ほむら「どうせあなたは私が契約すればとか魔法少女になれば自信がつく人が救えるとかいって契約するんでしょう」
ほむら「しね!おまえのせいでわたしがどれだけくろうしてきたか・・・契約しないでと何回いったらいいの!?」
まどか「うう・・・・・」
ほむら「すこしはわたしのこともかんがえて!自分の考えで人がどれだけ苦労するか・・・」
まどか「・・・・それはほむらちゃんにもいえることだよね?」
ほむら「・・・?なによ・・・」
まどか「かってにわたしに契約するのがわるいことだとかいって、
かってに契約しないことをおしつけて・・・なんなの?ひとのこといえるの?」
ほむら「くっ・・・・」
まどか「あなたが契約させたくなくてもわたしは契約してみんなを助けたいの
それが偽善だとかおごりだとかいわれてもかまわない・・・わたしはみんなを助けたい!」
ほむら「あなた魔法少女がどうなるかしったうえでいっているの!?」
まどか「しってる QBから全部きいた・・・ それでも私は契約したい」
ほむら「・・・・・」
まどか「ほむらちゃんわかってよ いやわからなくてもいい
あなたに契約するかどうかなんてきめらたくない」
ほむら「ッ・・・・・・・」
ほむら「ふざけるなこのくそアマァ!!!」バシッ
まどか「いてっ!ああん?論破されたたからって暴力か?くそアマはどっちだよメンヘラァ!」ドゴォ
ほむら「くっ・・・・」
まどか「調子こいてんじゃねえぞカス・・・・勝手な偽善を人におしつけるんじゃねえ・・・
人の人生かってにきめるんじゃねえ・・・わかったかメンヘラァ・・・」ドゴォボゴボゴォボgォ
ほむら「アガァ!やめて!まどかわかってもうなにもいわないから!」
まどか「わかればいいんだよほむらちゃん♪じゃあQBと契約してくるね♪」トットッ
ほむら「・・・・・・・・・・」
バキューン
まどか「えっ・・・・・・・・かはっ・・・ほむ・・・ら・・・」バタッ
ほむら「クケケケケケケケケケケケケッケケッケッケ!!!」
ほむら「わたしのいうこときかないまどかなんていらない!思い通りにいかないまどかなんかいらない!フヒヒヒ!
そうだぁ!忠告もきかないばかまどかだったら殺せばいいんだぁ☆
だって何回もループできるんだしね☆ストレス発散にもなるわ!私天才☆」
まどか「くずがっ・・・・」
ほむら「・・・・」ドキューンバキューンドコーン
まどか「」
ほむら「まどかがミンチになっちゃった☆いうこときかないまどかがいけないんだよ?わかるよね?」
ほむら「さーて時間もどしましょうかーくけけけけけけけけけk!!」
そうしてほむらはキチガイとなりループしてマドカを殺しまくったが一向にワルプルは倒せない
そうしてさらに狂ったほむらは魔法少女の殺人・強盗・放火を繰り返しやばくなったら時間を戻るということをおこなうようになった
ほむら「くけけけけけけけけk!さやかうぜぇ!!1しねwwwwww」
さやか「ぐえっ!」
ほむら「ヒェッハーーーーー!」
おわり
>>1
疲れてるんだな
もう寝なよ
とりあえずそこまで行きつく前に此岸の魔女爆誕ルートに強制連行なわけですが
ほむらがループ中にまどかのこと嫌いになれば割りと色々解決できそう
ワルプル倒してもらったあとはまどか殺して平凡な魔法少女として……
で、なに?>>1-4はガン無視で書いていいの?
>>8
好きにしろよ
ほむまど和解じゃなければ読みたいなぁ
契約したら人類滅亡なんだから、ほむらじゃなくても止めようとするだろ
ほむら「………」
いつもの病院、いつもの病室、いつものベッドの上で、わたしは目を開けた。
ほむら(………また……)
また、ダメだった。まどかがワルプルギスの夜を目の前にして、キュゥべえと契約。
ワルプルギスの夜を一撃の元下し、その後すぐに魔女化。
そう、これも『いつも通り』と言えば『いつも通り』だ。
ほむら(……どうして、わかってくれないの……?まどか……)
ほむら「だからあなたなんか嫌いなのよ~」てやつ思い出すな
呼び方ほむらちゃんなのか あなた なのかどっちかに統一しろよ
>>12
期待していいんだよな
ほむら(これで一体わたしは何回繰り返したの……?)
もう、回数なんて覚えていない。
ただ、あの時のまどかとの約束。それだけを道しるべにして、わたしは戦い続けた。
でも、わかってくれない。
ほむら(……わたしだって……あなたと同じ、中学二年生なのよ……?)
ああ、ダメだ。こんなことを考えていたら、ソウルジェムは濁る一方だ。
ポケットにしまってあるソウルジェムを取りだす。
ほむら(………)
わたしの心に広がる絶望に、敏感に反応している。
ほむら「もうええわまどかなんてどうでもよか」
わりと>>1-4でも楽しめた
普段可愛いとされるキャラほど狂うと面白い
ほむらが狂ってもライターが暴走したか裏があるか茶番にしかならない
と書こうと思ってやめようと思って書いたはずだけどやめようと思いとどまって書いた
ほむら(確か、盾の中に以前のループで手に入れたグリーフシードが……)
盾の中に収納してあるグリーフシードを取りだし、自身のソウルジェムを浄化する。
ほむら(……こんなことをして、一体なんの意味があるのかしら……)
まだ、わたしはまどかの為に戦うことが出来るのだろうか。
これだけの嫌な思いをさせられて、それでもわたしは戦えるのか?
自問自答を繰り返す。
ほむら(………)
ひとしきり自問自答を繰り返したところで、手の中のソウルジェムをもう一度確認する。
……まただ。これじゃ、いくらグリーフシードがあったって足りやしない。
ほむら(いい……考えないようにしよう)
思考を停止し、ベッドから起き上がる。そして『いつもの様に』眼鏡を外し、魔力で視力を回復。
みつあみを解き、わたしの決意の姿へと着替える。
ほむら(………いいわ。もういい……)
わたしは少しばかり、頑張りすぎたのかもしれない。
ほむら(このループを……わたしとまどかの、最後のループにしましょう)
あるいは、『最期』か。それは、この時間軸でのわたしの頑張り次第だ。
疲れ果ててまどかがどうでもよくなったほむほむか
惰性でループ続けてたらいつか起こりうる未来でもあるな
自分の為に行動するほむほむも見てみたい
数日後。見滝原中学に、転校生としてわたしはやってきた。
まどかの姿を直視する。
ほむら(………)
大丈夫。まだ、まどかは魔法少女にはなっていないはずだ。
今日の放課後。そこで、キュゥべえはまどかと接触しようとするはず。
わたしは今回、それはあえて止めない。
ほむら(問題は……巴マミね)
彼女にわたしを信用してもらえるかどうか。そこが鍵となるに違いない。
さやか(ねぇまどか。あの転校生、まどかにガン飛ばしてない?)
まどか(えっ?そ、そうかな?気のせいじゃない?)
ほむら「………」
まずは休み時間、巴マミに接触を試みよう。
休み時間。多数のクラスメイトに囲まれる前に、いち早くわたしは教室を出る。
モブA「暁美さーん……って、あれ?」
モブB「いない……どこ行ったんだろ?」
さやか「まどか、見てた?」
まどか「う、うん。なんか、すぐに教室から出て行っちゃったね」
―――
三年の教室が並ぶ階に到達する。
ほむら『………巴マミ。聞こえる?』
―――
マミ「……!」
ほむら『聞こえているなら、廊下へ出てきてちょうだい』
マミ『誰かしら?こうしてテレパシーで話しかけて来ると言うことは……』
ほむら『……話は、直接顔を合わせてしたい』
マミ「………」
誘導成功。マミは教室から廊下へ姿を現した。
マミ「……廊下で出来るような話では、なさそうね?」
ほむら「………」
マミ「いいわ、屋上へ行きましょう」
屋上に出たところで、休み時間終了を告げるチャイムが鳴り響く。
マミ「さぁ、ここなら思う存分話が出来るでしょう?」
ほむら「………」
マミ「あなた、魔法少女ね?」
警戒心を隠そうともせず、マミはわたしに向かい合っている。
ほむら「ええ、そうよ」
マミ「新しく契約したばかり?わたしのことは誰から聞いたのかしら?」
ほむら「あなたの質問にひとつひとつ答えていたら、時間がいくらあっても足りないわ」
マミ「っ……」
もう、本当にめんどくさい。マミは魔法少女として長い間一人で戦い続けている為か、妙な余裕を常に見せている。
そして、わたしのような突然のイレギュラーには、対処法がわからない。
ほむら「キュゥべえ。聞こえているならあなたもわたしたちの話に同席してちょうだい」
QB「……やれやれ」
キュゥべえが、物陰から姿を現した。
マミ「キュゥべえ!あなた、この子のことを……」
QB「僕と話をするよりかは、直接その子と話をした方が早いんじゃないのかな、マミ?」
ほむら「………」
これで、舞台は整った。
ほむら「回りくどい話は無しにしましょう。わたしはわたしの目的を、あなたたちに聞いて欲しいの」
マミ「……人の縄張りに唐突に現れておいて、目的を聞いて欲しい?ずいぶんと勝手なのね、あなた?」
ほむら「………。まずは、自己紹介をしておくわ。わたしの名前は暁美ほむら」
そうしてわたしは、わたしの目的を洗いざらい話す。
まどかの魔法少女の契約の阻止。今から一ヵ月後に訪れる、ワルプルギスの夜を、撃破すること。
マミ「………っ」
QB「暁美ほむら……何者なんだい、キミは?」
ほむら「何者でもないわ。ここにいるのは、たったひとつの道しるべを頼りに戦う、ただの魔法少女」
QB「……」
ほむら「あなたがまどかを勧誘するのは自由よ。ただし、わたしはそれを阻止する」
それが、わたしの目的なのだから。
キュゥべえとマミを屋上に残し、わたしは校舎の中へ戻る。
もうちょっと好意的にさ
まぁ、コミュ障と言われる所以か…
~巴マミ~
暁美ほむら。……一体、彼女は……?
QB「マミ、深く考えることはないよ」
マミ「キュゥべえ……?」
QB「少し考えればわかることだ。普通の魔法少女なら、新しい魔法少女が生まれるのは嬉しいことではないはず。彼女も、その例に漏れることはないだろう?」
マミ「……でも、ワルプルギスの夜がこの町に来るって……」
ワルプルギスの夜。
超弩級の大型魔女。歴史に名を残す程の、強大な魔女だ。
QB「キミは、彼女の言うことを全て信じると言うのかい?」
マミ「それ、は……」
QB「確かに、暁美ほむらという存在は不可解だ。僕も契約した記憶はないし、ワルプルギスの夜が現れるということも知っている」
マミ「! やっぱり、ワルプルギスの夜が来るの?」
QB「………。可能性の話だよ、マミ」
キュゥべえが言葉を濁した?なぜ?
マミ「………」
QB「とにかく、鹿目まどかを魔法少女に勧誘しよう。彼女も、それは自由だと言ってくれたからね」
マミ「え、えぇ……」
~暁美ほむら~
ショッピングモール。ここに、魔女が姿を現すはず。
そしてキュゥべえは、ここにまどかを呼びよせるはずだ。
ほむら「………」
何をしているんだ、わたしは。
キュゥべえとまどかの接触を、止めるつもりはなかったのではなかったのか?
ほむら「巴マミが一緒ならば……まどかにも危険は及ばないはずよね」
そうだ。危険はないはずなのだ。
なのに、この不安感はなんだ?わたしは何かを見落としている?
ほむら「………」
この場を去ろうとしても、その不安感によって動けずにいる。
ほむら(……いいわ。この場に留まって……万一、まどかに危険が及ぶことになれば、わたしが守ればいい)
そう決め込んだところで、魔女の気配が訪れた。
魔女結界の中へ侵入する。
QB「! 暁美ほむら……?」
ほむら「………」
結界の中には、キュゥべえがいた。
ほむら「何をしているの、あなた?」
QB「魔女の動向を探っていたところだよ」
ほむら「……」
嘘ばかり。ここで自身を危険に晒し、それを口実にしてまどかを呼び寄せようとしているだけでしょう、あなたは。
QB「僕がまどかを勧誘するのは、自由なんだろう?」
ほむら「ええ、自由よ」
まどかが魔法少女の存在を知ったところで、わたしは魔法少女の真実を全てまどかに話すつもりだ。
そうすれば、まどかはきっと契約を躊躇うに違いない。
QB「……さて、と」
QB『助けて、まどか!』
ほむほむの目の前で自作自演するQB想像したらなんかワロタ
ふむ
~鹿目まどか~
まどか「……?」
何かが、聞こえた。
QB『まどか、助け―――』
まどか「だ、誰?」
周囲を見渡しても、声の主は見当たらない。
さやか「ん、どうかしたのまどか?」
まどか「わたしを呼ぶ声が……」
さやか「は? 声?」
ふらふらとその言葉に導かれるように、わたしは歩きだす。
さやか「あ、ちょっとまどかーっ!?」
ついた先は、関係者以外立ち入り禁止の扉。それを躊躇いながらも開き、更に声を頼りに歩いて行く。
QB『お願い、まど―――』
まどか「どこにいる……!?」
あれ。なんだろう、これ。おかしい。どこ、ここ?
しえん
ほむらちゃん
~暁美ほむら~
ほむら「………。わたしは行くわ」
QB「おや、いいのかい?このまま順調に行けば、まどかはすぐにでも僕と契約するかもしれないよ?」
ほむら「何を怯えているのかしら、キュゥべえ?」
QB「……!」
感情のないはずのキュゥべえが、僅かに狼狽する。
ほむら「巴マミも、近くにいるのでしょう?大丈夫よ、彼女がいれば。この魔女は、彼女の敵ではないもの」
QB「キミは……」
うろたえるキュゥべえを横目に、わたしは歩きだす。
ほむら(………)
不安感は、まだ拭えない。マミがいるのだから、大丈夫。そう、大丈夫だ。
自分に必死に言い聞かせる。
後ろ髪を引かれながらも、わたしは結界の外に出る。
保守
ほむら「………」
結界を出たところで、わたしは足を止めた。
ほむら(………)
やはり、不安は拭えない。
なんだ?一体わたしは何に不安を覚えている?
ほむら「……巴マミ……?」
そうだ。彼女は……仲間が増えると思うと……―――!!!
ほむら(しまった!!!)
こんな簡単なことを……っ!!
一度は脱出した結界に、再度侵入する。
やったねマミちゃん
>>38
おいやめろ
魔法の言葉で仲間が増えると思うと……
ぽぽぽ・・・ぽーん・・・
~巴マミ~
キュゥべえの言うとおり、鹿目さんと美樹さんは結界に誘い込まれた。
正直、魔法少女じゃない一般人を魔女結界に誘い込むやり方には関心しなかったのだが。
キュゥべえ曰く、そうした方が説明の手間が省ける、とのことだった。
まどか「魔法……少女……」
マミ「ええ、そう。興味はあるかしら?」
さやか「うーん、なんでも願いが叶うっていうのは魅力的ではありますけど……」
マミ「今すぐというわけではないわ。でも、いずれは、ってことで納得できないかしら?」
まどか「考えておきます」
QB「話はそこまでだよ、三人とも。魔女だ」
キュゥべえの言葉を聞き、正面に向き直る。
魔女の姿を見上げる。
マミ(……大きい、わね)
でも、問題ない。リボンを束ね、巨大な大砲を召喚する。
マミ「とりあえず、わたしはこの子たちと話がしたいの。あなたには悪いけれど、決着をつけさせてもらうわ!」
召喚した大砲を手に、跳躍する。
ゲルトルート「ギャオオオオオオオ!!!」
マミ「ティロ・フィナーレッ!!」
魔女目掛け、大砲を撃ち放つ。
使い魔1「&%$#)(’」
使い魔2「@^-;:&$¥」
マミ「っ!? な……っ!?」
わたしと魔女の間に、多数の使い魔が躍り出て来る。
その使い魔に、わたしの魔女への攻撃は防がれていた。
ゲルトルート「グオオオオオオアアアア!!」
思いがけない事態に動揺したわたし目掛けて、魔女が多数の触手を伸ばしてきた。
マミ「しまっ……!」
そのまま、地面に強く叩きつけられた。
マミ「あぐっ……!!」
呼吸が途切れる。痛みを堪え、ゆっくりと立ち上がる。
マミ「つっ……」
額を切ったのか、血がたらりと流れてきていた。
まどか「ま、マミさんっ!」
さやか「大丈夫ですかっ!?」
マミ「し、心配ないわっ……ちょっと油断しただけ……つぅっ!」
右手に妙な違和感を覚える。
マミ(……っ?)
右手を確認する。人差し指が、ありえない方向に曲がっていた。
マミ(少し、油断したかしら……っ?)
傷を治そうとするが、魔女が続けて攻撃を仕掛けて来る。
ゲルトルート「ガアアアァァァァァ!!」
マミ「うくっ……はぁ、はぁっ……!」
なぜ、ここまで苦戦を強いられているのだろうか。
油断?余裕を見せたから?それとも……。
マミ「………」
考えを巡らしていたからだろうか。それとも、これが元々のわたしの運命だったのか。
目を離した一瞬の隙を突いて、魔女が大きく跳躍する。一体なにをしようとしているのだろうか?
マミ(……何をしようと?ふふ、簡単なことじゃないの……)
もしもわたしがあの魔女の立場だったなら、どうするか。
決まっている。素早い動きが出来ないわたしを、その巨体で押しつぶそうとするだろう。
あの魔女は、それを実行しようとしているに過ぎない。
マミ(………魔女を目前にして、浮かれたわたしが悪いのよね……)
少しずつ迫ってくる魔女の巨体を、どこか穏やかに眺めている自分がいた。
ああ、マミの巨体じゃなくて魔女の巨体か
疲れてるのかな
>>46
お前のせいでパンパンに膨らんだ小錦みたいなマミさんがスローモーションで落ちてくるところ想像しちゃっただろ
親方ァ!
瞬間。わたしの目の前に、黒い影が姿を現した。
マミ「……え?」
その影は、迫りくる魔女に対し攻撃を繰り出していた。
ゲルトルート「……っ!!?」
無数の爆発によって、魔女の体が大きく吹っ飛ぶ。
魔女の攻撃を阻止出来たことを確認した影は、わたしの方に向き直った。
ほむら「大丈夫、マミ!?」
マミ「……あ、暁美……さん……?」
ほむら「まどか、さやかっ!!いるのでしょう!?」
その影―――暁美さんは、物陰に隠れているであろう鹿目さんと美樹さんにも話しかける。
まどか「え、え?」
さやか「て、転校生……?」
ほむらちゃん!!!!!!
~暁美ほむら~
ほむら「まどか、さやかっ!!いるのでしょう!?」
体裁など気にせずに、二人の名を叫ぶ。
まどか「え、え?」
さやか「て、転校生……?」
二人は、何が起こったのかわからない様子で、わたしにその姿を見せてくれた。
ほむら(……あぁ、よかった)
思い出すのは、いつかの時間軸で起きた出来事。
相手は違えど、魔女を相手に窮地に陥ったマミを助ける為だけに、まどかが契約した時間軸。
今回もそれと同様の出来事が起こっているのではないかと危惧したが、その心配は無いようだった。
ほむら「……油断しすぎよ、巴マミ」
冷静さを取り戻し、マミに話しかける。
マミ「………」
マミさんデレはじめる悪寒
やったーほむらちゃんかっこいいー!
あれの続きもしくはリスペクトか
あれを超えられれば凄いことになりそう
ほむら「………」
盾の中から無数の手榴弾を取り出し、全てのピンを引き抜く。
それら全てを、吹っ飛ばされて態勢を崩している魔女向けて放り投げる。
ゲルトルート「………―――!!!?」
全ての爆発をモロに受けた魔女の体が、はじけ飛ぶ。
ほむら「ほら、早く傷を癒して立ち上がりなさい、マミ」
マミ「……っ」
ゆっくりと傷を癒し、マミは立ちあがった。
マミ「助かったわ……暁美さん」
ほむら「傷を癒したのなら。まどかとさやかを連れて、早々にここから逃げなさい」
マミ「……え?」
ほむら「はっきり言わせてもらうわ。まどかを危険に晒したあなたを、わたしは許すつもりは無い。
ここでまだまどかをその場に置いて戦いを続けるつもりであるなら……あなたから先に始末しても構わないのよ?」
マミ「………っ」
思ったことを全て言わせてもらう。マミは何かを言おうとしていたが、結局は何も言わず、魔女に背中を見せる。
ほむら(そう……それでいい)
ほむらちゃん。
殺伐としてていいね
そこで友好的に接すればいいのにと思ってしまう
このマミさんアホやね
結局発狂するか死ぬしかないんだから好感度稼いでも無駄じゃね?
>>61
毎回、発狂なんてしねーよwww
マミ「鹿目さん、美樹さん……ここは暁美さんに任せて、行きましょう」
まどか「で、でもまだ魔女が……っ!」
マミ「……ごめんなさい、鹿目さん。暁美さんが、それを望んでいるの」
さやか「………っ」
マミは、まどかとさやかを連れて逃げて行く。
QB「………これが、キミの狙いだったのかい?暁美ほむら」
ただ一人……いや、一匹残ったキュゥべえが、わたしに話しかけて来る。
ほむら「そんなわけないでしょう。これは本当に偶然よ。……いえ、ある意味では『必然だった』とも言えるけれどね」
QB「………」
魔女から目を逸らさず、キュゥべえの質問に答える。
魔女を覆っていた砂塵が引いて行く。そこには、体の無数を爆弾によって吹き飛ばされながらも、かろうじで生き長らえている魔女の姿があった。
ゲルトルート「オ……グオオオオオオオ……」
ほむら「しぶとい魔女ね」
盾の中から、今度は機関銃を取りだす。
ほむら「………ふふふ、蜂の巣にしてあげるわ」
引き金を引く。放たれた無数の弾は、魔女とその周囲にいる使い魔の体を次々と貫いて行く。
これ昨日落ちたやつ?
マミさんたっぷり虐めてくれよ
>>61
ゆまがいたときは立ち直ってたじゃないか
マミさんはさやかと同じ豆腐なんだけど
さやかは箸が掴むとボロボロになる豆腐で
マミさんは落ちた欠片が醤油を飛び散らかして周りを汚す豆腐
>>65
いなかったら発狂します
マミさんに失神するまで甘いもん食わせてぇよぉ
>>66
さやかはつままなくても勝手に飛び散ってくるじゃん
勝手に飛び散るけど放置すれば被害はないだろ?
マミさんはわざわざ近くで爆発するから困る
ゲルトルート「グオオオオオオオオオガアアアアアアアアアギャアアアアアアアア………」
ほむら「………」
魔女は断末魔の悲鳴をあげ、その姿を崩壊させていく。
結界も魔女の体同様、少しずつ崩れ去って行く。
ほむら「ふん……」
結界が完全に崩壊し、周囲は元の光景に戻る。
わたしの足もとには、グリーフシードが転がっていた。
マミ「……暁美さん」
ほむら「あら?まだ近くにいたの?」
そのグリーフシードを拾い上げると同時に、マミに話しかけられる。
マミ「その……なんて言ったらいいか……」
ほむら「謝罪の言葉なんて求めていない。ただ、まどかを……いえ、一般人を巻き込むというのがどういうことを招くのか。それをわかってくれさえすればいい」
まどか「………」
さやか「………」
>>70
知らないうちに契約して
正義の魔法少女になるけど杏子はころす!っていってたけどな
いやマミさんも普段は一人で自殺するだけだろ
それは豆腐そのものの味の悪さだからなぁ
マミさんは味はいいんだけど炸裂する時がヤバイ
さやかは通常時からしてヤバイが炸裂する時は平和あと>>1乙
炸裂したらあんこちゃんまで爆発しちゃったけどな
マミ「………っ」
わたしの言葉を受けたマミが、踵を返して走り去っていく。
まどか「あ、マミさんっ!」
さやか「っ……!」
ほむら「やめておきなさい、まどか、さやか」
走り去ったマミを追おうとするまどかとさやかを、引きとめる。
まどか「あ、暁美さん……っ」
ほむら「………」
そうだった。最初はまどかも、わたしのことをそう呼んでいた。
さやか「でも……放っておけないよ、マミさんのこと」
ほむら「彼女の傷心は、自業自得よ。考えても見なさい?あそこでわたしがあの場に姿を現していなければ、あなたたちはどうなっていたと思うの?」
さやか「………」
ほむら「あの魔女に、マミがやられて。その後あの魔女は、あなたたちをも殺そうとしていたでしょうね。
近くにキュゥべえがいたから、魔法少女の契約を結べば生き延びることは出来ていたでしょうけれど……」
この二人は、契約させてはダメだ。まどかはもちろん、さやかもだ。
よしこうしよう
どっちもヤバイ
外野臭過ぎ
インタビューも見てない、まどポもやってない奴おおいのな
マミさんが無理心中起こしたのは脚本監督の宮本いわく、あの周が特殊だったから
普段は「人としての死」を選んで公園で自殺しておわりだよ
>>66
ほむらは揚げ豆腐だな。
柔いのを分厚い衣で包んでる
まどか「ほむらちゃんかっこいい///」
まどか「私もあんなふうになりたいな!よし契約!」
みたいな可能性が常に潜んでるのがまどかの怖いところ
>>79
まどPは二次創作みたいなもの
んな他の世界線の話まで持ちだしたらみんな炸裂したらヤバイだろ
世界線が数多く公開されてて、そこから統計データでも取れるってんなら話は別だが
>>82
それはお前の認識だろう
普通は公式扱いしてるぞ
ほむらちゃん!!
まどかに魔法少女の存在を知られた時点で詰んでる気がする
やめろって言ったら自己犠牲で契約するわけだし
>>84
だってifでしかないし
処々破綻してるし
虚淵脚本でもないし
ほむら「魔法少女なんて、好んでなるものではないわ」
さやか「………っ」
ほむら「今日初めて魔法少女の事を知って、その全容もわかったでしょう?魔法少女は常に命がけの戦いを強いられる。
やれネコを助けたいだとか、やれ幼馴染を助けたいだとか。そんなチンケな願いで魔法少女になるなんて許さない」
さやか「な、なんでそれを……っ」
ほむら「………」
何も言わない方がいいのか。それともここで全てをぶちまけるべきか、逡巡する。
QB「暁美ほむら。キミが何を思おうと結構だけれど、他人の願いを否定するのは関心しないね」
ほむら「黙りなさい、インキュベーター」
今まで物陰から傍観を決め込んでいたキュゥべえが、不意に姿を現す。
QB「! ……へぇ、僕の正体を知っているんだね」
ほむら「ええ、それはもう。わかったのなら黙りなさい。黙らないのなら、今ここであなたを始末してもいいのよ?」
QB「……やれやれ、ここは撤退を決め込んだ方がよさげだね」
ほむら「………」
それだけ言い残し、キュゥべえもこの場を立ち去った。
>>84
普通、一般的、常識…。
これら程便利で中身の無い単語はないな。
途端に尤もらしい雰囲気が出る。
まどポが公式じゃないってやつは、FateZeroも公式じゃないと思ってるん?
感情あるやろ
あれ、買ってないけどエロゲライター書きおろしじゃなかったか?
買ってないけどそんな売り文句を聞いたはず
買ってないけどシナリオは悪くないって評価だし
買ってないけど悪いのはゲーム部分だからね
あんこちゃんのうんまい棒で魔法少女がキリングマシーンになるのはまどポだけ!
>>87
なんか勘違いしてるがアニメ本編も虚淵純正の脚本じゃないぞ?
ビギニング買えばわかるが、もっと殺伐としてて全員嫌な奴だよ、虚淵脚本は
それをマイルドに修正して、過剰演出で見せたシャフトスタッフによる1.5次創作みたいなもんなんだが
ほむらちゃん・・・!
漫画、小説、おりこ、かずみ、ドラマCD、ゲーム
お前らにとってどれが公式でどれが非公式なんだよ
どうせ自分に都合の良いものだけだろ?
本気ニトロなら普通に人間同士でやりあってるだろ
ワカメがダシとられて捨てられる脚本が予測できる
お前ら黙れよ
とりあえずアニメ本編以外は全部外伝扱いしてます
黙ってほしかったら追い出すことね
まどかの脚本家自体が他の作品で凄まじい外伝レイプしてるからなwww
まどか「あ、あの、暁美……さん?」
さやか「………」
ほむら「……あなたたち、これから時間はある?あるのなら、わたしの家へ行きましょう。そこで、全てを教えてあげるわ」
わたしの言葉を受けて、二人は顔を見合わせる。
まどか「……うん、暁美さんの家に、行くよ」
さやか「何を教えてくれるのか……聞きたいところだしね」
ほむら「………」
二人の決意を目前にして、わたしも決意が固まった。
うまく行こうが、失敗しようが。この世界で、わたしの時間遡行の旅も終わりにする。
ほむら「ああ、それと、もうひとついいかしら?」
まどか「?」
さやか「?」
ほむら「わたしの事は……ほむら、で構わないわ」
さやかの呼び方はともかく、まどかに『暁美さん』と呼ばれるのは違和感があるし、何より悲しい。
さやか「……ん、わかったよ、ほむら」
まどか「………」
ほむら「まどか、あなたは?」
まどか「………うん。ほむら、ちゃん」
>>94
馬鹿かお前は
そんな分かりきったこと言ってどうする
アニメが原作で本編
そのアニメと噛み合わないところが多いゲームはifでしかないし公式の二次創作に過ぎない
ほーむーらーちゃんっ☆
>>104
公式の二次創作ってなんだよwww
公式なのか二次創作なのかハッキリしろよwww
ほむらちゃんのスレンダーボディをぬめぬめしたい
噛み合わないことあったっけ?
公式の二次創作なんて珍しいもんじゃないだろ
想像つかないなら7年前に出直せ
噛み合わない事はなかったな
仕様上改変してる部分は仕方ないとして、シナリオ自体は悪くない
どれも世界線や過去の違いで説明がつく範囲
おまけはエロゲでやれ
>>106
原作を元に二次的に作られたものは二次創作
まあまどポを認めないにしろ、脚本監督直々に「あの周だけっす」っていわれてんだしそういうことだろ
激しく脱線してたが、はいこの話題おわり
殺風景な、わたしの家に帰ってくる。
まどか「ここが……ほむらちゃんの家、なんだね」
ほむら「ええ。何ももてなす準備はないけれど、座って」
まどかとさやかのお茶だけを用意して、それぞれ適当に座る。
さやか「………それで?話したいことって何さ?」
ほむら「まずひとつ。わたしは、この世界の人間ではないわ」
さやか「っ!?」
まどか「ど、どういうことっ?」
わたしの話を、所々質問を繰り返しながら、二人は聞いてくれる。
ほむら「………これが、わたしの知っている全て」
まどか「………」
さやか「………」
魔法少女の真実や、わたしの目的、それ以外にも今まであったことを全てをぶちまけた。
つまりさやかとマミさんはもらっていいんですね
マミさんはあんこちゃんが持って言ったよ
>>115
そう……私の戦場はここではないわ
ようは多大な精神不可をあらかじめ受けて濁りまくってる時に真実を知ると無理心中する事があるというレベルか
ただTBSで虚淵が真実を知ると壊れてしまうと言ってたから、高確率で自殺して終わりだろうな
ほむらちゃんかわいいけど普通に目を見てるのに睨んでると勘違いされてかわいそう
ほむらちゃん・・・
キュゥべえ…
ワッショイワッショイ
おまえらなあよくPC起動したまま寝るけどなあ、いいか?よく聞けよ、風邪ひくぜ…?
スネーク!?どうしたんだスネーク!スネーク!スネェェェック!
まどか「そん、な……」
さやか「………」
ほむら「信じる信じないは、あなたたちの自由。だけど、これだけは心に留めておいてちょうだい。
さやか、あなたの幸せは魔法少女の先にはない。
まどか、あなたは幸せ云々以前に、わたしの目的そのもの」
これでいい……。アクシデントはあったが……とりあえずのわたしの思惑通りだ。
まどか「でも、わたしたちの幸せって……ほむらちゃんは、それで幸せなの!?」
ほむら「わたしのことなんてどうでもいい。わたしの全ては、まどか。あなたなのだから」
まどか「っ……」
これだけ言ってもまだまどかが契約するのなら。それはもう、わたし一人の力ではどうにもならなかったことだったと言うだけの話になる。
さやか「でも、それじゃ、恭介は……っ!」
ほむら「………彼についてなら。ひとつだけ、可能性がないこともない」
さやか「えっ?」
改行してくれないでしょうか
ワカメの出番だと
>>123
何で見てんだよ
仁美をだすのか、上手く背中を押すのか
あるいはダシをとるのか
ほむら「巴マミが魔法少女となった経緯、話したでしょう?」
さやか「えと……確か、交通事故で失われそうになった自身の命を繋ぎとめる為……だったっけ」
ほむら「彼の左腕の症状は?」
さやか「……事故で、神経がボロボロになった……って言ってた」
ほむら「……そう、マミの祈りは『繋ぎとめる』為の祈り」
これは、今までの時間軸では一度も試されたことのないことだ。
ほむら「彼女の魔法なら、あるいは……ボロボロになった彼の神経を、『繋ぎ合わせる』ことが出来るかもしれない」
さやか「ま、マミさん……?」
ほむら「試してみる価値はあるんじゃないかしら?それでも治らないのなら。それが彼の運命だったと言うことになる」
あくまで『試してみる価値はある』程度のことだ。現代医学では治らない、奇跡か魔法でしか治らないというのなら……。
さやか「………でも。今更、マミさんに頼むことなんて……」
ほむら「彼女も、今は傷心しているものね。しばらくは、そっとしてあげた方がいいかもしれないけれど……。
彼女が落ち着いたなら、頼んでみるといいんじゃないかしら?」
さやか「う、うん。……ありがとう、ほむら」
そういう流れの話は前にもあったけど、実際どうだったんだろうな
マミさんに恭介の手を治す事は可能だったんだろうか
ゆまちゃんが契約してたら
ほむらちゃん
でもさやかが命を賭けて願った奇跡がマミさんの魔法やアメリカの名医に負けるのはな
回復魔法つかってたよな
ボロ雑巾QBをあっという間に治してたし
美樹さやかはこれでいい。後は……
ほむら「まどか……いえ、鹿目まどか」
まどか「っ……」
あえて、フルネーム呼びをする。
ほむら「どう?全てを知って、それでも魔法少女になる勇気はある?」
まどか「……わかんないよ。ほむらちゃんの言ってること」
ほむら「………」
わからない?何がわからない?わたしは丁寧に説明したはずだ。
まどか「どうして……わたしとの約束の為に、そこまで頑張れるの?」
ほむら「………」
今度は、わたしが考える番だった。
どうして、まどかの為にここまで頑張れるのか?そんなこと……
ほむら「………」
いけない、考えては。また、わたしのソウルジェムが濁ってしまう。
>>132
一億当てた宝くじで「どうだ明るくなつたろう」やったようなもんだろ。
マミさんは生きることだから、まぁカテゴリは回復になるし不可能とは言い切れない
それがレスタなのかアンティなのかにもよる
前者ならただ生命力を向上させ自然回復を促すことしか出来ない
後者ならおそらく、さやかのように『損傷そのものを無効化する超回復』が備わる
>>132
朝鮮人並みのゴミ人間の願いなんてそんなもんだろ
相変わらず外野うるさすぎワロタ
1. 初恋ばれんたいん スペシャル
2. エーベルージュ
3. センチメンタルグラフティ2
4. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
5. ファーランド サーガ1、2
6. MinDeaD BlooD
7. WAR OF GENESIS シヴァンシミター、クリムゾンクルセイド
8. アイドルマスターブレイク高木裕太郎
SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
朝鮮人はほむらことヒョ・ミヨム
名無しをNGに入れると静かになるよ
幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
パターン1
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
パターン3
マミ「あなた誰なの?」 QB「前の個体は処分した」
QB「『前の僕』、は精神疾患を『患い』かけていたからね。『僕達』にとっては、『煩わしい』存在でもあったしね」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
ほむら「どうしてか、なんて。理由なんてない」
まどか「………」
そうだ。あの時には、まどかを助ける為に、ただそれだけの為に、わたしは契約を決意したんだ。
今も、その想いが消えたわけじゃない。
ほむら「お願い、まどか。わからないなんて、言わないで?」
まどか「………」
ほむら「あなたに理解してもらえなければ……わたしが今まで頑張ってきた理由が、なくなってしまう」
眼を閉じて、契約した時の事を思い出す。
あの時は、確かにわたしとまどかの気持ちは伝わりあっていたはずだ。
なのに、今は。わたしとまどかの心の距離が、こんなにも遠い。
さやか「………ほむら?」
ほむら「……っ…ひっく……」
まどか「………」
さやか「……ごめん、まどか、ほむら。なんだかあたし、邪魔者みたいだね。先に、帰ってるよ」
さやかは、最後にわたしの姿を一瞥して。この場を去って行った。
>>141
コテと忍者以外全員消えるからやめるんだ
ほむらちゃん……
Live2chなら空白をNGにするだけで静かになるぞ
コテや忍者、そして名無しすら居らず、自分さえも見失う、白の世界(ブラン・エ・カルマ)へと誘われる。
ほむらちゃん
ノ´⌒`\ ∩___∩ ━┓ /
γ⌒´ \ | ノ\ ヽ. ┏┛ /
.// ""´ ⌒\ \ / ●゛ ● | ・ /. ___ ━┓
.i / \ ,_ i )\ | ∪ ( _●_) ミ / / ― \ ┏┛
i (・ )゛ ´( ・) i,/ \ 彡、 |∪| | / / (●) \ヽ ・
l u (__人_). | . \ / ∩ノ ⊃ ヽ / / (⌒ (●) /
_\ ∩ノ ⊃ / ━┓\ ∧∧∧∧∧∧∧/ /  ̄ヽ__) /
( \ / _ノ | |. ┏┛ \< > /´ ___/
.\ “ /__| | ・ < ━┓ > | \
―――――――――――――<. ┏┛ >―――――――――――――
___ ━┓ < ・ >. ____ ━┓
/ ―\ ┏┛ < > / ― \ ┏┛
/ノ (●)\ ・ /∨∨∨∨∨∨\ /ノ ( ●) \ ・
. | (●) ⌒)\ / \ | ( ●) ⌒) |
. | (__ノ ̄ | / / ̄ ̄ヽ ━┓ \ | (__ノ ̄ /
\ / / / (●) ..(● ┏┛ \ | /
\ _ノ / | 'ー=‐' i ・ \ \_ ⊂ヽ∩\
/´ `\/ > く \ /´ (,_ \.\
| / _/ ,/⌒)、,ヽ_ \ | / \_ノ
| / ヽ、_/~ヽ、__) \ \
さるよけのスクリプトと思えばいいさ
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/17(火) 21:58:05.80 ID:oKJIWVI80
ほむらちゃん。
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/17(火) 22:20:41.53 ID:oKJIWVI80
ほむらちゃん!!
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/17(火) 22:25:15.36 ID:oKJIWVI80
ほむらちゃん・・・!
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/17(火) 22:27:39.83 ID:oKJIWVI80
お前ら黙れよ
ワロス
>>146
おまえマミさんだろ?
>>150
またかよwww
まどか「ほむらちゃん……?」
ほむら「………」
言葉が、出てこない。何を言ったら伝わるのか?どう言葉にしたら、まどかはわかってくれるのか?
思考がめちゃくちゃになる。
まどか「わたし、わたしは……」
ほむら「まどか……っ?」
まどか「ほむらちゃんが、どれだけわたしの事を大切に思ってるか……それは、わかったよ」
ほむら「っ! そ、それじゃあ……っ」
涙を拭い、まどかの顔を直視する。
まどか「今は、わたし、この命を対価にしてまで叶えたい願いはない。でも、これから先、もしそれが見つかったら……」
ほむら「そ、それは……っ」
正論だ。確かに、全てを知って、それでもまどかが叶えたい願いを持つことがあったなら。
それは、もう、わたしの力ではどうしようもないことになってしまう。
>>146がマミさんだと思ったら急に愛しくなった
マミさんちゅっちゅ、ちゅっちゅっちゅ
>>151
ブタさんはイタリア贔屓だろ
(ω・` )
{ 人 ゙ヽ、
ノ´r‐''''ヽ、} ヽ
- '´ ,ノヽ i }
/ ,' } ,{
! : ,∧ノ ゙i
、 .{ , '"´、 ∨, }
>>155 ヽァ-、,/i ヽ∨!
( ´;ω)-=- o゚ 。 i r'´ } ,.-‐'" ',.}'
(⌒二二二二⊃二⊃ i._,.ゝ- 、 /|
/ ノ-‐-、, ――― ' /´ ', / |
( 〉 `ヽ`ー‐‐''''''''",,... -‐‐‐-.ノ / |
ヽ ヽ、 >/..__ `ー‐--.. -‐ ''"´,. .リ ,...ノヽ
ヽ \_>―--=、._ ,..-‐'"´ヽ. ',
\ \  ̄\ 〉ー---‐'" / ノ ', }
\ \`\ \ / 〉 、"´ /′/ ', }
(ω・` )
{ 人 ゙ヽ、
ノ´r‐''''ヽ、} ヽ
- '´ ,ノヽ i }
/ ,' } ,{
! : ,∧ノ ゙i
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>>155 ヽァ-、,/i ヽ∨!
( ´;ω)-=- o゚ 。 i r'´ } ,.-‐'" ',.}'
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/ ノ-‐-、, ――― ' /´ ', / |
( 〉 `ヽ`ー‐‐''''''''",,... -‐‐‐-.ノ / |
ヽ ヽ、 >/..__ `ー‐--.. -‐ ''"´,. .リ ,...ノヽ
ヽ \_>―--=、._ ,..-‐'"´ヽ. ',
\ \  ̄\ 〉ー---‐'" / ノ ', }
\ \`\ \ / 〉 、"´ /′/ ', }
しえ
まどかちゃんにはほむらちゃんを幸せにしてほしい
というかほむほむの真実を話したらアウトなんだよな
まどかって救いたい対象が目の前にいないから曖昧なだけで
明確な対象がいるとすぐ助けるし
真実を話したら音速でアルティメット化する
もうね、どうしたらいいかわかんない
監禁してしまえばよいのかしら
(´;ω;`)>>156 ウッ…
γ⌒ ⌒ヽ
/ )ヽ 、_、_, \ \
{ ⌒ヽ-'巛( / /
. ''' ――‐‐'^ (、_ノ
/ // /
γ⌒ ⌒ヽ
/ )ヽ 、_、_, \ \
{ ⌒ヽ-'巛( / /
. ''' ――‐‐'^ (、_ノ
/ // /
まどかってほんとバカ
ほむらちゃん
しかも見ず知らずの過去の魔法少女たちにまで同情して、
過去も未来も全ての魔女をこの手で消し去る可愛い
ちょいと病的っすよ…
まどか「わたしね、守れない約束は、したくない」
ほむら「………っ」
まどか「だから、絶対に契約しない、って、言いきることは出来ない」
ほむら「まどかぁっ……」
わたしは知っていたはずだ。まどかが意外と頑固であること。
まどか「ごめんね、ほむらちゃん。ほむらちゃんの気持ちは嬉しいけど……」
ほむら「………」
まどか「……わたし、帰るね。話してくれて、ありがとう、ほむらちゃん」
ほむら「………………」
何も言い出せないわたしを置いて。まどかも、わたしの家を後にする。
エミヤ系女子か
>>161
_, ,_
ヤダァ(`Д´(ω・´)<おじさんが君の布団でオナラしてあげるよ
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゙̄|
| | ̄ ̄ ̄ ̄| |
| | @ @| |
| |@ @ | |
| |____| |
(⌒ ⌒;:゙:ヽ.' 。 /. ゚
从 `(´⌒;`:;ノ:人;;⌒`:" / 从 。
.(´;(´⌒(;・"⌒`);/`):';⌒`)`)。.' ゚
。((;;; _, ,_). " :';))’: (⌒ ⌒;:゙:
(`Д´(ω・´) ゚(⌒ ;:゙。:ヽ.'/)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゙̄|`):';⌒`)`)。.' ゚
| | ̄ ̄ ̄ ̄| |⌒`).(´;(´⌒(;・"⌒`);
| | @ @| | ブボボ!ブボボボボボボボボボボボボ!!!
| |@ @ | |⌒`) :; 从 )
| |____| |(⌒)) \ ))
まあまどっちは野良猫を助けるために契約するぐらいの天使だからなぁ・・・
契約を阻止するなら魔法少女について知らずに生きていくことが最善なのかもしれん
もうスレタイの台詞言ったっけ?
てことは……まどかなら、俺達を救ってくれるかも知れない……!
>>167
,-=-,、
.i |
|l | /~'i
_ .|ヽ ノi / |
/ ~ヽ, | | /ヽ,, ./
ヾ \ .|ヽ ノi / /
\ノ ヽ, | | /ヽ ,,,./
ヽ ヽ | 'l~-ノ ../
\、ノ ヽ,,ノjヽ ノ " ノ
ヽ, 丶 ヽ,, ヽ
___/ヾ ノ .ヽ,
/ ̄ ̄ ~-:;;:; \,,.
/~' )_ソ_ ) / ~=,,,,,
\ノ  ̄ ̄|~ / /  ̄^^~ヽ
|ヽ,,-,, ノ ` _,,,,,/i ̄ ~`──-"~"''丶,
ヽ  ̄=二=-----"~~^/ ./.゙゙゙゙゙ .l゙~゙゙゙゙ ヽ\
\ヾ-=- ___ノ .i´ ri⌒.'li、 .'⌒ヽ 'i::`i,
~-,,,__,,,,...ノ/ '"=-.;,,,. _ | ′ .゙゜ .゙゙゙″ .:::l::::::!
~~~~~^^ .|, ,r'!ヾ・ ヽ, .::::.|:::::::i
 ̄¬-、 .i, ./,r──ヽ, :::::::i::::,r' お前ももう消した!
 ̄¨\ . ゙ヽ、 .ヾ!゙゙゙゙゙゙'''ヽ、_ノ `ヽ
ヾ. `'''゙i ._____ l /ヽ \
まどかがバカな私を救ってってほむらに言わなかったっけ?
いやでもあれは契約して魔女化する直前だからか
まどかはじつにばかだなあ
ほむらちゃぁん(;o;)
ほむら「………」
日が落ちた。わたしの部屋も、闇に包まれている。
文字通り、詰みだ。
わたしが出来ることは…………………多分、もう、何一つとして残されていない。
ほむら(どこで間違ったの、わたし……?)
重い気持ちで、それでも頭を回転させる。
どこで間違ったのか?多分、答えなんてない。
だって、わたしは、わたしが正しいと思ったことだけをしてきたのだ。
その正しいと思ってしてきたことを否定することなんて、わたしには出来ない。
ほむら(わたしは……本質は、弱いままだもの)
何も出来なかった。魔女の結界に閉じ込められ、殺されそうになったところを、マミとまどかに救われた。
何も出来なかった。ワルプルギスに立ち向かうマミとまどかを、ただ見守るしか出来なかった。
何も出来なかった。契約しても、幾度時を遡ろうとも、まどかを救えなかった。
何も。何も。何も。
ああ、じゃあ、わたしは一体何をしてきたんだろう?
周囲の闇は、わたしの心さえも蝕んでいるようだった。
>r l | ,/ / ヽ
/ __|i 〉 ,. / 、 `、
ム (( ,,./ / / / ヽ ヽ i
/ / >r,| / イ // | l ト、|
'´´゛//,L/| | | __,/_|-/ // , --、l_,|、 |ヽ|
// | | | '´/ ヽ|/ / |/ヽ .ト、|
/イ ,/l | l .〃 yr=ミ:、 !/行ミt | / =、
,/ヽ、 | / ヽヽ| i、| .{_ヒri}゙ ゙ ヒrリ.》....| /,.\、,,)r゙''"''ー弋辷_,,..ィ
| \ー、__l|_>、ヽヽ,,ー‐' i ー‐' | /``ミミ, i'⌒! ミミ=
ヽ \_ ____;iヾ .{ニニニィ /.= -三t f゙'ー'l ,三
r、 `ヽ、 `゛゙ ー<´ヽ、 ∨ } _,<__r'´ ,シ彡、 lト l! ,:ミ...
| `ー -`=-、____,.--r-,-iヾ 、 _ .゙こ三/.,..イ´ / | .../^'''7 ├''ヾ!
\ .\-----/ // ヽヽ<` 二´ _.イ /`ヽ、. / l ト、 \.
}、__ `> / // \ , | //´,. / / 〃ミ ,r''f! l! ヽ.
__/___,}`゛゛´/ | |, ,.. --'´,l_|_`< /.ノ , ,イ,: l! , ,j! , ト、
/ / / l / r'´ ,.イ/ l,|\ `ヽ、 l/ / ./ ィ,/ :' ':. l ヽ.}
| { / / ヽ-'/ /rrA ゛、 \ ,/ |./ :: ,ll ゙': ゙i./
ヽ゛、 、 / ./ ./ |.|.| | | ` .../ /ll '゙ !
`゛ Y / ./ /,. |.|.| | | V../' ヽ. リ _
| ー | L, / r--< | | l./ ヽ /
ほむらちゃんが濁ってしまう…!
というかある日突然ほむほむが現れて
あなたの為に何回も世界を繰り返してきた、なんて言われたら余裕で結婚する
うわぁあああほむらちゃああああああん(;_;)
ようまーみん!元気してた
マミ
デブ
ブタ
ピザ
マブ
デミ
ブミ
ピミ
マザ
デザ
ブザ
ピタ
マタ
デタ
ブブ
マミさんをばかにした奴はスイーツ地獄するよ
ほむら(もう、もう、わたしは……)
そうだ、わたしは。
ほむら(何も出来ない……まどかを救うだなんて、一人の人間を救うなんて、そんな大それたこと……)
そんな、大それたこと。わたしには、出来るはずなんてなかったんだ。
後は。まどかがその魂を対価にして叶えたい願いが見つけられるのを、待つしか出来ないんだ。
ほむら(待つだけ……?ふふ、それもいいんじゃないの、わたし……?)
闇が、わたしの心を捕まえたのだろうか。どす黒い感情が、渦を巻いて滲みだしてくるようだった。
ほむら(まどかが契約をするのなら……そんな世界のまどかなんて……)
どうでもいい。どうでもいい?まどかが?どうでもいい?
ほむら「もういやだわまどかなんてどうでもいい」
何の違和感も伴わずに。その言葉が、すんなりとわたしの口を通って出て来た。
うへへへへへいえいひひひひひひひひひぎひひひひあがははあははははははははは!!!!!!
これはギャグまどかと対決しなければならない、しなければならないッ!
>>181
しね今すぐしね
いきなり「あなたを救うために何度も時間をやり直してる」とか言われて
はいそうですかで納得できたら概念化もいらないな
>>182
あんたマミさんが豆腐だの言ってたじゃないですかー!
>>188
じゃあ俺が言ってやる
今 す ぐ 死 ね
マミさんは杏子ちゃんがオナホにしてるよ
俺は信じるよ
こんな世界滅んでしまえと真剣に考えている俺ならどんな非現実も真に受ける
目の前に冥王星から来た人がいても平然とエーテル化して分子分解出来る
>>7
IDからIPアドレスに変換したから。覚えとけや
ほむら「ふふ……あははは……」
何故だか、笑いがこみ上げて来た。
何がおかしい?何故わたしは笑っている?
全てを諦めたから?そうだ、きっとそうだ。もう、わたしの心は。
ほむら「あははははははははははは……」
さっきの言葉を形にした時点で、壊れてしまったに違いなかった。
ほむら「そうよ!どうでもいい!まどかを救えないわたしになんて、祈りが成就しなかった魔法少女なんて……!!」
ほむら「この世に、必要なんてないじゃない!!!」
ピシリ。
わたしの耳に、何かにヒビが入る音が聞こえた。
音の出所は、わたしの魂。わたしのソウルジェムからだった。
そして、それが。わたしが『暁美ほむら』としての意識で受け止めた、最期のものだった。
>>189
無関係の単発IDになんて事言うんだ!!
死…いや…
生 き な が ら の 業 苦 を 味 わ え
マミさんいじめないで
あとまどかちゃんほむらちゃんを助けてあげて
はいホムリリーさん来ました~
http://i.imgur.com/kfYuL.jpg
あ、ミスった
こっちだ
http://i.imgur.com/Vhl9G.jpg
ガチホモはこちら
ガチホモはこちら
>>197
酷いミスだwwwwwww
ほむらの真実を知ってまで契約するかな?
自分のために戦ってくれた人の気持ちを完全にないがしろにするってわかった上で
本編でもほむらの真実を知るのは契約後だし
友達みんな失って追い詰められての結論だったしな
まどかってゲームでもウザいよなぁ
邪魔にしかならないのにワルプルとの決戦場まで来るし
監禁したくなる
べーべーで上げる奴は今死ね
直ぐ死ね
骨まで砕けろ
はぁ…ほむらちゃん…………
~巴マミ~
薄暗い部屋の隅に、うずくまっていた。
わたしは、何を成そうとしていたのか。
それが、わからなくなっていた。
マミ(……一般人を巻き込むだなんて、わたしは何を考えていたの?)
わたしは、正義の魔法少女を志していたはずだった。
わたしの思い描く正義の魔法少女は、一般人なんて巻き込まないはずだ。
なのに、なぜ、今日はそんなことをした?
マミ(…………)
答えは簡単だった。長い間一人で戦っていたわたしは、佐倉さんという仲間が出来て嬉しかったのだ。
そして、佐倉さんはとある事情を伴って、わたしの元から去ってしまった。
また、一人ぼっちに逆戻りしたのだ、わたしは。
だから、仲間が欲しかった。一緒に並んで戦ってくれる仲間が。
マミ(………そうよね。孤独に耐えられる人間なんて……いるわけないもの)
杏子ちゃんなら今俺とおいしいごはん食ってるお^^
いろいろ考えると、最終的に魔法少女ってまどかにとって天職なんじゃないかなーという結論に至るの
なかなかおもろい
そして、今日。一緒に戦ってくれそうな魔法少女が、一人、姿を現してくれた。
暁美ほむら。
キュゥべえは『彼女はイレギュラーであり、油断ならない存在だ』と言っていたけれど。
例えイレギュラーであろうと。わたしは、それでも仲間が欲しかった。
マミ(でも、その暁美さんにも、わたしは突き離された)
わたしが、わたしの勝手で、鹿目さんと美樹さんを巻き込んでしまったせいで。
わたしは知っていたはずだ。暁美さんの目的は、鹿目さんの魔法少女の契約の阻止である、ということを。
それを知った上で、それでもわたしは、彼女を巻き込んだ。
わたしのワガママで。
マミ(突き離されても……おかしくないわよね)
それだけのことを、わたしはしたのだ。
もう、どうしたらいいのかわからなくなった。わたしの目的って、一体なんだったんだろう?
QB「マミ!大変だ!」
マミ「………」
ああ、この忙しい時に。キュゥべえは、本当に空気の読めない子だ。
ほむらちゃん
マミ「どうしたの、キュゥべえ……?」
QB「つい先ほど、強力な魔女が出現したんだ!」
マミ「強力な魔女……?」
珍しい。一日に、二体も魔女が出現するなんて。
QB「キミのソウルジェムも……っ!」
マミ「………」
キュゥべえが、わたしのソウルジェムを見て言葉を失った。
マミ「どうかしたの、キュゥべえ?」
QB「………どうやら……キミに頼ることも、もう出来なさそうだ」
マミ「……え?」
キュゥべえの言葉の意味が、理解出来なかった。キュゥべえの視線の先。そこには、わたしのソウルジェムがあったはず。
テーブルに置いてある、わたしのソウルジェムを見る。
マミ「………?」
なんだ。おかしい。確かに『そこ』にはわたしのソウルジェムがあったはずなのに。
わたしが見た先。そこにあったのは、わたしのソウルジェムではなく、魔女の卵。
『グリーフシード』があった。
なん・・・だと・・・
ホムリリーさんに続いてキャンデロロさんがログインしました。
これまど神フラグなのかなぁ
\ / /. : : : : : : : :ヽ-‐.: :_;. --- .._: : : : : : : :\ \ /
_ 争 も _ /, -‐==ミ: : : : _,ィニ-‐……ー-: 、`ヽ、: : : : ヽ、 _ 争 _
_ え っ _ . .:´: : : : : : : ≠:7: : : : : : : : : : : : :ヽ、 ヽ| : i : : :, _ え _
_ : . と _ /.: : : : -‐: :7´: : /:,ハ : : : :ヽ : : : ゝ-- :\ | : :! : : : , _ : _
_ : _ /, -‐/.: : : : :i : : /ィ:爪: : :\ :\ : : :\: : :`ト : !: : : :′ _ : _
〃 /. : : : : : : |.:イ :ハ:| \: .、\: : xィ¬ト、: :| : : ! : : : : :,
/ \ /.: :/.: : : : /l : |/Гト、 / |_,ノ0:::ヽ : : :i : : : : :′ / \
/ | | \ | .:/.:/. : : :i: i : | |ノ0:::ト ::::::::::::: |: :∩::::::ト: : : !: : : : : : :, / | | \
∨i: |: : : : |: :ヽ| |::∩::| :::::::::::::::: !.::∪::::::| |: : :i : : : : : : ′ ,ィ /〉
|: |: : i : :', : | |::∪::| :::::::::::::::: !: : : : : :||: : i : : : : : : : :, / レ厶イ
ヽハ: : :、: :ヽ| l : : : |::::: , ::::└――┘ ! : : i : : : : : : : ′ / ⊂ニ、
い、: :\/  ̄ ̄ ', : : i : : : : : : : : , _, -‐' ⊂ニ,´
r 、 _ ヽ: :〈 <  ̄ フ |: : : ! : : : : : : : :′,.-‐T _,. -‐'´ ̄
くヾ; U| | : \ /| : : :i : : : : :_, -‐' | /
r―' ヽ、 | : : : \ イ: : :| : : :i_,. -‐ |/
`つ _  ̄ ̄Τ`ー―-- L: : : : : `: : . . . __ .:〔: : :|: : :r┬' |
QB大歓喜の自体じゃないか
BAD END
ほむらちゃん
QB「………さようなら、マミ」
マミ「キュゥ……べえ……?」
唐突に、別れを告げられた。
QB「そして、ようこそ」
テーブルの上に置かれているグリーフシードは、孵化寸前だった。
……いや、もう孵化しているのかもしれない。
マミ「キュゥべえ、わたしのソウルジェムはどこに……?」
QB「キミの視線の先にあるじゃないか。まぁ、それはもうキミのソウルジェムではなくなってしまっているけれどね」
マミ「……まさ、か……?」
グリーフシードが、疼き始める。
それと同時。わたしの意識が、少しずつ遠のいて行く。
マミ「こ、れ、が……わたしの―――」
『わたし』の言葉は、そこで途切れた。
マミさん…
まどかさん思い切り絶望にたたき落として殺して欲しい
魔法少女全滅フラグ
ほむらちゃん
~美樹さやか~
ほむらの家を後にしたあたしは、家に帰る気にはなれなかった。
どこかで、気分転換をしよう。
そう決め込んだわたしの足は、自然と恭介が入院する病院に向かっていた。
その道中。
さやか「………?」
商店街の方が、なにやら騒がしかった。
道の向こうから、一人の……多分、あたしと同い年くらいの女の子が走り抜けて来る。
??「っと……」
あたしの横を走り抜ける一歩手前で、ポケットから『ある物』を取りだした。
さやか「! そ、それ……」
??「あん?なんだ、お前?」
それは、マミさんやほむらが持っていたものと似ていた。
似てる、なんてもんじゃない。色だけが違う、綺麗な宝石。
さやか「ソウルジェム……?」
??「……あんた、魔法少女を知ってんのか?」
それでも…それでもさやかちゃんならなんとかしてくれる
なんかキャラの言動が違和感バリバリだし外野の書き込みも違和感だらけで付いて行けない
さやか「新しい魔法少女……?」
??「マミの知り合いかなんかか?悪いけど、あたし、急いでるから。んじゃな!」
さやか「あ、ちょっと……!」
あたしの制止も気に留めず、その女の子は再度走り去って行った。
さてさて、魔女二人か
~佐倉杏子~
ほんの思いつきで見滝原に帰ってきたが、どうやら大正解だったみたいだ。
見滝原の中に、少なくとも二体の魔女がいる。
杏子(ははっ、やっぱこうでなくっちゃな……!)
さて、どっちから行ってやろうか。走りながら、考える。
杏子(……?こっちの方角って、確か……)
片方の魔女の気配がする方向。覚えがあった。
杏子(なんだよ、マミの奴。見滝原を守るとか言っといて、魔女放置しまくりじゃん。自分の家周辺にいる魔女すら放置してるだなんて)
よし、決めた。最初はそっちから行ってやろう。
マミとはち合わせたなら……今のあたしなら、きっとマミにだって勝てる。
その自信があったからこそ、こうして見滝原に来たわけだしな。
杏子(待ってろよ、魔女!)
足取りは軽やかに。マミの家に向かって、走り続ける。
嫌な予感しかしない…
あんあんの本気が見れると聞いて
3人目も確定か?
ひいいいいいい
毎度毎度高確率で魔女化してるまどさやがまだセーフティーゾーンで他三人が魔女化とな?
杏子「……………どういうことだよ、オイ……」
魔女の気配を追って、辿りついた先。
そこは、マミのマンションの前だった。
杏子(この建物の中から……だよな、間違いなく)
手のひらに乗っけたソウルジェムを、そのマンション向けて掲げる。
ソウルジェムは、そこに魔女がいるということを示唆するかのように、強く光を放っている。
杏子(マミの奴、どこかに行ってんのか……?)
まぁ、深く考えることはねぇか。邪魔者はいないし、魔女の気配はすぐそこにある。
何を迷うことがあろうか。ささっと狩ってささっと退散を決め込めばいい。
マンションの部屋の前を、宝探しをするかのようにうろつく。
ソウルジェムがより強く反応する部屋。そこに、魔女が結界を張って待ち受けているはずだ。
たまにはマクロスもビックリの超大空中サーカスをする魔法少女アニメがあってもいいと思うんだ
QB「ワルプルギスの夜を倒せるのはまどか、君だけなんだ」
コブラ「こんなかわい子ちゃんに戦いは似合わないぜ!」バーン
ワルプルギスの夜「」
まどか「コブラさんすごーい」
ほむほむ「まどか取られた」
さやか「ザマァwwwwwwww」
なんて先の気になるSSだよ、おい
より一層強く反応した部屋の前で立ち止まる。
………嫌な予感がして、その部屋の表札を見る。
『巴マミ』
杏子「……………」
疑念が、強まって行く。何故、マミの部屋から魔女の気配がする?
もう辺りは暗い。マミの部屋の電気はついていない。と言うことは、マミはここにはいないか、既に就寝した後か。
いや、後者はありえない。夜とは言っても、まだ時刻は八時を回っていない。いくらなんでも寝るには早すぎる。
杏子「………」
思考を中断し、魔女結界に侵入する。
>>237
つ「QBじゃないほうの白い悪魔」
杏子「……あいつが、魔女か」
結界の中枢。そこには、小さな魔女がふわふわと浮かんでいた。
キャンデロロ「ウフフフフフフ。アハハハハハハ」
使い魔1「………」
使い魔2「………」
杏子「……」
魔女は、二種類の使い魔と一緒に茶会を開いているように見えた。
その使い魔のウチの一種。赤色をベースにした、槍兵。
似ている。誰に?誰でもない、あたしにだ。
杏子(おい、マミ……一体何があったってんだよ……。………?)
ふわふわと浮かぶ魔女の、さらに向こう。誰かが倒れているようだった。
眼を凝らして、その姿を確認する。
杏子「………―――!!」
それは、まぎれも無く、巴マミだった。
もう1種類の使い魔は何モチーフなんだろ?
あんこちゃんのマミさん好きっぷりからするとこれはキツい
杏子「てめぇっ!!!」
思わず叫んで、その魔女の前に立ちはだかる。
キャンデロロ「アハハハ?」
使い魔1「……」
使い魔2「……」
魔女と二種の使い魔が、あたしの方に向き直る。
片方は赤い槍兵。そしてもう一体の使い魔は、黒をベースにした、盾のようなものを腕に付けた奴だった。
杏子「マミに何をしやがったっ!!?」
激情を押さえることなく、槍を持って突撃を仕掛ける。
あかいろさん「……!」
杏子「! ちっ……!」
赤い使い魔が、あたしの前に立ちはだかった。その手に持った槍で、あたしに攻撃を仕掛けて来る。
キャンデロロ「アハハハ。ウフフフフフフ」
魔女はその後ろで、ふわふわと浮かびながらあたしと使い魔の戦いを傍観していた。
まどさや契約してないしほむらモチーフじゃないか
激しく鬱展開ワロタ
俺のソウルジェムも濁ってきた
くろいろさんですね、分かります
フグーリシードだろ
杏子「邪魔だっ!!」
槍を引きのばし、多節根を展開する。
あかいろさん「……!?」
引き延ばした多節根は使い魔の体にぐるぐると巻きつき、その動きを止めた。
杏子「どいてろぉっ!!」
手に持っていた部分を大きく横に凪いで、使い魔を放り投げる。
杏子「っ!? 魔女はどこに……!」
いつの間にか、魔女が姿を消していた。代わりに、黒い使い魔が光を放っていた。
杏子「な、何を……っ!?」
少しの迷いが、命取りだった。
黒い使い魔は飛びあがり、どこから出したのか大砲をあたし目掛けて放ってきた。
杏子「ぐっ……があああああぁぁぁぁっ!!?」
砲撃をモロに食らい、結界の壁まで一気に吹き飛ばされる。
杏子「ぐぅっ……くそっ……」
今の攻撃。覚えがあった。
マミが使っていたはずだ。確か、名前は……。
杏子「ティロ・フィナーレ……っ!!」
手に持った槍を支えにして、立ち上がる。
目の前に佇む黒い使い魔に視線をやると、その体の中からちっこい奴が飛び出て来た。
……魔女だ。
キャンデロロ「アハハハハ!ウフフフフフフ!」
ふわふわと浮かびながら、嫌な笑い声を響かせていた。
杏子(なんだってんだ……っ!)
この魔女は、あまりにもマミを連想させすぎる。
あたしに似た、赤い槍兵の使い魔。
大砲による砲撃。
そして何より、先程の使い魔たちとの茶会の光景。
あかん、あんこがオフィっちまう
杏子の魔女は出てないの?
もうハッピーなエンドは望めないんだね…
もうこうなったらみんな魔女になって魔女どうし仲良くするしかないじゃない
杏子(ちっ……分がわりぃ。一時撤退しかねぇか……っ!)
実際の戦いの分も悪いが、それ以上に。
冷静に思考を巡らせたかった。
何が起こっているのか?マミはどうしたのか?
杏子(すまねぇ、マミ……!)
魔女の後方に倒れ込んでいるマミを一瞥し、あたしは撤退を決め込んだ。
キャンデロロ「アハハハハハ!」
しかし、それは叶わなかった。
ここまでやって来た時の道のりが、消え失せていたのだ。
杏子「………ハン。にがさねぇってか?そんなとこまでマミそっくりたぁな……!」
覚悟を決めるしかない、か。
出来る限り、体の傷を癒す。先程吹き飛ばした赤い使い魔も、いつの間にか復活していた。
杏子「いいぜ、来いよ……!」
槍を構え、臨戦態勢を整える。
これだよこれ
俺が読みたかったのはこういう鬱なんだよ
まあでも最後はハッピーエンドなんだろ?な?
ファントムガノンみたいなオフィーリアがそうだったね
まどポ持ってないけど
まだまどか様がいるからあきらるな
オフィーリアって聞くと漣が思い浮かぶわけでして
あ
杏子「はぁっ、はぁっ……!」
あれから、どれくらいの時間が経過したのだろうか。
魔女本体にも、何回か攻撃を当てることは出来ていた。
しかし、それ以上に。二体の使い魔が、あたしを妨害してくるのだ。
杏子「くそっ……!」
胸元のソウルジェムを確認する。魔法の使いすぎで、かなり濁っていた。
杏子(ははっ……予備としていくつかグリーフシードを持ってくりゃあよかったな……)
今更そんなことを悔いても遅かった。
杏子「ならっ!」
槍を地面に突き刺し、壁を作る。
これで、あいつらはあたしに近づけねぇはずだ。
あたしの思惑通り、奴らは壁の隙間からこちらを見ているだけだった。
杏子(これで、少しは休めるな……)
QB「誰が戦っているのかと思ったら、キミだったのか、杏子」
杏子「っ!?」
後方から、声が聞こえて来た。
QB「やあ」
杏子「ンだよ……キュゥべえか……」
ぐぐったら出てきましたサンクス
ゲームは持ってないしアニメもあんまりちゃんと見てないからわからんかった
ならなんでいるんだよ
QB「強いだろう、あの魔女は?」
杏子「ああ……強いのもそうだけど、なんてーのかな。戦いにくい。
その理由までは、言わない。あたしはこいつのこと、信用してねぇんだ。
QB「戦いにくい?何故だい?」
杏子「おめーにゃ関係ねぇよ」
QB「あの魔女が、マミと似た攻撃をしてくるからかい?」
杏子「……………。どういうことだ」
こいつ……何を知ってやがるってんだ?
QBの精神的な攻撃!
もしここにエンジェル隊がいたら
Qボタン発動しました
キュゥべえ一匹得の様相を呈してきた。
べえさんオフィーリアまで誕生させる気か・・・
ここでほむほむが颯爽と登場!!
みたいな熱い展開が期待出来そうにない………
これって全インキュベーターの消滅を願えば一人の犠牲でトゥルーエンドじゃね?
だってほむほむは既にリリってるし・・・
QB「どういうも何もないさ。見ていたらわからないかい?」
杏子「………」
わからないわけない。
QB「何故そうなのか、気にならないかい?」
杏子「……やめろ」
QB「キミも、魔法少女の真実は知らなかったよね?」
杏子「やめろって言ってんのが聞こえねぇのか」
QB「この機会に、教えてあげるよ。あの魔女は―――」
杏子「うるせぇっっ!!!」
饒舌にしゃべるキュゥべえを、槍で貫く。
杏子(ああ、そうだよ、わかってるさ!!この状況で、わかんねぇわけねぇだろうがっ!!)
ようやく、全てのピースが繋がった。
あの魔女は………―――マミ、そのものだ。
>>242
これなに?
君の亡骸よ
杏子(ははっ……今更じゃねぇかよ)
あたしには、希望なんてもう何も残っちゃいない。
今のあたしの人生は、高すぎる買い物の釣銭を稼ぐ為だけの人生だ。
杏子「………」
魔女とあたしを隔てていた壁を、取っ払う。
しかし、魔女も使い魔も、あたしに攻撃を仕掛けて来る気配はなかった。
キャンデロロ「………」
あかいろさん「……」
くろいろさん「……」
あたしの出方を窺っているようだった。
杏子「おいマミ……お前、こんな姿になってよかったのかよ……?」
キャンデロロ「………」
杏子「お前、正義の魔法少女じゃなかったのかよ……」
キャンデロロ「………」
杏子「はは、あたしの言葉もわかんねぇのかよ……参ったな……」
魔女の横を通り抜け、マミの亡骸に近づく。
杏子「………」
ゆっくりと、安らかに眠っているように見えた。
杏子「あたしがいなくなって、また一人ぼっちで、寂しかったのか、マミ?」
キャンデロロ「………」
杏子「寂しかったんだろうな……だからこそ、そんな使い魔を生み出したんだろ?」
キャンデロロ「………」
杏子「もう一人の方はなんだ?あたしの後に出て来た魔法少女を写してんのか?」
くろいろさん「……」
高すぎる買い物の釣銭……もう、十分かな。
杏子「悪かったな、マミ……一人ぼっちにして」
キャンデロロ「………」
魔女結界が、微かにうごめいた。
杏子「……?」
キャンデロロ「………」
魔女が、道を開いた。
その向こう。無くなっていたはずの道のりが、再び姿を現していた。
杏子「なんだ?逃げろって言いてぇのか?」
キャンデロロ「………」
杏子「はんっ……お人よしなのは相変わらずだな」
キスしたら目覚めるざます
こういう展開もいいね
>>272
その後のグリーフシードの処理は?
などなど結局バットエンドだよなぁ~
再び魔女の横を通り抜け、結界中枢から出る。
キャンデロロ「………ウフフフ。アハハハハハ」
あかいろさん「……」
くろいろさん「……」
あたしが出て行ったのを確認したのか。中枢への道を閉ざしながら、魔女はまた使い魔と一緒に茶会を開くようだった。
杏子(………)
とりあえずは、この結界から出よう。
態勢を立て直して、再度戦いを挑んでやるよ、マミ。
後ろ髪を引かれる思いをしながら。あたしはマミの元から再び逃げ出した。
>>281
うまく願えばいいと思う
例えばその時点の消滅じゃなく、歴史からの完全消滅
となると今消えるのではなく『存在しなかった世界』に作り変えないと因果律の崩壊で世界が滅ぶ
もしこの願いで世界が保っていられるなら、世界にはいあいあふたぐんなマキナがいるはずだから
そうなれば『願いを無効化してインキュベーターを存続させるか、魔法のない世界にするしか道がない』
ここで更に賭けに勝てば完全に魔法の存在しなかった世界になるのだが
当然人類は魔法によって進化してきた設定なので、辻褄を合わせるために歴史が大きく変化してしまう
最悪人類が消滅するかも知れないが、それもまた美徳
何をもってトゥルーかなんて知ったこっちゃない、とりあえず人類がいない世界は俺にとってハピネスエンド
夜の公園。ねぐらのホテルに帰る気にもならなかったあたしは、ベンチに座って空を見上げていた。
杏子(……なんだかなぁ)
見滝原に来た時は、こんなことになるとは思っていなかった。
ただ、魔女を倒してグリーフシードを手に入れるつもりだっただけなのに。
そして、マミとも……仲直り出来たらな、なんて考えてたはずだったのに。
杏子(………そいや、もう一体の魔女の気配は……)
いつの間にか、もう一体の魔女の気配は消え失せていた。
どこかへ消えたのか?
杏子(……まぁ、いいか。あたしにゃ関係ねーし……)
結局その日は、公園のベンチで一夜を明かした。
さあ続けるのだ……
くっさ^^;
>>283
長ぇしうるせぇよ
ほむらちゃん
じゃああたしを追い出したら?くすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくす
~美樹さやか~
恭介のお見舞いには、結局行かなかった。
CDを持って行っても恭介を苦しめるだけだ。
なら、もう。あとは、あたしに出来ることはなにもない。
さやか(………はぁ)
深夜の公園に辿りつく。家には、友達の家に泊まるとだけ連絡を入れていた。
今日は、本当に色々なことがあった。
魔法少女の事も知った。恭介の腕がもう治らないと言うことも、知った。
それは、ほむらの言うとおりマミさんに頼めばなんとかなるかもしれないけれど。
QB「やあ、さやか」
さやか「………キュゥべえ」
QB「こんな夜中にどうしたんだい?」
さやか「……別に」
あたしが魔法少女になれば……今すぐにでも恭介を救うことは出来る。らしい。
でも、それは……ほむらに止められているし。
QB「キミに教えておかなければならないことがあるんだ」
さやか「……なにさ」
さやかちゃん…
らめえええええええええ
さて、さやかちゃんは魔法少女を選ぶのか?
QB「巴マミが、魔女となった」
さやか「…………………。え?」
今、なんて……?マミさんが、魔女に……?
QB「それだけじゃない。暁美ほむら。彼女もまた、魔女となってしまったよ」
さやか「う、そ……?」
つい数時間前に会っていた二人が……魔女になった?
QB「これで、キミの想い人の腕を治すことは叶わなくなってしまったわけだ」
さやか「………うそ、でしょ?」
QB「僕は嘘はつかないよ。そんなことをしても、僕にはなんのメリットもないからね」
さやか「………そんな……」
QB「でも、ひとつだけ、まだ希望は残されているよ、さやか」
嘘だ。うそだうそだうそだうそだうそだ。
QB「キミが魔法少女になれば、今すぐにでもキミの想い人の手は治るだろう」
さやか「で、でもそれは………」
これじゃオクタちゃんも確定してしまう
まどか以外魔女化は面白そう
くすくすほしゅ
ほむらから聞いたこと。
あたしの幸せは、魔法少女の先にはない。
QB「よく考えるんだ、さやか。キミの幸せとは、一体なんだい?」
さやか「あたしの、幸せは……」
あたしの幸せ。ほむらはああ言っていたけれど。あたしの幸せは、一体なんなの?
QB「彼の腕が治れば、キミはそれだけで幸せなんじゃないのかい?」
さやか「………」
混乱してくる。そりゃ、恭介の手が治ればあたしは嬉しいけど。
でも、でもそれは。
さやか「あたし、は……」
QB「素直になるんだ、さやか。キミの幸せは……?」
やっぱべえさん悪魔
なんて仕事熱心なQBなんだ!
この営業努力は見習いたい
さやか「恭介の手が、治れば……それは、あたしの幸せ、なのかな……」
QB「もしそうなら。キミが少し望むだけで、キミは幸せになれるよ、さやか」
幸せに、なれる……?
本当に……?
さやか「本当に、あたし、幸せになれるのかな……?」
QB「もちろん!キミがほんの少しだけ、手を伸ばせばね」
手を、伸ばす。そこには、あたしの幸せが―――
QB「さあさやか、聞かせてくれ。キミの願いは………?」
さやか「あたしは……恭介の手を、治してほしい………」
QB「契約、成立だね」
なんという営業スキル
あんこちゃん本当にタフだなぁ
ついさっき自分に忠告してくれた人がもう死んでるって状況でよく契約できるよな
さやかも自分を犠牲にする覚悟云々って何かで読んだな
ほむらちゃん
書き手さんこれ以外になんか書いたことある?w
マミさん死んで1回は契約するのやめたしな
上條さんが岩山両斬波しなかったらさやかは契約してないだろうと
>>308
もうやめてよ
朝日の眩しさで、あたしは眼を覚ました。
さやか(あれ……あたし、どうしてたんだっけ……?)
ふと、手の中にある感触に気付いた。
さやか「………」
それを、空に掲げる。
青いソウルジェム。あたしの……魂。
さやか(ああ、そうだ……あたし、契約したんだったっけ……)
昨夜の出来事を思い出す。
ふらりと立ち寄った公園。そこに、キュゥべえが姿を現した。
そこで、キュゥべえの言葉を信じて、あたしは………。
さやか(………ふふ。バカみたい、あたし……)
あたしは、一体何をやってるんだろう。
ほむらの忠告も、結局はなんの意味も成さなかった。
さやか(………)
こんなことをしたって。意味なんてない。あたしの幸せは……魔法少女の先にはない。
その言葉だけが、あたしの頭の中をぐるぐると回っていた。
>>310
え、いや教えて欲しいだけなんだけど?
単芝っすか
ぱねぇっす
/\___/\
/ ⌒ ⌒ ::: \
| (●), 、(●)、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, | < はやく
| ト‐=‐ァ' .::::| \_____
\ `ニニ´ .:::/
/`ー‐--‐‐―´´\
>>312
じゃあ一々草生やさなくていいよ
>>315
いや、お前に聞いてないんだけど^^;
一々言われる筋合いねえよハゲ
??「おい」
さやか「……?」
誰かに話しかけられていることに気付き、あたしはベンチから起き上がる。
??「なにやってんだ、お前は?」
さやか「……あんた、昨日の……」
話しかけて来たのは、昨日の商店街ですれ違った女の子だった。
??「それ……ソウルジェムか?」
手のひらに乗っかっている青い宝石を指さし、そう聞いて来る。
??「へぇ……マミ以外にも、この町に魔法少女なんていたのか」
さやか「いや、あたしは昨日の夜に契約したばっかりだよ」
??「んだよ、新米か」
さやか「そういうあんたは?」
杏子「ん?ああ、あたしは佐倉杏子。前に、この町にいた魔法少女と一緒に戦ってた魔法少女だ」
佐倉杏子……。
さやか「この町にいた魔法少女って……マミさん?」
杏子「なんだ、マミのこと知ってんのか」
>>316
そうですか^^^^^
気に障ったようですね^^^^^^^^^^^^^^
ごめんね^^^^^^
>>318
もう安価つけんなクソゆとり
>>319
そういう貴方はどうなんでしょうか^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
>>320
は?主語もつけらんねえのか最近のゆとりは
自演はやめなよ見苦しい
_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_
デケデケ | |
ドコドコ < お前らうるさいぞ >
☆ ドムドム |_ _ _ _ _ _ _ _ _ _|
☆ ダダダダ! ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
ドシャーン! ヽ オラオラッ!! ♪
=≡= ∧_∧ ☆
♪ 〆 ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
|| γ ⌒ヽヽコ ノ ||
|| ΣΣ .|:::|∪〓 || ♪
./|\人 _.ノノ _||_. /|\
ガッガッガッ
ドチドチ!
>>321
はい。
さやか「………」
マミさんの昔の仲間……。
杏子「まぁ、これでも食いな」
そういって、リンゴを投げ渡してくる。
杏子「しっかし、この町は一体どうなってやがんだ」
さやか「………」
杏子「おい、聞いてんのか?」
さやか「………あはは」
杏子「ど、どうしたんだよ?急に笑ったりして?」
さやか「聞いて、杏子」
杏子「……お前の名前、まだ聞いてなかったな」
さやか「ああ、あたしは美樹さやか」
丁度よかった。この子に、聞いてもらおう。
バカなあたしの話を。
____
/⌒ ⌒\
/( ○) (○)\
/:::::: ,( ● ●)、 :::: \
| ,' _,,.--、, ', | くっさ
\ l/r,二⌒ユヾ i /
\ ''''´ ̄ ̄` /
,,.....イ.ヽヽ、.,____ノ゙-、.
: | '; \_____ ノ.| ヽ i
| \/゙(__)\,| i |
> ヽ. ハ | ||
>>323
はい
糞コテが調子に乗ってごめんよ
もう無視するわ
単芝ゆとりがうるさいな
>>327
二度とくんなよ
書き手さんの邪魔になるだろカス
富士山に飛び込んで死ね
名無しと◆をNGにいれると幸せになれるよ
>>330
糞コテを全員NGにできるね
杏子「さやか……な」
さやか「うん。マミさんのこと……知ってる?」
杏子「あん?まぁ、一応はな」
さやか「マミさん、魔女になったんだって」
杏子「……………ちょっと待て」
この事は知らなかったのかな?
杏子「まさかお前……それを知った上で、契約したってーのか?」
さやか「うん、そうだよ」
杏子「っ……はぁ。なんなんだ、全く……」
杏子は、あきれ果てたとでも言うように頭を掻いていた。
さやか「それだけじゃないよ。他にも、色々知ってる」
杏子「………」
無言。でも、一応はあたしの話を聞いてくれるらしい。
あたしは、ひとつずつ、じっくりと話し始めた。
杏子はそれを、黙ってただただ聞いていた。
ダメだ限界
寝る
落ちてたらまた明日最初から投下するから許してくれ
>>333
乙 頑張っていけるとこまで保守する
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/:.ノ( \ ,, ,,. ,.
/: : : ⌒ \ / | /| /| _,,.r':/ /::|
/ : : : : ._ _ \ /:::::i /::i |:::::i ./'''"´:::::/ ./:::::::|
| : : : : ´⌒\,, ;、 、、/⌒`. l /::::::::i |::::! .i::::::i /::::::::::,,.//:::::::/
. |: : : ::; ( ◎ ) ノヽ ( ◎ ).;;:: | i::::::::::i i::::i i:::::::i/:::;.r''" /:::::::/
|: : : : : ´"''" , "''"´ l i:::::::::i. i::::i,/i:::::/'"´ ./:::::::/
\ : : : ( j ) / i:::::::::i. i:::/::::i:::/ /:::::::/
,r''"\: : .`ー-‐'´`ー-‐'′/ i:::::::::i i/:::::::i/:| /::::::::/
f!: : : : :: : : ト、 i:::::::::"::::::::::/ |:::::::/
i!: : : !: : : : : ヽ. i:::::::::::::::/ i::/
! i ./: : .i i: : : : :: : ;!ii:::i: :i:i i i:::::::::/ i/
| i!i/: : : : !l|r"-'"-i| i`i|‐、 :i' i, i::::::::i
|,イ|,,..r''"!l| i! |ヽi `i :,./. ', / . i:::::::i
,r'''! |i! ii | | |`i i: :// ', ヽ.,.r"/. i:::::::i
i、 / ! ,,,,.i! l-ー|--i!、 .i:/ ./ :'i,'.,.,,,.r'" / .i:::::::i
\ i \ /i ,,..r''" i! i. ! i! l .i ./:: ;;ir''" /ヽ . i::::/
\ ! .\/ .:i. | i ヾ、./:r''" / ヽ. i/
`' / .::/ .!|,,.rヾ、,,ノ /ヽ. ヽ、
. 〈 .::::i i | ,,..-‐ ''"|i i / ヽ、 .ヽ、
ヾ;::ヽ、i ! / /,,,,..... --''' "´
―-―――ヾ;::::i ! !|i !|/ヾ;― ==
ヾ:i, |i. !|| i |i ,,.r"!| 〉
`i、 || |i i ||'" /
.ヽ|| i|'
. i'ヽ、 ,,.r''"!i
....:::::::::ヽ|i,,,,,|,,..r''":::::::.......
>>333
乙!
保守は任せろ!
俺は寝るけどw
解散
蔓延するハッピーエンドは現実を壊す
そうだバッドエンドにしよう
さやかちゃんには杏子ちゃんがついてるから安心だね
なんでゆとりに限って人の事ゆとりって言ったり
新参に限って人の事新参って言うのかな
言い忘れてたけど、明日仕事だから投下開始は夕方五時以降になる
無理に保守しなくてもいいよ
夜が明けるまでは任せろ
>>341
マジか・・・
明日立てるスレタイだけでも教えてくれ
乙っちほむほむ?
>>340
ようゆとり
>>341
俺のソウルジェムが砕けた
>>340
ゆとりwwwwww
ゆっとゆっとりーん
>>345
俺もゆとりなんだがね
お前もだろ?多分
たてるって言ってるから保守するのもよくないだろ
こんだけ雑談で消費してしまってるから続きが短くなる原因になるかもしれんし
乙乙
立て直しでもいいかもな
>>350
それもそうだな
よし落とそう
でもゆとりのない社会のおかげで自殺者が減らないよね
お米の国の自殺者が少ないのは餓死と病死が極めて身近にあるからだよあの国は潜在的自殺者の宝庫だよ
ゲロ以下の雑談と保守で埋まる糞スレはさっさと落として立て直そうね^^
保守程度で落ちないVIPが悪い
とりあえず乙
一応このスレ保守しつつ、落ちたら立て直しでもいいんじゃない?
それにしてもくだらない雑談が多すぎだろ
>>356
本人も立て直すとか言ってるし
今日の夕方の5時になるまで帰って来ないらしいから落とした方がよくね?
最初から貼り直す必要ないでしょ
霧が良いところからの再開で良いじゃん
乙でした
周りが騒がしいのはみんな楽しみにしてるからだねきっと
僕も続きをを楽しみにしてるよ
中学生に絡むとこうなるってのが分かったから
今度からは放置します ごめんね
>>360
書き手さんに失礼だろ!!!!煽るのはやめろよ!!!!富士山に飛び込め!!!!
むしろこの文章ならまとめてSSろだに上げる価値があるんじゃないかと思う
乙
ハッピーなのかトゥルーなのかバッドなのかが楽しみだわ
保守しなくていいっつってんだから落とせや
何勝手にageてんだ
保守
どうやらほむほむのアナルが爆発したらしい
なん、だと?
乙
続き待ってる
このまどかにはほむらが自分のせいで絶望して魔女になったことを知らせて欲しいなぁ
落とせ
sageつつ保守
保守
外野がキチガイだらけのSS
残ってたら続き書きます、
とかいうカスが多い中落ちたら書き直す言うのは素晴らしい
ちょっとシリアスだとすぐ湧いてくるんだから
しかるべき場所で議論すればいいのに。きっと盛り上がる
>>373
それだけ書き上げる意欲があるんだろうね
逃亡する奴も多い中、本当にいいことだ
さっさと落としてSS速報にでも池
キチガイだらけのクソスレ保守すんな
SS速報落ちてるんだよな
シリアスで誰かが死ぬor魔女化するSSは荒れる法則
「希望はこの世界にあった」もこんな感じだったし
あれと一緒にするなよww
議論が始まっちゃうのはむしろ良シリアスの宿命だと思う
藍花ちゃんは「ぼくのかんがえたさいきょうのまほうしょうじょ」臭がぷんぷんしてたから叩かれただけで、
シリアスだから叩かれたって訳じゃないと思うの
外野がうるさければID抽出でSSだけ読んでれば快適
面白くないから保守で埋まろうと落ちようとどうでもいいよ
ほ
む
ほしゅ
ほっほ
つまんねーし外野キモいし臭い
さっさと落としてもう二度とスレ立てんな
保守
散々メアリースーと叩かれている藍花だが、
それでも「おりこ」に比べればまだ可愛いもん
あれが公式から出たらおまえら「おりこ」みたいに絶賛してたんじゃね?
ねーよww
お前等が言う地の文(笑)があるなら百合板でもエロパロでも行けばいいんじゃないかと
VIPは台本形式しか書けないかわいそうな子の餌場なのよ
藍花ちゃんとニャンニャンしたい
藍花ちゃんペロペロ(´・ω・`)
NIP復活したな
おりこは「悪くない」とか「意外と面白い」って評価は稀に聞くけど
絶賛してる奴なんて見たことないぞ
こういう話いいな
>>208
3011
7841
14929
それもそうだな。絶賛というのは言い過ぎた。
個人的には「悪くない」どころか、
まどマギ愛が冷める出来だったがな「おりこ」は。
藍花って何かと思ってググったがSSのオリキャラか
あのスレ数レス読んでやめだが正解だったようだ
メガほむに並ぶドジっ娘キリカちゃんが可愛いから俺はそれでいいよ
まあおりこは絵とオリキャラの厨二臭さで取っつきは悪いからな
だからって藍花が同等ってのはあり得んだろ
藍花とかいうオリキャラSSはもう開いて2レス目で全てが気持ち悪くて閉じたわ
ほむらって馬鹿だよな
もっとガンガンやり直してまどかの因果律を上げるべきだったんだよ
ワル倒しても魔力余る位まで
そしたら普通に倒したあとに幸せになれた
>>92
違う
「これはおかしすぎる」ってとこを訂正させる担当ってだけ
あと、番外編はお遊び扱いにして、口を出してないはず
>>109
公式のアンソロ本だって出てるんだしな。
二次創作で、なおかつ公式。
おりこは絵以外はいい出来だと思った
>>402
いやそれだったら因果律上がるまでまどか含め大勢殺すことになるじゃん
ほむらが絶望したのはそれに気付いたからだろ
ただでさえつまんねえ上に豚共が五月蝿いクソスレなのに長時間保守とか極まってんなおい
さっさと落として消えうせろ
>>405
そこは割り切るべき
なんでも思い通りとか虫が良すぎ
>>407
大勢のまどかを殺して、たった一人のまどかを生存させることがほむらの望みなわけ無いじゃん
「キュゥべえに騙される前のまどかを救」って見滝原から去るっていうのがほむらの目標
今まで戻してきたのは平行世界じゃなくて過去だからと思ってたからだろ
だからそれが青いんだよ
無い物ねだりは諦めろって事
落とそうぜ
>>409
言ってる意味がよく分からないんだけども……
お前はほむらはどういう目的で繰り返してると思ってるの?
オタク向けアニメの考察って毎回刺々しくなるよね。
視聴者の人間性が見えてくるね
刺々しくっていうか、昔は2chであっても考察の違いで争いなんて起こらんのよ
最近はほんの少し対立しただけで、敵対されてると錯覚する子が増えてる気がする
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● ● ● ● ____,,,,,,---'''''''"""" ヽ ゛゛:ヽ
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● ● ● ●::: ・......::::::::::::彡''ヘ::::....ノ エ~デルワ~イス
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●●●●●
ああ
意見を否定されだけで自分の人格が否定されたと感じるような子が増えたからな
>>416
いや、そういう馬鹿は昔からいたぞ、少なくともリアル社会には。
「オタの性質」でも「ゆとり体質」でもなく、むしろ「日本人気質」と考えるべき。
明治維新のときにヨーロッパの議会を視察したときの記録をみる限り、当時の日本の武士の大半が「そういう馬鹿」だったわけだしさ。
本質的には変わってないんだろうけど、昔の場合は個人ではなく家や血統とした組織体に依存していたから
否定されても敵対する必要がない程度には後ろ盾があったのも確か
今はより意識が個人化してきたせいで、メンタルの弱さが際立ってしまっている
確か遺伝子と意識の関係の本をどっかで読んだ事があるな、思い出せん
とりあえずレスする前に読み返せよ
落とせよ
落とさないよ
ここまで消費したならむしろ立て直した方がいいだろ
落ちていなければ立てられないという概念を超える
きしょくわり
些細な意見の違いから殺しあいに発展しがちだったのか幕末クオリティ
取り締まり担当者すら同様だったのか、そいつらまで人斬り呼ばわりの時代。
それと比べたら、今は平和
そういうもんか
最近の子は現実でもネットでもお上品だから
意見のぶつけ合いってのになれてないのかなと思ってた
派閥争い怖いわぁ
あれ、ここって何のスレだったっけ
まあいいか
ここは発達障害達の憩いの場です
ここはブラン・エ・カルマ
いいえ
ここはエル・ア・カンタレ
保守
>>403
いや思いっきり口だししてるぞ、番外編
アイドルマミさんを提案したのは、なにを隠そう虚淵本人だし
ほむ
まさか残ってるとは
保守感謝
きたか!
さやか「………」
杏子「……っ」
あたしは、ほむらから聞いた話を全て杏子に話した。
杏子「お前、バカだろ?」
さやか「………うん。自覚はあるよ」
キュゥべえの言葉に流されただなんて、そんな言い訳じみたことは言わない。
だって、あたし、全部知ってたんだもん。
杏子「このソウルジェムが……あたしたち魔法少女の魂、ねぇ……」
さやか「信じられない?」
杏子「まぁ、にわかには信じられねぇかな」
さやか「はは……まぁ、確かにあたしも実際に見たわけじゃないし」
無理に信じてもらおうだなんて、そんなつもりはなかった。
さやか「でもさ。ひとつだけ、確かなことはあるよね?」
杏子「?」
さやか「こうして、あたしが契約したってことは……恭介の腕は、治ってるよね」
杏子「そりゃ、まぁ……でも、買いものと言うにはでかすぎるもんを払ってるんだぜ、お前?」
さやか「………わかってる」
やった、大勝利
ほっほ
杏子「甘いな。なんもわかってねぇよ、お前は」
さやか「………そうかもしれない、ね」
杏子「で?お前はこれからどうすんだ?」
さやか「………」
そうだ。もう、人間とは呼べない体になって。あたしは……これから、どうするつもりなんだろう?
さやか「………」
答えは、出てこなかった。ただ、恭介の腕が治るんなら。
あたしは、命を掛けてもいいって、そう思っただけだったんだ。
杏子「……なんも、考えてなかったか?」
さやか「ホント、バカみたい。何やってんだろ、あたし」
魔法少女になることなんて、正直言うと二の次だった。
恭介の腕を治す対価として、あたしは、あたしの魂を支払った。
ただ、それだけのつもりだった。
杏子「うし、わかった。今のお前、放っておけねぇ」
さやか「え?」
杏子「あたしたち魔法少女が絶望したら、魔女になるってんなら。今まさに絶望を迎えようとしてるお前を放っておくことはあたしには出来ねぇよ」
さやか「……杏子……」
さやさや
杏子「とりあえず、その坊やんとこ行くぞ」
さやか「恭介の、ところに?」
こんな体になって、恭介のところに?
さやか「一体、なんの意味があるってのさ?」
杏子「今でもあんたは、その坊やの事が好きか?」
さやか「っ……」
杏子「人間じゃなくっても、自分の想いを、伝える覚悟はあるか?」
さやか「それ、は……」
そんな覚悟は、無い。ほむらが言っていたことだ。
『あたしの幸せは、魔法少女の先にはない』
あたしは、それを、受け入れればいいのかな。
さやか「ううん。この気持ちは、もう、あたしの中に永遠にしまっておく」
杏子「なら、別れを言わなきゃな」
さやか「……どっちにしても、行くことには変わりないんだ」
杏子「当たり前だ。ほら、行くぞ」
そう言って、杏子は。あたしの手を引っ張って、立ちあがらせた。
>>430
それ何?
ほほっほほほしゅ
ほっしししし
病院の中、通い慣れた病室に辿りつく。
さやか「………」
杏子「何怖気づいてんだよ、さやか?」
さやか「……ありがと、杏子。優しいんだね、あんた」
杏子「礼を言われるようなことなんてなんもしてねぇよ。ほら、ドア開けろ」
杏子のひと押しを受けて、そのドアを開ける。
中では、恭介がいつものようにベッドに腰かけていた。
恭介「?」
ドアが開かれたことに気付いた恭介が、あたしたちに視線を向ける。
恭介「さやか?学校はどうしたの?」
さやか「っ……」
いつも通りだ。いつもの……恭介だ。
さやか「あ、あははっ!サボってお見舞いに来ちゃった!」
だから、あたしも。
いつも通りを装って、恭介に返事をした。
さやぁぁん……
恭介「サボりって……はは、どうしたのさ、さやか?」
さやか「な、なんかおかしかったかな?」
漠然とした質問にさえ、あたしの心臓が跳ねる。
恭介「そんなに、僕に会いたかったの?」
さやか「え、えっと……」
返答に詰まる。なんて答えたらいい?
会いたかったのかと聞かれれば。そんなのは当然だった。
でも……ダメだ、考えるのはやめよう。
恭介「今日は、友達も一緒なんだ?」
杏子「……」
恭介「こんにちは。名前、教えてもらってもいいかな?」
杏子「……佐倉杏子だ」
杏子も、無愛想ながら質問に答える。
そうして、あたしと恭介と杏子の三人で。
他愛も無い話を、続けた。
杏子「さやか。そろそろ行くぞ」
さやか「………うん」
まだ。もっと話したい。
だって、これが最後なんでしょ?
だったら。あと、少しだけ。
恭介「? これから、何か用事でもあるの?」
杏子「ああ、大事な用がな」
さやか「ゴメンね、恭介。もうちょっとゆっくりしたいんだけど……」
そうだ。ちょっとと言わず、ずっと。
ずっとこの時間が続いて欲しい。
恭介「……さやか?」
さやか「っ……」
恭介「どうしたの、さやか?なんだか……様子、おかしいよ?」
ああ。
恭介。
ありがとう。ゴメンね。好きだよ。
伝えたいことはたくさんあったけれど。どれも、言葉にすることは許されない。
今は、ただひと言だけ。
さやか「…………さよなら、恭介」
ほっしゃん
/\___/ヽ
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| 、_(o)_,: _(o)_, :::| うわぁ……
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\ /( [三] )ヽ ::/
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_| ̄|_ //ヽ\
| '|/ / ノ "´ ̄ ̄''''‐-...ノヽ
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ヽ-''" 7_// _/^ 、 `、
┌───┐ / / 、_(o)_,;j ヽ|
|┌─, .| /. - =-{_(o)
└┘ ノ ノ |/ ,r' / ̄''''‐-..,>
// { i' i _ `ヽ
 ̄フ i' l r' ,..二''ァ ,ノ
n / 彡 l /''"´ 〈/ /
ll _ > . 彡 ;: | ! i {
l| \ l 彡l ;. l | | !
|l トー-. !. ; |. | ,. -、,...、| :l
ll |彡 l ; l i i | l
ll iヾ 彡 l ;: l | { j {
|l { 彡|. ゝ ;:i' `''''ー‐-' }
. n. n. n l 彡 ::. \ ヽ、__ ノ
|! |! |! l彡| ::. `ー-`ニ''ブ
o o o l :. |
よし、上条さんを魔法少女にしようか
そげぶ
杏子「よかったのか?あんな別れ方で」
さやか「………」
あの後。唐突に別れを告げられた恭介は、なにがなんだかわからないと言った様子で。
そんな恭介を置いて、あたしと杏子は病院を後にした。
さやか「いいんだよ。これで」
あたしは、ただ恭介の腕が治ってくれればそれでいい。
後悔は……たくさんあるけど。それでも、なんだか清々しい気分だった。
杏子「……さやかが納得してんなら、あたしは口出しはしねぇけどさ」
さやか「……うん」
杏子「そしたら、次だな」
杏子は、懐からソウルジェムを取りだした。
淡い光を放っている。
さやか「………魔女の気配?」
杏子「ああ……マミの魔女、だ」
さやか「………」
そうか。放っておくわけにも、いかないもんね。
杏子「もう一人……お前の知り合いの、ほむらっつったか?そいつの気配はねぇけど……」
さやか「………とりあえず、マミさんのところにいこっか」
杏子「……そうだな」
杏子の後について、マミさんのマンションまでやってくる。
杏子「昨日から、移動してねぇのか……」
さやか「……ここ、に?」
杏子「そうだ。お前も、自分のソウルジェムを見てみろ」
ポケットから、あたしのソウルジェムを取りだす。
あたしのソウルジェムも、杏子同様の反応を示していた。
……いや、それ以上の光?
さやか「ねぇ、杏子……?」
杏子「なんだ?」
さやか「杏子のソウルジェムより……反応、強いような気がするんだけど?」
杏子「昨日、あたしは一度ここに来てマミと戦ってるからな。それからソウルジェムは浄化してねぇから、その時の穢れは取り除けてねぇんだ
多分、そのせいで反応が違うように見えるんだろ」
さやか「………」
なんだか、嫌な予感がした。
さやか「急ごう、杏子!」
杏子「あ、ちょっと待て、さやかっ!」
先に飛びこんだあたしを追うように、杏子も結界に入り込む。
ほむらちゃん!
魔女結界の中枢に辿りつく。
そこには、黄色い光を放つ小さな何か。赤い姿をした槍を持った何か。
黒い姿をした、腕に盾をつけた何か。
それと……………もう一体。
黒いオーラを纏った、禍々しい『何か』がいた。
さやか「………あの黒いオーラを纏ってるのが、マミさん?」
杏子「…………」
さやか「杏子?」
返答が無いことに不安を覚えたあたしは、杏子の顔を見る。
杏子「………なんだよ、あいつ……」
さやか「え……?」
杏子「昨日来た時はいなかったのに………っ!!」
杏子の視線が捉えているモノ。
それは、黒いオーラを纏った『何か』だった。
ホチャムラン!
マドカァー
やったねマミさん、お友達が増えたよ
ホムリリーちゃん古典的魔女可愛い!!!
杏子「さやかっ!!行くぞっ!!」
さやか「えっ!?う、うんっ!!」
槍を構えて突撃を仕掛ける杏子の後に続いて、あたしも魔女の前に躍り出る。
キャンデロロ「………ウフフフフ、アハハハハハハ」
あかいろさん「……」
くろいろさん「……」
??「――――」
あたしと杏子の姿を確認した『奴ら』は、それぞれ身構えた。
ただひとつ。黒いオーラの何かだけは、そこから微動だにしない。
杏子「てめぇらはどうでもいいっ!!おい、そこの黒い奴!!!」
??「――――」
杏子「なんだ、お前はっ!?昨日はいなかっただろっ!?」
??「――――」
黒いオーラの何かは、杏子の言葉にも全く反応しない。
杏子「ちっ……おい、聞けさやか」
さやか「な、何?」
ホムリリーってよく見たらデブってない?
杏子「あの黄色いちっこいのが、マミだ。赤い槍使いと、黒い盾持ちの奴は恐らくマミの使い魔」
さやか「え、じゃ、じゃああの黒いオーラの奴は!?」
??「――――」
杏子「なんだかよくわかんねぇけど……マミとは、恐らく全く別物の何かだ!気ぃつけろ、さやか!!何をしてくるかわかんねぇぞっ!!」
さやか「う、うんっ!」
杏子は右から、あたしは左から魔女たちを挟撃しようとする。
黄色い何か……マミさんはその場を動かない。
あたしの方には、赤い槍使いの使い魔が。
杏子の方には、黒の盾持ちの使い魔が。
それぞれ、襲って来た。
さやか「くっ……!」
手に持った剣を、不器用に横一線に薙ぐ。
赤い槍使いの使い魔は、そんなあたしの攻撃を、軽々といなしていた。
あかいろさん「……」
攻撃をいなした直後、その槍をあたしに向けて突きだしてくる。
さやか「っつ……!!!」
なんとか、その攻撃を剣で防ぎきる。
さやか「こんのぉっ……!」
剣を両手で持ち直し、態勢を整える。
あかいろさん「……」
使い魔は、すぐさま追撃をしてくる。
さやか「くっ……」
その攻撃を、すんでのところで回避。
しかしバランスを崩してしまった為、反撃を加えることは出来なかった。
あかいろさん「……」
さやか「まだまだっ…!」
杏子「がああああああぁぁぁぁぁっっ!!?」
さやか「っ!!?」
杏子の悲鳴が耳を貫いた。その一瞬の隙を突いて。
あかいろさん「……」
使い魔が、槍を主軸に回転し、あたしに渾身の蹴りを放ってくる。
回避は……間に合わなかった。
さやか「ぐぅぅぅううううあああぁぁぁっ…!!」
杏子とあたしは、結界の壁まで吹き飛ばされていた。
杏子「ぐぐぅっ……!!」
さやか「はぁっ……うぐっ……!」
脇腹にクリーンヒットしたせいで、しっかりと立ち上がることが出来ない。
杏子は杏子で、槍を支えにしてなんとか立ち上がれていると言った有様だった。
あかいろさん「……」
くろいろさん「……」
キャンデロロ「………アハハ」
魔女とその使い魔は、追撃を仕掛けてこない。
黒いオーラの何かが、そこで初めて動き始めた。
………マミさんに向かって。
さやか「な、にを……っ?」
よろよろと力なく立ち上がりながら、黒いオーラの何かの動きを見る。
そいつは、マミさんの前でその動きを止めた。
??「――――――」
キャンデロロ「アハハハハハ。ウフフフフ」
黒いのはなんなんだ?
小型のクリームさんじゃないよね?
ホムリリーだろ
杏子「……おい。まさか。やめろ」
さやか「杏、子……?」
あたしには、あいつが何をしようとしているのかが全く分からないが。
杏子には、何をしようとしているのか、わかっているようだった。
??「――――――――」
キャンデロロ「ウフフフフフフフフフフフ」
杏子「やめろっ……!!」
杏子が動こうとしたところで。赤い使い魔と黒い使い魔が、杏子の両腕を封じていた。
杏子「離せ、てめぇらっ……!!」
くろいろさん「……」
あかいろさん「……」
そいつは、手をマミさんに向けて伸ばしていた。
マミさんは逃げようとしない。
ホムリリーよく知らんのだがどういう魔女なんだ
そして、マミさんは。
黒い何かに、掴まれた。
杏子「やめろやめろやめろやめろっ……!!」
さやか「………え?」
マミさんを掴んだ黒い何かは。
マミさんを、その体内に取り込んでいた。
さやか「ま、マミ……さん……?」
杏子「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
ホムリリー「―――……アハハハ」
黒い何かは。小さな笑い声を放っていた。
取り込んだらどうなるんだろ?
おっぱい大きくなるんだよ
>>473
性質は背徳
魔神ブウか
結界が、晴れて行く。
マミさんが形成していた、結界が。
それと同時に、杏子の動きを止めていた二体の使い魔も、ゆっくりと消滅して行く。
杏子「てめぇぇぇぇぇえええええええええっっっ!!!!」
動けるようになった杏子は、黒い何かに向かって一直線に突撃していた。
ホムリリー「アハハハ……」
杏子「マミを返せぇぇぇぇええええっ!!」
激情に任せ、槍を大きく横に振り回した。
その攻撃は、そいつに届くことはなかった。
ホムリリー「アハハハハハハハハハ……」
黒い何かは、逃げて行く。
まるで、ここでの目的は果たしたと言わんばかりに。
杏子「待てこのヤロオオオオオオオオオ!!!」
逃げるそいつ目掛けて、槍を投擲する。
それが到達する前に、そいつは姿を消した。
もうホムリリーさんの電波っぷりに全然ついていけない
さやかちゃんもたじたじだよ
杏子ちゃんのソウルジェムは大丈夫なのだろうか
ストックがあればいいが
さやか「………」
あたしは、一部始終を見守ることしか出来ないでいた。
杏子「くそっ……くそぉぉぉぉぉっっ!!」
杏子の咆哮が、主のいない部屋に響き渡る。
さやか「杏子……何が、起きたの……?」
杏子「っ……マミは……あの黒い奴に取り込まれたんだ」
さやか「取り、込んだ?」
一体、なんの目的があって?
杏子「くそっ……せめて、あたしの手で楽にしてやろうと思ってたのに……ちくしょうっ……!!」
変身を解いた杏子は、脱力したかのようにその場に座り込んだ。
杏子の手から、ソウルジェムが転がり出て来る。
結界の中に入る前よりも、更に穢れが溜まっているようだった。
パリーン
さやか「ちょっと、杏子……」
杏子「………」
そのソウルジェム……そろそろ、ヤバいんじゃない?
そう言おうと思っても、言葉が出てこなかった。
杏子「……悪い、さやか。ちょっと、一人にしてくれ……」
さやか「………」
杏子「………頼む」
さやか「……わかったよ。でも、約束して、杏子」
杏子「………」
さやか「あたしの前から……黙って、いなくならないでよ?」
今のあたしの心の拠り所は、杏子しかいないんだから。
杏子「ああ……わかってる」
さやか「それじゃ……あたし、出てるね」
マミさんのマンションに杏子を一人残して、あたしはその場を後にした。
オフィっちゃう?オフィっちゃう?
~佐倉杏子~
杏子「………」
辺りが、静寂に包まれた。
マミの遺体は……結界と一緒に、消滅しちまったらしい。
杏子(マミ……)
助けることが出来なかった。それだけじゃない。
その魂を、救ってやることすら、出来なかった。
杏子「あの黒い奴……一体、何モンだ……?」
いや、何者だろうと関係ない。
マミを取り込んだあいつは、あたしが必ずこの手で倒す。
絶対に。……絶対にだっ!!
QB「やあ、杏子」
杏子「キュゥべえ?」
まただ。なんでこいつは、ひとりで考え事をしている時に限って邪魔をしにくるんだ。
QB「ここにいると言うことは、見たんだね?」
杏子「………何の話だよ」
QB「あのイレギュラーの魔女をさ」
杏子「イレギュラーの魔女……?」
やっぱり、あの黒い奴は魔女だったのか。
まぁ、それ以外には考えられねぇんだけど。
QB「あの魔女の正体。気にならないかい?」
杏子「……知ってんのか、あの魔女がなんなのか」
QB「もちろん。で?知りたいかい?」
杏子「………お前が知ってることを、全部話せ」
あの魔女のことを少しでも知れたら。弱点もわかるかもしれない。
QB「さやかから、暁美ほむらの話は聞いているかい?」
杏子「ああ。イレギュラーの魔法少女のことだろ。魔女になっ……―――」
まさか。
QB「……どうやら、僕の口から語るまでもないようだね?」
杏子「あの魔女は……そいつが魔女化した奴だってのか……?」
QB「うん、そうだよ。何を考えているのかはわからないけれど……」
杏子「………っ」
ホントに、なんなんだ。
あたしは、ほんの軽い気持ちで見滝原に来ただけだってーのに。
次から次へと、異常事態が起こりやがる。
QB「あの魔女は強力だ。キミとさやかが二人がかりでも、勝てるかどうかわからないね」
杏子「だったらなんだ?勝ち目がなくったって、あたしはマミの仇を取る為に、あいつと戦う」
そうだ。あいつが何者だろうが、あたしには関係ない。
あたしにとって、あいつは。ただの、マミの仇でしかない。
ほむらちゃん
QB「そうかい。まぁ、キミ達魔法少女は魔女と戦うことが宿命付けられているからね。僕も止めるつもりはないよ」
杏子「……もうお前に用はねぇ。消えな」
QB「やれやれ、仕方ないな」
キュゥべえの野郎、何しにここに現れやがった?
ただあたしに、情報を与える為に来ただけか?
杏子(……あいつが、そんなことをする奴かよ)
まぁ、キュゥべえのことなんてどうだっていい。
あたしの目的は決まった。
暁美ほむらの魔女。
あたしは、あいつを倒す。
杏子(………今は、とりあえず)
もう少しだけ、この部屋にいよう。
マミとの思い出が詰まった、この部屋に……。
ほんま、まどかさんは空気やでぇ
杏子さんホント散々だな
まどかって空気になるとなんか暗躍してそうで怖い
契約でまどか消滅、魔女化した身内復活とかありそう
~美樹さやか~
杏子をマミさんのマンションに置いて出て来たあたしは、学校へと来ていた。
さやか「………」
もう、あたしも日常に戻ることは出来ないし。
最後に、まどか達と別れを告げるのも、必要だよね。
時刻は、ちょうど帰りのホームルームのところだった。
教室のドアを開ける。
和子「? あれ、美樹さん?」
さやか「お、おはようございます」
なんと言ったらいいのかわからず、朝の挨拶をする。
まどか「さ、さやかちゃん……」
さやか「……」
席に着く。
和子「え、ええっと……美樹さんが来たけれど、帰りのHRももう終わり……なんだけど」
さやか「ああ、あたしのことはお構いなく」
和子「……美樹さんは、後で職員室に来るように。それじゃ、HR終わり!」
ほむらちゃん
HRが終わると、あたしの近くにはまどかと仁美が来ていた。
まどか「なにがあったの、さやかちゃん?学校に連絡は入ってないって話だし、ほむらちゃんもマミさんも学校には来てないし……」
仁美「何か、事件にでも巻き込まれましたの?」
さやか「……まぁ、色々とね」
こんなあたしを、心配してくれる人たちがいてくれるんだ。
ちょっと、嬉しいかな。
仁美「もう少しさやかさんとお話したいのですが……わたくし、今日もお稽古事があるので、行かなければなりませんの」
さやか「ん、あたしのことは気にしなくっていいよ」
仁美「……明日、ゆっくりとお話しましょう、さやかさん」
さやか「………」
返事は出来ない。だって、今日であたしが学校に来ることは、もうないんだもん。
さやか「……………仁美」
仁美「はい?」
さやか「………恭介のこと、よろしくね」
仁美「え?」
さやか「あたしから言いたいのは、そんだけ。ホラ、急がないと稽古事に遅刻するんじゃないの?」
仁美「………」
仁美は訝しげな顔をしていたが、結局何も言わずに教室を出て行った。
まどか「さやかちゃん……?上条くんをよろしく……って……?」
さやか「………」
まどかには、全てを話そう。
それが、あたしの役目だ。
さやか「まどか、時間、ある?」
まどか「え……?」
さやか「ちょっと、話したいことがあるんだ。屋上、行こう?」
まどか「う、うん……」
まどかは戸惑っているようだったが、頷いてくれた。
屋上に出て来る。
さやか「んーっ!風が気持ちいいねぇ!」
この屋上に来るのも、今日で終わりだと思うと名残り惜しかった。
まどか「それで、さやかちゃん。お話って……?」
さやか「………うん」
④
④
さやか「あたしさ、魔法少女になったんだ」
まどか「えっ!?」
さやか「ホラ、これ」
手のひらに乗っかっているソウルジェムを、まどかに見せる。
まどか「どうして……?」
さやか「まぁ……色々とあって、ね。それも、今から話すよ。全部、ね」
まどか「………」
昨日の夜から今までにあったことを、ひとつずつ話し始める。
ほむらの家を出た後のこと。
公園で、キュゥべえが現れて、そこで契約したこと。
マミさんとほむらが魔女化したこと。
新しい魔法少女が現れたこと。
恭介に別れを告げて来たこと。
明日からは、あたしも学校には出てこないこと。
まどか「……ほ、ほむらちゃん、が……?」
さやか「……うん。その辺りは、キュゥべえが詳しく知ってるかも、ね。キュゥべえ!聞いてるんなら出ておいで!」
QB「………」
白い獣が、姿を現した。
ほむらちゃん…
ほむらちゃんならサイコガンを手に入れたよ
さやか「ほむらが魔女化した、って言ってたよね?」
QB「ああ、そうだったね」
まどか「ど、どうしてほむらちゃんが……?」
QB「キミと分かれた後、すぐにだったよ」
まどか「わたしと……?」
その辺りの話は、あたしも初めて聞く。
あの後、まどかとほむらに一体なにがあったんだろう?
QB「ほむらが魔女となった姿は、さやかも既に一度見ているだろう?」
さやか「え?」
QB「あの黒い魔女のことさ」
さやか「………」
ああ。あの黒いのが、ほむらの魔女だったんだ。
まどか「も、もしかして、わたし、が……?」
QB「自分を責めるのはよくないよ、まどか。彼女は、彼女の絶望に飲み込まれた。ただ、それだけのことさ」
さやか「………」
よくもまぁ、ここまで口が回るものだ。関心してしまう。
…
ほむらちゃん……!!!
QB「それと、もうひとつ。巴マミの魔女は、暁美ほむらの魔女に取り込まれた」
まどか「そ……そん、な……」
さやか「まぁ、あたしが契約した一端がそれだしね」
マミさんが、恭介を助ける頼みの綱だった。
そのマミさんが魔女になっちゃったからこそ、あたしは契約に踏み切った、とも言える。
QB「暁美ほむらの魔女は強い。さやかと杏子では、勝てるかどうかわからない」
さやか「………」
まどか「……わ、わたしは……」
QB「まどか。キミが契約してくれれば、きっと暁美ほむらの魔女を倒すことが出来ると思うよ?」
こいつは、まどかまでをも魔法少女の宿命に巻き込むつもりなのか。
まどか「………」
QB「キミが契約しなければ、さやかも杏子も死んでしまうよ?」
さやか「まどか、やめときなって」
まどか「さ、さやかちゃん……?」
魔法少女なんて。ならなくて済むのなら、ならないに越したことはない。
さやか「ほむらのお願い、忘れたわけじゃないでしょ?」
まどか「っ……」
(´・ω・`)
さやか「まぁ、もうそのほむらはいないし。自身の魂を対価にしてまでなりたいって言うんなら、止めはしないけど」
まどか「さやかちゃんは……怖くないの?」
さやか「んー、どうだろ。もう、色々と吹っ切れたって感じかな」
例え人間じゃなくなったって言っても。
今のあたしには、杏子がいるし。
さやか「怖いか怖くないかって言われたらちょっと困るけど。もういいかな、って気はするかな」
まどか「………」
QB「僕も、今すぐとは言わないよ。でも、決意が固まったなら、いつでも呼んでくれ。キミが呼んでくれれば、僕はどこにでも姿を現すからね」
キュゥべえはそれだけ言い残すと、屋上から飛び降りてこの場を去った。
まどか「………」
さやか「ま、そういうこと」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「そんじゃ、あたしは杏子のところに帰ろうかな」
今のあたしの居場所は、杏子の隣だ。
まどか「わ、わたしも、その、杏子ちゃんに、会いたい……」
さやか「……別に構わないけど」
まどかを連れだって、あたしは学校を後にする。
まどか「さやかちゃん、職員室に行かなくってよかったの……?」
さやか「いーのいーの。もう学校には行かないんだしね」
学校からマミさんのマンションへ向かう。
まどか「ねぇ、どこに行くの?」
さやか「杏子のところだよ。多分、まだマミさんのマンションにいると思うから」
まどか「………」
まどかを連れて、道を歩く。
と、向こうから、杏子が歩いて来るのが見えた。
さやか「あ、杏子ーっ!」
ブンブンと手を振りながら、杏子の名前を呼ぶ。
杏子「………」
さやか「……?」
だが、反応がなかった。
もうオフィーリアになってないだろうな・・・
そういやソウルジェム浄化してないな
うわあああああ
あー
この状況で杏子魔女化したらさやかも貰い魔女してまう・・・
さやか「ちょっと、杏子っ?」
近くまで歩み寄り、その名前を呼ぶ。
杏子「……え?あ、あぁ……さやかか……」
さやか「どうしたのさ、杏子?ボーっとしてるなんて。らしくないじゃん」
杏子「あの魔女の気配を、ずっと探してんだ」
さやか「……」
黒い魔女。ほむらの魔女。
さやか「……………ちょっと、杏子……そ、それ……」
杏子の手のひらを見る。
そこには、すっかり穢れ切ったソウルジェムがあった。
杏子「まだだ、まだあたしは……」
さやか「杏子っ!しっかりしてよっ!!」
肩を掴んで、激しく揺さぶる。杏子の眼には……もう、正気が宿っていないようだった。
いいね
杏子「あいつだけは、絶対に許さねぇ……例えこの体がやられようが、呪い殺してやるんだ……」
さやか「魔女になっちゃダメだよ、杏子っ!!言ったよね、あたしの前からいなくならないでって!!」
うわごとのように呟いていた。
まどか「こ、この子が杏子ちゃん……?」
杏子「なんだてめぇは……あたしの前に立つんじゃねぇよ……」
まどか「え、え……?」
さやか「杏子ぉっ……!」
まどかに向けて伸ばした手を、掴む。その手には、ものすごい力が加わっていた。
杏子「さやか、離せ……あたしとさやかの行く道を遮る奴は、誰であろうと許さない……っ!!」
さやか「この子は敵じゃないよ、杏子っ!!」
必死に杏子に呼び掛ける。
杏子「……さやかがそう言うんなら……信じてやる……」
そう言って、手からゆっくりと力を抜いて行く。
おかしいな、バッドエンド以外思いつかない
杏子「っ!!」
さやか「えっ……?」
不意に、魔女の気配が訪れた。
杏子「この反応っ……奴だっ!!!」
さやか「あっ、ちょっと杏子っ!?」
杏子は、あたしの手を振り切って、駈け出した。
まどか「さやかちゃん!?杏子ちゃん、一体どうしちゃったの!?」
さやか「まどか、話は後!杏子の後を追わなきゃ……!」
杏子が先頭を走り、あたしがその後に続く。
まどかも一生懸命追ってきているようだったが、あたしたち魔法少女の脚力についてこれるはずも無く。
あたしたちとまどかの距離は、だんだんと離れて行く。
さやか「杏子っ!この魔女って、やっぱりそうなの!?」
杏子「間違いねぇ!!あたしの勘がそう言ってやがるんだ!!」
あたしは走りながら、杏子の手に握られているソウルジェムを注視する。
穢れが、更に蓄積されて行っているように見えた。
さやか(まずい、そのままじゃまずいよ杏子っ……!)
ソウルジェム未浄化+憎悪で魔女化が進むな……
たまにはバッドエンドもいいじゃん。
何だかんだで完全なバットの話ってあんまないし。
人
( )
┌:‐┐
`|...|´
/i´Y´`ヽ
ハ7'´ ̄`ヽ.
∧,,∧リノ(! ゚ ヮ゚ノリ
/ο ・ )Oニ)<;;>
/ ノ lミliii|(ヾゝ
(o_o,イ__ヽ´|(__) ノ~⌒)彡 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
ノllllllllヽ| | ̄ノl ノ
/ /~ヽ ノ'''''''~ヽヽ\ヽ_
ヽニフ|_| (_/ ヽノ
(_ヽ
着いた先。
そこは、町外れの廃工場だった。
廃工場の中へ向けて、ソウルジェムは強烈な反応を示していた。
杏子「ぶっ潰してやる……!!」
杏子は走るのをやめ、ゆっくりと歩いて行く。
さやか「杏子、落ち着いて……」
杏子「落ち着いてられるか……!!マミの仇が、そこにいるんだ……ぜってぇ逃がさねぇ……!!」
歩きながら、魔法少女の姿へと変身する。
手には、槍を構えて。
さやか(………ダメ、杏子……)
杏子の後に続いて、廃工場の中に入る。
そこには、見覚えのある魔女の姿があった。
ホムリリー「…………………アハ」
魔女は、あたしたちの姿を確認すると。
短い笑い声を放った。
,.ィ
/:/,. -― 、
r==二=ュ、r-!〃-‐=‐- ..,_ ,..,_
`,.ニ‐: : : ̄//:`:ヾ、三三三=、 // / 〉、 _,..,..,..,..,..,_
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,.': ; : : : : ∧.: : : : : : : : : :∨: : : !: : '; :ヾ=-、 ヽ __ l,. - 、 ) -<彡=‐'", '´
/: : !: : :,: :,' '; :ト、: : :.!: : : : :',: : : :!: : :i : : !ヽ ム- 、´ ヽ ) ,.イ,. -‐''´
/ィ: : i:_:_/!:.! ';.!-',:‐:.!ヾ: : : :i : : : !: : l: : :!.: :ヽ. i ! __,..' イ=/!
' ! : !:.!∨`l:! l! ヾ:! ト; : :!: : : :!: : ト; /: : : :∨ ',.. -‐ ''7 ニニ= ' /
l : トリ__ ____ !: :!-、:./ : /:'´: : : : : :l‐ '´ ,{、 __,.. ‐ ´
'、:.'、 l::::::l l::::::::l !:/r= !: :,イl : : : : : : :/ _,.. ‐'´ , '´
__ヾム `¨ ` ¨´/' !ノ:,.イ: ;!: : : : : /‐'' ´ _,. ‐'´
,.イ=‐ 八 ` ,ィ=‐イ: : :{: : ;.ィ /__,.. -‐' ´
ゞ!、ュuuu> - _,. -< {: : : !r:' : : i
__,..ィニ三三三k、,.ィゞ=ニl!:ゞ: :.ゝ-'ィ
,. -―‐ 、三ニ‐ '"´ ` ー‐ '´
ゝ'uuuu''"´
つ④
~佐倉杏子~
杏子「っ……見つけたぞ、このやろおおおおおおおおお!!」
魔女の姿を確認した。
マミをその身に取り込んだ、忌々しい姿をした黒い魔女。
それと同時に、地面に槍を突きたてる。
杏子「速効だ!!」
辺りが地響きで揺れる。
突き立てた槍は、そのサイズを変えて魔女周辺の地面から次々と姿を現す。
ホムリリー「……アハハハ」
魔女は、その攻撃をいとも容易く回避していた。
杏子「まだだっ!!」
右手で地面に突き立てた槍を持ちながら、左手にもう一本槍を出現させる。
それを巨大化させ、魔女目掛けて放り投げる。
右手で地面に突き立てた槍を持ちながら、左手にもう一本槍を出現させる。
それを巨大化させ、魔女目掛けて放り投げる。
性的な意味で
ほむらちゃん
ホムリリー「……アハハ」
その槍を、魔女は受け止めていた。
杏子「んなっ……!?」
ホムリリー「アハハハハハハ」
受け止めた槍を、投げ返してくる。
杏子「ちぃっ……!」
間一髪、その槍を回避する。
さやか「杏子!そのまましゃがんでっ!!」
杏子「さやかっ!?」
言われるままに、しゃがみこむ。
と、あたしの頭の上を無数の何かが通りすぎる気配がした。
ホムリリー「アハハハ」
前方を確認する。無数の剣が、舞っていた。
魔女はそれら全ての剣をも、弾き飛ばしていた。
ホムリリー「アハハハハハ」
全ての剣を弾き落とした魔女は、両手を大きく広げていた。
さやか「っ!?な、何を……!?」
杏子「………!!」
魔女の周辺に、禍々しい気配が散乱し始める。
ホムリリー「……アハハ」
そして、両手をあたしたちの方に倒した。
まるで、何者かに『行け』と命じるかのように。
それを合図にして、無数の禍々しい気配があたしたちに迫る。
杏子「さやか、避けろ!!」
さやか「っ……!!」
あれは、強大な魔力の塊だ。
例えるなら、エネルギー弾のようなもの。
それを、あたしたちに向けて放ち続ける。
ホムリリー「………」
さやか「くっ……うぐぅっ!?」
杏子「さやかっ!!?」
無数のエネルギー弾のひとつを、さやかはモロに食らっていた。
さやか「うく……くそっ……」
壁に叩きつけられたさやかは、そのまま気を失った」
ホムリリー「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」
杏子「…………何がおかしいんだ、てめぇ……」
ホムリリー「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!」
あたしの呟きなど意にも解せず。
魔女は、腹の立つ笑い声を放ち続ける。
杏子「……うあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」
堪忍袋の緒が切れた。
もう、ダメだ。
あたしがどうなろうと、こいつだけは生かしちゃおかねぇ。
あたしの胸元で、ピシリ、という音が響いた。
ははは。これで『対等』だな、この野郎。
うあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!
あばばばばば
うわあああああああ
ほむらちゃんが楽しそうに笑ってて何より…(´・ω・`)
ほむらの魔女だけネーミングが酷いよな
ほむらちゃん?
自分で名乗ったんじゃ
~美樹さやか~
さやか「……う……」
意識を取り戻し、辺りを確認する。
さやか「……あれ……ここ、は……?」
あたしは確か、廃工場で杏子と一緒にほむらの魔女と戦っていたはず。
でも、今いる場所は、廃工場じゃなかった。
現実離れした空間。
さやか(……もしかして、魔女の結界……?)
ほむらの魔女が、結界を展開したのだろうか。
思考を巡らしていると、少し遠くで轟音が響いた。
さやか(……杏子……まだ、戦ってるの?)
音の出所へ向けて、歩きだす。
さあどちらが勝つ
さやか「…………なに、これ……」
結界の中枢と思われるところに到達する。
そこでは、ほむらの魔女が何者かと戦っていた。
馬に乗った、赤い魔女。
それも、一体じゃない。全部で三体。
その周辺には、何かの破片が散乱している。
さやか「杏子……どこにいるの……?」
魔女同士の戦いを気にせず、杏子の姿を探す。
いない。
どこにもいない。
どこに行ったの、杏子。
あたしを置いて、いなくならないでって言ったよね?
さやか「杏子……杏子ぉ……」
杏子の名前をうわ言のように呟きながら。
魔女の周りを歩き続ける。
ほむらちゃん
ほむらちゃぁあん
さやかも魔女化しちゃう
oh・・・
ホムリリー「アハハハハ」
オフィーリア「グオオオオオアアアア!!」
魔女の激しい攻撃同士がぶつかり合う。
それによって、周囲に鼓膜が破れるんじゃないかと言う程の轟音が響く。
それでも、あたしは意に介さない。
だって。杏子がいない。
杏子がいなきゃ。あたしはもう自分を保てなくなるよ。
どこ。杏子。
早くあたしにその姿を見せて、あたしを安心させてよ。
さやか「………」
とうとう魔女の周りを、一週してしまう。
でも、杏子の姿は確認出来なかった。
いや、まだ。
一箇所だけ、探してない場所がある。
魔女たちの足元。でも、そこは。
そこに杏子の姿を確認してしまったら。
あたしも、後戻り出来なくなってしまう。
取り込まれたキャンデロロってどうなったんだろ?
恐る恐る、魔女の姿を真正面に捉える。
ホムリリー「アハハハ」
オフィーリア「グアアッ!?」
ほむらの魔女が、馬に乗った魔女のウチ二体を吹き飛ばしていた。
あの二体は、多分、幻覚だ。
一体だけ、未だにほむらの魔女に攻撃を繰り出し続けていた。
さやか「………」
馬に乗った魔女の足元を、やはり恐る恐る見下ろす。
そこには。
ある意味、あって当然のモノがあった。
さやか「…………………杏……………子…………………」
杏子が。倒れていた。
その胸元には………―――ソウルジェムが、無かった。
さやか魔女化キター⁈
キャンデロロって装備できる魔女なんだよな?
ホムリリーが強化されたりしないよな
怪獣大戦争
砲撃の雨が降る
このホムリリーどこまで進化するんだw
さやか「杏子おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっ!!」
腹の底から、声を張り上げる。
さやか「どけよ、お前らあああああああああああ!!!」
あたしの叫びが届いたのか。
馬に乗った魔女が、ほむらの魔女を掴んでその場から跳躍して離れる。
さやか「杏子、杏子、杏子おおおおお!!!」
倒れ込んでいる杏子に駆け寄る。
胸元をもう一度確認する。
やはり、ソウルジェムは無かった。
さやか「嘘でしょ、嘘だよね、杏子……どうして……っ!!」
杏子の体を抱き上げる。
腕も、首も、力無くだらんとぶら下がった。
さやか「杏子、そんなぁ………っ!」
もう、ダメだ。何もかも、終わってしまった。
もう、ダメだ。あたしのことを気に掛けてくれた杏子がいなくなってしまった。
もう、ダメだ。あたしは、もうこの世界にはいらなくなってしまったんだ。
ダメだ。ダメだ。ダメだ。
さやか「う、うううううううぅぅぅぁぁぁぁあああああ………」
あたしのお腹の辺りから、嫌な感触が広がってくる。
そこには、あたしのソウルジェムがあったハズ。
ああ、そうか。
魔法少女は、絶望したら魔女になっちゃうんだったっけ。
そしたら、杏子も。
マミさんやほむらと一緒で、絶望して魔女になっちゃったのかな。
さやか「………」
あたしから一定の距離を置いて、ほむらの魔女と……―――杏子の魔女が、戦いを続けていた。
さやか「杏子……あたしがやられたって思って、怒ってくれたの?」
大丈夫だよ。あたしはまだ生きてる。
でも、それも、もう、終わり、かもね。
杏子、付き合うよ。
どこまでも、どこまでも―――
ホムリリィパネェ
さやかちゃん、出会って間もないあんこちゃんを好きになりすぎだろww
素晴らしい連鎖だな
ここにまどか来たら手が付けられなくなるな
何このバッドエンドオンリーなss
~鹿目まどか~
まどか「はぁ、はぁ……」
さやかちゃんと杏子ちゃんを見失っても、わたしは走り続けていた。
そして、辿りついた先。
そこは、廃工場だった。
まどか「さ、さやかちゃん……杏子ちゃん……?」
恐る恐る、二人の名を呼ぶ。
当然の様に、返事は無い。
まどか「どこにいるの……?」
それでも、わたしは呼び続けるしか出来ない。
QB「まどか」
まどか「! キュゥべえ……?」
QB「さやかと杏子なら、結界の中でほむらの魔女と戦っているよ」
まどか「結界の中……?」
QB「特別だ、連れて行ってあげるよ。三人のところまで」
キュゥべえが、わたしの前を歩いて行く。
わたしは、その後を追った。
このホムリリーたくさんの魔女を取込んでワル夜殺す気か
>>562
あのさぁ…
>>563
Another…
>>562
お前・・・
3人取り込めばまどっち契約しなくても勝てるのか?
ここまで来るとワルプルギスとかどうでもいい気がする
スマンかった
怪獣大戦争みたいになってきたな
キュゥべえの連れられて、魔女結界の中に入る。
……初めて入った時の魔女結界とは違う。
光景が違うのは、当然だった。
それ以上に、静かすぎるのだ。
QB「結界の中枢は、向こうだね」
まどか「………」
QB「行ってみるかい?」
まどか「……うん」
QB「万が一ってこともある。僕も一緒に行くよ。いざとなれば、すぐにでも契約出来るように準備もしておくよ」
キュゥべえと並んで、魔女結界の中枢を目指して歩いて行く。
やはり、静かだ。
この結界は……ほむらちゃんの魔女の結界、なのかな?
ふと、わたしとキュゥべえの前に、一体の使い魔が現れた。
クラリッサ「………」
まどか「……あ、あの……」
何故かはわからなかったが、敵対する意思は感じられなかった。
その使い魔は黙って、わたしの前を歩き始めた。
QB「どうやら、案内してくれるようだね。厚意に甘えることにしようか」
まどか「う、うん……」
oh…
ほむらちゃん
よく見たら俺も展開先読みしちゃってるな
すまん作者
ほむ…
使い魔の後に続いて、結界の中を進んでいく。
また、新しい使い魔が現れた。
先導役「……」
まどか「あなたも……案内してくれるの?」
先導役「……」
やはり黙ったまま、最初の使い魔の隣に並んで歩いて行く。
QB「ふむ……珍しいこともあるものだね」
まどか「………」
そうして、結界の中枢に辿りついた。
まどか「……………」
状況が、把握出来なかった。
QB「あの黒い魔女が、ほむらの魔女だ」
まどか「………ほむらちゃん……」
中枢に辿りついたところで、二体の使い魔はいつの間にか姿を消していた。
防ごうが防がなかろうが
永遠にマドカと会えるわけだしな
ほむらちゃん………
ホムリリー「アハハハハハハハハハハハ」
オフィーリア「グアアアアアアアア!!!」
オクタヴィア「オオオオオオオオオ!!!」
ほむらちゃんの魔女を、二体の魔女が挟撃していた。
まどか「ねぇ、キュゥべえ……さやかちゃんと杏子ちゃんは……?」
QB「何を言っているんだい?ホラ、あそこにいるじゃないか、二人とも」
まどか「……………」
そうだ。理解は出来ているはずなのに。
なんで、わたしはそんなわかりきったことをキュゥべえに聞いたんだろう?
答えは簡単だった。わたしの心が、それを受け入れようとしなかっただけ。
QB「あの馬に乗った赤い魔女が、佐倉杏子の魔女。人魚の姿をした魔女が、美樹さやかの魔女だよ」
まどか「………そんな……こんなのってないよ……」
それじゃ、この光景は。
ほむらちゃんを、さやかちゃんと杏子ちゃんが攻撃してるってことになる。
まどか「ねぇ、キュゥべえ……どうにかならないの……?三人とも、可哀想だよ……」
QB「……どうにかならないこともないけれどね」
想像したらえらい地獄絵図だ
今更だけど
ほむらちゃん!!!!
オクタヴィアちゃんとオフィーリアちゃん二人相手に互角?に戦うほむリリィさんぱねぇ
魔女3体がバトルだもんなぁ
しかも挟撃してる2体はガチで殺す気満々だし
これはまどかがクズ
マミさん吸収してるから強化されてるんだろ>リリー
>>581
キャンデロロ取り込んでるからその分、強くなってるんだろ
可哀想ってww
まどか「………」
QB「キミが願えばいいんだよ。三人を、元の人間に戻してくれ、って」
こんな時でも。キュゥべえは、契約の話を持ち出すんだ。
これだってわかりきったことだ。
QB「さあ、どうする?キミが願えば、今すぐにでもそれは叶えられるよ」
まどか「………………」
どうするか、なんて。そんなの、決まってる。
まどか「キュゥべえ、わたしは……」
そこまで言ったところで。キュゥべえの体が、跡形も無く吹き飛んだ。
ホムリリー「―――」
オフィーリア「ガアアアアアアア!!」
オクタヴィア「オオオオオオアアアアアアア!!」
常に笑い声を上げていたほむらちゃんの魔女が。
その時だけは笑い声を発さずに、さやかちゃんの魔女と杏子ちゃんの魔女の攻撃も気にせずに。
わたしの方に、向き直っていた。
あぁ、そういやキャンデロロさん九州してたな
まどかに責任があるとはいわねぇけど、もうちょっとまどかは色々考えた方がいい
キャンデロロが出てきてほむほむに装着したら熱いな
ホムゥ…
魔女になっても原初の想いは消えず……
過去の貴方の約束を守るために今まで戦い続けてきたわ
え?でもそれ今の私と関係ないよね?私は私のやりたいようにやるよ?
これはひどい
完全体アームズのくれてやる連発思い出した
ほむほむ…
まどか「………ほむらちゃん……」
ホムリリー「―――……アハハハ」
再び二人の攻撃に対応を始めた時には、また笑い声を発していた。
まどか「……………」
どうして、こんなことになっちゃったんだろう。
全部、わたしが悪いのかな。
わたしが、ほむらちゃんのお願いに頷くことが出来なかったから。
でも、それでもほむらちゃんは。
あんな姿になっても、まだわたしの契約を阻止するって意思だけは、残ってるんだ。
オクタヴィア「オオオオオオ―――!?」
オフィーリア「グオオオオオオ―――!?」
ホムリリー「アハハハハハハハハハ…………」
ほむらちゃんの魔女が、両手で二体の魔女を掴んだ。
そして、手から波動のようなものを放って、二体を吹き飛ばす。
オクタヴィア「オオ……オオオオ……」
オフィーリア「グ……ガ……」
ホムリリー「……………アハ」
ホム百合とか自虐かよ
>>593
好感度稼がずにいきなり告白するからそうなる
まあ好感度稼いだら稼いだで勝手に契約しそうだが
ホムリリー強過ぎだろ
魔女2体分の強さとはいえ1対2で圧倒するかよ
まどっちって本当面倒な子
面倒だから主人公って見方もあるか
ほむらちゃん…
まぁマミさん吸収してるから。吸収したのがさやかちゃんだったら二対一はきつかっただろうけど
全力でほ
ほむらちゃんが、ゆっくりと、杏子ちゃんに近づいて行く。
ホムリリー「………アハハハ」
オフィーリア「グ……ガアアアア!!」
手に持った槍を、ブンブンと振り回す。
しかし、力の籠らないその攻撃は、ほむらちゃんに軽く見切られていた。
ホムリリー「アハハハハハハハハハハ」
オフィーリア「ガガガ……グオオオオオ……」
右手で槍を捕まえて、左手で杏子ちゃんを持ちあげる。
ホムリリー「………アハハハハハ………」
オフィーリア「グガガガガアアアアアア……オオオオオ……」
オクタヴィア「オオオオオオオオオオ!!」
ようやく態勢を整えたさやかちゃんが、車輪を召喚して背を見せているほむらちゃんに攻撃を仕掛けた。
攻撃は全て命中。しかし、ほむらちゃんは怯まなかった。
キャンデロロって下半身デブだよね
それはつまり…。
ほむら「もうまどかなんてどうでもいい」
まどか「私、契約する!」
ほむら「ふん!」
QB「がはっ」
なんというツンデレ
一見地獄絵図だがほむリリィのマントみたいなのにもしもポケットのようなものがあって
キャンデロロちゃんがそこにinしてくつろいでいたらかなり可愛く見えないかね
デブじゃねぇよ俺のお嫁さんだよ!
ラブラブだよ!
杏子ちゃんのオナホに決まってんだろヴォケ
ほむらちゃん
まどポじゃオフィーリアもオクタも攻撃力が半端ないんだよな
キャンデロロはひたすら弱かったけど
しかしキャンデロロだけ迫力なさすぎだよな
小心なマミさんらしいっちゃらしいが
ホムリリー「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」
オフィーリア「グギ……ギャアアアアアアアアア……」
何が起こっているのか、理解が出来なかった。
ほむらちゃんが、杏子ちゃんを……取り込んでいる?
ホムリリー「……アハハハ……アハハハハハハ………」
オフィーリア「ギャアアアアアアアアオオオオオオオオオオオ………」
オクタヴィア「オオオオオオオオ!!!」
さやかちゃんはめげずに攻撃を続ける。
それでもほむらちゃんは気にする事はなかった。
少しずつ、杏子ちゃんがほむらちゃんの体内に飲み込まれて行く。
オフィーリア「オオオオオオ…………ガアアアアアアアア………―――」
やがて。その全てが、飲み込まれた。
ホムリリー「………………キャハハ」
オクタヴィア「オオオオオオオオオアアアアアアアアア!!!!!」
攻撃しながらもその光景を見ていたさやかちゃんは、激しい咆哮を上げた。
やだーもうゼッケンドルフさやかちゃんに勝ち目ないじゃないですかー
なぜか藤田和日郎の絵で再生される
オクタヴィア「オオオオオオオオオオオオオオアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
ホムリリー「キャハハハハ……」
さやかちゃんが、杏子ちゃんをも取り込んだほむらちゃんに突撃を仕掛ける。
周囲には、尚も車輪を召喚して。
オクタヴィア「アアアアア!!」
剣を、力任せに振り下ろす。
それと同時に、召喚されていた多数の車輪もほむらちゃんに向かって飛んでいく。
ホムリリー「キャハ……キャハハハハハ………」
ほむらちゃんは右手でさやかちゃんの剣を受け止め、左手で多数の車輪の全てをいなしていた。
………力の差は、歴然としていた。
ホムリリー「キャハハハ」
オクタヴィア「オ……オオオオオオ……」
ほむらちゃんの攻撃で、さやかちゃんは再度壁に叩きつけられた。
千と千尋のカオナシが脳裏に浮かんでしょうがない
ホムリリー無限強化恐ろしす
ほむらちゃん
ほむほむ
ホムリリー「キャハハハ……キャハハハハハハハハハハハ……」
ゆらりゆらり、ゆっくりゆっくりと。
ほむらちゃんは、倒れ込んでいるさやかちゃんに近づいて行く。
オクタヴィア「オオ……アアアア!!」
態勢を崩されながらも、手に持った剣を横一線に薙ぐ。
その剣を。ほむらちゃんは、根元から叩き折っていた。
ホムリリー「………キャハハ」
オクタヴィア「………オオオ……」
戦意を喪失したのか。
さやかちゃんは、抵抗をやめた。
ほむらちゃんはそんなさやかちゃんの腕を掴み、容赦なく吊るしあげる。
ホムリリー「キャハハハハハハハハハハハ」
オクタヴィア「………」
さやかちゃんも、少しずつほむらちゃんの体に飲み込まれて行く。
ホムリリー「………キャハハ」
オクタヴィア「……―――」
とうとう、さやかちゃんもほむらちゃんに取り込まれた。
取り込んだのがマミと杏子という魔法少女の中でも強力な二人だから力の上昇率がハンパないんだろうな
高火力とはいえオクタヴィア1体じゃ分が悪いか
あぁこの感じどこかで懐かしいと思ったらだな
DBのセル編だそうに違いない
そもそもホムリリィの素の強さ自体未知数だ
何となく直接戦闘は得意そうではないけど
魔女杏子と魔女ほむほむのビジュアルがいまいち思い浮かばない
>>625
まどポやりなさいよ
べジータ「チクショウ、魔法少女に、魔法少女にさえなれば!」
>>562
前ワルプルギスはほむらが魔女化したものだ
という説を思い出した。
ふむ
魔女同士の戦いが、終わった。
勝者は、ほむらちゃんの魔女。
QB「………決着が、ついたようだね」
まどか「……キュゥべえ……」
QB「残念だけれど……今となっては、手遅れだよ、まどか。取り込まれた二人までをも元の人間に戻すのは、キミの祈りでも不可能だ」
まどか「そんな……酷い……酷いよほむらちゃん……」
もう、言葉も理解できないであろうほむらちゃんの魔女に、非難の言葉を浴びせる。
ホムリリー「………キャハハハ……アハハハハハハハハハハハハハハ!!キャハハハハハハハ!!」
何がおかしいのか、ほむらちゃんの魔女は甲高い笑い声を絶え間なく発し続ける。
そして、今度はわたしの方に向かって、ゆっくりと近づいて来る。
QB「……まどか。もうさやかと杏子を助けることは出来ないけれど。この魔女を放っておいたら、たくさんの人間が殺されてしまうよ」
まどか「………グス……ヒック……」
QB「そうなる前に、ここであの魔女をどうにかすべきじゃないのかい?」
まどか「………」
QB「さあ、まどか、決断するんだ。魔法少女となって―――」
ホムリリー「――――――」
もう一度。キュゥべえの体を、ほむらちゃんの魔女が吹き飛ばした。
このまどかはドラゴンボールを探しに行って尻尾の生えた少年に出会う
魔女を殺す魔女、カウンターがいてもいいじゃない
ひどいのはてめぇだよ
ウェヒガール
相変わらずぶち殺されるQB
QB「僕が死んでも替わりはいるからね」
ほむらちゃん
そうか、契約する必要は無いな
ホムリリー「………」
まどか「……ほむら、ちゃん……?」
ほむらちゃんの魔女が、わたしの目の前まで来る。
そしてその手を、伸ばしてきた。
ホムリリー『………ツギハアナタヨ、マドカ』
まどか「っ……!?」
頭の中に、声が響いて来る。
これは……ほむらちゃんの声?
ホムリリー『コウスレバ、アナタヲマモルコトガデキルワネ』
まどか「何を言ってるの、ほむらちゃん……?」
ホムリリー『カンタンナコトジャナイ。ワタシ、ナニヲタメラッテイタノカシラ』
怖い。ほむらちゃんが何を考えているのかがわからない。
ホムリリー『イクラアナタガツヨイソシツヲモッテイヨウト、インキュベータートケイヤクサセナケレバ、タダノムリョクナショウジョネ、マドカ』
まどか「………」
酷い酷い言って泣いてる暇があったら、さっさと何かしら動けばいいのに
願いが決まったら契約するから約束はできない(キリッ とか言っといて、なんだこいつ
そういや某所に魔女を倒す魔女のSSがあったな
アレは「救い」が主題だったけど
エンディングが見えた!
お腹痛い
QB吹っ飛ばしたのは敵が増えるのを恐れていただけなのか・・・
ホムリリー『サア、ワタシトイッショニ、シガンヲタビシマショウ』
まどか「嫌、嫌だよ、ほむらちゃん……正気に戻ってよ……」
ほむらちゃんの手が、わたしの体を掴む。
ホムリリー『アナタノイウコトナンテ、ワタシニハカンケイナイワ』
まどか「ほ、ほむらちゃん……っ?」
ホムリリー『モウイヤダワマドカナンテドウデモイイ』
それは、ほむらちゃんが自身に言い聞かせているような言葉だった。
ホムリリー『ダッテ、ワタシトヒトツにナッテシマエバ、アナタニハモウドウシヨウモナイモノネ?』
まどか「………」
ホムリリー『サア、コレデワタシノサイショノタビハオワリ。コレカラ、アタラシイタビガハジマルワ。イツマデモイッショヨ、マドカ……』
わたしの体も、少しずつほむらちゃんの体に沈んでいく。
抵抗出来ない。決して強い力で握りしめられているわけではないのに、体が言うことを聞いてくれない。
ホムリリー『……アナタハ、ホカノヒトタチトハベツ。ワタシノカラダのチュウスウデ、イツマデモ、ドコマデモイキマショウ、マドカ』
そうして、わたしの世界は闇に閉ざされた。
ほむらちゃん
どうでもいいと言いつつ中枢に置いちゃうほむほむカワイイ
ほむらちゃんほむらちゃん
ホムリリー「キャハハ……アハハハ……」
まどかをも取り込んだほむらの魔女は、その姿を変えていく。
体は大きく。姿は逆さまに。
笑い声を放つ、災厄を招く強大な魔女へと。
????????「アハハハハハ……キャハハハハハハハ……」
姿を変えながら、その魔女は宙へと浮かんでいく。
そして、かつての魔法少女の能力であった、時間遡行の魔法を発動する。
QB「………そういうこと、だったのか」
全てを理解したインキュベーターが、納得したように呟いた。
QB「時を操る魔法を使える魔法少女なんて、今まで生まれたことがなかったから考えたこともなかった。
今、こうして眼の前にしても、まだ信じきれないよ。
ワルプルギスの夜。その正体は、キミを中心にして集まった、無数の魔女の魂だったんだね、暁美ほむら」
ワルプルギスの夜「キャハハハ……アハハハハハ………」
笑い声を上げながら、ワルプルギスの夜はその姿を消した。
これから過去に遡り、その力で絶望を振りまくのだろう。
QB「………さて。僕は僕で、仕事を続けるとしよう。さようなら、暁美ほむら―――」
終わり
そうきたか・・・乙
この発想はあった
乙
と言うわけで、ワルプルギスの夜誕生秘話でした
さすがにここまで読み切られることはなかったようで安心した
乙乙
乙です面白かったです
それからほんとに申し訳ありませんでしたm(_ _)m
乙
ワルプルギスの夜になった魔法少女って公式で設定されてんじゃなかったっけ…
乙
乙
乙乙
乙!
そういや漫画版の使い魔、完全にマミさや杏だったなあ…
乙乙
乙
この発想はあった
感想乙。かなり面白かった
そういやまだまだ放映中の頃は、ワルプルはほむらだーとかいろいろな予測あったなぁ
とりあえず乙
乙
乙
乙
>>1先生の作品が読めるのはVIPだけ
ワルプルさんの中で皆がお茶会してると思ったらめっちゃ和んだ
乙
乙っちほむほむ…
保守してくれた人ありがとう
二日に渡って書いてちょっと疲れたよ
あと、スレ冒頭で指摘があったとおり、
ほむら「だからあなたのことなんか嫌いよ……鹿目まどか」
を書いたのも俺です
正直色々とすまんかった
乙
あれも面白かったよー
乙
うおぅ、ちょっと目を離してる隙に終わってた
乙
乙
通りで笑い声がワルプルみたいだったのね
ワルプルギスの夜誕生秘話でした とかドヤ顔で言われても…
どうりでまどかがナチュラルで酷いと思ったら……、
良い鬱っぷりだった。乙でした~。
>>652
そんな事は無かった。
俺も>>628で言ってたし
まさかそれでいくとは思わなかった。
みんなも意識してたようだ、まあネタバレ
しないように出さなかったのかもしれない。
>>664でも指摘があったように放映中あたりで
ワルプルギス=ほむら説が出てたようだね。
そういえばホムリリーってまどポでも
他の魔女を取り込む能力があるのかな?
乙
乙
乙
前作も含めておもしろかったよ
いや、ホムリリーがワルプルになるとは思わんかった
乙
読んでないし読む気もないけどSS速報でやらない理由はなんだよ
乙ですたー!
ワルプルさんの笑い声は中でお茶会してるロロさんの笑い声だったかww
乙
まどかに魔法の存在が知られた時点で終わりなんだと思う
真実を話さなければゴリ押しで契約
真実を話せばアルティメット
うむ
・ほむらの想いを知らない→街やさやかを守るために契約
・ほむらの想いを知る1→ほむらにワルプルから街を守らせて死なせる
・ほむらの想いを知る2→死に掛けているほむらを放ったらかして、顔も見たことのない他人の為に契約
ほむらはまどかの何が良くてあんなに必死だったんだ?
11話見て来い
まどか視点の無いほむらの思い込みだけの11話ね
自分なしでもやっていけるさやかには見捨てられるのが怖くて借りを返そうと必死になり、
ほむらは絶対に自分を見捨てないと確信するや骨の髄までしゃぶり尽くすのがまどかさんだし
まあ、そういうぞんざいな扱いを受けて頼ってもらえたと喜んじゃうメンヘラ・ストーカー気質の
ほむらにとっては、長いループの中で嫌われたり疎遠になればなるほど愛が燃えあがってしまったんだろうな
乙でした
良い感じに魔女が連鎖爆誕して楽しかったよ
寄る辺を失ってまどかへの過剰な感情を抱くことでしか自己を保てなくなった
さやかをバカに出来ないよな、一時の感情に任せて動いたら泥沼に嵌ってんだから
ほむらは報われない運命だった、だがそれがいい
小説版はなぁ・・・人によって印象がおおきくちがうからなぁ・・・
ループして原動力は
10話での出会いの印象が大きいだろうねあと3週目で交わした約束だろうね
まどかが異常なほど性格良かったから最高の友達認定されるとか待遇が良かったけど
普通だったら重すぎてドン引きされて終わるよな
>>693
ほむほむもさやかも虚淵の過去作のタオロー兄貴の要素を引き継いでると思うわ
乙
面白かった
まどかの性格がいいって・・・
まどかがほむらにやった事って
「自分のためにここまで尽くすやつならもっと利用してやれ」
「見返りなんて求めていないんだから返礼なんてしなくていい」
だぜ?
タオローは歪んでいるとはいえ妹から愛されていたが、
ほむらの場合ひたすら搾取されただけだからな
まあ自分から望んで奴隷になっているんだから本人的には幸せなんだろうが
>>698
歪んだ人間観だな
人生つらそう
くっせえな
終わったスレはさっさと落とせや
「自分のためにここまで尽くすやつならもっと利用してやれ」
「見返りなんて求めていないんだから返礼なんてしなくていい」
まどかのこんなシーンあったか?
>>701
上は3週目のお願いじゃね?
下はそれを知った上でのまどかの反応ってところか…
乙乙
追いついてら終わってた!
そこまで直接的ではないけど、まどっちがそういう考えを持ってるだろうってのはよく言われるな
>>701
>「自分のためにここまで尽くすやつならもっと利用してやれ」
11話の契約に至る心理
悠木解釈だが
・まどかは改変世界で魔獣が生まれることも予想していた
・契約後の後始末をほむらに押し付けた
・まどかがあの願いで契約したのはほむらから愛されていることを知り、
上記の期待に応えてくれると信じていたから
・悪い言い方をすればまどかはほむらを利用しただけ
私はこの悠木解釈を支持するね
この解釈でないと願いがほむらの方を向いていないなら、
まどかがわざわざほむらに会いにいく説明がつかないもの
>「見返りなんて求めていないんだから返礼なんてしなくていい」
こっちは概念化後に全てを知ったまどかの反応
まどかさんがやったことと言えば、口先だけの返礼とリボンの切れ端渡しただけなんだぜ
かなりどぎつい表現はしたが、まどかさんのほむらへの対応はそういう事だよ
わかったからまどかアンチスレ帰れよ
感動の名作タイタニック
婚約者を捨てジャックを選んだローズ
ジャックを沈め一人生き残ったローズ
その後別の男を旦那にしたローズ
孫娘の前で旦那ではない男ジャックを愛していると言い放ったローズ
なんたるビッチ
SSスレってどうしてこう予想厨とID:xe3sjx070みたいなのが湧くんだろうな
考察厨や強さ議論厨とかも
ただ言うならば、さやかは愛してくれる人が居たがほむらは最後まで誰からの愛も受けられなかった
正直さやかよりほむらの方が報われていないと思う
>>702,705
thx
なるほどなぁ解釈ひとつ違うだけで印象がこうも変わるもんか
このSSまとめへのコメント
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