春香「雪ですよ!雪!」 (37)

Jカス死ね

なんでや!

代行ありがとうございます

春香「プロデューサーさん!雪ですよ!雪!」

真「これは見事に積もったね…」

千早「朝起きてみたらこんなに雪が積もっているなんて、初めてです」

P「そうだなぁ、交通規制も出てるしどうしたものか…」

俺がプロデューサーになってから、春香、千早、真の3人がユニットを組んでから初めての冬
俺たちはとある正月番組のロケの為に、とあるスキー場に来ていた
撮影自体は前日にすべて終了し、現地の宿で一晩過ごした後今日の朝社用車で帰宅する予定であったが、
夜間激しい降雪があったらしくご覧の有様である
一面の銀世界というのはこのことを言うのだろう
積もったばかりの白い雪がぶ厚く地面を覆い太陽の光を反射してキラキラと光っていた

春香「こんなに雪が積もっていると帰れないんじゃないですか?」

P「うーん…天気は晴れだし除雪車が来て規制も解除されると思うけどいつになるやら…
最悪下道をずっと走っていくしかないかな」

真「えー!?」

千早「困りましたね…」

P「まあ明日明後日と特に仕事が入って無かったのが不幸中の幸いだな
ちょっと帰りが遅れるって事務所に連絡してくる」

俺は積雪のために現地で立ち往生になっていること、いつ帰れるか分からないということを手短にまとめたメールを事務所に送信した
文章にすることで今の状況が自分の頭の中で現実感を帯びてきたが不思議と危機感はなかった
天気も良いしそのうちに交通規制も解除されるだろうし、なんならもう一泊しても良いとさえ思える
今までノーストップで走り続けてきたアイドル達とそのプロデューサーである自分にもたまには休暇が必要だ
全員で童心に帰り雪の中で戯れることで張りつめた心をほぐし、ユニットの親睦を一段と深めることができる良い機会なのではないか

しかしなんちゅう>>1

P「本当に、良い機会かもしれないな…」

春香「?何がですか?」

P「諸君、見ての通り雪がコンモリ積もっていることによってすぐには帰れない!
しかしこれはある意味ではチャンスなのではないかな?」

真「プロデューサーどうしたんですか?
そんなヘンなしゃべり方なんかして」

春香「どういうことですか?」

P「我々は今日まで一時も止まることなく走り続けてきた
雨の日も風の日も台風が来ても仕事に打ち込んできた…」

真「そうですね…」

千早「ええ…今日まで色んなことがありました…」

春香「うん…なんか涙が」ジーン

「雪」の後に「歩」をつけて読むとすごくシュールな光景になるな


   ̄ヽ、   _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     `'ー '´
      ○

       O
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            /ヘ  ヽ<o  ト.、 .|   |
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           ./  _.',   ', へ    ̄
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      _    |   ./    ゝ、 \
  .,-‐ニ"r= ゝ--┴''""|      )ゝ‐'"ヘ ̄i゛'ヽ.
 ( / ',〉〈.|         ヽ _,,.. '.〉    ) |〉〈| )
  ゞ__|ニ┴'''''"゛゛''''‐-....,,,,_ __ノ゛'''‐-‐'`‐--- ''

P「しかし今日はこの場で立ち往生だ!
ニッチもサッチいかん!つまり!!」

春香千早真「「「!」」」

P「今日は神が我々に与えた休息日!日頃の緊張をほぐし和を再確認するまたとない機会!」

春香千早真「「「!!」」」

P「そしてこの雪だ!
今日は一日雪山で遊び倒そう!今までひたむきに仕事してきた分今日ははしゃぐぞ!!」

真「本当ですか!?やーりぃ!!」

春香「雪山ですよ!雪山!ちゃんと温かい恰好していかなくちゃ…」ゴソゴソ

千早「まあ、なんでもいいですけど」ワクワク

P「みんな準備はいいか!?」

春香千早真「「「YEAH!!」」」

春香「もうバッチリ準備できてますよ!
だ っ て み ん な ! 」

一同「 仲 間 だ も ん げ ! ! 」

アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

俺たちは初めて雪を目にした子供のようにはしゃぎながら輝く銀世界に飛び出した
春香がコロコロと笑い真もいつものように爽やかなスマイルを見せてくれた
いつもは物静かな千早も今日ばかりは楽しげだ
俺たちは雪玉をぶつけ合い、雪だるまを転がし、スキー場特有のクッソ高いカレーを食べたりと充実した時間を過ごしたが
いくら雪が珍しいとはいえ俺たちは良い歳をした大人と女子高校生、しばらくすると飽きてきてしまった

何だろうこの感情

真「うーん、折角スキー場に来たのだからスキーかスノボがしたいなぁ」

春香「そうだねえ…」

P「うーん…今から板とブーツを借りに行くのは面倒だしなあ…何か板状のモノがあればいいのだが…」

真「板状のモノですか…うーん…」

春香「なにか板状のモノ…」

千早「板状のモノ…板…まな板…」

千早「くっ…」

P春香真「「「まな板?…まな板!」」」

P春香真「「「…」」」チラッ

千早「?」

P「どうする?」チラ

真「やりましょう」キッ

春香「ですね」グッ

P「…よしっ」バッ

やJ糞

そこからの俺たちの行動は早かった
まず俺がすばやく足元の雪をすくい千早の顔に投げつける

P「喰らえ!貧乳!」バサッ

千早「え?…うあ冷たっ!前が!前が見えない!」

春香「ごめんね千早ちゃんw」バッ

千早「春香!?何を!」ジタバタ

春香「シャらくさい!!」ガツン

千早「うっ」グッタリ

続いて春香が千早の背後に回り込んで羽交い絞めにする
千早は驚き春香から逃れようと暴れるも春香の膝が後ろから股間を強打する
千早思わず悶絶、これでもう抵抗はできない
Pと春香、長らく行動を共にしてきた2人による熟練の連携プレーだ!

流れが…変わった…

真「無乳に生きる価値無し!破ァ!!」ボコー

千早「ヴォエッ」ボグッ

最後に真が空手で鍛えた渾身のボディーブローを千早の貧相なボディに叩き込んだ
如月千早、たまらずうめき声を漏らしながらその場にうずくまる
テクニカルノックアウトだ!

千早「痛い…痛いよ…プロデューサー助けt

P「シューッ!」ズガン

千早「ゲボェ」ボグッ

最後に俺が倒れこんだ千早の側頭部を蹴り上げた
千早は気を失ったのか伸びてしまいもう反応を見せない
俺、春香、真により緻密な共同作業、絶妙な連携攻撃、6-4-3のゲッツーによる併殺完成のような美しさ
これがトップアイドルを目指す者特有の一体感…!

真もほぼサイズかわらんやん

P「野郎ども!板をゲットしたぞ!ガンガン滑るゾ~」

真「もうプロデューサー!ボクらは女の子ですよ!野郎どもなんて言わないで下さいよ!」プンプン

P「おっとこれは失敬w」

春香「ドヒューン」

P春香真「HAHAHAHAHAHAHA」

ウィンタースポーツを楽しみたいが肝心の板がない…
そのような困難を目前にしても俺たちは慌てなかった
それどころか知恵と工夫、そしてなにより今までの活動で培ってきた団結力で乗り越えることができた
この経験は間違いなくこのユニットに良い影響をもたらすだろう
俺個人としてもアイドル達との絆を改めて確認できたしプロデューサーとしての自信も深まった
最初はどうなることかと思ったけど、この大雪には感謝だね

P「それじゃ!行くぜ!」

春香真「「YEAH!!」」

ワイワイキャッキャワイワイキャッキャ

のほほんとはじまるかとおもったのに…なんだこれ、なんだこれ

   /  .  ,ヘ.   l _\_,xヽ、    _ 、_ノヽ_ノヽ_,、
   ,'   l:  l \  ゞノ  ̄`'<ヽ`ー-.,_ i-ミ!
   !   l∨ ',ノ^´\ ヽ、  ,ィZア    ヽj,ノ
.   !   | X. ',     ̄ 'z垤Z三} つ   ノ   し  い
.   li   | `_゙,,.zzョ     ̄     ‐=ニ、   て  い
    V li l、 ゙''',ィヂ゙’ノ      _     ヽ    !!!  か
    ヽ|ヽlムC゙'´      ,..ィ'´_,,.ノヽ.   ノ       げ
     ` ヾハ    _,,..ィ',,... ''"    ヽ  )       ん
        ヾ;  ヾー'":::       } /       に
          ',   ヽ::::::      /フヽ、
          ヽ._ ヽ、  ,.  ,,.ィ'::::::: ノ、,.-、

にゃあ

春香「トップバッターは私ですよ!私!
これでもスノボ経験者なんですからね!!」フンス

P「ホントかぁ~?」

真「まずはお手並み拝見だね」

春香「それじゃ行くよー!ってうわわわわわ!」ドンガラガッシャーン

千早「」ズボッ

P真「「wwwwwwwwwwwwwww」」

春香「もー笑うことないじゃないですかー!!」プンプン

P「はははは、でも転んでる春香もかわいかったよ」

春香「え?もう…プロデューサーさんったら///」

真「もー春香ばかりズルいよ!」

春香「えへへ///」

ワイワイキャッキャワイワイキャッキャ

全身霜焼けで半べそかいたちーちゃんをぎゅっと抱きしめたい

P「次は俺が滑るぞ!」

真「プロデューサースノボできるんですか?」

P「あったりめーよ!」

春香「それじゃスタート!」

P「それっ!」ザザー

千早「」ガリガリガリガリガリガリガリガリ

春香「はぇ~、すっごい…」

真「Foo!!さっすがプロデューサー!」

ワイワイキャッキャワイワイキャッキャ

ほう…続けろ

>>25
無能

真「それじゃ次はボクだよ!」

P「ついに真打ち登場か?」

春香「よっ!大統領!」

真「へへーん、じゃ、行くよ!」バッ

真「それっ」ザザー

千早「」ガリガリガリガリガリガリ

真「ここで急ターン!」ズザザー!

千早「」ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ

真「そして最後に!」バスン

千早「」ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ

P春香「「あ…あれは!!」」

真P春香「「「カットバックドロップターン!!」」」ドヒューン

真「着地…成功!!」ジャー

千早「」バキバキメリメリバキバキメリメリ

P「うおおおおおおすげええええええええええええええ!!」

春香「真すごいよ!こんなの初めて見た!!」

真「へへーん」

ワイワイキャッキャワイワイキャッキャ

P「おっと電話だ…はいもしもし…72?交通規制解除?」

春香「本当ですか?」

真「それじゃあもういい時間ですし帰りましょうか」

P「聞いての通りだ
それじゃ最後に3人でソリみたいに千早にまたがって滑ろうか」

真「おっ!またそれは楽しそうな」

春香「いい記念になりそうですね!プロデューサーさん!」

P「春香が先頭で真が真ん中、俺が一番後ろな」

春香「プロデューサーさん!ソリに必要な手綱がありませんよ!」

P「髪の毛掴めばいいだろう」

春香「なるほど、ちょうど良い長さですね!」

真「それじゃあ行きましょう!」

P春香真「「「目指せ!トップアイドル!!」」」

P春香真「「「イエーーーーーーーーーイ!!!」」」バシュウゥゥゥゥゥゥゥン

千早「」ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ

俺たちがこの日を忘れることはないだろう
突然の大雪と神様がくれた休暇、そして最高の友との絆…
いつまでも色褪せることのない特別な思い出だ
今日もあの日見つけた最高の団結を胸に、俺たちはトップアイドルを目指して邁進している
そうそう、いつの間にか全身粉砕骨折で死んでいた千早に代わって新メンバーが加入した
萩原雪歩、気の良い娘ですぐにユニットメンバーとも打ち解けた
今となっては生え抜きメンバーと見紛うほどだ
おっと長々と書き込んでしまったようだ
今から大事なフェスがあるので今日の日記はこのくらいにして……

P「それじゃ、最後に円陣行くぞ!」

春香真雪歩「「「はい!」」」

P春香真雪歩「「「「目指せ!トップアイドル!!」」」」


スーパーハッピーエンド

やった!

アカン

くぅ~疲れましたw
これにて完結です

もう少しで劇場版が公開されることを思い出し
居ても立っても居られなくなりいつの間にか書いてしまった
今回のSSでは千早の魅力を全面に押し出せたと思います

最後にID:uBIOHcCN0君!代行ありがとう!

じゃあの

くぅ~疲れましたw
これにて完結です

もう少しで劇場版が公開されることを思い出し
居ても立っても居られなくなりいつの間にか書いてしまった
千早の魅力を全面に押し出すことができて個人的には満足

最後にID:uBIOHcCN0君!代行ありがとう!

じゃあの

やったぜ。

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