舞園「ですから、苗木君を私と一緒に電車に乗って私を守ってください」

苗木「…いいけど、本当に痴漢なんているのかなぁ？」

舞園「います！いつも背後から私のお尻を触ってくるんですっ！捕まえようとしても逃げられて捕まえられないんですけど…」

苗木「舞園さんの気のせいなんじゃ…」

舞園「気のせいじゃありません、だから苗木君も一緒に電車乗りますよ！」

苗木「うわっと、わかったから引っ張らないで…！」



苗木「…どう？」

舞園「…変ですね、今日は痴漢はいないみたいです…」

苗木「やっぱり舞園さんの気のせいだったんじゃ…」

舞園「そんなはずは……っ！？今触られましたっ！背後に誰かいますか！？」

苗木「…誰もいないけど？」

舞園「…またですか、いったい誰が私のお尻を………またっ！？も、もうっ…！今日という今日は許しませんよ！」ｶﾞｼｯ

舞園「やっと捕まえましたっ！この手の持ち主を警察に差し出せば……って、苗木君…？どうして苗木君が私のお尻を触っているんですか？」

苗木「それは違うよ！」