主「グハァッ！」
女「貴方は先に行ってください！」
主「女、何言ってるんだ！お前も一緒に行くんだ！」
女「無理ですよ…私はもう感染しているんですから…」
主「…それでも、助かる道があるかもしれないだろ！？」
女「私が『発病』して貴方を襲うくらいなら、ここで死んだ方がましです！」
主「…………………。」
女「さぁ、行ってください」
主「……すまん」
女「今まで…ありがとうございました」

これが彼女の残した最後の言葉だった…
彼女にはもう会えない…
彼女の死を無駄にしないためにも、
俺は…生き残らなければならない