エレン「諦めたくないから」(29)
エレンは女の子設定で
書き溜めなしでいきます
「今に…見てろよ…」
「お前らなんか…今に…人類が滅ぼす…」
「最後に生き残るのは人類だ…」
「お前らなんか…きっと…リヴァイ兵長と…エレン兵長補佐が…」
ザクッ ズシン
リヴァイ(右に一体…、左に三体…)
ペトラ「兵長! 増援を集めて来ました!」
リヴァイ「ペトラ! お前は下の兵士を介抱しろ! エレン以外の残りの兵は右を支援しろ!」
ペトラ「え…?」
リヴァイ「俺とエレンで左を片付ける!」
エレン「はいっ!」
リヴァイ「エレンは手前の二体の足を削げ! 俺は奥の奴から削いでいく」
エレン「はっ」
リヴァイ「揃いも揃って、面白え面しやがって…」
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リヴァイ「約束しよう、俺は必ず! 巨人を絶滅させる!」
ペトラ「兵長…彼はもう…」
リヴァイ「最後まで聞いたのか? こいつは…」
ペトラ「ええ…きっと聞こえてましたよ。だって、安心したように眠ってる…」
リヴァイ「…ならいい」
エルヴィン「リヴァイ! エレン! 退却だ!」
エレン「!? まだ限界まで進んでませんよ?」
リヴァイ「俺の部下は犬死にか? 理由はあるよな?」
エルヴィン「巨人が街を目指して一斉に北上し始めた」
「「「!?」」」
エルヴィン「5年前と同じだ。街に何かが起きている。壁が……」
エルヴィン「被害されたかもしれない」
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ジャン「くそっ! なんで今日なんだ……!? 明日から内地にいけたっつーのに!」
アルミン「もう少しで僕の目的が果たせるのに! なんで今日、超大型巨人が現れるんだ!」
ジャン「あー、もう! 行くぞ、くそっ!」
イアン「ミカサ訓練兵! お前は特別に後衛部隊だ、付いてこい!」
ミカサ「はっ」
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ミカサ「アニ! これはどういう状況?」
アニ「補給班が戦意喪失、本部に籠城して、ガス補給が出来ないってところかな」
ジャン「ミカサ! お前なんで……、俺を助けに……?」
ミカサ「いつものくだらない冗談はいらない。……成績上位陣で突破しよう」
「「「!?」」」
アニ「それはいくらなんでも……」
ジャン「無理だろ……」
ミカサ「……戦わなければ勝てない。私はもう二度と後悔したくない。仲間を死なせない」
ジャン「あいつ一人で行かせられるかよ……」
ジャン「おい! 俺たちは仲間に一人で戦わせろと学んだか!? お前ら! 本当に腰抜けになっちまうぞ!」
ライナー「そいつは心外だな…」
アニ「……」
サシャ「や、やい腰抜けー、弱虫ー、アホー」
「あいつら…」
「ちくしょう…、やってやるよ…」
「「「うおおおおおおお」」」
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リコ「皆…、死んだ甲斐があったな…、人類が今日初めて…勝ったよ…」
ピクシス「成功したようじゃの。直ちに増援を送れ! 精鋭班を救出せよ!」
リコ「残った巨人が来る、壁を登るぞ!」
アニ「ミカサを回収した後、離脱します!」
ジャン「熱ッ!」
リコ「早くしろ! くっ、一体化してる部分から切るしかない!」ブチッ
ジャン「うお!? う……」ダキッ
ジャン(あ……、巨人が…もう……ここまで……)
ザクッ ザクッ ドシン ズシン
ジャン(自由の…翼……)
アニ「調査…兵団……」
リヴァイ「オイ…ガキ共…これは……」
エレン「どういう状況なの……!?」
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エレン「巨人になれる能力ですか……」
ハンジ「うわあああぁぁぁぁ!!! 研究したいー!!! 実験したいー!!!!」
リヴァイ「うるせー、クソ眼鏡! まずは裁判で奴の所有権を憲兵団から勝ち取らなきゃいけねえだろが!」
ハンジ「そこはもう、エルヴィンの頭とリヴァイの力でゴリ押しでしょ! というか絶対勝ち取ってきてよね!!」
エルヴィン「まあ、おそらく憲兵団じゃ怖くて扱いきれないだろうから所有権の獲得は大丈夫だろう。それより今回捕獲した二体の巨人の研究の方はどうだ?」
ハンジ「まだまだこれからって感じだね」
~審議所~
ダリス「君の生死を今一度改めさせていただく。異論はあるかね?」
ミカサ「…ありません」
ダリス「今回決めるのは君の動向をどちらの兵団に委ねるか、憲兵団か…、調査兵団か…」
ナイル「我々はミカサの人体を徹底的に調べ上げた後、速やかに処分すべきだと考えております」
ナイル「いくら並の兵士100と等価と言えども危険は排除すべきです」
エルヴィン「我々調査兵団はミカサを正式な団員として迎え入れ巨人の力を利用しウォール・マリアを奪還します」
エルヴィン「報告書によると巨人状態でも完全に理性をコントロール出来ていたとあります」
ダリス「ほう…」
ダリス「ミカサ・アッカーマン、君はどうしたい…」
ミカサ「私は…、私はまだ死ねません! 私にはたった一人の家族のためにここで死ぬ訳にはいきません!! ので、調査兵団に入りたいです」
ナイル「なんだその理由は! 貴様が死ねない理由は正体が巨人だからだろ!」
ミカサ「私は人間」ギロッ
ナイル「うっ」
「ひっ」
「なんだあの目…」
ミカサ(しまった刺激してしまった……!?)
バキッ ドスッ
ミカサ「!!」
リヴァイ「」ガシッ
バキッ ゴスッ
リヴァイ「これは持論だが、躾に一番効くのは痛みだと思う」グググ
ドス ドス ドコ バキッ
ミカサ「フーッ、フーッ」ギロッ
ナイル「……待て、リヴァイ。恨みを買って巨人化したらどうする」
リヴァイ「解剖でこれ以上のことするんだろ? こんなんでビビってたらなんも出来ねえぞ」
ナイル「……」
エルヴィン「総統……、ミカサを我々の管理下に置かれた暁には、リヴァイ兵士長に行動を共にしてもらい、対応します。彼ほどの適任はいないでしょう」
エルヴィン「それに次の壁外調査でミカサが人類にとって有益であることを証明します」
ダリス「ほう……、決まりだな」
ダリス「ミカサ・アッカーマンは調査兵団に託す。しかし、次の成果次第だは再びここに戻ることになる」
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エルヴィン「すまなかった」
ミカサ「…いえ」
ドサッ
リヴァイ「なぁミカサ、俺を憎んでいるか?」
ミカサ「…別に」
リヴァイ「…お前がまだ死ねない理由はなんだ」
ミカサ「私のことを救ってくれた綺麗な顔の女の子を見付け出し、その子のために生きるから」
リヴァイ「ほお。そいつのために今まで力をつけてきたってわけか」
寝ます
書きたいところ以外はすっ飛ばしてます
エレンを女にしたのもそうした方が考えた展開を上手く進めるのに良かっただけで
腐的要素はないと思います
それでは
このSSまとめへのコメント
期待してます
まだ?更新遅いんだけど
続き気なるけど、放棄したの?
楽しみにしてるぞ