まどか「ほむらちゃん、絵のモデルさんになってほしいの」(182)

ほむら「もちろん、構わないわ。まどかが絵を描き終わるまでポーズをとっていればいいのね」

まどか「ありがとうー。ティヒヒ、ほむらちゃんはスタイルがいいから、いい絵が描けると思うんだ」

ほむら「スタイルがいいなんて……。巴マミのように胸があるわけでもないし」

まどか「たしかにマミさんは凄いけど、ほむらちゃんのスレンダーさも素敵だなって!」

ほむら「そう、褒めてくれてありがとう。お世辞でもうれしいわ」ホムホム

まどか「お世辞なんかじゃないよー」

ほむら「あなたの言葉に応えなくてはね。ポーズはどんなポーズかしら。もう何も怖くない? 一人ぼっちはさみしいもんな?」ファサァ

まどか「ポーズは自由でいいよー。そこのソファに座っていいからね。あと、服はそこのカゴにいれて」

ほむら「そう、自由と言われれば困、え?」

まどか「初めてのヌードデッサン、がんばるね!」

まどか「ほむらちゃんもういいー?」

ほむら「い、いいわ……」

まどか「わー、ほむらちゃんのお肌すごく綺麗だねー」

ほむら(脱衣を見られるの恥ずかしかったから、むこうを向いてもらったけど、結局裸なんだからあまり意味がない……)

まどか「ほむらちゃんの生足って初めて見たかも! ティヒヒ!」

ほむら「そ、そうね。いつもストッキングを履いているから……」

ほむら(スースーする……落ち着かないわ。冷静にならないと)

まどか「じゃあ、風邪引かないように早く始めちゃおっか」

ほむら「ええ、早く終わらせましょう」ストン

まどか「ほむらちゃん、手で隠してたら見えないよー!」

ほむら「!? え、えっと…。そういうポーズのつもりだったんだけど、だめかしら…」

まどか「うーん…一応ヌードデッサンから、もうちょっと開放的なポーズのがいいかも」

ほむら「……そう、わかったわ」

まどか「あ、ごめんねっ! さっきは自由っていったのに」

ほむら「あなたが気にする必要はないわ。これは芸術活動なんだもの」

ほむら(できれば、胸と……下腹部は隠しておきたかったけれど……)スッ

まどか「うん、バッチリだよ! じゃあ始めるね!」

ほむら「ええ」

まどか「……」カリカリ

ほむら「……」ソワソワ

ほむら(どうしてこんなことになってしまったのかしら……)

まどか(ほむらちゃんの体ってほんとに綺麗で羨ましいな)

ほむら(いえ、内容の詳細を確認せず、受けてしまった私が悪いのね)

まどか(そういえば、ほむらちゃんって毛が……)

ほむら(でも、なんでヌードデッサンをする必要が……?)

まどか「うーん……」ジーッ

ほむら(うう……まどかが私を見てる。裸の私を……)

まどか(てぃひひ、ほむらちゃん顔が赤くなってる。かわいい)

ほむら(お尻と背中にソファが当たって、変な感じ。ツルツルしてて冷たくて……)

ほむら(そういえば、入浴以外でこんな格好したことなんて今までなかったわ……)

ほむら(開放感……っていうのかしら。服脱いで、力抜いて……)

ほむら(そういえば、今凄い格好してるわね。足開いて、手も置いてるから、丸見え……あれ?)

ほむら(その姿をまどかに見られてる……どころか、絵に描かれてるの……私?)

まどか「……」カリカリ

ほむら(状況は頭に入ってたけど、理解できてなかった……)

ほむら(まどかの視線を感じる。上から下まで、私の体を這ってるんだ……)ハァ

ほむら(まどかが、裸の私をみてる…その私を絵に…)ハァ

ほむら(やっぱり、全部書くのよね。胸とか色々……どこまでまどかには見えてるんだろ)ハァ

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「ひゃい!? じゃ、じゃなくて、どうしたのまどか?」

まどか「驚かしちゃってごめんね。息が荒いからどうしたのかなって……」

ほむら「だ、大丈夫よ! 少し、深呼吸しただけ」

まどか「そっか。ごめんね、あと少しで終るから。体調悪くなったら言ってね?」

ほむら「ええ。完成楽しみにしてるわ……」

ほむら(息を荒くしてたということは、私興奮してたのかしら……)

ほむら(うう…否定できない…。まどかは純真な気持ちでやってるのに、私って最低ね……)

まどか「できたー! できたよ、ほむらちゃん」

ほむら「そう。よかったわ。お役にたてて」ホッ

まどか「てぃひひ、どうかな?」

ほむら(!? 私まどかから見たらこんな格好してたの!? しかも、アニメ調だけどわりと詳細に書き込んである……)

ほむら「えーっと……まどかに掛かれば、なんでも芸術になるのね」

ほむら(自分の体を芸術っていっちゃうタイムトラベラーの人って……)

まどか「てぃひひ、そんなことないよー。モデルさんがいいんだよ!」

ほむら(まどかに黒子の位置まで知られてしまった……)

まどか「あとで、仕上げするから、そしたら学校で見せるね!」

ほむら「それには及ばないわ。私が直接まどかの家に見に来ればいいもの」

まどか「でも、モデルさんまでしてもらったんだし、わざわざほむらちゃんに来てもらうのも悪いかなって」

ほむら「あら、まどかは私に遊びに来られるのが嫌なのかしら?」

まどか「そ、そんなことないよー! じゃあ、またおうちでね?」

ほむら(学校に持ってこられたら私は終わりよ……)

まどか「ほむらちゃん、もうお洋服着ていいよ?」

ほむら「あっ、そ、そうね!」

まどか「お手伝してもいいかな?」

ほむら「その必要はにゃいわ!」

ほむら(噛んだ……)


~ほむホーム~
ほむら「今日は大変な目にあったわ……」

ほむら(まどかといえど、裸を見られるのは……いえ、まどかだからこそ恥ずかしいのよ)

ほむら(へんなこと考えてるってバレなかったかしら……)

ほむら(そもそもなんで、息荒くするまで興奮しちゃったんだろう……)

ほむら「だめね、あの時のことしか考えられない。今日はもう寝てしまおう……おやすみ」カチッ

ほむら「……」ゴロッ

ほむら(まどか、私の体ずっと見てたな……どう思ったのかしら)ゴロッ

ほむら(ホントに言葉通り、素敵だって思ってくれたらうれしい……。私なんて貧弱な体で……)ゴロッ

ほむら(でも、その体でも素敵だって思ってくれるのなら、裸になるのも悪くないかも)ゴロゴロッ

ほむら(ってなに考えてんのよ私は!)ゴロゴロッ

ほむら「……」ガバッ

ほむら「寝れないわ」

ほむら(あのときの感覚が忘れられない)

ほむら(もう一度、やってみたい……馬鹿ね、私。ワルプルギスを倒して、気が抜けて変になっちゃったのかしら)

ほむら「……試してみるだけよ」

プチプチ ヌギヌギ

ほむら「脱いでしまった。はたから見たら変態だわ……」

ほむら(あ、でもシーツがすべすべして気持ちいい)ゴロッ

ほむら(ベットってこんなにすべすべでふわふわなのね。これは普通に気持ちいいかもしれないわ)

ほむら「全身で感じてみるとこんなに違うのね。そういえばソファも新感覚だったし」

ほむら「ちょっと歩いてみよう……」

ペタペタ

ほむら(裸足で歩きまわるなんて何年ぶりかしら)

ほむら(やっぱりスースーするけど、体中涼しくて気持ちいい……やっぱり私、この開放感好きなのね。認めるわ)クスッ

ほむら(でも、なんだか少し物足りない。まどかのうちで脱いだ時はもっと、ドキドキして……)

ほむら「あ……」

ほむら(鏡…なんて格好してるのよ私は…)

ほむら(そうか…私の家だと他人の視線がないのね…)

ほむら(それに、結局私の家だと脱衣所で裸になってるのと変わらないわ…スリル、背徳感がないということか…)

ほむら「なに考えてるんでしょうね」

ほむら(まどかに私を見てって頼むの? 気持ち悪がられちゃうよ。有り得ないわ)

ほむら(いや、待って。背徳感を得たいなら、人に頼まなくても……でもそれって)

ほむら「……」

ほむら「かばんに、緊急用の服とソウルジェムを入れて。紺のソックスと革靴を履いていきましょう」

ほむら(ビーチサンダルだとさすがに雰囲気がないし…ストッキングの直ばきもちょっと…)

ほむら「なんていってる間に準備ができてしまった……」

ほむら(ホントにこれだけで外に出るの? わいせつぶつちんれつざい……)

ほむら(でも、いざとなったら変身してしまえばいいし……なんとかなるわよね)

ほむら(…そこまでして、この格好で出る意味は?…いや、出てみたいのね私は)

ほむら「試すだけ、試すだけよ」ドキドキ

ほむら(時間は23時…ベッドタウンだし、もう人もほとんどいないはず)

ほむら「い、いってきます」ガチャ

ほむら(誰もいないわよね……よし、今よ)キョロキョロ バタン

ほむら(うわぁ…外だ…。靴とソックスしか履いてないから風が全身を……)ゾクゾク


ほむら(すごくそわそわする。朝になればみんなここで普通の生活するのに私こんな格好で……)

ほむら(落ち着かない、恥ずかしい……馬鹿みたい。でも、何故か楽しい……)

ほむら「なんだか、体を動かさずには入られないわ。変なの。フフッ」クルクル

アハハハー

ほむら「!?」バッ

ほむら(人!? 見られて、笑われた!? いえ……それにしては遠かったわ。どこかで談笑してるのね)

ほむら(そうか……夜遅くにベッドに入ってるだけでも、いろんな音が聞えるものね。私も、寝れなくて、ふと窓の外を見たり)

ほむら(気まぐれで窓から顔を出した人に見られちゃう可能性もあるのか…ひょっとしたら今も…)

ほむら「見られてるかも……」ハァ

ほむら(そう思うと、いろんなとこから視線があるように感じる……)ハァ

ほむら(全身の感覚がすごく鋭敏…体中はっきりと感じられる。今の私は隈なく晒してるのね…)ゴクッ

ほむら「……立ち止まって変なこと考えても仕方ないわ。とりあえず公園までいってみましょう」


ほむら(それにしても、道ってこんなに広かったのね……)

ほむら(そこらじゅうに人がいそうな物影がある。今まで意識したことなかったわ……)

ほむら(一歩一歩が凄く怖くて、刺激的。誰かに見られてるかもって思うと変な気分になる……)

ほむら(初めてヤクザ屋さんのところに入ったときも、こんな感じだったわ)

アハハー モウイッケンキマショウヨー

ほむら「!」ドキッ

ほむら(人! こっちには……こないのね)ホッ

ほむら(深夜だって、人がいないわけじゃないんだから気を付けないと……車だって)ドキドキ

ほむら「あ、鏡……大きいわね」

ほむら(家でも見たけど、なんて格好してるのよホントに)

ほむら(…乳首立ってる…なんで顔ニヤついてるのよ…)

ほむら「いやらしい…」ドキッ

ほむら(自分の言葉に反応してどうすんのよ~!)ドキドキ

ほむら(私ナルシストなの……? そんなことない! クールキャラでいくって決めたでしょ暁美ほむら!)

ほむら(顔引き締めて、背筋を整えて)

ほむら「だけど、この姿で格好つけても、つかないわね…」

ほむら(そもそも鏡の前で全裸でポーズとってるってどうなのよ……)

ほむら(見たことないけど、えーぶいってこんな感じなんでしょうね……)

ほむら(まだ乳首立ってる…こんな馬鹿っぽいのに、私興奮してる…)ハァ

チャリンチャリン

ほむら(自転車!!)


ほむら(物影に隠れる!)バッ スチャ

チャリンチャリン

ほむら(すぐそこ通ってる…! 気づかれた!?)

チャリン…チャリン…

ほむら(遠ざかっていく、ばれてない?)

ほむら「…よかったあ…」

ほむら(危なかったわ…でも…)

ほむら「今の、フッ、ちょっと面白かったわ。アハハハ。フフッ。アトラクションみたい。変なの」

ほむら(久しぶりに大声あげて笑った気がする。やっぱり、ループしてから変なところに力が入ってたのかなぁ……)

ほむら(そうね。もうちょっと脱力して生きてみてもいいかもしれない。まどかも、みんなも生きてるんだもの)

ほむら「フフッ…変な感傷にひたってないで、夜のお散歩を済ませちゃいましょうか」

~ほむ公園~
ほむら(すごい、緑の匂いが……なんだか服を脱いでると触覚だけじゃなくて五感全てが鋭くなってる気がするわ)

ほむら(星もでてて、月も綺麗。風も気持ちいいし、いい夜ね)

ほむら「んーっ」ノビー

ほむら(変な意味じゃなくて、気持ちいいわ。さわやかな感じ。全身で夜を楽しんでる)

ほむら(でも、今までの私だったらこんなことはしなかったわ。やっぱりいろいろフラストレーションたまってるのかしら)

ほむら「やっぱり、私にクールキャラなんて合ってないのかなあ……」

ほむら(時間も止められなくなっちゃったし、戦闘でも足手まといなのよね)

ほむら(元はといえば、まどかに引っ張られる役だったわけだし、私。マミさんやさやかにも、可愛がってもらえて…)

ほむら(それが今は先輩のマミさんとも対等に…肩こっちゃうよ…)

ほむら(ループの一か月から抜けた以上、私なんて大したことないのに…でもなんだか、なあなあで)ストン

ほむら「ひゃあ! ベンチ…冷たい…」

ほむら「あ、でも慣れてくると冷たいのが気持ちいいかも……」

ほむら(…みんなとは仲良くやっていけてると思うし、私も仮面のはずし時なのかしら…)

ほむら(考えなしにベンチに座って素っ頓狂な声あげちゃうんだから、そのうちボロがでるわ)

ほむら(明日あたり、マミさんに相談してみようかしら。うまくいけば、まどかにも甘えられるように……)

ほむら「……」ホムホム

ほむら(そういえば、まどかは今頃私のヌードデッサン仕上げてるのかしら)

ほむら(こんなことしてるんだから、恥ずかしがるのもおかしいけれど、まどかが一生懸命私の裸を書いてると思うと…)

ほむら「……ともかく、帰りましょう。明日は巴マミ、いえマミさんに相談よ」

ガサッ

ほむら「!?」ビクッ

さやか「……」

ほむら(さささ、さやか!? コンビニの袋!? 深夜にコンビニなんて本当に愚かねっ!)

さやか「……あんた、何してんの?」

ほむら「…あ、あなたには関係ないわ…」ファサァ

さやか「公共の場で素っ裸で関係ないも無いと思うんだけど」

ほむら(正論すぎる……)

さやか「コンビニで夜食買ってきたら、あんたの叫び声が聞こえたから」

ほむら「太るわよ……」

さやか「まー、転校生に言われたら反論できないけどさ」ジーッ

ほむら「み、見ないでよ…」

さやか「見てほしいんじゃないの?」

ほむら「違う…わ…」

さやか「そうなの。まあ、あんたの悲鳴が聞こえてきたから魔女にでもやられてんのかと思って」

ほむら(ベンチのときの…うかつだったわ…)

さやか「そしたら、裸でベンチに座ってくつろいでるんだから、さやかちゃんもびっくりだよ」

ほむら(私の学園生活これで終わりなのかしら……)

さやか「で、なにしてたの?」

ほむら(まさかワルプルギスの夜じゃなくて美樹さやかに平穏が壊されるとは……)

さやか「ちょっと転校生?」

ほむら(うぅ…まどかぁ…)グス

さやか「あんた、泣いて」ハッ

ガヤガヤ ワイワイ

さやか「人来るって。あんたその姿見られたらやばいでしょ!」

ほむら「もう、あなたに見られたのだけれど……」

さやか「ああ、もうこっちこい! ほら、手!」ギュッ

ほむら「うぅ……」

ガヤガヤ

さやか「ま、こっちの物影の方には人来ないでしょ。酔ってるサラリーマンの集団みたいだし」

ほむら「そう……」

さやか「あんた、どんだけやる気ないのよ」

ほむら「だって…あなたに…見られてしまったし…」

さやか(なんで、こいつこんなにしおらしいんだ? ……かわいいじゃんかよ)

ほむら「私には、どうすることも……」

さやか(あ、そうか。こいつ私が、転校生は露出狂の変態ですよーって言いふらすと思ってるんだ)

さやか(あんたの中で、どんだけ外道なのよあたしは!)

ほむら「……」ギュッ

さやか(あ、手つなぎっぱなしだった。こいつの手すごい熱いし、震えてる)

さやか(怖くて、恥ずかしいのか……)

さやか「あのさ……」

ほむら「…なによ…」

さやか「あんた、露出好きなの?」

ほむら「露出って…そんなつもりじゃ…」

さやか(びくびくしてるこいつ見るなんて、思わなかったな)

ほむら「ただ、なんていうか……」

さやか(そういえば、あたしたち助けるためにループしてたんだっけ。ループする前はもっと小動物系だったのかも)

ほむら「ちょっと、脱いでみようって思ったのよ……」

さやか「それって露出狂っていうんじゃない?」

ほむら「……」

さやか(まあ、その体なら、みんなに見てもらおうとするのもわかるけどね)

さやか(線細いし、肌白いし、胸はないけど、綺麗な体してる)

さやか(恥ずかしがってるせいで、若干体が赤くなってるのもかわいいな……)

ほむら「露出狂だったらどうするの?」

さやか「どうしようか?」

ほむら「みんなに言いたければ言えばいいじゃない」

さやか(強がっても、顔泣きそうだっつの。あたしが何も言わなくても、そんなこと言っちゃうあたり怖がってることバレバレ)

さやか(そうか、あたし、みんなに言っちゃうぞーっていったらこいつのこと好きにできるのか)

さやか(…ほむらを好きに…この体を…)ゴクリ

ほむら「……とりあえず、服着てもいいかしら」

さやか「それはだめ!」

ほむら「な、なんでよ!」

さやか「それは……」

さやか(でも、あたしが、このことで脅迫したら、こいつは私のこと嫌いになるだろうな)

さやか(体は手に入っても、一生心で受け入れてもらえなくなる)

さやか(なんで、あたし、同性のこいつにこんなこと考えてるんだろ……)

さやほむとかまじで誰得・・・

ほむら「あなたは、私を辱めたいの…?」

さやか「そうじゃなくてさあ!」

ほむら「わけわかんないわよ…もう許して…」

さやか(あんたが綺麗だからだよ! もったいないの!)

さやか(例えば、このうっすら浮かび上がった肋骨とか、たまんないよ。どうしてこんなふうになるの)

さやか(うう、あたし骨フェチだったのかな。それとも実はスレンダーな女の子萌えだったとか?)

ほむら「ん」ピクッ

さやか(あ、すごい肌すべすべしてる。骨と骨の間…柔らかいような硬いような…あ…)スリスリ

ほむら「いきなり触らないでよ……」

さやか「ご、ごめんっ。…つい…あんたが…綺麗だったから…」

ほむら「えっ…」

さやか「もっと触っていい?」

ほむら「断っても続けるんでしょ…」

さやか「そんなことないよ……」

ほむら「優しくならいい…わ…」

さやか「ありがと…じゃ、手離すね」

ほむら(ずっと手をつないでたんだ…)

さやか「うわ、すごい……」

ほむら(なんでさっきから、肋骨の間を指でいじってるのよ…ん…)ピクッ

ほむら(他人の手…すごく熱くて、冷えた皮膚の中ですごく強調される…)

ほむら(さやかの指が…私の脇を優しく這って…)ハァ

ほむら「ん…」

さやか「痛かった……?」

ほむら「だ、大丈夫……」

さやか「そか…」ツウ

ほむら「んんっ!」

ほむら(…今度は鎖骨を指でなぞって…なんで骨ばっかり)

いつもと変わらない光景
空は夕焼けに色づき、校舎は橙に染まっている。
冬の冷たい空気を深く吸い込み空を仰ぐ俺の右隣には淡い桃色の綺麗な髪をした女の子、鹿目まどかがいた。
不意に視線を下げると彼女は頬を赤く染めながら俯く。その仕草があまりにも可愛いくて思わず俺も目を背けてしまう・・・。

そんな時だった、彼女が不意に声あげる

まどか「結論くんっ・・・!」

結論「!・・な、なに・・?」

まどか「あ、あの・・その・・す、好きですっ!つ、付き合って下さいっっ!!」

突然の告白。
俺はあまりに驚きと嬉しさで頭が真っ白になり思考が停止する。

まどか「・・ぁあ・・ぅ・・」

結論「・・・」

まどか「うぅ・・」

いまにも泣き出してしまいそうなまどかを尻目に

結論「・・・俺もまどかの事が好きだ!!!」

俺は叫んだ

いつもと変わらない光景
空は夕焼けに色づき、校舎は橙に染まっている。
冬の冷たい空気を深く吸い込み空を仰ぐ俺の右隣には淡い桃色の綺麗な髪をした女の子、鹿目まどかがいた。
不意に視線を下げると彼女は頬を赤く染めながら俯く。その仕草があまりにも可愛いくて思わず俺も目を背けてしまう・・・。

そんな時だった、彼女が不意に声あげる

まどか「結論くんっ・・・!」

結論「!・・な、なに・・?」

まどか「あ、あの・・その・・す、好きですっ!つ、付き合って下さいっっ!!」

突然の告白。
俺はあまりに驚きと嬉しさで頭が真っ白になり思考が停止する。

まどか「・・ぁあ・・ぅ・・」

結論「・・・」

まどか「うぅ・・」

いまにも泣き出してしまいそうなまどかを尻目に

結論「・・・俺もまどかの事が好きだ!!!」

俺は叫んだ

いつもと変わらない光景
空は夕焼けに色づき、校舎は橙に染まっている。
冬の冷たい空気を深く吸い込み空を仰ぐ俺の右隣には淡い桃色の綺麗な髪をした女の子、鹿目まどかがいた。
不意に視線を下げると彼女は頬を赤く染めながら俯く。その仕草があまりにも可愛いくて思わず俺も目を背けてしまう・・・。

そんな時だった、彼女が不意に声あげる

まどか「結論くんっ・・・!」

結論「!・・な、なに・・?」

まどか「あ、あの・・その・・す、好きですっ!つ、付き合って下さいっっ!!」

突然の告白。
俺はあまりに驚きと嬉しさで頭が真っ白になり思考が停止する。

まどか「・・ぁあ・・ぅ・・」

結論「・・・」

まどか「うぅ・・」

いまにも泣き出してしまいそうなまどかを尻目に

結論「・・・俺もまどかの事が好きだ!!!」

俺は叫んだ

カーテンの隙間から射し込む日が朝の訪れを知らせる。

結論「ぅう・・もう、朝か」

ここはまどかの部屋。
俺は今まどかのベッドの上に居る
そして、もちろん隣で幸せそうに寝息を立てているのはまどかだ
つまり、昨日はお楽しみだったわけだが・・・。

結論「・・・・」

まどかの寝顔を見つめる
そして抱きしめる

まどか「んぅ・・」

起こしてしまった・・・

まどか「ぁ・・もう起きてたんだ、おはよう結論っ」

彼女は「ふわぁ」と欠伸をする
すると、躯を覆っていた布団がはだけて・・

結論「ぁ」

まどか「・・・/////」

「もう、結論のえっち///」

いま俺は幸せだ。

カーテンの隙間から射し込む日が朝の訪れを知らせる。

結論「ぅう・・もう、朝か」

ここはまどかの部屋。
俺は今まどかのベッドの上に居る
そして、もちろん隣で幸せそうに寝息を立てているのはまどかだ
つまり、昨日はお楽しみだったわけだが・・・。

結論「・・・・」

まどかの寝顔を見つめる
そして抱きしめる

まどか「んぅ・・」

起こしてしまった・・・

まどか「ぁ・・もう起きてたんだ、おはよう結論っ」

彼女は「ふわぁ」と欠伸をする
すると、躯を覆っていた布団がはだけて・・

結論「ぁ」

まどか「・・・/////」

「もう、結論のえっち///」

いま俺は幸せだ。

カーテンの隙間から射し込む日が朝の訪れを知らせる。

結論「ぅう・・もう、朝か」

ここはまどかの部屋。
俺は今まどかのベッドの上に居る
そして、もちろん隣で幸せそうに寝息を立てているのはまどかだ
つまり、昨日はお楽しみだったわけだが・・・。

結論「・・・・」

まどかの寝顔を見つめる
そして抱きしめる

まどか「んぅ・・」

起こしてしまった・・・

まどか「ぁ・・もう起きてたんだ、おはよう結論っ」

彼女は「ふわぁ」と欠伸をする
すると、躯を覆っていた布団がはだけて・・

結論「ぁ」

まどか「・・・/////」

「もう、結論のえっち///」

いま俺は幸せだ。

「「俺の小鳩に手ェ出したら殺すぞあぁん?」」

不良「「すいませんでしたっ!カーチャンとヤってきますごめんなさいッ!」」

小鳩「け、結論・・」

結論「大丈夫だったか・・?」

小鳩「うわああああん!怖かったよぉ!!」

その後、俺と小鳩は結ばれた。
身体はもちろん、心も・・。

小鳩「幸せにしてな・・」

結論「ああ、もちろんだ」

小鳩「なんて・・・へへん、もう幸せじゃ!」


結論「私結論からは、羽瀬川小鳩を生涯妻とし、幸せや喜びは共に分かち合い、
  悲しみや苦しみは共に乗り越え、永遠に愛する事を誓います。」
  
小鳩「私は結論からを生涯夫とし、幸せや喜びは共に分かち合い、
  悲しみや苦しみは共に乗り越え、永遠に愛する事を誓います。」

チュッ

END....

「「俺の小鳩に手ェ出したら殺すぞあぁん?」」

不良「「すいませんでしたっ!カーチャンとヤってきますごめんなさいッ!」」

小鳩「け、結論・・」

結論「大丈夫だったか・・?」

小鳩「うわああああん!怖かったよぉ!!」

その後、俺と小鳩は結ばれた。
身体はもちろん、心も・・。

小鳩「幸せにしてな・・」

結論「ああ、もちろんだ」

小鳩「なんて・・・へへん、もう幸せじゃ!」


結論「私結論からは、羽瀬川小鳩を生涯妻とし、幸せや喜びは共に分かち合い、
  悲しみや苦しみは共に乗り越え、永遠に愛する事を誓います。」
  
小鳩「私は結論からを生涯夫とし、幸せや喜びは共に分かち合い、
  悲しみや苦しみは共に乗り越え、永遠に愛する事を誓います。」

チュッ

END....

さやか「鎖骨弱いの……?」

ほむら「誰だっていきなり触られたらびっくりするでしょ……」

さやか「…かわいいな…」

ほむら「さ、さっきから可愛い可愛いって人をからかわないで…」

さやか「からかってない」

ほむら「だって、あなたとはワルプルギスの夜を倒してからも、喧嘩ばかりで、んっ…」

ほむら(また肋骨に手がどんだけ、好き…ん、きもち、いい…)

さやか「そうだけど、今晩、しおらしいあんたみて、可愛いと思った。それに」

ほむら(あ、手が…上がってきて…腋に…かわいい…)

さやか「服脱いだほむらは綺麗だし」

ほむら(今、ほむらって…んっ、腋をさやかの指が優しく撫でるみたいに揉んで…へんな感じ…)

さやか「あたしの手で、気持ちよさそうにしてくれるし」

ほむら「…さやかの触るところは、ん…変よ…」

さやか「そうなんだ…あたしこういうの経験ないから、触りたいこと触ってるだけでさ…ごめんな」ギュッ

ほむら(どさくさで抱きしめられた…)

さやか(どさくさで抱きしめてしまった…)ツウー

ほむら(指が背筋をつうってぇ…ゾクゾクする…んんっ)ギュウ

さやか(責められて、あたしに抱きしめ返してる…かわいい)

さやか「気持ちよくない?」

ほむら「……普通ね……」

ほむら(ほんとは、もっと触ってほしい……)

さやか「普通ってあんた他にも経験あるの?」

ほむら「ないけど……」

さやか「じゃあ、あたしが一番気持ちいいかもしれないじゃん……」ギュッ

ほむら「まあ…その可能性はゼロではないわね…」

ほむら(抱きしめられるとさやかの匂いがする……)

ほむら(それだけじゃなくて、裸だから直接さやかの感触を感じる…手も足も、私を抱きしめるために使ってる…)

ほむら(それに、可愛い、綺麗だって、そんなこと言われたら……)

さやか(ほむら、いい匂い…なんであたしこいつのことこんなに愛おしいんだろ)

さやか(露出子好きだったの? それとも、もともとほむらが好きだったの?)

ほむら「…さやか…」

さやか「どうしたの、ほむら…」

ほむら「ごめんなさい…呼んでみただけ…」

さやか「そか…かわいいな…」

ほむら「なにがよ……」

さやか「あのさ…ほむら…キスしない?」

ほむら「…キスって…」

さやか「あたしはほむらとキスしたい」

ほむら「でもそれって恋人同士がする……」

さやか「あたしは…それでも、いい…」

ほむら「そんなの……」

  『ほむらちゃん!』

ほむら(まどか…)

さやか「嫌かな…? あたしのこと、嫌い?」

ほむら「そんなことない! さやかは、私に優しくしてくれたし……」

  『燃え上がれーって感じで』

ほむら(でも、私はまどかが……。だけど、まどかは私のことを……?)

さやか「じゃあ…さ…」

ほむら(耳元でささやかれると息がぁ……)ビクッ

さやか「キス、してもいいよね?」

ほむら(分かんないよ…わかんないよぉ…)

さやか「ほむら…いくよ…」

まどか「だめー!」ドーン

さやか「ぐはぁ!」

ほむら「ま、まどか!?」

まどか「あっ……しまった」

さやか「ま、まどか?」

ほむら(何故まどかがここに、というか、私、さやかに弄られたせいで凄いことになってる…服…服着ないと…)

まどか「ほむらちゃんは服着ちゃだめだよ!!」

ほむら(なんでよー!)ホムーッ

さやか「まどか、どうして、ってか何故体当たり!?」

まどか「ご、ごめんねさやかちゃん。つい…」

さやか「まあ、いいけど、どうしてここに」

まどか「えーっと、今日の昼のことが忘れられなくて、ほむらちゃんちにいってみたらゴニョゴニョ」

ほむら「!?」

まどか「じゃなくて! お散歩してたら、二人の声が聞えたの!」

さやか「見てたんだ…で、なんであたしがぶっ飛ばされるのさ」

まどか「えっと、その…だって…ほむらちゃんは…」

さやか「ほむらが?」

まどか「あ、そうだ! ほむらちゃんは、一人で露出してたんだよ!」

ほむら(改めて言葉にされると凄い恥ずかしい…。というか、私は友達二人に馬鹿な姿を見られたのね…)

さやか「だからなんなのさ!」

ほむら(いえ、現在進行形で……)

まどか「一人で露出してたほむらちゃんが綺麗で、かわいかったのに、それに手を出しちゃだめだよ!」


ほむら(なんなのその理屈!?)

さやか「む、確かにそうかもしれないけど、さやかちゃんの手で悶えるほむらだって可愛かったでしょ!」

まどか「だって、そんなのお家でできるもん!」

ほむら(というか、まどか、あなたは設定的には私たち二人が話してるところにきたんじゃ……)

まどか「せっかくお外なんだよ! なのに、さやかちゃんったら、触っちゃって、キキキ、キスまでしようとして!」

さやか「うっ…」

まどか「そんなの絶対おかしいよ! 露出してるほむらちゃんを楽しむべきなのに、邪魔するなんて!」

さやか「ううっ…」

まどか「さやかちゃんの直結型スケベ!」

さやか「まどかはムッツリスケベでしょー!」

ほむら(訳が分からないわ…)

まどか「むむむ…」

さやか「ぬぬぬ…」

さやか(なんで、この子は今日に限ってこんなにアグレッシブなのさ!)

さやか(いつもは私にかみついてくるなんてしないのに…ほむらがいる前で…)

さやか(あ、そうか…まどかは、ほむらのことが…)

まどか「さやかちゃんなんて知らない! いこ! ほむらちゃん」ガシッ

ほむら「えっ、まどか…腕引っ張らないで…」

さやか「ちょ、ちょっと待ってよ! 私だって」

まどか「さやかちゃんは」

さやか「なにさ!」

まどか「露出した子が好きなの? スレンダーな子が好きなの? ほむらちゃんが好きなの?」

さやか「!?」

ほむら「ま、まどか?」

さやか(あたしは、そもそも、そういうの意識したのが今日初めてで)

さやか(ほむらの体が綺麗だから、目が眩んじゃって。いろいろしちゃったけど)

さやか(断言できるの? ほんとに暁美ほむらが恋愛対象として好きかどうか。それをはっきりしないと、絶対キスとかしたら後悔する)

まどか「……」

さやか「……ち、ちきしょおおおおおお!」バタバタ

ほむら「さ、さやか!?」

ほむら(なんで走って逃げるの!?)

まどか「さやかちゃんには考える時間が必要なんだよ。そっとしておいてあげようよ」

ほむら「そう…で、えっと…」

まどか「……」

ほむら(なんて言ったらいいのかわからない…。まどかは私のこと、どうおもってるの…?)

ほむら(ともかく、私が全裸で沈黙とかシュールすぎる…何か言わないと…)

ほむら「あの、まどか、とりあえず服を着ていいかしら」

まどか「えー? どうして?」

ほむら「色々あって、疲れてしまったし……この格好はその、開放的だけど緊張して」

まどか「そんなことないよ。だってほむらちゃん、あんなに楽しそうだったもん。くるくるーって」

ほむら「楽しそうってやっぱりあなた、うちの前から…」カァァ

ほむら(恥ずかしすぎる…。踊ってたのも、鏡で見てたのも、大笑いしてたのも見られたのね…)

まどか「色々あって、最初の気持ち忘れてるんだよ。私が、手伝ってあげる」

ほむら「手伝うって……」

まどか「とりあえず、ベンチ座ろうよ」

ほむら(ん、やっぱり冷たい……)ストン

まどか「てぃひひ、お尻冷たい?」

ほむら「もう…見てたのなら言ってくれればいいのに…」

まどか「ごめんね? ほむらちゃん楽しそうだったし、邪魔しちゃダメかなって」

ほむら「……一人でこんなことしてるなんて気持ち悪いよね」

まどか「そんなことないよ!」

ほむら「!?」ビクゥ!

まどか「ほむらちゃんはとっても、綺麗だよ。似合ってるもん! さやかちゃんに先に言われちゃったけど……」

ほむら「綺麗って…そんなの…」

まどか「ね、ほむらちゃん。手を出して、目をつぶってみて」

ほむら「こ、こうかしら」

まどか「ほむらちゃんの指キレイだね」ニギニギ

ほむら(あ、手、握られて…まどかの手やわらかい…)

まどか「目開けちゃだめだよ?」

ほむら「え、ええ……」

まどか「ほむらちゃん肩に力はいってる。私がついてるから安心してほしいな」

ほむら「そうは言うけど…こんな姿だし…」

まどか「私はほむらちゃんの裸好きだし、私が守ってあげる。はいっ、深呼吸ー」

ほむら「すー、はー」

ほむら(好き……)

まどか「吐いてー吸ってー。肩の力抜いてー。大丈夫だよ、傍にいるよ」

ほむら(まどかの手、温かい)スーハー

まどか「もっと楽な態勢になって、私しかいないんだから、足そろえなくてもいいし、背筋延ばさなくてもいいんだよ」

ほむら(まどか…すごく近い。気配がすぐそこで、耳元で声が…)

まどか「腕の力も抜いて。だらーん、ぷらーん。全部重力に任せて、もしものときは私が支えてあげるから」

ほむら(心地いい…まどかの声、すごく安心できる…)

まどか「てぃひひ、かわいいよほむらちゃん。手、離すね。手離しても私は傍にいるよ」

ほむら「うん、分かってる……」

まどか「もう一回、深呼吸。すってーはいてー。力を吐き出しちゃおう」

ほむら「すーはー」

まどか「リラックスできたね。それじゃ目開いていいよ。でも、体勢変えちゃだめだからね」

ほむら「ん……」

ほむら(私、いつの間にか体がベンチにもたれかかかってる。手も足も脱力して…だらしない…)

ほむら(足、凄い開いてるし。これじゃ丸見え……)

まどか「ほむらちゃん、とっても素敵だよ。リラックスしての露出って気持ちいいよね」ナデナデ

ほむら(まどかに頭撫でられてる…気持ちいい…でも、こんなの)

ほむら「恥ずかしいよ…まどかに、見られてる…」

まどか「それでいいんだよ。恥ずかしいのは気持ちいい。そうだよね?」

ほむら「恥ずかしいのは気持ちいい…」

ほらむ(恥ずかしいのは……)

まどか「ほむらちゃんのえっちな格好は、私がじっくり見てるからね」

ほむら(気持ちいい……)ゾクゾク

まどか「ほんとはね、ヌードデッサンがしたかったんじゃないんだ」

ほむら「え?」

まどか「ほむらちゃんに私の目の前で裸になってもらいたかったの。それで、恥ずかしがるほむらちゃんが見たかったんだ」

ほむら「まどか……」

まどか「そんなこと言ったら、ほむらちゃんに嫌われると思ってたから、口実つけたの。ごめんね」

ほむら「まどかを嫌ったりなんてしないわ」

まどか「うん、ほむらちゃんも、こういうの好きみたいでとっても嬉しいな」フーッ

ほむら「んんっ!」

ほむら(まどかの息が胸にッ……)

まどか「触っちゃだめってさやかちゃんにいったけど、息ならいいよね。てぃひひ」

ほむら「まどかの息、くすぐったい……」

まどか「ごめんね。我慢できなくなっちゃって。弱弱しいほむらちゃんって、なんだかいじめたくなるっていうか」

ほむら「ひどいわ……」

まどか「ごめんねー」フーッ

ほむら(耳ぃ~~!)ビクビクッ

まどか「ほむらちゃん。肩に力が入ってるよ。リラックス、リラックス」

ほむら「らって、まどかが変なところに吹きかけるから…」

まどか「ほむらちゃん、敏感でかわいいんだもん」

ほむら「うぅ……」

まどか「首筋とかも弱いのかな?」

ほむら「もうゆるしてぇ……」

まどか「だめだよー。うぇひひ」

~ほむホーム前~
ほむら(結局、いろいろ遊ばれちゃったわ…嫌じゃなかったけど…)

まどか「遅くなっちゃったね」

ほむら「わざわざ、見送ってくれなくてもよかったのに」

まどか「だって、ほむらちゃんの記念すべき初露出お散歩だもん。最後まで見てたいよ」

ほむら「…ちょっと歩いてみるだけのつもりだったのに、いろいろあったわ…」

まどか「楽しかったね!」

ほむら「……ふふっ、そうね。まどかともっと、分かり合えてよかったわ」

ほむら(それにさやかとも…明日、フォローしておかないと…)

まどか「ほむらちゃん、今度するときはわたしも誘ってほしいな!」

ほむら「えっ、今度って……これは、その今日かぎりのつもりだったのだけれど…」

まどか「えーっ! もったいないよぉ!」

ほむら「もったいないって……」

まどか「だって、さやかちゃんに弄られてるときも、わたしといるときも気持ちよさそうだったよ?」

ほむら「そ、それは……」

まどか「もしかして、裸に慣れちゃって、刺激がたりなくなったとか?」

ほむら「そんなことないわ!」

まどか「大丈夫、私がえっちなポーズとか、恥ずかしいこととかいっぱい教えてあげるから」

ほむら「え、えっちな……」ドキドキ

まどか「だからね。もっと、私と一緒に色んなことしてみようよ。ほむらちゃんとなら絶対楽しいよ」

ほむら「でも…よくないことだし…」ドキドキ

まどか「だめかな?」

ほむら「あぅぅ……」

まどか「ね、ほむらちゃん」

ほむら「……いい、よ……」

まどか「やった!」

ほむら(とんでもない約束をしてしまった気がする)

まどか「ありがとねほむらちゃん!」

ほむら「いいのよ。私も、今日まどかといて楽しかったし」

まどか「うぇひひ、照れるよー」

ほむら(でも、まどかが嬉しそうならいいか…興味がないっていえばうそになるしね…)

まどか「ねえ、ほむらちゃん」

ほむら「どうしたの、まどか」

まどか「今日はとっても、嬉しかったよ」

ほむら「私も、まどかと遊べてうれしかった」

まどか「そうだね。とっても楽しかったね」

ほむら「ええ」

まどか「ほむらちゃん、とっても綺麗だったよ」

ほむら「そ、そんなこと…」

まどか「ほんとだよ…これからずっと一緒だよ?」

ほむら「まどか…?」

チュッ

ほむら「!?」

まどか「うぇひひ、初めてのキスかな? もらっちゃった」

ほむら「……うん、初めて……全時間軸通して……」

まどか「やった! じゃあ、また明日学校でね!」

ほむら「うん…また…」


ほむら「……服着てみたけど違和感あるわね」

ほむら「いや、そういうことじゃなくて」

ほむら(まどかの感触が唇に…キス…結構あっけなかったな。もっと…ねっとりするのかと…)

ほむら(まどか…ずっと一緒って…嬉しい…)

ほむら(でも、今夜はキスよりすごいことしたのかも…? というか何故、まどかは私にキスを)

ほむら「あ、そういえば、さやかも」

ほむら(さやかも私とキスしたいっていってくれた…。明日、色々話さないと)

ほむら(明日…明日はまどかとも会うわ…二人にどう接すればいいのか)

ほむら「だめね。考え事ばかりしちゃう。寝てしまいましょう。おやすみ」ゴロッ

ほむら「……」ゴロゴロ

ほむら「寝れないわ……」

~学校~

ほむら キョロキョロ

仁美「どうしましたの、暁美さん」

ほむら「さや…美樹さやかを探しているのだけれど」

仁美「さやかさんは今日はお休みになるらしいですわ」

ほむら「休み? そう、ありがとう」

仁美「心配ですわね」

ほむら(昨日、ピンピンしてたんだから風邪ってわけじゃないんでしょうね。私が風邪ひいてないし)

ほむら(ということは、やっぱり私のせいなのかしら……)

仁美「あら、どちらに?」

ほむら「さやかに電話をかけてみるわ」

仁美「お優しいですわね」

仁美(さやか……)

~さやホーム~

さやか「あたしは、スレンダーな子ならなんでいいのか? それとも浮き出る骨が好きなのか?」

さやか「もしくは、露出してるってシチュが好きなのか? そもそも女の子はありなのか?」

さやか「ほむらだからぐっときたのか? 単に知り合いがあんなことしてたからぐっと来たのか?」

さやか「てか、なんで、ほむらに手をだしたんだ? ノリ? 直情型スケベだから?」

さやか「昨日から寝ないでずっと考えてるのに答えが出ない。あたしってほんと馬鹿……」

ホムホムホムホム

さやか(この着信音、ほむら……昨日の今日で休めば、そりゃ電話もくるか)

さやか「はい、ただいま留守にしております」

ほむら『さやか? 体調は大丈夫なの? 寝てたならごめんなさい』

さやか「……ちょっと、普通に優しい声かけないでよ。もー」

ほむら『え?』

さやか「今までのあんただったら、私のボケなんか冷たく切り捨てて、愚かねの一言だろ。なのにさ」

さやか(グッときて泣きそうになるだろ……)

ほむら『……何を言い出すのかと思えば、実に愚かね美樹さやか』

さやか「おおぅ……」

ほむら『ふふっ、こんな感じがいいのかしら?』

さやか「普通にきつかったです。もっと優しくお願い」

ほむら『もうっ。わがままね、さやかは』

さやか「そう、さやかちゃんは我儘だから学校なんて気分で休んじゃうのだー」

ほむら『……』

さやか「だからさ、あんたのせいじゃないし、心配しなくていいって」

ほむら『心配なんかしてないわ』

さやか「じゃあなんで、わざわざ電話してきたのさ」

ほむら『……心配だからに決まってるでしょ』

さやか「……あんがと」

さやか「そういや、あのあとまどかと仲良くできた? あんたらのことだからそのまま帰ったとか」

ほむら『…仲良くはできたと思うわ…多分』

さやか「そっか。よかったね、ほむらはまどかのこと好き好きっ子だったもんなあ。一歩前進で父さんはうれしいぞー」

ほむら『ねえ、さやか……』

さやか「あたしのことはいいんだよ。そもそも気持ちの整理がついてないのはマジだしさ」

ほむら『うん……』

さやか「まどかと、うまくやんなよ? 後悔しないようにさ」

ほむら『うん……。さやかは、明日は学校来るの?』

さやか「さあー? ま、気分次第かね」

ほむら『来てってお願いしちゃだめかしら…』

さやか「ん、分かった。絶対行く」

ほむら『ありがとう……じゃあ、明日ね』

さやか「うん、明日。じゃね」ピッ

さやか「……ハァー……あたしってホントこんなのばっか」

~教室~
まどか「おはようほむらちゃん!」

ほむら「! おはようまどか」

ほむら(まどかを見た瞬間、自分が裸かと思ってしまった……)

まどか「さやかちゃんに、電話してたの?」

ほむら「えぇ……明日は来るそうよ」

まどか「そっか…私もあとで電話してみるね」

ほむら「そうね。それがいいかもしれないわ」

まどか「ね、ね。それよりほむらちゃん」ヒソヒソ

ほむら「ど、どうしたの?」ヒソヒソ

まどか「なんだか、二人で話してるのにほむらちゃんが裸じゃないと変な感じだね」ヒソヒソ

ほむら「ふぇ!? もう…まどかったら!」

まどか「うぇひひ。ごめんごめん」

ほむら「……実はね。私もそう思ってたの」ヒソヒソ

まどか「! てぃひひ」 ほむら「ふふっ」

仁美(なんのお話をしてらっしゃるのかしら)

ほむら「でも、その話は学校では禁止よ」

まどか「えー、なんでー」

ほむら「は、恥ずかしいもの」

まどか「夜のお外のほうがはずかしいって思うな」

ほむら「そ、それは……まどかってば、案外いじわるなのね」

まどか「あぁー、ごめんねー。でも、ほむらちゃんと色んな事お話したいなって」

ほむら「…そういうことなら…でも、教室ではダメよ。聞かれたら困るし…」

まどか「やった! じゃあね、今日お昼は屋上で食べよ?」

仁美「お二人とも仲がよろしいですね。お話混ぜてもらってもいいでしょうか?」

まどか「うん、いいよ。今、ほむらちゃんのスタイルがよくてセクシーだねって話をしてたの」

ほむら「そ、そんな話してないわ! 大体、私なんかより志筑さんのほうが」

仁美「あらあら、暁美さんも素敵でしてよ? もちろん、まどかさんも」

~屋上~
まどか「今日は誰もいないね」

ほむら「そうね。巴さんはきてないみたいだし、さやかも休んでいるし。私たちだけみたい」

まどか「そっか…うん、今しかないよね?」

ほむら「二人きりでのごはんも久しぶりね。どこで」

まどか「ねえ、ほむらちゃん。私ね、ずっと言いたいことがあったの」

ほむら「言いたいこと?」

まどか「でもね、それって、とっても変なことだなって。普通じゃないし、いってもみんなを困らせるだけかもしれない」

まどか「だからね、わたしは、この言葉を抱えたまま、普通に結婚して、子供を産んでおばあちゃんになって死んでくのかなって」

まどか「そんなこと考えて怖くなったりして。でも、言い出す勇気はでなくて」

ほむら「……」

まどか「でもね、でも、昨日わかったの。わたしの気持ちはほんとなんだって。言わなきゃ後悔するって」

ほむら「うん……」

まどか「わたしは暁美ほむらちゃんが好き」

ほむら「……っ!」

まどか「ワルプルギスの夜で助けてもらったからじゃない。きゅうべえから守ってもらったからじゃないの」

まどか「ほむらちゃんの、高潔な精神が好き。絶望でも挫けることがなかった、その強さが好き」

ほむら「私は、強くなんてっ……」

まどか「強くて、冷静だけど、ドジっこで恥ずかしがりなところも好き。ほんとはちょっと寂しがりで、甘えん坊なところも好き」

ほむら「ぁ…ぅ…」

まどか「ほむらちゃんの体が好き。白い肌も、細い体も、綺麗な足も好き」

まどか「黒くて、素直だけど、どこか癖がついた髪の毛一本一本まで好き」

ほむら「あり、がとう……」

まどか「わたしは、ほむらちゃんが大好き」

ほむら(嬉しすぎて、泣いちゃいそうだよ……)

まどか「だから付き合ってください」ペコリ

ほむら「はぇ!?」

まどか「だめ、かな?」チラッ

ほむら「だめじゃないわ!」

まどか「じゃあ、ほむらちゃんはわたしのこと、どう思ってるの?」

ほむら「…まどかは、私の一番大切な人で…その、まどかはかわいいし」

まどか「てぃひひ、ありがと」

ほむら「うん……だから、その、まどかみたいに、うまく言えないけれど、私も鹿目まどかが好き……」

まどか「……」

ほむら「……まどかが大好き! 付き合ってください!」

まどか「やったー!」ギュッ

ほむら「ひゃあ!」

まどか「うぇひひ、嬉しすぎて抱きついちゃった。断られたらどうしようって思ってたから」

ほむら「私がまどかを振るなんてありえないわ」ギュッ

まどか「そっか。でもすごく不安だったの。さっきの告白の台詞だって何回も練習したんだよ!」

ほむら「そうだったの…」

まどか「あんな言葉、わたしが自然に言えるわけないよー。てぃひひ」

ほむら「私のために、うれしいわ」

まどか「これで、わたしたち恋人同士だね」

ほむら「そ、そうね。まだちょっと、自覚がないけれど」

まどか「じゃあね、キスしようよ」

ほむら「ええっ?!」

まどか「ファーストキスはわたしが不意打ちで奪っちゃったけど、今度は記念にロマチックなのがほしいな」

ほむら「でも、ここは学校だし……」

まどか「ほしいな~」ギュー

ほむら「うぅ……」

まどか「今度はほむらちゃんにリードして欲しいの」

ほむら「リードって言われてもどうしたいいかわからないわ……」

まどか「えぇー。ほむらちゃんのやりたいようにしてくれればいいよー」

ほむら「やりたいようにって言われても……」

まどか(やっぱり、ほむらちゃんってば突然の出来事にはヘタレっこだなぁ…そこがかわいいけど…)

まどか「それじゃあね、わたしがキスのリードのリードしてあげるから、ほむらちゃんはそれにしたがってリードしてみて?」

ほむら「…ええ、分かったわ。頑張ってみるね」

まどか「てぃひひ。まずね、相手を抱きしめるの」

ほむら「もう、抱きしめてるわ……」

まどか「もっと強くだよ~」

ほむら「こ、こうかしら」ギュー

まどか「もっと~」

ほむら(近づきすぎるとまどかの匂いが……)ムギュー

まどか「んんっ。うん…いい感じ。ほむらちゃんとすっごく近づいてる」ドキドキ

ほむら「まどか……」ドキドキ

まどか「それでね、そっと背中に手を当てるの」

ほむら「うん…」スッ

まどか(うわ~わたし、ほむらちゃんに包まれてるよ~)ドキドキ

ほむら(な、なんだかほんとに恋人みたいね……)ドキドキ

まどか「そしたらね……耳元で、愛の言葉をささやくの。静かに、優しく」

ほむら「ゴクリ……まどか、愛してるわ」

まどか「うん、わたしも愛してるよ……」ゾクゾク

ほむら「……」ドキドキ

まどか「……」ドキドキ

ほむら「……」キョロキョロ

まどか「……?」


ほむら「あの、まどか、これからどうしたらいいのかしら?」

まどか「もうっ、ほむらちゃんったら! ここまできたら、もうわかるでしょ!」

ほむら「え、あ、そ、そうね。そうだわ!」

まどか「雰囲気壊れちゃったよ……でも、わたしたちらしくていいかも」

ほむら「ごめんなさい……」

まどか「謝らないで…キスして、ほむらちゃん…」

ほむら「まどか…んっ」チュッ

まどか「んっ…」

マミ「……」ガタガタ

マミ(みんな、ここでお昼食べてるかと思ってきてみたら)

ほむら「ん、ぷはっ…まろかぁ…」

まどか「だめだよ、ほむらちゃん、もっとぉ…んっ」チュッ

ほむら「んんっ…」チュパ

マミ(後輩二人が、告白してディープキスしているなんて…え、なにその状況こわいわ)

まどか「ぷはっ…ほむらちゃん、露出の件忘れちゃだめだよ…?」

ほむら「あれは…恥ずかしいよぉ…」

まどか「だーめっ。約束だもん。てぃひひ」

マミ(露出!? わけがわからないわ! と、とにかく逃げるのよ巴マミ)

マミ(見つかったら、ティロる! 色々と!)ダバダバ


~レストラン ほむの樹~

杏子「おい、さやか。お前が頼んでたやつきたぞ」

さやか「あー、そのへんに置いといて…」

杏子「さっさと食わねえと、あたしが食っちまうからな」

さやか「別にいいわー。好きにしたらー」

杏子「あのさぁ、お前があたしを誘ったんだろうが。何勝手にへこんでんだよ」

さやか「あんたと飯でも食えば、どうでもよくなるかと思ったけど、人間そううまくいかないのよ」

杏子「なんだ、また悩み抱えてるのかよ。難儀な奴だな」

さやか「うっさいなー。そういう年頃でしょうがあたしたち」

杏子「……あたしに相談してみろよ。力になれるならなってやるよ」

さやか「……」

杏子「そろそろ、さやかとの付き合いも長いし、お前がどういう奴かはわかってるつもりだしさ」

さやか「いつになく優しいじゃん……」

杏子「ば、ばっか! 優しくなんてねえよ! ただ、ほら、あんたにまた爆発されると困るっていうか。ため込むたちだろ、さやかは」

さやか(照れてやがんの)

杏子「ほら、とりあえず食えよ。腹減ってるから、ネガティブになっちまうんだよ。あーんしろあーん」

さやか(…こいつを可愛いと思っちゃうのは、あたしが浮気性なのか、なんなのか)

杏子「ほら、口開けろって」

さやか「杏子、あん、うぐ!」

杏子「よし、口開けたな」

さやか「モグモグ…ゴクン。いきなり人の口に飯を放り込むな! あんた力になってくれるっていった?」

杏子「ん? ああ、言ったぞ。この杏子様になんでも任せてみなって」

さやか「じゃあさ、お願いしちゃうからね? ちょっと恥ずかしいかもしんないけどさ……」


                                                       おわり

このあとは、さやあんが急激に近づいたり、マミさんが愚痴いったり、さやほむが微妙な距離保ったりしながら仲良くなったりするんだと思う
途中落ちて心臓とまりかけたけど、完走できてよかったですまる

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