恒一「綾野さんを酔っ払わせてしまった……」(217)

三神宅

綾野「おじゃましまーす」

恒一「どうぞ、上がって」

綾野「ほぇー、三神先生の家ってこんなだったんだー」キョロキョロ

恒一「僕の部屋はこっち。案内するよ」

綾野「うん、ありがとー」

綾野さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

待ってたぜ
支援

ガラッ

綾野「あら、こざっぱりとしてるね」

恒一「居候だし汚くするわけにもいかないってだけだよ。今飲み物持ってくるね」

綾野「ああどうもー」

ガラッ スタスタ...

綾野「さってと、物色物色」ガサガサ

綾野「ふーん、青のシャツに黒のTシャツ、明るい色のものは、ほとんどなし。男の子だからこんなもんだよねー」

綾野「下はジーパンとカーゴパンツかー、とことん無難。こうっちゃんらしいや」

綾野「細身なのに加えて中性的な顔だし淡い色なら似合うと思うんだけどなあ。なんにもしなくても良いといえば良いんだけど」

綾野「んっ、これはこれは……なんだ、雑誌のグラビア表紙か……」ガサゴソ

落してしまったことを悔やんで自殺しそうになったわ

恒一「麦茶、一杯だけなのか。どうしようかな……」ガサゴソ

恒一「缶が何本かある。怜子さんのものかな、とりあえず一本開けてみよっか」カシュッ ゴク...

恒一「炭酸か、オレンジジュースかな? 見たことないラベルだけど……」

恒一「でもちょうどいいや、これを綾野さんにあげよう」

トクトクトク...


ガラッ

恒一「あ、待たせちゃったかな?」

綾野「ん? んーん、興味湧いただけだしねー」ペラッ

綾野「こういっちゃんも漫画とか読むんだねえ、ホラー小説をよく読むって言ってた割に」

恒一「それに載ってる推理漫画が好きでね。他にもいくつか読んでるけど」

綾野「あー、アニメやってるこれねー。私はマガジンのあれの方が好きだけど」

恒一「はい、飲み物」

綾野「おー、ありがとありがと。それじゃカンパーイ」

恒一「ははは、乾杯」

綾野「ヌカタってあの中田ヒデのこと?」ペラッ

恒一「だろうね」

綾野「それよりさこういっちゃん、もう少し服は幅広く持ってた方がいいよ」ゴクゴク

恒一「ん? ああ……」

綾野「東京って服が満ち溢れてるイメージがあるんだけどなあ。そこで眼力が鍛えられたりしそうだけど」

恒一「結局興味を持てるかどうかだしね。親に買ってもらうなんてことはしないようにしてるけど」

綾野「だからこそなんだけどなあ、シャツはシャツでも柄にこだわってみたりポロシャツ着てみたり」

恒一「といってもねえ」

綾野「この青のシャツとかさー、良い匂いがするんだけどねー」

恒一「……に、におい?」

綾野「うん、この洗剤の甘さとタンスにしまわれた故の木の渋さがまじわってなんとも……」クンクン

恒一「う、うん……?」

綾野さん

綾野「ところでさっきから中々私好みな匂いを発する何かが気になってしょうがないんだけど……」キョロキョロ

恒一(綾野さんどうしちゃったんだろう……)

綾野「ああ、これかタオルケット」スリスリ

恒一「あ、綾野さん、ちょっと」

綾野「洗いたてなのかなあ、そんなに汗臭くないけど。んー? ボディソープがまざってる?」クンカクンカ

恒一「あ、あの……」

綾野「あ、こういっちゃんの匂いを嗅げばわかるか」ズイッ

恒一「ちょっ、綾野さんっ?」ドサッ

綾野「くんくん……ふむ、汗の中にほのかなフローラルのかおりが……」

恒一(ななななんだこの状況!? あ、綾野さんが僕を押し倒してにおいを嗅いでる!)

綾野「……ぺろっ」

恒一「ひゃううっ!?///」

なんという酒の弱さ

効いてきたか

綾野「うーん、やっぱりタオルケットの匂いが理想的だねえ……」スリスリ

恒一(結局一度舐められただけであとは匂いを嗅がれるだけで済んだ……)

綾野「んー、はむはむ……」

恒一「ちょっと残念……ってなにしてるの綾野さん」

綾野「はむっ?」ジッ

恒一「いや、そんな物を知らない無邪気な目で見られても……タオルケットを甘がみするのは、ちょっと、ね?」バッ

綾野「あっ……えいっ」ガバッ

恒一「わっ、またっ!?」ドサァッ

綾野「ふぬっ、返して、ふんっ!」バッ

恒一「駄目だよ綾野さん、こんな昼間からっ……タオルは、タオルは……ん?」

綾野「ふー、これこれぇ……」スリスリ

恒一「……」

か、かわいい!

恒一(綾野さんがタオルケットにくるまったきり僕にかまってくれなくなった……)

綾野「ふふふ……」スリスリ

恒一(いたたまれなさと淋しさと空しさがこみあげてくる……)ホロリ

恒一「それにしてもこれ、どこかで見たことがあるような……」

綾野「?」クルッ

恒一「あっ、こっちを向いてくれた」

綾野「……」ジィ-...

恒一(この髪の色と、くりっとした目……)

恒一「お手」スッ

綾野「!」シタッ

恒一(犬だ、これ)

おお、いつかの続きだな!

全力で支援

           /       /
.          / ,     /     /                   ヽ
         / /     /     / .,' N\ \ ト、 ヽ  i       ゚:.
       __.イ    ゚     / :.ハ|  \|` \ト、.:|:.  |   :.

      ヽ_    , .゚:     人 |           V:|:ト.  }   ::
     ー匕_.. /_:| |   i |  ヽ   ー=彳     }ハl |: /     ゚
        ノ     _| |    ヽ.l ,ィf竓ミッ、      、   |/イ   .゚
       /    / | |     ト.|i/ん゚::::リゞ      __ `  /ノ   :.゚  
     ≦___ノ .: i レ'.|i   |  弋_j夕      ,.ィ=ミ、 7/ 〃  可愛すぎ支援
         厶:::::ヽ.ゝ:||ヽ  ゚.  ゝ-       /r゚:::沁 イ  /i
       _ノ:::::::::: \|| \ ゚,         弋;歹ノ/ィ /__\_,
       `ー─ァ゙::::::::||:.  \_        /   ヽ  /:/ . /!   ̄
          ー'-=彡''|| ヘ               /:/ .: }`
     ___,..ィ圻ニニ/ヽ、\     -、     イ:ムイ/
   /、ニニニニニニニノニニ|. ∧  \   ´      イ三三〃ニヽ
.  /ニニ\ニニニニニ ニニ|  ∧    > __.. <|ニニニニニノ'ニニニニハ
  {ニニニニニVニニニニ|ニニ!   \   / /   :|ニニニ|iニニニ/ニニニ}
  |ニニニニニニVニニニ|ニニ     \ /   .:|ニニニ|lニニ/ニニニニ|
  |ニニニニニニニVニ〃ニニ、     イソー、     |ニニニ|jニ/ニ/ニニニ!

恒一「……おすわり?」

綾野「ふっ」スッ

恒一「ち……いや、やめておこう……よしよし」ナデナデ

綾野「ふぅ……」トロォ

恒一「犬って顎を撫でると喜ぶんだっけ? 猫だったかな、ともかくちょっと失礼するねっと」ナデナデ

綾野「はう、ふやぁ……」トローン

恒一「効いてる効いてる」ナデナデ

綾野「わふぅ……」ゴロン

恒一「仰向けになった。あ、そういえばお腹もだっけ……」

綾野「くぅん?」ジィ

恒一(あ、シャツの下からヘソが……)

恒一「……」ゴクリ


綾野「はっ、はっ」コロコロ

恒一「ボールをあげてなんとか踏みとどまれた……」

恒一(それにしてもなんでこんなことに? まさか匂いをかいだだけでこんなことになるわけ……)

綾野「くぅん、くぅん」ズイッ

恒一「あぁ、僕にボールくれるの? ありがとう」ナデナデ

綾野「はぅん……」ヘナァ

恒一(犬かぁ、特に興味はなかったけど、こんな犬、もとい綾野さんなら……いやいや)フルフル

恒一「うーん……とりあえず麦茶でも飲んで……」キョロキョロ

恒一「あっ、このオレンジジュースってもしかして……」

恒一「そうとわかれば確認にっと」スクッ

綾野「くぅん?」ジッ

恒一「あ……ええと、ちょっと待っててくれるかな?」

綾野「くぅん……」ピクピク

恒一「うーん……待て?」

綾野「……くぅん」シタッ

恒一(なんだろうこれ、庇護欲ってやつなのか……こっちが離れたくない……)

けしからんな!

はよ お願いします

良い

恒一「……やっぱりお酒だったんだ」

恒一「アルコール12%……? カクテルってやつか、なんで気付かなかったんだ僕……炭酸のせいか……?」

恒一「ともかく今は酔いを覚ます方法を考えないと。どうすればいいものか」

恒一(あれはあれでちょっと名残惜し……)

恒一「って違う違うっ!」フルフル

恒一「はぁ……怜子さんを介抱する時はまず水を飲ませてたな、それから寝かせて……」

12って割と強くね

12の缶のカクテルって・・・

綾野「……」コロコロ

綾野「……」ポイッ アキアキ

綾野「……」スリスリ

綾野「……」ハムハム

綾野「……くぅん」クタァ

綾野「……」ゴロゴロ

綾野「……」スクッ

タタタ...

ガラッ

恒一「綾野さん、お水持ってきたよ……い、いないっ!?」

恒一「い、いったいどこにっ」ダダッ



綾野「はっはっ……」タッタッ

ワンワン!

綾野「っ!?」ビクッ

ワンワン! ワンワン!!

綾野「くぅん……」ビクビク

支援

ウゥゥ...ワンワンッ!

綾野「あうぅ……」プルプル

恒一「あ、綾野さんっ!」

綾野「っ!」ピクッ

恒一「靴もはかずにこんなところま……」ハァ、ハァ

綾野「わううっ!」ギュッ

恒一「っ、あ、綾野さんっ?」

綾野「ふうぅ……」ギュウッ ウルウル

ワンワンッ!

綾野「うぅ」ビクッ

恒一「あぁ、よその犬におびえて……よしよし」ナデナデ

綾野「くぅん……」スリスリ

恒一「落ち着いた? それじゃ靴だけでも履こうね?」

綾野「わん♪」ハキハキ

恒一「誰かから見られないように、それから犬から離れられるように、色々な理由でここまで来たけど……家まで戻れるかな、これ」

恒一「いっそ公園のほうが近いかな……」キョロキョロ

ワンッ!

綾野「っ!」ピクッ

恒一「ああ、大丈夫大丈夫……」

江藤「あら? 彩と榊原君?」

恒一「げっ、江藤さん……き、奇遇だね、犬の散歩?」

犬「ワンワンッ!」

綾野「はう……」ナデナデ

この娘飼いたいんですが

江藤「まあそんなところだけど、なんでこんなところのベンチに……あっ、お邪魔だった?」

恒一「え? ……ち、違う違う!」ブンブン

恒一「ちょうどそこで会って、でも綾野さんがちょっと靴ずれ起こしたみたいで」アセアセ

江藤「ふーん……彩ぁ、あんたもスミにおけないねえ」ニヤニヤ

恒一「べ、別にそんな……」

綾野「……」ジィ

江藤「? どした?」

綾野「ばうっ」ダキッ

江藤「おわぁっ!?」ドサァッ

恒一「え、江藤さんっ!」

>>7
7476
25369
19977

>>18
673
16895
16833

sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
酔っぱらいってレベルじゃねえぞwww

犬になる現象なんだよ…

綾野「ふふふぅ」クンクン スリスリ

江藤「ちょっ、あや、冗談でもきついぞあんたっ!」ジタバタ

綾野「ぺろぉっ」

江藤「ふわぁっ!///」ビクッ

綾野「ぺろぺろ……かぷっ」

江藤「ひやぁっ! あんっ、ちょ、やぁ……」ビクビク

恒一(お、女の子が二人草むらの上で揉み合いに、はわわ……)

恒一「そ、そんな場合じゃないや、止めないとっ」ガシッ

綾野「ううぅっ!」ブルンッ

恒一「うわっ」ドサッ

江藤「さ、さかきばらく、あぁんっ……くぅっ!」ヒクヒク

綾野「ふぅ、ふぅ」クイクイ

おお、えろいえろい

待ってましたー

>>8
これはコナン派か…

恒一(なんで力で対抗できないんだ、どうすれば……)

恒一「はっ! あ、綾野さん、待てっ!」

綾野「っ! ……」クルッ

恒一「……待てだ、綾野さん」ジッ

綾野「……」クルッ

江藤「はぁ、はぁっ……っ」クタァ

綾野「くぅぅんっ!」ペロペロ

江藤「いやぁぁぁ!」ビクビクッ

恒一「ど、どうしようもない!?」

支援

江藤「はぁ、はぁ……くっ、うんっ……」ビッショリ

恒一「はぁ、はぁ……」グッタリ

恒一(まさか撫でまわすだけでおとなしくなるとは……)

綾野「おぉ、よしよし……」ナデナデ

犬「くぅん、クゥン」スリスリ

恒一「だ、大丈夫、江藤さん……?」ゼェゼェ

江藤「ど、どうにか……榊原君のおかげで、最悪の事態は避けられた気がするよ……」ハァハァ

恒一「そう、よかった……僕も見たこともないはずの嫌な光景が頭をよぎったよ……」ゼェハァ

江藤「それにしても彩があんな馬鹿力をもってるとは知らなかった……」

恒一「犬って相当力持ちらしいからね……あ、でも今は人間か……」

江藤「はぁ、犬? 何の話してんのさ?」

恒一「え? あぁ……実はね」

江藤「お酒を飲ませたら……? そんな馬鹿な話……」

恒一「あるんだな、これが……」

綾野「ふー、ふー」スリスリ

犬「ハッハッ」クイクイ

江藤「……あーあれマウンティングかぁ……で、どうすれば元に戻ると?」

恒一「水を飲ませて酔いが醒めるのを待つか、本人が疲れて眠るのを待つか……」

江藤「はぁ……ていうか今にも交尾しそうだね、この一人と一匹、もとい二匹」

恒一「……なんだろう、さっき頭をかすめた光景とかぶる気がする」

江藤「ちょっと離してあげるか。こら、離れなさい、これでもとってきて」ポイッ

犬「ワンッ!」ダダッ

綾野「!」ピクッ

江藤「……踏みとどまったけど、見えた?」

恒一「うん……頭の上で震える何かがおぼろげに……」

綾野「わうん……」フリフリ

江藤「……そうだ、公園に行こうよ、榊原君」

恒一「?」

公園

犬「ワンワンッ!」

江藤「お前はここで待ってなさい……よおし、取ってこい彩っ!」ビッ

綾野「わんっ!」ダダッ

恒一「フリスビーに反応した……まあこれで疲れてくれれば何よりだけど」

江藤「思いついてからでなんだけど、アルコール飲んだ後に運動っていいのかな?」

恒一「本来は駄目なはずだけど……」

ダダッ

綾野「くぅん♪」フルフル

恒一「……顔も赤くないし大丈夫なんじゃない?」ナデナデ

江藤「……そうみたいだね」ナデナデ

>>5
7856
9383
16777215

>>13,28
13257
21965
15574

江藤さんの順応っぷりがスゲー

クラスメイトを酔わせてしまったの続き?

恒一「よっと」ビッ

綾野「わうっ!」ダダッ

江藤「おーうまいうまい。にしてもこれなら害がないし、一日くらいは遊んでいたいねー」

恒一「はは、ずっと飼っていたくなっちゃうね」ニコッ

江藤「文脈無視すると危ない台詞になっちゃうから気をつけようねー」ニコニコ

恒一「……うん、我ながらこの状況に慣れ始めてきたみたいだよ」

綾野「はっはっ♪」

江藤「よぉしよぉし」ナデナデ

綾野「はうぅ……」ペロペロ

江藤「しかしなかなか疲れないね、この子」ナデナデ

恒一「うーん……」

江藤「まあ扱い慣れてきたし今日くらいだったら世話するのも悪くないんだけど」

恒一「でもクセになりそうでちょっと怖いよ」ナデナデ

江藤「その時はその時だねー。あっ、そういやこの子嗅覚も犬並なの?」

恒一「一応そうみたいだね」

江藤「ふぅん……よし、とってきなっ」ビッ

綾野「はっはっ!」ダダッ

江藤「榊原君、隠れよう!」ニギッ ダッ

恒一「えっ?」ダッ

茂み

江藤「嗅覚も発達してるなら私達の居所ぐらいわかるはずでしょ」ヒソヒソ

恒一「江藤さん相当楽しんでるよね」ヒソヒソ

江藤「今日限りだしねえ。こんなのなかなかないし」クスクス

恒一「はぁ……」

ザッザッ ハシッ クルッ... キョロキョロ... トボトボ... クンクン...

江藤「おお、鼻を利かせてる」ヒソヒソ

恒一「見つけさせてあげたい……」ヒソヒソ

フリフリ... ピクッピクッ

江藤「身振りが完璧に犬だわ、あれ。尻尾が見える」ヒソヒソ

恒一「さびしそうだ……」ヒソヒソ

支援

ピクッ ダダッ

江藤「こっちに来るっ!」

恒一「それはいいけど、勢いすごくない?」

江藤「あぁ。まるでサカリのついた……」

綾野「わぅんっ!」バサッ!

恒一「のわっ!」ドサッ

江藤「だ、大丈夫、榊原君!?」

綾野「はっはっ……」クイクイ

恒一「だ、だめっ、綾野さん、今度こそだめだよっ、腰おしつけないでっ!」ジタバタ

綾野「ちゅううっ」ペロペロ

恒一「ひゃううんっ!///」ビクビク

江藤「なんて声出してるんだよ君はっ! そ、それより彩離れなってっ!」ガシッ

綾野「はぁ、はぁ、はぁ、はぁっ」スリスリ

恒一「あっ、それこすりつけちゃっ、あっ……あっ……」ビクビクッ

ふぅ……

支援

翌日 学校

恒一(あの後綾野さんはようやく疲れが来たようで、引きはがされた江藤さんの腕の中でウトウトしてしまった……)

恒一(僕が送り届け、家の人には江藤さんがうまくごまかしてくれた。もし疲れが来ていなかったらどうなっていたことやら……)

江藤「彩、お腹すいてない?」

綾野「ん? あぁ、そうだねえ、4時間目だし」

江藤「じゃあ、はいこれ」サッ

綾野「ありがとー。もぐもぐ……」カリカリ

綾野「ってなにこれ!? 変な味が……」

江藤「あー、やっぱりドッグフードは無理か―」ニコニコ

綾野「なんてことするのよぉ!」プンプン

江藤「覚えてないみたいだねえ」ヒソヒソ

恒一「むしろありがたいよ……」ヒソヒソ

綾野「ゆみぃ、悠がドッグフード食べさせてきたぁ……」グスグス

小椋「なにしてんのよ……」

江藤「あー、実はね」ヒソヒソ

小椋「はぁ!? そ、そんな馬鹿な話……」

江藤「証人ならここに」

恒一「はは……」タラリ

小椋「……マジなの?」ジッ

綾野「ちょっと、何内緒話してんのさ、ていうか水飲んでも口に残ってるんだけど!」プンプン

おぐりんに飲ませる展開wktk

綾野「うーん……」ジッ

恒一「? どうしたの、綾野さん。何かついてる?」キョロキョロ

綾野「……こういっちゃんさぁ、何か変なもの食べた? 生の肉とか。うーん」クンクン

恒一「? な、なにか変なにおいする?」

勅使河原「どれどれ……気のせいじゃないか?」

江藤「てっしーからもしないね。榊原君だけなの? どんなにおい?」

綾野「うーん……生臭い? ツンとくる……そもそも何に似てるのか……」クンクン

小椋(なんだろう、断片的なのに身に覚えがある……)

小椋「ねえ彩、それってイカの匂いに似てたりしない? スルメとか」

恒一「!?」ビクッ

勅使河原「……はっ」

綾野「あっ、そうかも」

小椋「あー……」

恒一「そ、そんなもの食べた覚えないなっ」

勅使河原「お、おう、じゃあ気のせいだな、うんっ! サカキ、体育館行こうぜ!」

小椋「だめよ、榊原君だけでも残りなさい」

恒一「……」ダラダラ

兄貴のせいで知ってるのか…!

お前ら自分たちがオナニーしてるの兄弟姉妹 親にバレテないと思ったら大間違いだぞ

部屋ちょっと入るだけでプンプンプンプン臭ってくるからな

小椋「大体察しはついてるわ」ヒソヒソ

恒一「……」ダラダラ

勅使河原「サカキ、ご愁傷様……」

江藤「……あっ……ねえ、それってカルキの臭いに……」ヒソヒソ

小椋「ご明察」

江藤「うわぁ……」カァァ

恒一「で、でもお風呂に入る前だったし、その後ちゃんと……」ビクビク

小椋「正直眉唾だと思ってたけど、どうやらホントみたいね、お酒の話。たぶんあれによって彩の嗅覚が……」

勅使河原「ん? 何の話だよ?」

恒一「実は……」

ひ、ひでえ
同級生にバレるとか夜中の飛び起きて頭抱えて暴れるレベル

>>70
ID・・・///

勅使河原「……だとしたらオチオチトイレにもいけねーじゃねえか……」ガクッ

小椋「でも今日の彩が臭いに執着したのはこれだけだったわ」

江藤「あ、あのさ、やっぱりあの彩で……」

恒一「……」ダラダラ

勅使河原「ああ……」

小椋「でも思春期の男子なんだから他にいたってよさそうだけど、榊原君にしか反応しなかったみたいね。どういうことかしら」

勅使河原「ていうかなんでお前は平然と喋れんだよ……」

小椋「兄貴を持つといやでもね。ともかく二人とも不用意な発射は注意せよ」ビシッ

恒一「泣きたい……」

勅使河原「サカキ……帰りおごるぜ」ガシッ

江藤「……///」

おぐりん可愛い

後日

綾野「……」ジィ

小椋「……どうしたの、榊原君のほう見て」

綾野「えっ!? な、なんでもないよぉ~?」フリフリ

小椋(……これは……)チラッ

恒一(なにか視線が……あの三人?)クルッ

綾野「っ!」フイッ

江藤「……」カァァ

小椋「……」ギリッ

綾野さんにマウント取られて腰カクカクされたら
そりゃオナニーのひとつやふたつくらいする
誰だってする

たった1杯のミスで……

うわあああああああああああ

屋上

小椋「注意しろっていっただろこのサル」カベドンッ

恒一「な、何の話っ!?」

小椋「こちとら高性能センサーを装備してんだよ、ネタは上がってんぞ、兄貴以外で気付かされるこっちの身にもなってみろよ」ギロッ

江藤「ゆ、由美怖い怖いっ!」ガシッ

恒一「あ、あれかっ? してないっ! 天地神明にかけてもしてないよ!」

江藤「ほ、ほら、ここまでわかってるのにわざわざ嘘つく理由なんてないって!」

小椋「ちっ……」パッ

恒一「はぁ、はぁ……気勢だけで肺にもう一つ穴が開くかと思ったよ……」ゼェゼェ

小椋「てことはなにかしら?」

江藤「そういえば最近彩が榊原君のことをしきりに見てるような……」

小椋「てっきりあの臭いに気付いて意識しちゃってんのかと思ったけど」

恒一「もう社会的に瀕死だよね、僕……」シクシク

昨日自家発電したことを同級生にバレるプレイ…いける!

綾野「……」ジィ

江藤(また見てる……)

小椋「ねえ彩、最近榊原君のことしょっちゅう見てるけど、どうしたの?」

綾野「えっ!? い、いやだな、こういっちゃんを見るなんていつものことだって、あははっ」

綾野「そ、それより悠、トイレいこうよっ」

江藤「えっ? あぁ、うん……」

小椋「……」

恒一(僕はまた制裁されるの……?)ビクビク

小椋ちゃん可愛い

綾野「はーすっきりしたぁーあははー」ギクシャク

江藤「こら、はしたないっ」

綾野「別に良いじゃん、あははー」チラチラ

江藤(また榊原君のことを……?)

小椋「ねえ彩、アンタが榊原君のことが好きなのは知ってるけど、具体的に何をされたいの?」

綾野「も、戻り頭に何をっ!?」

江藤(し、しかも直球っ!?)

小椋「ネタは上がってんだよ、イライラするからさっさと吐けよぉ」ニコニコ

江藤(目どころか言葉も笑ってない……)

綾野「え、えーと……な、内緒だよ?」

ゴクリ・・・

小椋ちゃんかわいいけど怖い


小椋「み、耳を!?」

綾野「う、うん。こういっちゃんの耳、綺麗だし……」

江藤「……? ねえ、彩、抱きしめてもらいたかったりはしないんだ?」

綾野「だ、だきしめっ!? あ、あるかなあ……」

綾野「でもなんていうのかな、ぎゅうっとしてもらうより、どーんと、の、のしかかるっていうか……」

江藤「あー……」

小椋「ちょっと、なに一人合点してるの?」ヒソヒソ

江藤「……マーキングによる誘惑、過度な欲求不満、発情期特有の症状かも」ヒソヒソ

小椋「は、はつじょっ!?」

 ザワザワ…… ナ、ナニ?…… ウワァ、オグラッテソウイウ…… タイサクガー…… コウビハマカセロー 

小椋「っ! ぐっ……お、おい榊原ァ!」

恒一「だからなんで僕なんだよぉっ!?」

屋上

小椋「てわけだ、なんとかしろ」カベドンッ

恒一「無理だよぉ……もういやだよぉ……」メソメソ

小椋「誰のせいでこんなことになってるのかなあ?」ニコニコ

江藤「落ち着いて落ち着いて、そもそも事故だったんだし、それにまだ確証がついてるわけじゃ……」ドオドオ

小椋「……ちっ、ところで、やっぱり発情期っていえばあの……」

江藤「う、うん……」カァァ

恒一「もしかして臭いがどうこうっていうのも……」メソメソ

小椋「……まああれだ、男としても事故の責任者としてもこの案件はアンタ次第ってことで。これ以上こっちの手は煩わせるなよ」

恒一「うっ、ひぐっ……」シクシク

江藤「わ、私も協力するから……きょ、協力って言ったって、そっちはどうしたらいいかわからないけど……」

小椋さん怖すぎワロタ

何か手を煩わせた事があったっけか

>>1の小椋ちゃんいいな
これからのSSでの小椋ちゃんはこういうキャラを望みたい

バァンッ

三人「?」

赤沢「お困りのようねっ!」ドヤァッ

三人「……」

赤沢「よくわからないけどクラスメイトが困ってるなら放っておけないわ。協力してあげるから、話してちょうだい」ニコニコ

恒一「僕、自分でなんとかしてみるよ」ゾロゾロ

小椋「よおし、それでこそ男だ」ゾロゾロ

江藤「が、がんばって、榊原君……でいいのかな?」ゾロゾロ

ガチャッ バタンッ

赤沢「えっ?」

ヒュゥゥゥ~……

赤沢「……えっ?」

鳴(いつになったら出ていけるんだろう……)

綾野ルートEND

ん?

まさに無能!m

いや怖い

こんな無駄な男口調でイライラしたおぐおぐは嫌だ

この小椋さんがデレるところを見たい

前回は復帰する前にスレ落としてしまって申し訳ありませんでした
綾野さんだけはなんとかしないとなーと思ってたんだけど色々と立てこんで今日になってしまいました
かさねがさね申し訳ない

江藤さん結構うごかしやすいかもしれない。水泳部でボーイッシュで綾野さんと仲の良い江藤さんペロペロ

>>95
すっごい尻に敷かれそう 

この江藤さんすごい好きだ

次は誰だ

>>96
安価はよ

需要あるのか・・・書くにしてもちょっと休憩します
一応安価出しとく
>>115

あ、一応佐藤さんと鳴ちゃんは書いたことになるんで、そこらへんが出てもどうしようもありません

ksk

ksk

ksk

水野さん!水野さん!

お祖母ちゃんとかは無しにしてくれよ…

休憩するみたいだし加速する必要はないと思うんだが

赤沢さんは泣き上戸なイメージ
怜子さんはたぶんキス魔

ksk

加速

ksk

kskst

小椋さんのキャラは今回と一緒?

赤沢

怜子さん

小椋

キス魔怜子さん頼むよぉ 

よくやった

無能かよー

アカザーさんかー
わかりました。二、三十分で返ってこれると思います

よし

保守はまかせろー

前のスレタイ教えてくれ

しゅ

ほっ

>>126
恒一「女の子を酔っ払わせてしまった・・・」
恒一「女の子を酔っ払わせてしまった・・・」 - SSまとめ速報
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1335956108/)

赤沢宅

恒一「うわぁ、すごい家だね……」キョロキョロ

赤沢「そんなに緊張されるとこっちが気がねするのよ。くつろいでちょうだい」

恒一「ちょっと無理な注文かな……何部屋くらいあるの?」

赤沢「浴室やキッチンをのぞけば10? ……そうね、それくらいかしら」

恒一「すごいや……」

赤沢「私の部屋に入ってもらっても色々と聞いてきそうね、その調子だと」

恒一「ははは、癖だからね」

赤沢「私の部屋は二階。案内するわ」

恒一「うん、お願いするよ」

赤沢さん家すげえ!

ガチャッ

赤沢「どうぞ」

恒一「うわぁ、女の子の部屋だねえ」キョロキョロ

赤沢「それ、どういう意味かしら。意外? こんな壁紙とかカーテンとか」

恒一「いやあ、率直な感想だよ。可愛いなあと」

赤沢「部屋はかわいいけど?」

恒一「えっと……」

赤沢「ふふ、冗談よ。いま飲み物を取ってくるから、待っててちょうだい」

恒一(なんか気圧されっぱなしだなあ、僕……)

でもベッドの上では立場が逆転するんですね

でっかいテディベアとか置いてあったらもえる

>>135
中尾「小型カメラ入りでよければ///」

恒一「……」キョロキョロ

恒一「女の子の部屋なんて誰でも緊張するよねえ」ギクシャク

恒一「たまごっちだ……でももう動かないのか……」

恒一「ゲームとかはないし、うーん……」

恒一「あっ、丁度いい目のやり場が……村上春樹に、江國香織」

恒一「ふーん……」パラパラ

恒一「他には宮部みゆきに長野まゆみ、有名だけど読んでないのばっかりだなあ」

赤沢「ふふふ、首尾は上々ね……」

赤沢「後はこれを恒一君に飲ませれば……」

トクトクトク……

赤沢「安いワインみたいだし怒られないわよね? うん、うん」

赤沢「あとはグレープジュースでカモフラージュすれば……」

トクトクトク……

赤沢「ふふふ、完璧、さすが私……」ニヤニヤ

赤沢「いいえ、まだよ、まだ笑っちゃだめ……」

22364
24851
10929

さすがあかざーさん…

ガチャッ

赤沢「お、おまたせ」ギクシャク

恒一「あ、うん」パラッ

赤沢「ふーん、流石読書人ね、人の家に来ても本に目が行くなんて」

恒一「いやあ、僕は偏食だから。赤沢さんは色々な作家さんの本を読んでるんだね」

赤沢「でも人並よ。世の中で流行ってる本を読む程度。辻井君や柿沼さんとかに比べれば」

恒一「あー、あの二人はなかなかすごいみたいだね」

赤沢「恒一君はどんなのを読んでるの?」

恒一「スティーブン・キングとかエドガー・アラン・ポーとか」

赤沢「さすが」

赤沢(よし、さりげなく会話出来てるわね、私っ!)

アニメの中でもラヴクラフト全集読んでたな

赤沢「日本の作家さんでは?」

恒一「綾辻行人さんはよく読むよ。他には江戸川乱歩や夢野久作、ホラーや推理ものが多いね」

赤沢「でもそれだけ読めれば大したものよ。今度私にも貸してくれない?」

恒一「うん、いいよ」

赤沢「そうね、なにを借りようかしら……あっ、その前に飲み物ね、はい、どうぞ」

カタッ カタッ

恒一「うん、いただきます……」ゴク...

赤沢(うん、いい具合ね。緊張からちょっとしか量が飲めない。ゆえに一口では気付かない。そしてじわじわと……)

恒一「このグレープジュース、おいしいね。甘すぎず、後味もさわやかだ」

赤沢「お口に召した? ならよかった」

赤沢(ワインってグレープジュースとそんなに変わりないんだ……ことごとく計画どおりね、私っ!)

やっぱ無能か

無能じゃないあかざーさんとかキャラ崩壊だし…

恒一「あのコーヒーとおなじくオススメのジュース?」ゴク...

赤沢「さすがにそこまでではないわ。親戚からのお中元ではあるから、あまり悪口は言えないけれど」

恒一「そっか。良い言葉が出て良かった」

赤沢「それで借りる本だけど……」

赤沢(ひとまず一段落ね……勝利の美酒に酔いましょう。グレープジュースだけど)ゴクゴク...

赤沢「うっ!?」ガタッ

恒一「赤沢さん?」

赤沢「……ご、ごめんなさい、すこし気管に入っちゃった……」

恒一「そ、そっか」

赤沢(お、おかしいっ、どういうこと!? ま、まさかコップをまちがえて……うっ、喉が熱い……)

赤沢(は、はきだす、う、ううん、この量だと無理っ、それにバレちゃう! せめて耐えないと……)フラフラ

やっぱ無能か

支援

赤沢「ふ、ふぅ……そ、それでなんだけど、東野圭吾さんとか持ってる? 最近人気があるみたいだけど」フラッ

恒一「この間本屋で見かけた時に買おうかな、と思ったんだけどね。ちょうどいいし二人で買って読まない?」

赤沢「いいわね、うん……」クラクラ

赤沢(有能な対策係はうろたえない……ここで耐えてこそよ。演劇部で鍛えた演技力と生まれ持っての強い信念、この二つを合わせ……)

赤沢(それにまだチャンスは残っているわ。恒一君があれを飲みほしたときにおかわりと称してワインをつげば、まだ……)

恒一「あっ、今日は勉強しに来たんだったね。脱線しちゃった」

赤沢「えっ、ああそうね。うん、当初の目的を忘れない忘れない……」ジンジン

赤沢(くっ、なんという鬼門……)

>>130

恒一「ここは主人公が夕日を見てるわけだから……」

赤沢「うん、うん……」クラァ

赤沢(まるで頭に入ってこない……表向きを保つだけで精いっぱい、頭痛い……)ズキズキ

赤沢「ちょ、ちょっと、お花をつみにいってくるわ……」スタッ

恒一「えっ? ……う、うん」

フラァ ガチャッ

恒一「お花って……なんだ?」

ゴクッ、ゴクッ...

赤沢「うう、頭痛いよぉ、胸が焼けるように熱いよぉ……」ズキズキ

赤沢「あっ、恒一君のグラス取り替えてくるの忘れた……」ズキズキ

赤沢「もう最悪……ズルしたらいけないっていうのぉ……」グスッ

赤沢「二階、戻れるかしら。足元もおぼつかなくなってきた……」ヨロヨロ

赤沢「熱い……も、だめ……」

ドサッ

支援

恒一「……」カリカリ

恒一「……ここは、ああそうなのか。だから四番……」サッ

恒一「赤沢さん、遅いな。お花を摘みに、って本当に花を……?」

恒一「どういうことだろう……とにかく様子を見に行こうかな」スタッ

ガチャッ

恒一「といってもこの大きな家のどこを探せばいいものか……」

トン、トン、トン

恒一(ん、赤沢さんかな? 取り越し苦労だったか)

赤沢「……」スタスタ

恒一(部屋に戻ってよう。余計な気兼ねさせちゃまずいし)

ガチャッ

恒一「あ、おかえり、赤沢さん」

赤沢「すいません、お待たせしてしまって」

恒一「うん、いいよいいよ……うん?」

赤沢「どうしました?」ジッ

恒一「あ、あの、いつもは敬語じゃなかったよね、赤沢さん」

赤沢「そんな細かいことどうでもいいでしょう。かまけてる暇があったら勉強したほうがいいと思いますが」スッ

恒一「そ、そう、だね……?」

恒一(ど、どうしたんだ、一体……)

赤沢「恒一君、そこの漢字、間違えてます」

恒一「えっ、これでいいはずじゃ……」

赤沢「ウソは嘘ではなく噓です。点ではなく直角に」

恒一「あ、そうか……」

恒一(別にどっちでもよかったはず……それにしても赤沢さん、言葉遣いだけでなく姿勢もしゃきっとしてるな)

恒一(いつも凛々しいといえばそうなんだけど、それとは違ってこれは……)

赤沢「恒一君、答え合わせをしましょう」

恒一「う、うん……」

赤沢「……これ、あってますけど文法がちょっと乱れてますね。それに形容詞はもっと簡潔に」

恒一(うん、めんどくさい)

旧字で書かせるとはやるな…

恒一「これで一段落かなっと……」

赤沢「恒一君、頭はいいようですけど意外とルーズですね」

恒一「ああ、うん、気をつけるよ……」

恒一(赤ペン先生でも見ないようなミスまで指摘してきたよ……別にバスコダガマでもヴァスコダガマでもいいじゃないか……)

赤沢「恒一君、おかわりはいかがですか?」

恒一「あ、いつのまにか空か。うーん……」

赤沢「態度はハッキリと」

恒一「じゃ、じゃあお言葉に甘えて」

赤沢「はあ……優柔不断な性格がこうした言葉にも出て来るんですね」

恒一「あ、いやあ……」

赤沢「自覚がないんですか? あなたに気がある女の子が何人いるか考えたことがないんですか? いつまで鈍感装っているんですか、このエロゲ主人公」

恒一「え、えろ……?」

赤沢「ウブを装ってまた話をそらす。そこがエロゲ主人公なんですよ」

恒一「あ、あのぉ……」

恒一「そもそも、エロゲって、何?」

赤沢「それを私に言わせると? はぁ……18歳以上は買うことの出来ないゲームです。ギャルゲーの延長線にあるものだと簡単に考えてください」

赤沢「それでかくかくしかじか……」

恒一「あぁ、ハーレムっていうやつか……と、ともかくそれを赤沢さんが何故知って……」

赤沢「話をそらさないでください。私が今話題にしているのは恒一君の生活態度です」

赤沢「まあその絶妙な話題のすり替えがエロゲ主人公たる所以なのかもしれませんが」

恒一(うわぁ、めんどくせぇ……)

また面倒臭い酔い方だな

赤沢さんは出てるもんな

恒一「ええと……まあいいや、それが僕の悪い所なら、直していくべきなんだろうね。遠慮なく言ってよ」

赤沢「まあいいや?」ギロッ

恒一「うっ……」

赤沢「大体その言葉自体卑劣ですね。自分は悪いと主張することで予防線を張る。頭の弱い人ならコロッと行くんでしょうが」

恒一「うう……」

赤沢「まあいいでしょう。そんな言葉も言えない人もいる中で恒一君は殊勝かもしれません」

赤沢「では本題に。恒一君は最近女の子をよく家に上げるそうですね」

恒一「う、うん。でもゲームとか本の話をするだけだし……」

赤沢「あなたは思春期の女子とその程度の付き合いだけで満足してるんですか?」

恒一「と、というと……」

赤沢「自分の体験と比べてみればいいでしょう。滅多に寄らない女の子の家、それだけでも十分許してもらえてるんだな、という感情は芽生えるはずです」

赤沢「もしやウブな付き合い方だけしか知らないと? 男友達とそう変わりない?」

恒一「……」

11903
15772
16777215

ウザ沢さんか

今までのはめんどくさい中にも可愛げがあったがこれは…

赤沢「そこで黙りこくるんですか……恒一君は家に誰を上げているんですか?」

恒一「見崎と、佐藤さんと、綾野さんと……」

赤沢「いずれも可愛い容姿を持っている女子だという認識は?」

恒一「……あります」

赤沢「可愛い女子と中々の容姿をもった男子。この二人が居候の家とはいえ密接な距離に。そのことについて自覚は?」

恒一「で、でも僕はそんなつもりは!」

赤沢「ほら、わかっている。わかっていながらどうしてウブな付き合い方を」

恒一「……」

赤沢「それにいかに純粋な腹づもりを持っていようと相手に伝わるのは表面だけなんですよ? 状況や言葉といった表面」

赤沢「恒一君はそれをないがしろにしつつ、さらに複数の女の子と親交を持っているという表面を重ねる。そのことは、わかっていないと?」

恒一「……」

赤沢「はぁ。別に良いでしょう。自分の中で整理をつける時間も必要ですしね」

赤沢「けれど、黙れば黙るほど不利になることはお忘れなく」

恒一(なんだよ一体……僕にどうしろっていうんだ……)

このねっちねちしてるあかざーさんはツインテール引っ張って苛めたい

恒一(女の子に無意味に気をもたせるなってことなんだろうか……)

恒一「……わかったよ、赤沢さん。いや、わかってるなんていうと誤解を生みそうだけど……」

恒一「これからは相手の女の子のことも、ちゃんと考えるようにする。その間は、赤沢さんがしっかりと見張ってて欲しい」

赤沢「……今の状況を鑑みてもそんなことが言えると?」

恒一「え、えっと……?」

赤沢「はぁ~……この男どこまで……」ブツブツ

恒一「あ、赤沢さん?」

赤沢「……女の子の気持ちを考える、といいましたね? それを私に見張っていろ、とまで」

恒一「う、うん……」

赤沢「私は女の子ではないと?」

恒一「あっ……」

今までは恒一のミスで酒飲ませてたけど今回は恒一に一切非はないからな…
ウザ沢が加速する

赤沢「そうですか。ふーん、だから私の家に来てもなんともないような顔が出来る……」ブツブツ

恒一「えっと、ご、ごめん赤沢さん……」

赤沢「謝らなくていいですよ、どうせ私なんて気持ちを汲んでいただけない女の子失格の何かなんですもの……」ブツブツ

恒一「えーとえーと……あ、赤沢さんは可愛い女の子だよっ!」

赤沢「いまさらのようにそんな……」

恒一「部屋もこんな風に飾りつけようとする女の子な性格も可愛い! 凛々しそうに見えてちょっと間が抜けてる所もかわいいっ!」

赤沢「ま、またそんな風に女の子をほだすんですね、いい加減にっ」

恒一(き、効いてる……? よ、よし)

恒一「デバートの回転扉に遭遇した時にどこから出ればわからないか戸惑ってる赤沢さんかわいい!」

赤沢「なっ!?」

恒一「知ってた、小野妹子って男なんだよ、ってしたり顔で周りに知識自慢してた小学生の赤沢さんかわいい!」

赤沢「ど、どこでそんなっ」

恒一「シャツを前後逆に着てたけど胸のおかげで首に違和感がなくて半日そのまま着通してた赤沢さんかわいい!

赤沢「や、やめろぉ、やめてよぉ!」

赤沢「それ以上言うとはっ倒しますよ……」ググッ

恒一「何も言ってないのに手を僕の肩に乗せるのはやめてくれないかな……」ググッ

恒一「それに、顔、近いしっ、胸が……」

赤沢「胸? 胸がなんですか、どうせそんなつもりないんでしょう? それにこんなものただの脂肪じゃ……」

恒一「胸にコンプレックスを持ってる赤沢さんかわいい」ボソッ

赤沢「こ、このっ!」ググッ

恒一「ぐっ」ググウッ

ドサッ

赤沢「はぁ、はぁ……」

恒一「くっ……赤沢さん、はったおしたはいいけど、どうするの、これから?」

赤沢「そ、それはっ……」

良いぞ

かわいい

恒一「まさか、殴るのかな? 僕はかまわないけど、結局暴力に訴えるんだ、へえ」

赤沢「そ、そんなわけっ」

恒一「あっ、そうか。赤沢さん、エロゲを知ってるくらいだから僕にそっちの方を教えてくれるんだね、ありがたいや」

赤沢「なt、こ、この変態っ! ストーカー! 色情狂!」

恒一「罵倒の言葉を並べるばっかり? 論理的じゃないね。焦ってるんだ、かわいいなあ、赤沢さん」

赤沢「くt、ぐぬぬ……」

恒一「あっ、実はエロゲって言っても上辺を知ってるだけで中身は全然……」

赤沢「や、やるわけないでしょう! 15歳ですよ、まだ!」

恒一「やったことないのに僕がエロゲ主人公だってわかるんだ、すごいな、赤沢さんは」

赤沢「ぐっ、くぅ~っ!」

恒一「ここまで言われても何も仕返しできない。なんのために押し倒したのかな、いったい。まるで策略なし? ただ感情に訴えただけ?」

赤沢「っ、ううっ……」ギリッ

質問厨絶好調だな

どっちがウザいのかわかんないや

流石恒一さんや

恒一に酒が入ったらどうなるやら…

近くの女子がお母さんに見えて赤ちゃんプレイだろ

恒一(形勢はよくなってきたけれど、逆転したところでどうすればいいものか……)

恒一「なにをしたいのかわからないけどさ、僕は赤沢さんに任せるよ、状況は相変わらず悪いままみたいだしねっ……」

赤沢「くt」キョロキョロ

恒一「まわりに助けを求めたところで……」

赤沢「こ、これだっ」バッ グイッ

恒一「えっ、ジュースを……?」

チュッ

恒一「っ!? ふむ、ふっ(じ、ジュースを流し込まれて……)」

赤沢「ちゅうぅ……ちゅぱっ、はぁっ、はぁっ」

恒一「こ、これ、きつっ、お酒……!?」クラッ

赤沢「そこまで言うなら教えてあげますよ……」ハァハァ

うっひょー

赤沢「はぁ、ふぅ……」シュルッ

恒一「あ、赤沢さん、だめだって! こんな、流れに任せる形でなんてっ」ジタバタ

赤沢「ふーん、さっきまでの言葉は噓だったわけですね。所詮恒一君も中学生ですかぁ」ハァハァ

恒一「そんな、好きとかも何も言ってない状況なのに……」

赤沢「じゃあ好きです、恒一君のことが好きです」

恒一「ついでみたいな言い方っ」グイッ

赤沢「状況で察してくださいよ、どこまで空気が読めないんですか恒一君は」グイグイ

恒一(ち、力が抜けて抵抗がまるで……)

赤沢「じゃあなんですか、恒一君は私の家にまで来て私のことが嫌いだって言えるんですか?」スルッスルッ

恒一「そんな話じゃっ、ていうかシャツたくしあげながらそんなっ」

赤沢「……わかりました、一旦手を止めます。抑えつけもしません。嫌いならこのまま帰っても構いません……」

恒一「ひ、卑怯だよ……そんな言い方……そもそも僕はあくまで段階を……」ハァハァ

赤沢「段階なんてっ! 段階なんて踏んでも気持ちなんて伝わらなかったじゃないですかっ!」

恒一「……えっ?」

支援

あれ、このアカザーさんかわいいぞ……?

ウザ沢さん赤かわいい

赤沢「転校してきた当初からっ、頻繁に話しかけてきたのにっ、全然ふりむいてくれないっ!」

赤沢「海に行ったって、見崎さんばっかり見てたっ! 演劇部に来たときだって、彩のことばっかり!」

赤沢「今日だってやっと家にきてくれたのに、まるで、まるで気がないそぶりだけで、このままだと駄目だと思ったのに、なんで、なんで……」

恒一「赤沢さん……」

赤沢「そんな人に、段階なんて踏んでも気持ち、伝わるんですか? ねえ、自分のことでしょう? 自分のことくらい、わかってるはずでしょう?」

恒一「……」

赤沢「私は諦める時は諦めます。私に構わずすっぱり言ってください、さっさと気持ちを伝えてくださいっ」

恒一「……好きだよ、赤沢さん」

赤沢「……」

恒一「今、上手く頭がまわらないし、簡単に言葉には出来ないけど、赤沢さんのことはちゃんと見てたよ」

恒一「一緒にいてくれる他の女の子のことも無下にできなかったし、一緒にいて楽しかったからそう見えるのも仕方ないんだろうけど」

恒一「でも、本心では赤沢さんのことがずっと気になってたんだ。信じて、もらえないかもしれないけれど」

赤沢「な、なんで留保するんですか、そこで……」

恒一「今まで伝えられなかった部分だからね、でも、今ここで伝えてる言葉は、赤沢さんに聞こえてると思うけど」

赤沢「こ、こんなところでまでっ……」


                。o≦ ̄ ̄ ≧o。¨|ー─‐ 、
          /⌒:.i^/: : : : : : : : : : : : \⌒Y:: :.      (⌒⌒)
          |::: <¨ /__: : : : : : : : : : : : : :.  \」::: |   ~  \/
          |::.. >'/ i: : : : : : : : : 、: : : : :.  }:: :
          ヽ: |/ .::|: : : : : ::. :\ \: :ヽ : l |::  |  ._ /ーt_
         〈⌒Y⌒|::: ::::ハ. \ {::...  ぃ.ヽ::|::. l/::: :| < V  ノヽ |
        /⌒ヽ._  |:::. ::.! \_{\ \ーヽ≧〉イ^i::  :| 「¨ヾ__ 'ンー‐ァ
       >--]  y\::..廴ィf竓ミ ̄ 〃ri:::) | /:: i⌒¨ く  ⌒シ二
      〔  /ヽ_ム 、 Tヽ `弋rjノ    とつ/´ .。*√>  ,へ| ト' /
       `T\/〃 」 |¨、 ∧とつ     /{ ´  / |\/、/! | ー′
.        \_/~⌒:: \}| `ー- ^ ≦ ヽ し/ :::| |    ′メ
          / ノ:: /、_ノ'∨/ マ/   |/!  .::゙| ヽ、
           |/::::.. /    }: ̄ ∧ ̄ ̄ { │ :. :| ヾ.|
          /\:: ′    /  /Aム    |  ヽ. :. ヽ ||
.         |:::::/ .|    /  /_r‐i_ム  |    \ :|ノ'
          \! 八   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´{  '、_)ノ
           \   / i    i     {
.               `ー'/ :||   ||   ト ∨
              /__儿__||   |  ∨

                |    }  ̄ ̄、¨¨¨「
                   }___′    ヽ─:|
                 }:::::::}     ゚%::::|
.                 }::::::|       }::::}
                 }:::::|      }::::|

                 「⌒i      「⌒i
                 ー‐      ー‐

これ今までの展開継続してるんだよな…?

                  /                 l|        \
         ______/     ′ {{    | l|       、             ,
        /     ∨く     /   〃\   l| l|      \         ′
.      /        ∨:i\  /  ll il   \  、  、\        |l  |l |  |
      ′    l|   ∨:i:i:i∨   ll |l --- \{\ \ \    |   |l| |l |  |
.            l|   廴:_:_l   l|从     `丶\{  ̄\   |\ リ| リ リ l| |__
.      ,′     l|     ||:i:i:l   l| { _,、云ニ====ミ` ー‐ \ノ厂}/´j / / リ√`
      ′     |i    ||:i:i:ト、\l|l \ヘ{ _f芸苳斗 `      /云ニ=ミ // //
    |       |   |  ||:i:i:| \乂_\  ̄ ̄           乂~゙气}ノ仏イイ
    |  l     l|   |  ||:i:i:| \∧ ll「 ̄           ,, -―-、 | l| |
    |  |   il|   |  l〃⌒V^ヽ∨l|              /     ヽ.| l| |    |\     /\     / |   //  /
    |  |   ll|   |  |l| ノ\  | l|           ./  /i⌒ヽ、|.| l| |  _|  \/\/   \/\/ |∧/ ///
    |  |   ll|   |  |ll   /´l   | l|             /   / /   .,| l| |  \                     /
    |  |l   lll|   |  込、{l  \ | l|         ト、.,../ ,ー-、 ...,价l| |  ∠ コウイチクン、ドオエーシテ?  >
    |  |li  ilリ   |  l\ \ー  | l|           \\‘゚。、` ヽ。、o ../_                 _ \
    |i  l|ll   / |  l|  |  \ `ーヘi| lト、:              \\゚。、。、o  .. ̄ / /∨| /W\  /\|\  .|  ̄
      |l l|ll / l|  l|  |    \  l| l|: : : .、:             ヽ ヽU  o     .//   |/     \/     \|
.     |l ll|l /   l|  l|  |      ≫l| l|: : : : : : : : : : : . . .     .`ヽU ∴l
.       | lル′  l|  l|  |    {{ リリl: : : : : : : : : : : : : : :≧==彡l |  U :l
.       レ/    リ   l|  |     ゛//|: : : : : : : : : : : :_:./  | | l |  il.|:! }
.      /    /   ll|  |     // ,|: : : : : : : : : : / {   | | l |  il.U .|

酔っぱらわせてるところは流石にパラレルじゃね?

呪いの鳥沢AA貼るの止めろw

家に招いた~のメンツがそれだったから…

恒一「赤沢さん、さっき僕に飲ませたお酒、赤沢さんも飲んだんだよね?」

赤沢「……」

恒一「たぶん、赤沢さんも正気じゃないと思うんだ。もし、ここで全てをやり遂げたとしても、もしかしたら……」

赤沢「この期に及んで……おぼえてますよ、きっと……」

恒一「……」

赤沢「だって、こんな嬉しい気持ち、簡単に忘れられるわけ……」

恒一「赤沢さん……」

赤沢「いいですよ、わからないところがあったら、教えますから。だから、好きにしてください」

恒一「うん」ギュッ

赤沢「……」ギュッ

チュッ

ハーレム作ろうとしてるのか

翌日 教室

恒一「……」

勅使河原「よぉ、サカキ、おはよう……どうした、なんか雰囲気違うな?」

恒一「そうかな。気のせいじゃない?」

望月「ううん、どこが違うかって言うと、言いようがないんだけど……」

恒一「なら別にちがってないんじゃない?」クスッ

勅使河原「ん、うん……やっぱり違うよな?」ヒソヒソ

望月「あんな微笑み見せたことないよ、榊原君」ヒソヒソ

恒一(赤沢さんは……まだ来てないか)

ガラッ

恒一「!」

久保寺「みなさん席についてください。出欠をとりますよ」

ガヤガヤ ガヤガヤ

恒一「……」

まだ?

久保寺「赤沢さん……休みですか。連絡は、まだない。誰か知っている人、いますか?」

勅使河原「杉浦、知ってるか?」

杉浦「……いえ」フルフル

久保寺「……わかりました。では綾野さん」

綾野「はぁい」

恒一「……」

久保寺「……望月君、米村君、和久井君、渡辺さん……榊原君」

恒一「……はい」

ガラッ

赤沢「……遅れました。申し訳ありません」

久保寺「ああ、ギリギリ間に合ったようですよ。でも、以降は気をつけて」

赤沢「はい……と言いたいところなんですが、頭が痛いので、保健室に行ってもいいですか?」

久保寺「ああ、そうでしたか。くれぐれも無理はしないように。三神先生、お願いします」

三神「行きましょうか」

赤沢「……」チラッ

恒一「……」コクッ

保健室

恒一「失礼します。赤沢さんの様子を……っていないのか」

赤沢「誰もいないわ。三神先生はさっき私が仕事に行かせてあげた……」

恒一「そう……覚えてる、よね?」

赤沢「こんなにいたるところが痛いとね……三日くらい寝込んでいたい気分。自業自得なんだけど」

恒一「……」

赤沢「でも、朝起きて真っ先に確かめたかった。夢じゃないし、妄想なんかでもないってことを。恒一君にうなずいてもらって、ちゃんとわかった」

恒一「うん。僕もなんか、気分がちょっとふわふわしてたんだけど、気持ちがすっきりした気がする」

恒一「今は、心に溢れるものがあるのを感じてるんだ。嬉しくて、穏やかで、あったかくて」

赤沢「私も。あの時の気持ちとはまた違った、胸に込み上げて来るものが……」

赤沢「……ねえ、恒一君。手、握って?」

恒一「うん」ニギッ

赤沢「……ふふっ」ニコッ

赤沢ルートEND

えんだああああああああ



基本みんな面談になるなww

こんなうざったい女どう扱えばいいんだかと思ったことを考えると、むりくり終わりにこぎつけたというべきか……
安価を取ってくれた人には申し訳ない。ともあれここまで付き合ってくださった皆さん、お疲れさまでした。そしてありがとうございます

まだやってないキャラはいるしアイディアもあるにはあるけど……ひとまず今日は終わりです。皆さんおやすみ

乙でした!

乙でした!

面白かったよ!

おつ
また書いてくれ

乙!

酒の力ってスゲー

乙でした


次も期待だ

(桝添)恒一「枝野さんを酔っ払わせてしまった……」かと思ってスレ開いたのに…!!

またやってるのか 前スレのdat消すんじゃなかったな

保守すると続く魔法のSSです?

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom