後輩♀「私…先輩に憧れてこの学校に入ったんです」
後輩「美人で、凛々しくて、頭も良くてスポーツも出来て、いつも堂々としてる先輩がカッコよくて…」
後輩「鍵がかかってなかったとは言え、おトイレに間違えて入ってしまって申し訳ありません…でも」
後輩「まさかおしめが取れてなかったなんて」
先輩「言うなああああああっ!!!!!!!」
先輩「し、仕方なかろう、自分で解らんのだ…生まれてから、一度も…出た後の感触でしか自覚した事が無い」グスン
後輩「え、ええ(やばい泣きべそ可愛い///)」
先輩「だが貴様の感情も当然だ…笑うがいい、蔑むがいい。だが…だが、誰にも…他の誰にも教えないでくれ」グズッ
後輩「わ、笑うなんてそんな」
先輩「親にも秘密にしているんだ。頼む!」ペコリ
後輩「え、あ、まあ…その(きゃ~頭下げられた! ってか親にも!? マジで!? きゃーマジで!?)」
先輩「た、多少の条件くらいは呑む。あ、あまりひどいのはダメだぞ。その時は転校してうやむやにする」ウルウル
後輩「え、ええ、勿論言いませんとも(やだ可愛いww)」
先輩「そうか…感謝する」フウ
後輩「ただ…」
先輩「っ」ビクッ
帰路
後輩「ふう…」テクテク
男「おーす」
後輩「ごめん、ちょっと考え事…一人で帰らせて」
男「おう…」トボトボ
後輩(明日から、先輩が部長やってる剣道部のマネージャーになりたいって言った時の先輩の顔…)
後輩(目を丸くして真っ青…)
後輩(まるで私が弱みを握った上でさらに何か酷い事を企んでるかのような…)
後輩(そんな事思ってないのに。ただ先輩と一緒にいたい…/////)
後輩「…だけなのに」ボソッ
後輩「明日から、楽しみだなあ////」テクテクテク…
先輩宅
先輩「うううううううう」
先輩妹「おねーちゃーん、ごはんー」
先輩「後で行く…」
先輩妹「はーい」
先輩(見られた…知られた…)
先輩(明日から…あの少女は私との距離をさらに縮めるつもりだ)
先輩(あああ、もしもばらされたら…)
先輩「終わりだ…っ 本当に終わりだ! おそらくインターネットにも流されてしまう!」
先輩「転校など無駄だ…そんな事をしても噂として流したり、コラ画像…とやらを作ったりして…ううううう!」
先輩(明日から…どうすれば…)
ジワアア…チョロロロロロ…
先輩「!!!」
先輩「…こんなときでも、また今日も…か」
先輩(いつものようにオムツを腹に隠して…ばれぬ様に階段…そしてトイレへ…)ギシッギシッ
先輩「そうだ、家族はみな食卓にいた筈だった。あとは鍵さえ閉め忘れなければ…」
先輩(--さっき閉め忘れなければ!!! ああああっ!)
ググググ…
先輩「誰にも見られずトイレに着いたな」フウ
先輩(ああ、情けない…)
バタン
期待
同じ見たことある。ゴミスレっと
↑妄想乙
④
上げ
上げ
剣道部~~
シュッシュッ
ビシバシ
先輩「面!」ビシッ
男子「うう、負けた」
先輩「気合が足らんぞ!」
顧問「はーいみんな、ちょっと注目」パンパン
先輩「…う」
顧問「ここに居る後輩ちゃんが今日からマネージャーになります」
後輩「よろしくお願いします」
「へー」「かわいー」「先輩が口利きしたって噂の」
先輩「ぐぬぬ…」
後輩「よろしくお願いしますね、皆さん」チロッ
先輩「…」ギギギギギリ
後輩(きゃー、先輩が一緒////)
支援
先輩「面んんっ!!」ビッシイイッ!!!
男子「うごあ!」ズダッ
先輩「尻餅を付いている場合か!気合を入れろ!!」
男子「すみません、ひいい」
女子達「先輩かっこいー」「今日すごい気合いはいってるわね~」「あこがれるぅ=」
後輩「先輩素敵…////」
副部長「後輩ちゃん、先輩さんにタオルくらい持っていったら?」
後輩「あ、はい! せんぱーい」タタタ
先輩「う」ビビッ
後輩「タオルどうぞ」パサ
先輩「あ、ああ…」
先輩(こいつが近寄るだけで身構えてしまう…)
先輩「そ、そろそろ稽古に戻るから、タオルを持って戻れ」
後輩「は、はい!」///
後輩「(先輩と会話が出来るチャンスだったのに~)…残念!」ボソッ
先輩「残念?」
先輩(何が残念だと言うのだ…一体なんだ!?なんだなんだ!?)
リョロロロロオロロロロ
先輩「!!!!!!」サアアアア
女子達「? 先輩、ちょい表情へんじゃなかった? 一瞬」「さあ」
後輩「あ、あの顔は…もしかして」
タタタッ
後輩「先輩もしかして」ボソボソ
先輩「おのれ…残念とはこういうことか…!」ボソッ
後輩「え?」
先輩「楽しいか…私を侮辱して楽しいのか!」ギッ
後輩「ちょっ、なにを…」
先輩「あっちへ行けっ!!!」バシン!!!
男子「!?」
女子「先輩が床ぶったたいた!」
後輩「ひゃ、ひゃああああ…」ヘタ
部長「なんですか?一体…」
先輩「あ…いえ、その」
部長「後輩ちゃん、稽古中に勝手に近寄ってはダメですからね?」
後輩「は、はい…」グスン
先輩「…いや、私もすまなかった…」
後輩「い、いえ…(先輩…もしかして)」
後輩(凛々しくお稽古してる最中にも、あの袴の中身はおしめだったってこと~~?)プッ
先輩「!?」
後輩(あまつさえお漏らししても、外面はあのカッコいい先輩を演じてたとかwww)クスクスクス
先輩「何がおかしい!笑うな~~~~~~っ!!!!!!」
後輩「ご、ごめんなさい!」ペコリ
部活後~~
後輩「あのー、先輩」トテテ
先輩「何だ…」
後輩「さっき…でちゃったんですよ、ね?」
先輩「ぐ…ぐぐぐぐぐぐ」
後輩「やっぱり」
先輩「やっぱりとはなんだ!私が…く、未熟とでもいうのか!うううっ」
後輩「い、いえいえ、仕方ないですよ。あはは」
先輩「わ、笑うなと言っている!」
後輩「えっと…もう取り替えたんですか?」
先輩「―――――――――」
後輩「あの…まだなら私が取り替えて…あげましょうか」
先輩「ぐあ!!!!!!!!」ズダーン!
後輩「ご、ごめんなさいちょっと口がすべ」
先輩「ううううう!(こんな弱みを握られて…最早したがうしかないのか…)ぐううううううう!!!!!」
後輩「あ、あの?」
先輩「わ…わかった」
後輩「へ?」
先輩「取り替えて…くれ。いや、ください…」グッ
後輩「!!!??!?!?」
後輩(マジで!? す、すごい! やった! 先輩の信頼を得ちゃったみたい! このまま行けば先輩と…きゃーーーーーーーっ!!!!!)
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