P「さやかー封筒きてるぞー」舞園「はーい」 (40)

事務所


P「おっと。俺が開ける」

P「いくらきっちりした封筒でもカミソリなんてことも…」

舞園「怖いこと言わないでくださいっ」

P「けっこうでかいな。なんだろ…」

舞園「この厚み…紙類です!」

P「なんでだー?」

舞園「私、e」P「エスパーですからーー!!!」

舞園「先に言わないでくださいっ」プクーッ

P「はっはっは」

舞園「むぅ…送り主はどこですかー」

P「私立希望ヶ峰学園だってよ」

舞園「きゃーっ!!本当ですか!?」

P「テンションたけー」

舞園「プロデューサーはこの学校知らないんですか?」

P「知らんよ」

舞園「ええー…」

P「んじゃ開けるな」びりりっ


舞園さやか様
 
あなたを「超高校級のアイドル」として、我が校に招き入れる事になりました。
つきましては、入学するにあたり希望ヶ峰学園の入学案内パンフレットを同封いたします。

P「だってよー!」

舞園「わたしが…希望ヶ峰に…」ドキドキ

舞園(それじゃあ…苗木くんとはもう…)

舞園「いやだなぁ」ボソッ

P「どうした?生理か?」

舞園「えーい♪」ズンッ!

P「ひぎぃっ!」

P「か…かはっ…ボールペンが脇腹に!」

舞園「もう!プロデューサーはデリカシーがなさすぎです!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1391276864


舞園「でも、そうなると色々と準備が必要ですねー…」

P「おいおい、嫌なのか?」

舞園「まぁ、そうなっちゃいますね」ニコッ

P「なんでだよ。ネットでも希望ヶ峰は人気らしいじゃんか」カタカタ

舞園「ええと…」

P「それにお前今、キャーッ!しゃおらあああああああ!!!なんぼのもんじゃい!」

P「って言ってたじゃないか」

舞園「そこまでは言ってませんよ♪」ボールペン

P「そのボールペンしまいなさい」

舞園「ふふっ♪」

P「それよりも…なんで嫌なんだ?」

P「この学園に入学だけでも勝ち組だって書いてあるぞ?」

舞園「ええと。わたしはアイドルとして大成功しているからですよ!」ドヤァ!

P「まーそうだけどな。でも、アイドル事務所からするとこれからの舞園や他のアイドル、そして会社に多大な利益がでるんですよ」

舞園「でましたね営業口調」

P「あなたが希望ヶ峰学園に入学決定したら世間様はですね…」


モワンモワン…

偉い人「ほっほう。さすが敏腕プロデューサー殿アイドル業界もこれからさらに潤っていきますな」ハッハッハ

P「ええ。そりゃもうウナギのぼりでして」

偉い人「それじゃあさ、入学記念に特番組んじゃおうよ!」スッ

P「ありがとうございますうううぅぅぅ!!」ニギッ!

モワンモワン…


P「なーんてことも…うへへ」

舞園「プロデューサーの言いたいこともわかりますよ?」

P「だろう?」

舞園「ですけど…ええと…」

P「ほれ、なんとかいうてみい」ツンツン

P「ほれ、ほれ」ツンツン

舞園「わたしは…」

P「わたしは?んー?」ツンツン

舞園「き、気になる人が…いるんです///」

P「おい」

舞園「なにか?」

P「おいおい…プロデューサーとアイ…」

舞園「お耳取り外し可能でしたっけ?」

P「いえ。とれませんすいません」

舞園「決してプロデューサーではありませんよ」ニコッ

P「おい!心がなくなる!いいかげんにしなさい!」

P「まぁ同級生あたりだとおもうけど、芸能人はやめてくれよ」

舞園「あまり学校にいけませんが、芸能の人ではありません。大丈夫ですっ」

P「ほう。やはり学生か」

舞園「そ、そうですね。学生の方ですよ。なにか?」

P「青春してんなーって」

舞園「プロデューサーは清掃のおばちゃんがいるじゃないですか」

P「おええええええええ!!!!」ビチャビチャ!!

舞園「すみませんでした」

P「なんで妖怪の話すんだよ」

舞園「本当にすいませんでした」ペコッ

P「話戻すぞ」

舞園「はい」

P「お前はその気になる人と会うチャンスがさらに減るから、希望ヶ峰学園には行きたくないってんだな?」

舞園「はっきり言ってしまうとそうですね」ニコッ

P「ばかやろおおおおおおおおおおおお!!!」

P「ちょっと爆発的なヒットかましてるからっていきってんじゃねーぞクソガキャア!!!」

P「これからのアイドル業界の火ィてめえ下火になっていってんのわかんねーのかドちくしょうがああああ!!!」

P「いつまでも日和ってらんねーーーーーーーーーんだよ!!そこらへんわかってんのか!?ちゅーすんぞ!!??」

舞園「…」

P「と事務所的には言いたいけれども」

舞園「それじゃあ…」ドキドキ

P「俺としては」

舞園「…」ゴクリ…

P「学校でお別れライブして晴れて希望ヶ峰に入学…と」

P「けっこういいだろ」

舞園「妥協しましょうかっ」

P「なんでこの子うえからなの?」

P「でもなー。すぐ入学だぞ?」

舞園「え」

P「秋入学」

舞園「え!」

P「他にも仕事入ってるし…こりゃお別れライブでトンボ返りだな」

舞園「はぁ~…」

P「目に見えて落胆しとる」

P「っておい!さやか!そろそろМステの収録だ!急ぐぞ!乗れ!」ガチャッ

舞園「はーい…わかりましたぁ…」

バタンッ

ブオオオォォォン…

P「まあまあ!帰りに桃屋のラー油ぶっかけてやるから!」

舞園「ふふっ…そうですね。がんばりますよぉ!!」

P「あれ?刺してこない」

舞園「私は、やっぱりアイドルになりたくてこの業界に入って」

P「うわ、自分語りはじまった」

舞園「ファンの人たちに喜んでもらって」

P「…」

舞園「私を見て夢を追いかけてる子だってたくさんいるかもしれませんし!」

P「ふふっ」

舞園「前のりしてまっててくれるメンバーともこれからもいっぱい歌って踊りたい!」

舞園「だから…」

P「だから?」

舞園「いま、精一杯アイドルします!」

P「よく言った!とばすぜ!」

舞園「安全運転でおねがいしますね」

P「はい…」

それからというもの…

舞園「カウントダ○ンTVをご覧のみなさーん!」





「ぶっちゃけ彼氏とかいるんでしょ?」

舞園「ふふっ♪いませんよっ」ニコッ





「なにがでるかな!なにがでるかな!」

「あたりめ!」

舞園「やったー!」





P「お疲れ」つ水

舞園「はい!」

P「このハードスケジュールでなんで元気やねん」

舞園「なんででしょうねぇ」

P「あれだろ。気になる人にもうすぐ会えるからだろ?ん?おっちゃん正解やろ?ん?どや?」

舞園「正解ですっ。あと…えーい☆」ヒュッ!

P「どぅわっ!」パシッ

P「なんだチョップか」

舞園「明日ですね。お別れライブ」

P「そうだなー」

舞園「うまく歌えますかね」

P「大丈夫だろ」

舞園「ふふっ楽しみです」

P「頑張ってな!へい!タッチ!」ヒュッ!

舞園「うわわっ!?」タッチ!

P「チッ」

舞園「やってくれますね」フフッ

翌日

学校体育館

ざわざわ…

苗木「うわー…やっぱりすごい人だかり」

友「おーい!苗木!」ノシ

苗木「あっ!友くん!」タタッ

友「やったなおい!希望ヶ峰だろ!?」

苗木「へへっ。抽選で当たっただけなんだけどね…」

友「いいな~俺も舞園ちゃんと…ゲへへ…」

苗木「ハハ…」

<マイゾノチャーン!!
<キャー!!
<アイシテルー!!

舞台裏

P「みんな!さやかのこれまでの締めくくり…といっちゃなんだが」

舞園「照れますねっ」ドヤァ!

P「よしその意気だ!」

P「楽しんで来い!OK!?」

5人「「「「「 はいっ! 」」」」」ダッ


<ワアアアアアアアアアアア!!!

~♪~~♪

~~♬

~🎶

---------

-------

-----

舞台裏

P「はいみんなお疲れさーん」ぽいぽいぽいぽいぽいっ

メンバー1「いでっ!」ポコッ

メンバー2「よっ」パシッ

メンバー3「普通に渡さんかいっ」パシッ

メンバー4「ほいっ」パシパシッ

メンバー4「ほい」つ水

舞園「ありがとー」

P「さやかはちょーっと残ってな」

舞園「は、はい…なんですかね?」


~数分後~

P「じゃあみんな先いっててくれー」

ブオオオオォォン…

<さやかー!言ったれー!
<結果教えてねー
<zzz
<がんばってね~

舞園「うん!ん?結果って」

P「苗木くんおいでやす」チョイチョイ

苗木「」ヒョコッ

苗木「ど、どうも舞園さん」

舞園「苗木くん!?」

P「おっさんはクールに去るぜ…」スッ…

舞園「な、苗木くん!」

苗木「は、はい!」

舞園「あのですね…」

苗木「うん」

舞園「今日のライブ、どうでした?」

苗木「凄く良かったよ!ええ~っと、平凡な感想なんだけど…舞園さんいきいきしててその…可愛かっ…た///」

舞園「はぅっ」ドキーン

苗木「あ、そういえば僕も言わないといけないね」ゴソゴソ…

舞園「なんですか?」

苗木「これなんだけど…迷惑かな…なんて」つ紙

舞園「ええ~っと…」


苗木 誠 様
 
今回、我が校では平均的な学生の中から抽選によって抽出いたしました。
その結果、当選したあなたを「超高校級の幸運」として、
我が校に招き入れる事になりました。
つきましては、入学するにあたり希望ヶ峰学園の入学案内パンフレットを同封いたします。


舞園「これって…」

苗木「僕も希望ヶ峰の生徒になるんだ。よろしくね」

舞園「は…はいっ!よろしくお願いしますね!」スッ

苗木「握手…いいのかなぁ」ニギッ

苗木「///」照れ

舞園「///」照れ

~苗木~

僕は舞園さんと入学したらなにをするだとか

ほかの超高校級の人たちの情報をネットで見たり

プロデューサーさんとの漫才みたいなやりとりを聞いたり…

舞園さん、可愛いなぁ…こんな風にずっと話してたいなぁ



~舞園~


私は苗木くんと入学後のお話や

希望ヶ峰学園の方々のプロフィールを閲覧したり

プロデューサーの刺しやすさを説明など、

あと時々目が逢ったり…///

時間…止まらないかなぁ



苗木「あ!もうこんな時間だね!」

舞園「ふふっ。行きましょうか」

苗木「舞園さん!今日はありがとう!」ニコッ

舞園「いいえ、わたしからも。苗木くん希望ヶ峰学園でもよろしくお願いします♪」ニコッ

苗木(可愛い)

P「だろ?」

苗木「うわあ!?」

舞園「プロデューサー、脅かしたらいけませんよっ」

P「はっはっは」

苗木「あ、あの…いまのは」

P「エスパーですからーーー!!!」

舞園「えーい♪」シュシュッ!

P「ギャーース!!」ぷすぷすっ

なんでこの二人高校一緒なんだろう、そしてなんで面識あるんだろう

入学式当日

P「じゃあ、いってらっしゃい!お土産頼んだぞ!」ノシ

メンバー1「いってらー!」ノシ

メンバー2「自己紹介大事だよ!」ノシ

メンバー3「かましたれ!」ノシ

メンバー4「リラックスだよ~」ノシ

舞園「行ってきます!」ノシ



母「誠~がんばってね~」ノシ

父「楽しんで来~い」ノシ

こまる「お兄ちゃーん!彼女作ってね!」ノシ

苗木「う、うん?」

苗木「行ってきます!」ノシ






苗木「あ!舞園さーん!おはよう」

舞園「苗木くん。おはようございます」

苗木「今日からだね!」

舞園「ふふっそうですね」


私は

僕は

歩みを進める

卒業したものはみな必ず成功する


舞園「そうだっ」

苗木「どうしたの?」

舞園「一緒に正門を通りませんか?」

苗木「うん!いいね!」

舞園「はいっ」


希望ヶ峰学園へ


舞園「いっせーのっ」

苗木「でっ!」

ぴょんっ






グニャアアアア


おわり

>>19

お互い覚えてたんやろなぁ

苗木が舞園ちゃんの学校へ行ったんやろなぁ


ごめんなさいオシオキ受けてきます

動機を増やすのに植物園だけ解放して

だれかに田田田先輩の研究ノートあげて

植物園で夾竹桃の枝使って串つくってお肉刺して
みんなでBBQ。

葉隠がそのお肉食べて死んじゃって…までは考えた。

あとエンジェルトランペットとか…難しいなぁ。

今度頑張って書いてみようと思います。ノシ

忘れてた!

ダンガンロンパ前作の宣伝です

苗木「こんなことでおしおきなんてっ!」
苗木「脱出して修学旅行!?」
戦刃「か、監視カメラがっ」
苗木誠「花山くんは?」花山薫「俺か…」
【安価】罪木「なんでもしますからぁー!」

こんどこそノシ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom