リヴァイ「安価で>>2をするぞ」(95)

ハンジ「無茶言うなよリヴァイ」

※キャラ安価は進撃のみ
※安価失敗は下

乗っ取ってみる
フィギュアスケートとか詳しくないから、他に書きたい人が出たら譲る



リヴァイ「ドキッ☆男だらけの女子フィギュアスケート大会をするぞ」

ハンジ「無茶言うなよリヴァイ」

ハンジ「唐突過ぎるし、言ってることが無茶苦茶だよ!」

ハンジ「『男だらけ』なのに『女子』って何!?」

エルヴィン「ポロリはあるのか?」

リヴァイ「無い」キッパリ

エルヴィン「……それは残念だな」

ミケ「それじゃあ、ドキッ☆とは言えないな」フッ

ハンジ「意味分かんねぇよ!」


リヴァイ「男だらけと思ったが、女も多いということを思い出してな……」

リヴァイ「言い直そうとしたら極端な表現になりやがった」

ハンジ「うん、そこは分かった。ポロリとかは意味分からないけど分かったことにしよう」

ハンジ「そもそもフィギュアスケートって何?」

エルヴィン「そんな物は聞いたことが無いな」

ミケ「なんなんだそれは」

ハンジ「こいつら」

リヴァイ「聞いたところによると、貴族が始めた>>7な競技らしい」

フィギュアを舐めながら氷を滑る

リヴァイ「貴族が始めた、フィギュアを舐めながら氷を滑る競技らしい」

エルヴィン「……内地は進んでいるな」

ミケ「まさしく、紳士淑女のスポーツだな」

ハンジ「紳士淑女のニュアンスおかしいよねそれ」

エルヴィン「調査兵団といえども、貴族のたしなみを身に付けるのは大切なことだ」

エルヴィン「技術開発の部門には、貴族や有力者からの資金提供が欠かせないからな」

ハンジ「……確かにこの前から製作を始めた拘束兵器も資金提供がなきゃ不可能だったけど」

ハンジ(でも、どう考えてもそんな競技あるわけないじゃん……)ウーン…

エルヴィン「そうとなれば早速準備をしよう」バッ

ミケ「巨人と戦うしか脳の無い集団と思われてはかなわんからな」

リヴァイ「ああ、頼んだ」

エルヴィン「いい情報だ、助かったぞ」

リヴァイ「チッ……褒めるほどのことじゃねえ」

ハンジ「なんだかなあ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

オルオ「おい、兵長から聞いたか?」

エレン「えっと……何をですか……?」

オルオ「ははん、聞いてないな?」

エレン「あの……だから何を?」

オルオ「フッ……聞かされて無いなら、新兵には伝えるべきじゃないと判断したんだろう……」

オルオ「まだお前はこれだけの情報を与えられる立場にいないってワケだ……」

エレン「……はあ」

オルオ「そう、兵長から全幅の信頼を受けている俺とは
ペトラ「あ、エレンここにいたんだ!」ドンッ

オルオ「ちガッ」ブシュゥゥゥ

ペトラ「今度調査兵団で、ふぃぎゅあすけーと大会?っていうのを開くんだって」

ペトラ「エレンに伝え忘れてたって、兵長に伝言頼まれちゃった」


エレン「フィギュア、スケート……ですか?」

ペトラ「私はよく分からないんだけど……エレンは知ってる?」

エレン「えっと、スケートならアルミンに……あっ、アルミンは俺の同期で調査兵団にいるんですが」

エレン「そいつから話を聞いたことがあります。専用の靴を履いて氷の上を滑るスポーツらしいです」

ペトラ「へぇ……」

エレン「でも、フィギュアの方はちょっと……」

エルド「フィギュアっていったら小さい人形みたいなやつのことじゃないか?」

グンタ「ああ……なんとなく聞いたことがあるな」

エレン「あ、エルドさんにグンタさん」

ペトラ「えー、人形?スケートと関係ないし、違うんじゃないの?」

エルド「だが、他にフィギュアと言われて思い浮かぶ物があるか、と言われると困る」


グンタ「しかし、フィギュアとスケートをくっ付けるとサッパリ分からん……」

エルド「それは同感だ……ところで、なんでオルオはしゃがみこんでるんだ?」

オルオ「……」フルフル

ペトラ「え?……あっ、また舌噛んだの!?本当にもう!」

エレン(いや、さっきのはペトラさんのせいじゃ……)

ペトラ「とにかく、後で詳しい説明があると思うから……」

エレン「あっ、分かりました」

エルド「それじゃあまた後で話すとしようか」

グンタ「ああ、お喋りが長くなりすぎたからな」

ペトラ「ほらっ、オルオどいて!そんなところにしゃがんでたら邪魔だよっ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ミケ「しかし、調査兵団の全員で競技を行うわけにもいかないぞ」

エルヴィン「分かっている。今回はフィギュアスケートの存在を認知させるのが目的だ」

エルヴィン「実際に競技を行うのは数名程度でいい」


エルヴィン「ちなみに、既にメンバーは私が選んである」

ハンジ「えっ」

ミケ「仕事が早いな」

ハンジ(私は入ってないだろうね……?)

エルヴィン「メンバーは次の八名だ」

先着八名を採用
※同一IDの書き込みは、最初の一人のみ採用、&調査兵団関係者以外はスルー

勢いで書いたけど八人も見てるわけないから

※同一IDの書き込みは、最初の一人のみ採用
   ↓
※同一IDから三人採用

これで、頼む

結局男だらけじゃねーか!
一応八人でたけどダズってどうなんだろ?
無理矢理出せばいいか


エルヴィン「まず、ライナー・ブラウン」

ハンジ「訓練兵団では次席。恵まれた体格で力強い滑りをしてくれるだろうね」

エルヴィン「次に、ジャン・キルシュタイン」

ミケ「立体機動装置の扱いは天才的……繊細な競技には向いているかも知れないな」

エルヴィン「三人目、コニー・スプリンガー」

ハンジ「小柄な身体は機敏な動きに適している。器用そうだし、すぐに上達するかな」


エルヴィン「四人目、ダズ……
ハンジ「ちょっと待って。誰だよそいつ」

ミケ「そんな名前の新兵いたか……?」

エルヴィン「私が直接引き抜いたんだ。誰もが見逃していた逸材だ」

ハンジ「……ダズ……ダズ……何かの書類で見たことがあるなぁ」

ハンジ「トロスト区奪還作戦の時に上官に反逆した兵士の名前がそんなだったような……」

エルヴィン「そう、その彼だ」

エルヴィン「理不尽に正面から堂々と異議を唱える勇気と、生への執着心……」

エルヴィン「経験を積めば素晴らしい兵士になりうる」

ハンジ「そんな生きたがりが、よく調査兵団に入ってくれたね……」

エルヴィン「40時間に及ぶ説得の末、どうにか……な」

エルヴィン「最後には『入ります、入りますから』と快く承諾してくれた」

ハンジ(うわぁ……御愁傷様……)


エルヴィン「五人目はオルオ・ボザド、六人目はグンタ・シュルツだ」

ミケ「特別作戦班から二人か……」

ハンジ「新しいことを学ぶのには、身体能力が高く、なおかつ若い彼等が適任ってことかな?」

エルヴィン「その通りだ」

エルヴィン「……いや、特別作戦班からは三人だな」

ハンジ「え?」

エルヴィン「リヴァイも参加する」

ハンジ「」ブフーッ

ミケ「リヴァイも滑るのか、これは面白いものが見れ
エルヴィン「ああ、それからお前もメンバーに入っているぞ、ミケ」

ミケ「」

ハンジ(良かった……私は入ってなかったね)ホッ


ハンジ「あれ?でも、こうして見るとメンバーが全員男性だけど……」

エルヴィン「『男だらけの』だからな」

ハンジ「『女子』はどこいったんだよ」

ミケ「……そう言われれば、確かにそうだ」

エルヴィン「それなら>>27ということにすれば問題ない」



※既存のメンバーを変更するような安価は不可(追加なら可)

滑りながら舐めるフィギュアは水着を着た女の子に限定


エルヴィン「滑りながら舐めるフィギュアは水着を着た女の子に限定ということにすればいい」

ミケ「なるほど……『女子』フィギュアスケート』ではなく『女子フィギュア』スケート……」

ミケ「流石、といったところか」フッ

ハンジ「おかしいでしょ!大体、なんで水着限定なんだよ!」

エルヴィン「最近は男の娘と称した性別不詳キャラが目立っている」

エルヴィン「だが、水着ならばどうだ?……ごまかしは利かない」

エルヴィン「水着に限定することで、男の娘フィギュアを持ち込むという不正を防げるわけだ」

ミケ「出るところが出るのは隠せない……そこまで考えていたのか」

ハンジ「もうやだ……関わりたくない……」

エルヴィン「何を言ってるんだ。ハンジには審査員の一人を務めてもらう」

ハンジ「」

今日はここまでにしとく
安価さんくす


エルヴィン「勿論、団長である私も審査員に加わる」

エルヴィン「資料によると審査員は七名必要なようだから、残りの五人は後々決めよう」

ハンジ「え?資料あんの?」

エルヴィン「当然だ。何の下調べも無しに、こんな大会を開いたりはしない」

エルヴィン「……だが、資料の中に不可解な点がある」

ミケ「……何だ?」

エルヴィン「『フィギュアを舐める』などという記述がどこにも見当たらない」

ハンジ「ごめんなんとなく分かってたわそれ」

エルヴィン「そろそろリヴァイが戻る頃だ、話を聞かなければ……」

リヴァイ「……呼んだか?」ガチャ

ミケ「お、噂をすれば、というやつだな」

エルヴィン「ああ……リヴァイ、フィギュアを舐めるという話は本当か?」

リヴァイ「ああ、間違いない」

ハンジ「なんでそんなに自信たっぷりなんだよ」

リヴァイ「それは>>35

実際に見た


リヴァイ「それは実際に見たからだ」

ハンジ「えー……」

ミケ「……それなら信用できるか」

エルヴィン「なるほど、詳しく聞かせてくれ」

リヴァイ「ああ、実際にその競技をしていたのは>>39

リヴァイ「そして舐めていたのは>>41のフィギュアだ」

※フィギュア安価は他作品キャラでも可

『魔法立体機動兵士ペトラちゃん☆』の主人公のペトゥラちゃん

やべ、なんか勘違いしてた。安価↓で頼む。

安価↓

いや、>>39はそのまま採用する
フィギュア安価↓


リヴァイ「ああ、実際にその競技をしていたのは……」

リヴァイ「『魔法立体機動兵士ペトラちゃん☆』の主人公のペトゥラちゃん」

リヴァイ「そして舐めていたのはアナベベのフィギュアだ」

ハンジ「ちょっとなにいってるかわからないですね」

ハンジ「何なのその……」

リヴァイ「『魔法立体機動兵士ペトラちゃん☆』?」

ハンジ「そう、それ!聞いたことないよ!」

エルヴィン「ハンジ……流石に不勉強と言わざるをえないぞ」

ミケ「まさか『魔法立体機動兵士ペトラちゃん☆』を知らないとは……」

リヴァイ「マジで?」

ハンジ「リヴァイはキャラ変わっちゃってるよ!?」


リヴァイ「いいか、『魔法立体機動兵士ペトラちゃん☆』……」

リヴァイ「ちょっと長いから『マホペト☆』と略すぞ?」

リヴァイ「『マホペト☆』は、昨年末から壁内で大ブームを巻き起こしているライトノベルだ」

リヴァイ「悪の巨人帝国によって壁内に捕らわれている人々……」

リヴァイ「それを、ある日魔法に目覚めた調査兵のペトゥラちゃんが、魔法と立体機動で救い出す」

リヴァイ「そんなストーリーだ」

エルヴィン「タイトルとは裏腹に、内容は流血シーンや残酷死もある全編シリアス進行……」

ミケ「可愛らしい作画とのギャップが、多くの熱狂的なファンを生み出した名作だ」

ミケ「俺は勿論全巻揃えている」フッ

エルヴィン「私も『マホペト☆』のイベントの日には、公務を休んで出掛けているぞ」

ハンジ「仕事しろよ!」


ハンジ「それじゃ、『ペトゥラ』と『ペトラ』の違いは何……?」

エルヴィン「『ペトゥラ』が本名、『ペトラ』が変身後の名前だ」

ミケ「あれだ、『黄瀬やよい』と『キュアピース』みたいな感じ」

ハンジ「その例えも分かんねぇんだよぉぉお!!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ハンジ「……とりあえず『マホペト』については分かったとするよ」

リヴァイ「☆を付けろよ、この糞メガネ!」

ハンジ「メンドくせぇなもう!」

ハンジ「つまり『マホペト☆』のペトゥラちゃんはフィクションの存在なんでしょ?」

ハンジ「それがどうしてフィギュアスケートできるっていうんだ!」

エルヴィン「ああ、そこは説明してもらわないと困るな……」

ミケ「どんなにのめり込んでいても、二次と三次の区別は付けるべきだぞ?」

リヴァイ「それもちゃんと話すから、まずは話を聞け」

リヴァイ「あれは一週間前のことだった……」

スマン少ないがちょっとここまでにする
脱線気味だけどちゃんとフィギュアスケートはさせるから許して

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

リヴァイ「マズイな……」タッタッタッ

リヴァイ(今日は壁内のサブカルが一堂に会するイベント日……)

リヴァイ(当然、『マホペト☆』の限定グッズの販売もある……!)

リヴァイ(三日前から並ぶ予定だったのに、内地に呼び出しを食らうとはな……)

リヴァイ(もう暗い……抱き枕もフィギュアも既に完売になっている可能性が高いが……)

リヴァイ(せめて……せめてファイルケースやタオルだけでも……!)

リヴァイ「……ん?」ピタッ

リヴァイ(川が……凍っている……!)

リヴァイ「ショートカット!!」ダッ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ペトラ「マズイよ……」タッタッタッ

ペトラ(今日は壁内のサブカルが一堂に会するイベント日……)

ペトラ(当然、『マホペト☆』のコスプレイベントもあった……!)

ペトラ(同名で同じ調査兵団所属、外見も似てるとなれば参加しない手はないよねっ!)

ペトラ(オルオに頼まれてたアナベベ*1の人形も手にいれたけど……)

ペトラ(こんなムサイ男の人形、どうするんだろ?)

ペトラ(……ん?確かウサミン*2もアナベベって渾名だったったような……)

ペトラ(……ま、いっか!ちゃんと言わないオルオのせいだし!)

ペトラ(それより、早く帰らないと明日の仕事に影響が出ちゃう!もうこんなに暗いよ!)

ペトラ「……あれ?」ピタッ

ペトラ(川が……凍ってる……!)

ペトラ「ショートカット!!」ダッ

◎現在公開可能な情報◎

*1アナベベ
壁内の漫画『巨大樹の王者ターちゃん』の登場人物。
壁外最強の部族ウポポ族の戦士である。

*2ウサミン
壁内のカードゲーム『アイドルソルジャー 駆逐ガールズ』のレアカード。可愛い。

ちなみに同ゲームの最強キャラは『みかりん』。
血飛沫舞い踊る圧巻のパフォーマンスで巨人も相手カードも駆逐する。


ペトラ「急げ~!急げ~!」タッタッタッ

ペトラ「……キャッ!」ツルッ…ズデーン

     ピューーン

ペトラ「いたた……はっ!?」

ペトラ「宙を舞うアナベベ!?」

ペトラ(転んだ拍子に紙袋から飛び出したんだ!)

ペトラ(氷に叩きつけられれば間違いなくアナベベはバラバラに……)

ペトラ(そうなったらオルオから代金を請求できないっ)

ペトラ(両手は紙袋で塞がっている……かくなる上は……!)ダッ

ペトラ「ハァッ!!」ピョーーン

ペトラ(口で……キャッチィィ!!)パシィ

ペトラ(そして着地……決まった……)ドヤァ

リヴァイ「あの……」

ペトラ「え……」

ペトラ「……へぇぇちょぉぉ!?」


リヴァイ「あっ、僕のこと知ってるんですね?」

ペトラ「えっ」

リヴァイ「え?」

ペトラ(え?何これ?気づいてないの?)

リヴァイ「あの……それ、『マホペト☆』のコスプレですよね?」

リヴァイ「いやぁ凄い完成度高いなぁ、と思って」

ペトラ(あっ、急いでたから衣装のままだったんだ!それに暗いから顔も見えにくいし……)

ペトラ「あ、ありがとうございます(変声)」

リヴァイ「ところで今何を……?」

ペトラ「えっ、あっ……あれです!今内地で流行ってるスポーツなんです!」


ペトラ「こう、人形をぺろぺろしながらっ!氷の上をっ!滑る、みたいな?」アタフタ

ペトラ(もっとマトモな嘘つけよ私の馬鹿ぁぁぁ!!)

リヴァイ「へぇ……面白そうですね。後で調べてみます」

ペトラ(兵長もそんな簡単に騙されないでぇぇぇ!!)

リヴァイ「あっ、僕イベントに行かなきゃいけないのでこれで……」

ペトラ「えっ、今からですか!?」

リヴァイ「やっぱりもう遅いですかね……?」

ペトラ「そうですね……グッズもほとんど売り切れでしたし……」

リヴァイ「……行くだけ行ってみます。それがファンとしての礼儀かなって」

ペトラ「あ、はい。頑張ってください」

リヴァイ「じゃあ……」タッタッタッ

ペトラ「……」

ペトラ「……見ちゃいけないものを見ちゃったなぁ」

ペトラ「……帰ろ」タッタッタッ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

リヴァイ「それから調べた結果、フィギュアスケートが俺の見たものに一番近かった訳だ」

ハンジ「なんでお前『マホペト』絡むとキャラ崩壊しちゃうの?」

ミケ「おい、☆」

ハンジ「ちょっと黙ってて」

リヴァイ「確かに俺も、フィギュアを舐めるという行為に疑問は持った」

リヴァイ「……だが、アレだけペトゥラちゃんにそっくりな人間が嘘をつくはずがない」

ミケ「そんなに完成度が高かったのか?」

リヴァイ「イラストのまんま。凄かった」

リヴァイ「アレを見れただけで、グッズが手に入らなかったことがどうでもよく思える」

エルヴィン「クソッ!『所詮三次だろ』とか言ってコスプレ集団をスルーしていた自分を殴りたいっ!」バンッ

ハンジ「やっぱりお前は行ってたんだな?仕事休んで」

エルヴィン「仕事はいつでも出来るが、イベントはその日にしかないんだぞ?」

ハンジ「真顔で何言ってんだコイツ」


リヴァイ「多分、フィギュアの件は最近流行り出したんだろう」

リヴァイ「まだ資料には反映されていないがな」

エルヴィン「そういうことか……」

ハンジ「やっぱり違う気がするんだけど」

エルヴィン「そうすると、フィギュア舐め部分の採点はどのように行えばいいのだろうか」

エルヴィン「採点基準はハッキリさせなければ……」

ハンジ「無視かよ!」

ミケ「最近流行り出したということは、まだ確立していないということ……」

ミケ「ある程度柔軟に考えてもいいんじゃないか?」

ミケ「例えば……>>66とするのはどうだ?」

審査員や観客に、気持ち悪さ、恐怖心、嫌悪感を感じさせる舐め方をした人ほど高得点


ミケ「例えば……」

ミケ「審査員や観客に、気持ち悪さ、恐怖心、嫌悪感を感じさせる舐め方をした人ほど高得点」

ミケ「……というのはどうだ?」

エルヴィン「む……気持ち悪い方が高得点なのか?」

ハンジ「普通逆じゃないの?……いや、見てて気持ち良い舐め方とか想像できないけど」

リヴァイ「ほぅ……悪くねえ」

ハンジ「はぁ?」

リヴァイ「いいか、これは元々貴族が始めた競技……」

リヴァイ「じゃあ、奴らは何の為にこの競技を始めたんだ?」

ハンジ「そりゃあ……動きの優雅さとかを追求したかったからじゃないの?」

リヴァイ「なるほど、確かにそんな目的もあっただろう……」

リヴァイ「じゃあ、何故そこに『フィギュアを舐める』という行為が必要なんだ?」

ハンジ「全く必要ないね。不自然だね」

リヴァイ「そうだ、優雅さ・優美さとフィギュア舐めは対極に位置するもの……」

ハンジ「フィギュア舐めが優雅じゃないって分かるくらいの常識はあったんだね」

ごめん眠い
安価一つしかとってないし話進んでないけど中断
週末にはもっと進められるといいな


リヴァイ「フィギュア舐めは上辺だけを取り繕った優雅さなどを嘲笑うかのような……」

リヴァイ「原初的な人間の、いや生物の本質・本能を剥き出しにする行為だ」

ハンジ「性欲な」

エルヴィン「っ!馬鹿なっ、その行為は単なる性欲の産物じゃないっ」バンッ

ミケ「ああ、そこには純粋な愛がある」

リヴァイ「落ち着け……お前ら……」

リヴァイ「愛にせよ性欲にせよ、その性質ゆえに見るものに強烈な印象を与えるのは間違いない」

リヴァイ「そう、自分の内面……醜い人間の本性を曝け出す行為だ……」

リヴァイ「だが、それは本当に美しくないのか?」

ハンジ「え……?」

リヴァイ「本当の『美』、真の『美』とはそういった醜いものの中にこそ含まれている……」

リヴァイ「……例えば、血塗れでボロボロの姿になり、なお巨人に立ち向かう兵士」

ミケ「……」

リヴァイ「……例えば、帰らぬ人となった息子の腕を抱えて泣き叫ぶ老婆」

エルヴィン「!」


リヴァイ「まったくもって汚ねえし醜い……嫌悪感を抱くやつもいるだろう」

リヴァイ「だが俺はそんなものこそ、『美しい』と感じる」

リヴァイ「そう、この世界は『残酷』で……」

リヴァイ「……でも『美しい』んだ」

ハンジ「……」

エルヴィン「……」

ミケ「……」

リヴァイ「この競技は上辺の優雅さなんかじゃない、真の『美』を追求するもの……」

リヴァイ「フィギュア舐め行為こそが、この競技を本物の『美』へと昇華させるわけだ」

ハンジ「その理屈はおかしい」


エルヴィン「驚いた……まさかお前がそんなに饒舌だったとは」

ミケ「俺もだ……まさかお前の口から『美しい』なんて言葉が出るなんてな」フッ

リヴァイ「馬鹿いえ……俺は元々よく喋る……」

エルヴィン「お前の考えはよく分かった……よし、さっきの案を採用する」

ハンジ「やっぱそうなっちゃうよね」

エルヴィン「ではフィギュア舐めのルールを追加した資料を選手に渡すとしよう」

エルヴィン「それからハンジ」

ハンジ「……何?」

ハンジ「審査員用の資料は後日、他の審査員が決定したら届ける」

ハンジ「ハァ……分かったよ」

エルヴィン「では、今日は解散だ。ご苦労だった」

訂正:
ハンジ「審査員用の資料は後日、他の審査員が決定したら届ける」

エルヴィン「審査員用の資料は後日、他の審査員が決定したら届ける」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ライナー「……」

ジャン「……」

コニー「……」

ダズ「……」

ライナー「……なあ、ダズ。お前……調査兵団に入ってたのか」

コニー「あのジャンが調査兵団に入ってるくらいなんだからおかしくないだろ?」

ジャン「本人の前で『あの』とは随分な言い様だな……」

ダズ「俺だって何で入っちまったのか分からねぇよ……」

ダズ「ただ、あのときはラクになりたい、解放されたいってその一心で……ウッ……ウゥッ」

ライナー「お、おい!泣くな!」

ジャン「泣きてえのは俺も一緒だっての……」

コニー「俺もやっぱ憲兵団がよかったって思うことはあるけど、今更どうしようもねぇよ」

コニー「今はジンルイのショーリにコーケンするため頑張ってんだ、母ちゃんも驚くぜ!」


ジャン「ほぉー、コニーの癖に良いこというじゃねえか」

コニー「へへっ、褒めんなよ」

グンタ「ん、何なんだこのメンバーは……?」ガチャ

オルオ「おいおい、ガキばっかりじゃねえか」

ライナー「!」ガタッ バッ

グンタ「ああ、敬礼はしなくていい……お前らもこの部屋で待つように言われたのか?」

コニー「は、はい」

ジャン「その通りです」

オルオ「んん~?どういうことだ?」

グンタ「いや、俺にも全く……」

エルヴィン「皆集まっているな?」ガチャ

ライナー(!!)
ジャン(!!)
コニー(!!)
ダズ(!!)ビクッ


ライナー(エルヴィン・スミス……調査兵団実行部隊のトップ……)

ジャン(後ろにいるのは……リヴァイ兵長に、ナンバー2のミケ・ザカリアス分隊長!?)

ダズ(ち、調査兵団の重鎮三人が、なんでこんな……)

コニー(どっかで見たことあるなー……偉い人なんだろうな)

エルヴィン「そう堅くならないで欲しい……まあ、座ってくれ」

オルオ「へ、兵長……これは一体……」

リヴァイ「今からエルヴィンが説明する。聞いていろ」

グンタ「は、はい……」

エルヴィン「あー……君たちに集まってもらったのは他でもない」

エルヴィン「ここにいる八名には、調査兵団の特別な任務について欲しいと考えている」

ライナー「なっ……」

ライナー(調査兵団の特別な任務……これは、チャンスなのか……?)

エルヴィン「任務について、まずこの資料を読んで欲しい」スッ

ジャン(一体、どんな任務が……)



『ドキッ☆男だらけの女子フィギュアスケート大会:競技ルール』


ライナー「」
ジャン「」
ダズ「」
グンタ「」
オルオ「」

コニー「フィギュアスケートってなんですか?」

リヴァイ「それも書いてあるだろうが……ちゃんと読め」

コニー「あっホントだ、スミマセン」

ライナー(フィギュアを舐めながら氷を滑る……?)

ジャン(貴族の始めた競技……?)

ダズ(頭おかしい)

グンタ(フィギュアスケートって……そういう競技だったのか……)

オルオ(選手に選ばれたのは名誉なこと……なんだよな?そうなんだよなぁ!?)


エルヴィン「今日から、君たちの調査兵としての訓練は一ヶ月間免除する」

エルヴィン「限られた短い期間ではあるが、その間にフィギュアスケートをマスターし……」

エルヴィン「一ヶ月後の大会に選手として参加して欲しい」

ジャン「……自分はこのような競技をするために調査兵団に入った訳ではありません!」

ライナー「そ、それにお言葉ですが団長!これは全く未知の競技です!」

ライナー「たった一ヶ月でマスターできるような競技とは思えません!」

コニー「?……氷を滑りゃいいんだろ?簡単じゃねえか」

ダズ「巨人と戦う以外なら何でもいいです……」

グンタ「うぅ……何故、俺なんです……?」

オルオ「お、俺はやりますよ!兵長がやるというのなら、そりゃもう!」

     バンッ

リヴァイ「ゴチャゴチャうるせぇな……」

リヴァイ「いいか、この競技は>>85

ペトゥラちゃんがやってたんだぞ
あのペトゥラちゃんだ。知ってるだろ?


リヴァイ「いいか、この競技は……」

リヴァイ「ペトゥラちゃんがやってたんだぞ」

ライナー「な……!」

ジャン「はぁ?」

ダズ「そんな……!」

コニー「うん?」

グンタ「まさか……!」

オルオ「お……おお?」

リヴァイ「あのペトゥラちゃんだ。知ってるだろ?」

ライナー「当然です!全巻セットは勿論のこと、イベントには毎回参加……」

ライナー「『鎧の閣下*1』としてコスプレイベントにも出ていましたっ!」

ライナー「ペトゥラちゃんにボロボロに倒されるのが夢ですっ!」

リヴァイ「やるじゃねえか……確かに結構似てるなお前」

ライナー「よく言われますっ!」


◎現在公開可能な情報◎

*1鎧の閣下
『マホペト☆』に登場する悪の巨人帝国の幹部。
全身が鎧のように硬化した皮膚で覆われている。
鎧の巨人に酷似。





ダズ「じ、自分も『マホペト☆』の大ファンです!」

ダズ「原作もグッズも、保存・鑑賞・布教・実用の為に四つ以上は確保していますっ!」

リヴァイ「何……一週間前のイベントのやつもか?」

ダズ「勿論ですっ!」

リヴァイ「……ちょっと個人的な頼みがある。この後、残っててくれ」

ダズ「はいっ!」

スマン眠い ここまで
マホペト☆の話しかしてねえぞおい

グンタ「兵長、ペトゥラちゃんがしていたというのは……」

リヴァイ「ああ。間違いなく、この目で見た」

グンタ「やります!」バッ

コニー「?……なんかよくわかんねぇけど、俺もやります!」バッ

オルオ「は?え?んん?」

ジャン(なんだこれ……なんなんだこれ……ペトゥラちゃんってなんだよ……)

リヴァイ「……お前らは、どうする?」ギロッ

オルオ「やります」キリッ

ジャン「え、あ……ああ!勿論っ!自分も、ま、『マホペト』のファンですし……」



ライナー「えっ」

ダズ「あっ」

ミケ「ん?」ピクッ



リヴァイ「………………」


リヴァイ「…………」

ジャン「…………」

リヴァイ「…………チッ」

ジャン「…………」ダラダラ

リヴァイ「…………」

ジャン「…………あの」ダラダラ

リヴァイ「知らねえならそう言え」

ジャン「……すみません」

リヴァイ「にわかとしったかほど気に食わないものはねえんだ」

ジャン「……はい」

ジャン(落ち着いて考えりゃ、これは団長直々の『命令』……)

ジャン(最初から断れるはずがねえ……)

ジャン(……それに、何の考えもなくこんな馬鹿なマネはしないはずだ)

ジャン(……仕方がねえ)ギリッ

ジャン「俺も……やります」

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