男「転校生?」
幼「うん。それも女の子だってさ」
男「へぇー、どんな人なんだろう」
幼「……その子のこと気になるの?」
男「そりゃあ転校生だし。幼は気にならないの?」
幼「ボ、ボクだって気になるけど……可愛い子だったら困っちゃうし……」ボソッ
男「え?なに?」
幼「あはは、なんでもないなんでもない」アセッ
男「ん?」
担任「おらーお前ら席着けー」ガラガラ
担任「もう知ってる奴もいると思うが転校生を紹介する。入ってきていいぞー」
?「……」スタスタ
ザワザワ
男(すごい美人だ……)
幼(綺麗な髪……)
女「はじめまして。今日からこの学校に転校してきました。女といいます。皆さん、よろしくお願いします」
パチパチパチ
幼(綺麗な人だなあ……)チラッ
男「……」ジー
幼(むーっ。男、女さんのことすごい見てる……)
担任「それじゃあ女の席は……幼の隣だな」
幼「えぇっ!?ボ、ボクの隣ですか?」
担任「ああそうだ。女の子同士、仲良くやってくれ。女が困ってたら助けてやるんだぞ」
幼「は、はい」
女「よろしくお願いします、幼さん」ニコッ
幼「あっうん!こちらこそよろしくね」アセッ
担任「よし、んじゃあ今日の連絡言うぞー。今日は放課後に委員会が――」
女「……」
幼「……」チラッ
担任「それじゃあ女の席は……幼の隣だな」
幼「えぇっ!?ボ、ボクの隣ですか?」
担任「ああそうだ。女の子同士、仲良くやってくれ。女が困ってたら助けてやるんだぞ」
幼「は、はい」
女「よろしくお願いします、幼さん」ニコッ
幼「あっうん!こちらこそよろしくね」アセッ
担任「よし、んじゃあ今日の連絡言うぞー。今日は放課後に委員会が――」
女「……」
幼「……」チラッ
>>4誤爆
幼(女さんの肌きれい……透き通ってるみたい)
幼(髪もけっこう長いのに、ちゃんと手入れしてるのかな、艶があってすごく綺麗)
幼(睫毛長いなー)
幼(足も長くてスラーってしてるし……胸も大きいし……)
幼(近くで見ても女さんってやっぱり美人さんだ……)
幼(……男も綺麗な人の方が気になるよね)ガクッ
幼「……男」ボソッ
女「……」チラッ
続けてもいいぞ
続けろください
ねんまつ
僕っ娘しね
ふむ
はやく続きを書いて下さい死んでしまいます
期待
―休み時間―
「ねえねえ女さん、ここに来る前はどこに住んでたの?」
女「遠くの田舎の方ですよ」
「どうしてこんな中途半端な時期に転校してきたの?」
女「すみません、詳しくは言えないのですが家の事情で……」
「髪綺麗だよねー、なにか特別なシャンプーとか使ってるの?」
女「いえ、特に珍しいものは使ってませんよ」
「女さん!好きだー!結婚してくれー!」
女「ごめんなさい」
「一瞬で振られた!?」ガーン
ワイワイ
幼「女さん凄い人気だね」
男「そうだね。転校生ってだけでも十分注目されるし、それに……」
幼「それに?」
男「女さん美人だから。みんな女さんと話してみたいんじゃないかな」
幼(美人……)
幼「……男はみんなに混じらなくていいの?」
男「僕?」
幼「……」コクッ
男「んー、まあ僕は遠慮しとこうかな」
幼「っ!」
男「女さんがどんな人なのか気にはなるけど、そんなに慌てて話をしにいく必要は無いしね。それに話す機会は今日じゃなくてもこれからあるだろうし」
幼「そ、そっかあ」ホッ
幼(よかったあ、男があんまり女さんに興味無いみたいで)
男「そういう幼は行かなくていいの?」
幼「えっ!?ボ、ボク!?」アセッ
男「うん」
幼「えーっと、あはは、ボクも遠慮しとこうかな。席隣だからいつでもお話できるし。……どっちかっていうと、男とお話していたいし」ボソッ
男「うん?ごめん、最後の方うまく聞き取れなかったんだけど、なんて言った?」
幼「なんでもないですよーだ」プイッ
男「なんだよ?」
女「……」チラッ
――クスッ
「女さん、どうかした?」
女「いえ、なんでもないです」
―放課後―
幼「おーとーこ、一緒に帰ろう」
男「うん」
女「あっ、幼さん」
幼「あれ、女さん?ボクになにか用事?」
女「はい。少し幼さんにお願いがありまして……」
幼「お願い?なになに?」
女「その、もしよろしければ私に町を案内していただけないでしょうか」
幼「町を?」
女「はい。実はこの町に引っ越してきたのがついこの間でして……。この町のことをまだあまり分かっていないもので……」
幼「そうだったんだ。うん、いいよ。ボクで良ければ案内してあげる」
女「本当ですか?ありがとうございます」ニコッ
幼「っ!」ドキッ
幼(なに?今の感じ……)
女「幼さん?どうかしましたか?」
幼「あ……ううんなんでもないなんでもない」フリフリ
女「そうですか?」
幼「うん。あっ、でも男が……」
男「大丈夫だよ。僕は一人で帰るから」
幼「そう?それじゃあ悪いけど――」
女「男さん、でしたよね」
幼(えっ?)
男「ん?そうだけど……」
女「男さんと会話するのはこれが初めてでしたよね。女といいます。これからよろしくお願いしますね」ニコッ
男「っ!」ドキッ
女「男さん?」
男「あ、ああ……こちらこそよろしく」アセッ
男(やっぱり女さんって凄い美人なんだな)
幼「むーっ」
女「そうだ。もしよろしければ、男さんも一緒に町を案内していただけませんか?」
幼「えっ?」
男「え?僕も?」
女「はい。その、男さんの都合が良ければですけど……」
男「うーん、まあこのまま下校してもどうせ暇だし。僕なんかで良ければ」
女「本当ですか?ありがとうございます。あのー、幼さん。すみませんが、男さんとふたりで案内していただいてもよろしいですか?」
幼「えっ!?う、うん、もちろんいいよ」
女「はあー、よかったです。それじゃあ幼さん、男さん、よろしくお願いしますね」
幼「えへへ、まっかせてよ♪」
男「こちらこそよろしくね」
きたいしてる
―商店街―
幼「ここがこの町で一番大きい商店街だよ」
男「ほとんどの人が買い物はここで済ませてるんだ」
女「そうなんですか。確かにお店もいっぱいありますし、何でも買い揃えられそうですね」
幼「でしょう?あっ、あとね。ここからちょっと行くとお肉屋さんがあるんだけど、そこのコロッケが美味しいんだー」
女「コロッケ、ですか?」
幼「うん!衣がサクサクで、中はホクホクですごく美味しいんだよ♪」
男「幼は小さい頃からあのコロッケ好きだもんね」
幼「うんっ!」
男「でも、あんまり油物ばかり食べてたら太るよ」
幼「なっ!!ボクだって、コロッケばっかり食べてるわけじゃないもん!それに太るだなんて余計なお世話ですぅ」プイッ
男「あはは、ごめんごめん」
女「クスッ、ふふふ」
幼「女さん?」
女「ふふっ、ごめんなさい。お二人のやり取りを見てたらつい。幼さんと男さんは仲が良いんですね」
男 幼「「えっ!?///」」
男「ま、まあ、小さい頃からよく遊んでたしねっ!」アセッ
幼「う、うん!仲が良いか悪いかって言ったら、どっちかっていうと、多分良い方、かな?」アセッ
女「小さい頃からのお付き合いだったのですか。じゃあ、お二人は恋人同士なのですね」
男 幼「恋人っ!?///」
女「違うのですか?」キョトン
男「た、確かに仲は良いけど、恋人ってわけじゃ……///ねっ、幼!」
幼「ふぇっ!?う、うん……まだそういう関係じゃない、かな///」モジモジ
女「『まだ』?」
幼「うわあっ!なんでもない!なんでもない!///」
男「……///」カァー
幼「うぅ……///」カァー
女「……」クスッ
――――
――
女「今日は案内していただきありがとうございました」
幼「えへへ、どういたしまして♪」
男「また何か聞きたいことがあったらいつでも聞いてね」
女「はい。お言葉に甘えてそうさせていただきますね」
幼「……えっと、女さん」
女「はい?なんですか幼さん」
幼「その……女さんのこと、『女ちゃん』って呼んでも良いかな?さん付けってなんか他人行儀な気がしちゃって」モジモジ
女「ふふっ。ええ、もちろん良いですよ」
幼「本当っ!?やったあ、えへへ♪」
男「良かったな幼」
幼「うんっ!」
女「ふふふ。では、そろそろ……」
男「あっ、うん、そうだね。女さん帰り道分かる?なんなら送って行こうか?」
女「いえ、大丈夫ですよ。ふふっ、男さんは優しい人ですね」
男「えっ!?そ、そう?」テレッ
女「はい。とっても優しい人ですよ」
男「そう、かな?ありがとう」テレッ
女「ふふふ。では、幼さん、男さん。失礼しますね」
男「うん、帰り道気をつけてね」
幼「女ちゃん、また明日ね」
女「はい、それでは」
―つぎの日―
幼「それでね。そこのアスパラコロッケが美味しくてさ」
女「アスパラのコロッケですか?」
男「へえ。珍しいコロッケだね。刻んだアスパラがコロッケの中に入ってるのかな?」
幼「それが違うんだよ。ボクも初めはそんなコロッケなのかなって思ってたんだけどさ。あれはスゴかったなあ」
男「なんかすごく気になる……」
女「ふふっ、そうですね。あっ、ところで幼さん、男さん」
幼「ん?なに?」
女「今日の放課後、お時間ありますか?」
男「まあ、大丈夫だけど」
幼「ボクも平気だよ」
女「そうですか、良かったあ。実はお二人に、昨日町を案内していただいたお礼をしたいのです」
男「そんなお礼だなんて」
幼「そうだよ。町案内なんて大したことじゃないし」
女「そういうわけにはいきません。ぜひお礼させてください」
男「うーん……まあ、女さんがそこまで言うなら」
幼「あはは、断れないね」
女「そうですか!ふふっ、ありがとうございます」ニコッ
男 幼「「っ!///」」ドキッ
男(何だろ?女さんの笑顔を見たら……)
幼(この前感じたのとおんなじ感じ……ボク、ドキドキしてる?)
女「それでは放課後、よろしくお願いしますね」
男「う、うん。楽しみにしてるね」
幼「ボ、ボクも」
女「はい♪」
ピンポンパンポーン♪
アナウンス『○年○組の女さん。職員室まで来てください。○年○組の……』
女「あら、なんでしょう?すみません、ちょっと職員室に行ってきますね」
幼「うん、いってらっしゃい」
幼「……」
男「……」
幼「……ねえ、男」
男「なに?」
幼「さっきさ。ボク……女さんの笑顔見たら」
男「えっ?」
幼「……ううん!やっぱりなんでもない」
男「そ、そう……」
幼「うん……」
女「……」ジー
――クスッ
>>30
× 幼「さっきさ。ボク……女さんの笑顔見たら」
○ 幼「さっきさ。ボク……女ちゃんの笑顔見たら」
―放課後―
女「それじゃあ私に着いてきてくれますか?」
幼「それは良いけど……」
男「これからどこに行くの?」
女「ふふっ、着いてからのお楽しみです」
幼「えー、気になっちゃうよ。ねえ男?」
男「うん」
女「ひ・み・つ、です。ちゃんと着いてきてくださいね」
――――
――
幼「わあー、おっきいお屋敷」
男「こんな大きな家なんて、こんなところに建ってたかな?」
女「この家はこの間建てられたばかりなんですよ?」
男「そうなんだ。じゃあ知らなくても仕方な……って、どうして女さんがそんなこと知ってるの?」
女「それはですね。ここが私の家だからですよ」
幼「えぇっ!?ここ、女ちゃんのおうちなの!?すっごーい!」
男「まさか女さんがこんな豪邸に住むお嬢様だったなんて」
女「お嬢様だなんて言い過ぎですよ。さあ、中に入りましょう」ガチャ
幼「なんかボク、緊張してきちゃったよ」ドキドキ
男「僕も……」ドキドキ
女「ただいま戻りました」
男 幼「「お、お邪魔しまーす」」ソー
メイド「お帰りなさいませ、お嬢様。おや?そちらの方々は……」
女「二人とも私のお友達ですよ」
メイド「そうでしたか」
男「すごい、本物のメイドだ」
幼「ボク初めて見たよ」
女「メイド、例のものを用意しといてくれますか?」
メイド「かしこまりました。後ほど、お持ちいたします」
女「お願いします。それじゃあ二人とも、私の部屋に案内しますね」
男「女さんの部屋?」
女「はい。こっちです」
幼「女ちゃんの部屋かあ、どんな部屋なのかな?」
女「どうぞ、入ってください」ガチャ
男「おお、すごい部屋だな!」
幼「わあー、綺麗なお部屋!あっ!見て男、ベッドにカーテン?みたいなの付いてるよ!すっごーい!」
男「ホントだ。まさにお嬢様の部屋って感じだね」
女「そんな、二人とも大袈裟ですよ」
幼「全然大袈裟じゃないよ。ホント、お姫様のお部屋みたい!」
コンコン
メイド「お嬢様、お待たせしました」
女「あらメイドさん。ありがとうございます」ガサッ
メイド「いえ、それでは私はこれで」ガチャ
幼「女ちゃんそれなあに?」
女「クッキーです。こんなものですみませんが昨日のお礼です。よかったら食べてください」
幼「わあー、美味しそう」
男「これ、女さんが作ったの?」
女「はい。お口に合うと良いのですが……」
幼「すごいなあ、女ちゃんって料理も出来るんだ!食べてもいい?」
女「はい、どうぞ」
男「じゃあ僕も」ヒョイ
男 幼「「いただきまーす」」パクッ
女「どうでしょうか?」
男 幼「「美味しい!!」」
女「ふふっ、良かった」
男「ホントにすごく美味しいよ!こんなに美味しいクッキー初めて食べた。もっと食べてもいい?」
女「はい、どうぞ」
幼「ボクもボクも!あむっ、んーっ美味しい♪」
女「ふふっ、たくさん作ったのでいっぱい食べてくださいね」
――――
――
期待
男 幼「「ごちそうさまでした」」
女「お粗末さまでした」
男「女さんって料理上手なんだね」
女「そうでしょうか?」
幼「うん!だって、お店で買うクッキーよりもずっと美味しかったもん」
女「ふふっ、ありがとうございます」
男「女さんって、他にはどんなもの作れるの?」
女「そうですね……大体の物ならなんでも」
幼「なんでも!?じゃあさ、コロッケとかも作れる?」
女「はい、作れますよ。良かったら、今度作りましょうか?」
幼「本当!?わあー!女ちゃんのコロッケ、楽しみだなー!」
男「よかったね、幼」
幼「うん!」
――――
――
―20分後―
幼「でね?先週食べたトマトコロッケがね」
女「トマトコロッケ、ですか?」
男「……うーん」
男(なんだろう、急に眠気が……)ウトウト
女「あら?男さん大丈夫ですか?」
幼「ん?どうしたの男。眠たいの?」
男「うん……なんか、急に……」ウトウト
女「あちらにソファーがありますけど、そこで少し寝ますか?」
男「うん、じゃあ……ちょっとだけ……。ごめんね……せっかく女さんが……家に招待……してくれた、のに……」ウトウト
女「そんなこと気にしないでください。ゆっくり休んでください」
男「うん……幼、ちょっと……だ、け……すーぅ、すーぅ」Zzz
幼「うん。おやすみ、男」
女「男さん寝ちゃいましたね」
幼「そうだね。でも、さっきまで元気だったのに急に眠たくなっちゃうなんて」
女「きっと疲れてたんですよ」
幼「そうなのかな?」
女「はい、きっとそうですよ」
幼「うーん……まあ、そうかもね。……えへへ、男の寝顔、相変わらず可愛いな♪」
女「……ところで幼さん」
幼「ん?なあに?」
女「そちらに行っても良いですか?ここからだと、小さな声で話せないので」
幼「うん、いいよ。大きな声で話してたら、男起きちゃうもんね」
女「はい。それじゃあ失礼しますね」スッ
女「ふふっ」ピトッ
幼「……ねえ女ちゃん?」
女「なんですか?」
幼「その……なんか、近くない?」
女「幼さんは私が近くにいるのは嫌ですか?」
幼「えっと……べつに嫌ってわけじゃないけど」
女「なら良いじゃないですか」クスッ
幼「それはそうなんだけど……」チラッ
女「ふふふ」ジーッ
幼「っ!///」ドキッ
女「ふふっ、どうかしましたか?」
幼「えっと……こんなに近くで見られたら、その……恥ずかしいっていうか」ボソッ
女「なんですか?よく聞こえませんでした」
幼「……やっぱりなんでもない!」プイッ
女「ダメですよ?幼さん」クイッ
幼「あっ……」
幼(両手で顔包まれて)
女「もう一度言ってください」クスッ
幼「うう……///」
幼(女ちゃんの顔がこんなに目の前に!女ちゃんの甘くていい匂いがする……)
女「ふふっ」
幼(女ちゃんってやっぱり綺麗……。肌きめ細かくて……)
女「……」
幼(唇……柔らかそう///)ボーッ
幼(って、何考えてるんだボクは!)ブンッブンッ
女「どうしました?」
幼「ふぇっ!?べ、べつに!」アセッ
女「――私の唇、そんなに気になりますか?」ボソッ
幼「っ!?///」ドキッ
幼「ど、どうして?」
女「だって幼さん、私の唇をじーっと見つめてましたから」クスッ
幼「うう……///」
女「ふふっ。ほら、幼さん」ギュッ
幼(えっ?えっ?手握られちゃってる!)
女「私の唇、触ってみてください」
幼「で、でも……」
女「遠慮なんかしないで……ほら、どうぞ」ンー
幼「……///」ドキドキ
幼(人差し指でちょっとだけ、ちょっとだけ触るだけ……)ソー
――ぷるっ
幼「わあ……///」
幼(なにこれ、瑞々しくて、柔らかくて)
女「……」
幼「……すごい///」
女「……」クスッ
幼「ハッ!……も、もういいよ!///」スッ
女「ふふっ、もういいのですか?」
幼「う、うん!」
幼(人差し指に、女ちゃんの唇の感触がまだ残ってるよぉ///)ドキドキ
女「……ねえ、幼さん」
幼「うわあ!な、なに?」アセッ
女「――私と、キスしたくないですか?」
幼「キ、キキキキキキ、キスぅ!?///」ドキッ
女「はい」
幼「そんな!キスだなんて///」
女「だめ、ですか?」
幼「だめだよっ!……だってボク、キスなんてしたことないし。……初めては男とがいいし///」ゴニョゴニョ
女「キス、したことないんですか?」
幼「……///」コクッ
女「そうですか」クスッ
幼(もう、いきなりキスしようだなんて……。女ちゃん、一体どうしちゃったの!?)
女「ねえ幼さん。こっちを見て私の目を見て」
幼「えっ?」
女「……」ジーッ
幼「っ!?///(な、なに!?)」ビクン
女「幼さん」ポー
幼(女ちゃんの瞳、光ってる?目が離せられない……)
女「私とキス、したくないですか?」
幼「女ちゃんと……キス?」ボーッ
女「はい。キス、しませんか?」
幼(女ちゃんの唇……キス……///)トローン
女「キス、しましょう?」
幼「あ……///」
幼「でも……おと、こ……が……」
女「ふふっ、幼さんは本当に男さんのことが好きなんですね」クスッ
幼(そう、だ……おとこ……)
女「でも、私とキスしたいですよね?」ポー
幼「あ……///」トローン
幼(女ちゃんと……キス、したい……したい、けど///)トローン
女「女の子同士ですから、ファーストキスの心配はしなくて大丈夫ですよ」
幼(それなら……キス、しても……///)トローン
女「ほら、幼さん」スッ
幼(女さんの綺麗な顔が近づいて……)
女「目を閉じて」ボソッ
幼「ん……///」ギュッ
――
――――
男「……うーん。あれ?僕……」ボー
女「目が覚めましたか、男さん」
男「あれ、女さん……。そうか、僕寝ちゃったのか……」
女「はい、眠気はもう大丈夫ですか?」
男「うん、もうスッキリ」
女「ふふっ、それは良かったです」
男「あれ、そういえば幼は?」
女「幼さんならこちらに……」
幼「あっ、男起きたの?」
男「うん、今さっきね」
幼「そっか。もう、男寝過ぎだよ?」
男「えっ?そんなに寝ちゃってた?」
幼「うん、ほらもう夕方だよ」
男「ホントだ……」
幼「もう、せっかく女ちゃんがおうちに招待してくれたのに」
男「そうだよなっ、女さん今日は本当にごめん」アセッ
女「そんな、気にしないでください」
男「でもさ……そうだ、じゃあ女さんの頼みを1つ聞くっていうのはどうかな?」
女「私の、ですか?」
男「うん、今日のお詫びってことでさ」
女「そんなお詫びだなんて……本当に気にしないでください」
男「お願い、お詫びさせて!この通り」
女「うーん、男さんがそこまで言うなら……」
男「本当?はあ、良かった」ホッ
幼「男は昔から、恩があったら絶対恩返ししなきゃ気が済まないってところあったもんね」
女「そうなんですか。ふふっ、じゃあ男さんにお願いする事考えておきますね」
幼「じゃあ、そろそろ御暇しよっか」
男「そうだね。じゃあ女さん、今日はお邪魔しました」
女「いえいえ、大したお迎えもできず、すみません」
男「そんなことないよ。クッキーも美味しかったし、ごちそうさまでした」
幼「ホント、クッキー美味しかったよ女ちゃん」
女「ふふっ、なら良かったです」
男「じゃあ、また明日学校で」
女「はい」
幼「じゃあね、女ちゃん」
女「さよなら、男さん、幼さん。あっ、幼さん」
幼「ん?なに?」
・・
女「――また学校で」クスッ
幼「……うん///」
男「……幼?どうしたの?顔赤いよ」
幼「な、なんでもないよ!///ほら、帰ろ」
男「う、うん」
――クスッ
キマシ
―放課後―
幼「男、帰ろ♪」
男「あー、ごめん幼。悪いけど先に帰っててもらえないかな?」
幼「どうしたの?」
男「実は今日、体育の授業の時に先生に倉庫内の備品のチェックをして欲しいって頼まれちゃってさ」
幼「備品のチェック?そんなのボクも手伝うよ」
男「僕一人で大丈夫だよ。それに幼は今日、商店街の期間限定のコロッケを食べに行くんでしょ?」
幼「そ、そうだけど……男が居残って働いてるのにボクだけ帰るなんてできないよ」
男「幼……」
男「ありがとう、幼」ナデナデ
幼「あ……えへへ♪」
男「でも、今日はホントに大丈夫だから。先に帰ってて?ね?」ナデナデ
幼「でも……」
男「限定コロッケ、今日までしか売ってないんでしょ?そのコロッケ食べれないで暗い顔してる幼なんて見たくないしさ」ニコッ
幼「男……///」
男「だから、ね?悪いけど、先に帰って。僕は大丈夫だから」
幼「うぅ……分かった」
男「ありがとう、幼」
幼「なんで男がお礼言うのさ……。どんなコロッケだったか明日ちゃんとお話するからね!」
男「うん、楽しみにしてる」
幼「絶対だからね!……じゃあ、悪いけど……先に帰るね。備品チェック、頑張ってね」
男「うん。じゃあまた明日」
幼「うん、また明日」
―体育倉庫 夕方―
男「ふぅ……やっと終わった」
男「思ったより時間かかっちゃったな」
男「じゃあ、僕も帰りますか」
男「幼、ちゃんとコロッケ食べられたかな?」クスッ
ガラガラ
男「あれ?誰か入っ――」
フワァー
男「ん?なんだろ?甘い、匂い……が……」ドサッ
女「ふふっ」
――――
――
男「う、うーん。……あれ、僕」
女「目が覚めましたか?」
男「女さん?あれ、僕イスに座って……どうして……」ボー
女「ふふっ」
男「ん?な、なにこれ!?手が縛られてる!?」ギチギチ
女「少し、男さんとお話をしたかったものですから」
男「話?じゃあこれは女さんが!?」
女「はい。途中で男さんに逃げられたら困りますし」クスッ
男「逃げる?そんな!?話ならちゃんと聞くからさ!だからコレほどいてよ」
女「ダメですよ。ほら、大人しくしてください」ファサ
――ふわぁー
男「あ……」
男(また、この匂い……)ボー
女「ふふふ、男さん?」ジリッ
男「な、なに?」
女「先日言いましたよね?私のお願いを一つだけきいてくれるって」
男「う、うん」
女「ふふっ。私そのお願い、もう決まってるんですよ」クスッ
男「……」ゴクリ
女「ねえ、男さん」ボソッ
女「――私のモノになってください」
男「女さんの、モノ?一体、どういう……」
女「文字通り、私に身も心も捧げて私のモノになるっていう意味ですよ」クスッ
男「女、さん?……あはは、変な冗談はやめてよ」
女「冗談なんかじゃありませんよ。私はあなたたちが欲しくて堪らないの」クスッ
男「あなた、『たち』?」
女「ほら男さん、私の目を見て」ポー
男「えっ……(なんだ?女さんの目が光って!?)」
女「ふふふ」
男「っ!」ギュッ
女「あら?」
男(なんだかよく分かんないけど、女さんの目を見ちゃいけない気がする!)
女「ねえ、男さん。目を開けてください」
男「い、嫌だ……!」
女「そうですか……なら仕方ないですね」
男(……もう大丈――)
女「お邪魔します」ススッ
男(っ!?なんだ、膝の上に!?)
女「ふふっ。この体勢、対面座位って言うんですよ」
男(女さんの吐息が顔に当たって!)ドキッ
女「男さんのお顔がよく見えますよ。前から思ってたんですけど、男さんって可愛いお顔してますよね」サスサス
男「んっ!?(頬をさすられてる!)」ビクッ
女「ふふふ、可愛いですね」ギュッ
男(女さんの体、柔らかくて……いい匂い///)ドキッ
女「耳も可愛い……ふぅー」
男「ふあっ!?///」ビクッ
女「ふふっ、可愛い反応ですね。男さんは女の子に責められるのが好きなんですか?」クスッ
男「そ、そんなことない!」
女「本当ですか?……正直に言っていいんですよ」ボソッ
男「んっ!///」ビクッ
男(そんな、耳元で囁かれたら!)
女「それじゃあ、正直になれるようにしてあげますね」
男(正直に?)
女「ふぅー……」
男(っ!?///女さんの甘い吐息が!)
女「ふふふ」
男(なに?頭が……ぼーっとして///)トローン
女「頭、蕩けちゃいましたか?」クスッ
男「あ……///」
女「ふふっ、ねえ男さん。男さんは女の子に責められるのが好きなんですか?」ボソッ
男「んっ!」
女「こんな風に女の子に上に乗られて、耳元で囁かれて」
男「あ、んっ///」
女「女の子の好きなように弄られちゃうの、好きですよね」
男(ぼ、くは……)
女「好き、ですよね」
男「……///」コクッ
女「ふふっ、やっぱりそうですか」
男「……///」
女「男さんって……変態さんですね」ボソッ
男「んあっ///」ゾクゾク
女「ふふっ、変態って呼ばれて興奮しちゃったんですか?」
男「うぅ……///」
女「ふふふ、可愛いですね。ほら男さん、そろそろ目を開けて私の目を見てください」
男「……!」ブンブン
女「拒んでも無駄ですよ?」クスッ
女「ふぅー……」
男(また甘い吐息が!?///)
女「ほら、私の言うことを聞いてください」
男「あ、あ……///」トローン
女「――目を開けなさい」
男「あ……」パチッ
女「ふふふ、よくできました」
男(もう、女さんに逆らえなく……)
女「それじゃあ、ちゃんと言うこと聞いて目を開けた男さんにはご褒美をあげないといけませんね」クスッ
男「ご、褒美……?///」ドキッ
女「はい、ふふふ」
女「どうですか?気持ちいいですか?」ムギュ
男「んっ!あっ!」ビクッ
女「また固くなりましたね。女の子に大事なアソコ踏まれて、興奮してるんですか?」
男「ああっ!?///」
女「ふふっ、こんなにズボン膨らませちゃって……。変態さんですね」クスッ
男「んんっ!///」ゾクゾク
女「あっ、今ビクビクって反応しましたね。……変態さん」ボソッ
男「んあっ!///」ゾクゾク
女「ふふふ、男さん可愛い」ムギュムギュ
男「はあ……はあ、ああっ!///」ビクッ
女「ふふっ、変態、変態、変態……」ボソッ
男「ああっ!お、女さん!出ちゃ!///」ビクビクッ
女「……ふふっ」スッ
男「な、んで……」
女「男さん、私の目を見てください」
男「女さんの、目……?でも……」
女「――見なさい」
男「っ!///」ゾクゾク
女「ふふっ、良い子ですね」ポー
男「あ……///」
女「さあ、男さん」ポー
男「……はい///」トローン
女「あなたの身も心も全部、私にください」
男「女、さんに……」トローン
女「はい……さあ男さん」
女「――私のモノになりなさい」
男(女さんのモノ……僕は、女さんのモノに///)トローン
女「お返事は?」
男「……僕は……女さんの、モノに……///」トローン
―――――――――――――――
『えへへ、おとこくん!おおきくなったら、ボクと結婚してくれる?』
『ほんとぉ!わーい♪』
『約束だからね』
―――――――――――――――
男(幼……)
女「あら?」
男(幼……そうだ、幼と約束したんだ!)
女「男さん?お返事は?」
男「ごめん、女さん」
女「っ!?」
男「僕は女さんのモノにはなれない!」
女「……」
男「……」
女「ふふっ、そういえば幼さんも男さんのことを最後まで気にかけていましたっけ」
男「幼が?一体何を言って……」
女「私の魅了の魔眼に魅せられても自分たちの想い人のことを思い出して、理性を取り戻す」
男「魅了の、魔眼?」
女「素敵ですね。ますますあなたたちが欲しくなっちゃいました」ペロッ
男「っ!」ゾクッ
女「ふふっ……と言っても幼さんはもう堕ちてしまいましたけどね」クスッ
男「幼?幼に何かしたの!?」
女「ええ。ふふふ、男さん……幼さんはもう私のモノなんですよ?」
男「幼が……女さんの、モノ?」
女「はい」
男「そ、んな……」
女「でも安心してください。幼さんが抱いてる男さんへの恋心はちゃんと残っていますから」
男「え?」
女「ふふっ、実際に見てもらった方が早いですね。ふぅー……」
男(なんだ……意識、が……)ガクッ
――――
――
――コンコン
「どうぞ」
扉の向こうから女ちゃんの声が聞こえる。
「し、失礼しまーす」
ちょっと緊張しながら女ちゃんの部屋に入る。女ちゃんの部屋は中もそうだけど、扉も豪華だから、つい緊張しちゃう。
部屋に入ると、女ちゃんはベッドに座っていた。ベッドの前に布がかけられた大きなものが置いてある。何だろ、アレ?
そっちも気になるけど、ボクは今一番知りたいことを先に尋ねることにした。
「女ちゃん、急にお家に来てほしいなんてどうしたの?」
ボクがそう尋ねると、女ちゃんは妖しく微笑んだ。普段はしない小悪魔みたいな表情にボクは思わずドキドキしちゃう。
「ふふっ、実は男さんに幼さんの可愛い姿を見てもらおうと思いまして」
「か、可愛いって///……ん?男?」
女ちゃんに可愛いって言われて照れちゃったけど、ボクは言葉の違和感に気づいた。
「男もここに来てるの?っていうか、見てもらうって?」
「ふふっ、なんでもありませんよ」
なんだろう。女ちゃん、ボクに何か隠し事してる?
考え事をしてるボクに女ちゃんは声をかけてきた。
「ところで幼さん」
「ん?なに、女ちゃん?」
・・・・
「また、私と良いことしませんか?」
桃色の唇に人差し指を添えながら、女ちゃんはボクに熱い視線を向けてきた。
「良い、こと?///」
先日、女ちゃんのお家に初めてお邪魔した時のことが頭によぎる。
良いことって、やっぱり……
「はい、良・い・こ・とです。幼さん、ここまで来てください。また可愛がってあげますから」
そう言いながら、自分の隣をポンポンと叩く女ちゃん。
「ぅ……ぅん///」
そのまま女ちゃんに歩み寄る。
顔が熱い。
恥ずかしい。
でも、あの時みたいに女ちゃんにまた可愛がってもらいたい。
「……///」ポスッ
「ふふふ」
隣に座ると、女ちゃんはボクの手を握ってきた。女ちゃんの細くて綺麗な指がボクの指に絡まる。
こういうの、恋人繋ぎっていうんだよね。
優しく、愛おしそうに、でもしっかりと。ギュッてボクの手を握ってきてくれる女ちゃん。
ボクもそれに応えるように女ちゃんの手を握る。でも――
「幼さん、どうしてこっちを見てくれないのですか?」
「そ、それは……」
こんな手の繋ぎ方しちゃたら、恥ずかしくて女ちゃんの顔なんか見れないよ。
「ふふっ、幼さんこっちを向いてくれませんか?」
「うぅ……///」
ボクの気持ちなんか分かってるくせに。女ちゃん、意地悪だよお。
「あ……」
女ちゃんの手がボクの頬に優しく触れる。そしてそのまま顔の向きを変えられちゃう。
「ふふふ、照れちゃってる幼さん可愛いですよ」
「……女ちゃんは、ちょっぴり意地悪だよ」
「くすっ、ごめんなさい」
鼻と鼻がぶつかっちゃいそうな距離で見つめ合うボクと女ちゃん。
鼻腔をくすぐる女ちゃんの甘い香り。さらさらして艶のある髪。透き通るような白い肌。ぷるんとした唇。そして吸い込まれちゃいそうな綺麗な瞳。
女ちゃん、やっぱりすごく綺麗……
女ちゃんの顔がゆっくり近づいてくる。
自然と目を瞑るボク。
――ちゅっ
女ちゃんの柔らかくて、瑞々しい唇が優しくボクの唇に合わさる。
女の子同士でキスなんて、変ことなのに。
なのに……女ちゃんとキスしてるって思うと、すごくドキドキして……頭、蕩けちゃいそう。
――ちゅ、ちゅっ
唇で唇を啄むように何度もキスを交わす。
女ちゃん……女ちゃん……好き、女ちゃん……好き、好きぃ……大好き――
キスをする度に、女ちゃんへの気持ちが膨らんできちゃって、頭が女ちゃんでいっぱいになっちゃう。
「んっ、ちゅ……ちゅっ、んむ…ちゅっ、ちゅ……ちゅっ」
女ちゃんとのキスにすっかり夢中になってると――
「ん……んっ!?んむぅっ!?///」
突然、女ちゃんの舌がボクの口の中にぬるりと入り込んできた。そして口内を舐め回して、ボクの舌に絡みついてくる。
なにこれ……すごく、気持ちいい……!
目を開けると、女ちゃんは悪戯っぽい目でボクのことを見つめていた。
そしてボクの舌を絡み出して、唇で吸い付く。
――れろれろ、じゅずずぅ、ちゅうううっ……じゅるる
「んんっ!?んあっ、んむぅ……んんっ!///」
吸い付いてきたと思ったら、また女ちゃんの舌がボクの口内を這い回る。
ぬるぬる、ぴちゃぴちゃといやらしい音をたてながら、二人の口の間をお互いの舌が行き来する。
舌が引っ込んだと思ったら、今度はまるで塗り付けるように、ぐちゅぐちゅと唾液を出しながら唇を擦り付けられちゃう。いやらしく泡立った唾液がボクの口の周りをテカらせていく。
我慢しきれなくなったボクは、女ちゃんの舌に自分から舌を絡ませちゃう。
女ちゃん……もっと、欲しいよお……。
そんなボクの気持ちを察したのか、女ちゃんは目を細めてさらにいやらしく舌を絡めてきてくれた。
キスって、こんなに気持ちいいんだ……。
気持ちよすぎて目がとろーんとしてきちゃう。
女ちゃんのなすがままになっちゃう。
女ちゃん……気持ちいいよぉ……。
ボクと女ちゃんの唾液が混ざり合って、舌から垂れていき、ポタポタとシーツに染みを作る。
こんなエッチなキス、初めて……。気持ちよすぎて、頭……真っ白になっちゃう……。
だめ……もう、ちからが入らなぃ……
気持ちよすぎて、身体から力が抜けちゃう。
そんなボクの様子に気づいた女ちゃんは、ボクの顔を両手で包み込んで少し上を向けさせた。
そして貪るかのように、唇を密着させてボクの口をさらに激しく犯してきた。
「んむぅっ!んんっ……んちゅ、もごっ……おんなひゃん、んんっ、らめっ……!ちゅっ、はむ……んんんっ!///」
犯すような激しいキスなのに、女ちゃんがボクを想ってくれてるのがちゃんと伝わってくる。
だめ……!こんなキスされちゃったら……ボク、お腹の奥が……キュンってなっちゃうよお!
女ちゃんの甘い唾液がいっぱい送られてくる。
ボクは思わずごくんって飲み込んじゃう。
それを見た女ちゃんは嬉しそうに目を細め、さらにボクの口に唾液を送り込んできた。
「ちゅっ、んむ……んぐ、ちゅ……んんっ、ごくっ……じゅる、ちゅう、くちゅ……ぴちゃ、ぐちゅ……ごくっ、ん……!///」
女ちゃんの唾……甘くて、おいしいよ……!
女ちゃんの唾液が喉を通って身体の中に入っていくのが分かる。
まるで、ボクの中に女ちゃんがどんどん染み込んでいくみたい。
支援
――
――――
目を覚ますと、真っ暗な場所にいた。
(ここは、どこだ?確か僕は……女さんに迫られて、途中で意識が薄らいで……)
ここがどこなのか分からないけど、どうやら、僕はいま椅子に座らされているみたいだ。僕はとりあえず立ってみることにした。
ところが――
(あれ?立てない!っていうか体が動かない!?)
僕の体は、立つことはおろか指一本動かすこともできなくなっていた。まるで金縛りにでもかかったかのような感覚。
体が動かないことに混乱していると、耳に奇妙な音が聞こえてきた。じゅるじゅると何かを吸い上げるような音と、ちゅうっと何かに吸い付くような音。そして――
「ふふっ、やっと目が覚めたみたいですね」
くぐもっててよく聞こえないけど、誰かの声が聞こえる。
(この声……女さん?)
「はぁ、はぁ……女、ちゃん?///」
さらに、今聞こえた声とは別の声も聞こえる。
(今の声、女さんの声じゃない。……幼?)
「ふふふ、さあ幼さん。今の可愛い姿、男さんに見てもらいましょう」
ばさっと布を広げたような音がしたと思ったら急に周りが明るくなった。どうやら、大きな布を被されていたみたいだ。
視界が開くと、僕は目の前にあるものに目を奪われた。
「幼……?」
ブラを外しパンツだけを履いた幼。女さんは服を着ているが、二人はベッドに座り、恋人のように手を繋ぎ、寄り添っていた。
ちょっとした動きでぷるんと弾け、柔らかそうなのにつんっと上を向いた形の良い大きな乳房。
綺麗なピンク色をした乳首。
そして、頬を紅く染め、涎を垂らし、目をトローンと蕩けさせた表情。
初めて見る幼の乳房や表情に僕は釘付けだった。
「あ、おとこぉ……」
蕩けきった目でこっちを見る幼。
「ふふっ、どうですか男さん。幼さんとっても可愛いですよね」
女さんの質問に我を取り戻す僕。
「女さん……!一体幼に何をしたの!?」
そんな僕の質問に、女さんは妖しく微笑む。
「ふふふ、知りたいですか?でしたら今お見せしましょう」
そう言うと、女さんは幼の後ろに回り込んだ。
「さあ幼さん。こっちを向いてください」
幼は言われた通りに顔だけ後ろに向け、女さんと見つめ合う。目を閉じて顔を近づけていく二人。
「まさか……!?待っ――」
――ちゅっ、れろ……ちゅう、じゅる、ちゅっ
そして、幼と女さんはキスをした。
互いの唇を味わうように何度も重ね合わせる。いやらしく音をたてながら舌を絡ませ合う。唇の間を二人の舌がもごもごと行き来する。
指を絡ませた手をさらにギュッと握り、頬を上気させ、トロンと半開きになった目で女さんを見つめる幼。優しく見つめ返す女さん。
――二人は愛し合う恋人のようだった。
「ちゅっ、んっ……ちゅう、れろ、くちゅ……ちゅぱぁ」
二人の舌を名残惜しむかのように唾液の糸が繋ぐ。
「はあ……はあ……///」
熱い吐息が幼の口から漏れる。
「そ、んな……」
小さい頃からずっと好きだった。
そんな大切な人が、目の前で自分以外の人間と恋人のように手を繋ぎ、視線を交わし、キスをし、舌を絡ませ、蕩けきった表情を浮かべている。
「そんな……幼……」
絶望に伏せた僕を尻目に、女さんは幼の胸を優しく愛撫し始めた。
「あ……!んっ!///」
ビクンと震える幼。女さんは幼の耳に舌を這わせ、さらに幼を責め立てる。
「ぺろっ、ぴちゃ、ちゅっ……ぺろぺろ、じゅるる、くちゅ、ぺろっ……」
「ああっ!あん!あっ!んんっ!///」
「ふふっ、乳首が勃ってきましたよ」
そう言うと、転がすようにコリコリと指先で乳首を刺激する。
「ふあっ!?ああっ!乳首、だめぇ!んんっ、ああっ!///」
瞳はみるみる虚ろになり、体をよじらせ、悶え、艶色の喘ぎ声を漏らす幼。
どうして……幼、幼、幼!!
そんな……約束、したじゃないか……
やめて、くれ……
――ふふふ、男さん……幼さんはもう私のモノなんですよ?
あの時の言葉が頭をよぎる。
「うっ、うぅ……」
目から涙が落ちる。
小さい頃からずっと好きだった女の子。
幼はもう、女さんのモノになってしまった。
…ん?これもNTRというのか??女相手なら取り戻せそうだが
「くあっ!んんっ!あっ!ふあぁっ!///」
突然、幼の喘ぎ声が大きくなり、乳房を愛撫する女さんの手首を掴む。
「あんっ!あっ!女、ちゃん!んんっ!もうっ、ああっ!///」
太ももをぎゅっと閉じ、体がビクビクと震え始める。
その反応を見た女さんは手を止めた。
「ふふっ、幼さんもうイっちゃいそうですね」
「あっ、んっ……はあ、はあ///」
頬を上気させ、熱い吐息を漏らす口からは涎を垂らし、虚ろな目で脱力する幼。
「ふふっ、それじゃあ『幼さんの大好きな』男さんにイっちゃうところを見てもらいましょうね」
「え?」
今、女さんは何て言った?
大好きな、僕?
戸惑いを見せる僕に女さんは悪戯っぽい視線を送ってきた。
「ふふっ、男さんどうかしましたか?」
「女さん……いま、何て――」
「幼さんの大好きな男さんにイっちゃうところを見てもらいましょうね、と言いました」
クスクスと笑う女さん。
「どういう、こと?だって幼は……もう、女さんの……」
「はい、男さんの思った通り幼さんはもう私のモノです。ちゅっ」
まるで自分のモノであるという印を付けるように幼の頬にキスをする女さん。そして幼の頭を愛おしそうに撫でた。
虚ろな目を嬉しそうに細める幼。
やっぱり、幼はもう……
「ふふっ、ですが私はこうも言いましたよ」
「え?」
顔を上げると女さんと目が合う。
簡単な問題に悩む子供を微笑ましく見つめる母親。僕を見つめる女さんの瞳にはそんな母性が宿っていた。
そして女さんは優しくその「答え」を教えてくれた。
「『幼さんが抱いてる男さんへの恋心はちゃんと残っています』と」
「幼が、僕に……?」
「はい」
そう答えた女さんは幼に囁きかける。
「ふふっ、ねえ幼さん。あなたの好きな人は誰ですか?」
「はあ、はあ……ボクの……好きな、人?///」
吐息混じりの声で聞き返す幼。
「はい。幼さんは誰のことが好きなのですか?」
「んっ……はあ、はあ、ボクは……女ちゃんのことが好きぃ///」
女さんの手に指を絡めてギュッと握る。
「――でも」
僕に視線を向ける幼。
「男のことも、はあ、はあ……女ちゃんと同じぐらい……大好きぃ///」
幼の顔はさっきの女さんの愛撫で蕩けきっている。
でも、僕を映すその瞳は……
――あの約束をした時と同じものだった。
はよ
「あ、ああ……」
「ふふっ、良かったですね男さん」
幼が僕のことをまだ好きでいてくれた。良かった……本当に……。
「では男さん。男さんのことが大好きな幼さんの可愛くイっちゃう姿……よーく見ててくださいね」
そう言うと、女さんは幼の下着を横にずらした。
幼の綺麗なピンク色の秘部が顔を出す。
「あ……///」
これが、幼の……。
初めて見る女性器に釘付けになってしまう。
「ふふっ、幼さんのココ……もうびちょびちょですね」クチュ
「ふあぁっ!?///」ビクン
女さんの指が幼の秘部をなぞる。
「あっ!?///女ちゃん、だめぇ……んんっ、あんっ、いやぁ、ああっ!///」
百合はキモいな。さっさとぶっ殺せ
支援
好きにしたらいいんだよ
待ってる
百合は大好物です
「幼っ///」
「あん!いやぁ……///おとこぉ……あっ、ひゃあ!?///だめぇっ!んんっ!ひうっ!///みないでぇ!あっ!んんっ!!///」
女さんの愛撫にビクビクと体を震わせながら、蕩けた表情で懇願してくる幼。
これまで見たことのないいやらしい幼の姿に僕はすっかり見惚れていた。
「ふふっ、こんなにあそことろとろにしちゃって、可愛いですよ幼さん」
幼の秘部からは愛液が溢れ、シーツに染みを作っていく。そして女さんは、空いている片方の手の人差し指と中指を幼の口に含ませた。
二本の指で舌を弄び、幼の口の端から涎が垂れる。
そして、口から出てきた指は唾液でテカり、糸を引いていた。
「でもそろそろ、男さんにイっちゃうところ見てもらいましょう」ジュブブ
「ふああっ!?///」
女さんの人差し指が幼の膣穴に入り込む。
「ひうっ!?///あんっ!だめっ!///ボクっ、んんっ……あっ!あっ!ひゃあっ!?///きちゃう!きちゃうよお!!///」ビクビク
ギュッと目を瞑り、必死に快感を堪える幼の秘部をくちゅくちゅと音をたてながら、責め立てる。
そして女さんは幼の耳に唇を寄せ、唾液でぬるぬるになった二本の指で乳首をギュウとつまみ――
「イっちゃいなさい。私の可愛い幼さん」
「ああっ!?///ダメ!きちゃ、ひぁあっ!? ああぁッ!!///」ビクンビクン
すごく良いと思います
そして幼はビクビク激しく痙攣した後、脱力し女さんにもたれかかった。
「あ……んっ、はあ、はあ///」
涎を垂らしながら熱い吐息を漏らす幼。
幼、イっちゃったんだ……。
幼の痴態に僕の股間はこれ以上ないほど勃起していた。
「ふふっ、可愛かったですよ幼さん」
「はあ……はあ……///」
ぐったりした幼の頭を愛おしそうに撫でる女さん。その女さんの瞳が一瞬僕に向けられた。
「ふふふ、今度は男さんの番ですよ」
妖しい視線にドキッと反応してしまう。
そして女さんは幼に囁き始めた。
「幼さん、少し聞いて欲しいことがあるのですが……」
「はあ、はあ……なあに?女ちゃん///」
「実は、幼さんと同じように男さんも私のモノにしようと思ったのですが……」
気を失う前の体育倉庫での光景が脳裏によぎる。
女さんの甘い香り、太ももに感じる柔らかいお尻の感触、すぐ目の前にある綺麗な顔、耳もとで囁く声と吹きかけられる甘い吐息……。
それらを思い出して、思わず興奮してしまう。
「男さんは幼さんのことを愛しているので、私のモノになることを拒みました」
「男が、ボクを……///」
チラッと僕に視線を送る幼。
僕と目が合うと赤面して、目を逸らす。
「う……///」
僕も恥ずかしくて、下を向いてしまう。
「ふふっ、本当にお二人は可愛らしいですね」
小悪魔な表情を浮かべ、ペロッと唇を舐める女さんの姿にゾクゾクする。
「そこで、幼さんに協力して欲しいのです」
「協力?」
「はい。男さんは、幼さんに後ろめたさを感じてしまって私のモノになることを拒んでしまいます。ですから――」
獲物を追い詰めるような嗜虐的な色を瞳に浮かべて、女さんは幼に提案した。
「――男さんを『私たち』のモノにしませんか」
「私、たち……?男を、女ちゃんとボクのモノに?」
女さんの提案に戸惑う幼は僕と女さんに交互に視線を移す。
女さんはそんな幼を僕の方を見るように諭し、耳もとで囁き始めた。
「幼さん、実は男さんは女の子に虐められて気持ちよくなっちゃう変態さんなんですよ?」
「男が……変態……?」
『変態』という単語に思わず体が反応してしまう。
「ええ、女の子に罵られたり、大事なところを足で弄ばれて興奮してしまう変態さんです」
嗜虐的な女さんの表情、変態と罵る声、自らを変態と認める背徳感、股間を足で踏まれる快感――。
体育倉庫でのことを思い出し、ゾクゾクと心の底から何かが込み上げてくる。
「男、本当?男は女の子に虐められるのが好きな、その……変態、なの?」
自分の好きな女の子に変態かどうか問われる状況――。
そんな状況に僕は――興奮していた。
――やっぱり、僕は……変態、なんだ。
「……///」コクッ
「そん、な……」
「幼……ごめん。女さんの言った通り、僕は変わった性癖を持ってるんだ。……気持ち、悪いよね。幻滅したよね……。でも僕は――」
顔を上げ、幼の顔を見ると……幼は予想と全く違う表情をしていた。
「そう、なんだ……男が、変態……虐められて悦ぶ、ドMな、変態……///」ゾクゾク
「……え?」
てっきり、罵詈雑言を浴びせられると思っていた。僕のことを気持ち悪がって、嫌悪の表情を浮かべると――。
でも幼は顔を赤らめ、嫌悪どころか、むしろ嬉しそうな表情を浮かべて何かぶつぶつと呟いていた。
「幼……もしかして、僕のこと……気持ち悪くないの?」
「ふぇっ!?えぇっと……そ、そんなの気持ち悪いに決まってるでしょ!」
「っ!……そう、だよね。やっぱり気持ち悪い、よね……」
「ああぁっ!えぇっと、今のは違う!違うっていうか、その、えぇっと……」
「えっ?」
そして、今まで僕たちのやり取りを傍観して愉しそうに微笑んでいた女さんが口を開いた。
「ふふっ、幼さん?素直にならなきゃダメですよ」
「素直に……って、お、女ちゃんなに言ってるの?」
女さんの発言に焦る幼。何もかも見透かしたように女さんは幼に囁いた。
「男さんのこと、気持ち悪くなんかないですよね」
「うぅ……///」
「むしろ、男さんが変態で嬉しいはずですよね」
「そんな、こと……///」
『嬉しい』って、どういうこと……?
「――男さんのことを可愛がってあげたいですよね。虐めてあげたいですよね。恍惚として蕩けた表情にさせたいですよね。快感によがって、もっと気持ちよくしてくださいって懇願するようにさせたいですよね。体の隅々まで染め上げてあげたいですよね。――男さんを自分のモノにしたいですよね」
チラッと僕の方を見る幼。そして――。
「……うん///」
「幼……!?」
今、幼……もしかして、頷いた?
顔を赤らめながら幼は戸惑う僕の顔を見る。
「ねえ男?男ってボクみたいな女の子に虐められて興奮しちゃうんだよね。――変態」
「あ……///」ゾクッ
こんなの絶対だめなのに……幼の僕を蔑む言葉に思わず興奮してしまう。
「んっ、今の顔……すごく可愛い///」ボソッ
恐る恐る幼の顔を見る。
「……えへへ♪いいよ。変態の男をボクのモノにしてあげる」
その幼の瞳には女さんと同じような嗜虐的な色が浮かんでいた。
「っ!?///(こんな幼の表情、見たことない……!)」ゾクゾク
そして女さんがベッドから降りて、僕の方に歩み寄り鼻先まで顔を近づけた。
「ふふっ、では男さん。少しの間眠っていてくださいね。ふぅー……」
頭を蕩けさせる女さんの甘い吐息――。意識が朦朧として視界がピンク色に染まり、僕はまた気を失ってしまった。
――――
――
つ 支援age
おかしいな…少しの間にしては男が起きないぞ?
まだー?
「んっ、うう……ここは?」
「目が覚めましたか?」
「……女、さん?」
「えへへ、おはよ男」
「幼も……」
目を覚ますと女さんと幼がベッドに座って床に横たわる僕のことを見下ろしていた。
「あれ?僕……たしか女さんに息を吹き掛けられて……」
思い出そうと目線を下に下げていく。すると――
「っ!?」
「ふふっ、どうかしましたか?」
「ちょ、ちょっと!どうして僕裸になってるの!?」
僕は全裸になっていて首には首輪を付けられていた。そして首輪のリードは女さんに握られていた。
「なんでこんな!それにこの首輪はなんなの!?」
「男さん、少し落ち着いてください」
「落ち着けなんて言われても、こんな状況で落ち着けるわけ――」
「黙りなさい」グイッ
「うぐっ!?」
急に紐を引っ張られ、顔を上に向けさせられる。女さんと幼の顔が視界に入る。
「あ、ああ……///」ゾクッ
女さんの瞳にまっすぐ見つめられて体が奮える。
「男さん?ご主人様の言うことは聞かなくちゃだめなんですよ?」
「ご主人、様?」
「そうだよ男。男はボクと女ちゃんの、その……ぺ、ペットなんだから///」
「ペット!?///」
僕が……幼と女さんのペット?一体どういうことだ?
混乱している僕に女さんが優しく諭し始める。
「男さん、今からあなたは私と幼さんのモノになりました」
「女さんと幼のモノ?」
そういえば、気を失う前にそんなことを聞いたような――
「はい。正確にはこれからですが、男さんの心と身体を私たちのモノにしてあげます」
「僕の心と身体を……女さんと、幼のモノに」
「そうだよ。男はボクの大好きな人だけど、それと同時に可愛い可愛いボクたちのペットなんだよ」
「僕が……幼と女さんのペット///」ゾクゾク
クズ百合豚死ねks
支援
>>111嫌いなら見なきゃいいのに…
間近で百合を観ながらご褒美貰えるとか天国じゃん
支援
百合豚じゃねえ!
百合もノーマルも大好きなんだよ!
嫌いなのはゲイだけだ!
ゆりゆり見ながらご褒美とかいたせりつくせりすぎる
全裸にされて首輪を付けられ『ペット』という不名誉な立場。
普通の男性なら怒ったり、あるいは恐怖したりするのだろう。
でも僕は――
「どうしたの男?嬉しそうな顔して」クスッ
「べ、べつに!その……」
「あっ、もしかしてボクたちのペットになれて悦んでるの?」
「……っ///」
「どうなの?ほら、ボクの方見て?」
顔を上げて幼を見る。
頬を少し赤く染めて普段見せない小悪魔な表情で、僕の反応を楽しむかのように見つめる幼。
そんな風に見つめられたら、僕は――
「男、答えて」
「……ぅ……しぃ///」ボソッ
「なあに?もう一回言って」
「う、嬉しい……///幼と女さんのペットにして貰えて……嬉しいです///」
「~~~っ///」ゾクゾク
僕の言葉に身体を奮わせる幼。その瞳が妖しく輝いた気がした
「……えへへ、そっかー!嬉しいんだ!男の子のくせに女の子にペット扱いされて嬉しいんだ!」
「……っ///」ゾクッ
幼の嘲笑に思わず興奮してしまう。
「あ!また悦んでる!くすっ、男ってホントに変態なんだね」
「うぅ……///」
「あぁ……男のその情けない顔、すごくイイよ。もっと虐めたくなっちゃうな///くすっ、男は可愛いね、いいこいいこ♪」
「あ……///」ドキッ
幼の柔らかい手が僕の頭を優しく撫でる。
さっきまでの嘲笑とは違った、愛玩動物を可愛がるような優しい撫で方に心が蕩けそうになる。
僕、このまま幼のペットに――
「――男さん」
作者さん、そしてその読者さんたちこんにちは!
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※期間限定ですのでお早めにっ!
まだか
クズ女はいらん。ぶっ殺せ
age
「うぐっ!?」
女さんに首輪のリードを引っ張られて視線を合わせられる。
女さんの闇夜のように黒く、綺麗な瞳に吸い込まれるかのように釘付けになり、目を逸らせられない。
「だいぶ素直になれましたね。今の男さんはとても可愛いですよ」
僕の頬に女さんの手が添えられて、優しくさすられる。
「かわ、いい……?///」
「はい、とても可愛らしいです。ですが……」
ふいに女さんの手が止まる。
「幼さんばかりに尻尾を振ってちゃ駄目ですよ?私にも従順な姿を見せてください」
そう言うと女さんは靴下を脱ぎ捨て、その綺麗な足を僕の顔の前につき出した。
ふわっと甘酸っぱい匂いが鼻腔をくすぐる。
――これは、もしかして。
思わず生唾を飲み込む。
「今日は体育の授業があったので少し臭うかもしれませんが……」
女さんは優しく、しかし逆らうことが出来ないような蠱惑的な口調で僕に命じた。
「――お舐め」
舐めます!
はよ
目の前につき出された女さんの足。綺麗に並んだ指、程よい肉付きのふくらはぎ、汗と女の子の匂いが混ざった甘酸っぱい匂い。
僕は――
「……」チラッ
足から女さんの顔に視線を移す。
「どうかしましたか?さあ、早く舐めてください」
小首を傾げ、僕に催促する女さん。
再び足に視線を落とす。
足を舐めるなんて……。そんなの変態がすることじゃないか……!違う!僕は変態なんかじゃないんだ!
足が視界に入らないように瞼をギュッと閉じる。
「……」ギュッ
「……」
「……」チラッ
でも――
閉じた瞼を開けてしまい、女さんの足を再び見つめる。
――舐め、たい!
一度頭の中で拒絶したが、心の奥底から湧き出てくる感情が頭の中を塗り替えていく。
「ふふっ」
そして女さんは僕の心を見透かしたかのように微笑を浮かべると、足を僕の目の前から少し遠ざけた。
――舐めたいのなら男さん自身が自ら進んで舐めに来てください。そして私たちに服従の意思を見せてください。
そんな女さんの言葉が聞こえたような気がした。
あの足を舐めたら最後、僕は身も心も女さんと大好きな幼のモノになってしまうだろう。きっと二度と後戻りは出来ない。
――それでも、幼と女さんになら……
四つん這いの姿勢で女さんの足に近づいていく。ゆっくりと、しかし確実に自らの意思で堕ちていく。
目の前には再び女さんの足。甘酸っぱい匂いが嗅覚を満たす。
羞恥心と堕落することへの背徳感と未来への期待が混ざった感情がゾクゾクと僕の身体と心を奮わせる。
そして僕は口を開け、服従の意思を伝えるように……
――女さんの足に舌を這わせた。
「ちゅっ……ん、ぴちゃ……はあ、れろ……」
「ふふっ、よくできました」
指先や足の甲、裏を舐める。
足を突き付けられた時よりも濃く、むわっと甘酸っぱい匂いが嗅覚を刺激し、少し塩っぱいような甘いような味が舌に溶け込む。
これが女さんの足の味……
それはけっして不快なものではなく、むしろ癖になるようなもので、他人の足を舐めるという背徳感と屈服感も相まって僕の思考を蕩けさせた。
はじめは控えめに舌を這わしていたが、より濃い匂いと味がするところを探すように僕は夢中で女さんの足を舐めた。
「すぅー……はぁ、あむ、ぐちゅ……れろれろ、じゅる……」
自ら鼻を密着させて肺が足の匂いで一杯になるように匂いを嗅ぎ、味が濃い指の間に舌をねじ込む。
「目がとろーんとしてきましたよ?すっかり私の足の虜になってしまいましたね。そんなに私の足は美味しいのですか?臭いだってキツいはずですよ?」
女さんが僕を見下ろしながらクスクスと微笑を浮かべる。
「はあ……美味しい、女さんの足……匂いも味も、好きぃ///」
「ふふっそうですか……では、ご主人様の足の味と臭い、しっかり覚えてくださいね」
「んむぅ!?」
僕の返事に満足したのか、女さんは妖しく微笑むと、僕が舐めていた足を無理矢理僕の口にねじ込み、もう片方の足の指で僕の鼻をつまんだ。
あまりにも濃い味と匂いに意識がくらくらと乱れる。
「臭いはもう覚えましたか?次は私の足の臭いがとれないようにしてあげますね」
そう言うと女さんは僕の鼻をつまむのをやめ、匂いを染み込ませるように足の裏を僕の顔全体に擦り付ける。
「ん……ぁぁ……///」トローン
「ふふふ」
しばらくして僕が蕩けきった表情を浮かべると女さんは満足したのか足を降ろした。
そしてベッドから降り、四つん這いになっている僕の前に屈むと、両手で僕の顔を包み込み囁いた。
「可愛い男さん……あなたはもう私たちのモノです」
舌をペロッと出し、唇を舐め、ぷるんとした唇を湿らす。綺麗な女さんの顔が近づく。自然と目を閉じる僕。唇に温かいぬくもりを感じ、僕は女さんにキスされ――
「だめえぇぇぇ!」
突然横から幼が僕と女さんの間に割り込んできた。
「幼?」
「はっ!!」
幼が我に帰ったかのように僕と女さんを交互に視線を合わす。
「ええっと!これはその……」
「幼さん」
「っ!」ビクッ
女さんに名前を呼ばれて強張る幼。
「ご、ごめん女ちゃん!今のは邪魔しようとかそういうのじゃなくて!」
女さんに怒られると思ったのか、幼はあわてて謝罪と弁明をし始めた。
そんな幼に対して女さんは、まるでこの事態を予想していたかのように落ち着いて優しく微笑んだ。
「幼さん、男さんのファーストキス……そんなに欲しいのですか?」クスッ
「っ!///」
女さんの言葉に真っ赤になる幼。その表情は、さっきまでの蠱惑的なものではなく、普段の幼の表情だった。
普段見ない幼の表情は、ゾクゾクして凄く興奮したけど、僕は普段の幼の表情もやっぱり好きみたいだ。
「ふふっ、隠さなくても分かってますよ。本当にお二人は可愛らしいです」
女さんはそう言うと、我が子を愛おしむような母性溢れる顔で僕たちを見つめた。その表情に僕と幼は、より強く女さんに魅了された。
「では幼さん。私の代わりに男さんを私たちのモノにしてください」
「う、うん!分かった」
頷いた幼は再び瞳に嗜虐的な色を艶めかせ、僕の顔を両手で包み込んだ。
「それじゃあ男。男はもうボクのモノだからね?これからいーっぱい可愛がってあげるから……」
目を瞑った幼の顔が近づく。
身も心も二人に屈服した僕は、血色の良い可愛い幼の唇に一度視線を送った。
そして自らそれを求めるように、目を瞑り――
「んっ……」
――こうして僕は幼と女さんのモノになった。
そのあと、僕は幼と女さんにたくさん玩ばれた。
足を舐めさせられたり、身体中を舐め回され、顔を唾液だらけにされたり、鞭で叩かれたり、唾液をたっぷり飲まされたり、足で股間を弄られたり、終いには、お尻まで開発されてしまった。
でも僕にとって、それらは苦痛ではなく、むしろご褒美であり、Mな僕はますます幼と女さんに屈服し、二人の虜になっていった。
そして――
男 幼「「サ、サキュバス!?」」
女「はい、私の身体にはサキュバスの遺伝子があるのです」
男「それって、女さんはサキュバスだったってこと?」
女「いえ、私がサキュバスということではありません。私の先祖にサキュバスと結ばれた人がいまして、そのサキュバスの遺伝子が受け継がれているのです」
幼「そうなんだ。え?じゃあ、女ちゃんが綺麗で魅力的なのって……」
女「はい、私の、サキュバスの特性や淫気がお二人を魅了しているからです」
男「前に言ってた『魅了の魔眼』っていうのも?」
女「はい、サキュバスの力です」
男 幼「「へぇー」」
女「……お二人はあまり驚かないのですね」
男「え?」
女「今回は私の方からお二人を魅了しようと近づきましたが、私の正体を知った人たちは、皆気味悪がっていましたから」
幼「そりゃあ驚きはしたけど……女ちゃんは女ちゃんだもん」
男「そうそう。……それに形はどうあれ、幼ともっと親密になれたし。それは女さんのおかげだから」
女「幼さん……男さん……!」
幼「まあ、男はペットみたいな感じだけどね」
男「うっ///」
幼「えへへ、ごめん。冗談だよ」
女「ふふふ」
男「ぐぅ……と、ところでこの前会ったメイドさんは女さんのこと知ってるの?」
女「はい、彼女は私の遠い親戚で私ほどではありませんがサキュバスの遺伝子を受け継いでいます」
男「そうなんだ」
女「ですが、僅かとはいえサキュバスの遺伝子は一般人にとっては大きな影響力を持ちます。彼女に気に入られて魅了されてしまわないように注意してくださいね」
男「え?」
女「私と幼さん以外の人に尻尾を振ってる男さんは、あまり見たくないので」クスッ
男「それって……」
女「それに彼女の性癖は私よりも特殊ですから。きっと男さんは、文字通り女性の排泄物で悦ぶ肉便器になってしまいますよ」
男「え゛っ!?」
幼「……男を肉便器に///」ゾクゾク
男「っ!幼?」
幼「ねえ男……ボクのおしっこ、飲んでみたくない?///」
男「幼っ!?」
女「ふふっ、メイドさんがいなくても男さんは大丈夫みたいですね」
男「ちょ、大丈夫ってどういう意味!?」
幼「ねえ男。ボクのおしっこ飲みたいんでしょ?///」
男「えぇっと……///」
女「ふふふ」
幼「ねえ女ちゃん。さっき言ってた魅了の魔眼?以外で何か特別な力って無いの?」
女「ありますよ」
幼「ホント!?なになに?」
女「そうですね……。例えば、男性器を生やすこととかできますよ」
幼「えぇっ!?」
男「女さん、それ本当?」
女「はい。幼さんと初めてキスしたときも、唇だけじゃなく処女まで奪えたかもしれませんね」クスッ
幼「そ、そうだったんだ……」
男「女さん、言いづらいんだけど、幼にそんなことはしないでね?」
女「分かりました。幼さん『には』しませんよ」
男「よかった……ん?『には』?」
女「男さん、男性にも挿れる穴はあるんですよ?」サワッ
男「っ!?///」
幼「女ちゃんだけズルい!ボクも男に挿れてみたい!」
男「幼っ!?」
そんなこんなで、僕と幼と女さんの主従関係のような恋人関係のような付き合いが始まったのだった。
今は、三人でアパートを借りて同じ大学に通っている。
幼は相変わらずコロッケが好きで、僕にいつもコロッケの話をしてくる。
ご主人様の時の幼は、優しく可愛がるように弄ってくれる。ただ、僕の身体を汚すのが好きみたいで、僕に唾液やおしっこをかけたり、飲ませたりする。
最近は大きい方まで使ってくるから、僕は幼の色んな臭いや味を身体と頭ですっかり覚えさせられてしまった。
女さんはキャンパスでも相変わらずモテモテで、勉強もできるからテスト前とかによくお世話になっている。
ご主人様の時は、僕に罵声を浴びせたり、痛みで快感を与えたりと幼よりハードに弄ってくれる。至るとこにある僕の身体の性感帯は女さんに開発された成果だ。
今では女さんの男性器で突かれるだけで達してしまうような変態マゾに堕とされてしまった。
三人の穏やかで温かな、けれども淫らで変態的な共同生活は、また別の話――。
―終わり―
なかなか最後は早足で終わらせてしまった……
地の文はやっぱり難しいね
ドMほいほいなSSがもっと増えればいいなー
>>1の駄文に付き合ってくれてありがとう
乙!!
乙!
けどもっとどMシチュを…頼む
このSSまとめへのコメント
あんまり好きくない展開だったな〜