ゾーマズデビル「キャッキャッ」
ゾーマ「はっはっは愉快そうに笑っておるわ!どれ高い高いでもしてやろう!」
ゾーマズデビル「キャハッ!!キャッキャッ」
ゾーマ「ふはははははは」
バラモス「ゾーマ様、そろそろミルクのお時間です!」
ゾーマ「うむ!」
ゾーマズデビル「んく、んく、んく…」
ゾーマ「美味そうに飲んでおるな!この調子だとすくすく育つであろう」
バラモス「きっとゾーマ様によく似た立派な大魔王になられましょう!」
ゾーマズデビル「げぷっ」
ゾーマ「はっはっは!一丁前なゲップなんぞしおって!」
***「大変でーす!勇者一行が現れました!」
ゾーマ「やれやれまた来たか…バラモス、こいつを頼んだぞ」
バラモス「いってらっしゃいませ!さぁ~私が遊び相手ですよ~」
ゾーマズデビル「やぁ~~~あ!やぁ~~~~あ!」
バラモス「おや?珍しくぐずってますな…きっとゾーマ様が恋しいのでしょう…」
ゾーマ「(きゅん)手のかかるやつだのう…どーれも一丁高い高いを」
勇者「なぁー早くしてくんねえ?」
ゾーマ「ふはははは!来おったな!貴様らなんぞこの場で充分ぞ!」
勇者「よっしゃ行きますか…おい魔法使い、子供には当てるなよ」
魔法使い「分かってる。じゃメラゾーマで行きますか」
僧侶「あっ子供がテーブルにぶつかった!ホイミ!」
ゾーマ「かたじけない!では参ろう!!!」
ゾーマ「なにゆえもがき生きるのか?滅びこそ我が喜び。死に逝く者こそ美しい」
ゾーマ「さあ、我が腕の中で」
ゾーマズデビル「ああああぁぁぁぁ~ん!!!!!」
ゾーマ「何事かぁぁぁあああ!?」
勇者「………待つか」
武闘家「あたし子供好きー見てきて良い?」
バラモス「申し訳ありません…寝かせようとあやしていましたら機嫌を損ねましたようで…」
ゾーマ「子供の機嫌は山の空と同じ…気にすることなど無い…ほ~れよしよし」
ゾーマズデビル「だぁだぁ~」
武闘家「かわいい~~~~」
魔法使い「同じく~~~~」
僧侶「癒されるぅ~~~~」
ゾーマ「同じく~~~~~」
ゾーマズデビル「ぐうぐう……」
バラモス「ようやく眠りましたな」
ゾーマ「やれやれ気の休まる暇もないわ……」
魔法使い「とか言いつつ楽しそう」
ゾーマ「待たせたな勇者共!我が腕の中で息絶えるがよい!」
勇者「よーし皆行くぞー」
テレレーン
勇者「負けた負けたー」
ゾーマ「造作も無いわ!」
武闘家「なんか子供持ってから強さ増したよね」
僧侶「ねー凄みが増した」
魔法使い「子供が可愛く感じるのって人間だけじゃないんだねー」
勇者「じゃーまた今度来っからー。あ、これ新しいたまごクラブ」
ゾーマ「うむ助かる!」
魔法使い「じゃーねー」
僧侶「またねー赤ちゃん」
武闘家「デビルちゃんまた今度ねー」
ゾーマ(デビルちゃんか…貰った!)
ゾーマズデビル「だぁ…だぁ…んにゅ…」
バラモス「お疲れのご様子です…今日は沢山遊びましたからな」
ゾーマ「よし、夕飯も食べたことだし、寝かせるとしよう」
ゾーマズデビル「やぁー…」
バラモス「ふふふ…ゾーマ様とまだ起きていたいようですぞ」
ゾーマ(きゅん)
ゾーマズデビル「ぐぅ…ぐぅ…」
バラモス「ぐっすりですなぁ」
ゾーマ「光ある限り、闇もまたある…また明日だ我が子よ」
パチン…
ゾーマズデビル「うっうっ…うあぁぁぁん…」
ゾーマ「来たな夜泣きめ!かかってくるが良い!」
おしまい
バラモスがサンチョポジション
このSSまとめへのコメント
くっそ可愛い(*´∇`)ノ