P「隣の真美はよく柿食う真美だ」 (76)
貴音「真、美味ですね」シャクシャク
真美「お姫ちんー何食べてんの?」
貴音「柿ですよ、真美」シャクシャク
P「貴音が食べたいって言うから買ってきたんだ」
真美「いーな!真美も食べたい!」
貴音「申し訳ありません、先ほどのが最後の一切れで…」
真美「えーーー!!」
P「ガッカリするなって。また買ってきてやるから」
真美「ホント!?」
真美「早く帰ってこないかなー」
貴音「待ち遠しいですね」
真美「今度は真美の柿なんだからお姫ちんは食べちゃダメだよ」
貴音「なんと!」
真美「あっ、兄ちゃんだ!おかえりー」
P「……」
貴音「どうされたのですか」
P「…なかった」
真美「え?」
P「スーパーの柿が売り切れだったんだ!」
P「さっきは沢山あったのに…」
貴音「誰かが買い占めたのでしょうか」
真美「じゃあ真美の柿は?」
P「ない」
真美「そんなー、柿が食べたいー!」
P「そんなこといわれても…」
貴音「プロデューサー、>>22だったら柿があるのでは」
pの自宅
P「俺の家?なんでそんな所に」
貴音「とりあえず参りましょう」
P「あ、おい。ちょっと待てよ」
Pの自宅
真美「柿だ」
貴音「柿ですね」
P「なんで…」
貴音「その謎はそこに隠れている>>35が教えてくれますよ」
小鳥「ピヨッ!?」
真美「ピヨちゃん…」
小鳥「わ、私は何もしてませんよ?」
貴音「往生際が悪いですよ」
P「っていうかどうやって俺の家に入った」
貴音「訳を話してくれませんか、小鳥嬢」
小鳥「さっき偶然プロデューサーさんが柿買ってるのを見て『ああ、柿がすきなんだな』って思ったら気が付いたら買っていて…」
P「どんな柿好きでもこの量は嫌になるだろ」
貴音「プロデューサー、私は食べます」
真美「お姫ちんは別だよね」
小鳥「さあ、プロデューサーさん!受け取ってください、私の愛!!」
P「だから無理ですって」
はい間違えた>>37から書き直します
真美「亜美!?」
P「どうしてこんな…」
亜美「……」
貴音「亜美、正直に話してください」
亜美「だって…真美だけ兄ちゃんに柿買ってもらうなんてズルいもん!」
P「そんな理由で…」
亜美「最近、兄ちゃん真美に構ってばっかだし」
真美「それは亜美が竜宮小町で」
亜美「関係ないよ!この柿もどうせ兄ちゃんが真美にあげるんだったら…いらない!!」
チュドーン
貴音「ああっ!!柿が!!」
真美「爆発した…」
P「えええええぇぇ…俺の家…」
貴音「柿を手に入れることはできませんでしたね」
真美「亜美には逃げられちゃったし」
P「家…」
真美「どうしよっか」
貴音「自分たちで作るというのはどうでしょう」
P「何年かかるんだよ!」
真美「なんだっけ…柿の木栗の木かきくけこ?」
貴音「桃栗三年柿八年では?」
真美「そう、それそれ」
P「できるわけないだろ…」
真美「だったら兄ちゃんは何かアイデアあんの?」
P「あー…」
貴音「プロデューサー…」
P「わかったよ、案を出せばいいんだろ!そうだな…>>61とかどうだ」
双海家に居候
P「真美の家に泊めてくれ」
真美「柿はどうすんの」
P「そんなことより俺の寝床のほうが大事だ。泊めてください、お願いします」
真美「…いいよ」
P「本当か!」
貴音「良かったですね、プロデューサー」
双海宅
P「ここが亜美真美の家か。車で送ったことはあるが入るのは初めてだな」
真美「ささ、早く入って」
P「おじゃまします」
真美「何か飲む?ジュースがあるよ」
P「じゃあもらおうかな」
真美「らじゃー」
P(さすが医者の家、広いなあ。俺もこんな所に住みたい)
真美「兄ちゃん!」
真美「冷蔵庫にこれが…」
真美へ
さっきはゴメンね。柿を一つ残しておいたから、兄ちゃんと二人で食べて
真美「亜美…」
P「……食べるか!」
真美「うん!」
その日の夜
亜美(まさか真美が兄ちゃんを連れてくるなんて…今日のこともあるし、ますます兄ちゃんは真美に…)
亜美「なんか喉渇いた…水でも飲も」
亜美「あれ?なんかある」
亜美へ
お腹いっぱいになったから食べて!この柿チョー美味しいよ!
亜美「真美…」
亜美「うん…ちょーおいしいよ」シャクシャク
亜美「ねえねえ兄ちゃん」
真美「いつまで真美たちん家いるの?」
P「んー、多分来週には引っ越せるからそれまでだな」
真美「えー、つまんないの」
亜美「もっといてもいいのに」
P「そういうわけにもいかないだろ。親御さんにも迷惑になるし」
亜美「もっかい兄ちゃん家を爆破」
P「やめてくれ!」
真美「またいつでも遊びに来てよ!」
P「柿が食べたくなったら行くよ」
おわり
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