勇者「そんなの、実際にたたかってみなくては、わからないじゃないか!」
魔族娘「この、圧倒的な戦力差の前で、そんなセリフをいえるのかい?」
勇者「………」
魔族娘「で…ですから…どうか見逃していただけませんか?」
勇者「何をいってるんだ。実際にたたかってみないとわからないじゃないか」
魔族娘「お…お願いします…後生ですから…」
魔族娘「今穿いてるぱんつ、あげるから」
勇者「よかろう」
勇者「見逃す?何を言ってるのかな?」
シャキンッ
魔族娘「ひっ……そ…そんな、明らかに強そうな武器…」
勇者「ああ、これね。裏ダンジョンにあったんだよ。
魔王を倒した後暇でね」
魔族娘「む…無理です。私なんて1ターンもちません…一撃で死んじゃいます」
勇者「やってみないとわからないじゃないか」
勇者「…ほう、くまさんぱんつ、か…」
魔族娘「ぬ、脱ぐまであっち向いてて!」
魔族娘「だ…だいたい…魔王様を倒された貴方が、
私なんかの相手をすること自体がおかしいんですよ」
勇者「いや、でも君のデータ図鑑に無いし」
魔族娘「…ずっと隠れてたんです」
勇者「へぇ」
魔族娘「魔王様も倒されたし……やっと安心して暮らせると思ったのに……
ひっく……ぐすっ……なんで…」
勇者「大丈夫だって、倒されたた後に
仲間になりたそうな目でこちらを見てるなんて展開もあるし」
魔族娘「上半身と下半身がさよならした状態で起き上がるなんて無理ですよ!」
勇者「右半身と左半身かもよ」
魔族娘「ひぃいいいいいい!」
勇者「さて、どうしようかな?」
魔族娘「お願いします!どうか…どうか…」
勇者「でも人型の魔物ってことは、高位魔族っぽいし…」
魔族娘「そんなことないですっ!雑魚ですし、経験値も美味しくないです!」
勇者「それでも珍しい魔物だし…レアアイテム落とすかもしれないし…」
魔族娘「あ、持ち物なら何でもおいてくんで…ですから…」
勇者「……何かいいもの持ってる?」
魔族娘「えっと…えっと…」
ゴソゴソ
魔族娘「何か…何かいいもの…」
ゴソゴソ
勇者「………まだ?」カチャッ
魔族娘「ひっ…そ……その……」
勇者「何?」
魔族娘「…薬草くらいしか」
勇者「………」チャキンッ
魔族娘「ま…待ってください!本当にこれくらいしかないんです…」
勇者「お金は?」
魔族娘「……12Gくらいしか」
勇者「この剣、まだ試し切りしてないんだよねぇ…」
ブンッブンッ
魔族娘「…ま…巻き藁なら用意しますから」
LET’S senka!
魔族娘「嫌っ…放しなさい!くっ…こんな事で私が屈するとでも思っているのですか!?」
2時間後
「あっ あっあはぁぁん♪しゅ、しゅみませんッ!魔族娘はちんぽ中毒の変態なんですぅぅ♪あんっ♪イクっ、イカされちゃうぅっ♪」
勇者「そういうのじゃなくてね。肉が斬りたいわけよ」
魔族娘「…干し肉なら」
勇者「生の肉ね」
魔族娘「な…なな、なま肉は痛んじゃうので…市場にでもいかない限りは…」
勇者「何を言ってるんだ。ここに良い生肉があるじゃないか」
魔族娘「ど…どこですかねぇ?こんなところには…」
魔族娘「くっ、、、お父様を殺したけがわらしい人間などに、、、
たとえ体は許しても心は許してなるものですか、、、」
2時間後
魔族娘「はぁん♪らめ♪お父様を殺したけがわらしい人間のちんぽで
魔族娘は、、、イク♪イク♪いっちゃいますううううう!」
あーごめんまだ続いていたのか
、、、りょな展開は厳しいな
勇者「こ・こ」スッ
魔族娘「…後ろ?」キョロキョロ
勇者「………」
魔族娘「ははは…そうですよね………
ひっく…私ですよね…ぐすっ…」
勇者「作戦はガンガンいこうぜでいいかな」
魔族娘「せめて…命を大事にで…」
勇者「敵の命は関係ないからね」
勇者「くらえっ!ギガスラッ…」
ブンッ
魔族娘(お母さん…)
ピタッ
勇者「………ん?」
魔族娘「………」
勇者「あれ?どうした?」
ツンッ……パタッ
魔族娘「………」
勇者「まだ攻撃してないのに………死んじゃったのかな?」
魔族娘「………」
勇者「とりあえず、ふくろにでも入れておくか」
勇者『ちょっと袋に入りきらないなあ。少し小分けにするかあ』
ズチャズチャブチッ
勇者『あ、動かなくなっちゃった……』
魔族娘「ん…ここは…」
勇者「あ、生きてた」
魔族娘「えっと、ここどこですか?」
勇者「宿屋だよ」
魔族娘「え…なんで私、こんなところに…」
勇者「死んだのかなと思ってさ、ふくろに入れてきたんだ」
魔族娘「……ふくろ?あ…あの……」
勇者「いやね、このふくろ意外とけっこう入るんだよね」
魔族娘のイメージはこんな感じか?
http://www2.uploda.org/uporg2074075.jpg
勇者「しかし、生きてるとなると……困ったな」
魔族娘「…何が困るんですか?」
勇者「剥製にでもしようかと、珍しいし」
魔族娘「…は……はく」
勇者「あ、別に生きててもいいか」
魔族娘「だ…駄目です…」
勇者「あ、そうか。生きてるんだから、そのまま売ればいいんだ」
魔族娘「そうですね…そのほうが…」
勇者「でもさぁ、金持ちってのは変態が多いって聞くし」
魔族娘「かまいませんよ!」
魔族娘(この人から離れられるならなんでも…)
勇者「わかった。魔物美食会の会長に連絡いれてくるね」
魔族娘「ま、まってください!」
>>41
あーGJだね。
勇者「いやぁ、魔物を食べるなんて本当に頭おかしいよね?」
魔族娘「た…食べるって…生きたまま売るんですよね?」
勇者「うん、生きたまま食べるのがいいらしいよ。ははは、気持ち悪いよねぇ」
魔族娘「お…お願いします…それだけは…」
勇者「わがままだな…」
魔族娘「せめて…ペットとかとして飼ってくれるところに…」
勇者「……変な趣味だね君。わざわざ自分から進んでそんなこと言うなんて」
魔族娘「…まだマシなだけです」
勇者「…静かに」
魔族娘「え…なんですか急に…」
勇者「黙れ」
魔族娘「………」
兵士「そうか、上にいるんだな?」
店主「へ、へぇ…」
勇者「ちっ…もうばれたのか…」
魔族娘「なにがですか?」
勇者「話は後だ」
ドカンッ
兵士「勇者め!ついに見つけ…」
ズバッ…バタンッ
魔族娘「きゃあああ!」
勇者「今だ!走れ!」
勇者「ここまでくれば…」
魔族娘「はぁ…はぁ…何なんですか…」
勇者「この国の兵だ」
魔族娘「え…何でですか?貴方は勇者様なんですよね?」
勇者「ああ…魔王を倒すまではな…」
魔族娘「えっと…失礼でなければ詳しく聞いても…」
勇者「ああ、いいだろう。
あれは、魔王を討伐して国に戻ったときの話だ」
王「勇者よ。よくぞ魔王を討伐してくれた」
勇者「はっ、ところで褒美のほうは?」
王「いいだろう。望むものなら何でもくれてやろう」
勇者「では、この国をもらおうか」
王「………は?」
勇者「その後、なんやかんやで指名手配されたんだ」
魔族娘「………」
勇者「王の野郎……少し剣で脅したくらいで指名手配なんてしやがって…」
魔族娘「…あ…あの」
勇者「なんだ?」
魔族娘「悪いの貴方のほうでは……」
勇者「………は?」
魔族娘「お、王様ケチンボですよね。
世界を救ってくれたんですから一国くらい良いですよね」
勇者「まぁ、王としても俺の存在は疎ましいんだろうな。
なんせ魔王を倒した存在だ」
魔族娘(一番の原因はその性格じゃあ…)
勇者「まぁいい…数だけの兵なんて、どうにでもなる。
なんせ魔王を倒した俺だからな」
魔族娘(魔王様より魔王っぽい…)
勇者「だが、一々相手をするのも面倒だ…一旦逃げるか」
魔族娘「…はぁ」
勇者「とりあえずは変装だな」
魔族娘「あ…あの、私と一緒にいたら目立つと思うんで…その…」
勇者「そうだな。お前も変装しなきゃな。
大丈夫だ、元々人に似た姿なんだ。なんとかなる」
魔族娘「…そうじゃなくて」
勇者「いいか?俺達はごく普通のおしどり夫婦だ」
魔族娘「は…はい…」
勇者「もしばれたら…兵ごと斬ってやるからな。
きちんと演技しろよ」
魔族娘「…はい」
魔族娘「あ…あなたぁ…あれ欲しいなぁ」
勇者「はっはっは、いいだろう。買ってやるぞ」
兵士「ちっ、新婚馬鹿夫婦か……こちら異常なし!
次のポイントに行くぞ」
勇者「よし、ばれずに出れたな」
魔族娘「はぁ…はぁ…」
勇者「どうした?」
魔族娘「緊張とストレスで…その…」
勇者「そこまで緊張することか?
別にお前が指名手配されてるわけじゃないんだぞ」
魔族娘(…命かかってますから)
魔族娘「あの…行くあてはあるんですか?」
勇者「まぁな」
魔族娘「そうですか…なら私はもう…」
勇者「用済みだな」
魔族娘「はい、ですから…」
勇者「始末するか。追ってにばれるのも面倒だ」
魔族娘「あ…きっと役に立つんで、どうか連れていってください!」
魔族娘「えっと…ここは…」
勇者「ああ、かつての魔王城だ」
魔族娘「中に入るのは初めててです」
勇者「まぁ、これからは勇者城となるわけだがな」
勇者「ククク…まさか王の野郎も、魔王城にいるとは思うまい」
魔族娘(…魔王の玉座があんなに似合うなんて)
魔族娘「あ、ところで元々いた魔物さん達はどこに行ったんでしょうか?」
勇者「全部殺した」
魔族娘「…は…ははは…そうなんですか」
勇者「しかし、こちらの手駒が一匹というのは辛いな。
いくら俺でも、あの国全てと相手をするとなると疲れるぞ」
魔族娘「…そうですか。
疲れるだけなんですか……あ、一つ気になることが」
勇者「なんだ?」
魔族娘「勇者様の手駒の一匹って何ですか?」
勇者「お前」
魔族娘「あ…はは…手駒ですか…少しランクアップですね…」
勇者がドラクエ3勇者の格好をしたDIOで再生される
魔族娘(…逃げよう。大丈夫。
勇者様も今忙しいから簡単に逃げれるはず…)
魔族娘「や…やった。
普通に出れそう。あれが出口だよね」
カチッ
魔族娘「あ…あれ?なんだろ?この床」
勇者「ん?何してんだそんなところで…」
ビクッ
魔族娘「………」
勇者「その辺、罠だらけだからな。うっかり発動させるなよ」
魔族娘「…え…罠?」
勇者「ああ、イロイロと鋭いものが落ちてくるからな」
魔族娘「あ…あ…あああ…」
魔族娘と子作りして 仲間を増やすんですね?
わかります。
エロはなくても 繁殖が必要だよな?
みんな>>1にすごくやさしいなw
>>120
重圧に負けてもどってこなくなるぞw
勇者「しかし…罠にはまるなんてマヌケだなお前」
魔族娘「…あうぅ…鋭いものが…鋭いものが…」
勇者「俺がいなかったら串刺しになってたところだったんだぞ」
魔族娘「あぅ…あぅ……」
勇者「これからは勝手に城をうろつかないことだな」
魔族娘(…逃げるのは無理ですか…そうですか)
勇者「腹が減ったな」
魔族娘「…はぁ」
勇者「お前、何か作れたりしないのか?」
魔族娘「…簡単なものなら」
勇者「そうか、じゃあ作ってもらおうか」
魔族娘「あのぉ…キッチンは…」
勇者「今連れてくよ」
勇者「あ、そこも罠だから」
カチッ
魔族娘「………」
勇者「あーあ…そこ動くなよ。罠が発動するから」
魔族娘「…も…もっとはやく言ってくださいよぅ」
実は 勇者♀なんだよね?
ちょw
なぜか おれにまで期待があつまってるww
魔族娘「ここがキッチンですか?」
勇者「そうだ。そして冷蔵庫にはキャベツしかない。」
魔族娘「えっとぉ。」
勇者「俺は ハンバーグが食べたい。」
魔族娘「ですが キャベツだけでは・・・」
勇者「問題ない。俺の目の前にあるじゃないか。」
魔族娘「ひぃ!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。」
勇者「やわらかくて うまそうだな」
魔族娘「まって!私をたべてもおいしくないです!」
勇者「おまえとは いっていないだろ。後ろを見ろ、この間倒した魔王の肉だ。」
魔族娘「お、お父さん!?」
ごめん かってにつづきかいてみたw
ってか いま>>1はアク禁なんじゃね?
魔王娘「もう・・・無理です・・・許してください・・・」
勇者「まだまだいけるじゃねえか!オラオラオラァ」
魔王娘「もう・・・限界です・・・」
勇者「マダマダァ!口開けろぉ!」
魔王娘「もう・・・無理ぃぃぃ!こんなにたまねぎ食べられません!!」
勇者「好き嫌いすんな!農家の方の苦労も知らずに」
支援
た
勇者「ここが台所か、ふん、魔族の割になかなか…」
魔族娘「とげとげ…落ちる…挟まれる…」
勇者「お前もドジだな。何回罠にかかれば気が済むんだよ」
魔族娘「だって…だって…」
勇者「まぁいい、さっさと飯つくれよ」
魔族娘「はい………あっ」
勇者「どうした?」
魔族娘「材料……」
勇者「ああ、そこの保管庫にまだあるんじゃないか?」
魔族娘「ここですか……あの」
勇者「わかってるよ。俺が行ってきてやる」
魔族娘「…ありがとうございます」
勇者「やはりほとんど腐ってた」
魔族娘「そうですね…しばらく放置されてたみたいですから」
勇者「だけど、干し肉やジャガ芋とか日持ちするものは大丈夫だったみたいだ」
魔族娘「じゃあ、これらで簡単なものを…」
ブヒ…ブヒブヒ…
魔族娘「……ぶひ?」
勇者「おお、そうだった。こいつもいたな」
魔族娘「…ぶ…豚」
勇者「残ってたものから、腐ってたもまで、なんのそので食ってたぞ。
すごい生命力だと思わないか?」
魔族娘「…こ…これは?」
勇者「調理しとけよ」
魔族娘「えぇええ!?」
勇者と言うと、DQ3のあれがデフォって所があるからなー
かく言う俺も>>97以降、そうとしか再生できなくなったw
勇者「うん、なかなかうまいぞ」
魔族娘「ありがとうございます」
勇者「で、どれがあの豚なんだ?」
魔族娘「え…えっと、これです…」
勇者「これか、やっぱり干し肉とは違うな」
魔族娘「…あはは」
豚「ぶひ、ぶひぶひ」
魔族娘「干し肉をもどしたものだったんだけど……
絶対ばれると思ったんだけどなぁ……」
豚「ぶひぶひ」
魔族娘「はい、残り物だけど」
ガツガツガツガツ
魔族娘「えっと、あなたあの食物庫にいたんだよね?」
豚「ぶひぶひ」
魔族娘「じゃああそこには罠はないんだよね。
この子も普通に生活してたみたいだし。
食べものの状況も知りたいし入ってみよう」
ガチャ
魔族娘「でも…一応、罠は無いか慎重に…足元は気をつけていかなきゃ」
プツッ
魔族娘「………あ、なんか糸のようなものを」
サクッサクッサクッ
魔族娘「あわわわわ…壁からナイフが……」
豚ってもしかして元魔王じゃね?
魔族娘「…罠…あった」
豚「ぶひぶひ」
魔族娘「そうか、人間くらいの身長が無いと、この糸は切れないんだね」
豚「ンガッンガッ…」
魔族娘「うーん…本当に腐ったものばっかりだねぇ」
ガツガツガツガツ
魔族娘「ああ!そんなの食べたらお腹壊しちゃうよ!」
∧,,∧
(;`・ω・) 。・゚・⌒) チャーハン作るよ!!
/ o━ヽニニフ))
しー-J
∧,,∧ 豚肉も入れるよ!
(;`・ω・) ヘ⌒ヽフ⌒γ
/ o━ヽニニフ (・ω・ ) )
しー-J しー し─J
∧,,∧ ・・・
( ´・ω・) ヘ⌒ヽフ⌒γ
/ o━ヽニニフ (・ω・ ) )
しー-J しー し─J
∧,,∧ 野菜だけでもおいしいね
(・ω・ )
/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ・゚・ 。・゚/(_, )
/  ̄ ̄ ̄ \、_)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄
ε ⌒ヘ⌒ヽフ ブヒ♪
( ( ・ω・)
しー し─J ヽ・゚・ 。・゚/
魔族娘「大丈夫そうなのはっと……」
ゴソゴソ
魔族娘「私達だけならしばらくは持ちそう」
ガツガツガツガツガツガツガツガツ
魔族娘「ああ…この子がいたんだっけ…」
豚「ぶひぶひ」
魔族娘「…えっと、勇者様の余りと私のぶんも半分くらいあげるから」
ガツガツガツガツガツガツガツガツ
魔族娘「あ、だから腐ったもの食べちゃ駄目だって」
勇者「あの豚は早めに始末しといて正確だったな。
かなり食うんだよね。豚って」
勇者「さて、作戦会議を始める」
魔族娘「あ…あの…」
勇者「なんだ?」
魔族娘「作戦といっても…私は戦力外ですし、
勇者様お一人で戦うようなものなんじゃ…
それなら作戦も…」
勇者「何を言ってるんだ?駒の役割は戦うだけじゃないだろ」
魔族娘(…えっと、後方支援ってことかな?)
勇者「囮、盾など様々な活用方がある」
魔族娘「そ…それは……」
勇者「気にするな。冗談だよ」
勇者「ふぁああ…俺は寝るぞ」
魔族娘「あの…私は…」
勇者「適当なところで寝ればいいさ」
魔族娘「………」
勇者「で、なんでついてくるんだ?」
魔族娘「罠が……」
勇者「それなら全部解除しておいたよ。
王の軍がくるまでは邪魔だろうからな」
魔族娘「…………え?」
勇者「じゃあな、お休み」
魔族娘「………え?え?」
コンコン
魔族娘「しつれいしまーす……誰もいないでしょうけど…」
豚「ぶひぶひ」
魔族娘「わっ……どうやってこんなところに……」
豚「…………」
魔族娘「もしかして、あなたの寝室なの?」
豚「ぶひぶひ」
魔族娘「ふふっ、そんなわけないよね」
魔族娘「じゃあここを私の部屋にしちゃっていいのかな?」
豚「ぶひ」
魔族娘「じゃあ決定しちゃいます。ここは私の部屋」
豚「ぶひ、ぶひ、ぶひ」トコトコトコ
魔族娘「あれ?どこ行くの?」
ボフッ
魔族娘「あ…ベッド…」
豚「…………」
スピー…スピー…
魔族娘「……私のベッド」
魔族娘「いいや…こんな立派なソファーがあるんだし…
私の家のベッドより寝心地良さそうなくらいだもん…」
豚「………」
魔族娘「…………」
魔族娘(…やっぱり食べとけばよかったのかなぁ)
勇者「せいっ!やぁっ!」
ブンッブンッ
魔族娘「こんな朝はやくからどうしたんですか?」
勇者「稽古だ。体が鈍らないようにな」
魔族娘「毎日やってるんですか?」
勇者「まぁな、ここ最近は逃亡生活で出来なかったがな」
魔族娘「…はぁ」
勇者「だが…やはり実際に相手がいたほうが…」
魔族娘「朝ごはんの準備してきますね!」
魔族娘「あ、そうだ…罠が解除されてるってことは逃げることができるってことだよね」
豚「ぶひぶひ」
魔族娘「豚さん、一緒に逃げようか」
魔族娘「………あ」
豚「ぶひぶひぶひぶひ」
魔族娘「そうですよね。堀だってあるし、城門を開けないと出れないですし」
豚「ぶひっぶひっ」
魔族娘「…しばらくここに居ましょうか」
勇者「さて、そろそろ王の軍も進軍を始めたころか」
魔族娘「…本当に大丈夫なんでしょうか」
勇者「問題は無い。こちらが負けることはまず無いのだからな」
魔族娘「なんでですか?」
勇者「ここに来るまでで、奴らの半分くらいはいなくなるからだ」
魔族娘「…なぜですか?」
勇者「ここの前のダンジョンの仕掛けを全て作動させておいた。
強力な魔物もうじゃうじゃといるからな」
魔族娘「魔物?まだいたんですか?」
勇者「ああ、まぁ俺達の前に現れることは無かったみたいだかな。
かたや、魔王を倒した勇者、そして同族のお前。
当然といっちゃ当然だが」
魔族娘「…なるほど、いろいろ考えてたんですね」
勇者「当たり前だ。世界を敵にまわしてんだからな」
マザーのローリーホーリーマウンテンのザコの強さは異常
勇者「ま、あとは寝て待ってればいいだけさ」
魔族娘「あの…私はどうなるんでしょうか?」
勇者「そうだな、まぁその辺の魔物と同じように殺されるか……」
魔族娘「………」
勇者「あ、そこそこ可愛いから大丈夫かもしれんな」
魔族娘「……え?…可愛い?」
勇者「ああ、そこらの町娘なんかより断絶いけてる」
魔族娘「…そ…そんな…照れちゃいます」
勇者「あ、俺が何言いたいのかわかってないのか」
勇者「まぁ、そこまで心配なら、人間にでも化けとけばいいんじゃないか?」
魔族娘「人間に?」
勇者「人質だとでも思うだろうさ」
魔族娘「……なるほど」
勇者「まぁ、俺が負けるわけないから、そんな心配自体が無駄なんだが」
魔族娘「あ、でも、勇者様がここにいるのがなんでばれたんでしょうか?」
勇者「ばれたんじゃない、ばらしておいたんだよ」
魔族娘「…どういうことですか?」
勇者「ここに来るまでの間に、わかりやすいように痕跡を残してきたのさ」
魔族娘「…わざわざなんで」
勇者「敵を潰すためさ、王都で全軍を相手にするより。
守りの固いここで相手をするほうが楽だろ」
魔族娘「……勇者様」
勇者「なんだ?」
魔族娘「倒すって、殺すことなんですよね?
人間…同族を……」
勇者「殺しなら今までだってしてきたさ。
お前らの同族を沢山ね」
魔族娘「でも…」
勇者「命の重みに違いは無い。
魔物だって人間だって同じさ」
魔族娘「………」
勇者「だから、平等にぶっ殺す」
豚「ぶひぶひ」
魔族娘「豚さん…」
豚「ぶひ」
魔族娘「勇者様の考えがわかりません……
良い人……でないことはわかるんですけど…」
豚「ぶひっぶひっぶひっ」
魔族娘「なぐさめてくれ…」
カプッ
魔族娘「痛っ……あ、ご飯ですか…そうですか…」
魔族娘「はわわwあわわw」
たまに現れるこんな感じのSSって大体良スレだよな
魔王「・・・勇者がいるのに儂の出番が全然無いじゃん・・」
保守
夜
勇者「……ん?薬草しか持ってないって言ってたが、それ」
魔族娘「え?え?なんですか?」
勇者「ほら、それ、履いてるやつ!しあわせの靴じゃん!!それで見逃してあげよう!」
魔族娘「似てますけど………これ呪いの靴です」
勇者「レアっぽい!脱げ!早く脱げ!」
魔族娘「呪いなんで…………脱げません」
勇者「……ちょっと待ってなさい、足ごと取り外してやるから」チャキ
魔族娘「びゃぁぁああああ!!」
勇者「どうせその服もパンツも呪いがかかって脱げないってオチだろ?」
魔族娘「」パクパク
勇者「読者の期待を裏切りやがって!ゴラァ!!」
魔族娘「ままま、待ってください!18禁展開にならないようにプログラムされてるんです!」
勇者「じゃあどうやって体洗ってんだ!?服着たままか!?それはそれで興奮するぞゴラァ!」
魔族娘「……」
スッ、ゴロン
魔族娘「服従のポーズ」
魔族娘「その隙をついて!魔族ビーム!」
ビー
カン ドン←勇者のミラーシールドに当たって跳ね返った音
魔族娘「あいたー………超痛い……」ゴロゴロ
勇者「ベホマ」
パァァァ
魔族娘「き、傷が……勇者さま///」
勇者「今死なれちゃつまらない」
魔族娘「ひどすぎて笑いが止まりません」
勇者「ばくだんいわとか知り合いだろ?今のメガンテ的なもんは」
魔族娘「あんな岩に知り合いはいません、頭をパシパシ叩いただけで死人がゴロゴロ出るんで」
勇者「いや、そうでもないほらコレ」
魔族娘「な、なんですかそれ?」
勇者「はかいのてっきゅう」
ばくだんいわ「~♪」
勇者「あ、ちょうどいいところに、ちょっと見てろ」
タタタ
バガン!←一撃で粉砕
魔族娘「」ガタガタガタガタ
シャー
勇者「一撃!粉砕!イッチロー!イッチロー!」
ブンブン
魔族娘「危ッ!振り回さないでください!」
チン
勇者の股間に209ダメージ!
勇者「~~~~~!!!????」ゴロゴロ
魔族娘「………プッ、ククク」
勇者「今どういう状況かわかってないな君は」
勇者「まぁ鼻血を拭け」
魔族娘「あんな鉄球の直撃を受けて生きていられて天国のお母さんありがとうです」
村人「ああッ!?おめえは!」
勇者「む?なんだ今いいところなのに」
村人「この泥棒が!村のタンスを漁ったりツボを粉々にしやがって!」
勇者「は?だって漁らないと小さなメダル取れないんだよ!空気読めよ!」
魔族娘「なんてことを………人様の家財を荒らすなんて」
勇者「勇者法で家財を荒らすのは法的に認められるんだ」
勇者「さて…そろそろかな…」
魔族娘「何がそろそろなんですか?」
勇者「王国軍のやつらがそろそろ来るってことだ」
魔族娘「た、大変じゃないですか!なんでそんなに冷静なんですか!」
勇者「慌ててもどうもならんだろ。
第一負ける気はないんでね」
魔族娘「私はどうすれば…」
勇者「ああ…知らん」
魔族娘「…そ…そんな」
勇者「冗談だ。お前に死なれては、うまい飯が食えんからな」
魔族娘「ご飯だけですか………」
勇者「そんなことないさ」
魔族娘「勇者様!」
勇者「掃除、洗濯、その他もろもろ…」
魔族娘「……勇者様」
勇者「冗談だ。気にするな」
勇者「仕方ないな…」
魔族娘「えっ」
勇者「ほら、剣も鎧もなしでいいよ」
魔族娘「フッ、フヒヒ。かかったな馬鹿が!死んじゃえ!」
バキッ!
魔族娘「ふべら!」
勇者「先に言うの忘れてたけど、おれ元格闘家っすからw」
テンション高いなぁw
勇者「さて、確かこの絵画をずらせば」
ガタン…ゴトゴトゴト…
魔族娘「あ…玉座が…」
勇者「この下に隠れてれば大丈夫だろうさ」
魔族娘「あ、ありがとうございます!」
勇者「まぁ、俺が死んだら閉じ込められるわけだけどな」
魔族娘「………」
勇者「いらん心配だがな」
ガヤガヤガヤガヤ…
勇者「おお、いるいる。結構生き残ってたみたいだな」
兵「あ、いたぞ!勇者だ!城門の上にいるぞ!」
勇者「おっと、見つかった。まぁいいか…
お前ら!よく聞けよ!
ここにいるのは、世界を救った勇者様だ!」
兵「なにが勇者だ!国の侵略を目論む逆族が!」
勇者「逆族か…いいだろう。そう思うのならのぼってこい。
一番奥で待っているからな。
まぁ…辿り着けるとは思わないがな…」
兵「弓隊!」
勇者「おっと、それは卑怯だろ。ちゃんと中に入ってこいよ」
兵「放てー!」
ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン
勇者「お…あ…危っ…」
兵「次だ!矢を絶やすな」
ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン
勇者「ま…待てって…ちょっと…」
ヒュンヒュンヒュンヒュン
勇者「待てって………言ってんだろがぁあああああ!」
バチバチバチ…ドッカーン…
兵「ぎゃああああ」
勇者「はぁ…はぁ…中で待ってるからな」
勇者「さてと…」
魔族娘「こっちだよ。はやく」
豚「ぷぎー!ぷぎー!」
魔族娘「言うこと聞いて…あなたも死にたくないでしょ」
勇者「……何やってんだ。まだ隠し部屋に入ってなかったのか。
あとその豚……」
魔族娘「あ……あの…この子は…その…あの……」
勇者「……いいからさっさと隠れろ。
その豚も邪魔だ。さっさと連れていけ」
魔族娘「勇者様……本当に大丈夫なんですか?」
勇者「なにがだ?」
魔族娘「だって、あんなに沢山を相手にして…」
勇者「問題ない」
魔族娘「でも…」
勇者「大丈夫だ。なんせ俺は魔王を倒した男なんだからな」
魔族娘「………はい」
勇者「奴ら全員血祭りにあげてやるさ」
え
まだ読んでないけど支援
>>468
カスって言われても死ねって言われてもしょうがないよお前。
買ぁってきましたじゃんぷ。
表紙のアレンの顔が変わってる気がする。
あと苺は相変わらず口あきっぱなしです。
そして発泡酒グリーンラベル。はい、お金がありません。
>>483
誤爆ごめん。
もうね、恥ずかしいとかそんなん通り越してなにこのタイミングの良さって、
自分をほめてみたくなるよな、そんな気がする。
あうあうあww(^q^)wwwww
シュティングスターwwww
このスレにwww
全部読んでないけど支援
>>502
あうあうあww(^q^)wwwww
す
まわるーまわあってく
娘、結婚しよう
>>515
魔族娘「あの、ごめんなさいお断りいたしますぅ・・・」
も
も
も
>>534
すももももももじゃないのかね?
た
>>542
1文字「も」が多くね?
>>546
不安になってググったら合ってた、俺の記憶に間違いはなかった
やっぱり記憶術って便利だな
('A`)あ
いや間違って無いな
支援保守
ね
魔
そ
汚い流れだなあ
>>605
なんか知らんが俺も謝っとく
兵「ここか!」
勇者「意外とはやくついたな」
兵「いたぞっ!勇者だ!」
勇者「ちっ…意外と残ったな」
兵「この軍勢に焦っているようだな」
勇者「いや、ただ面倒だと思っただけだ。何の問題もない」
魔族娘「とうとう来ちゃったみたいです…
足音からしてもかなりの大勢みたいだし……」
豚「ぶひぶひぶひ」
魔族娘「豚さん…勇者様は大丈夫かな?」
豚「ぶひっぶひっ」
魔族娘「大丈夫…ですよね…」
バチバチバチ…バチバチバチ…
勇者「クククク…ハッハッハッハ!
どうした!その程度か!」
兵「くっ…ここでは思うように隊がうごかせん…」
勇者「ハッハッハッハッ!広さの限定された空間では思うように動けまい!
おのずと戦える人数も限られてくるのさ!」
兵「…なんということだ」
勇者「こんな所までのこのこ来やがって!お前らは間抜けかっ!」
テラ魔王wwwww
魔族娘「どうにかして出れないかな?」
豚「ンガッンガッンガッ」
トコトコトコ
魔族娘「…豚さん、どこに行くんですか?」
豚「ぶひぶひぶひ」
魔族娘「あ、魔王様の絵ですね。上の部屋にあるのと同じやつですかねぇ?」
豚「ぶひぶひぶひぶひ」
魔族娘「はい、とても素敵なお姿ですね」
豚「ぶひぶひぶひぶひ」
魔族娘「豚さんも同じ考えなんですね?」
豚「ぶひっ………」
豚「………」
魔族娘「豚さん?急に黙りこんでどうしたんですか?」
豚「………」
魔族娘「豚さんの言葉がわかればいいのに…
あら?魔王様の絵が傾いてますね」
豚「ぶひ!」
魔族娘「でも今はそんなこと気にしてる時間はありませんね」
勇者「……はぁ…はぁ…流石に少し疲れたな」ヨロッ
兵「なんてことだ…もう半数近くが…
いや、だが奴も疲弊しているはずだ」
勇者「…なかなかやるな。
やろうと思えば魔王だって討伐できたんじゃないのか?」
兵「……何が言いたい」
勇者「魔王を倒したこの俺をここまで追い詰めたんだ。
やろうと思えば魔王だって倒せたんじゃないかって言ってんだよ」
兵「………」
勇者「それをお前らは……お前らは国を守る盾だろうが!」
兵「……そんなこと!」
勇者「ふんっ、ならやってみろ!
魔王を倒したを俺を倒してみろ!」
兵「…い…言われなくともっ!」
………
……
…
ザスッ
勇者「…ふっ…やれば…できるじゃない…か…」
ドサッ
兵「やったぞ!ついに…ついに勇者を倒したぞ…」
ゴゴゴゴゴ…
魔族娘「あの絵が仕掛けだったんですね…もう、そうならそうと早く言ってよ…」
豚「ぷぎぃ……」
魔族娘「勇者様はっ……あ…れ?…勇者…様?」
勇者「………」
魔族娘「勇者様!勇者さまぁああああ!」
兵「なんだあの娘はっ!…まさか……魔族か!?」
魔族娘「勇者様!起きて勇者様!」
兵「…やはり、勇者は魔性に堕ちていたのか」
カチャ…カチャカチャ…
隊長「待て!武器をおろせ」
兵士「隊長!?今までどこにいたんですか!」
隊長「細かいことは気にするなっ!」
魔族娘「ひっく…勇者様…お願いだから起きて……
酷いことしても気にしないから……おねがい…」
隊長「あの姿を見て…あの娘が邪悪なものだと思うか?」
兵「……それは」
隊長「もしかしたら、勇者は伝えたかったのかもしれない…
我等の脆弱な力でも…力を合わせれば魔王を倒すことができるということを」
兵「………」
隊長「さぁ、我等の英雄の亡きがらを丁重に運んでやろうじゃないか」
隊長「お嬢さん…」
魔族娘「ひっく……」
隊長「勇者殿のは素晴らしいお人でした…おそらく、
世界のことを誰よりも考えていたのでしょう」
魔族娘「………」
隊長「彼は最後に教えてくれました…
勇者などという強大な存在が無くとも…一人一人が力を合わせれば…」
「カハッ……ククク…」
魔族娘「…え?」
「ククククク…アーッハッハッハッハッハ!
一人一人が力を合わせれば?馬鹿じゃないのか?」
兵「な…なんだと…」
スッ
勇者「馬鹿じゃねえの?」
勇者…まるで一休のような人生だったが…だからこそ、敬意を払おう…(^O^)>
王「魔王…まさか生きていたのか…?!」
兵「あ…ありえん…剣は完全に…」
勇者「ふっ、お前ら馬鹿すぎるな。
何度でも言ってやるよ。馬鹿じゃねえの?」
魔族娘「…ゆ…勇者様?」
勇者「どうかしたのか?」
魔族娘「な…なんで生きて……」
勇者「こんなもんで死ぬわけないだろうが。俺を誰だと思ってんだ」
隊長「ゆ…勇者殿は…我々でも力を合わせれば魔王を倒せるという…」
勇者「邪魔だ」
パシュッ…
隊長「こっ…」シュゥ…
兵「隊ちょぉおおおおおおおおおお!」
勇者「さぁて、ぐっすり眠って体力も回復したし……」
兵「………」
魔族娘「………」
勇者「……皆殺しといこうか」
魔族娘「勇者様!駄目です!」
勇者「なんでお前の言うことを聞かないといけないんだ?」
魔族娘「…だって」
勇者「邪魔だ、どけ」
兵「…終わりだ……この世界は」
勇者「ククク…面倒だ。まとめて始末してやる」
魔族娘「勇者様っ!」
勇者「いいかげんにっ……」
魔族娘「おっ…お掃除が大変だから駄目ですっ!」
勇者「…………そうか。わかった」
魔族娘「………はい?」
勇者「そうだな。後始末が面倒だな。
やめておこう」
魔族娘(え……えぇええええええええええええ!?)
勇者「お前らっ!特別に見逃してやる!
死体や怪我人は残していくなよっ!」
兵「…………」
勇者が魔王で魔王が勇者で…
勇者「まぁ、これだけ痛めつけとけば、しばらくは手を出してこないだろうな」
魔族娘「あ…あの…結局勇者様は何をしたかったんですか?」
勇者「さぁな…」
魔族娘「国が欲しかったんじゃ…」
勇者「あんな国もういらん」
魔族娘「………」
豚「ぷぎぃぷぎぃ」
勇者「そうだ、その豚」
魔族娘「あ…この子は…その…」
勇者「非常食か、なかなか考えたな」
魔族娘「あ…は、はい…そうなんですよ…」
豚「ぶひぶひ」
その後、王国軍は何度か勇者の討伐はこころみたものの…
毎回、見事に返り討ちにあったという
「ねぇねぇ、ご本よんでぇ」
「はい、わかりましたよ」
むかしむかし、ある勇者が魔王を倒しましたとさ
「ママぁ、それじゃあ、お話になってないよ」
「ふふふっ、ここから物語が始まるんですよ」
「……ほんとにぃ?」
「クソガキ、今帰ったぞ」
「あ、パパだぁ」
「ふふっ、じゃあご飯にしないとね」
「ぷぎぃぷぎぃ」
「それにしても、その豚いつになったら食うんだ?」
「ふふふっ、なんせ非常食ですから。
非常事態にでもならない限りは……」
完
勇者が外道すぎる県
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 17:33:58.46 ID:m74PgwLQ0
勇者「…ほう、くまさんぱんつ、か…」
魔族娘「ぬ、脱ぐまであっち向いてて!」
これはどうなった?
>>804
お前も乙
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:18:42.39 ID:C7Whwlz2P
勇者『ちょっと袋に入りきらないなあ。少し小分けにするかあ』
ズチャズチャブチッ
勇者『あ、動かなくなっちゃった……』
これに騙されて他見
薬が聞いてきた件
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