男「お、俺は幼馴染のことが好きだ!!」(933)
立
◆◇教室◆◇
ガラガラ
男「…………」
「……うわ」
「学校やめないのかな」
「あー、きもい」
男「……」チラッ
「こ、こっちみたし」
「やだぁ」
男「……はぁ」
男(寝たふりでもしておこう)
男(あと二年の我慢だ)
男(まぁ、二年以降生きても良いこと無いだろうけどな……)
「ほんと、気持ち悪。ね?」
幼1「……うん」
「私、危ない人むり。あーゆーのって危ない人に分類されるよね?」
幼1「あはは……」
「てかさー、辞めるように幼1から言ってみてよ?」
幼1「あ、でも…」
「……あ、そっか、話題にするのも嫌……だよね、ごめんごめん、あはは」
幼1「……うん」
幼1「……」ぎゅっ
キーンコーンカーンコーン
「あっ、チャイム鳴っちゃったね、席に戻ろっかっ」
幼1「あの時……何で……」
「ん、どうかしたの?」
幼1「……! あ、ううんっ、何でもないよ、ごめんねっ」
「そう」
すたすた
幼1「……」ぎゅっ
男(チャイム鳴ったみたいだな……)
男(そろそろ寝たふりやめておくか)
ガラガラ
先生「よーし、みんな席につけー!」
◇◆昼休み◇◆
男「屋上! 参上!」
男「あと半日! がんばるぞおおお!!」
幼2「ふふっ」
男「!!」
男(き、聞かれてた……。恥ずかしいな……)カァッ
幼2「やぁ、また来てたのだな」
男「幼2……。逆に同じことを言いたい」
男「何でいつもここに来んの?」
幼2「私の勝手じゃないか?」
男「……ま、まぁ、幼2がそれで良いなら」
幼2「私的には、君と二人で食べているところを他の人には見られたくないのだ
けどね」
男「……」
男「そう、かよ……」
幼2「……」ぐっ
幼2「まぁ、いい。食べようか、二人でランチを」
男「ああ、うん」
……
…………
幼2「また君はパンだったな」
男「あー、まあ自分で作るのは面倒だからな……」
幼2「……」
幼2「じゃあ、夜はどうしてるんだ?」
男「夜は」
男「夜は外食してるな。ファミレスとか」
男「結構美味いし、種類も多いし」
幼2「そ、そうか」
幼2「ようし、久しぶりに、私が男のために晩御飯作ってあげようか?」
男「幼なじみとして、か?」
幼2「それ以外に何があるのだ?」
男「いや……別に」
男「でも、一人で家に来て……――もし、襲われたらどうする?」
幼2「いや、大丈夫。されたらされたときだ!」
幼2「今日は私が作る! もう決定した!」
男「はいはい。よろしくお願いします」
男「あー、もちろんだけど、幼2を襲ったりなんか絶対にしないから。安心しろ
……って言うまでもないよな、あはは……」
幼2「…………」
キーンコーンカーンコーン
幼2「予鈴か。じゃあ今日は買い物してから、家に向かうよ」
幼2「ちゃんと、家にいるんだぞ」
タッタッタッ
男「……ああ」
男「まだ幼なじみってことで良いんだよな……?」
男「いや、まだ幼なじみ……なのか……」
男「まぁ、たまには楽しみも欲しいよな」
すたすたすた
◆◇教室◆◇
「あはは、それでね」
「いやっ、でもさー」
「うんうん」
幼1「ふふっ」
ガラガラ
男「…………」
「うわ、入ってきたし」
「俺っちゴールドスプレー使ってんだけど!?」
「何言ってんのよ、もう、あははっ」
幼1「……」チラッ
男「……」チラッ
男「……」
幼1「あ、う」
「どうしたんだ、幼1――って、男!!」
「何睨んでんだよ!?」
「てめ、こ○すぞ、コラ!?」
幼1「もう席ついておこ」ふいっ
幼1「私は大丈夫だから……ね?」
「あ、ああ。また何かあったら俺に言えよ?」
「幼1もかわいそうだよね~、あんなキモいのに好かれちゃってさ」
「あー、ほんとに学校辞めてほしい。転校してほしいし」
「でもコレひきとるとか転校先の学校が可哀相じゃん?」
「あんた優しいじゃん、あははっ」
ガラガラ
先生「おーし、席につけー、みんなー!」
ざわざわ
男「…………」
男(楽しいことなんてないな……)
男(はぁ……)
幼1「………………」
男(ばーか、俺ばーか)
男「はぁ」
男(幼1が楽しそうにしてたら、それで良いんだ。うん、それで良い)
先生「ようし、じゃあ早速だがココを……男!」
男「!?」
先生「解いてみろ」
男「それの値は(√6+√2)/4で、角は75°です」
先生「はい、じゃあ次は――」
男(急に当てんなよ……。びっくりするなぁ、もう……)
「ミスればいいのに」
「ほんとにねぇ」
男(こいつらガキか)
……
…………
男(終わった……一日一日が長く感じる……)
男(今日は、うん、今日は幼2がくる)
男「!?」
男(掃除しなきゃじゃないか!!)
幼1「あー、数学がわからないよ。テストやばいかもしれない……」
男「……」
「幼1ちゃん、俺が教えてやるじゃん!!」
幼1「えっ、ほんとに?」
「うんうん! もちろんだってばよ!」
幼「あー、でも、ごめんね。自分で頑張ってみようかな、あはは」
男「……」
「あっはっはっ」
「振られてやがる、だっせえ、あはは」
「こ、こんにゃろ! るせーよう!!」
男(前までは一番最初に俺にたよってたのになぁ)
男(前って……どのくらい前だっけ……去年くらい?)
◇◆男の家◇◆
男「ただいまー」
男「はい、お帰りー」
男「よっと、片付けないとな」
男「……せめて、リビングとキッチンぐらいわな……」
男「……ごくり」
男「いや、もうこれ無理かもしれんね……」
男「踏み場もないじょうたいだからな」
男「はぁ。やっぱりほぼ一人暮らしはタイヘンだ……」
男「よっこら、せ――」
◆◇家の近所◆◇
幼2「♪~♪~」
すたすた
幼2「久しぶりだな、男の家に行くのは」
幼2「昔はよく3人で――」
すたすたすた
幼2「――……あっ」
すたすたすた
幼1「…………」
すたすた
幼1「っ!!」
幼2「やぁ、今帰りかい?」
幼1「幼2ちゃん……」ギロッ
幼2「なぜ、君が睨むんだろうか」
幼1「――がいなかったらっ!」
幼2「っ!!」
幼2「むしろ、それを言いたいのは――」
幼2「……止めておこう」
幼2「近所の方に見られたらまずいからね」
幼1「……」
幼1「その袋……買い物?」
幼2「これか?」ガサッ
幼2「これは晩の夕食だ」
幼1「まさか……」
幼2「……いや」フルフル
幼2「ところで、君は学校帰りみたいだけれど、遅くないか?」
幼1「それは、学校で勉強してたから……」
幼2「ふむ」
幼2「苦手な数学か?」
幼1「……うん」
幼2「……」
幼1「ねぇ、家に帰らないの?」
幼2「君こそ先に帰れば良い」
幼1「……それじゃあ」
すたすた
ガチャ
幼2「幼1が……わからない……」
幼2「…………」
幼2「男の家に、はやくいかないと、だな」
幼2「男……」
◆◇男家◆◇
幼2「おじゃまします」
男「ちょっ、だめっ、勝手に入っ」
幼2「うっ……」
幼2「これは酷いな」
男「みっ、みるな」
幼2「夕食の前にしないといけないことがありそうだな、ふふっ、やれやれ」
幼2「ほら、片付け手伝うよ」
男「あ、ああ。すまん」
幼2「まったく……」
男「久しぶりだな、家に来たの」
幼2「ん? 何か言ったか?」
男「いや、何も。それとってくれ」
幼2「はい」
男「ありがとう」
幼2「…………」
幼2「…………ああ、久しぶりだな。ふふっ」
……
…………
男「ふぅ」
男「助かった、ありがとう」
幼2「本当やれやれ、だ」
幼2「日頃からやってないからこんなことになったんだ」
男「……返す言葉もありません。すみません」
幼2「ふふっ」
幼2「今からじゃあ、遅くなるけど、晩御飯つくるよ」
男「ありがとう。何から何まで、ありがとう」
幼2「それは575?」
男「あはは」
男(今日は楽しいなぁ)
男(久しぶりの一人じゃない晩御飯だ)
……
…………
男「ふぅ……」
男「やっぱり、美味しかったよ」
幼2「ふふっ、やっぱりとは」
男「ごちそうさま」
幼2「お粗末さま」
幼2「……」
男「……?」
幼2「あのさ、男」
男「んん、どうした?」
幼2「やっぱり男は、まだ……」
幼2「いや、なんでもない」
男「ちょっ、言いかけてやめんなよ。気になるってば」
幼2「ふふっ、絶対何も言わないよ」
男「そーかよ……」
幼2「さて帰ろうかな」
男「あ、おくってくよ。っても家は直ぐそばだけどな」
幼2「いや、いらないよ」
幼2「二人でいるところを近所で見られたら、付き合ってるって誤解されてしま
うかもだからね」
幼2「ただでさえ、君の家を出入りしているのに……余計に酷くなる」
幼2「一人で大丈夫さ」
男「ああ……そうか、気をつけてな」
幼2「あ、でも気持ちはありがたいよ」
すたすた
男「うん」
幼2「お邪魔しました」
すたすたすた
ガチャ
男「……」
男「…………はぁ」
◆◇学校◆◇
男「……」
男(またイヤな朝が始まる……)
男「はぁ」
ガラガラ
男「…………」
「…………ふふっ」
「クスクスクスクス」
「クスクスクスクス」
男「……?」
ガタッ
男「っ!!」
男(うわ……今日は机に落書きですか)
男(毎度毎度、暇なんだな……)
「ほらっ、みてよ幼1ちゃん」ニヤニヤ
幼1「…………あ、はは」
「あははっ」
男「……」チラッ
幼1「……」
男(……幼1……)
男(……はぁ)
男(まぁ、仕方ない、よな)
男(ていうか雑巾でとれんのかな? 確か外だよなー……)
すたすた
「あははっ」
「くすくすくす」
幼1「…………」ぎゅっ
「あ、そだそだ、今日の英語大丈夫?」
「あ、やばい……。当たりそうなんだよねー」
「私もやろっと」
「そだ、幼1……幼1?」
幼1「…………」
幼1「…………」
「どうしたの?」
幼1「えっ、あっ、ううん!」
幼1「何でもないよ!」
「えー、へんなのー」
…………
……
先生「こないだの模試の成績返すぞー」
ざわざわ
「私絶対やばいんだけど」
「いやもう模試とかうけたこと忘れてたわ、あはは」
男「………」
先生「つぎ、男~」
ガタッ
男「……はい」
先生「ん、さすがだな」
男「……」
すたすた
男(合格判定は…………A!?)
男(よし! これで……うん、これで……)
幼1「わぁ、どうしよう……判定やばよぅ! C判……」
「えっ、偏差値いいじゃんっ」
「わっ、幼1ちゃん凄い大学志望するんだね~」
「ここは難しいよ、うん」
「頑張れ、頑張れ!」
◆◇屋上◆◇
男「……ふぅ」
男「この調子でいけば、いけるかも……だな」
男「よしっ、頑張ろ!!」
ガチャ
幼2「ふふっ、何だか気合い入れてる見たいだけど」
男「!!」
男(き、聞かれてた……。恥ずかしいな……)カァッ
幼2「どうかしたのかい?」
男「やっぱり、今日も来たのか」
男「もしかしてクラスに友達いない?」
幼2「ふふっ、君ではあるまいし」
男「笑えない……」
男「じゃあ、何できたんだよ」
幼2「君がここから飛び降り自殺とかしないように見張るためだよ」
男「へいへい」
幼2「ふふっ」
幼2「隣、いいかい?」
男「ああ」
さっさっ
男「ここに座れよ」
すたっ
幼2「さっきは何を喜んでいたんだい?」
男「えっ、あー、模試の結果」
幼2「ん、模試の結果で一喜一憂していてはダメだな」
幼2「どんと構えてないとね」
男「えらそうに……」
幼2「あははっ、私は偉いんだよ」
幼2「男……志望は――」
男「うん、もちろん変えてない。模試にも第一志望しか書いてない」
幼2「そうか」
幼2「まぁ、受験までこのまま勉強続けられると良いのだけどね、ふふっ」
男「ああ、頑張るよ」
幼2「ん、ではそろそろ、昼食にしよう」
幼2「ふむ、喋り過ぎたようだ。時間がない」
男「あー、ほんとだな」
幼2「いただきます」
男「いただきますっ」
男「……」
もぐもぐ
幼2「ふふふっ」
男「どうしたんだ?」
幼2「いや、何でもないよ。ふふっ」
男「んー、ならいいけど」
もぐもぐ
男「あ、そうそう」
男「なぁ、今日は――」
幼2「今日も晩御飯を作ってほしい……とかかな?」
男「えっ、うん」
男「もしよかったらお願いしたいんだけど……」
幼2「……」
幼2「うーん」
幼2「ただの友達なのに、連日お邪魔するのはおかしいと思うのだけれど」
男「……そ、そうか」
幼2「食べ終えたし、次の授業が移動教室だし」
幼2「うん、もう行くね」
男「おう」
幼2「……」
すたすたすた
男(あーっ、もうっ、くそ)
男(俺のバーカバーカ)
てす
◆◇教室◆◇
「でね、二人でいたんだよっ」
「えっ、嘘!」
「わわっ、それって危ないんじゃあ……」
男(なんか女子たち盛り上がっているな)
すたすた
男「…………ふぅ」
男(とりあえず、今日はもう残りの時間が少ない)
男(がんばろう)
…………
……
◆◇学校◆◇
男「…………」
男(よし、帰るか)
「おい、キモ男、お前教室掃除だろ、今日。帰んのかよ?」
男「あ、すまん、忘れてた」
「ったく」
「まぁいい、あとは全部まかせたわ!」
男(こいつら……。箒出すだけ出して放置して帰るとか……)
男(まぁ、仕方ないよな。一人でやるか)
サッサッ
男(とりあえず、この箒を片付けないとだな)
サッサッ
男「つか教室汚いな……これはヒドイ」
男「いっっちょがんばりますか!」
男「~♪」
男「むしろ一人のが掃除やりやすいしな!」
サッサッ
男「ふんふんふん~♪」
サッサッサ
男「次はこれを――」
ガラガラ
幼1「……」
男「……あ」
幼1「っ!!」
男(うわぁ……きまずいな……)
男「よお……」
幼1「う……うん」
男「忘れ物?」
幼1「えっ、べ、別にっ、違うもんっ」
スタスタッ
男「……」
幼「……」
男「ふふっ」
幼1「うっ、笑わないでよお!」
男「いや、あはは、すまん」
幼1「うー……」
男「やっぱり幼1は変わってないよな」
幼1「誰も変わってないよ。関係がかわっただけ」
男「……」
男「そっか」
幼「……」
男「話し掛けてごめん」
幼1「……ううん」
ガラガラ
「あっ、幼1! 待ってたん――」
「――!?」
「ちょっと、幼1!! 大丈夫!? 何もされなかった!?」
幼1「えっ、あっ、うん」
幼1「大丈夫だ、よ、ほんとに」
「そう……」
「キモ男!!」ギロッ
「幼1に近づかないってことになってたんじゃないの!?」
「ねぇ、先生を呼んできて、先生を!」
「う、うん、わかった!」
男(あー……くそっ)
男(ついてねぇな……。はぁ)
幼1「や、やめて!!」
男「!?」
幼1「大丈夫だから!!」
「えっ……幼1ちゃん?」
「ほんとに大丈夫なの?」
幼1「うん、ありがとう。ほんとに大丈夫」
幼1「あと今日のことは忘れて欲しいな」
男「……」
「ま、まぁ……幼1が言うなら……」
「だよね……」
幼1「ふふっ」ニコッ
男「……ありがとう」ボソッ
「もう忘れ物はとったよね?」
「よし、帰ろう帰ろう!」
幼1「うんっ」
すたすた
ガラガラ
男「…………」
男「ふぅ…………」
男「たすかったけど」
男「やっぱり今日のこれはマズイな」
男「俺がもっと幼1を『避け』ないと、だな……」
男「とりあえず、掃除しよ」
男「――大丈夫♪」
男「たまの失敗はスパイスかもね~♪」
◆◇家の近所◆◇
幼2「……いや、うん。やっぱり……ふむ」
幼2「やっぱり、男にもああ強く言ってしまったし……」
幼2「今日は止めるべきなのだろうか……」
すたすた
幼1「あ」
幼2「っ!?」
幼1「また会ったね」
幼2「そうだな」
幼2「今日も居残り勉強だったのかい?」
幼1「…………う、うん。まぁそんなところ、かな」
幼2「ん?」
幼1「そ、そんなことより、何であなたはそこにいるの?」
幼1「男くんに用事でもあるの? それともおじさん?」
幼2「あ、いや。表札を見ていただけだよ」
幼1「あ、男くんならまだ帰ってないよ」
幼2「表札見ていただけだから、彼が中に居るかどうかなんて私には関係ないね」
幼1「ふーん」
幼1「……そう」
幼2「…………」
幼1「今日久しぶりに男くんと話したよ」
幼2「えっ……幼2っ!! 君はっ!!」ギロッ
幼1「どうして幼2ちゃんが睨むの?」
幼1「いつも男くんのこと何でもないっていってるのにさっ!!」
幼2「それはっ、私が彼の友人だからっ!」
幼2「君と彼が話するのは彼にとってツライと思ったからなん――」
幼1「っ!! 何も知らないのにっ、勝手に決めないでよっ!!!」
幼2「……っ」
幼1「こんなんだから、昔から幼2ちゃん嫌いだったの!!」
すたすたすた
幼2「ふー」
幼2「嫌われていたのか……」
すたすた
幼2「ほんとうに私らしくないな。近所だと忘れて声を荒げるなんて」
すたすた
幼2「しかも内容がコレ、だからね……」
幼2「今日は男にも会いたくないな。もう帰ろう」
すたすた
幼1『何も知らないのにっ、勝手に決めないでよっ!!!』
幼2「私が知らないことがあるのか……?」
幼2「ふぅ」
幼2「全く見当もつかないのだけれど」
幼2「やはり、私は蚊帳の外なわけだな……」
1部完(笑)
――――――1年前――――――
◆◇男家◆◇
ピーンポーン
男「…………ぐうぐう」
ピーンポーン
男「……んにゃ……すやすや」
……タッタッタッ
ガチャ
幼1「男くんっ!」
幼1「起きてよー! 朝だよ!」
幼1「はやく支度して!」
男「んー……んん?」
男「あー、もうちょっと寝かせてほし……ぐぅ」
幼1「男くん!!」
どんっ
男「!?」
幼1「お、き、た?」
男「お、おきました、はい」ブルブル
幼1「よろしい。じゃ、はやくご飯食べて、一緒にいこ?」
男「はい」
…………
……
男「えと……」
幼1「んー? 何、男くん?」ニコニコ
男「うん、コレはいったいな」
幼1「パンだよっ」
男「ぱ、パン……?」
幼1「うん! トーストだよ」
幼1「ほらほら、はやく食べて、食べて!」
男「い、いただきます……」
もぐもぐ
男(ま、まず……うぇ)
男「お……おいしい……なぁ……」
幼1「えへへ」ニコニコ
男「ごぢぞま」
幼1「はい、じゃあ行きま――」
幼1「だめっ!! 男くんっ!」
男「!?」
幼1「髪の毛はねてるよっ、ほらじっとしてて」
さっさっ
幼1「よしっ、これでいい」
幼1「さぁ行こう!」
男「行ってきます……」
ガチャッ
幼2「やあ。おはよう」
幼1「おはよ」
男「おう、おはよー、幼2」
幼2「ふふふっ、男、君はとても可愛いヘアピンをつけているのだね、ふふふっ
」
幼1「でしょ、でしょ、あはっ」ニコニコ
幼1「似合ってるよね、ねっ?」
幼1「私は可愛いと思うな、うん。可愛いっ」
幼2「ふふふっ、いや、何だろう……」
幼2「正直、気持ちわるいと感じてしまうのだけれど、ふふ」
男「ガーン!!」
幼2「ふふふっ」
幼1「ええー? そうかなぁ。私は良いとおもうけ――」
男「っ!」
バッ
男「えっ、やっぱ、へんなの付けてたのかよ!?」
幼1「あーっ!!」
幼1「外しちゃったーっ!!」
男「これは流石に……。男である男にはキツイわ……」
幼1「ええー……。似合ってたのに」
幼1「幼2ちゃんのせいだからねっ」
幼2「ふふっ、すまない。正直者なせいで、くくっ」
幼1「ほんとだよ」
男「幼1、おいで」
幼1「はいっ!」
幼2「ふふっ、わんこのようだね、幼1は」
男「目をつぶって、じっとしとけよ」
幼1「ん……」ドキドキ
男「でこぴーん」
ペチッ
幼1「あぶっ」
男「ばーか」ニヤニヤ
幼1「もう! 男くん!?」
幼2「……」
幼2「やれやれ、見てられない。私は先に行くよ」ふいっ
すたすたすた
男「ちょっ、待てよ」
すたすた
幼1「…………」
◆◇廊下◆◇
男「よし、じゃあな」
幼1「じゃあね!」
幼2「ああ」
男「行くか」
すたすた
幼1「うんっ♪」
タッタッタッ
◆◇教室◆◇
男「はよー」
幼1「おはよっ」
「うーっす」
「おはよー」
ガタッ
男「あ、そうだ。幼1はちゃんと数学やってきたか?」
幼1「……えっ?」
男「……えっ?」
幼1「男くん……教えてくださぃぃ……」
男「はー、しゃあないなー。ほら、ノート開けろよ」
幼1「わっ、ありがとうっ、男くん」
男「えっと、ここはな――」
幼1「えへへ」
男「おい、こら」
コツン
幼1「イタッ」
男「きいとんのか?」
幼1「あ、はい、すみません」
男「続きだけど。ここは――」
…………
……
男「昼休みだー、はぁ長かったー」
幼1「ご飯いっしょにたべよーっ」
男「ああ、いいよ」
幼1「あ、あのね。私たちもうだいぶ一緒にいたよね」
男「えっ? あ、うん?」
幼1「それでね、今日、大切な話があるんだけど」
幼1「放課後、ちょっと教室に残っててくれない、かなぁ?」ドキドキ
男「んー? うん、わかった」
幼1「えへへ、お願いします」
男「……ああ」
第2部の
終
わ
り
(笑)
男「おまたせ……」
幼1「ううん、全然まってないよ!」
……
…………
男「おまたせ……」
幼1「ううん、全然まってないよ!」
男「話ってなに?」
幼1「え、えっとね」
幼1「その」
男「ん?」
幼1「朝にもはなしたけど、私たち付き合いながいよね?」
男「ん、ああ」
幼1「むかしのこと、覚えてる?」
男「え……? む、昔?」
幼馴染『○○大学に入って学生結婚しよう!』
男『大がく? 結婚?』
幼馴染『ああ、そうだ。結婚だ』
男「えっと、昔のことは昔のこと、だろ?」
男「あはは、あのときは子供だったんだし、別に――」
幼1「!!」
幼1「だ、だけどっ!!」
幼1「今でもそう思ってたらだめなのっ!!?」
男「いや、別に……その、ごめん……」
幼1「もう、いい」
幼1「じゃあ、約束なんて抜きにして、改めて」
男「え……」
幼1「あのね」
幼1「わ、私は幼馴染の男くんのことがすきなの!!」
男「っ!!?」
男「そ、それは……えっ……」
男「じょ、じょうだんだろ?」
幼1「冗談じゃない!!」
幼1「私が好きでもない人の家に『幼馴染』って理由だけで」
幼1「男くんを起こしたり、ご飯作ったりすると思うの!?」
幼1「そんなのがあるわけないじゃん!」
男「……幼1」
幼1「ずっと、高校生になったら付き合ってくれるって約束してたじゃん!」
男「約束って……」
幼1「ひどいよ……」
男「ごめん」
幼1「……」
男「幼1はずっと……待っててくれたのか」
幼1「当然だよっ!」
男「幼1……」
幼1「何度でも言うよ!」
幼1「男くんだいすき!! 大好きなのっ!!」
男「幼1……」
幼1「お願い、男くんも私を好きだって言って……?」
男「……」
幼1「男くん」
男「幼1のことは好きだけど、それは――」
幼1「もういいっ!!!!」
幼1「ほら、男くん、見て……?」
ガバッ
男「ちょっ、幼1、なにしてっ!」
幼1「ちいさいころとは、もう全然ちがうでしょ? ふふふ」
幼1「おっぱい、幼2ちゃんよりおっきいんだよ」
むにゅん
男「やめろよ、そんな……」ドキドキ
幼1「ほら、男くん、手をだしてよ」
男「えっと……ダメだって……」
幼1「出してよ!!!」
男「っ!!」ビクッ
幼1「ふふふっ、ね? 柔らかいよね?」
男「あ、ああ……」
幼1「ココもね、私、いつも夜な夜な男君のこと考えて、いじってるんだ」
幼1「えへへ、変態さんでごめんね」
男「……」
男「やっぱり、こういうのは、止め――」
先生「お前ら、何をしているんだっ!!!!」
男「!?」
幼1「キャッ!!」
ガバッ
男「早く服着て……」ボソッ
男(あー、やばい。どうしよう)
先生「お前ら!!! 不純異性交遊は停学になるってしってるだろう!?」
男(幼1は守りたい……)
先生「何を考えてるんだ!!」
えへへ……バイト……なんだ(*^.^*)
先生「どういうことなんだ!! 言いなさい!!」
男「あー……」
幼1「……」
男「……」
先生「停学に――」
男「っち、ばれちまったなぁ……」
先生「!!」
先生「バレタ、とはどういうことなんだ?」
男「そのまんまですよ、はぁ」
幼1「え……」
男「俺が」
男「俺が告白しても、なかなか良い返事を寄越さない幼1に我慢ができなくなって」
男「無理やり犯して」
男「自分のもんにしようとしたんですけどね、はぁ」
幼1「えっ、男く――」
男(お前、なんも言うんじゃねえぞ?)
男(功利主義的にこっちのほうが良いんだよ)
ぎゅっ
男「……」ギロッ
幼1「ひっ」びくっ
先生「こら!! 目の前で乱暴をするんじゃない!!」
男「あ、すみません」
幼1「……」
先生「おい、男。今ので事情説明は終わりなのか?」
男「はい、以上です」
男「あ、大丈夫です。どんな罰でも、すべて受けるつもりです」
先生「はぁ」
先生「この学校でも、かなり優秀な方なお前が……」
先生「なんでこんなバカなことを……ハァ」
男「今思えば、本当にバカですよね」
幼1「……」
先生「とりあえず、幼1は帰ってくれるか。後で男と教頭で家に伺う」
幼1「……」こくん
◆◇教室◆◇
ガラガラ
男「……」
男(成績優秀で、授業態度や生活態度も良い)
男(反省の色を見せたこと、学校も大ごとにしたくなかったこと)
男(なにより、強姦された相手方が退学をさせないことを願ったこと)
男(これで停学ですんだけど……)
黒板
『マジ○チ強姦魔の復活!? まじ死○よ!』
男「まぁ、とうぜんか……」
――――――1年前終わり――――――
第3部の
始
ま
り
(笑)
――――――現在――――――
◆◇教室◆◇
ガラガラ
男「……」
幼1「あ」
男「……」
すたすた
幼1「……」チラッ
男(昨日ちょっと話したからかな)
男(幼1、こっち見てる……)
「ねぇねぇ、幼1ちゃーん」
幼1「うん? 何?」
「あのね、昨日のテレビでさ」
幼1「うんうん」
幼1「……」チラッ
男「……」
男(おい、こっちみんな)
◆◇屋上◆◇
男「ふーっ」
男「あいつ俺のことみすぎだっつーの」
男「やっぱり、停学後くらいに明らかに避けないと、だな」
男「まぁでもアレは幼1を酷く傷つけてしまうことになるからなぁ」
男「はぁ」
男「ごめんねさまああああああああああぁぁ!!」
幼2「酷く乱心しているようだね、ふふっ」
男「また来たのか」
男「もう日課になってきてるよな」
幼2「ふふっ、そうだね」
幼2「他の生徒たちにヘンに誤解されなければ良いのだけれど」
男「……」
男「そ、そーかよ……」
男「また手の込んだ昼ごはんだな」
男「見られるのは俺だけなんだし、もっとテキトーでもいいじゃん」
男「なんでそんななんだ?」
幼2「そりゃあ、結婚したときのた――」
男「ぷっ」
幼2「あー」かぁっ
幼2「あはは、いや何でもないよ」
幼2「で、でも笑うようなことではないと思うのだけれど?」
男「あははっ、すまん」
幼2「謝罪できてない」
男「ごめんって、あはは」
男「幼2が結婚の話をするとは思わなかったからさ」
幼2「……」
幼2「君は、もしかして――」
男「ん?」
幼2「いや、なんでもない」
幼2「今日はここまでにするか」
幼2「それじゃあ」
すたすた
男「お、おい」
男「どうしたんだよ、急に……」
幼2「……」
男「……幼2?」
幼2「なんでもないよ」
男「本当に?」
幼2「ああ、本当に」にこ
ガチャッ
幼2「ばーか」ぼそっ
DAIGO部
お
わ
り
幼2「怒ってて、男に昨日の幼1との会話について訊くのをわすれていたな」
幼2「はぁ、どうも最近ついてないようだ……」
男「……うん」
男「あれは明らかに怒っていたな」
男「笑顔なのに目が笑ってなかったもんな」
◆◇職員室◆◇
男「……」
先生「じゃあ、この資料をよろしくな!」
「……」ギロッ
「……」じー
男(他の先生たちの視線がいたいぜ!)
男(今日は家に帰りたいけど)
男「わかりました」
男「失礼しました……」
ガラガラ
男「あのクソ担任……」
男「はぁ」
すたすた
幼1「あ……男くん、やっぱりまだ帰ってなかったんだ……」
◆◇教室◆◇
男「今日も居残り、あーもーやだやだ」
男「さっさと終わらせるか! よしっ!」
ガラガラ
幼1「……」
男「…………」
男(幼1……また来ちゃったのか)
て
さるだし、明日6時30起きなんで寝ますいません……。
かなり久しぶりのssスレだから、やっぱり難しい(´`)
もーしお暇ならこの駄文でもお読み下さい
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/onnna_watasiwo_haramasounante_8nenhayaindayo.html
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/kaicyou_haa_hontou_damedamedesune.html
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/yome_madakanaa_haa_otokosann_osoidesu.html
過去に立てたものです
過去の読んだら俺がいたwww
>>1ちーっす
俺つば俺つばうるさかった奴っすよーww
>>318 あー……じゃあ、まあ、座ればその辺……
バイト始まるまで、電車の中で書きためた分を投下します
男「……」
幼1「ね、ねぇ男くん」
男「……」
せっせっ
幼1「まだ残ってたんだね」
男「……」
パチンパチン
幼1「……」
幼1「あっ、そうだ」
幼1「こないだの模試、どうだったの?」
男「……」
幼1「私は悪かったんだよねー」
幼1「男くんは賢いからやっぱり、判定良かった?」
男「……」
さっさっ
男「……」
幼1「……」
……
…………
男『みんな無事○○高校行けて良かった、良かった!』
幼2『ふふっ、本当だね』
幼1『ねね、男くん、大学は何処にいくの?』
幼1『また大学も一緒がいいなー』
男『高校入学式すらまだなのに』
男『気が早いな、幼1』
幼2『そうだね』
男『俺は○○大学かな。あそこならエリートになれるからな!』
幼2『○○大学……ふふっ』
男『……?』
幼2『私もそこへ行くつもりなんだ』
幼1『ええっ!? 幼2ちゃんも!?』
幼1『でも、そこは難しいよう……』
幼2『ふふっ、大丈夫さ。また男と私が勉強を教えてあげるよ』
幼1『ありがとーっ!』
……
…………
男「……」
男(懐かしいな)
幼1「……」
幼1「ね、男くん?」
男「……」
幼1「やっぱり、まだ怒ってるんだね……」
男「……」
幼1「……っ」
男(もう……あとちょっとの我慢だ)
男(そうしたら、みんなで大学に行って)
男(みんなで勉強して、ご飯食べて)
男(皆で――)
幼1「男くん!」
幼1「私の考えなしのせいで」
幼1「こんな風になって、本当ごめんね」
男「……」
男(もう何回謝るんだよ、昔のことを)
男(許すもなにも、怒ってすらないのに)
男(ああん! もう!)
幼1「じゃあ、私、もう行くね」
幼1「お仕事がんばってね」
幼1「……ば、ばいばい……」
ガラガラ
男「……」
すっすっ
男「今日も放課後遅くなりそうだ」
男「……はぁ」
男「……」
男(大丈夫だ。大丈夫)
男(今回もこうやって無視し続けたら、また幼1が俺に話し掛けることもなくなる)
男「……」
男「でも、きついんだよなぁ、これが!」
男(アイツももちろんだけど)
男(俺もキツイ……)
◆◇家の近所◆◇
幼1「……」
すたすた
幼1「男くん……はぁ」
すたすた
幼1「あ」
幼2「……」
すたすた
幼2「……はぁ」
すたすた
幼2「あ、幼1」
幼2「やぁ」
幼1「……」
幼2「今日はいつもより元気がないようだけれど」
幼2「どうかしたのかい?」
幼1「幼2ちゃんには関係ない」
幼1「ほっといてよ」
幼2「ああ、そうかい」
幼1「……うん」
幼2「……」
幼1「そういう幼2ちゃんも何か落ちこんでるの?」
幼2「ああ、ちょっとね」
幼1「ま、どーでもいいけど」
幼2「……」
幼1「……」じー
幼2「……ん?」
幼1(相変わらず美人だな)
幼1(努力とか何もしてなさそうなのに)
幼1(長い黒髪だって凄いツヤがあるし……)
幼1(うらやましい)
幼1(本当に……ズルイ)
幼1「……」
幼2「……」じー
幼2(女の子らしいな)
幼2(幼1は可愛らしい感じだ。私にはこんな可愛さない)
幼2(こういうのが男は好きなのか)
幼2(うらやましいな……)
幼1(ていうか、幼2ちゃんに会わないように時間ずらしたのに)
幼2(それより)
幼2(彼女に会うのは気まずいから、会わないように時間をずらしたんだけどな)
幼1「……はぁ」
幼2「……」
幼1(何であっちゃうんだろ)
幼2(なぜ、また会ってしまうんだろうか)
幼1「じゃあ」
幼2「ああ」
幼2「あっ、幼1!」
幼1「……何?」
幼2「あー」
幼2「すまない。やっぱり何でもないよ」
幼1「あっそ」
幼2「私の知らないことって何なんだ?」
幼2「男にも聞けない」
幼2「幼1にも聞けない」
幼2「私はやっぱり蚊帳の外だもんな……」
幼2「はぁ」
◆◇教室◆◇
男(今日の幼2はどうだろうか)
男(やっぱり、今日も……?)
男(ふぅ、とりあえず入るか)
ガラガラ
男「…………」
「また最悪な朝を迎えましたー」
「きゃいんっ! 今日は俺っちが侵されるぅ!?」
「あはははっ、やべぇよ、あははははっ」
男「……」
男(こいつら本当にバカだよな……)
幼1「それでね、テレビでは――」
男(今日は大丈夫そうだな、うんうん)
男「……」
男(これで、また元通りだ……)
幼「…………」
◆◇屋上◆◇
男「あーっ」
男「なんかせつねぇぇええ!!」
男「俺から無視したけど」
男「昔のことを思い出してしまったしなぁ」
男「やっぱり、せつねぇぇええ!!」
幼2「私のことも……思い出してほしいものだね」ボソッ
幼2「やぁ、男、今日も元気だね」
男「!!」
男「お、おう、幼2」
男「いつも後ろから急に声かけてくるけど」
男「びっくりするからやめてくれ」
幼2「ふふっ、君が驚いている姿を見るのが好きだから」
幼2「それは遠慮ねがいたいね」
男「趣味悪いぞ、おい」
幼2「そうかも知れないね」
男「ま、飯でも食べようか?」
幼2「そうだね」
……
…………
男「ふぅ」
幼2「……」
幼2「あのさ、男」
幼2「君に尋ねたいことがあるのだけれど……」
男「……?」
男「何? 答えられるものなら、何でもこい」
幼2「ふふっ、頼もしい」
幼2「……」
幼2「じゃあ聞くね」
幼2「幼1から先日、聞いたのだけれど――」
男「よぅし、5時間目の用意するかなーっ!」
幼2「……う」
幼2「男……?」じーっ
男「……あはは」
男(ジト目で見んなよ)
幼2「……じゃあ、こうしよう」
幼2「私が知っている、君達の関係を聞いててくれ」
男「いや、5時間目の用意を――」
幼2「男っ!」
男「っ」
幼2「私も辛いんだ……」うるっ
幼2「お願いだから……」
幼2「私のわがままを聞いてほしいっ」うるうる
男「……っ」
男「うん、わかった」
男「幼2が思うことを話してよ」
幼2「ああ」
幼2「君達の噂を聞いて、私は――――」
第六の章
お
わ
り
――――――1年前――――――
◆◇教室◆◇
幼2「え、男が……停学になった……だって?」
「うん、そうなんだ」
幼2「理由を聞いてもいいかな?」
「えっとね、噂では」
「男くんが、幼1ちゃんに振られた腹いせに」
「レイプをしようとしたんだってさ」
幼2「そ、そんなの」
幼2「嘘……だよね?」
「どうやら、ほんとらしいよ」
「校長室で話してるのを聞いたって、3組の――」
幼2(なんで……)
幼2(なんで……なんで……)
幼2「……」
幼2「男は――」
幼2「男は、幼1のことが好きだった……?」
「ショックだよね~」
「幼馴染だもんね」
「その幼馴染のことを悪く言うようで申し訳ないけど」
「私、男くんはサイテー人間だと思う……」
幼2(男……幼1……)
幼2「ちょっと、ごめん……」
幼2(幼1が男の好きだと私は思っていた)
幼2(彼女が起こす行動を客観的にみると、男のことが好き以外かんがえられない)
幼2(それなのに……)
幼2「なんで、幼1は男をふった?」
幼2「あの男がなぜ……幼1を襲おうとしたんだ……?」
ガラガラッ
幼2「幼1!」
幼1「……」
「よっぽど怖かったんだね……」
「幼1ちゃん……」
「話しかけても、全然いつもとちがうもん」
「あの犯罪者が、なんで停学ですむんだよ……っ!」
幼2「……」
幼2「幼1……」
幼1「…………なに?」
幼2「話があるんだ、ついてきてくれないかい?」
幼1「……」こくん
…………
……
おやすみなさい(笑)
ほんとうにごめんなしあ
構想はできても、なかなかスラスラと書けない……はぁ(´`)
いったん帰宅w
でもすぐ講義(´`)
幼1「……話って?」
幼2「……だいたい予想、ついてるんじゃないのか?」
幼1「……」
幼2「男のことなんだが」
幼1「……男くん……」ずきっ
幼2「彼が君に告白したらしいね」
幼1「……」
幼2「……」
幼1「……」
幼2「もしかして」
幼2「もしかして、違うのかい……っ?」
幼1「……ううん」
幼1「噂の通りだよ」
幼1「私、男くんに――」
幼1「告白されちゃった」
幼2「……っ!!」
幼1「あはは……でもさ、困っちゃうよね」
幼1「だって、私にはそういう気が全然なかったんだもん」
幼2「君は……っ」
幼1「ん? どうしたの?」
幼2「い、いや……」
幼1「ふーん」
幼1「続けるね」
幼1「私が男くんのために色々やったりしてたのを、勘違いしたんだろうな」
幼1「私が起こしたりしてたのは」
幼2「……」
幼1「おじさんにお願いされたからなのに」
幼1「でも、ちょっとやり過ぎてたかもだよね」
幼2「…………」
幼1「これからは、控えとかないとだよね~」
幼2「……」
幼2「そうか」
幼2「彼が君を襲ったっていうのは――」
幼1「あっ、あれね」
幼1「あれは、男くんが私に振られて凄いショック受けてたみたいだし」
幼1「私にも悪いところがあったからさ」
幼1「最後に私のこれ――」
ふに
幼1「揉ませてあげたの」
幼2「……それで?」
幼1「うん、そしたら男くんは何だか興奮しちゃったみたいで」
幼1「嫌がる私に迫ろうとして――」
幼1「ってところで先生に助けてもらったの」
幼2「……っ」
幼1「ま、私も悪かったし、やっぱり腐っても幼なじみだから」
幼1「さすがに退学は酷いと思って、先生にお願いしたの」
幼2「……」
幼2「そう」
幼1「これが話しの全容だよ」
幼2「うん、わかった。ありがとう」
幼1「ふふっ……っ」
幼1「っ……」
,ァ''''冖-,、 ,,,
._、.,,,、 .|` ,゚'r, .,ll“'*r,、 ,,,#ll|e,~ly .,,,
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.pー“゛.゙゙'l; `.,ト │ ,i、 i、゙ド'┓ .゙l_|,,√.,ト、l, .lニrーッ!┨,| ,l|, 'l: .,,lli,,,f゙゙,゙゙'y
.゙l..・-,v-rl,,,ill: ゚t,: | │゙l, ゙l .゙l、 .゙!l,llill゙.,,ド,l″ ,l゙.,".,ト,l゙.l`] llle,,ll,l",,: 】
'|, v,,,,,,,,,,."'《、 ゚r|,、ヽ.'l,ト ゙L .リ.゚'lダ!l° ,√.'・"'廴~’ 廴.,li,r゙゙_ill,
゚L.,,,,_ .,ァ.‐.゙レ,、 .゚゙[゚''゙'″ 丶 ゙'lq,、 │ : .〔 ,iケ ..ll, .,,l”゚゙/゙!ll゙_,ll
.'トミllll】-'.,r~}.゙ヘ,,,, ∥ : _ ! . , ll :゚t,..,l° ゙lト ,,l″ .゙l
,ぃ,,,,,,,。∪'"./: .゙|'”゙゚'[`| ゙' r, i : . .'lll, .,ll,,,rぐ .,,,ll゙
.゚k--ry .| .,iil,“゚'か'",l ゙'ln; .゙℡ .,,rlll゙° ,l
_,vー゚` 'l, .'l,,,゙N┘.,l., ___ ゙l| .,,r・".,√ .,ll
. lu--コ ゙k 'l,"゚゙l゜,,lヴi ./ \ 『,,√ : ″ ..,ll / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.,,r'',,r| .,, ゙゚ti,゙゙|,,,i,´ | ^ ^ | |,l° .,√ | あれほど言ったはずだ
.'ur“: .lyl廴 `゚'!c.廴 | .>ノ(、_, )ヽ、.| l° ,,,l < わたしを怒らせるなと
: ._ .'!l,,l,,,,,_ ゙|l ! ! -=ニ=- ノ!_ l| .,,i*jlilllタw,,、 .,r-=-r____
'゙~``:''ヽ,,,,√ .~゚'、, .l,,gllc/ ̄\`ニニ´/ ̄\i、 ,,r" ,レ'″ .li
、 .'《゙N,,,、 .゚'ll゙゙mr----  ̄ ̄ =`゙ニ-r/" ,r'° 'l
゙l,、 l `'私 ゙゙゚''l*゙^ ,rl゙゙゙゙≒,,,,,,,,,,,wll'
: ゙゚'━'#'┷x,_ .゙私, l ,il_,yー'''''''ー_、 |
,l′ ゚リh,,,,|l, l゙ ,lll゙° ゙''ll
ヽ-rf° ,,゙゙%、 ,l、 ,,ll!e,、 ._,,,r
``':i、__,,,,,广 '゙l,,,,、 ._,,,wllll|,llli,,,,,,,,,,, ._,,,llll″ .゚ラiぁwr='“`
` ̄ .゚l,、 ゙゚''*mii,,x'll゙″ ..ll" `゙lllii,l,illllケ″ .,lヽ,,、
ll|゙゙"゙゙'l,,,,,,,,lll,、 ,ll゙" 'l,,,,,,,,,,,,,illwrre,,,_,l°゙l、 ,!″ `゚''=x,,
゙ll,,|ト ゙|,、 `┓ 確 : 'll" .:ll 'l,r` .:l: ,,l″: .___ ,,i´ ゙'l!
.,,l゚ ` `゚X .゙|y .喜.l,,l′ .l] : ,lr~:li、 .,r''゚゚゙'lザ ゚゚̄'リ: .i、ll
√゙,ll,、 ,,il!广,l゙'N,,_ .ll,トi,゙゙|__、 ._l,l,,__,,,l,,,,r ┃ ,r'° .゚|, : .,l゙.,,l、゙l
゙',l“.,,ll・,,i、,,n″ .| ゙゙℡, ll ,,,゚ト ̄ ̄] ` ゙̄]゙` l',,it,、 l :!!゚,i'l゛..》
.゙'''l,,,,とill″ ,,i´ ゚!illl| `゚゙l l゙ j|" .l゙゜ .゚゙l,, .2 ,}゙|rll
”|゙‐'ll'ニrr″ _,,,,,lll廴.i,],,,,,,,,,,,,,il_,,,,,rll、 : |ト ゙゙l,,《゙レ.,li,,,
幼2「ちょっとごめんね――」
パシンッ
幼1「……っ!」
幼2「……」
幼2「私は、君が嫌いになった」
幼2「君が男に対して恋愛感情持たずに、あんなに尽くすから……っ」
幼1「……っぐ」ぽろ
幼1「ふぇ……っ」ぽろぽろ
幼1「痛いよ……グス、痛い……う」ぽろぽろぽろぽろ
幼2「…………」
幼1「……ふぇ……」ぽろぽろ
幼1「幼2ちゃんは――」
幼1「幼2ちゃんは、いつも男くんしか助けないよね……っ!」ぽろぽろ
幼2「……っ!」
幼1「いつも男くんだけを支えて」
幼1「私も幼なじみなのに……っ」ぽろぽろ
幼1「そういう中途半端な優しさしかない幼2ちゃんなのに」
幼1「男くんはそんな幼2ちゃんのことを――」ボソッ
幼2「ん?」
幼1「あのさ!」
幼1「幼2ちゃんが怒ってる理由ってさ!」
幼1「今まで、あんなふうに仲良くして、期待させといて、裏切ったからだよね?!」
幼2「ああ、そういうことだね」
幼1「もしも」
幼1「私と男くんの立場が逆で、私が振られたら幼2ちゃんは――」
幼1「男くんを怒ってくれた!?」
幼2「……」
幼2「仮定の話はしなくても良いだろう」
幼1「答えるのから逃げるんだ!!」
幼2「……っ」
幼1「知ってるよ?」
幼1「幼2ちゃんは、男くんには何もしないんだよね!?」
幼2「……いや、ちが――」
幼1「っ、やっぱり私も幼2ちゃんなんか嫌いっ!!」
幼2「……っ!!」
幼2「ああ、そうか」
幼2「……っ、では、ね」
幼1「……」
幼2「話、教えてくれてありがとう」
すたすた
幼1「あああぁっ!!」ぽろぽろ
幼1「……ふぇっ、ぐすっ……男くん……」ぽろぽろ
幼1「幼2ちゃんと喧嘩をしちゃったけど」ぽろぽろ
幼1「男、くん」
幼1「一応言われた通り……ちゃんと……ちゃんと話したよ……」ぽろぽろ
幼1「これで良いんだよね?」ぽろぽろ
幼1「大好きで――」
幼1「大好きで、いつも私を助けてくれた、幼なじみの男くん……」
…………
……
学校いってきます・・・
あと、
どうか幼1の気持ちも察してやってくだせぇ
とっとと書け太郎!!!!
自分のせいで男がいじめられちゃってて誤解されてるし、前みたいに一緒にもいられない
まぁでも男がそれを望んでるから現状維持も致し方なし
って言うキャラは物語のヒロインとしてはちょっとアレ
男は何故わざわざレイプ犯になったんだww
普通にイチャついてたって言えばよかっただろうに
>>505
大事な所触りながらイチャつくってお前・・・
――――――現在――――――
幼2「――と、彼女は言って、感情を抑え切れなくなった私は」
男「……」
幼2「私は彼女にビンタをしてしまったんだ」
幼2「そして彼女を罵倒して私は帰った、というわけなのだけれど」
男「……っ」
男(幼1……)
男(幼2は幼1に同情してなかったのんだな)
男(二人の関係もあれから――)
男「……」
幼2「今でも彼女は許せない」
男「……そう、なのか……」
幼2「それで、君は――」
男「幼2!!」
男「約束は聞くだけだ」
男「そうだろ?」
幼2「……」
幼2「ああ、そうだったね」
幼2「まぁ、君に私がどう思っているのかを知ってもらえただけでも良い」
幼2「……っと、もうこんな時間なのか」
幼2「じゃあ戻るとしようか」
男「……ああ、そうだな」
男「はぁ……」
男(幼2には本当のことを――)
男「いや、これでいいんだ」
男「これでいい……の……か……?」
男「ただ、あの告白された日から」
男「……」
男「あの日から、俺達はバラバラになる運命だったんだ」
◆◇教室◆◇
男「……」
男(一番最低なのは)
男(うん、俺……だよな)
男「……」
「ガヤガヤ」
幼1「……」チラッ
幼1「落ち込んでるみたい」ボソッ
幼1「男くん……」
男「……」
幼1「……」
幼1『ほらっ、元気だしてっ! ねっ?』
幼1『男くんなら何とかできるよっ!』
男『何で言い切れるんだよー……』
幼1『だってさ、男くんは私の幼なじみなんだもん!!』
幼1『えへへ』
幼1(私はもう慰めることも励ますことも……できない……よね)ぽろ
幼1「ぐす……っ」ぽろぽろ
幼1(授業中は我慢しなきゃっ……)
男「……」
男(……幼1……?)
男(もしかして、泣いてる……?)
男「……はぁ」
◆◇家の近所◆◇
男「……」
男「もう限界なのかな」
男「幼1……あと数年なんだけどな」
男「……はぁ」
すたすた
幼2「……」
幼2「……あっ」
男「…………」
幼2「あのね……男くん」
男「……」
男(家の前まで待っていたのか……幼2)
幼2「……男……くん……」
男(どうする……どうすれば……っく、話をするべきなのか?)
幼2「……」
男(いや、しかし――)
幼2「ねぇ、男くん」
男「……」
幼2「ねぇ」ぽろ
幼2「男くっ、ぐすっ」ぽろぽろ
幼2「ふぇ……っ」ぽろぽろぽろぽろ
男「っ!!」
ぎゅっ
幼2「お、男くっ、手てて手を握っ――」
男「……っ!」
すたすたすた
ばたんっ
幼2(えっ、何この状況……)
幼2(手を引っ張られて、男くんの家に入れられた!?)
男「……」
男(はぁ……)
男(限界だったのは、幼2だけじゃなかった……みたいだな)
男(俺も、だった訳か)
男「幼1!」
幼1「は……はい……」
男(名前を呼んだものの)
男「……えっと」
幼1「……」ドキドキ
あ…幼1と幼2まちがえてた……
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
>>545以降の「幼2」は全部「幼1」で^^;
すみません……
>>556
既に俺の脳内では男がyouにに迫ってる絵が展開してるんだがどうしてくれるんだ
男「と、とりあえず、あがってく……?」
幼1「……」こくん
幼1「あの……あのね、男くん……」
男「ん?」
幼1「その……手が……」ドキドキ
男「……っ!!」
男「すっ、すまんっ」
ぱっ
幼1「……ううん」
男「あはは……」
幼1「えへへ……」どきどき
男「……とりあえず、座ってくれ」
幼1(久しぶりだなぁ……。男くんの家は)
幼1「……」
幼1「あれ?」
男「ん? どうした?」
幼1「すごく部屋が片付いてるね」
第10章
の
終わり
幼1「女の・・・幼2の匂いがする・・・」
男「えっ・・・?」
BADEND
幼2に全て話し昔の関係を取り戻そうと提案する男―――
限界が来ていた幼1もそれに同意しようとするが
幼2が男の家に出入りしていたことを知ってしまい――!?
幼2「どうして――?」
幼1「幼1が悪いんだよ?」
泥沼化していく三角関係――
次回 ~もう戻れない~
お楽しみに!
1じゃないです
まぎらわしくしてしまってごめん……
男「そ……そうか?」
幼1「え……えっと、一年前よりかはキレイになってるなぁって」
男「あー、ああ! さ最近片付けたからな」
幼1「……そうなんだ」
男「はい、お茶」
幼1「ありがとう」
男「……」
幼1「……あのね」
幼1「こんなことになってさ」
幼1「男くん、私のこと嫌いだよね?」
男「……っ」
男「そっそんなこと――」
幼1「だって……私が話しかけても、無視するじゃん……!」
幼1「家に訪ねた時だっていつも居留守つかってるの」
幼1「私知ってるんだからね!!」
男「……」
男「でも、それは!!」
男「それは最初に言っただろ?」
男『幼1のためだから……俺に話しかけないでくれ……』
幼1『でもっ、私は――』
男『だから、お前のためなんだって!』
幼『私のためって……言ってるけど……私が望んでいるのは……』ボソッ
男『ん? とりあえず、そういうことだから……』
幼1『えっ……でもっ』
ぷっ……つーつーつー
幼1『どうしよう……私嫌われちゃった』
幼1『男くん……ぐすっ』ぽろぽろ
幼1「もういい」
幼1「今日ここで決着をつけよ」
男「……ああ」
幼1「……ちゃんと答えてね?」
幼1「男くんは」
幼1「私のこと――」
ピーンポーン
幼2「……」
幼2「前に来た日から間隔を空けたし」
幼2「ヘンに勘繰られる事などないと良いのだけれど……」
ピーンポーン
男「……誰だろう」
幼1「うー、こんなときに。空気読んでほしい」
幼1「セールスかな? それともお客さん?」
男「ちょっとまってて」
男「すぐ戻ってくるから」
男「……誰だよ」
すたすた
男「でも、これのおかげで緊張が緩和した」
男「修羅場から一時避難できてよかったかも」
すたすた
幼2「……」
幼2「アレ? 遅いな」
幼2「今は確実に家にいるはずなのだけれど」
男「はーい」
がちゃ
幼2「やぁ」
男「――っ!?」
幼2「男。最近少しきまずかったけど、ここらで仲直りしないか?」
幼2「ご馳走をつくるよ」ニコッ
がさっ
男(タイミング悪いな……)
男「……」
幼2「……ん?」
幼2(男、なんだか気が進まなそうだね)
幼2「……っ」
幼2(でも、ここでひいたら――)
幼2「中へ入れてくれないかな?」
男「……」
男(どうする……)
幼2(……男)
幼2(やはりダメなのか)
男(ああ、もう、レッセフェールっ!)
男「入っていいよ」
男「うん、ご馳走してもらおうかな」
幼2「ふふっ」
幼2「では、まかせてもらおうかな」
すたすた
男「あはは……たのむよ」
幼2「おじゃましま――」
幼2「……」
幼2(……ローファー……)
幼2(そうか……)
幼2(気まずそうだったのも、全部……)
幼2(……こういうことだったのか)
幼2「……」
男「……ん?」
男「どうしたんだ、幼2?」
お風呂
^O^)/
幼2「……」
幼2「ねぇ、男」
男「ん?」
男「どうした?」
幼2「君の家に入れてもらう前に聞くべきだったみたいだな」
男「えっ……」
幼2「本当に私が入っても良かったのかい?」
男(まさか、幼1がなかにいることを知ってる……?)
男「……」
幼2「返事を聞かせてくれるかな?」
男「……ああ。入ってかまわない」
幼2「ふふっ、そうか」
幼2「つまり、『その』つもりな訳だね」
男「……話し合う。みんなで」
幼2「……」
男「それより」
男「気づいてたのか、幼1が来てることに」
幼2「ああ、ほら」
男「あっ……!」
男「あっちゃあ!」
幼2「彼女のローファー……えっと、靴が出ているからね」
男(日本の文化ばんざい!!)
男「あはは、流石幼2だな」
幼2「ふふっ、何をいまさら」
男「あはは」
男「とりあえず……」
すたすた
男「できるだけ、家のモノを投げたりしないように気をつけてほしいな」
幼2「私はそんなことしないよ、ふふっ」
男「俺もしないぞ」
幼2「だろうね、ふふっ」
幼2「……」
男「ここ。幼1が待ってる」
すたすた
男「……」
男(開口一番、幼1になんて言ったらいいのやら)
幼2「……?」
幼2「どうしたんだい? 立ち止まったりして」
男「いや、何でもない」
男「――よしっ、突撃だ……!」
ガチャッ
幼1「遅かったね、男く――」
幼1「…………幼2……ちゃん……」
幼2「やあ、あがらせて貰ったよ」
幼1「…………」
男「…………」
男(一年ぶりくらいになるのか?)
男(三人で一緒に話すのは……)
男(今日で最後になるかもしれないけどな)
男「幼2の分のお茶も用意するわ」
幼2「ああ、ありがとう」
幼1「……」
男「それと」
男「その袋のものを冷蔵庫に移すから預かる」
幼1「……」
幼2「ああ、そうだったね」
幼2「よろしく頼むよ」
がさっ
幼2「はい」
男「さんきゅ」
幼1(なんで、幼2ちゃんとはこんなに自然に話して――)
男「ちょっとまっててな」
すたすた
ガチャ
幼1「……」
幼2「……」
幼1「ねぇ……」
幼1「幼2ちゃんさ、これ忘れていったでしょ?」
幼2「……」
幼1「幼2ちゃんにしては珍しいよね」
幼2「……ヘアピン」
幼1「はい、どうぞ」
幼2「ありがとう」
幼1「……」
幼2「ふふっ、私としたことが」
幼2「忘れたことすら忘れていたよ」
幼1「……」
幼1「……ちがう」
幼1「わざと……忘れたんでしょ?」
幼2「何を言ってるんだい?」
幼1「とぼけるの?」
幼2「何を言ってるんだい?」
幼2「そうだとしてもだよ」
幼2「ピンを忘れることを手段とした目的が理解できない」
幼1「……わかるくせに」ギロッ
幼2「ふふっ」
ガチャッ
男「――おまたせ」
男(いきなり始まってんな)
男「…………はい、とりあえずお茶……」
幼2「ああ、いただくよ」
男「どうぞ……」
幼1「……」
男「……」チラッチラッ
幼1「幼2ちゃんがいるけど、気にしないで話の続きをしよ」
男「えっと、ああ」
幼2(続き……?)
修~羅場~♪
修~羅場~♪
た~っぷり~修~羅場~♪
/ =゚ω゚) (ω゚= ヽ
/ ⊃=[ ̄フ ヽ ̄]=⊂ )
( ヽノ;  ̄  ̄ ヽ´ /
ノ>ノ | /、ヽ
三 しU U U 三
,、_,、 。
゚ (゚jコ゚)っ ゚
`J
最
я ・・・...
`□' ドドドド...
"
.____
.TT
_____
ヽ|・ャ・|ノ ドドドド・・・
゙r-r'
.__
ヽ|・∀・|ノ
|__| ┣¨┣¨┣¨┣¨・・・
く ゝ
._________
| |
\ | ● ヽー/ ● | / よんだ?
\| ∨ |/
|_
|∀;| <……。
|__|
| |
. ____ ただでは帰らない
| |・∀・| /⌒⌒ヽ それがボク、ようかんマン!
| |\ |`イ ノハぃ) カク
. (( |_|_ィ⌒`」 ∥' 、 ソ|
ノ と、_入`_,つ λ う
_ノ(
,、-――ー-- 、___, て
// / __,ノノノ、 く (
/ / 、_, 从 | イヤア
//l/ / o=,、 ''、!| l|ノ i |l
イ | l|イ! `' , l;;メ川l ,,
!l川 ノ| " (`ヽ "川 "''ー- 、,, _ あー
モミ ノVl|ハト、_ `´ ノノノ |  ̄`l
モミ ノノ _ '´⌒ヽ ,-、 | | やっぱり幼女の
/ / nノ´ ´ l´)_,ヽ .| |
| l l´ ) :r;: Y ノ / | | シマリはいいYO!!
. ズッ `/ ゙ | / /● | |
. ズッ // / ̄`ヽ / / |
__ / / ' / ヽノ /// / /
/´  ̄ ̄' ´ l⌒l ヽ /_ /
/ // lλ ' ヽ \ ヽー''" _) /
ノー----/::::,'、_ _,ノ `ー`ヽ ヽ―''"´ /
/', `''‐- |::ノ(| ゚。 ̄/// ( \ ヾ /
/ u`" // "'' ヽ/ / ノ ノ
`'' - 、,, J r‐、 ', /
"'' - / / ', / ズッ
+
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| | ・∀・| <久々だけどスッキリ!!
.<| | o |>
+.|_| 0__|
| | +
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/ .| | <アホダヨー γ アホー
| |/ γ アホー
|__| | γ アホー
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::::::::::::::::::::::: ::::.:.:.:. .:.y ..:::::;;;'' ';;;:::::.......
::::::::::::::::::::::::: :.:. .:.:...ヾ ...::::;;;'' 阿保 '';;;::::::.........
:::::::::::::::::: :::::: .:. .:.:.:. '\ . ...::::::;; '';;;::::::::::.......
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\\ | |\\ 「あの、よろしくお願いします!」
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| |ヽ /⌒ `\
\ | / ⌒ヽ ( ( (\ ヽ
\ / ⌒ヽ,' ──`- 、 l ヘヽヽ ヽ
ヽ / / /´ ̄ ̄`\ | |) | l- 、 |
l / / / へ ヘヽ ┌ ( l ノ ヽ| |ヽ
\ | l l | (| |(| l ー┐ く `ヽ\| |\
\ ヽ_| | ー o ´ | < _ Y \ヘノ | |\
/⌒. l l __) l __________ ∠二二 l /⌒ヽ ⌒ヽ
/ ヽ ヽ ヽ_ノ ノ _─/ / |─/ / /─
/ / `,━━━O━イ´( _) ⊂ ̄ヽ┴┘ | | / / /|
/ l \ ___ ヽl/ (二) (二) ヽ_l.__ ノ / / /
| ヽ(__)_ノ/ (| | | |) / /ヽ___ / /
ヽ ` ー/ ( `ー´ ) ( `ー´ ) / / / /
. / ` ー/  ̄ ̄  ̄ ̄ / /_l____./
_..-――-- ..._
.. -―''" ̄::::::: :::: ::::: ::: ::::::: :ヽ..
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. /.〃/.:.:./:.::::.:::::::;::::|::::.:/|::::.:::::::.| \:::.::::.::::: : :: : ::::|
. |/ /.:.:.:.:|::.:.:.:.:.::/:::丨:/ |::.::: ::::| `_::::::::::: : : :: |
. ,'.: .:::.:.|:.::::::.:::厂 ̄丁` |:::.::::.::|  ̄ \ ̄::|:: : :: ::|
|.::::::::.|::.::::::::|: 二 \::.:::| _ \::|::: :: :: |
|..:.::::::ハ.::::::.:|/ f:::::`ト \| 彳 ̄.`ド ::.:|:: ::::: :|
| ∧:::\:::|ヾ〈:: ..::::| |::.. ...:::| |::::.!:::::::::八
. | ./ ヽ|::.::`: ヽ辷ノ 弋:::::..:ノ..|::::::::.::.:/:「
∨ .|::.:::::::| .  ̄ ,|::.:.:::::/:、|
|::.::::八 _ /::.:::/
|ト、::::::::>- ..__ _..〃:/
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 ̄./:::::::丿 Ц:::\
/.... . ...├―─‐┤: :::\
/:ヽ. . . . . .レ'':⌒`ヽ|: : : : : :>、
/\::ヽ. . . . レ''⌒`ヽ1: : : : :/::/ヽ
/:::\\::\. .|. . . . . . ノ: : : :./::/ /::ヽ
もちょっとま
幼1「ね、男くん」
幼1「私のこともう嫌いなの?」
幼2(その質問は……)
幼2(どういうことなんだ?)
男「嫌いじゃないよ」
幼1「それは本当に……?」
男「ああ」
幼1「じゃあ、何で私を無視してたのっ!?」
幼2「いや、無視してたなは君の方じゃ――」
男「……」ふるふる
幼2「えっ?」
幼1「……」
幼2「今、否定した?」
男「ああ。幼1は無視してない」
男「俺が無視してたんだ」
幼2「!?」
幼2「どういうことなのかな?」
男「幼2……」
男「俺がなぜ」
男「こんな行動をとってきたかを、幼1、幼2に説明するよ」
男(みんな……仲直りするために……!)
幼1「……うん」
男「俺は幼1に去年のあの事件の日……告白された」
幼2「……っ!?」
幼1「……」
幼2「それは本当なのかい?」
幼1「……」こくん
男「でも、たまたま通り掛かった先生に不純異性交遊と疑われて」
男「二人とも停学になりそうだった所を、嘘をついて俺が庇ったんだ」
幼2「……そんな……」
幼2「じゃあ、本当は……」
幼2「男は強姦もしてなかった」
幼2「告白もしなかった……?」
男「ああ。告白されたのは俺だ」
幼2「……幼1」
幼1「……」
幼2「これが……真実だったのか」
幼2「幼1、本当にすまない!」
幼1「…………うん」
男「幼1のおじさんとおばさんが俺を助けてくれたことと」
男「日頃の態度とかで、たった一週間の停学ですんだんだけどな」
男「ただ、二人とも知ってるように、あんな嘘をついたから」
男「俺と幼1が一緒にいれなくなったんだ」
幼1「……」
幼1「……」
男「それで、俺は幼1とは話せない」
男「話し掛けてくる幼1を無視せざるを得なくなったんだ」
幼2「二人の真実が本当はこうだったなんて」
幼1「……」
幼1「男くん」
幼1「でもさっ、この辺なら話し掛けても大丈夫じゃなかったの?」
幼1「家の近所とかならさ!」
幼2「……」
幼1「男くんは何で無視したの!?」
男「…………」
幼2「ねぇ! どうしてなの!?」
男「ごめん」
男「俺は幼1をフッタのに」
男「それでも尚、今までと変わらずに話するなんて」
男「幼1に申し訳ないと感じたから……」
男「幼2に話せなかったのも同じ理由なんだ」
幼1「……」
幼2「話せなかったことって」
幼2「事件の日の真実のことかい?」
男「ああ」
幼1「……」
幼2「そうか……」
幼1「……」
幼1「やっぱり、私の告白が皆の関係を壊しちゃったんだね」
男「……」
幼1「そして、何より男くんには」
幼1「私の軽はずみな行動で――」
幼2「いや!」
幼2「それでも」
幼2「私は……っ」
幼2「私は、本当のことを知らずに……知らずに、幼1に……」
幼2「幼1に酷いことを言っていたんだ……っ」ぎゅっ
幼2「くっ……すまない、幼1……本当にすまない……っ」
男「いや、俺が言わなかったから、だよ」
男「俺も……ごめん」
幼1「私……が……」
幼2「……私が」
「…………」
「……」
幼1「ふふっ、みんな、それぞれ自分が悪いと思ったんだね」
洋一マジ死ね
男「……」
男「みんなが良かったらなんだけど」
男「仲直りしたい」
幼2「……」
幼2「私もしたいな」
幼1「良いのなら……男くん……」
男「じゃあ、決まりだな!」
幼2「ふふっ」
幼1「じゃあ幼なじみーずの復活――」
幼1「の前に……」
幼1「男くん!」
幼1「私はまだ諦めてないからねっ!」
幼2「っ!?」
幼1「ちいさいころから大好きだったんだもん」
幼1「簡単には諦められないっ」
幼1「……幼2ちゃんにも負けないんだもんっ」
男「……あはは」
幼2「……」
∩_∩
/ \ /\
| (゚)=(゚) | 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
| ●_● | < すごい一体感を感じる。今までにない何か熱い一体感を。 >
/ ヽ < 風・・・なんだろう吹いてきてる確実に、着実に、俺たちのほうに。 >
\__二__ノ < ネットの画面の向こうには沢山の仲間がいる。決して一人じゃない。>
< 信じよう。そしてともに戦おう。 >
< 工作員や邪魔は入るだろうけど、絶対に流されるなよ。 >
YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY
ヽ人人人人人人人人人人人人人人人ノ
< >
< 嫌なら見るな! 嫌なら見るな! >
< >
ノ Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Yヽ
/ ̄(S)~\
/ / ∧ ∧\ \
\ \ (゚Д゚ ) / /
\⌒ ⌒ /
)_人_ ノ
/ /
∧_∧ ( ))
( ; )ω  ̄ ̄ヽ
γ⌒ ⌒ヽ  ̄ ̄| |
男「……あはは」
男「えっと……」
男「ま、まぁ、みんなでご飯にしようか!」
男「色々と他の問題とかを棚上げしてるけど、とりあえずは」
男「みんなの仲直りを祝して!」
…………
……
幼2「お邪魔しました」
幼1「お邪魔しましたー」
男「送らなくて本当に大丈夫か?」
幼1「あははっ」
幼1「二人だから大丈夫だよ」
幼1「それよりこんな近いんだから」
幼1「それに、二人だけの話があるの……」ぼそっ
男「……っ」
幼2「……ん?」
男「あー、わかった!」
男「それじゃあ気をつけてな!」
幼1「うんっ、ばいばい」
幼2「では、また明日」
…………
……
◇◆家の近所◇◆
幼1「……幼2ちゃん、ちょっと話そっか?」
幼2「えっ?」
…………
……
…………
……
◆◇幼2の家◆◇
幼2「よかった」
幼2「本当に良かった」
幼2「三人のわだかまりも無くなって」
幼2「……」
幼2「……次の問題は」
幼2「告白……か……」
幼2「どうしようかな」
……
…………
幼1『幼1ちゃんは告白しなくてもいいの?』
幼2『何を言ってるんだい?』
幼2『私と男はただの友達なのだから――』
幼1『そんなふうにごまかさないで!』
幼1『もうお互いに誤解しあうのは……』ぎゅっ
幼2『そうだな』
幼2『すまない、正直になるよ』
幼2『わ、私は幼馴染の男のことが好きだ!!』
幼2『……っ』カァッ
幼1『ふふっ、やっぱり!』
幼2『くっ……恥ずかしい……』
幼1『ううん、そんなことないよ』
幼1『男くんだもん、好きになるのは仕方ないよ』
幼1『じゃあさ、告白しちゃいなよっ』
幼1『私もしたんだよっ?』
幼2『いきなり……でも……そんな……』
幼1『しなさい!』
幼2『いや、こんな女のことを好きになってなんて……くれないさ……』
幼1『もう! それでも告白しなさいっ!』
幼2『……っ』
幼2『考えておくよ』
幼1『よろしい!』
念能力がレイザーも認めるチート級
・具現化系の能力は修行がかなり大変だが精密なゴリラを二体も、しかもその二体にきちんと別の特徴がある
・放出系能力者が神字の力を借りてやっとこ手だけできる瞬間移動を自分のみでなく相手にまでできる
・そのゴリラ二匹をオートでなく自分の意思で遠隔操作する高度な技術
→以上の具現化・放出・操作の高度技術が必要な念能力をたった一人で何の制約も無しに使うことができる
GIをソロプレイでしかもゴン達と同時期に始めた短期間で多くのカードを集める
→フリーポケット数とかも考えて行動しなきゃならずソロプレイ難易度はかなりのもの
キルアよりも早く一坪の海岸線入手の裏のえげつなさを見抜く頭の切れ
→他の雑魚どもは全く気付かず、鋭いキルアもゴレイヌさんのこの一言でやっと気付く
はるか格上に実力の差を見せ付けられ殺されそうになってもすぐ立ち直りレイザーに向かっていくガッツ
→ノヴ(笑)は相手のオーラを見ただけで再起不能
子供であれ凄いと感じたゴンたちを嫉妬することなく素直に認める度量
→ツェズゲラは自慢の垂直飛び(笑)の記録をゴンたちに抜かされてもすぐには認められなかった
独り占めできた違約金を当然だろといいゴンたちに平等に分ける誠実さ
→GI最後のクイズでゴンたちにおこぼれをもらおうと必死になってた雑魚とは大違い
ゴンにニッグ=ジンを気付かせる鍵となるほどの印象深さ
→はじめに爆殺された奴とかが二番目だったらゴンは忘れていて話が進まなかっただろう
いいハンターは動物に好かれる
→好かれるを通り越して念能力にまでしちゃってますから
胃腸科肛門科に来ました。
男「先生、どうでしょうか?」
医者「心配ないですよ。よく効く座薬がありますから、それを使いましょう」
男はパンツを脱いで、お尻を先生の前に突き出しました。先生は肩に手を掛けました。
医者「いいですか? イキますよ。ハイ、力を抜いて」
男「ううっ」
座薬が何個も入ったようでした。
医者「この座薬を毎朝、1週間続けてみてください」
男「どうもありがとうございました」
翌朝。言われたとおり座薬を入れようとしたが上手くいきません。そこで嫁に頼むことにした。
嫁「これをお尻に入れればいいのね。わかった。いくわよ」
嫁は右手で座薬をつまみ、左手を肩に掛けました。
男「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」
嫁「どうしたの?! ごめんなさい、痛かった? 大丈夫?」
男「うわぁぁぁぁ!! 違う、今、気がついたんだ! うわぁぁぁぁ!!!」
《《《《2010年度・大学格付けランキング》》》》
【S+】東京理Ⅲ 京都医 大阪医
【S 】旧帝医(【S+】を除く)/慶應義塾医
【S-】難関国公立医(筑波 千葉 東京医科歯科 金沢 神戸 岡山 広島/京都府立医科の重量入試を課す大学)
====↑医学科の壁================================================================================================
【A+】東京 国公立医獣医(【S級】を除く)
【A 】京都
【A-】[東京一工レベル]一橋 東京工業 旧帝歯薬/私立医獣医
====↑超高学歴の壁==============================================================================================
【B+】[旧帝上位レベル]大阪
【B 】[旧帝中位/慶應レベル]東北 名古屋 九州 地方国公立歯薬/①慶應義塾
【B-】[旧帝下位/早稲田レベル]北海道 神戸/①早稲田
====↑高学歴の壁================================================================================================
【C+】[駅弁最上位レベル]筑波 東京外国語 お茶の水 横浜国立
【C 】[駅弁上位/上智レベル]千葉 東京農工 岡山 広島/首都 大阪市立/①上智 ①ICU
【C-】[駅弁中上位レベル]金沢 名古屋工業 京都工芸繊維/横浜市立 京都府立 大阪府立 神戸市外国語/①東京理科
====↑中学歴の壁================================================================================================
【D+】[駅弁中位/GMARCH上位レベル]埼玉 東京学芸 新潟 静岡 滋賀 奈良女子 熊本/名古屋市立/②立教 ②明治 津田塾 ③同志社
【D 】[駅弁中位/GMARCH中上位レベル]電気通信 信州 岐阜 愛知教育 三重 大阪教育 九州工業/愛知県立/②学習院 ③関西学院
【D-】[駅弁中位/GMARCH中下位レベル]小樽商科 帯広畜産 北海道教育 茨城 東京海洋 京都教育 福岡教育 長崎 鹿児島/静岡県立 兵庫県立/②青山学院 ②中央 北里 豊田工業 ③立命館
====↑低学歴の壁================================================================================================
【E+】[駅弁中下位/GMARCH下位レベル]岩手 宮城 宮城教育 福島 宇都宮 群馬 富山 兵庫教育 山口 徳島 香川 愛媛/国際教養 都留文科/②法政 南山 ③関西
【E 】[駅弁下位/成蹊レベル]弘前 秋田 山形 上越教育 福井 山梨 奈良教育 和歌山 鳥取 島根 高知 佐賀 大分 宮崎/札幌市立 高崎 前橋工科 滋賀県立 北九州市立/④成蹊 西南学院
[駅弁最下位/成城 明治学院レベル]北見工業 室蘭工業 鳴門教育 琉球/県立広島 広島市立 下関市立 長崎県立 熊本県立/神田外語 ④成城 ④明治学院 芝浦工業 ④國學院 ④武蔵 ⑥甲南
【E-】[底辺公立/日東駒専上位レベル]釧路公立 はこだて 青森公立 岩手県立 秋田県立 会津 奈良県立 島根県立 尾道 宮崎公立/⑤日本 ⑤専修 東京農業 東京都市 東京女子 日本女子 聖心女子 金沢工業 ⑥龍谷 京都女子 ⑥近畿
ksk
ksk
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幼1『ううん、そんなことないよ』
幼1『男くんだもん、好きになるのは仕方ないよ』
幼1『じゃあさ、告白しちゃいなよっ』
幼1『私もしたんだよっ?』
幼2『いきなり……でも……そんな……』
幼1『しなさい!』
幼2『いや、こんな女のことを好きになってなんて……くれないさ……』
幼1『もう! それでも告白しなさいっ!』
幼2『……っ』
幼2『考えておくよ』
幼1『よろしい!』
幼2「やっぱり告白なんて――」
幼2「……っ」カァッ
幼2「うぅ……私には敷居が高すぎる……」
幼2「でも」
幼2「幼1だってしたんだ、私も頑張らなければ、な」
◆◇教室◆◇
男「……」ちらっ
幼1「……」にこっ
幼1(男くんの本当の気持ちがわかったから)
幼1(大丈夫。つらくない)
幼1(それより、幼2ちゃんは告白できるのかな?)
幼1(頑張れ)
男「……」
男(あれから、なんだか精神的にスッキリしたな)
男(良かった)
男(……本当に)
◆◇屋上◆◇
男「……ふぅ」
男「ほんと、この一年は長かったけど……」
男「片付いて本当に良かった!!」
ガチャ
幼2「ふふっ、そうだね」
男「よお、幼2」
男「やっぱりまた来たんだな」
幼2「ああ、今日は大切なはなしがあってね」
男「ん?」
幼2「覚えてるかな、昔のこと――」
幼2『○○大学に入って学生結婚しよう!』
男『大がく? 結婚?』
幼2『ああ、そうだ。結婚だ』
男「……えっ」
男「それって、幼1と俺がした約束なんじゃ――」
幼2「……」ふるふる
幼2「私とした約束だ」
男「……」
幼2「過去の約束を果たしたい」
幼2「結婚のために私は、いろいろ勉強してきたんだ」
幼2「じゃあ、言うよ」
幼2「わ、私は幼馴染の――」
男「!!」
男「まってくれ!」
ksk
男「俺に言わせてくれ」
男「もともと、幼1のことが解決したらいうつもりだった」
男「いや、その前から――」
男「告白される前から言うつもりだった」
男「お、俺は」
男「お、俺は幼馴染2のことが好きだ!!」
お わ り
たい
ksk
幼馴染キャラで一番好きなのは、
それ散るの雪村小町
おわり?
>>883
おわりだお
/三三人三三 \ /)/)
/ / \ ノ 00
/ / \(つ ノ
| | 二 二 |⌒\ \
| ゝ( ●) (< ) 6 )| |> )
ノ | | b / ./
( ( ヽ (__人__) //\/
)) ) (ヽ、 / /| |
(( (( | ``ー‐'' ´ | | |
( )) )) ゝ ノ |
書きためって大切なんだな…
>>ヤクザ
てめーはよくやったよ
俺にゃあこんな良い話はかけねえ
明日からもVIPのために働いてくれ
頼むぜ!相棒
>>897
て
に
か
!
……………………?
参考にお聞きしたいいんですが、
NTRはお好きですか?
彼女? 嫁? 幼馴染? 友達以上恋人未満?
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気持ちわる。