杏「ワシャワシャ?」 (60)
杏「ペロペロ?」の一応続編です
まぁ続編つっても前回はとりあえず杏と輝子ペロペロしてだけです
あれです、まとめてもらえてちょっと嬉しかったんで調子乗ってますが、作者は色々不十分なんで変なとこあっても生温かい目で見てやってください
今回は小梅編もちょっと追加したい
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あ、えーと、更新するときsageとsagaどっちにしたらいいか誰か教えて
P「杏ー」
杏「んー?」
P「そこの漫画とって」
杏「いや、面倒だし」
P「ここじゃ届かん」
杏「大丈夫大丈夫、杏の知ってるプロデューサーなら届くよ、できるできる」
P「無理だっつーの」
杏「…というか、さ」
P「ん?」
杏「なんで杏の部屋にいるの」
sageは他の人のスレで書くときに入れておくちょっとしたマナー
「あ、このスレ上がってる!やったぁ更新だぁ!」って思った人が泣くから
sagaは書くときに入れておく
じゃないと魔翌力とか浮翌力とか、[ピーーー]とかこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいとか[らめぇぇっ!]語とかになるから
>>4
そんじゃ文章更新の時はとりあえずsagaでいいのね
さんくす
P「いやー、なんかな、ちひろさんが今は絶対安静にしといて下さい!今解毒薬作ってますから!って凄い剣幕で言ってきてな」
P「別に体調不良もないから大丈夫だと思ったんだが、他のアイドルにもえらく休みを勧められてさ」
杏「…」
杏(自覚ないみたいだけど、あの薬飲まされて以来、急に暴れ出したことが何回かあったからなぁ…)
杏「…でも」
P「ん?」
杏「だからといってなんで杏の、アイドルの家に来るの」
P「別に他意はないぞ、どうしてもお前とちょっと話しておきたいことがあってな」
杏「?、何さ」
P「その、な、薬飲んで記憶のない時って俺なにしてたのかなー…って」
杏「…」
杏「プロデューサー、世の中知らない方が幸せってこともあるよ」
P「」
P(…やっぱり俺…杏や輝子ペロペロしたのかな…)
P(輝子にも何したか聞いたら…何も言わず涙目で俺の顔の前に首筋を差し出してきたし…)
P(なんで…なんで…)
P(なんで覚えてないんだドチクショウ…)
杏「…」
杏(流石に責任感じてんのかな…?)
P「…」ズーン
杏「あー、大丈夫、大丈夫だよ、大丈夫じゃなかったら家にあげてないって」
P「そ、そうなのか?」
杏「うんうん、まぁ三連休くれたし、それで手を打つよ」
P「…え、じゃあやっぱり俺、杏ペロペロしたのか!?」
杏「……ギリギリ、されなかったかな」
P「ギリギリ!?ギリギリってなんだ!?」
杏「……あーもう!面倒くさいなー!杏がいいって言ってるんだからいいんだって!」
P「す、すまん、つい…」
杏「ったくもー、勘弁してよ」
P「でもそうは言っても、もし杏をペロペロどころか…その、傷つけたりしてたなら、俺は責任を取らないといけなかったからな」
杏(…ペロペロだと責任とらないんだ)
P「でもまぁ、そうか、杏にまだ許せて貰える範囲なら…よかった…」
杏「…」
杏「…責任、とってもらえたら楽だったかなぁ」ボソッ
P「ん、なんか言ったか?」
杏「そこの漫画とってーって言ったの」
P「ん、おお、ほらよ」
わくわく
杏「でもさー」
P「なんだ?」
杏「プロデューサーってさ、さっき他意はないーとか言ってたけど、それでもアイドルの家に上がりこむことなんてなかったよね?」
P「そうだったか?」
杏「そうだよ、だいたい杏を家から出そうとする時はきらりに頼んでたじゃん」
P「あー、そうだったな」
杏「しかもいつも、事務所の皆が抱きついてきたりしたら怒ってたのに、最近は何も言わないし」
P「…そうだな、そういえばそうだ」
P「…んー、なんでだろうな、なんか今は言うほどでもないなって気がするんだよ」
杏「…」
P「でも確かにな、杏の言うとおりアイドルとの過度な接触は気を付けないとな」
杏(…輝子がえらくプロデューサーにベッタリするようになったせいで、他のアイドルが強気でアプローチするようになったし)
杏(多分それが原因でプロデューサーの許容範囲がおかしくなったんだろうなぁ…)
杏「…まぁ、まぁいいや、杏には関係ないし、これからも頑張ってねー」
P「ん?、おう、ちゃんと注意するようにするわ」
杏「…はぁ」
P「杏に指摘されちゃったし、今日はもう退散するかな」
杏「帰るの?」
P「おう」
杏「ふーん…あ、そうだ、せっかくだし帰る前にご飯作って帰ってよ」
P「…お前なぁ、一人暮らしなんだから自炊の一つくらい出来るようになっとけっつの」
杏「面倒くさいんだもん」
P「ったく、普段何食ってんだよ」
杏「んー、昨日はカップラーメン食べたよ」
P「一昨日は?」
杏「カップラーメン」
P「…その前は?」
杏「プロデューサーにラーメン連れてってもらったじゃん」
P「…」
杏「…な、なんだよぅ、なんで睨むんだよぅ」
P「…はぁ、分かった、作ってやる」
杏「さっすがー」
P「だけどお前も手伝うんだ、来い、焼き飯くらいなら俺も教えられる」
杏「えー…って分かった、分かったからゲーム切らないで、せめてセーブしてから……あーっ!」
…………
杏「うぅ…酷い…ゲーマーだったら絶対やらないぞあんな酷いこと…」
P「ええいうるさい、まだ言うようだったらあのゲームのラスボス言うぞ」
杏「わーっ、謝る、謝るって!」
P「よしよし」
杏「…ぶーぶー」
P「ほら、早く玉ねぎ切れ、指切らないように気を付けろよ」
杏「はいはい…」
P「玉ねぎや人参、肉切り刻んで米と醤油で炒めりゃもう焼き飯だ、毎日とは言わんが、こういう料理でちゃんと野菜とるようにしろよ」
杏「杏はダラダラすることでビタミン作るからいいよー…くそぅ、玉ねぎ凄く目に染みる…」
杏「うぅ…涙出てきた…」
P「…」
杏「…ん?どうしたのプロデューサー?」
P(涙…俺は…俺は何処かでこの光景を…)
杏「…な、なにじっと見てるの」
P「…ん、あ、ああ!すまん、ちょっとボーッとしてた」
杏「なにさもう、ほら、玉ねぎ終わったよ」
P「おぉ…さんきゅ」
…………
杏「おいしかったー、久しぶりのまともな御飯だったよ」
P「今後もちゃんと栄養のある食事とれよ?」
杏「プロデューサーが作ってくれるんでしょ?」
P「…お前なぁ」
杏「…くひひ」
P「…はぁ、ところでお前、洗濯物とかはちゃんとしてんのか?」
杏「んー、してるよー、今日二日目だし明日には洗うよ」
P「お、洗濯物は小まめにしてるんだな」
杏「そりゃー二日も着てればねー」
P「…ん?」
杏「…ん?」
P「杏…お前その服何日着てるんだ?」
杏「だから二日目だって」
P「…風呂は入ってるのか?」
杏「んー、面倒だし明日でいいかなー」
P「…二日、もしかして二日風呂入ってないのか?」
杏「うん、面倒だし」
P「…」
杏「…ん?プロデューサー、どったの?」
P「…」ガシッ
杏「ちょっ…ちょっとなにさ!ひ、引っ張らないで!」
P「やかましい!三日も風呂入らないアイドルがいるか!今からぶち込んでやる!」ズルズル
杏「い、いやだっ!なんで何処にも行ってないのに入らないといけないんだ!汗もかいてないし大丈…わかった!入る!入るから脱がそうとするのはやめてっ!」
…………
P「…」
P(杏を風呂場にぶち込んでから二十分経過)
P(動きたくないしプロデューサーが髪洗ってよーとかほざいてたが、あいつ髪ちゃんと洗うよな…?)
P(……髪、か)
P(杏のことだし手入れはしてないんだろうけど、それなのにあの髪は凄いんじゃないか?)
P(……あれを、ワシャワシャ出来たら俺は…)
P「!、な、なにを考えてるんだ俺は!」
P「ペロペロはともかく、ワシャワシャなんて…プロデューサーがそんなこと考えちゃいけないだろう!」
P(…で、でも杏の髪は綺麗だよなぁ)
P「…いや、だめだ、それは、あいつらに対する裏切りだ」
P「俺は…俺はあの子達と一緒にトップアイドルを目指せる…それだけで、それだけで幸せなんだ…」
P「……」
P「……そう、幸せさ」
ーーーーホントに?
P「……本当さ」
ーーーーホントに?
P「ーーーー」
P「ーーーーなんだか、今日はすごく、空が高いや」
…………
杏「うぅ、プロデューサーめ…いいじゃん別に…仕事があるわけでもないのに…」
杏「あー、髪乾かすのかー……いいや、プロデューサーにやらそ」
杏「よいしょ…おーい、上がったよー」ガチャ
P「ふんっ、はっ、もうっ、さよならっなんだ…!」
杏「」
杏(な、なんで一心不乱にスクワットして……ま、またおかしくなってる…!)
P「ほんのっ、ふんっ、少しのっ、未来はぁーっ、見えたっ、なのに…っ、なのにっ、さよならなんだ…!」
杏(い、いや、でもまぁ今回は別に脱いではいないし、多少は大丈夫なのかも…)
杏(…あれ?なんだ?でも服がなんかピチピチ…)
杏「」
杏「プロデューサー!、そ、それ杏の、杏のさっき来てた服!ぬ、脱いで!早く脱いで!!」
P「あぁ…杏の匂いに囲まれてる俺は幸せだなぁ…」
杏「や、やめてっ、それ物凄い恥ずかしい!早く脱いでーっ!」
P「…ご要望とあらば!このP!今すぐ脱ぎましょう!」ズルッ
杏「ちょっ、な、なんで下を脱ぐ……の……」
杏(……あれ杏のパンツじゃね?)
P「三郎!準備はいいかい!ショータイムだ!」
杏「それを、それを脱げええええええ!!」
P「うろたえるなっ!」
杏「…っ!」ビクッ
P「もしここで俺が脱いだら…俺は下半身丸出しだぞ?」
杏「……で、でもだからと言ってそんな…そんな…」
P「後ろを向け」
杏「…着替えてくれるの?」
P「あぁ…着替えてやるさ、俺だって…これはちょっと恥ずかしいんだからな?」
杏「…どの口がいうのさ、本当に」
杏「…杏、ここ座ってあっち向いてるから!早く着替えて!」ストン
P「あぁ…ところで杏」
杏「…なにさ」
P「髪は、ちゃんと乾かさないとダメだろう、やってやるから少し大人しくしてろ」
杏「そっ、その前に、服着替えろーっ!」
P「残念だったな杏…今俺の服は下着もろともお前の洗濯物と一緒に洗濯機にぶちこんで洗ってる最中だ」
杏「」
P「おれは、この姿になるしか許されてないんだよ…、っとドライヤーはこれか、それじゃ乾かすぞ」
杏「」
…………
杏「…」ブオオオオオ
P「…」ブオオオオオ
杏(…いま、杏は髪を乾かしてもらうという、世間一般的には結構甘そうな立ち位置にいるわけだけど)
杏(肝心の相手が女物のパンツ履いてるってことで一気にホラーになってる、なんなんだこれ)
P「よしっ、十分乾いたな」カチッ
杏「…」
杏(…どうしよう、何を言えばいいのかさっぱり分からない)
P「…杏は、綺麗な髪してるよな」
杏(耳を貸すなあいつは変態だ、それも恐らく四天王レベルだ)
P「さっき杏の髪の毛をな、食べてみたんだけど、凄い…いい歯応えだったよ」
杏(魔王レベルじゃねーか)
P「…そして今、その髪が今俺の目の前にある」
杏「」ゾクゥッ
杏「な、何する気だ!、う、訴えるぞー!」
P「なーに、ちょっと我慢すればすぐに気持ち良くなるさ…」
杏「ひいっ」
P「ふふふ…おらああああああああ!!」
杏「……っ!!」
P「…」ワシャワシャ
杏「…ん?」
P「どうだぁ、髪をワシャワシャされる気分は…!」ワシャワシャ
杏(…な、なんだこれ、何がしたいんだプロデューサー…)
P「杏の髪が俺の手でどんどんどんどん乱れて行くぞぉ!」ワシャワシャ
杏(…あ、頭グラグラする、これ、何が楽しいのさ)
杏(………あれ?)
杏(……でもなんだろう…なんか…)
杏(なんか…これ……ちょっと…ちょっとだけ…気持ち良いかも…)
P「ククク…ほーら、終了だ、杏の綺麗なとこを俺のたくましいのでぐちゃぐちゃにしてやったぞ……お?」
杏「……」
P「……」
P(……何してるんだ俺?)
P(…)
P(え、パンツ…こんな女物のパンツ履いて…杏の後ろで…俺は…?)
杏「……あれ…も、もうしないの?」
P「……」
P「」ガタッ
杏「…プロデューサー?」
P「…杏、世話になったな、ありがとう…お前ならトップアイドルにいつかなれるさ…」スタスタ
杏「え、プロデューサー…?、そ、その服で外でちゃダメだって!捕まる!、捕まるよ!」
P「いいんだ…もういいんだ杏、捕まるなら俺はそれまでの男だったってことさ」ガチャ
杏「そういう問題じゃないよ!ちょっ、ちょっとプロデューサー、ま、待ってえええええええ!」
P「……今日の空はなんだか……高いなぁ……」スタスタ
…………
P「…はい、はい、ありがとうございました、今後は、このようなことがないように、はい、申し訳ありませんでした」
P「……ふう」
P(厳重注意…で済んだのは幸いだったな…見つけてくれた人が早苗さんだったから良かった)
P(早苗さん、侮蔑の目で見るどころか、泣きながら俺に、いままで無茶させてごめんって……優しい人だなぁ)
P(……でも)
P「…でも、俺は、これから…どんな顔で杏に会えば……」
杏「ん?杏のこと呼んだ?」
P「…っ!」ビクッ
杏「せっかく杏が休みをおいてまで会いに来てあげたのにさ、いきなりのけぞれられるとかちょっと不愉快なんだけど」
P「…な、なんで…ここに…」
杏「…んー、そりゃあプロデューサーがいないと印税生活も夢のまた夢だし」
P「でも、俺は…お前のこと…ペロペロしたり…いや、ペロペロはともかく…ワシャワシャ…ワシャワシャしたんだぞ…」
杏「あー…そっちも思い出したんだ…まぁいいよ別に、ペロペロは……そう、ギリギリされてないしね」
杏(ていうか、ペロペロよりワシャワシャの方がダメなんだ…)
P「いいって!お前!俺はお前を…お前にあんなことしたんだぞ!?」
P「…今後も……今後もこんなことがないって保証も出来ないんだ…もうお前をプロデュースする資格は…俺には無いよ…」
杏「杏が許すって言っても?」
P「……あぁ、俺は…もうだめだよ、杏を傷つけてしまったんだからな……」
杏「……ふーん、杏は傷つけられたんだ」
P「……」
杏「…………責任、とってくれるんじゃなかったの?」
P「!」
杏「なんだよぅ、嘘かよー」
P「………」
杏「……嘘なの?」
P「………はは」
P「……いいや、ちゃんと、ちゃんととるさ」
杏(……まぁこんなんで責任とってもらっても、今後はもっとヤバいことされそうな気がするけど)
杏「……ま、いいや、どーせプロデューサーだし」ボソッ
P「…ん?」
杏「そこの漫画とってーって言ったの」
P「…は?、漫画??」
杏「…くひひ、また家に来て料理作ってよプロデューサー、代わりに髪乾かさせてあげるからさ」
P「……ワシャワシャ、するかもしれんぞ?」
杏「ワシャワシャかー、うーん、そうだなー」
杏「……飴くれるなら考えてもいーよ」
おわり
いつの間にか前作からこっちへのリンクを繋いでくれた人、ありがとうです
えーと、こっちにも最初に載せるべきでしたね、すみません
これが前作です
杏「ペロペロ?」 - SSまとめ速報
(ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1384002144/)
おまけ1
杏「…くふふ」
P「ん?何笑ってるんだ?」カタカタ
杏「いやー、プロデューサーが責任とってくれるって言ってくれたし、杏のニート生活も現実味を帯びてきたなーって」
杏(プロデューサー働いてくれるなら、杏働かなくていいし…くひひ…)
P「……そうだな、俺も責任、どうやってとろうか必死に考えたんだ」カタカタ
杏「………ん?」
P「考えてやっぱりさ、俺がお前に責任を取れることなんて、お前をトップアイドルにしてあげることぐらいしかない!」
杏「」
P「印税生活…俺が絶対送らせてやるからな…!」
杏「…え、ここで普通責任っていうのは……その、杏を養ってくれるとかそういうことじゃ…」
P「……!、よしっ!有名なマストレさんの個人レッスン取れたぞ!行くぞ杏!」カタカタ
杏「…っ!、いっ、いやだっ、なんでこうなるんだーっ!撤回!撤回を要求するーっ!!」
今日はもう寝ます、駄文に付き合ってくれてありがとう
小梅編は後日
広がれ杏好きの輪
いいじゃない
乙
きの子好きの輪を広げてくれてもいいんやで?
おつおつー
小梅編期待して待ってる
小梅ペロペロ
運が良けりゃ今回で終わるかも、それではゆっくり投下
小梅「……♪」
小梅(今日は、プロデューサーさんとホラー映画を見る約束した日…)
小梅(頑張って仕事終わらせて、早くプロデューサーさんと…)
小梅「……♪」
ちひろ「…あら?小梅ちゃん?」
小梅「あ、ち、ちひろさん…おは、おはようございます…」
ちひろ「おはよう…あれ?、今日の服装いつもよりオシャレ?、何かあるのかしら?」
小梅「え、えっと…あの…今日はその…プロデューサーさんと…」
ちひろ「…ふふふ、小梅ちゃんは本当に可愛いわね」
小梅「あ…あうう…」
ちひろ「………でも、その、小梅ちゃん、ちょっと聞いて欲しいんだけど」
小梅「?」
ちひろ「プロデューサーさん、最近その、たまにおかしくなるじゃない?」
小梅「は…はい…そうらしい…ですね」
ちひろ「だから、その、もし…もしよ、身の危険を感じたらすぐに、すぐに逃げてね?……あともう少ししたら解毒薬できると思うから…」
小梅「…解毒薬、ですか?」
ちひろ「な、なんでもないなんでもない、じゃあ私は出掛けてくるから…小梅ちゃん……頑張って!」
小梅「…?、は、はい…頑張り…ます…」
ちひろ「ゴメンね!、あとはよろしくね!」ピュー
小梅「……?」
小梅(…なんだったんだろう)
小梅(確かに、最近プロデューサーさんがおかしくなるって噂はよく聞くけど、私は見たことないし…)
小梅(…プロデューサーさんなら、絶対私達を傷付けることなんてない、そう信じてる)
小梅(だから…別に気にしてなかったんだけど…)
小梅「…」
小梅「…あっ、も、もうこんな時間だ……」
小梅「お、怒られちゃう」タッタッタ
小梅「おはよう…ござ……」ガチャ
P「ハァーーレーールーーヤーー!!」
小梅「」ビクッ
P「んん…違うな…こうじゃない…」
小梅「プ、プロデューサーさ…?」
P「ファーールェーーールゥーーーイヤッ!!」
小梅「」ビクッ
P「……ふふふ完璧だ……これで、これで俺はオーソレミヨのサビが歌えるぜ」
P「……」
小梅「……」ビクビク
P「……いつからいたぁっ!!」
小梅「…っ!おこ、怒ら、ないで……!」
P「………怒ってなんかないさ」
小梅「……ほ、ほんと、ですか?」
P「あぁ、だから言うんだ……いつからいた?、俺が小梅の衣装を嗅いでた時か、それとも小梅の忘れていったリップクリーム食べてた時か?」
小梅「」
P「小梅…ありがとう、美味しかったぞ…」
小梅「た…食べたん…ですか?」
P「もちろんだ」
小梅「…」
小梅「……その、お、お腹は、お腹は大丈夫…?」
P「……」
小梅「私の…その、私ので、お、お腹壊しちゃったら…ごめん、なさい…」
P「……」
P「……こんな俺を見るなぁっ!!」ガシャーン
小梅(……!、窓からプロデューサーさんが!!)
小梅「プ、プロデューサーさん!」タタタッ
小梅「だ、だいじょう…」
小梅(え、あれ…いない…でも窓から飛び降りたはず…なのに…)
P「いーやぁーいい運動になっただべさぁ!」ガチャ
小梅「!?」
P「こう、たまんねえな、やっぱりアスファルトってのはぶつかるためにあるもんだよ」
小梅「え…ここ、ここ八階……プ、プロデューサーさん!、血が、血が出てる!」
P「こんなもんムヒつけてたら治るよ」
小梅「そ、そんなわけ…ない…!」
P「…なぁ小梅」
小梅「血を…血を…ど、どうしよう…」
P「きけっ!小梅っ!!」
小梅「わっ」ビクッ
P「……小梅」
小梅「…は、はい…」
P「……弁当にあるあの緑色の奴…なんて名前なのかな……」
小梅「……」
小梅(き、きっとプロデューサーさん、悪い霊にとりつかれちゃったんだ…)ガーン
小梅(……で、でも…私が見ても何もとりついてはないように見えるし………)
小梅(あ……あの子ならもしかして分かるかな…)チラッ
あの子「」ピコピコ
小梅(……いつも通り、マリオカートやってる……やっぱ悪い霊につかれてるわけじゃないのかな……)
P「緑色のやつうまうま」ムシャムシャ
小梅「……」
小梅(……うん、やっぱ悪い霊がとりついてるんだよ、私やあの子も見えないくらい強い霊が)
小梅(…じゃないと…ちょっと困る……)
P「緑色の…やつ……ちひろ……そうだ…課金…課金しなきゃ……」ムシャムシャ
小梅「……」
小梅(……爆発したり、しないかな)
小梅(…じゃなくてっ!、私が…私がなんとかしてあげないと…!)
小梅「…プ、プロデューサーさん……」
P「ん?、どうした小梅?お前もいるか?」ムシャムシャ
小梅「い…いらない…です、……それより…その…ご、ごめんなさい!」ダッ
P「…!、向かってくるだとっ!な、何をする気だっ!」
小梅「えいっ…えいっ…」ポカポカ
P「…」
小梅「…で、でてって!、悪霊さん……プロデューサーさんの中から…出てって下さい!」ポカポカ
P「…」
小梅「プロデューサーさん…返して…!」ポカポカ
P(なんだこれやばい死ぬ、可愛すぎて死ぬ)
P「よし改めて…その程度じゃあ俺をこの体から追い出すことは出来んなぁ!」
小梅「……えと、その、じゃあどう、すれば…?」
P「…そうだなぁ」
小梅「…」
P「俺は、女の子の髪をくしゃくしゃにすることが大好きな悪霊なんだ」
P「…だから、俺がこの手で小梅の髪をくしゃくしゃにしていいなら、この体から出てもいいかなぁ」
小梅「……本当?」
P「あぁ、嘘はつかない」
小梅「で、でも…髪をくしゃくしゃするってことは………」
小梅「……目を見られるのは、なんだか恥ずかしい…です…」
P「…ほう、そうかそうか、恥ずかしいか……それなら小梅の両目でしっかり俺を見つめてもらわないとなぁ」
小梅「……っ!、い…いや…」
P「……プロデューサーがどうなってもいいのか?」
小梅「そ…そんな…!」
小梅「……うぅ…わ、わかり、ました……好きに…して…」
P「行くぞ…小梅」
小梅「……やさしく、して…」
P「……」
小梅「……」プルプル
P「……前髪をあげて」ファサッ
小梅「」ビクッ
P「……前髪をおろす」ファサッ
小梅「……」プルプル
P「……あげて」ファサッ
小梅「」ビクッ
P「……おろす」ファサッ
小梅「……」プルプル
P「……あげて」ファサッ
小梅「」ビクッ
P「……両目をあけるんだ、俺を見ろ小梅」
小梅「……は、はい」
P「……どうだ?」
小梅「……私の、恥ずかしいとこ……プロデューサーに…見られて…っ!」
P「そうだ…そして今から、今からが本番だ……行くぞ…」
小梅「…はっ、はいっ」
P「うおおおおおおおお!!」ワシャワシャ
小梅「わっ……わっ…!」
P「まだまだああああああ!!」ワシャワシャ
小梅「プッ、プロデューサーさん、激しっ」
P「うわあああああああ!!」ワシャワシャ
小梅「 ……っ!、と、とめてぇ……」
小梅(…これっ……なんだか、変に、なるぅ…!)
P「ほらほらほらほらほら」ワシャワシャ
小梅「あっ…んっ……んっ…!」
P「んぅー!マアベラスッ!」ビクンビクンッ
P「……ふぅ」
小梅「……終わった、の?」
P「あぁ……最高の気分だ…よかったよ…小梅…」
このPは吹っ切れてる時はギリギリ性犯罪者だと思う
小梅(は…恥ずかしかった……死にたい…)
小梅(……)
小梅(……でも)
P(いやーまさかフィニッシュまでいけるとはな…)
小梅「……それじゃあ…プロデューサー…から、出て行って…くれる?」
P「ん?あ、ああ、もちろん、もちろんだ」
P(いやー、小梅の髪ふわふわしてて気持ちよかったなあ)
小梅「……よかった」
P「おう、それじゃ今からこの体から……体から……ってあれ……」
P「体が…動かん…?」
小梅「え…?」
P「あれ、なんだこれ…ど、どうしたんだ…!」
小梅「……!」
小梅(あの子が…プロデューサーに…!)
P「ひっ!?、な、なんだか寒気がっ!」
あの子「コウメイジメル…ユルサナイ…」
小梅「…ま、待って……イジメられた…わけじゃ、なくて…!」
P「た、助けてくれ小梅っ、こわい、こわいよっ!」
あの子「ムクイヲ…アクムヲ、ミルガイイ…!」
小梅「ど、どう…しよう……!」オロオロ
あの子「テクマクマヤコンテクマクマヤコン……ホロビヨ!」
P「ああああああああああ!!、いやあああああ!モバマスが!モバマスが月課金制になってるうううううう!!」
小梅「プ…プロデューサーさんっ…!」
P「いやだあああああああああああああああああああああ!!ローカルガチャが有料になるのだけはいやだああああああああ!!」
P「あああ…ああああああ…あ…あ…」
P「あ……」
P「」パタリ
…………
P (今回俺はまた担当アイドルにひどいことをしてしまったわけだが)
P(……今回は記憶が)
P(……記憶が…消えて…ない)
P(責任……また責任、とらなきゃ……)
小梅「……ご、ごめんなさい…あの子が…でも…あ、あの子も悪気があった…わけじゃ…なくて…」
P「いい、いいんだ小梅、あれは俺が悪いんだから」
小梅「でも…でも…まだ…プロデューサー、さん、寝る時にうなされるって……」
P「しょうがないさ、小梅にあんなことしたんだ、当然の報いだよ」
小梅「……そんな…こと、ない…」
P「…本当に、本当にごめん、小梅はいい子なのにな」ナデナデ
小梅「あっ…」
P「……そういえば前髪ピンで止めてるんだな、目を出しても恥ずかしくないのか?」
小梅「……」
小梅「……は、恥ずかしい…ですけど……」
小梅「……プ、プロデューサーさんには……わ…私の…恥ずかしいとこ…な…なんだか……見てもらいたい…気がして…」
P「……え?」
小梅「……え、えへへ」
おわり
なんだか既に限界感じてきた、だが俺は杏を書きにまたいつか戻ってくる
駄文失礼しました―
おつおつ!すごく良かった
おまけ2
輝子「…プ、プロデューサー…フヒッ…キノコ…キノコソテー作ってきた…」
P「おお!、美味しそうだな!、一口もらっていいか?」
輝子「う、うん…プロデューサーのために…作ってきたからな…」
P「ありがとう輝子、それじゃあいただくよ」
P「よし、あー…」
輝子「…」ジーッ
P「……その、輝子、そんなに見られると恥ずかしいんだが」
輝子「ごっ、ごめん…でも、プロデューサーが…」
P「どうしたんだ?」
輝子「プロデューサー…わ、私、キノコあげたから…」
P「?、お返しか?」
輝子「……そ、そう」
P「んー、そうだな…今度美味しい昼でも奢るよ」
輝子「ち、違うぞプロデューサー…その…私…は…」
P「?」
輝子「…私も……ワシャワシャ…欲しい…」
P「」
輝子「フフ……フフフフフフ…」
同意の上で15歳
なるほど完全にごーほーなの
おまけ3
小梅「プロデューサーさん……もう…だ、大丈夫?」
P「ああ、もう悪夢は見ないようになったぞ、ありがとうな小梅」
小梅「えっと…その…それだけじゃなくて」
P「ん?」
小梅「その…あの、ワシャワシャの…悪い霊さん…は…?」
P「…うん、ごめん…小梅…もう大丈夫、大丈夫だから…」
小梅「………そう、ですか……」
小梅「……ちょっと…残念…です…」
P(……ん?)
ペロペロ、ワシャワシャときた、紳士なら次に何が来るかわかるはず
まぁつっても続くか分からんけど、続いたら次は森久保いじめたい
そんじゃ、付き合ってくれてありがとうございました
おつおつ
そう、アレだな?
杏ちゃんやー!
ありがてぇ、ありがてぇ!
今更ですが、本当に…本当にごめんなさい、本来>>40の後には↓があったはずなんです…
P「…」
小梅「…うぅ……」ポカポカ
P「……ふふっ、ははははは!」
小梅「!」ポカポカ
P「よくぞ見破った!俺がこいつを操っていることを!」
小梅「…!、や、やっぱり…!」ポカポカ
P「ふふ…しかし悲しいかな…その程度じゃあ俺をこの体から出せないなぁ…」
小梅「そ、そんな…」ポカポカ
P「…」
小梅「…」ポカポカ
P「…小梅、それやめてもらっていいか?、ちょっと死にそうだから」
小梅「え…あ…は、はい」ポカポカ
おっつっつ
輝子とのゲロ甘アフターとかもみてみたい
この金のない時期に小梅新SR来ましたね…。
チョットウシジマクンニデンワヲ…。
弁当の緑のやつ、ばらんって言うんだってな
おっつおっつばっちし!
このSSまとめへのコメント
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