アリス「日本の食べ物美味しいよお」パクパク シノ「おいデブ」 (29)

シノ「アリスはちっちゃくて可愛いですね~」ナデナデ

アリス「私は4人の中で一番誕生日が早いんだよ!本来なら私が撫でるんだよ!」

陽子「その割には身長も胸も小さいよな~」

カレン「昔はアリスのが身長も胸も大きかったデス!」

陽子「イギリス人ってみんな高身長でボインが多いイメージがあるんだけどな~」

アリス「まだ発展途上だよお!」フルフル

はよ

シノ「アリスはアリスですよ、今のままが一番です」ニコッ

アリス「シノ・・・」

カレン「シノ!アリスとワタシどっちの方が可愛いデスか?」

シノ「断然カレンです!」

アリス「えええ!!!この流れで!?」

シノ「流れ・・・?同じ金髪なら髪が長くてスタイルの良いカレンの方が素敵です」

カレン「シノ大好き!」ギュッ

シノ「ブリティッシュガールの鑑です!」ギュッ

アリス「うう・・・」

陽子「アリスはカレンには無い魅力が有るよ!例えば・・・妹属性?」

アリス「お姉ちゃんだよ!」

~忍家~

シノ「アリス~機嫌を直して下さい」

アリス「もう・・・」プンプン

シノ「アリスはカレンと違って起伏がありませんから・・・正直抱きしめても楽しくありません」

アリス「・・・」プイッ

シノ「・・・おやすみなさい」

アリス(起伏が無い・・・か)

見てるぞ

~学校~

アリス「ヨーコ!」ダキッ

陽子「どうしたアリス!?急に抱きついて!」

アリス(すごい柔らかい・・・包容力があるよ・・・)

カレン「オハヨウゴジャイマー・・・」

アリス「カレン!」ダキッ

カレン「なっ、なんデスか!?」アタフタ

アリス(ヨーコには劣るけどとっても暖かい・・・そして柔らかい・・・)ギュウッ

カレン「え?太らない秘訣デスか?それはもちろんセックスでーす!!」

カレン「セックスはさいこーのスポーツデスよね!!」

カレン「はっ、恥ずかしいデス!アリス!」

アリス「ねえ2人とも、私に抱きつかれてどうだった?」

陽子「どうだったって・・・そりゃ驚いたさ」

アリス「感想じゃなくて感触!」

陽子「そうだな・・・固かったな」

カレン「ゴツゴツしてたデス!アリスはもっとご飯をちゃんと食べるべきデス!」

陽子「そうだぞ!女の子はちょっと太ってるくらいが可愛いって誰か言ってたぞ!」

アリス「ちゃんと3食取ってるよお・・・」

「ねえねえカレンちゃん!これ食べる!?」

カレン「ありがたいデス!いただくデス!」パクッ

「キャー食べた!可愛い~!」

アリス(食べるだけで可愛いって言われるんだ・・・)

シノ「アリスは固すぎるんですよ」ヌッ

アリス「固い・・・?やっぱり私ってそうなんだ・・・」グスン

シノ「違います!体系的なことではありません!思考です!思考!」

アリス「思考・・・?」

あやや 部落

シノ「アリスはちょっと固すぎるんですよ、もっと年相応の振る舞いをしたらどうですか?」

アリス「年相応って・・・」

シノ「ちょっとぶりっ子しても大丈夫だと思います!」

アリス「ぶっ、ぶりっ子・・・?」

シノ「とにかく実践です!」

アリス「えーっと・・・エッフェル塔の高さって知ってるぅ?324mなんだってぇ」キャピキャピ

「きゃああああ!!!!かわいいいい!!!!!」

アリス「えっ、ええ・・・?」

シノ「やりましたね!アリス!」

「お菓子上げる!」

「作って来たお弁当食べる!?」

「近所に新しいカフェがオープンしたんだって!行こうよ!」

陽子「やれやれ、アリスはモテモテだな」

アリス「わっ、私はシノ一筋だよ!」

「きゃああ!アリスちゃんかわいいいい!」

アリス「ええ・・・」

シノ「良かったですね、アリス」ニコッ

~3ヶ月後~

陽子「もう夏か~今年も4人でどこか遊びに行こうよ!」

カレン「そうデスね・・・去年は山に行ったデスし今年は海がいいデス!」

シノ「海ですか~いいですね~」

アリス「うっ、海はちょっと・・・」

陽子「なんでだ~?もしかして太ったからとか!」

アリス「うっ!?・・・そっ、そんなワケないよ、ねっ、シノ?」

シノ「確かにここ最近アリスは以上な太り方をしてます」

アリス「えええ!!!乙女に体重の話は禁物なんだよ!」

シノ「アリスが先にお風呂に入るともうお湯がスッカラカンです」

陽子「うーん・・・相撲とか始めたらどうだ?アリス」

アリス「ひどいよ~!カレン!女の子は【ちょっと】太ってるくらいがちょうどいいんだよね!?」

カレン「これはさすがに太り過ぎデス」

アリス「えええええ!!!!!!!カレンの嘘つき!!!!!」

シノ「ほら見て下さい、このアリスの髪、油にまみれてます」

陽子「うわこりゃあひどいな・・・夏は相当キツいぞ・・・」

アリス「もう!見ないでよ~!!!!」プンプン

「アリスちゃんこれ上げる!」

「ちょっと作り過ぎちゃって・・・よかったらどうぞ!」

アリス「わああ!ありがとうみんな~!」パクパクモグモグ

シノ「・・・」

陽子「どうするシノ・・・このままじゃ太り過ぎてアリスが爆発しちゃうかも・・・」

シノ「ええ!?爆発するんですか!?」

陽子「冗談だよ・・・とにかく痩せないとまずい、家での食事を減らすとか・・・」

シノ「家の食事は太る前から変わっていません、たぶんクラスのみんなの餌付けが原因だと・・・」

カレン「エサを与えないで下さいってプラカードを吊るしておきマショウ!」

シノ「うーん・・・アリスが運動をしてくれればいいんですけど・・・」

陽子「アリスは運動が苦手だしな・・・」

カレン「何かショックを与えて痩せさせるデス!」

シノ「アリスを傷つけたくありません・・・アリス自身が気づいてくれるまで・・・」

陽子「その割にはさっき太ってるって堂々と言ったよな・・・」

金髪豚ヤローデース…

~1週間後~

アリス「うんしょ・・・シノ~起き上がるのがきついよ~手伝って~!」ジタバタ

シノ「はい・・・」グイッ

アリス「ありがとう!・・・ってきゃっ!」ドスン

シノ「きゃあああああ!!!!ナニするんですかアリス!?」ギュウウウウウ

アリス「ごめんシノ・・・体勢を崩しちゃって・・・」

シノ「潰れます!潰れてしまいます!!早くどいて下さい!!!!」ギュウウウ

アリス「あっ、ごめん」

シノ「はあ・・・はあ・・・」

アリス「大丈夫シノ~?」

シノ(悪魔です・・・悪魔がここに居ます・・・)

アリス「制服がキツいよお~私も【少し】は成長したのかな?これならヨーコやカレンにも負けないかも!」ギュウウウウ

シノ(力士が・・・スモウレスラーが鏡の前でポーズを決めてる・・・)

正直カレンがツインテにしたら完全にアリスの上位互換だよね

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シノ「もう我慢できません、陽子ちゃんどうしましょう」

陽子「うーん・・・もう実力行使しかないな・・・」

カレン「そうデス!やるしかないデス!マンションの一室を貸してあげるデス!」

シノ「ありがとうございます!ではさっそく・・・」

~忍家、深夜~

アリス「日本の食べ物美味しいよお」パクパクシノ「おいデブ」

アリス「シノ!?こっ、これは・・・!」

シノ「最近食料の減りが早いと思ったらこういうことだったんですね」

アリス「うう・・・ごめんなさい」

シノ「でも大丈夫です、私たちが責任を持ってアリスを元に戻しますから」ニコッ

アリス「あれ?なんだか眠くなって・・・」バタッ

シノ「ふふふ・・・」

あ、あや・・・
いや、なんでもない

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

~カレンのマンション~

アリス「うう・・・ここは?」

シノ「やっと目が覚めましたか。アリス」

アリス「シッ、シノ?!何をするの!?」

陽子「これからアリスは元に戻るんだ」

カレン「先生にはちゃんと説明して休暇をもらいまシタ!」

シノ「アリスが痩せるまで家に帰しません」

アリス「ええええええ!!!!!!」

シノ「さてまずは自覚をしてもらいましょうか」ドンッ

アリス「この鏡は何・・・?」

陽子「この鏡に向かって自分はデブですと言い続けるんだ」

カレン「ブタさんって思ってもいいデスよ!」

アリス「いっ、嫌だよ!私太ってなんかないよ!」

シノ「こんなにお腹を大きくしてもまだ太ってないと言うのですか?」グイッ

アリス「きゃっ!お腹のお肉をつままないでよ~///」

陽子「しょうがない、私たちがデブって耳元で囁くか!」

カレン「観念するデスアリス!」

「アリスはデブ」「アリスはデブ」「アリスはデブ」「アリスはデブ」「アリスはデブ」「アリスはデブ」「アリスはデブ」「アリスはデブ」「アリスはデブ」「アリスは

アリス「嫌ああああア!!!!!!!」

デブ「私はブタです・・・ブヒイ・・・」

陽子「ふう、やっと自覚が終わったな!」

シノ「ねえねえブタさん、ブタさんは生きてて楽しいですか~?」

ブタ「いっ、生きててごめんなさい・・・私のような矮小な存在が生きててごめんなさい・・・」

カレン「痩せればいいんデスよ!元に戻れば人間としての生活が戻ってくるデス!」

陽子「そうだ!愛するシノのためだ!」

シノ「今こそありふれた日々の素晴らしさに気づく時です!」

デブ「・・・!」

~数週間後~

アリス「やったよお!目標体重まで下がったよお!」

シノ「やりましたね!ブ・・・アリス!」

陽子「やっぱりこの姿が一番可愛いな!」ナデナデ

カレン「人間やればできるデス!お祝いの食事を用意してあるデス!みんなで食べるデス!」

陽子「やったあ!」

シノ「わあ!気が利きますね、カレン!」

シノ「わあ!なんて豪華!」

アリス「久しぶりのちゃんとした食事だよお!」

陽子「思えばアリスにはひどいことをしたな・・・」

カレン「アリスはゲテモノばかり食べてたデス、これくらい豪華でもバチはあたらないデスよ」

アリス「みんなは私のためを思ってやってくれたんだよね!全然気にしてないよ!」

陽子「そうか・・・じゃあいただきます!」

ツインテの黒豚さんはでないの?

アリス「頂きます!」パクッ

シノ「美味しいです!」

陽子「やっぱ金持ちの料理は違うな!」

アリス「・・・オヴェエエエエエエ!!!!!」

カレン「アリスが吐いたデス!?」

陽子「久しぶりの食事で気持ち悪くなったんだな・・・」

シノ「食事美味しいです」パクパク

~1週間後~

「アリスちゃん!おかし上げる!」

「アリスちゃんお弁当の余りあげる!」

アリス「ごめん・・・食欲がなくて・・・」ゲッソリ

シノ「どうしましょう・・・痩せたのはいいですけどこのままでは・・・」

陽子「カレン・・・分かってるな」

カレン「第二回アリス地獄の合宿inワタシのマンション開催デス!」

アリス「それは嫌ああああああああ!!!!!!!!」パクパク

陽子「あっ、食べた」

~end~

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