・俺妹SS
・期待できない
・設定とか矛盾ある鴨
・かまくらってどう作るの?
以上の点があってもダイジョブな方のみどうぞ
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京介「毎度ありがとうございまぶううぅぅっ!?」
ドサッ
京介「…………」
京介「…本物だ」
京介(?何がなんだか分からない?んじゃ少し巻き戻そうか)
◀◀
京介「ふい~桐乃に言われたやつ全ルート制覇したぞー」
京介「ああっ…疲れた…」
京介「まあこの早見ちゃんって娘はあやせたんに声そっくりで可愛いかったな~」
京介「あやせたんねえ…」
京介「おっと。早めにやって損はないからな。返しに行くか」スタスタ…
ガチャ…
コンコン…
京介「桐乃ーおーい桐乃さーん」コンコン…
京介「おかしいな…」
ガチャ…
京介「…」
桐乃「な、なななな」
京介「あ?」
桐乃「何勝手に妹の部屋入ってるんですか変t
桐乃「あ…」
京介「………」
京介「あやせ…?」
京介(んで今に至るわけだ)
京介(?なんで蹴ってもらったって?)
京介(本人認証だ。仕方ない仕方ない)
京介「………しても困ったな…」
京介「つまりどういうことなんだ?桐乃があやせであやせが桐乃…」
京介「う、ううむ…」
桐乃「ついさっきなんですけどね…いつの間にかここに…」
京介(コラそこ。違和感あるなんて言わない。俺だって気持ち悪いんだから)
京介「とりあえずあやせたんの携帯に…」ピッピッ…
京介「」prrrr…
あやせ『………』
京介「……えーあーうん。桐乃?」
京介「ちょいと話したい事があるんで21:00サイゼね?」
あやせ『…分かった』ピッ
京介「…………」
京介(いや予想はしてたけどさ、してたけどさ)
京介(あのマイラブリーエンジェルあやせたんが敬語使わないだとォォォ!?)
京介(こりゃやべえ非常事態だ)
京介「あやせ!今からサイゼ行くぞサイゼ!」
あやせ「え?」
~サイゼ○アにて~
カラン…
京介「おっ。来たか」
あやせ「…………あやせ…」
京介(見た目はあやせ中身は桐乃って……)
京介(…ないな)
桐乃「桐乃…」
あやせ「なんなのこれ…」
あやせ「姿も声も全部あやせなんだけど!」
桐乃「私にもわからないよ…」
あやせ「うう…新しいエロゲやり途中だったのに…」
京介「そこ?」
京介「そして頼むからあやせの姿でエロゲエロゲ言うな」
あやせ「別にいいでしょ!」
桐乃「まあまあ…」
京介「…………結論としちゃこりゃ1回そのままこの生活継続して貰うしかなさそうだ」
あやせ 桐乃「えええええっ!?」
京介「仕方ないだろ。原因も分からないのにはい戻りましょうなんて…」
京介「それに。今お前達が親父やお袋に入れ替わったなんて言って信じてもらえるか!?」
京介「………まあそもそも入れ替わったって信じられちゃそれこそ騒動起きそうだし」
京介「だからこのまま気づかれないように桐乃はあやせの、あやせは桐乃のフツーの生活しろ」
あやせ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!エロゲは!?同人誌は!?」
京介「…………」
京介「頑張れ」
あやせ(テメコノヤロォォ!)
桐乃「………え?」
桐乃「つ、つまり私は…」
京介「今日から俺の妹って事になるな」
桐乃「」ガーン
京介「え、そんなに悲しむ事?え?そんなに俺の事嫌い?」
桐乃「い、いえ別にそんな…」
桐乃(夜襲いに来た時の為に金属バットでも用意しとこ)
京介「ねえ今なんか嫌な幻聴が聞こえたぞおい!」
京介「………」
桐乃「それじゃお兄さん。今日はもう寝ますから」ガチャ…
桐乃「少し頭冷やしたいですし…」
京介「……ああ」
バタン…
京介「キタァァァァァァァァァ\(^o^)/ーーーーーーーーー!」
京介「いやっほう!やったやったあやせたんが俺の妹になったぞー!バンザーイ!」
京介「まさかあり得もしないこんな馬鹿げた夢が叶ってしまうとは…」
京介「ああ死ねる。今なら俺自殺できるよ。てか死のうかな」
京介「………」
京介「…桐乃のエロゲどうしよ…」
京介(えと…それからは結構早く時間が過ぎていったな…)
京介(まあ1番ホッとしたのは家族との食事。会話していつもの口調が癖で出たらたまったもんじゃない)
佳乃「桐乃、ちゃんと試験勉強進んでるの?」
桐乃「え、あ、まあまあかな」
大介「」パクパク…
京介(普通にセーフでした。心配しなくても大丈夫だったな)パクパク…
京介(出来るだけ話さないようっつってもよく桐乃とは話すからな。口調とかは大体把握してるんだろう)
京介(親友怖い)
京介(んで、桐乃の方はというと…)
あやせ「ああこれこれ!やってみたかったんだよねー」
京介(相変わらずエロゲ一色。て言ってもこうして俺と公園とかで会う時ぐらいしかできねぇけど)
京介(あやせたんの親は怖いからなー。いやまあ凄いって言う方がいいけど)
京介(親父が議員でお袋はPTA会長ねえ…そらあんな風になるわ)
京介(…まあ相変わらずのご様子で安心したわこれも)
京介だけど1つ面倒くさい問題があるんだよな…)
沙織「冬のコミケに行けない…でござるか?」
京介「ああ。風邪ひいちまったって」
沙織「そういえば最近きりりん氏を見かけていないでござるな…」
京介(これだよ。これに関してはどうしようもない)
京介(こいつらに話しても信用してくれねえよなあ…それこそゲームのやり過ぎって言われそうだな)
京介(いつかはバレるだろうからバラしとくか?でもなあ…)
黒猫「………まああの子にはあの子なりの事情があるんでしょう」
黒猫「どうせその内後ろから襲いかかってくるわよ」
黒猫「気にすることないわ」
沙織「………最もでござるな」
沙織「あ、じゃあ京介氏。そろそろ拙者達は…」
京介「ん?あ、今日発売のエロゲがあったか」
黒猫「ご名答」
京介「おう。健闘を祈るぜ。じゃあな」
ガチャ…
京介「ただいまーっと」バタン…
桐乃「あ、お帰りなさい。お兄さん」
京介(ああマイラブリーエンジェルあやせたん可愛いよお~)
京介(まあ姿が桐乃なのは置いといてー)
京介「ああ。出迎えありがとさん」
京介「?エロゲか?」
桐乃「はい。捨てるので」
京介「」
京介「え、ええええ!?」
京介「え、ちょ…桐乃の…」
桐乃「昨日桐乃から電話があったんです」
桐乃「邪魔ならエロゲ捨ててもいいって」
京介「え…」
京介(それほど切羽詰まってたのか…)
京介(でも…今までやってたのだぞ?わざわざ捨てる必要は…)
桐乃「………それに忘れたいらしくて」
京介「………」
京介(桐乃が…エロゲから離れる…?)
京介(黒猫は?沙織は)折角趣味が合う奴が…)
桐乃「………桐乃の気持ちも…考えてあげてください」
京介「………」
京介(………なんやかんやあって数ヶ月…)
京介(とうとうLINEでのやり取りさえなくなってしまった…)
京介「…………なんか調子狂うなぁ…」
京介「なんせ一言も喋ってねえもんなあ…」
京介「……何してんだろ、桐乃」
コンコン…
<オニーサーン
京介「?あやせか?」ガチャ…
桐乃「……」
京介「はい?」
桐乃「えとその…ええ…」
桐乃「あの…くじ引きで…遊園地のペアチケット当たったんですけど…」
京介「え?」
ゴオオオッ
<キャーーー
桐乃「キャーーー」ダキッ
京介「は?」
赤城「ウォォォ…」ドロロン…
桐乃「デターーーッ!?」ダキッ
京介「は?」バキッ
赤城「痛っ!?」
桐乃「」グルグル…
京介「は?」
桐乃(目が回る…回しすぎた…)
京介(ハァァァァ!?)モグモグ…
桐乃「ここの料理イマイチですね」
京介「そうだな」モグモグ….
京介「て!そうじゃねえ!」
桐乃「?」
京介「……………」
京介「あの…俺達って今遊園地にいるんだよな?」
桐乃「はい。そうですね」
京介「………」
京介「なんでもない」モグモグ…
桐乃「今日はとても楽しかったですよお兄さん」
京介「あ、ああうんそうだね」
桐乃「お兄さん…なんか今日変ですよ?」
京介(変ったってよ…)
京介「いやなんかうん…桐乃inあやせとデートするってなんか複雑な気分て…」
桐乃「………」
京介「あ、ち、違う!今のナシ!ノーカウント!」
桐乃「お兄さん…」
京介「そ、そうだよな!?これデートじゃねえもんな!ご、ごめんごめん!」
桐乃「…………私より桐乃と話した方が楽しいんですか?」
京介「ふぇ?」
桐乃「……」
京介「………どっちって言われたら………」
京介「……あ、あやせかな…」
桐乃「え」
京介「なんかあやせと過ごしていく内に…その…なんと言えばいいか…」
京介「本当の家族みたいに感じちまって…」
京介「桐乃の時より喋る機会多くなったし…」
京介「今日のだって十分楽しめた」
桐乃「お兄さん…」
京介「なああやせ…」
桐乃「?」
京介「結婚s
桐乃「通報しますよ」
京介「………」
京介(それからというもの…俺達は2人で出かける事が多くなった)
京介(お使いだろうが)
桐乃「卵に牛乳…」
京介「後パンに…」
桐乃 京介「……」
桐乃 京介「読めない…」
佳乃「お、おほほほ…」
京介(登下校だろうが)
京介「ふああ…眠…」
桐乃「外は寒いですね…」ガタガタ…
京介「……」
ギュッ
桐乃「え」
京介「…少しは温かくなったろ?」
桐乃「……はいっ」
京介(ショッピングだろうが御構い無しについていった)
桐乃「どうですか?この服似合います?お兄さん」
京介「うーん…」
京介「いや正直あやせたんならなんでもいいや」
桐乃「適当すぎですよ…」
京介「どれにしようかなかみさまのいうと…」
あやせ「」ドンッ
京介「痛っ!?」
あやせ「」スタスタ…
京介「いった~」
桐乃「大丈夫ですか?お兄さん!」
京介「いんや別に大した事ねえよ…」
京介「……桐乃?」
京介「すまないあやせ。少し待っててくれ」
桐乃「え、お兄さ…」ダダッ…
京介(たく…何処ほっつき歩いてるか知れたもんじゃない…!)
あやせ「」スタスタ…
京介(少しも連絡寄越さねえで…)
あやせ「」スタスタ…
ガシッ
京介「つっかまえだぶひ!?」バキッ
京介「いてえええ!な、何すんだよいきなり!」
京介「感動の再会で最初にやる事が顔面エルボーてどういうこっちゃ!」
あやせ「………」
あやせ「感動の再会?あたしはもうあんたの家族じゃないの」
京介「はあ?」
あやせ「あたしはもう新垣あやせ。桐乃とはまだしもあんたとは無関係な筈だけど?」
京介「何変な事を…」
あやせ「現にあんたはそうやって妹と楽しくやってるでしょ?」
京介「だからなんだよ!お前は正真正銘俺の家族だよ!」
あやせ「………じゃあさ、なんであの時少しも努力しなかった訳?」
京介「!?」
あやせ「本当はあの妹の方が良かったんじゃないの?だから誰にも協力を…」
京介「だから!あの時は状況が状況だったろ!」
あやせ「そうやって都合いい風に言って逃げ道作るんだ!へえ~下衆のやる事だね!」
京介「なんだよ!こっちが心配したと思ったら途端にこれか!へっ!話になんねーよ!」
あやせ「ああそうですね。はい。じゃあこれっきりにしましょうか」
あやせ「私と貴方が喋るのは」
あやせ「最後に一言。どうかすぐに野垂死にしてくださいこのクソ兄貴(笑)」
京介「ふん!死ねっていった奴が死ぬんだよバーカ!」
あやせ「ふん」スタスタ…
京介「あ~あ!こんな妹生まれてこなきゃ良かったね!」
あやせ「………」
スタスタ…
桐乃「お兄さん!何処行ってたんですか!」
京介「あ、あやせ!服は!?」
桐乃「お金持ってるのお兄さんですからどうしようもないんですよ…」
京介「す、すまない!今戻ろう!」
京介「……」
京介(あれから結局一度も桐乃と会ってない…)
京介(……何やってんだろあいつ…読モに勉強…後…)
京介「……エロゲか…」
ポチッ
京介「今日こそ全ルート制覇するぞー」
京介「まず何しよっかなと…」
桐乃「妹ルートにしたら?」
京介「それもそうだな…まだ攻略…」
クルッ
京介「………」
京介「頭おかしくなったのかなあ…」ポリポリ…
京介「……いや、止めよ」
京介「ふー…」
コンコン…
京介「?あやせ?」
桐乃「」ガチャ…
京介「どした?」
桐乃「………人生相談が…あるんです」
京介「へ?」
桐乃「……」
京介「でだ。人生相談てのは…」
桐乃「………」
京介「………」
桐乃「………」
京介「………」
桐乃「………」
京介「なあそろそろ言ってくれ」
桐乃「……すう~はあ…」
桐乃「……単刀直入に言います。お兄さん」
桐乃「私と付き合ってください」
京介「………」
京介「」ホジホジ…
京介「何に?」
桐乃「………え、いや付き合うに何も…」
京介「………」
京介「ええええええええええええええええ!?」
桐乃「し、しー。もうお父さん達寝てるじゃないですか!」
京介「ぎゃーーー!もう結婚してる前提になってるぅぅぅぅ!」
桐乃「そこまで行くな!」
京介「………」
桐乃「落ち着きました?」
京介「………ああ」
桐乃「では早速返事を聞きたいんですけど…」
京介「……」
桐乃「て言っても無理な話ですよね」
桐乃「明日、またこの時間に来ます。その時に……」
桐乃「聞かせてもらいますね」
京介「………」
京介(……)ビュォォ…
京介(あれ…なんで俺悩んでだろ…)
京介(こんなの1択だろ。あやせたんだよあやせたん)
京介(あの…うん。言わなくても分かるだろ)
京介「…………じゃあなんで迷ってんだろうな…」
麻奈実「どうしたの?京ちゃん」
京介(なんでこうなるかね…)
京介「その…う~ん…」
麻奈実「…桐乃ちゃんと喧嘩した」
京介(すげえや大体合ってる)
京介(幼馴染って怖い)
京介「……ああそんなとこ」
京介「しかもいつもより派手に打ち噛ましちまったよ…」
麻奈実「……」
京介「なあ麻奈実。こういう時どうすればいいと思う?」
麻奈実「…………やっぱり素直にお互い謝ったらいいと思うよ」
麻奈実「喧嘩の原因は喧嘩をした人全員にあるからね」
麻奈実「誰が悪いなんてないよ」
京介「……ご最も」
京介「ありがとな麻奈実。なんかスッキリした気がする」
麻奈実「…」
桐乃「……では、」
桐乃「昨日の返事…頂いてもいいですか?」
京介「……勿論だ」
桐乃「……」
京介「……」
京介「この告白…」
>>20
受けるor受けない
受ける
京介「受ける」
桐乃「え」
京介「えって…あやせが先に言いだしたんだろ…」
桐乃「………」
桐乃「そうですね」
京介「じゃああやせ」
桐乃「?」
京介「結婚s
桐乃「できませんよ」
京介「………」
京介「優しくなったなおい…」
桐乃「ふふ…」
桐乃「じゃあこれからもよろしくお願いします。……ええと…」
京介「お兄ちゃんでいいよ」
桐乃「…………はいはい。お兄ちゃん」
京介(それから色々ドタバタした)
京介(俺が実は血繋がってなかったよ(笑)て親父に言われたり)
京介(いきなりあやせがエロゲにハマったり…)
京介(赤ちゃんの名前をエロゲのキャラから出してないかチェックした…おっと飛ばしすぎたな)
京介「……ふう…」
桐乃「何緊張してるんですか…授業参観で」
京介「いやーでもよ…」
京介「いざ行こうとなると、な?」
桐乃「すぐ慣れますって…」
桐乃(キャー!ちとせちゃんいいいい!ああ!次の問題ちとせが解くの!?)
桐乃(いえちとせならできる…できるわよちとせ!)
先生「正解です!」
桐乃「やったあああぁぁぁ……ぁ…」
京介「……」
桐乃「すみません…」
京介(なんだろう…この頃桐乃病に罹ってる気がする)…やったらテンション高くなったよなあ…
京介(とまあこんな感じに俺は新たな家族が出来た)
京介(俺自身、まさか、念願のあやせたんと結婚できただけで死ぬ程嬉しかったが)
京介(このちとせちゃんがこれまたかわいいんだな)
京介(…………まさか桐乃と俺の間にあやせたんが産まれるなんてな…)
京介(……桐乃か…今どうしてんだろ…)
京介(…………俺は今幸せだがあいつはどうなんだ?)
京介(俺みたいにこんな家族が出来たのかな)
京介(……考えるだけ無駄か。まずはちとせの成長をゆっくり見守りますか)
一応最初は桐乃路線で行こうと思いましたが見たい人がいるかもと思い最後は安価にしました
はい。お終い。
承知
京介「………」
京介「えと…その…」
桐乃「?」
京介「悪いなあやせ…」
京介「無理だ」
桐乃「……」
京介「俺はどうやら重度のシスコンだったようで…」
京介「まだ諦めきれてねえみたいだ」
桐乃「………」
桐乃「ふふっ…そうですか」
桐乃「薄々分かってましたけどね。こうなるの」
京介「?」
桐乃「………なんで私達が入れ替わったか」
桐乃「もしかしたらはじめから分かってたかもしれませんね」
桐乃『いいよねーあやせは」
あやせ『?』
桐乃『兄貴にちやほやされてさー』
桐乃『それにあたしと違って結婚できるじゃん』
あやせ『き、桐乃!?ま、まさか貴方お兄さんと…』
桐乃『いやいや今の冗談…後者は』
あやせ『でも桐乃だって羨ましいよ』
桐乃『?』
あやせ『だってお兄さんが近くにいるでしょ?色々面倒見てもらえるし…』
あやせ『セクハラされ放題d
桐乃『……あやせは素直だなあ』
あやせ『ち、違っ!誤解だよ桐乃!』
京介「……」
桐乃「2人共立場が反対になったらいいなって…」
桐乃「その気持ちがリンクして、奇跡的にこんな事に…」
桐乃「……確かに私は幸せです。お兄さんと何度もお出かけできて…」
桐乃「一緒に生活できて…」
桐乃「でも桐乃は…失った物しかない…」
桐乃「なんで…」
京介「………」
京介「ごめんあやせ。少し夜風当たってくる」スタスタ…
ガチャ…
桐乃「…お兄さん…」バタン…
~公園~
京介「へえ。ちゃんと来たんだな」
京介「てっきり無視するかと思ったら既読までついてるし」ピッピッ
あやせ「…………で、何の用?」
あやせ「土下座でもしに来たの?」
京介「………」
あやせ「………」
京介「………」
あやせ「………」
京介「………」
あやせ「ねえそろそろ言ってくんない?」
京介「………すう…はあ…」
京介「俺は!あやせたんが大好きだああああああああああっ!」
あやせ「……は?」
京介「あ、いやこれマジね」
あやせ「呆れた。それだけの為にここ…」
京介「でもそれより妹が!お前が!桐乃が大大大好きなんだあああああああああああっ!!!」
あやせ「っ………」
京介「はぁ…はぁ…」
京介「無茶苦茶…言ってるかもしんねえけどよお…」
京介「俺は嘘をつかねえ!昨日の喧嘩を見りゃ分かるだろ…」
京介「俺は…お前が必要なんだ!頼む!桐乃!」
京介「昨日の!そして今までの俺の不甲斐なさを!」
京介「許してくれええええええええええええええええ!」ペコリ(土下座)
あやせ「………」ポタポタ…
あやせ「……もう…見捨てない?」
京介「ああ見捨てねえ!」
あやせ「……あたしと付き合ってくれる?」
京介「ああ付き合って…ああうん」
あやせ「ぐす…あたしと結婚してくれる?」
京介「…なあ、脅迫に…なってやしませんか?」
あやせ「当たり前だろうが!」
京介「ぐおっ!?」
あやせ「今までどんだけ寂しいと思ってたんじゃ!男ならそれぐらい責任取れ!このバカ兄貴!」
京介「すみませんすみません兄が無責任ですみません」
あやせ「……」
あやせ「う……」
あやせ「うええええええええん…」ポタポタ…
京介「………桐乃…」
あやせ「ひぐ…やっと…仲直り…できだよお…」
京介「はいはい」ダキッ
あやせ「ひっ…」
京介「……今日は思う存分泣け。俺が抱きしめてやるから」
京介(その後…色々ドタバタした)
京介(いきなり親父から血が繋がってないって言われて桐乃とあやせにボコボコにされた事)
京介(あやせがエロゲ初めて桐乃との仲がもっと深まった事)
京介(黒猫に沙織との関係も壊れる事なく、むしろあやせも加わり更に騒がしくなった事)
京介(そして桐乃が赤ちゃんにエロゲのキャラの名前をつけてないかチェックて…これは飛びすぎだ)
京介(早10年が経とうとしていたっと…やっと着いた)
京介「ただいまー」ガチャ
あやせ「お帰りー」
優乃「かえりー」
京介(このクッソ可愛い娘は俺の娘だ。可愛いだろ?な?可愛いだろ)
京介(因3歳だぜ)
桐乃「あ、お邪魔してます。お兄さん」
京介(今ではエロゲ一色のあやせたん。まあ可愛いんだけどね)
桐乃「今日は2人の結婚記念日ですもんね!」
京介「結婚記念日…か。はええな。あれから10年。結婚から5年か」
あやせ「何爺さんみたいな事言ってんの」
京介「実際もう28だしな、後2、3年すりゃおじさんだぜ?」
あやせ「あたしも数年したらおばさんなのが…やだあ…」
京介「ま、年寄り同士仲良くしようぜ」
桐乃「あのーまだ結婚してない私の身にもなってください」
あやせ「ほーら高い高いだぞー」
優乃「キャッキャッ」
京介(………もしあやせと桐乃が入れ替わってなかったらどうなってたんだろ…)
京介(俺、桐乃と結婚してたのかな…)
京介(……ま、幸せな家庭を持てたってのは確実かな。とにかく今の幸せを堪能しよう)
京介(優乃の成長をゆっくり見守っていこう)
あやせ「…はあ…もう優乃も3歳かあ…」(チラ
京介「?」
あやせ「ねえ。優ちゃん。弟欲しくない?」
京介 桐乃「」
京介(まだまだ大波乱が起きそうなこの日常…さてどうなる事やら…)
京介(ま、1つ言える事があるけどな)
京介(俺の妹がこんなに可愛いわけがないっ……てな)
これにて終了。
どうでしたかね、やっぱり最初から桐乃やりゃよかったかも
後…かまくら説明39です
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