ブラックジャック「良く分からんが、これが今回の患者か」カサッ
カルテ
>>3 患者(版権無し)
>>5 病気(実在しないものを考えてもOK)
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ksk
蟷シ螂ウ
文字化けした
幼女
幼くなる病気(本当は高校生)
まさか前書いていた人かね
そうだとしてもなくても期待
トウシロウでいいのか?読みは
蟷螂の斧以外でその漢字を見かけた記憶がない普段カタカナだし
……と思ったら文字化けだったでござる第一ウが余るな
ーーーとある高校
男「よォよォキョーコ先生!今日も彼氏とデート?やけるねェ!」
男友「ひゅーひゅー!うらやまちー!」
先生「こ、こら!間久部くん!先生をからかうんじゃありません!」
男「うわー!キョーコ先生が怒っちまったぜー!」ドタドタ!!
男友「ヒェー!まるで鬼みたい!オシッコちびっちゃった」ドタドタ!!
男「おいやめろよきったねぇなー!」ドタドタ!!
幼女「こらー!緑郎!廊下走っちゃいけないんだよぉ!!」
男「うわ!めんどくせーのに見つかった!急げ!」バタバタ!!
期待
幼女「緑郎は毎日毎日問題ばっかりおこして!もう!」
女「とかなんとか言っちゃってそんな間久部くんのことばっか気にかけて……青石ちゃんあやしィー」
幼女「べ、別に緑郎が幼なじみだから、緑郎が変なことしたら私のヒョウバンも下がっちゃうからだよぉ」アセアセ
ロロールル「ホー、さよか」
女「どうだかー」
幼女「も、もう!」
女「拗ねないでよ青石チャーン」ツンツン
男友「間久部ー、ジュース買ってきたぜー」
男「オゥ、さんきゅー」
男友「しっかし先生のマジギレには本当にビビっちまったぜ」ゴクゴク
男「ああ、あのすんゲー顔。夢に出てきそうだ」カポシュッ
男友「違いないやアハハハハ」
男「……そういえばお前さっき小便ちびったとかいってたけどホントか?」
男友「……」ゴクゴク
男「無言になるんじゃねーよバカ!うわきったねー!」
男友「ヒデーなぁ!俺達親友だろー!」
男「うっせションベンたれ!」
男友「しかし青石ちゃんは相変わらず可愛いなぁ」
男「は、はぁ?みどりが可愛い?ショーキかよ」
男友「いやーめちゃくちゃ可愛いじゃん。あれが幼馴染なんて間久部がうらやましいぜ」
男「は、はぁー?」
男友「ほらあの漫画の、リボンの騎士だっけ?あれの主人公のサファイアにソックリ!」
男「そりゃあたりまえだ原作者が同じなんだからよォ!」
男友「????」
(幼女と表記していますがまだ普通の高校生です)
幼女「あ!緑郎!アンタまた学校の中でそんなもの飲んで!」
男「うげっ!みどり!」
男友「ゲホゲホっ!……ジュースが変なとこに入りやがった!」
男「うっせーばーか!」ドタドタ!!
幼女「こら!逃げるなー!」タタタタ!!
男友「……」
男友「俺はおいてけぼりかよ!?なんデェーグレてやる!」
男「く、くそー!追ってくんじゃねぇよ!」ドタドタ!!
幼女「今度という今度は見逃してあげないから!!」タタタタ!!
男「バーローついてくんねい!!」ドタドタ!!
幼女「まちなさーい!」タタタタ!!
男「待ってって言われて待つバカボンはいねぇってんだ!」ドタドタ!!
幼女「……!!緑郎!!危ない!!!!」
男「ばーか!そんな手に引っかかっ……」
ダンプ「プップーーーーー!!!!!」キィィィィィィ!!!!!!!!
男「う、うわーーー!!!!!」
ーーー
ロ……ロク……ウ……ロクロ……!
男「う、ん……ん……」
ロク……!……ウ!ロクロウ……!
母「緑郎!!」
男「あ……あれ……母さん……?……ここは……」
男「って、イテテテ!」ズキッ!!
母「よかった、よかった……緑郎……あんたって子は!」
男「え、どういうことだよ?てか……ここどこ……?」
母「……このバカ息子!!」
男「!?」
男「ダンプに轢かれそうになった!?」
母「そうよ。アンタもう少しで死ぬとこだったのよ……!」
母「それを一緒にいたみどりちゃんが助けてくれたの……」
男「みどり……みどりが……?……!!そ、それでみどりは!?」
母「……」
男「母さん!答えてよ!みどりは!?」
母「……アンタを助けて、そのあと対向車線の車にはねられて危険な状態らしいわ……」
男「な……なんだって……!?」
男(それからみどりは、半年のあいだずっと病院の治療室にいた)
男(俺の目覚めた2週間後。みどりも目覚めたらしいがしばらくは肉親以外の面会は謝絶)
男(4ヶ月目に肉親以外の面会もできるようになったがみどり本人が面会に来ないでくれと言っていたらしく面会することは出来なかった)
男(そして、半年たった今日。俺はみどりの両親に頼み込み、ついに面会することを許可してもらったのだ)
男「すいません、青石みどりさんのお見舞いに来たんですが……」
受付「どうぞー」
男「……」
男「よしっ!」
ガラッ!!
男「みどりぃー!おみまいにきたぞー!」
幼女「!?!?その声……!緑郎!?なんで!?」カーテンシャッ!!
男「お前の親に許可もらって来たんだよ。おいおいカーテンなんかしめるなよ」
幼女「か、かえって!!はやく!!いますぐかえって!」ガシャーン!!
男「お、おいおい!やたらめったら物を投げるんじゃ……!」
幼女「かえって、かえってよぉ!!」
男「ム!そこまでムキになられちゃただじゃ帰れネェ!」
男「オラァ!その顔拝ませてもらうぜぇ!」シャッー!!
幼女「い、いやぁぁぁぁぁ!!!!」
男「お、おいおい変な声だすなy……」
男「……え……?」
幼女「うう……」
男「え……?みどり……?え……」
男「小さく……なって……え?」
幼女「うう……こんな姿だけは……見られたくなかったのに……」
男「……どういう……ことだ……!?」
男「本当に……みどり……なのか!?」
幼女「……」
男「でも、こんな……幼く……!?」
幼女「原因は……わからないって……お医者様も初めての症例だって……」
男「ど、どうして……」
幼女「事故の日から……だんだん身体が小さな子供のようになっていったんですって……私が目覚めた時には……こうなってた……」グスッ…
男「そんな……バカな!?」
手塚医師「うーん、僕もこんな症例ははじめてでよくわからないんだ」
男「だ、だからってこんな、幼くなるなんてことありえるんですか!?まるでマンガだ!」
手塚医師「だが現実に起きてるんだから疑いようはないよ」
男「……な、治るんですか!?」
手塚医師「ンー……僕達では治すのは難しいかもしれない……」
男「そ、そんな……」
男「お、俺のせいだ……!俺のせいでみどりはあの姿に……!クソぉ!!」ドンッ!
手塚医師「……」
手塚医師「ただ一つ。ただ一つ助かるかもしれない方法があるよ」
男「そ、その方法って!?」ガタッ
ーーー
ブラックジャック「それで、私のところにきたというわけかね」
男「そうです!先生なら……先生なら治せるかもしれないって!」
ブラックジャック「やれやれ……やっと出番かと思えば手塚クンもメンドウな客を寄越したもんだ」
男「お願いします先生!みどりを……みどりを治してやってください!」
ブラックジャック「……」
ブラックジャック「一千万円」
男「え……?」
ブラックジャック「一千万円で引き受けてやろう」
男「い、一千万!?いくらなんでも暴利だ!!」
ブラックジャック「なら諦めるんだな、さぁ帰った帰った!」
スパイダー「オムカエデゴンス!」
男「く、くそ。なんて医者だ!ゴウツクめ!」
雰囲気でてるな
ーーー
間久部「なんて医者だ!」ドンッ
間久部「でも……あの人しかみどりを助けることができない……」
間久部「チキショー……でも一千万なんて……俺に用意できるわけねぇ!」
母「緑郎、さっきからブツブツなに独り言言ってんの!ほら!店の手伝いしな!」
間久部「うるせー!今俺は八百屋の品出ししてる暇はねーの!」
母「いいからきなさい!いま手が離せないんだから!」
間久部「へーへーわかったよ!」
ーーー病院
ブラックジャック「……手塚クン、また君は私のところに患者を回したな?」
手塚「はは、ゆるしてくれブラックジャック。君と僕の仲じゃあないか」ハハハ…
ブラックジャック「金にならない客を回されても困る」
手塚「…とかなんとか言っちゃってウチにわざわざきたってのはそういうことなんだろ?」
ブラックジャック「たまたま近くに来る用があったから来ただけだ!」
手塚「まぁまぁ!いいじゃないかみてってくれよ」グイグイ
ブラックジャック「お、おい!手塚クン!」
手塚「青石さん、入るよ」ガラッ
幼女「そちらの方は……?」
手塚「ああ、紹介するよ。ブラックジャック。世界で唯一君の病気を治せるかもしれない方だ」
ブラックジャック「君が、青石みどりさんか……本当に幼い子供のようだな……」
幼女「……」
手塚「これが彼女のカルテだ」パサッ
ブラックジャック「……ふむ、変化に気づいたのはいつ頃から」
手塚「最初に変化に気づいたのはうちの看護師でね、入院してから1ヶ月くらいだったかな。測ったら体の大きさが一回りは小さくなってたんだ」
ブラックジャック「きみが目覚めた時にはもうこの姿に?」
幼女「はい……」
ブラックジャック「……フム」
手塚「どうだいブラックジャック。治るかな」
ブラックジャック「結論から言うと、私なら治せるだろうね」
手塚「本当かい!?」
ブラックジャック「ああ、私はこの症状の患者を今まで2人治したことがある」
ブラックジャック「これは事故で重態になった者に起きる病でね。自己の体の修復をするための負担を減らそうとしてこうなるんだ」
幼女「わ、わたし治るの!?」
ブラックジャック「……一千万だ。治してほしければ一千万円用意していただこう」
幼女「い、一千万……!?」
ブラックジャック「いくら手塚クンの頼みだろうとビタ一文まける気はないぜ」
ブラックジャック「治してほしければ一千万!……では」ガラッ スタスタ…
手塚「お、おいブラックジャック!ブラックジャックー!」
きたか、楽しみだ
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