幼馴染「好きだぞ」 (12)

女「はい?」

幼馴染「だから、好きなんだってばあんたのこと」

女「はいはい、わかったわかった」

幼馴染「本気にしてない」

女「だって知ってるし」

これはいいレズ

女「なんだかんだ言って、一番の友達だし」

幼馴染「だからそういうんじゃなくてさぁ」

女「女の子として好きっていうんでしょ?でも、私たち女の子同士だし」

幼馴染「好きなもんは好き」

女「じゃあどう好きなのよ」

幼馴染「うーん、首筋?」

女「えらく肉欲的だね」

幼馴染「あと、眼鏡が似合う」

女「私の見た目が好きってこと?」

幼馴染「うん」

支援

女「内面はどうなのよ内面は」

幼馴染「お互い良く知ってるし、今更語るべくもないと言いますか」

女「じゃあ、外見だけなのね」

幼馴染「いやいや。あたし達、最早夫婦だからね、意識すらしてなかったというか」

女「いつから夫婦になったのよ」

幼馴染「そりゃもう、あたしがあんたの家の隣に越して来た頃からだよ」

女「私、ずっとただの友達だと思ってた」

幼馴染「え?せめて親友とかさ」

女「あなたにとって私ってなんなの?」

幼馴染「えっ」

女「そうやって、私によく告白してくるけど、それってどういうつもりなの?」

幼馴染「だって、気持ちは伝えなくちゃ」

女「正直、迷惑してる」

幼馴染「ご、ごめん」

女「…うっそぴょーん」

幼馴染「え?あっ!酷いぞ!」

女「軽く涙目だったよ?」

幼馴染「よくも弄んでくれたな?」

女「私もあなたが好き」

幼馴染「う、うん」

しぇん

女「でもこれだけは誓って」

幼馴染「は、はい」

女「私がそばにいることを、当たり前だと思わないで」

幼馴染「え?なにそれ」

女「あなたにずっと想ってて欲しいから、片時も忘れて欲しくないから」

さいこうです

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