ゲンドウ「///！」

フユヅキ「///！」

ミサト「///！」

アスカ「……あんたさっき、あの新人に見とれてたでしょ」

レイ「見とれてないわ」

アスカ「嘘ばっか。あっちがいいなら、さっさとシンジから乗り換えたらぁ？」

レイ「あなたこそ」

シンジ「お待たせ、用意できたよ」

アスカ「おし。じゃあ帰りましょ。こんな尻軽女は置いといて二人で」

シンジ「尻軽？？」

カヲル「やあ、三人とも」

アスカ「ぁっ///」

レイ「……///」

加持「……///」

カヲル「今から帰るのかい？」

シンジ「うん。カヲル君は？」

カヲル「帰るよ。まだ荷物もまとめていないから、少しだけかかるけどね」

カヲル「皆とご一緒したかったけど、それはまたの機会にしよう」

レイ「あ……私」

アスカ「！」

レイ「私も、少しかかるから。一緒に帰りましょう」

カヲル「ありがとう。一人は寂しいからね」ﾆｺｯ

レイ「///」

アスカ「く……っ」

みているぞ支援だ

カヲル「素敵な街だね」ﾃｸﾃｸ

レイ「そう……？ 私、他を知らないから」ﾃｸﾃｸ

カヲル「あ。僕の部屋、あの交差点を左なんだ。君は？」

レイ「右」

カヲル「じゃあ、あそこでお別れだね」

レイ「そうね……ぁっ！」

カヲル「おっと」ｶﾞｼｯ

レイ「！！」

カヲル「大丈夫かい？ 工事中で段があるようだから、気をつけて」

レイ「は、あ、あ」

カヲル「？」

レイ「ｱﾘｶﾞﾄｳ……離して」

カヲル「ああ、ごめんごめん」

レイ「はぁ……///」ﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞｯ

カヲル「それじゃ、また明日」

レイ「ええ」

カヲル「…」ﾃｸﾃｸﾃｸ

レイ「……」

レイ「凄く……ぽかぽかした……」

はよはよ

ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ

マヤ「コアの変換もなしにこのシンクロ率……信じられません」

リツコ「さすが委員会の肝入りといったところかしら」

アスカ「そんな……」

ミサト「親睦会？」

シンジ「え、ええ。シンクロテストしてから、アスカがカヲル君のこと敵視してて……」

ミサト「そりゃ、自分の弐号機との数値でいきなりブチ抜かれちゃねえ。無理もないわ」

シンジ「でも、だからってほっとけないですし。それで、カヲル君に来てもらって一緒にご飯食べたり……」

ミサト「いいんじゃない？ 家のことはシンジ君に任せちゃってるし、構わないわよ」

シンジ「ありがとうございます！」

カヲル「お邪魔します」

シンジ「いらっしゃいカヲル君。どうぞ」

カヲル「今晩は、葛城さん。惣流さん」
アスカ「ふんっ」

ミサト「いらっしゃい。今日は遠慮せず食べてってね。ま、作ったのはシンちゃんなんだけど」

シンジ「でもミサトさんのお金ですよ」

カヲル「ふふ。仲がいいんですね」ﾆｯｺﾘ

アスカ「ぅ……ッ///」

ミサト「ま、まーね///」

シンジ「さ、座ってて」

ミサト「それでリツコのやつがさ～」

シンジ「それは怒りますよ」

カヲル「ははは」

アスカ「……」

シンジ「あ、あの、アスカ。アスカも少しは……」

アスカ「あﾞ？」

シンジ「……なんでもありません」

カヲル（参ったな。今、余計な敵を作るわけには行かないのに）

ｻﾞｰ

アスカ（ああうっとうしい！ バカシンジのやつ、余計な気を回してっ）

カヲル「ああ、洗面所にいたんだね」

アスカ「！？」

アスカ「なっなによ。ケンカなら買うわよ」

カヲル「まさか。僕は君と争うつもりなんてまるで無いのに」

アスカ「ふざけんじゃないわよ！ 私の弐号機を奪っといて！」

カヲル「……」ｼﾞｰ

アスカ「……！」ﾄﾞｷｯ

カヲル「……」

アスカ「な、なによぉ……ジロジロと……///」