凛「…………」
花陽「…………」
真姫「…………」
にこ「ぐー」Zzz
花陽(にこちゃんが寝ている…)
真姫(ネコミミと尻尾を装備した状態で…)
凛(にこちゃんが寝ている…)
にこ「ぐー…ぐー…」Zzz
真姫(何故こうなったのか…少し思い返してみましょう)
にゃあ
かよちんもねこになるにゃー
はよ
数分前
凛「部室に一番のりにゃー!」ガラッ
花陽「待ってよ凛ちゃーん!」
にこ「残念、にこがいるわよ」
凛「あれ、にこちゃん一人?」
花陽「他のみんなは…?」
にこ「さっきまで海未ちゃんとことりちゃんと穂乃果ちゃんがいたけど…どっか行っちゃったわ」
凛「どっかでどこ?」
にこ「さぁ?」
花陽「さぁ?って…」
にこ「だってしょうがないでしょ、いきなり飛び出して行っちゃったんだから」
ことり『次の衣装はネコミミにしたいな♪』
穂乃果『おぉっ!かわいい!』
海未『ねっ…ネコミミ…!?それはちょっと…』
ことり『え~…海未ちゃん、絶対似合うと思うのに』
海未『似合いませんよ…それに、恥ずかしいです!』
ことり『みんなで付ければ恥ずかしくないよ!』
穂乃果『ほら!穂乃果もつけるから海未ちゃんもつけて!』
海未『か、勘弁してくださーい!!』ダッ
にこ「…と言う事があって」
花陽「だから机の上にネコミミが…」
凛「かよちんつけてみるにゃ!」
花陽「えぇっ!?」
凛「えい」スポッ
花陽「……ど、どうかな?」
凛「………ふむ」
④
はよ
にっこ
にー
凛「うん!かよちんすっごい似合うよ!」
花陽「そ、そう…?」
凛「かっわいいにゃ~…!食べちゃいたいくらい…!」
花陽「凛ちゃんったら、もうっ…!」デレデレ
にこ(このバカップルは…こうなったらしばらくイチャイチャし続けるでしょうね)
にこ(二年生共もしばらく戻ってこないだろうし…今日の練習は遅くなるわね、こりゃ)
凛「かよちんはいつもかわいいけど、ネコかよちんはもーっとかわいいにゃ!」
花陽「凛ちゃん、そんなに褒めたら恥ずかしいよ…」
にこ「ちょっとあんたら、にこは寝るからみんな来たら起こしなさいよ」
凛「凛、かよちんの恥ずかしがる顔…もっと見たいな」ニコッ
花陽「あっ…凛ちゃん…」ドキッ
にこ(聞いちゃいねぇ)
ほ
凛「かよちん…」イチャイチャ
花陽「凛ちゃん…」イチャイチャ
にこ「ぐー…」Zzz
真姫「…………」
真姫(なにこの状況)
凛「あ、真姫ちゃん!」
真姫「凛…他のみんなは?まだ三人だけ?」
凛「うん、穂乃果ちゃんとことりちゃんと海未ちゃんはしばらく戻ってこないにゃ」
真姫「ふぅん……で、なんで花陽はネコミミしてるわけ?」
花陽「い、いろいろあって…」
…
真姫「みんな揃わないんじゃ来た意味ないじゃない、帰ろうかしら…」
凛「まぁまぁ、真姫ちゃんもネコミミつけて落ち着くにゃ」
真姫「どさくさに紛れて耳つけないで!」
ほ
真姫「それにしてもこのネコミミ、よく出来てるわね…」
花陽「ことりちゃんってやっぱりすごいなぁ…」
凛「お店で売ってるネコミミみたいだにゃー」
真姫「真っ黒…黒猫の耳かしら」
花陽「海未ちゃんにつけてもらう予定だったみたいだから…海未ちゃんの髪に合わせたんじゃないかな?」
真姫「あぁ、そうなの…確かに海未ちゃんは黒髪……ん?」
にこ「ぐー……」Zzz
真姫「…………」
真姫「……黒髪」
凛「黒髪だにゃ」
花陽「黒髪だね……」
真姫「…………」
真姫「えい」スポッ
はよ
真姫「こ、これは…!!」
凛「ネコ…!!」
花陽「すっごく似合ってる…!!」
真姫「正にネコね…!ネコのにこちゃんだからねこちゃん!今からにこちゃんはねこちゃんよ!!」
花陽「真姫ちゃん!ネコのしっぽもあったよ!」ジャーン
真姫「さっそくつけましょう!」
凛「スカートの下につけるの?」
真姫「しっかりつけないと……」ガサゴソ
真姫(……薄水色か)
こうしてにこちゃん改めねこちゃんは爆誕したのであった
にゃんにゃん
終わらないよな?
真姫「写真撮っておこうかしら…」カシャカシャ
花陽「花陽も…」カシャカシャ
にこ「んー…?うっさいわねー…」ムクッ
真姫「あっ、ねk……にこちゃん」
にこ「真姫ちゃん、おはよう……ふわぁ~あ」
にこ「……まだ全員集合してないの?まったく…」キョロキョロ
にこ「たるんでるわね!ちょっと呼んでくるわ!!」ダッ
花陽「え゛っ!?ちょ、待っ…!!」
真姫「……行っちゃったわね」
凛「行っちゃったにゃ」
花陽「はわわわわわ……」
真姫「まぁ、かわいいから大丈夫でしょ…」
凛「そうだにゃ」
花陽「ええええええええええ」
にこにーあいしてる
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