」
>
桐乃「な、なにそれ・・・・・・」
京介「・・・・・・なんだよ」
桐乃「・・・・・・そんなこと言われたら、もうあたしどうしようもないじゃん」
桐乃「あんたの妹になるしか、ないじゃん・・・・・・バッ・・・・・・カじゃ、ないの・・・・・・?」
京介「い、いいだろ別に」
桐乃「ふふっ・・・・・・バカ・・・・・・」
黒猫「はぁ・・・・・・本当兄さんの莫迦さには呆れて物も言えないわ」
京介「お前ら揃いも揃ってバカバカ言うんじゃねぇよ・・・・・・」
桐乃「しょうがないじゃん、ホントーにバカなんだから」
支援
黒猫「・・・・・・そんな莫迦な兄さんに一つ訊きたいことがあるのだけれど」
京介「はいはい、なんだよ」
黒猫「先ほどの兄さんの説得だと、妹なら抱きしめてもらえるそうね?」
京介「あ、あぁ、そんなことも言ったな」
黒猫「・・・・・・じゃあお願いしようかしら」
京介「い、今ここでか!?」
黒猫「か、勘違いしないで頂戴! さっきの言葉に嘘偽り無いか確かめる為よ、他意は無いわ」
桐乃「ちょ、ちょっとあたしも忘れてないでしょうね!? ていうかそれあたしに言ったことだし? あんたは関係なくない?」
黒猫「あら、妹であればこの権利は行使出来るはずよ。むしろ頼んだのは私が先なのだから貴方は指くわえて見てなさいな」
支援
京介「あーはいはい! わかりました! 二人まとめてやってやらぁ!」
黒猫「んっ」ギュ
桐乃「むっ」ギュ
桐乃「えへへ、バカ・・・・・・」
黒猫「ふふっ莫迦・・・・・・」
京介「どっちにしても馬鹿呼ばわりされるのかよ!」
桐乃「で、どう?」
京介「何が?」
桐乃「こんな可愛い妹を腕の中に抱えた気分は?」
黒猫「そうね、それは私も気になるわ。正直な感想を聞かせて頂戴」
京介「・・・・・・・・・・・・」
京介「そうだな・・・・・・」
京介「まぁ、悪くはない・・・・・・かな?」
11月だってのに暖かい世界だな
――――
あやせ「桐乃!起きて!!」
桐乃「」ハッ
桐乃「・・・・・・夢か」
加奈子「おいおいどうしたんよーもう放課後だぜ?」
あやせ「どうしたの桐乃うなされてたけど・・・・・・?」
桐乃「いや、何か変な夢みちゃって」
あやせ「夢?」
桐乃(昨日徹夜でゲームやっちゃったのが原因だよね・・・・・・)
桐乃「うーん、なんでもない。帰ろうか!」
加奈子「寝ぼけて車に轢かれそうになっても加奈子様は助けてやんねェゾ」
支援。
――・・・・・・
あやせ「あれ? もしかして桐乃、あれってお兄さんじゃない?」
桐乃「え?」
加奈子「うげっ」
あやせ「あ、こっちに気づいたみたい」
桐乃「あ、う、え」
京介「おう、お前らも今帰りか?」
あやせ「はい、今日はお姉さんと帰りは別なんですか?」
京介「そういつも一緒に帰ってるわけじゃねぇよ」
あやせ「そうでしょうか?」
京介「そうそう、どうだ。今日くらい一緒に帰ろうぜ!」
あやせ「セクハラはやめてください」
京介「なんでだよ!!」
支援
桐乃「あ、えっと・・・・・・」
京介「ん? どうした桐乃。なんか元気なくないか?」
桐乃「な、何でもない!」
京介「困ったことがあるならちゃんと言えよ?」ボソボソ
桐乃「・・・・・・うん///」
加奈子「あーあ、なぁに妹の友達ナンパしてんだよ」
京介「は?」
桐乃「え?」
加奈子「ほら」ズイ
京介「・・・・・・鞄がどうした?」
加奈子「ん!」
京介「なんだよ」
加奈子「鞄持てっつってんのがわかんねぇのかよ!」
京介「拒否してんのがわかんねぇのかよ!」
追い付いただと、、、
加奈子「いいから持てって! そしたら加奈子様が一緒に帰ってやるからヨ」
桐乃「え、あやせ何これどういうこと?」チョッオマエナゲンナッテ!
あやせ「どういうこともなにも、京介さんは――」ウォオモッ!ナニハイッテンダコレ!
加奈子「可愛い妹の鞄くらい兄貴なら黙って持ちやがれってんだ!」
京介「お前が可愛い妹なら兄貴の俺を少しは敬え!」
あやせ「加奈子のお兄さんだよ」
桐乃「」
おわり
おつ!加奈子が妹なのも見てみたいな
ね、ねむすぎる
こんな時間かかると思わんかった・・・・・・
おつ
面白かったわ
乙
衝撃の真実が今明らかに
おもしろかったぞ
マジほめてつかわす
桐乃たそ~
>>201
原作読んでないから加奈子にいるらしい姉の情報がないから現状では難しいかな・・・・・・
とりあえず時間かかった割に大した出来じゃなくてすまん。
付き合ってくれた人ありがとう。
五更家妹たちの兄である京介と加奈子夢オチENDが書きたかっただけなんだ・・・・・・
おつ
加奈子編も見たいなー(チラッ
乙
ありがとう、皆お休み
乙
加奈子の姉ってゲームにしか出てこないんじゃなかったっけ
乙
楽しかったわ
おはよう
そして乙
乙
無限ループって怖くね?
乙
楽しめた
まるりん氏
>>212
原作にもおるで
沙織姉のグループメンバーで眼鏡くれた人が加奈子姉
マスケラ原作者だったりもする
おつ
>>32
アニメは本当にきつかった
特にアニメ回と最終話あたりは見てられない
作りは悪くないし活字なら読めるのに
おつ
加奈子編はよ
なにもみてないが死ね
あやせ兄編も書いてくろ
加奈子の奴隷になりたい
>>212
原作結構出てくる
乙
/ , ,ィ ハ i、 、 ! /''⌒ヽ-─‐- 、 、ー'´ \ .イ , ,ィ ハ i 、 . |
/イ ,ィ/l/ |/ リuヽlヽト、 | ゝ ,、.___, \ > , ! | ,ィ/l/ l/ uハlヽトiヽ. |
イ /r >r;ヘj=:r‐=r;<ヽ│ 「 ./ u \ | ≧ , ,ィ/ハヽ\ | |/゙>r;ヘ '-‐ァr;j<`K
r、H ┴'rj h ‘┴ }'|ト、 |./ ヽ | 1 イ/./ ! lvヾ,.ゞ、 ! .ry ┴ 〉 └'‐ :|rリ
!t||u`ー-‐ベ!` ` ー-‐' ルリ r|´゙>n-、ヽ-rj='^vヽ _レ「゙f.:jヽ ーT'f.:j'7`h |t|. ヾi丶 u レ'
ヾl. fニニニヽ u/‐' :|r| ー "j `ー ′ h゙リ {t|!v ̄" } ` ̄ !リ ヾl u iニニニヽ /| イイハナシダナー
ト、 ヽ. ノ u,イl. ヾ! v ヾ__ v イ‐' ヾl ヾ_ v ./' ト、 、__丿u ,イ ト、
,.| : \ `ニ´ / ; ト、 ト.、u L_ フ , ' |. ト、u ヾー `> /.|. ,| ::\ / ; / \
-‐''7 {' :: ` ー ' ,; ゝ:l`ー- ⊥:`ヽ. __ / ,' | | :\  ̄ /,' ト、_ /〈 :: ` ー ' ,'/ 「
/ \ :: , '/ :| `'''ー- 、 , ' '>-,、.._ノ :: `ー ' /,.イ \:: / |
/ \ / | | ヽ-‐'´ _,.ヘ< _:: _,. イ/ | ,.へ、 /´\ |
京介がリーディングシュタイナー発動させて桐乃の兄だった世界線の記憶を思い出して葛藤する話かと思ったらそんなことなかった
起きたらまだあった
よし頑張れ
>>230
おはよう…べ、別に待ってたんじゃないんだからね//
あやせ編はよ
――おまけ――
桐乃「そういえばあんたって妹が二人いるんだよね?」
黒猫「えぇ、それがどうかしたのかしら」
桐乃「あんたがあいつの妹で、あたしもあいつの妹になったってことはつまり・・・・・・そ、その二人は・・・・・・あ、あたしの、い、いい、妹! でもある訳じゃん?」
黒猫「・・・・・・何を言っているの」
桐乃「ちょ、ちょっとその私、お兄ちゃんに用事が・・・・・・ぐへへへ」
黒猫「行かせる訳無いでしょう! その汚らしいよだれを拭いて頂戴」
桐乃「は? 何でいいじゃん! 少しだけ! 先っぽだけだから!」
黒猫「何がよ!?」
追い付いたら極上のおまけが待っていた
――おまけ2――
『お兄ちゃんの会』
京介「だ、抱きしめたいナ、ガンダムゥ(棒)」
沙織「おぉ、やはり拙者の目、耳に狂いは無かったでござる」
桐乃「・・・・・・何であいつこんなことさせられてる訳?」コンドハコッチヲ
黒猫「大方二つ返事で約束を取り付けたのでしょう」マダアルノカ!?
沙織「ちなみに兄上」
京介「お前の兄になった覚えはないんだけどな・・・・・・」
沙織「良いではありませんか。拙者だけ仲間外れは寂しいでござるよ」
京介「いやいや、そんなつもりは――」
桐乃(何また増やすの? 妹を増やすつもりなの? 死ぬの?)ゴゴゴ
黒猫(これは去勢する必要があるかもしれないわね・・・・・・)ゴゴゴ
沙織「で、次に兄上に着ていただきたい衣装は」
京介「沙織さん。勘弁してください!」
おまけ来てた
支援
――おまけ3――
日向「キョウ兄」
珠希「おにぃちゃん」
京介「なんだ? お前ら」
日向「キョウ兄ってびっちさんを妹にしたって瑠璃姉に聞いたんだけど本当?」
珠希「ほんとー?」
京介「桐乃な。瑠璃の影響受けるのやめろ珠希も真似するだろ」
日向「質問に答えてよー」
京介「ん、まぁ色々あってだな・・・・・・」
日向「彼女じゃないの?」
京介「だから違ぇって何回言わせるんだよ」
日向「・・・・・・そっかー」
京介「そうだよ」
日向「・・・・・・ねぇキョウ兄遊びに行かない?」
珠希「いきませんかー?」
京介「何だいきなり?」
日向「いいでしょ、いこーよ、ねぇー」グイグイ
京介「あーはいはい、行ってやるから落ち着けっての」
日向「えへへ」
珠希「おにぃちゃん、おんぶしてくださいー」
京介「おいおい、外出前からそんなんで大丈夫か?」
珠希「だいじょうぶですーえへへ」
日向「あーキョウ兄やらしい顔してるぅー」
京介「するか! ほら行くぞ」ギュ
日向「あ、ちょっとキョウ兄! て、手なんか握らなくていいから!///」
京介「はいはい、行くぞー」ギュー
ほのぼのかわいい
――おまけ4――
あやせ「お兄さん」
京介「お、あやせか。学校帰りか? お前から声をかけてくるなんて珍しいな」
あやせ「はい、お兄さんに少しお話が」
京介「何だ? また桐乃と何かあったか?」
あやせ「・・・・・・・・・・・・」
京介「? おーい」
あやせ「・・・・・・ついに桐乃に手を出しましたね」スゥ
京介「」ゾクゥ
京介「そ、それは流石にお前の勘違いだぞ!」
あやせ「勘違い・・・・・・?」
京介「あ、あいつは俺の妹っていう関係になっただけで別に付き合ってる訳じゃ――」
あやせ「余計に危ないじゃないですか! このシスコンエロゲー野郎!!」ドコォッ
京介「ゴフゥ!!」
京介「ご、誤解だ・・・・・・」
あやせ「も、もうお兄さんのことなんか信用出来ません!」
京介「いや、だから――」
あやせ「ですから!」
あやせ「私も、お兄さんの妹になります!」
京介「は?」
あやせ「私自らお兄さんの犯罪性を明らかにしてやりますから覚悟してください! お、お、お、お兄ちゃん!!」
京介「いや、そこはお兄さんでいい」
あやせ編頼む
――おまけ5――
加奈子「お、マネージャーじゃん!」
京介「うげっ加奈子!?」
加奈子「なんかさー」
京介「なんだよ」
加奈子「あやせも桐乃もおかしくね?」
京介「そ、それを元マネージャーの俺に言われてもな」
加奈子「あれ、お前桐乃とあやせの兄貴なんだろ?」
京介(なんだあいつら、言いふらしてんのかよ!?)
加奈子「でもお前ら血繋がってたっけ?」
京介「いや、なんつーか。そういう関係になるってだけで別に血が繋がってるだとか一緒に暮らしてる訳じゃないけどな」
加奈子「ふーん、まぁいいや」
加奈子「てかそんなに兄貴のいる妹ってのはいいもんなのかヨ?」
京介「妹じゃねぇから知らねぇよ」
加奈子「かなこ、別に姉ちゃんいるけどそんないいもんじゃなくね?」
京介「だから知らねぇよ」
加奈子「あ・・・・・・かなこ、すげぇ良いこと思いついた」
京介「あん?」
加奈子「かなこ達付き合おうぜ!」
京介「――は?」
終わり
加奈子可愛いよ加奈子
乙
修羅場か加奈子編はよ
加奈子編はよ
加奈子編はよ
psp加奈子√こそ俺の正史
0時から8時まで書き溜めたものをコピペする作業な。
○○編とかはもう書かずに誰かに丸投げするよ。てか俺妹SSまた増えろ
とりあえず次はアイマスのツンデレPの続編書くから
加奈子√を
めーるめるめるめるめるめるめ!!
今更だけど
両取り狙いの黒猫なら>>1の時点で
「あなたも一緒に行きましょう?」って桐乃を誘うはず
え、黒猫ってバイなん
性癖上バイかどうかはわからんがすくなくとも桐乃に対しては
「あなたがいなくなったら、私は死ぬわよ?」
と言っちゃうくらいの想いがある
>>256
厨二病からメンヘラとか胸熱やな
前スレのスレタイ教えて
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