コナン「マジかよ博士!早速光彦で実験しようぜ!」
阿笠「....」
コナン「楽しみだなー。今回はどんな発明なんだろう」
阿笠「....」
コナン「博士ー、さっきから返事がないけどその発明とやらは一体どこにあるんだ?」
阿笠「....」
コナン「博士....?」
阿笠「....ない。そんなものはないんじゃ」
コナン「おい博士、何言ってんだよ」
阿笠「もうワシには無理なんじゃ。そんな物を発明するつもりはない」
コナンSS書こうと思ったら書かれてた
期待
コナン「博士....」
阿笠「一体ワシは理論も設計図もない訳の分からん発明を後いくつ作らないといけないんじゃ...」
コナン「でも博士がいないとコナンSSは成り立たないんだ」
阿笠「そんなことは知らん」
阿笠「一体ワシが何をしたと言うんじゃ...もうこれ以上光彦君を殺したくない」
コナン「でもそれしか生き残る道はないんだ!!!!」
博士「!」
コナン「いいか博士!今このSS界には多種多様な猛者がいる。進撃、アイマスなどの二次創作。男女、幼馴染などの妄想物」
コナン「そしてこのコナンSSも当たりハズレこそあるものの数では負けていない!」
コナン「奴らと肩を並べるためには博士の発明が必要不可欠なんだ!」
コナン「だから頼むよ博士...俺たちは忘れられたくないんだ...」
阿笠「たとえそれで光彦君を殺すことになってもか...」
コナン「そうだ。光彦が死なないコナンSSなんて誰も読んでくれない。光彦だって分かってくれるはずだ」
阿笠「....」
阿笠「1000...」
コナン「?」
阿笠「1000を超えたんじゃ。犠牲になった光彦君の数が...」
コナン「....」
阿笠「ある者は元太君に食されてしまい、またある者は爆発して死んだ」
阿笠「ワシの失敗のせいで死んでしまった光彦君も数え切れない」
阿笠「新一、ワシらは何のために何の罪もない光彦君を殺すんじゃ」
コナン「そりゃだからさっきも言ったろ」
阿笠「忘れられたくないから...か」
阿笠「本当にそんなこと必要だと思うか新一。一体このキチガイ染みたSSに何の力があると言うんじゃ」
コナン「....」
阿笠「そんなことしなくとも名探偵コナン、工藤新一は不滅の人気を誇っておるじゃろ」
コナン「....」
阿笠「もうやめよう新一。これが最後の頼みじゃ」
コナン「....」
コナン「嫌だね」
阿笠「新一、まだ分からんか!」
コナン「分かってないのは博士の方だよ。なんで今になってそんなこと言い出すんだよ」
コナン「そんなことしたって今まで犠牲になった光彦は戻ってこない。ただ無駄死にしただけになる」
コナン「光彦が可哀想?そりゃ博士、あんたのエゴイズムだ」
コナン「本当にそう思うなら今まで犠牲になった光彦達の為にもこのSSを守り続けるのが道理なんじゃねーのか」
コナン「なあ博士。俺なんか間違ったこと言ってるか?」
阿笠「....本当にそう思うか新一」
コナン「....」
阿笠「本当に殺し続けることが正しいと思っているのかと聞いているんじゃ。新一」
コナン「あぁ、思うね」
光彦は灰原に許されないことをしたからな
阿笠「....分かった。これだけは使いたくなかったが止むを得ない」
コナン「なんだそのスイッチ?」
阿笠「これは指定した人物と光彦君の身体を入れ替えるスイッチじゃ...」
コナン「!!!」
コナン「待て博士!!そんなことしたら!!!」
阿笠「これからはお主が身体を張ってこのコナンSSを守るんじゃ。頼んだぞ新一」
コナン「冗談じゃねぇ!!なんで俺が光彦みたいな目にあわなきゃいけないんだ!!」
阿笠「これに懲りたら自分の言葉に責任を持つことじゃな」
阿笠「さらばじゃ、工藤新一」ポチッ
翌日
阿笠「できたぞ新一!光彦君を火達磨にするスイッチじゃ!」
コナン「本当ですか博士!流石博士です!早く押しましょう!」
阿笠「まあ待て、まだ慌てるでない。今回はなんと光彦君を擦り潰すスイッチと光彦君を鰻重にするスイッチもあるんじゃ!」
コナン「凄いです!凄いです!僕早速遊びに行ってきます!」
阿笠「使い方は分かるのう?」
コナン「はい!このボタンを押すだけでいいんですよね!」
阿笠「そうじゃ。くれぐれも悪用するんじゃないぞ~」
コナン「皆さん!今日は博士がこの三つのスイッチを作ってくれましたよ!」
歩美「すごーい。何から押すか迷っちゃうね!」
灰原「なんだっていいじゃない。楽しみであることに変わりはないんだから」
元太「オレはこの鰻重になるスイッチから押すぜ!博士もたまにはいい発明するな!」
光彦「やめろ!!そんなことしたら俺がどうなると思ってるんだ!!」
歩美「?...死ぬに決まってるでしょ」
灰原「本当、今更何を言ってるのかしら」
コナン「早く押しましょう!ドキドキします!」
元太「じゃあこの鰻重スイッチ押すぜ!」ポチッ
光彦「やめろーーーーー!!!!!」
終わりです。ありがとうございました。
地獄のカーニバルはここからだろ
さようなら
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