苗木「超高校級の魔法少女?」霧切「そうよ」 (152)



霧切「ピュルリク ピュルリク ビューティーホー」

霧切「キューティー ミルキーチェケラッチョ」

霧切「ワクドキハートにドリームショック」

霧切「魔法少女マジカル☆霧切響子!」

霧切「…どうやら私の正体は超高校級の魔法少女だったみたいなの」

苗木「………」

苗木(自分の才能がわからないからって迷走しすぎだよ)

苗木(それにそれ微妙に魔法少女じゃないし…)

霧切「ど、どうかしら…?」

苗木(でもこれはありなのか…?)

霧切「山田君に衣装を作ってもらったんだけど…」

苗木(山田君がそそのかしたのか…山田GJ!)


※展開によってはネタバレあり
※二番煎じネタでごめんなさい
※スレタイ詐欺になると思います




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1380285379


霧切「言われたの、ミステリアスな私には魔法少女がふさわしいんじゃないかって」

苗木「それは違うよ!」

苗木「魔法少女が許されるのは14歳までなんだ」

苗木「超高校級の魔法少女なんて矛盾してるんだよ」

霧切「でも19歳の魔法少女だっていr」

苗木「それ以上いけない」

霧切「え」

苗木「とにかく霧切さんは魔法少女じゃないことはたしかだと思うよ」

霧切「そうかしら…、じゃあ私の才能っていったい…?」

苗木(霧切さんにふさわしいコスプr、いや才能か…)

苗木「僕が思うに霧切さんは超高校級の>>5だと思うんだ!」

ホームヘルパー


霧切「超高校級のホームヘルパー?」

苗木「そう、超高校級のホームヘルパーまたの名を訪問介護員だよ」

霧切「でもどう考えても私には向いてないと思うんだけど?」

苗木「そんなことないよ!きっと霧切さんにはナース服が似合うはず!」

霧切「…ホームヘルパーはナース服なんて着ないと思うけど」

苗木「ちょっと待ってて!山田君にナース服を作らせてくるから!」

霧切「あっ、苗木君。…行っちゃったわね」

霧切「ホームヘルパー…ね」

霧切「ためしに誰かを介護してみようかしら」

霧切「とりあえず>>9の所に行ってみましょうか」

はがくれ


霧切「全治3ヶ月のケガを負っている葉隠君なら介護するにふさわしいはず」

霧切「葉隠君は部屋にいるはずね、行きましょう」


→ハガクレルーム


ピンポーン

葉隠「ん?誰だべ?」

霧切「私よ、あなたの介護に来たわ」

葉隠「え?霧切っちが?どういう風の吹き回しだべ」

霧切「実は自分の才能がなんなのかわかったの」

霧切「私は超高校級のホームヘルパー!」

霧切「というわけであなたを介護してあげるわ。感謝しなさい」

葉隠「ま、まあそういうことなら頼むべ」

葉隠「鍵を開けたから入ってきてもいいべ」ガチャッ

霧切「失礼するわね」ガチャッ

葉隠「っ!?ブフッ!!!!」

霧切「………」

霧切「何がそんなにおかしいのかしら?」

葉隠「そ、その格好は一体なんなんだべ?」

霧切「………」

霧切「ピュルリク ピュルリク ビューティーホーキューティー ミルキーチェケラッチョ」

霧切「ワクドキハートにドリームショック魔法少女マジカル☆霧切響子!」

霧切「超高校級のホームヘルパーよ」

葉隠(…ついに霧切っちが壊れたべ)


霧切「ふっ、安心してちょうだい」

霧切「私が来たからにはもうなにも心配することはないわ」

葉隠「俺は霧切っちの頭のほうが心配だべ」

霧切「さて…私は一体何をすればいいのかしら?」

葉隠「え?」

霧切「ついさっき自分の才能を思いだしたばっかりだからまだいまいち感覚がつかめないの」

霧切「何か困ってることはないかしら?」

葉隠「困っていることか…じゃあ>>15を頼むべ!」

正気に戻ってくれ


葉隠「正気に戻ってくれ!」

霧切「正気に戻してくれ?わかったわ」

葉隠「え、いや違う。正気に戻っt」

霧切「バリツ!!」

葉隠「ギエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!」

霧切「ん、間違ったかしら?」

葉隠「…」ピクピク

霧切「死んではいないようね…でも自業自得よね」

霧切「風呂を覗こうとしたところを大神さんに見つかるなんて…」

霧切「それにしてもさっきの技…あれは一体なんだったのかしら」

霧切「もしかしたら自分の才能に関係するのかもしれないわね」

霧切「どうやら私にはホームヘルパーは向いてなさそうだし」

霧切「次は>>22に相談してみようかしら」

大神


霧切「大神さんならさっき私が無意識の内にはなった技について知っているかもしれないわね」

霧切「大神さんを探しに行きましょう!」


――――
――


苗木「やあ、山田君!」

山田「おや、苗木誠殿ではないですか。どうしたのですかな?」

苗木「霧切さんのことなんだけど…」

山田「おお!もしかして見てくれたのですか?」

苗木「うん!最高だよ山田君!霧切さんをそそのかしてあんなコスプレさせるなんて!」

山田「うん?そそのかしてとはどういうことですかな?」

苗木「え?山田君がコスプレを勧めたんじゃないの?」

山田「あれは霧切響子殿から言って来たんですぞ」

山田「自分の正体は魔法少女だからその衣装を作って欲しいと」

苗木「なんだって!?じゃあいったい誰が…?」


苗木「まあそれはそれとしてだ。山田君に作って欲しい衣装があるんだ」

山田「ふっふっふ。そうくると思っていましたぞ」

苗木「!?もしかしてすでに他のコスプレ衣装が!?」

山田「そのとおり!…といってもほとんどモノクマが揃えてくれたんですけどねぇ」

苗木「モノクマが!?もしかして霧切さんをそそのかしたのも!?」

山田「かもしれませんねぇ」

苗木「おい!モノクマ!見てるんだろ!?出て来い!!」

モノクマ「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!僕をお呼びかな?」

苗木「ありがとう!!」

モノクマ「!?」

苗木「君は最高だ、見直したよ」

モノクマ「ええーと、どういうことかな?」

苗木「おまえが霧切さんにコスプレを勧めたんだろ?」

モノクマ(本当は僕じゃないんだけどめんどくさいから話あわせておきますか)

モノクマ「そのとおり!ひとりだけ才能がわからないんじゃあ可哀そうだとおもってね」

モノクマ「いろいろと自分の才能を試せるようにしてあげてるんだよ」

モノクマ(正体がばれると面倒だから適当なコスプレ衣装を用意しただけなんだけどね)

苗木「おまえなら霧切さんの本当の才能を知っているんじゃないのか?」

モノクマ(適当に答えておくか)

モノクマ「うぷぷぷ、もちろん知ってるよ」

モノクマ「霧切さんの本当の正体は>>26なんだ!」

ツンツンメイド

今日はここまでにします
安価スレ初めてなんだけどこのペースで大丈夫かな

自分のペースでやればええねん
お疲れ様やで


山田「ツンツンメイドキタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!!!」

苗木「うおおおおおおおお最高だよおおおおおおおおお!!!!」

山田「一見メイドとは無縁そうな霧切響子殿ですが…」

苗木「そこにツンツンという属性が付くことによってそれは一変する」

山田「普段は淡々とメイドの仕事をこなしデレのデの字も出てこないような彼女が」

苗木「ふとした拍子に見せる照れ顔…」

山田「しかしそれはあからさまなデレではなくあくまで感情は表に出さない…」

苗木「そこに萌える」

山田「ツンデレではなくあくまでツンツンというところがいいですな」

モノクマ(苗木君…ドン引きだよ)

苗木「モノクマ!もちろんメイド服は用意してあるんだろうな!」

モノクマ「うん、用意してるからあとは好きにすればいいよ」

モノクマ(もうどうでもいいわ)

苗木「よし!キタコレ!」

苗木「でもいきなりメイドコスプレさせるわけにはいかない」

苗木「自分の本当の才能に気づく前に他にもコスプレさせないとね!」

山田「ふっふっふ、コスプレ衣装はたくさんあります。存分に楽しまないと!ですぞ」

苗木「うん、まずはナース服からだ!」


――――
――


セレス「…はぁ。ここでの生活も慣れてきましたがやはり執事が欲しいところですわね」

セレス「いっそのことメイドでも良いのですが…」


セレス「私に仕えるのにふさわしい人物などそうそういませんからね」

セレス「不二咲さんあたりをメイドにしてみようかしら…」

セレス「彼女は頭もいいですし従順に働いてくれそうですわ」

セレス「しかしどこか頼りないような気もしますわね…」

セレス「霧切さんあたりなら割と有能だからメイドとしてふさわしいかもしれませんわね」

セレス「どっちかというと執事が似合いそうな気もしますが…」


・・・・・・・・


霧切「お嬢様、ロイヤルミルクティーを淹れてまいりました」

セレス「ありがとう、響子」

霧切「いえ、メイドとして当然のことです」

セレス「あら、山田君が入れたものよりずっとおいしいですわ」

霧切「茶葉は牛乳で煮出す前に湯でじっくり蒸らし、カップは事前にあたためておきました」

セレス「ふふふ、さすが響子ね。あなたはこのまま一生私のメイドとして仕えるといいわ」

霧切「はい、ありがとうございます」

セレス「ふふふふ」

霧切「ふふ」


・・・・・・・・


セレス「………」

セレス「悪くないわね、さっそく霧切さんをギャンブルで打ち負かしてメイドにしましょう」


――――
――

→プール

霧切「こんなところにいたのね、大神さん」

朝日奈「あっ霧切ちゃんだ…って何その格好!?」

大神「霧切が我に用事とは珍しいな、どうしたのだ?」

霧切「実は…」


大神「なるほど自分の才能を探すためにそのような格好をしてるということだな」

朝日奈「迷走しすぎだよ霧切ちゃん」

霧切「や、やっぱりこの格好は似合わないかしら?」

朝日奈「ううん、可愛いよ!」

大神「うむ、よく似合っているぞ」

霧切「あ、ありがとう…///」

霧切「それで大神さんに聞きたいことがあるんだけど」

大神「なんだろうか?」

霧切「バリツっていう格闘術を知っているかしら?」

大神「バリツ?すまない、聞いたことがないな」

霧切「そう…無意識の内に使っていたからもしかして自分の才能に関係あると思ったんだけど」

大神「>>37に聞いてみたらわかるのではないか?」

霧切「そうね、そうしてみるわ」

朝日奈「ちなみに私はねー、霧切ちゃんは超高校級の>>42だと思うの!」

>>31,33 ok,thanks
残りは夜書きます

十神

ちょっと遠かったかなksk

ひよこ仕分け


霧切「日寄子仕分け?」

霧切「そういえば聞いたことがあるわね」

霧切「超高校級の日本舞踊家、西園寺日寄子」

霧切「可愛らしい外見とは裏腹にかなりの毒舌で残酷な性格をしている」

霧切「しかし彼女を手懐けられる超高校級の存在がいる!それが私!」

朝日奈「それは違うよ!ひよこはひよこだよ。にわとりの赤ちゃん」

朝日奈「霧切ちゃんって観察力あるし、平気で人のパンツに手を突っ込めそうだからひよこ仕分けがむいてるんじゃないかと思ってさ」

霧切「人のパンツの中に手を突っ込むとかただの変態じゃないの」

大神「たしか5Fの植物庭園ににわとりがいたな。試してみたらどうだ?」

霧切「そうね、超高校級のひよこ仕分け!なかなかいいかもしれないわ」

霧切「十神君には後で話を聞きに行けばいいわね」

霧切「ありがとう、大神さん、朝日奈さん」

大神「うむ、自分の才能を見つけられると良いな」

朝日奈「頑張ってね霧切ちゃん!」

霧切「ええ、さっそく植物庭園に行きましょう」

苗木「あっこんなところにいたんだね、霧切さん」

山田「ナース服をもってきましたぞ」


霧切「苗木君、どうやら私はホームヘルパーじゃなかったみたいなの」

霧切「私は超高校級のひよこ仕分けだったの!」

苗木「そうなんだ。まあいいよ、はいナース服」

霧切「え、別に私はこの格好のままでも…」

苗木「それは違うよ!」

苗木「ナース服…もとい白衣は医療現場に限らずさまざまな場所で着られるんだ」

苗木「それは白衣が機能性に長けているからなんだ」

苗木「霧切さんがひよこ仕分けだというならその格好よりもナース服のほうがいいに決まっているんだ!」

霧切「…そうね、私は自分探しをしている身。衣装チェンジもいいかもしれない」

山田「ふっふっふ、ではさっそくそこの女子更衣室で着替えてくるといいですぞ」

霧切「ええ、着替えてくるわ」


―――着替え中―――着替え中―――


霧切「………」

霧切「パラソルピカルクロホルム~」

霧切「キラキララブリテニポ~ル~」

霧切「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃぁ~ん!」

霧切「マジカルナース☆霧切響子!参上!」

霧切「ど、どうかしら?」


山田「ぶひいいいいいいいいいい!!!すごくいいのおおおおおお!!」

苗木「うっひょおおおおおお!!!お注射されてええええええ!!」

苗木「山田君!カメラを!」

山田「了解です!苗木誠殿!」パシャパシャ

霧切「ちょっと、恥ずかしいからやめてちょうだい///」

苗木「すごくいいよすごくいいよ、霧切さんは超高校級のコスプレイヤーだよ!」

朝日奈(苗木…あんた最低だよ…)

大神(…我も少しやってみたい)

山田「まだまだコスプレ衣装はありますぞお~」

苗木「次のコスプレは>>54だ!」

霧切「いや、私はそろそろ植物庭園に行きたいんだけど…」

苗木「とりあえずもう一着だけ!もう一着だけお願いします!」

霧切「しかたがないわね」

着物


―――着替え中―――着替え中―――

霧切「じゃ、着替えたから私は行くわね」

苗木「待って!せめて決め台詞を!写真を!」

霧切「それは後にしてちょうだい。私はもう行くわ」

セレス「ちょっと待ってくださるかしら」

苗木「あっセレスさん」

セレス「…霧切さん。なにかしらその格好は?」

霧切「今私は自分の才能がなんなのか探っているの」

セレス「なるほど、それでいろいろな格好をしようとのことですね」

セレス「でも私にはあなたが何の才能を持っているかわかりますわよ」

霧切「本当かしら?それって一体…」

セレス「あなたは超高校級のメイドよ!」

苗木「!?」

山田「!?」

霧切「私が…メイド…?」

苗木「それは違うよ!?」

苗木(なぜセレスさんが霧切さんが超高校級のツンツンメイドであること知っているんだ?)

苗木(このまま自分の才能に気づかれるとコスプレ大会が終わってしまう)

苗木(なんとか食い止めなければ!)


苗木「メイド…メイドだけは違うんだ!」

セレス「あら、どうしてそう思うのでしょうか?」

苗木「クールな霧切さんにはフリルがついたふわふわなメイド服なんて似合わない!」

セレス「愛嬌を振りまくだけがメイドの仕事じゃありませんわ」

セレス「むしろキャピキャピしてるだけのメイドなんて私は欲していません」

セレス「霧切さんは有能ですし容姿も悪くありません」

セレス「私のメイドにぴったりといえますわ」

苗木(さすがセレスさんだ。メイドのなんたるかをわかっている)

セレス「さあ霧切さん、私と勝負をしましょう」

セレス「私が勝ったら私専属のメイドになってもらいますわ」

セレス「もしあなたが勝ったならどんな願いも聞いてさしあげますわ」

苗木「ちょっと待った!その勝負は僕が受けるよ!」

セレス「あなたが…ですか?」

苗木「そうだ!もし僕が勝ったら霧切さんをメイドにするのはあきらめてもらう!」

山田「そ、そんな!セレス殿相手に無茶ですぞ!」

セレス「おもしろいですわ。私が勝ったら霧切さんだけでなくあなたにも執事をしてもらいますわ」

苗木「望むところだ!僕が勝ったらさらにセレスさんにもコスプレをしてもらうぞ!」

苗木「朝日奈さんと大神さんもね!」

朝日奈「え」

大神「仕方があるまい」

朝日奈「え」


→植物庭園

霧切「みんなには付き合ってられないわ」

霧切「私は自分の才能がなにか知りたいだけなのに」

霧切「それにしてもここは奇妙な植物ばかりね」

霧切「さて、にわとり小屋は…!」

霧切「ひよこがいない…それどころかここには雄のにわとりしかいないなんて」

霧切「わ、私はいったいどうすれば…?」

不二咲「あれ?霧切さん?どうしたのぉ?」

霧切「…不二咲さん」

不二咲「その格好は…?」

霧切「………」

霧切「プリティーウィッチーきょうこっちー」

霧切「魔法少女☆霧切響子!」

不二咲(…格好と台詞が全然あってないよ)

不二咲(どうしちゃったんだろう霧切さん)

霧切「どうかしら?やっぱり似合わないわよね」

不二咲「そんなことないよ!とっても可愛いよ!」

霧切「あ、ありがとう///」

霧切(なんだかコスプレも悪くないわね)

不二咲「それに恥ずかしい決め台詞まで決めるなんてすごいよ、僕にはとてもできないよぉ」

霧切「」


不二咲「今日は着物着てるんだね。何かあったのぉ?」

霧切「実は自分の才能が何か探しているところなの」

霧切「最初は魔法少女じゃないかと思った。でも違った」

霧切「次はホームヘルパーに挑戦したわ。それも私には合わなかった」

霧切「そして今はひよこ仕分けじゃないかと思ってひよこの仕分けにきたんだけど…」

不二咲「ひよこがいなかったんだねぇ」

霧切「ええ、せっかく日寄子とひよこをかけて着物を着てきたのに」

不二咲「それにしても超高校級のひよこ仕分けかぁ」

不二咲「ところでその才能ってさ…」

不二咲「もしかしてひよこ以外もわかったり…とかするのかなぁ?」

霧切「もしかしたらわかるかもしれないけど…判別する生き物がここにはいないから試しようがないわね」

不二咲「人間とかはどうなのかなぁ?」

霧切「もちろんわかるに決まっているわ」キリッ

不二咲「ええ!?もしかして僕のことも!?」

霧切「ええ、あなたは間違いなく女性ね!」ギリッ

不二咲(よかった、どうやらばれてないみたい)


不二咲(それにしても霧切さんはすごいなぁ)

不二咲(自分の正体を探る為にこんなコスプレまでするなんて)

不二咲(僕なんて自分の正体を隠すのに必死になってるのに)

不二咲(僕も勇気を出して自分が男だってことをみんなに告白して見ようかな)

霧切「どうかしたのかしら?」

不二咲「い、いや、なんでもないよ」

霧切「そう。本当に私は超高校級のひよこ仕分けなのかしら」

不二咲「正直違うんじゃないかと思うけど」

霧切「やっぱりそうよね」

不二咲「霧切さんの名前は希望ヶ峰学園新入生スレでも見かけなかったからねぇ」

不二咲「もしかしたら世間一般には知られていない才能があるのかも」

霧切「世間一般には知られていない…そういえば不二咲さんはバリツという格闘術について知っているかしら?」

不二咲「うーん、ちょっとわからないかなぁ。ごめんね」

霧切「いえ、あまり一般的な格闘術じゃないみたいだから仕方がないわ」

不二咲「そういえば霧切さんていつも手袋してるけどそれは才能と関係してないのかな?」

霧切「…これは火傷の跡を隠すためのものなの」

不二咲「あっごめんね。変なこと言っちゃって」

霧切「でもたしかに自分の才能と関係あることなのかもしれないわ」

霧切「不二咲さんは私の才能について何か思うことはないかしら?」」

不二咲「そうだなぁ、僕は超高校級の>>67じゃないかと思うよぉ」

猫耳メイド


霧切「猫耳メイド…ですって?」

霧切(不二咲さんの口からでた言葉とは思えないわね)

不二咲「うん!やっぱり霧切さんは猫耳メイドが似合うと思うんだぁ」

霧切(不二咲さんの笑顔がまぶしいわね)

霧切「…実はセレスさんにもメイドが似合っているといわれたの」

霧切「もしかしたら本当に私の才能はメイドなのかもしれないわね」

不二咲「きっとそうだよ!」

不二咲「そうだ!僕が持ってる猫耳をあげるよぉ」

霧切「え」

不二咲「苗木君にもらったんだぁ。きっと僕に似合うって」

不二咲「でもこれが本当に似合うのは霧切さんだと思うんだ」

不二咲「着けて…くれるかな?」ウルウル

霧切「ええ、もちろんよ。着けさせてもらうわ」スチャ

霧切(そんな目で見られたら着けるしかないじゃない)

不二咲「わぁ、可愛いよ」

霧切「あ、ありがとう…にゃん」

不二咲「プッ!」

霧切「え」


不二咲「あっごめんなさい」

不二咲「わ、悪気はないんだけどブフッ!クク、クフッ!」

霧切「…もういいにゃん」プイッ

不二咲「待って、本当に悪気は…プフッ」

霧切(…さっさと十神君の所へ行きましょう)

不二咲(笑われても猫耳をはずさない霧切さん可愛いにゃんwww)


→図書室


霧切「十神君はいるかしら?」

十神「ん?霧切か?何の用…は?」

霧切「聞きたいことがあるのだけど…どうかしたのかしら?」

十神「」

霧切(あっこの格好について説明したほうがいいわね)

霧切「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪」

霧切「撲殺天使☆霧切響子!」

霧切「超高校級の猫耳メイドにゃん!」

霧切(自分でも何を言ってるのかわからなくなってきたわね)

十神「………」

十神(もしかしてこいつは俺のことを殺しにきたのか?)

今日はここまでにします
予想以上に遅筆なったのでちょっと書きためます


霧切「これで事情はわかってもらえたと思うけど」

十神「わかるわけないだろ!」

霧切「十神君も案外たいしたことないのね」

十神「やはり俺のことを殺しにきたのか?」

霧切「違うわ、私は自分の才能を探しているところなの」

十神「意味がわからんぞ。なぜ着物の猫耳がメイドで撲殺天使なんだ?」

霧切「撲殺天使じゃなくて魔法少女よ!」

十神「ますます意味がわからん」

霧切「…まあいいわ。十神君に聞きたいことがあるの」

十神「単刀直入に言え。それと俺の5m以内には近づくな」

霧切「十神君ひどいにゃん」

十神「うるさいぞ。さっさと用件を言え」

霧切「バリツという格闘術について知っているかしら?」


十神「バリツだと?ふん、知らんな」

霧切「そう、あなたなら知っていると思ったのだけど」

十神「それが自分の才能に関係しているというのか?」

霧切「おそらくね。ちょっとここで調べ物をしてもいいかしら」

十神「好きにしろ」

霧切「読書中に悪いわね、ありがとにゃん」

十神「その気持ち悪い語尾はやめろ」

霧切(…十神君て猫派じゃなくて犬派なのかしら?)

十神「なんだ?まだ用があるのか?」

霧切「…十神君はシャーロックホームズとか読む人なのね」

十神「まだ読みかけだがな、このコロシアイゲームの参考にしようと思ってな」

十神「用が済んだならさっさとどっかへ行け。俺の邪魔はするなよ」

霧切「ええ、そうさせてもらうわ」サッ

霧切(そういえば苗木君たち放置したままにしたけどどうなったかしら?)

続きは昨日と同じ時間くらいに投下します
苗木君とセレスさんの勝負はコンマで決めるのでよろしくお願いします
負けパターンとかまったく考えてないので

質問させてくれ
霧切さんはそれになりきった可愛い声で話してるのか?それともいつもの物静かな声?

個人的にはどっちもアリだけど

シャーロック・ホームズ読んでてバリツを知らんのか

>>81
この霧切さんはノリノリであるとだけ言っておきます

>>82
霧切さんの方は都合よく記憶消されているんだと思います

次ちょっと安価多いのでよろ


→プール

セレス「いいでしょう。その勝負受けますわ」

セレス「では私が勝ったら霧切さんと苗木君は私のメイドと執事に」

苗木「僕が勝ったら霧切さんをメイドにすることは諦めてもらう」

苗木「そしてセレスさんと朝日奈さんと大神さんにはコスプレをしてもらう」

朝日奈「ちょっと勝手に決めないでよー」

大神「朝日奈よ、これ以上この決闘を汚してはいけない」

朝日奈「私はこの決闘と何の関係もないんだけど…」

山田「セレス殿のコスプレですか、まあ普段の格好がすでにコスプレみたいなものですけどね」

山田「しかし朝日奈葵殿と大神さくら殿は別にコスプレさせなくてm」

苗木「オラアッ!!」ゴスッ

山田「グフッ!」

苗木「それは違うよ!」

苗木「朝日奈さんも大神さんも霧切さんやセレスさんとは違った魅力がある!」

苗木「それをしなくてもいいなんて間違ってるよ」

山田「…できれば先に口で言って欲しかったですぞ」


セレス「ふふふ、苗木君は私に勝てると本気で思っているのかしら?」

苗木「この勝負だけは絶対に負けられない。勝つしかないんだ!」

山田「しかし相手は超高校級のギャンブラーですぞ」

苗木「僕は超高校級の幸運だ」

苗木「もうこれで終わってもいい、だからありったけの幸運を…」

苗木「ここで使い果たす!」

セレス「こ、これは…」

山田「苗木誠殿が覚醒した?…だと!」

セレス「これで五分と五分…いえ、若干あちらが有利になったくらいかしら」

セレス「いいでしょう。勝負の勝敗はコンマの数で決めましょう」

セレス「コンマの合計がより大きかった方の勝ちとします」

セレス「私のコンマは>>90>>92ですわ!」

苗木「僕が勝ったらセレスさんには>>91のコスプレをしてもらう!」

苗木「朝日奈さんには>>94で、大神さんは>>96だ!」

苗木「僕のコンマは>>93>>97だ!」

安価多過ぎィ!

ウェディングドレス

たえちゃんごめん

希望は前に進むんだ!

おい


安価なら手ブラ

あえてのセーラームーン

苗木ピンチ…

希望は前に進んだよ!
書くの遅いんでちょっと待っててください


苗木「セレスさん、君の負けだ」

セレス「負けだなんて…そんな言葉聞いたのはいつ以来でしょう」

セレス「重い…言葉ですわね」

苗木「これが超高校級の幸運の力だ!」

山田「さすが苗木誠殿」

山田「きっと苗木誠殿がこの学園に来たのは幸運や不運なんかじゃない」

山田「もっと別の理由があった」

山田「それはこの学園の女子全員をコスプレさせること」

山田「超高校級のコスプレソムリエ。そう呼べるのではないですかな」

苗木「セレスさん!朝日奈さん!大神さん!コスプレをしてもらうよ!」

苗木「希望は前に進むんだ!」

セレス「仕方がありませんわね」

大神「うむ」

朝日奈「なんでみんな納得してるの!?私は嫌だよ!」

苗木「それは違うよ!」


苗木「朝日奈さん、君はコスプレなんかしたくないというけどそれは本当なのかな?」

苗木「だって朝日奈さんは普段からスクール水着というコスプレをしているじゃないか!」

朝日奈「あれはコスプレじゃないよ」

苗木「それに普段着だってかなりの露出をしている」

苗木「それって露出している自分をみんなに見られたいということを無意識に思っているからじゃないのかな」

朝日奈「そんなことないよ!」

苗木「いや、本当にコスプレが嫌だったなら僕たちが勝負する前に止めておけば良かったんだ!」

苗木「実はコスプレに少し興味があったんじゃないのかな?大神さんのようにね!」

朝日奈「えっ!」

大神「………」

朝日奈「そうなの?さくらちゃん?」

苗木「間違いないよ、大神さんの様子を見ていればコスプレに興味があることは歴然としている」

大神「すまない、実は少し興味がある」

朝日奈「さくらちゃん…さくらちゃんがそういうなら私やってみるよ!」

苗木「さあ!さっそく着替えてもらうよ!」

―――着替え中―――着替え中―――

少々お待ちください


―――着替え終了―――着替え終了―――

セレス(wedding dress)「ふふふふ、まさかこんな形でウェディングドレスを着ることになるとは思いませんでしたわ」

セレス(wedding dress)「責任取ってくれますよね、苗木君?」

山田「僕が責任取ってあげますぞ!」

セレス(wedding dress)「うるせぇぇぇぇぇんだよ!!この豚がぁぁぁぁぁ!!」

セレス(wedding dress)「死ね!!」メツブシ

山田「ぎゃああああああ!何も見えない!!」

苗木「もちろん責任取るよ!これからもずっと僕のコスプレイヤーでいてね!」

セレス(wedding dress)「あら、嬉しい。でももうコスプレは勘弁ですわ」


朝日奈(手ブラ)「うう、まさか苗木から貰った手ブラをつけることになるなんて」

朝日奈(手ブラ)「は、恥ずかしいよぉ」

苗木「駄目だよ!手で前を隠したら!その程度の露出なら普段と変わらないじゃないか!」

苗木「でもその恥ずかしがってるところがとてもいいんだけどね!」

朝日奈(手ブラ)「もうっ、苗木ってば変態なんだから」

山田「目が、目がぁ~!」


大神(セーラームーン)「ムーン・プリズムパワー!メイクアップ!」

大神(セーラームーン)「愛と正義の、セーラー服美少女戦士、セーラームーン!」

大神(セーラームーン)「月に代わっておしおきよ!」

苗木「大神さん…すごくいいよ!」

苗木「さすがいつもセーラー服をきてるだけのことはあるね!可愛いよ!」

大神(セーラームーン)「む、むう///」

山田「…ほほう、これは意外と似合いますなあ」

山田「てっきり月光刑事のようにn」

苗木「オラアッ!!」ゴスッ

山田「グフッ!」

苗木「今いいところなんだから余計なことは言わなくていいんだよ」

山田「……」ピクピク

苗木「さあみんなをカメラに収めなくっちゃ!」


苗木「ふう、セレスさんたちのコスプレも十分堪能したね」

山田「2次元オンリーの僕でしたがこれは中々良いですな」

苗木「ところでひとつ気になることがあるんだけど」

山田「なんですかな?」

苗木「霧切さんをそそのかしたのは本当にモノクマなのかな?」

山田「どういうことですかな?」

苗木「さっきモノクマが言ってたことを思い出してよ」

苗木「霧切さんの才能を知っていたにもかかわらず才能がわからなくて可哀そうだといっていたんだ」

苗木「コスプレ衣装なんか用意しなくても直接才能について教えてあげればいいのにもかかわらずだ」

山田「つまりどういうことになるんですかな」

苗木「モノクマにも正体がわからないのか…」

苗木「それかモノクマが正体を隠している可能性があるってことだよ」

山田「!?つまり霧切響子殿は…」

苗木「ツンツンメイドじゃない可能性があるってことだよ」


山田「そ、そんな…」

苗木「でもまだ希望はあるかもしれない」

山田「希望ですと?」

苗木「モノクマは正体を知らずに適当なことを言っていたという可能性さ」

山田「たしかにそれならまだツンツンメイドである可能性はありますが…」

苗木「希望はそれだけじゃない。セレスさんだって霧切さんは超高校級のメイドだと言っていた」

苗木「二人の人間が超高校級のメイドだと言っているんだ」

苗木「もしかしたら二人とも無意識のうちに霧切さんから何か感じ取っていたのかもしれない」

山田「なるほど!その可能性は十分にありますぞ!」

苗木「うん、そして霧切さんをそそのかしたのがモノクマじゃないとしたら…」

苗木「一体誰がどんな目的でそんなことをしたと思う?」

山田「単純に魔法少女だと思ったのでは?」

苗木「さすがに魔法少女はありえないよ」

苗木「もしかしたら霧切さんをそそのかした真の黒幕は霧切さんの正体を知っているのかもしれない!」

山田「!?」


山田「なぜそんなことがいえるのですかな?」

苗木「普通あなたは超高校級の魔法少女なんですよとは言わない」

苗木「あえてそんなことを言ったのは正体がばれないようにするためなんじゃないかな?」

山田「黒幕は霧切響子殿がメイドであることを本人に知られたくなかったということですな」

苗木「その通りだよ」

山田「じゃあ黒幕の正体さえわかれば霧切響子殿の才能も…!」

苗木「うん、だからこそ僕たちは黒幕を探さなきゃならない」

山田「じゃあ、さっそく霧切響子殿に聞いて…」

苗木「いや、それは駄目だよ。本人に才能がばれる可能性がある」

山田「むむう、じゃあどうします?」

苗木「僕には黒幕の見当がついているんだ」

山田「それは一体!?」

苗木「それは>>111だよ」

なえぎ


山田「は?なえぎ…ですかな?それって自分のことじゃ?」

苗木「山田君、腐川さんが二重人格であることは知っているよね?」

山田「ジェノサイダー翔ですな。もしかして…」

苗木「そうなんだ。最近僕はもう一人の自分がいるような気がしてならないんだ」

苗木「希望希望希望希望希望希望希望。この言葉が何度も頭の中を駆け巡る」

苗木「まるで希望に侵されすぎたがために絶望を求めてしまうそんな人格」

苗木「そうだな、仮にもう一人の自分の名前をつけるなら…」

苗木「なえぎまこと…こまえぎなと…こまなぎえと…こまえだなぎと!」

苗木「そう!狛枝凪斗…かな」

山田「しかし苗木誠殿にもう一人の人格があったとして、どうしてそれが黒幕だといえるのですかな?」

苗木「それは霧切さんが超高校級の希望だからだよ」

山田「!?」


苗木「超高校級のツンツンメイドは超高校級の希望」

苗木「詳しく説明しなくても山田君ならわかるよね」

苗木「狛枝凪斗は超高校級の希望を独り占めするために霧切さんをそそのかしたんだ!」

山田「まさか苗木誠殿にそんな秘密があったとは…」

苗木「でも自分でもこの人格についてはよくわからない」

山田「じゃあ腐川冬子殿に二重人格について聞いてきましょう!」

苗木「うん!希望は絶望に負けたりしないんだ!」

――――
――

霧切「ふう、どの本にもバリツについては載っていないわね」

霧切「今十神君が読んでいる本にも載っているとは思えないし」

霧切「もしかしてバリツは格闘術じゃなくて魔法じゃないのかしら」

霧切「苗木君には否定されちゃったけど私って魔法少女に向いてる気がするし」

霧切「もう一度あの人に相談しに行ってみようかしら」

霧切「その前に十神君にも聞いてみましょう」

霧切「ねえ十神君、私の超高校級の才能ってなんだと思う?」

十神「おまえの才能だと?超高校級の>>118ってところじゃないのか」

放火魔


霧切「なんですって?」

十神「だから超高校級の放火魔だ」

霧切「あなたに聞いた私が馬鹿だったわ」

十神「待て、一応根拠はあるぞ」

十神「お前のその手袋の下…もしかして火傷の跡なんじゃないのか?」

霧切「!?なぜそれを?」

十神「やはりな。お前はどんな時でもそれをはずさないよな」

十神「ということは手袋の機能性を重視してではなく手を隠すためにしていると考えるのが自然だろう」

十神「もしかしたら刺青でも隠しているのかもと考えたがお前は軍人という感じでもないしな」

霧切「聞いたことがあるわね。傭兵部隊フェンリル。手には狼の刺青をしているという」

霧切「そしてそのフェンリルに所属していた超高校級の軍人がこの学園にいるという噂を…」

十神「その通りだ。でも刺青じゃないならケガを隠しているというのが妥当だろう」

十神「隠さなければならないほどのケガ…つまり火傷だ」

霧切「なるほど、十神君にしては鋭いのね」

十神「まあ放火魔というのはジョークだ。だがその火傷が才能に関係しているのは確かじゃないのか?」

霧切「そうかもしれないわね、ありがとう」

十神「ふん、礼をいうのは自分の才能を見つけてからにしろ」

霧切「ふふ、そうね。それじゃあまたね、十神にゃん」

十神「さっさとここから出て行け」


霧切「…着物で動くのも中々大変ね」

霧切「ちょっと着替えていきましょうか」


→プール


朝日奈(手ブラ)「あっ霧切ちゃんだ!…て猫耳!?」

セレス(wedding dress)「猫耳メイドも悪くありませんわね」

大神(セーラームーン)「なかなか似合っているぞ」

霧切「」

朝日奈(手ブラ)「あれ!どうしたの霧切ちゃん?」

大神(セーラームーン)「我々の格好に驚いているのではないか」

セレス(wedding dress)「実は私のお腹の子は苗木君の子です」

セレス(wedding dress)「それを苗木君に報告したところ結婚しようといわれまして」

霧切「」

朝日奈(手ブラ)「私も苗木にこんな風にされちゃってさ」

朝日奈(手ブラ)「私は露出狂だから手で前を隠すなって言われちゃって」

霧切「」

大神(セーラームーン)「ムーン・プリズムパワー!メイクアップ!」

大神(セーラームーン)「愛と正義の、セーラー服美少女戦士、セーラームーン!」

大神(セーラームーン)「月に代わっておしおきよ!」

大神(セーラームーン)「苗木にこの台詞を言うように言われてな」

大神(セーラームーン)「か、可愛いといわれてしまったぞ///」

霧切「」

朝日奈(手ブラ)「霧切ちゃんも違う格好してみようよ!私は>>124がいいと思うな!」

執事服

安価ありがとうございます
今日はここまでにします

今更ですけど全員生きている設定です
なかなか黒幕が現れないので一応


セレス(wedding dress)「それはいいですわね」

朝日奈(手ブラ)「だよね、霧切ちゃんならきっと似合うよ」

セレス(wedding dress)「メイドが駄目でも執事ならかまいませんよね」

セレス(wedding dress)「今日からあなたは私専属の猫耳執事ですわ」ニッコリ

霧切「それは遠慮しておくわ」


―――着替え中―――着替え中―――


霧切(執事服)「まあ、これならさっきよりは動きやすいわね」

朝日奈(手ブラ)「やっぱり霧切ちゃんにはこういう服が似合うよね」

大神(セーラームーン)「うむ、さまになっているな」

セレス(wedding dress)「もう超高校級の執事でいいんじゃないかしら?」

霧切(執事服)「いえ、私は超高校級の魔法少女よ」キリッ

朝日奈(手ブラ)「結局そこに戻っちゃうんだ」

セレス(wedding dress)「なんだかどんどん残念になっていきますわね」

大神(セーラームーン)「いまだ自分の才能はわからないということか」

霧切(執事服)「ええ、ところであなたたちはなぜそんな格好を?」

セレス(wedding dress)「私は苗木君と勝負して負けてしまったのです」

セレス(wedding dress)「ですから今日一日はこの格好でいなければならないのです」

霧切「そうだったの。じゃあさっきのは冗談だったのね」

朝日奈(手ブラ)「私は冗談じゃないよ」

大神(セーラームーン)「我もだ」

霧切(執事服)「」


――――
――

→図書室

苗木「あっ十神君!腐川さん見かけなかった?」

十神「なんだお前たちか。そういえば今日はここに来ていないぞ」

苗木「そっかー、部屋にもいなかったんだよな」

十神「さっきまで霧切のやつがいたがな」

苗木「霧切さんが?」

十神「ああ、猫耳で着物でメイドで魔法少女だった」

山田「ね・こ・み・み!?」

苗木「いつまにそんな属性まで身に着けたんだ」

山田「霧切響子殿のポテンシャルは無限大ですな」

苗木「さすがだよ霧切さん…あれ?でもいったい誰が猫耳を?」

山田「…!もしかして黒幕が!?」

苗木「そういえば猫耳を不二咲さんに渡したことがあるな…」

山田「不二咲千尋殿が黒幕…?しかしどんな目的があって?」

苗木「不二咲さんに話を聞きに行こう!」

十神「ちょっと待て、これを霧切に渡しておけ」

苗木「これは本?わかったよ。さあ、行こう山田君!」

山田「了解ですぞ!」


→娯楽室

苗木「あっみんなここにいたんだね」

大和田「どうせだから苗木と山田も一緒にビリヤードでもしようぜ」

石丸「ハッハッハ、たまには生き抜きも必要だぞ!」

桑田「まあこんな閉鎖空間じゃあやることは限られてるからな」

山田「残念ながら僕たちにはなさねばならない使命があるのです」

苗木「僕たち不二咲さんを探しているんだ」

桑田「たしか舞園ちゃんたちは厨房にいると思うぜ」

大和田「たしか女子力がなんたらでお菓子作りをしているとかいってたな」

石丸「不二咲君に何か用でもあるのかね?」

苗木「実は不二咲さんが黒幕かもしれないんだ!」

石丸「なん…だと?」

桑田「う、嘘だろ?あんな可愛い顔して黒幕?」

大和田「マ、マジかよ…」

苗木「まだ…わからないけどね」

石丸「それが本当なら大変なことだぞ!不二咲君を問い詰めなくては!」

苗木「ちょっと待って、ここは僕たちにまかせて欲しいんだ」

山田「この問題はおそらく僕たちにしか解決できないでしょうな」

桑田「本当にオメーらだけで大丈夫なのかよ?」

苗木「ここは僕にまかせて!必ず不二咲さんと和解してみせるよ!」

大和田「っち、不二咲のことはまかせたぞ」

苗木「うん、希望はすぐそこにあるんだ!」


――――
――

→厨房

不二咲「植物庭園からツルハシ持ってきたよぉ」

江ノ島「おっ悪いわね、力仕事任せちゃって」

不二咲「いいんだよぉ、こう見えて最近鍛えてるんだから」

舞園「これでお菓子作りができますね!」

腐川「ほ、本当にお菓子作りにツルハシなんて必要なの?」

江ノ島「当たり前じゃない!」

舞園「安心してください腐川さん。必ず腐川さんの女子力を底上げしてみせます」

腐川「もし白夜様に手作りお菓子でも持っていったら食べてくれるかしら…」

不二咲「大丈夫、きっと食べてくれるはずだよぉ」

江ノ島「あたしたちが無理やりにでも食べさせてやるわよ」

舞園「きっと喜んでくれますよ」

腐川「そ、そうかしら…ふ、ふふふふふふ」

ガチャ

霧切(猫耳執事)「あら、みんなここにいたのね」

不二咲「あっ今度は執事服に猫耳つけてるんだねぇ」

腐川「あんた…そ、その格好なんなのよ」

霧切(猫耳執事)「………」

霧切(猫耳執事)「キラキラ輝く未来の光!太陽サンサン熱血パワー!」

霧切(猫耳執事)「ピカピカぴかりん、じゃんけんポン♪」グーチョキパー

霧切(猫耳執事)「勇気リンリン直球勝負!しんしんと降り積もる清き心!」

霧切(猫耳執事)「魔法少女スマイル☆霧切響子!」

霧切(猫耳執事)「超高校級の魔法少女にゃん!」

霧切(猫耳執事)「…言われたとおり魔法少女やってみたのだけどどうかしら?」


江ノ島「…いいかもしれない」

舞園「格好はちょっとおかしいですけど猫耳は可愛いですよ」

不二咲「…………」プルプル

江ノ島「あっ不二咲が笑いすぎて死にかけてる」

腐川「こ、高校生にもなって魔法少女はちょっと痛いんじゃないの?」

霧切「やっぱりそうなのかしら…苗木君にも否定されちゃったし」

舞園「いえ、そんなことありませんよ!」

江ノ島「そうそう、可愛いじゃん!」

江ノ島(…今度私もやってみたいな)

霧切「あ、ありがとう///」

舞園「でもその格好はいただけませんね」

霧切「最初は魔法少女ものの衣装を着てたんだけど他の衣装も試したくなっちゃって」

舞園「衣装は他にもありますか?」

霧切「山田君と苗木君が用意してくれたのがたくさんあるわ」

舞園「よし!私がコーディネイトしてあげます」

江ノ島「じゃ、じゃああたしも協力してあげるわ」

江ノ島(私も試着していいかな?)

舞園「でもその前にお菓子作りが先です。霧切さんもいっしょにやりましょう」

霧切「ええ、そうさせてもらおうかしら」

不二咲「じゃあ霧切さんはツルハシを使うといいにゃん…プッ!」

霧切「え」

舞園「お菓子作りにツルハシは必須ですよ」

霧切「なにそれこわい」


山田「ところでもう一人の自分…狛枝凪斗のことはもういいのですかな?」

苗木「あれは勘違いだった気がする」

山田「そんな馬鹿な」

苗木「それよりも覚悟はいいかい?この先に黒幕がいるはずだよ」

山田「もちろん大丈夫ですぞ、必ず僕たちの希望を取り戻しましょう」

苗木「さあ、行こう!」


→厨房


霧切(猫耳執事)「あら、苗木君に山田君じゃない」

苗木「うおおおおおおおおおおおおおお!!ネコミミだああああああああああ!!!」

山田「萌えええええええええええええ!!可愛すぎるにゃんんんんんん!!!」

腐川「ちょ、ちょっとなんなのよあんたたち!」

不二咲「やっぱりネコミミは至高だよねぇ」

江ノ島「苗木君はネコミミが好きなの?」

舞園「ちょっと今ここは男子禁制ですよ」

苗木「僕たちは不二咲さんに用があるんだ」

不二咲「え?僕に?」

舞園「駄目ですよ苗木君。今お菓子作りの最中なんですから」

舞園「その後は霧切さんの衣装をコーディネイトしてあげないといけないんですから」

舞園「苗木君は霧切さんに似合う魔法少女衣装を用意して待っていてください」

苗木「!?今なんて?」

舞園「だから魔法少女衣装を用意して待っていてくださいと」

苗木「もしかして黒幕は舞園さん…なのか?」

舞園「はい、そうですよ」


苗木「じゃあ霧切さんの正体を知っているの!?」

舞園「はい、エスパーですから」

舞園「霧切さんはきっと魔法少女なんです!」

苗木「え?」

舞園「だって霧切さんの才能って誰も知らないんですよ」

舞園「誰にも正体を知られてはいけない才能…それは魔法少女なんです」

苗木(ま、舞園さんは本気で言ってるのか?)

舞園「本気ですよ」

霧切(猫耳執事)「…私もうすうすそうなんじゃないかと思っていたの」

苗木「それは違うよ!霧切さんは超高校級のツンツンメイドなんだ!」

霧切(猫耳執事)「ツンツンメイド?」

山田「そーですぞ!メイドこそが本当の才能です!」

霧切(猫耳執事)「でも私にはバリツという魔法が使えるのよ!」

腐川「バリツってシャーロックホームズが使ってた格闘術じゃないの」

霧切(猫耳執事)「!?」

苗木「!?」

山田「!?」

江ノ島(苗木君ってメイドが好きなのかな?)


舞園「シャーロック・ホームズって探偵ですよね」

不二咲「もしかして霧切さんの本当の才能って…」

霧切(猫耳執事)「………」

苗木「…霧切さん」

霧切(猫耳執事)「…思い出したわ。私は魔法少女なんかじゃなかった」

霧切(猫耳執事)「バリツは探偵になりたての頃に修得した格闘術」

霧切(猫耳執事)「私は超高校級の探偵よ」

苗木「超高校級の探偵…それが霧切さんの本当の正体っだたんだね」

舞園「よかったですね霧切さん!自分の才能を見つけられて」

不二咲(シリアスな話してるのにネコミミな霧切さんかわいいにゃん)

江ノ島(正体ばれちゃったみたいだけど盾子ちゃんに怒られないかな?)

山田「まあ探偵でもコスプレはできますからな」

苗木「そのとおり!霧切さんが超高校級の希望であることには変わりないんだ!」

霧切「そうね、私は探偵にして超高校級の希望」

苗木「さあ、行こう!希望を信じて!」


超高校級の探偵であることを思い出した霧切さんは次々と学園の謎を解き明かした

モノクマはそんな霧切さんを落としいれようと策を講ずるも失敗に終わる

なぜなら外の世界の人間が僕らを救出しに来たからだ

どうやら僕たちのコロシアイ学園生活は全国に生放送中継されていたようだ

超高校級の希望である霧切さんを見た外の世界の人たちに次々と希望が伝染していったのである

そんなこんなで世界は希望に満ち溢れて平和になった

しかし黒幕である江ノ島さんと戦刃さんは今もなお世界に絶望(残念)をふりまいていた


戦刃(ネコミミメイド)「リリカル・トカレフ・キルゼムオール!」

戦刃(ネコミミメイド)「超魔法少女軍人☆戦刃むくろ!」

戦刃(ネコミミメイド)「世界を絶望に!ここに参上!」

江ノ島「うぷぷぷ、お姉ちゃんが残念すぎて世界がやばいパヤ!」

江ノ島「このまま世界を残念な世界に変えるパヤ!」

霧切「そこまでよ!」

戦刃「!」


霧切「シャラリラヤンバラヤン」

霧切「テクマクプリリンパ」

霧切「魔法少女ぷにぷに☆霧切響子!参上!」


苗木「アハハハハハハハ!希望と絶望がぶつかることでより強い希望がうまれる。最高だね!」パシャパシャ

苗木「あっ目線こちらにお願いします」パシャパシャ

戦刃(ネコミミメイド)「あっ苗木君。私も撮ってほしいな…なんて」

霧切「それには及ばないわ」ファサ

霧切「あなたの残念っぷりも今日までよ!」

戦刃(ネコミミメイド)「ざ、残念じゃないもん!私だって苗木君の希望になれるんだから!」

江ノ島「さすが残姉ちゃん!自分が残念なことに気がつかずに絶望をふりまくなんて残念すぎるパヤ!」


今日も僕らは戦い続ける

世界に絶望がある限り

でも希望は絶対に負けたりはしない

希望は前に進むんだ!





おしまい

おわりです
読んでくれてありがとうございました

そういえば十神が渡した本使うの忘れてた
ある意味十神っぽいけど

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