俺「俺の精子が……エイズの特効薬?」 女医「はい」 (265)

俺「そんなの……信じられません」

女医「にわかには信じられないのもわかります。ですが事実です」

俺「なんでわかったんですか?」

女医「あなたの恋人、女さんのことですね、彼女がエイズだったことはご存知ですか?」

俺「はい、本人の口から聞きましたが……」

女医「それなのに彼女とあなたはセックスをした、と」

俺「むっ……悪いですか? 僕は彼女がそれでも好きだった。彼女と愛し合いたかったんです」

女医「単に性欲や情に流されただけではないんですか?」

俺「あなたに何がわかるんですか! そんなこと……関係ないでしょうっ!」バンッ

女医「……話がそれました。それであなたの恋人のことですが……」

俺「確か空気のいい田舎に行ったと聞きましたけど」

女医「はい、彼女はK県の病院で治療を受けていました。私の父が経営している病院です」

俺「はあ、それが何か」

女医「そこで彼女のエイズが治っていたことがわかったんですよ、あなたの精子のおかげで」

俺「……え?」

女医「出したてほやほやしか効果がないから直接挿入して膣内射精するしかないです」

ホモ達「俺たちのケツ穴によろしくお願いします!!」

俺「」

うお、やべえこいつ本物だ、、

女医「あなたの精子を……世界中のエイズ患者のために役立てる気はありませんか?」

俺「すいません……ちょっと頭がついていかないです」

女医「いいですよ、考える時間は一週間ありますから。ゆっくりと、落ち着いて考えてください」

俺「はい、ありがとうございます。……待ってください、一週間ってどういうことですか?」

女医「一週間後、あなたの家に迎えの者をやります、その時までにあなたがどうするのか決めておいてください」

俺「そんな……こんな重大な問題、一週間ポッチじゃ決められませんよ!」

女医「それが情報を隠蔽できるギリギリの期間です。察してください」

俺「隠蔽……どういうことですか?」

女医「今のところエイズに対してこれほどの即効性を示す薬は開発されていません。これが何を意味するかわかりますか?」

俺「……俺の精子がそれだけ貴重ということですか?」

女医「そうです、エイズに関して利権を求める集団は多いです。中には手段を問わない者たちもいるでしょう」

女医「そういう輩からあなたの情報を確実に隠し通せる時間の期限が一週間ということです、わかりましたか?」

俺「はぁ……俺がさっさと決断しないといけないということくらいは」

女医「その理解で十分です。今日のところはお帰りになって結構なのでご自宅でゆっくりとお考え下さい」

俺「待ってください。アメリカに渡ったら俺は……どうなるんですか?」

有名な物書きさんなんだろきっと
感情移入できる中身の深いSSはよ

SSとかいう脳内妄想の会話をそのまま台詞だけ連ねたゴミ(笑)
精神的ポルノで気持ちよくなってシコってな。

>>89
お前こそラブライブメンバーと乱交する曲の妄想でアヘ顔でしこってろよ

女医「……専用の搾取機で精液を搾り取られる日々が待っているでしょう」

俺「そんな……」

女医「ですが何も悪いことばかりではありません、あなたは貴重な資源なんですからそれなりの待遇は受けられるでしょう」

俺「人を資源扱いしておいてそれなりの待遇もなにもないでしょうっ!」バンッ!

女医「こんな待遇でも、ですか?」チュッ

俺「な、なにするんですか、やめてください……」

女医「……元々、あなたが協力的な態度を取らないならこうするつもりでした」

俺「そんな……なんだってこんなこと……うっ」

女医「父にこうするように言われていた、と言ったほうが正確ですか。私も医者の娘だったというだけで……医者になったようなものですから」サワサワ

俺「はぁはぁ……そんなのってないですよ……あなたの意志はどこにあるんですか」

女医「私はのんびりと暮らせればそれでいいんです……ふふっやっぱりあなたは状況に流されやすい型なんですね」

俺「……」

女医「ね? 難しいことは考えずに、今は私のカラダのことだけを考えてください……」




俺「……今日はありがとうございました」

女医「はい、例の件、よろしくお願いしますね」

俺「はぁ、それでは失礼します」

自宅

俺「女ちゃんと結婚の約束をしてるっていうのに……どうすりゃいいんだよ」

俺「くそっなんも思い浮かばねー!」ドンッ

母「はいはい、今ごはんできるから待ってなさーい!」

俺「ちげーよ……カーチャンのバカ」

俺「なんも思い浮かばねーわ……飯食ってオナニーして寝よ」





こうして一週間が過ぎ、俺はアメリカに渡った。

Dear 女ちゃん
前略。あれから数ヶ月経ちましたね。その後お加減はいかがですか?

僕の方はというとアメリカで元気にやっています。思えばあなたとのセックスが僕の人生の転機でした。

まさか僕の精子がエイズの特効薬になるなんて……自分でもびっくりです。

あなたとの結婚の約束……守れなくてごめんなさい。

僕もあなたとの愛に行きたかった。

あなただけを一生愛し続けたかった。

でもね……聞いてしまったんです。お医者さんから、僕がアメリカに行けばたくさんの人の命が助けられる、って。

たくさんの人の幸せと、あなたとの幸せ――どちらが僕にとって大事なのか一週間考え続けました。

結論は――出ませんでした。僕は選べなかった。君と世界、どちらが大事かなんて……

結局迎えに来たお医者さんを断りきれず、なし崩しにアメリカに渡ることになってしまいました。

ごめんなさい。僕は君が思っているほど……そして自分が思っていたほどかっこいい人間ではありませんでした。

精液を搾取されるだけの実験動物になった今も、あなたに対する気持ちは変わりません。

本当に、本当に、愛していました。
さようなら。                                         by俺


女「……俺くん」ツーと涙を流す                                     ――fin

女「ねぇ……私エイズもってんねんけど……」 - SSまとめ速報
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1382065363/)
>>148を↑のスレに貼ろうと思ったら落ちてたのがこのスレを立てたきっかけでした
自分でも思わぬ感動巨編ができあがって大変驚いています!
みなさんと出会えたことに最上級の感謝を
そして皆さんがこの物語の「俺」のような幸があらんことを願っています
それではありがとうございました!
ばいちゃ☆

男   「は??何を買いたいと?」
謎の女「ハイ。男様の精子、遺伝情報を当社で買わして頂きたいと」

この異様な会話が交わされたスグ後、静々とやってきたメタルカラーの
給使ロボはテーブルにカップを二つ置き、口を空けたままの男を気にするでもなく
また静々とテーブルから離れて行った

男 「遺伝子…売買? …俺が?」

カップのコーヒーにうっすらと写った、
己でも正直に言って『冴えない』姿を覗き込みながら男は一人つぶやいた

----------------


事の始まりは至極簡単であった。

いつものように男がしがない中小出版社に出社すると、
『健康診断の結果について説明したい事がある』と、男宛ての連絡が会社にあったと言う。

体が丈夫な事、だけが取り得だと思っていた男は
突然出た話にいささか驚いたが、良くも悪くも今日とて会社は
それ程忙しくも無く、また、体調不良という理由でもあれば
このサエない男を何時でも容易く厄介払いできるかもしれないと思ったのだろうか、
会社も二つ返事で時間をくれたのであった。


そして、指定された喫茶店で初めて合った女性が言った事は
男が『人知れぬ不治の病に患っている』という話とは全く違う
「遺伝子を買いたい」という申し出であったのである。

-----
男 「いや、そのような、『遺伝子を売買する』という話が
   世の中にある事は私も知っては居ますが…… 私の…ですか?」
女 「ハイ、"男様"で間違いありません。」

男 「あの…」女「何か?」
男 「いえ、確か私が覚えている範囲では、このような事は有名なスポーツ選手や
立派な科学者の方、もしくは世界に誇るような経営者や美男美女と言った人達の話なのでは…」

女「?…あ、エエまぁそういった取引もありますね。」
男「正直に言いまして私のようなこう…丈夫が取り得だけみたいなサエない
何時までたっても中小データ屋のヒラ社員を続けてるような男では関係の無い話なのでは」

女「(少し微笑ながら)いえ、出版データというお仕事は立派なお仕事だと思いますけど」

男にはこの先10年逆立ちしても買えないであろう、
高級そうな腕時計と共に手を口元に当てて女は軽いフォローを入れた

男「出版データなんて名ばかりで、実際はそこいらの店の
 バーゲンのチラシやフォームを作ってるばかりですがね」

男は自嘲気味に話した

女「そうなんですかw いえ、でしたら是非我が社に男様の遺伝情報をお売りして頂ければ、
  ご生活にも様々な経済的含め、様々なお手伝いが出来るかと…」

男「???良く解らないのですが、僕の何かに、そんな価値なんてあるんですかね??」

女「ええあります。」 女は少し真顔になると説明を始めた

女「先ほど、『体が丈夫なだけが取り得』とお話しされてましたが。」
男「え? ええ、まぁ。それだけは丈夫な方とは言えますかね。」

女「私どもがお調べさせて頂いた所でも、大病、重病などのご経験は一切ないですね」
男「はぁ…まぁそういうのは経験ありませんが。普通に風邪を引いたりとかはしますよ??」

女「いえ、そのような事は生物として当然の範囲内です。実はですね。
先の大戦時でお亡くなりになったそうですが、男様のお爺様は御長命で居られましたね?」

男「え?うーん。。。私も疎開してて助かっただけで、祖父の事などあまり覚えていないのですが…
まぁ、歳は取ってましたね。私自信も親父が随分年齢経ってからの子供だったようですし」

女「此方で調べた所、男様のお爺様が空襲で亡くなられた時のご年齢は130歳です」
男「は…? 幾ら子供の頃の記憶でも、祖父はとてもそんな年齢では無かったと思いますよ」

女「いえ、事実ですよ。真に失礼ですが、当時の診断書も御拝見さして頂きましたが、
  空襲が無ければもっとご存命だったと思います」

男「は、はぁ……」

女「あっ、これは失礼を致しました。この空襲で男様は御家族皆様を亡くしてらしたのでしたね…」
男「ああ、それはもう随分昔の話ですから。大丈夫です。」

女「失礼しました。単刀直入にご説明さして頂きますと、我々が欲しい、
 男様の遺伝情報とは、シンプルな、人類全体が望む事、『長命』です」

男「長…命…???」 女「ハイ、その通りです。」

男「僕は長寿だって事ですか?」
女「当社の研究所での判断はそうです。それも奇跡的な程の組み合わせで」
男「は…はぁ???」

女の口調や表情はとても真顔だが、
男には突然そのような事を言われてもとてもピンと来なかった
突然降ってきたこの雲を掴むような話題をコーヒーと共に何とか飲み下そうとしていた

男「いや…お話は良く解りました。」
女「ありがとう御座います」
男「しかし…実際に売買としてその…どのような…?」

男が初めてノリ気な返事をしたからであろうか、
女性は明るい口調で説明を始めた

女「此方に当社の契約書、並びに採取や報酬についての資料が御座います」
男「な、何か色々なモノがあるのですね…」
女「遺伝子ビジネスは全世紀から伸び続けている産業の一つですから…
様々な形でお客様のニーズや協力者の皆様方へのフォローを行っております」

男がPADをパラパラとめくっていると『採取について』という項目が現れた
男、女「あ…」「あ…」
女「あ、ええ、男性の方々は皆様、特にこの事はお気になされますね…」
男「いや…ま、まぁどうしても気になってしまいますので。」

女「ハイ、実はこの点でも最先端のサポートと致しまして我が社では、サポートロイドを導入しております。」
男「サポート…ロイド??」

女「はい、実は世界レベルでの遺伝子取引における法整備が進むまでは実際の女性…
  そのような目的を承諾しての事でしょうが、高額で企業が雇い入れて協力者の方に
  提供していたような時代があったようですが。」

男「は、はぁ…そんな事もあったのですか」

女「いえ、今ではそのような事は固く禁じられております。…あ…で、ですが
やはり男性の方は採取に当ってやはりサポートがとても重要な要素ですので」

男「そりゃなかなか何も無しに一人では……あw!」
女「え、ええ私は女ですが、ご理解しております。」

この話題は流石に慣れる事がないのであろうか、女は少し気恥ずかしそうにしていた

女「ですので、当社ではアンドロイド技術研究の最大手
「VIP社」と全面的な提携をしまして協力者様の健全な採取のサポートをさして頂いております」

と、ココまで他人が立てたスレで書いたけど続きどーすっか。

落とすかw

-----
「セクサロイド」此方の呼び名で有名であろうこの種の機械
いや、ロボット/アンドロイド。

既に様々な分野で導入はされていたが、何時の時代も
最先端技術の結晶であるこの種のモノは、おいそれと庶民では手に入る代物ではなかった

最先端機種を購入できるのは大手企業や一部の富豪のみ、
世に出回る殆どは機能制限等がされた廉価品であり、それすらも高価であった。

-----

男「と、月並みな話がある中で……だ……」
男「この6畳一間のアパルトメンツに…最先端アンドロイド(採取用)が今まさに到着するっ…」
男「天国爺ちゃん有難う、天国親父も母さんもハッピーニューイヤー!」
男「俺は今まさに!高級アンドロイドユーザーとしての旅立ちを始めるんだっ!」

男「あの話を受け1ヶ月。仕事を9割放り投げ、オーダーソフトと格闘すること一日22時間っ…」

男「ついにっ…ついにっっっっ!!!」

(ピンポーン)

男 「いぃぃぃぃぃやほっぉぉぉぉぉぉぉぉおおおお!!」

K察官 「ん。?君が男君かね?」

男が勢いよく空けた玄関に立って居たのは
まさに花崗岩から削り出した純度100%イ○ークのような顔をしたK察官であった

男「(´;ω;`)嫌ぁぁぁぁぁほぉぉぉおおおおお!」

K察官「なんだね君は。本官に出荷されたいのかね?」

男「スイマセンスイマセン ワタクシハバックベアードサマの忠実なシモベです」
K察官「まったく…… えーっと、こちらのお家で良かったのかな御嬢さん?」

少女 「ハイ!ありがとうございます!」

男 「(´・ω・`)エ……」

呆れ顔のイワー○の後ろからまさに、
「ヒョコン」と愛らしい少女のアホ毛と可愛らしい顔が飛び出していた

少女「あー。間違いないです!このサエない三葉虫みたいな顔です!」
K察官「そうですか、それは良かった!」
男「(サエない…)」

少女「本当にありがとうございました!」
K察官「いえ、本管は当然の職務をしただけですので! ところで、
    この三葉虫とは一体どのような関係で…」
少女「えーっと、私はアンドロイドで、このミジンコがご主人様なんです!」
K察官「な………」

男「(三葉虫…ミジンコ……」
K察官「君。高額資産の盗難は罪が長いぞ…まさか本当に出荷対象だったとは…」
男「Nooooooooooooooooooo!」

仕事の暇つぶしで磨いていたレトロゲーム
偉大なるポケ○ントレーナーの力で何とかイワークとその愉快な仲間達を追い返し
(契約書やら何やらを引っ張りだして半日)
男はなんとか出荷から免れたのであった。

男「俺の有給が…大切な初夜が……」
少女「まー。何か大変でしたね。お茶入れたのでどうぞ」
男 「おっ、ありがとう…う、うめぇ………というか一体どういう事なのか。」

少女「えーえっと。」
男 「理由の如何によっては消費者の健全な権利としてクーリングオフを…」
少女「そ、それは困ります!…毛ダニの癖に難しい言葉知ってるんですね。」
男 「その発言とかそんなん頼んだ覚えポックン覚えがないよ(泣」

とその時、男の携帯が軽妙な呼び出し音を奏で始めた

少女「~♪ レトロロックの『アナーキーインザ女王』ですね」

男「(そ、そんな事まで解るのか…)はい、男ですが」
女「あ、男様ですか?"Rx-A0721"は無事に到着致しましたでしょうか?」

男「……いま、目の前で呑気に鼻歌歌ってます」
女「ああ、それは良かった。機能チェックも兼ねて自身で出荷まで行うのが通例ですので」

男「私があやうく牢屋に出荷されそうになりましたが…」
女「は?いえ、基本マニュアル等々は以前に送信したモノでありますので
 その他、サポートロイドに関する事はvip社の方にお尋ね下さい」

男「わ、解りました。」
女「a0721が採取したサンプルに関しては彼女が自身で、
当社にクール宅急便で送るように設定されておりますので。」

男「(お、俺のアレはクール宅急便で送られるのか…)」
女「男様は気兼ねなく御協力を宜しくお願い致します。では失礼します」

男「………」

少女「あなぁ~きーインざ ごみむし~♪」

塗れ場に至らずタイムアップ。

スレ残ってたら夜中に続き書くかもー ノシ

続きはよ

>>262
名前決めてないから安価>>270か何かで

3~4機分用意してくれたら助かるw

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom