幼友「いよいよね…」男「うん」(22)
初投稿です(*_*)
~4月 放課後~
剣道場
幼友「とうとう来たわね。幼馴染との約束の年」
男「うん。今年の夏だよ。今までありがとう」
幼友「なーに言ってんの。まだ終わってないでしょ。しっかり告白しなよ?あたしの指導が無駄にならないように」
男「…うん」ドキドキ
幼友「…」バシッ
男「痛!」
幼友「なに3ヶ月も前から緊張してんのよ!アホか!」
男「いてて…不安だからしょうがないじゃん!あと今面はずしてんだから竹刀でたたくのやめろよ~!」
幼友「はぁ…アンタって昔に比べて背も伸びて腕っ節も強くなったくせになんでまだそんなに臆病なのよ…」
男「そんなこと言われても…」
幼友「…確かに中一のアンタはチビだし、臆病だし、ヘタレだった」
男(そこまで言わなくても…)
幼友「でも今のアンタは背も伸びて、その、たくましくなってか、カッコイイト……」
男「ん?」
幼友「と、とにかく自信を持ちなさい!いいわね!」
男「わかった、幼友が言うなら間違いないね!ありがと」ニコ
幼友「っ……」キュン
?「男~!幼友~!」タッタッタ
ゆっくりと書いていきたいと思います
優しい心と温かい目で読んでいただけると幸です
自分だと罵倒まじりになるから誰か色々教えてやれよ
>>1とりあえず淡々とssだけを書き込め。
返事とか書かなくていい。
ssだけ書け。
それ以外いらんこと書いて叩かれても俺は知らん
メールしていい?
名前とメール欄入れなくていいから
>>8 了解です
男「あ、幼馴染!」
幼友「どうしたの?今日吹奏楽部は無かったはずだけど」
幼馴染(以下 幼)「えへへ、二人を待ってたんだよ?一緒にかえろ?」
幼友「…悪いけどあたしはまだ用事があるから、男と先帰ってて」
男「じゃあ俺も手伝う幼友「アンタは幼と帰るの、わかった?」ギロ
男「…はい…」
幼友(まったく、少しは察しなさいよ…)
幼「そう、幼友は真面目だね~。頑張ってね!」
幼「じゃあ男、帰ろ!」
男「ああ…ちょっと待ってて、着替えてくる」タッタッタ
幼友(…はりきっちゃって…)フン
幼「幼友」
幼友「何?」
幼「ありがとね、気を遣ってくれて。用事なんて本当はないんでしょ?」
幼友「………さあ?」
幼「ふふっ。素直じゃないな~」ニヤニヤ
幼友「はいはい。素直じゃなくていいから。さっさと男と仲良くイチャイチャ下校しなさい」
幼「ち、違うよ~!男とはまだそんなんじゃないもん!!///」
幼友「「まだ」…ねえ」
幼「うぐっ///もお~からかわないでよ~!」
幼友「ふふっ(まったく、可愛いわね)」
幼友(ほんと、男と幼はお似合い…)
幼友(………っ)ズキ
男「お待たせ~」タッタッタ
幼友「ほらほら幼の愛しの男が来たんだからさっさと帰りなよ」
幼「ちょっと!男に聞こえちゃうよ///」
男「ん?俺がどうしたの?」
幼「な、なんでもない!早く帰ろ!」グイ
男「え、わ、ちょっと(…腕つかまれてる)」
スタスタスタ
幼友(………)
幼友(計算通り幼は男と腕を組んで行ったわね)
幼友(男もまんざらじゃあ無かったし…)
幼友(ほんと誰が見てもお似合いバカップル…)
幼友(………はぁ)
再開します
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~帰り道~
幼「私たちもう高校二年生だね」
男「そーだね。なんだかあっという間だったな」
幼「ねー。そういえば男、また背伸びた?」
男「え?…あー、確かにちょっと伸びてるかも」
男「そういう幼は中学から変わってないね(笑)」
幼「うっ…気にしてること言わないでよー!」
男「気にしてたの?」
幼「気にしてたの!」プイ
男「今のままでいいと思うけどな~」
幼「え///そ、それってどういう意味?男「家に着いたよ」
幼「え…あ、本当だ」
男「じゃ、明日朝練ないから一緒に学校行こうな!」ニコ
幼「うん///バイバイ」フリフリ
ガチャン
幼「もうちょっとで聞けたのに……男のばーか」ボソ
幼「ふふ///」
・
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~男の部屋~
男「ふぅーめっちゃドキドキしたー」
男「中学の時から幼友には『照れ隠しするくらいならちょっとほのめかして正直に言え』って言われてきたけどこんなんでいいのかな?」
男「幼今日も可愛かったな~。時々赤くなったり、顔背けてたりしてたけど、嫌われてないよな?」
男「まあでも全体的に楽しそうにしてたし、幼友の言うとおりにやったから大丈夫だろう」
男「ここまで来たんだ。しっかり約束を果たすんだ」
オニイチャーン、ゴハンデキタヨー!
男「はいよー」
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~回想・十年前~
『おい!今日男のせいでドッジボール負けちゃったじゃんか!』
『何も出来ないくせにフラフラしやがって、俺そのせいで当たっちゃったじゃねーか!』
『何でワンバンしたボールからも逃げるんだよ!』
『『『この弱虫!!!』』』
男『うう…ごめんなさい』グス ヒック
幼『ちょっと言い過ぎだよ!男くんだってがんばってたじゃない!!』
『なんだよ幼、弱虫男を庇うのかよ』
『あいつ男のこと好きなんだよ。いつも一緒にいるもん』
『あんな弱虫が好きとか、変な奴ー』タッタッタ
『『変な奴ー!!』』タッタッタ
幼『男くん、大丈夫?』
男『グス、ありがと、ヒック幼ちゃん』
幼『もう、そんなんじゃいつまでたっても弱虫だよ!』
男『うう、でも本当のことだし…』
幼『違うもん!、男くんは強くならなきゃいけないの!強くなって、十年後にわたしの「恋人」になってそのまま結婚するの!』
男『そうなの?』
幼『そうなの!』
男『でも、強くなるなんてぼくにはむりだよ…』
幼『あきらめちゃだめ!男くんならぜっっったいできるから!!』
男『わかった…がんばるよぉ』
幼『ふふ、よく出来ました』ナデナデ
男『うう///』カアー
幼『じゃあもっとちゃんと約束しよ!』ピラ
男『…紙?』
幼『そ!、ここにお互いにどうなってほしいか書いて、十年後にそうなるように約束するの!』
男『うーん、よく分からないや』
幼『とにかく書くの!わたしにどうなってほしいか!』
男『わ、分かったよー』
カキカキ
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・
幼『書き終わった?』
男『うん、一応』
幼『じゃあわたしの見せるから男くんのも見せて!』パッ
男『うん』パッ
男・幼『……』
男『ねえ幼ちゃん』
幼『なに?』
男『幼ちゃんの書いてること多すぎない?』
幼『多くない!今の男くんにはこれだけ足りないの!』
男『できるかな~』
幼『やるの!』
男『…がんばるよ』
幼『それでよし!じゃあ紙埋めるよ~』
男『え?なんで?』
幼『こーれ』コト
男『箱??』
幼『これに入れて、土に埋めて、十年後に掘り出すの!たいむかぷせるって言うんだって。ママが言ってたの』
男『たいむかぷせるー?』
幼『そ!だから紙に書いてあることは覚えとくの』
男『えー無理だよー』
幼『もーしょうがないなー!じゃあこの紙に書き写して!』ピラ
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書き写し中、、、
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男『終わったよー』
幼『よし、じゃあ穴を掘ろ!シャベルあるから!』
男『うん』
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一時間後
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男『お、終わったー』グッタリ
幼『つかれたね』グッタリ
幼『ねえ…男くん』
男『なあに?』
幼『約束は絶対だからね!待ってるんだから!』
男『…うん!』
幼『十年後も好きでいてね!』
男『うん!』
幼『約束だからね!』
回想終了
書き溜め出しきったので今日はここまで
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