男「おはよう!女!」女「え?あ…おはよう」(26)

男「おはよう!女!」

女「え!?あ…おはよう」

男「ん?どしたの?」

女「いや…なんでもないよ」

男「なんだよ話してくれよ」

女「えっと…昨日よりテンションが高いなぁって」

男「ん…?あぁ、そうか?」

女「うん、すっごい高い」

男「まぁいいじゃん!それよりお昼食べた?」

女「まだだよー」

男「よし!なら一緒に食べようよ!」

女「う、うんいいよ(どうしたんだろう急に…)」

~授業中~

女「う~ん…無いなぁ…」ガサゴソ

男「どしたの?教科書忘れちゃった?」

女「そうみたい…確かに入れたはずなのになぁ」

男「ほいっ、俺のを一緒に見よう」

女「ありがとう、悪いね」

男「気にしないで!」

~放課後~

男「女~一緒に帰らない?ていうか家どこなの?」

女「え~と、あっちの方かな」

男「おぉ!帰る方角いっしょじゃん!一緒に帰ろうよ」

女「今日は凄いボクに話しかけるね(笑)ほんとどうしちゃったの?あ、帰ろうか」

男「んー?おかしいかな?」

女「昨日までの君とは大違いだよ」

男「うーん、なんていうか、イメチェン?」

女「イメチェンしすぎだよ」

女「だって昨日までの君は……

~~~~~~

女「やぁおはよう」

男「………おはよう」チラッ

ーーお昼ーー

女「ねぇ男君、横の席になったも何かの縁だ、一緒に学食にでも行かないかい?」

男「………パン買ってきてるし遠慮しておくよ…」

女「そっか…」

ーー授業中ーー

女「あれ、無いなぁ…」

男「…………」

女「先生……教科書を忘れてしまいました……」

先生「ふむ、男、女に教科書をみせてやりなさい」

男「はい」

男「ん」

女「あ、ありがとう」

ーーーーー

女「みたいな感じだったじゃん」

男「えーそんなにそっけなかったかぁ?」

女「絶対そうだよー」

男「ふーむ、そっかー」

===========
??「なぁ、頼みがあるんだ」

男「なんだ?」

??「少し、借りたい」

男「……お前はそれで満足するのか?」

??「それはわからない」

男「……3日だ、3日でケリをつけろ」

??「了解、すまないね…」

男「慣れてる事だ」

===========

2日目

女「くっ!」

DQN「おら!ちょっとこっちこいよ」

女「や、やめてくれ!」

DQN「うるせぇ!いいからこいよ」

男「やめろ!何してるんだ!」

DQN「あ?なんだてめぇは?」

男「黙れ!女から手を離せ!」

DQN2「お?なんだなんだ?」

DQN「おぉお前ら、こいつがなんか突っかかってきてよぉ」

DQN3「へぇw」

男「くっ…」

DQN「というわけでぇ、死にたくなかったら大人しくしておくんだな」ハハハハッッ

男「なんてな」スチャッピポパップルルルルル…

DQN「あん?」

男「大人しくするのはお前らの方だ」プルルルルル

DQN「なんだよ、何かするのか?w」

男「まぁ待てよそう焦るなって」プルルルルル

男「おらおらどうした?来ないのか?」プルルルルル

DQN2「おら!調子に乗ってんじゃねぞ!」ドガッ

男「うっ…(まだか)」プルルルrブツッ……プープー……

男「……………」

DQN「…………」

男「くそ!逃げるぞ!」ダッ

女「え、え?えぇ!!?」

DQN「あ!待てやコラァっ!!」

男「こんな事もあろうかと…おりゃっ」

DQN「うぉ!なんじゃこりゃぁ!」ゲホッゲホッ

男「中身は小麦粉だから安心しな」タタタタタッ

女「(この攻撃…)」

ーーー

男「はぁ…はぁ………大丈…夫…か…?」

女「はぁ……はぁ……大丈…夫」

女「しっかし、よくボクがあそこにいるとわかったね」

男「まぁな、あの場所俺のお気に入りの場所なんだ」ボソッ

女「えっ」

男「あ、いやなんでもない、なんとなくあそこにいるのかなぁて思っただけ」

男「あと、お前もう少し男らしくしないとなめられるぞ」

女「これでもじゅうぶんしたつもりだけどなぁ」

女「ん?(どっかで聞いたことあるような…)」

男「それよりなんであの場所にいたんだ?」

女「待ち合わせの時間がまだだったから少しさっきの場所に寄っりたかったんだ」

女「ボクの…思い出の場所だからね」

男「そうか……そ、それより!早く行こう!お腹も減ったことだし!」

女「う、うん」

女「(まだお昼前なのに…)」

男「どしたー?」

女「いやなんでもなーい」

ーー遊園地ーー

女「わぁ!すごい!人が一杯いるー!」

男「そりゃ遊園地なんだしいるでしょ」

女「わ、わかってるよ!それよりはやく!あれに乗ろう!」ギュッグイッ

男「お、おう//」

男「お、おう……楽しかったな……」

グゥゥゥ~~

女「//ごめんボクのお腹の音だ//」

男「はは、お昼にしよっか」

女「うん//」

ファミレス

男「お前ほんと昔からよく食うよなぁ」

女「お、お腹空いてるんだもん//(昔から……?)」

男「あーー可愛い」ボソッ

女「ん?何か言った?」

男「いやなんでもないよ(危なかった!つい漏れちまった)」

ーー夕方ーー

男「なぁ、最後に観覧車乗らないか?」

女「うんいいよー」

男「俺昔から高いところから景色眺めるの好きなんだよねー」

女「そうなんだぁ~(……………)」

男「おーー!すげぇーー!良い景色だぁ……」

女「良いねぇ…」

男「なぁ、女には幼馴染とかいるのか?」

女「いるよー、あ、居たっていうのが正しいかな…」

男「居た…?」

女「うん、その人はボクが中3の時に死んじゃったんだ。ボクを車からかばってね」

男「そっか」

女「まだお礼も言えてないのになぁ、どうして死んじゃったのかなぁ」ハハッ…

男「大丈夫!その人、きっとずっと女をそばで見守ってくれてるよ!」

女「そうだったらいいなぁ…」

3日目
~~学校~~

男「そういえばなんで女は一人称がボク、なの?」

女「あぁこれかい?変かな?」

男「全然変じゃないよ」

女「昔ある人に言われたんだ、『お前もう少し男らしくしなきゃなめられるぞ!俺、って言うか、せめてボクって言え!』てね」

男「……………」

女「どうしたの?」

男「いや、少し考え事してた」

女「君にしては珍しいね」

男「俺だって考え事ぐらいするよ(笑)」

女「(あれ……そういえば昨日男君が言ってた事も同じだったな…)」

男「なぁ女、良かったら放課後屋上に来てくれないか?」

女「ん?どしたの」

男「話したいことがあるんだ」

女「いいよー」

ーー放課後ーー

女「やぁ、ボクに話って何かな?」

男「女、君の事が好きだ、付き合ってほしい」

女「………」

女「付き合ってもいいけど、先にボクの質問に答えてほしい」

男「何かな?」

女「君、幼だよね?」

男「っ……」

男「な、何を言ってるんだ?誰だそれ?」

女「とぼけないでほしい。最初におかしいと思ったのは不良に絡まれた時。遊園地の観覧車乗った時に確定し…男「やめてくれ!!」

男「それ以上…言わないでくれ……」

男「黙ってて悪かった、ごめんな」

男「俺…最初はただ見守るだけと決めてたのに…」

男「でも無理だよ……お前といたらもっと話したい、もっと一緒にいたい……気持ちが抑えられなくなってきて……」

女「どうして……」

男「俺、お前に伝えたかったんだ……女が好きということを…!」

男「でももうお別れだ」

女「え…?」

男「もういいのか?」

男「あぁ…」

男「そうか」

女「??誰と話してるの?」

男「女、これを飲め、飲めば一時的に視えるようになる」スッ

男「俺の家は代々除霊師をしてるんだ」

女「え、あ、うん…」ゴクッ

女「……」

女「幼!!」

幼「やぁ」

女「なん…で…?確か死んだはずじゃ……」

男「こいつは未練があって彷徨ってたんだ、その未練というのが」

幼「女、君に好きという事を伝えることだ。それを伝えれなかったのが唯一の心残りだった」

女「そんな……やっと会えたと思ったのに……!」

幼「少し、2人で話がしたい」

男「……わかった。」スッ

幼「あの時は楽しかったよなー」

女「はは、そうだね」

幼「昔、男らしく喋らないとなめられるぞって言ったんだけど、当時お前のこと男だと思ってたんだよね俺。そのまま言い出せず中学まできたけどほんとごめん…」

女「いいよいいよ、気にしてないし。それにもうこっちの方が話しやすいよ」

幼「ごめんな…」

幼「そういえば、怪我とかは無い?ほら、あの時思いっきり転がったけど…」

女「うん、幼が守ってくれたから全然怪我とかしなかったよ//」

幼「そ、そか//」

女「体には触れないんだね…」スカッ

幼「まぁな、それに今他人からみたらお前は独り言言ってるように見えるし(笑)」

女「確かに(笑)」

女「キス…したかったなぁ……うぅぅ……」

女「まだ一緒に居たいよぉ…消えないでよぉ………」

幼「お、おいおい泣くなって、お前が泣いたらこっちまで泣いちゃうだろ…」

女「そうだよね…一番辛いのは幼だもんね……」

幼「そろそろタイムリミットだ」スゥゥゥ……

女「行っちゃうの?」

幼「あぁ…行きたくなくても行かなきゃならない…」

女「なら行かないでよ!」

幼「俺は元々ここに存在してはいけないんだ、ずっと今まで自我が保たれてるなんて珍しいそうだ」

女「……」

幼「それにここにいると最後は自我が保たれなくなり終いには悪霊に変わるそうだ、そんなの嫌だろ?」

女「嫌だ……でも……でも!!」

幼「この世にはな、仕方なくどうしようもない事だってあるんだ、俺とお前が会えたのだって奇跡だぜ?男に感謝しないとな」

女「ぅぅ……ボクは…ボクも……幼のことが好きだよ…大好きだよ…!」ポロポロッ

幼「そっか、聞けてよかった」ニコッ

幼「それと、男が言うには、お前には除霊師とまではいかないが素質はあるそうだ、だから…俺みたいなやつをみかけたら願いを叶えて成仏させてやってほしい…」

女「素質……」

幼「じゃあ、俺は行くからな、浮気なんかすんなよー」

女「うん……また、会おうね……!そっちも浮気するなよー!」

男「……終わったか?」

女「うん…」

男「あいつは、ちゃんといったか?」

女「うん、幸せそうな顔していったよ…」

男「そっか」

女「ねぇ、男君」

男「なんだ?」

女「もし…良かったら…私もその、君がやってること手伝わせてくれないかな…?」

男「………何があっても体の保証は出来んぞ」

女「うん…構わないよ」

男「そうか……なら明日にでも依頼の所へ出向こう」

女「うん!」






おわり

風呂に入っててふと思いついたので勢いで書きました

短かったけど見てくれた方ありがとうございました

すまんID変わってた、>>1です

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