真美「君はメロディ」 (9)
真美「………」ズーン
P「どうしたんだ?真美?元気無さそうだな」
真美「ああ、兄ちゃん…なんでもないよ…」
P「そうか?」
真美「はあ……」ズーン
P「………?」
よし 続けろ
小鳥「朝からずっとあの調子なんです」
真美「…………」ズーン
P「はあ…?どうかしたんだろう」
小鳥「…そういえばさっき、君はメロディがどうとかいってましたね」
P「君はメロディ…?なんか関係あるのか?」
小鳥「さあ?」
真美「………」ズーン
真美「………」ズーン
P「真美、どうしたんだ?元気がないが」
真美「………なんでもないってば」
P「そんなことはないだろ?俺はプロデューサーだ
アイドルの悩みがあればなんでも聞くぞ」
真美「…………」
小鳥「………」コクコク
真美「わかったよ…………これを見て」
イマアフレルキミハメロディー♪
小鳥「これは…!?」
真美「アニメアイドルマスター14話、導入の歌だよ」
P「これがどうかしたのか?」
真美「…よく見てて」
P「……皆頑張ってるな、活躍がよくわかるよ」
真美「………本当にそう思う?」
小鳥「………もしかして…」
真美「気付いた?」
P「えっ?どういうことだ?」
真美「まだ気がつかないの?」
P「悪い、わからない」
真美「……真美がいないっしょ?」
P「あっ」
真美「………はあ」
小鳥「ひょっとして落ち込んでたのって…」
真美「そうだよ…真美がこれにでてこなかったから」
P「それだけ?」
真美「それだけ!?兄ちゃんはこれがどういうことだかわかってない!」
P「………?」
真美「いい?アニメで描写が無いってことはやってもないことと同じなの!わかる!?」
真美「これはね!大事な大事な場面なの!アイドルたちが売れ始めてることがわかる場面!」
P「……」
真美「それに出てこないってことはつまり…」
小鳥「真美ちゃん!それ以上はダメ!」
真美「……真美はあの世界で売れてないってことなんだよ!」
ありのままを受け入れたら今日も素敵な朝が始まるよ
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