翌朝

キース「今から朝礼を行う！敬礼！！」

104期生「「ハッ！」」

眼鏡フィルター
クリスタ「今から朝礼を行う！敬礼！！」

アルミン（かわいい...）

ライナー（声までクリスタじゃねぇか.....最高だぜ）

ベルトルト（癒される....）

エレン（wwwwww）

ユミル「何で男子の奴ら眼鏡してんだ？似合ってねぇぞw」

クリスタ「もうユミル！似合わないとか言っちゃダメだよ」プンプン

眼鏡フィルター
キース「もうユミル！似合わないとか言っちゃダメだよ」プンプン

アルミン「・・・」

ライナー「・・・」

ベルトルト「・・・」

エレン「・・・ぐふっw」

キース「イェーガー訓練兵....誰が笑って良いと言った...」ズカズカ

エレン「んww全然怖くねぇwww」

キース「ほぉ...そんなに死にたいか」頭突きドン！

エレン「痛くねぇwww」

キース「.....」プルプル


アルミン（可愛い、可愛い過ぎる！）

ライナー（俺も頭突きされよ）

ライナー「くっくっくw」

キース「ブラウン！！貴様まで私をナメるのか！？」ズカズカ

ライナー「天使...」

キース「何が天使だ！？ゴリラのクセにおしゃれ眼鏡など付けおって！」スッ

ベルトルト（あ、ライナー眼鏡取られた）

ライナー「うっ！眼鏡だけは...おぇえ」

キース「歯を食いしばれ！」頭突きドン！

ライナー「」

教官の部屋

キース「まったく....もう2年目だというのに秩序すら守れないのかアイツ等は...」

キース「それに何故急に眼鏡なんか付けて...」眼鏡装着

キース「.....」

キース「鏡でも見るか...」

鏡には何とクリスタの姿が！！！

キース「これは....！？」

キース「今日の朝礼の謎が解けた...」

キース「おのれ訓練兵！！こんな眼鏡禁止にしてやる！！」

キース「.....いや...それよりもっと残酷な罰を与えてやる」

夕食

エレン「いやぁ～今日は最高に楽しい訓練だったぜ！」

アルミン「エレンは少し笑い過ぎだよ...」

ベルトルト「まぁでも今日は癒されたよ、今日がクリスタに見えるだけでこんなに世界が変わるなんてね！」

ガチャ・・・・

アルミン「教官だ！！皆眼鏡を付けて！」スチャ

キース「ブラウン訓練兵、眼鏡を返そう....」

ライナー「ハッ！！今朝は大変失礼しました！」

キース「次はないぞ....」

アルミン（女神）

ベルトルト（クリスタが無理してる感じで可愛い）

数時間前 眼鏡屋

店長「他人の顔がダズのアヘ顔に見える眼鏡ですか？」

キース「うむ、あれば箱買いしてやる」

店長「あるにはありますけど....こんなの買うの貴方ぐらいしかいませんよ？」

キース「構わん...それと後一つ頼みがあるのだが...」

店長「頼みですか？」

キース「あぁ、実はこっちが本題でな...」

現在 深夜

キース「よし、皆しっかり寝てるな」

キース「今の内に皆の眼鏡とダズ眼鏡を入れ替えて......！？」

キース「フレームのデザインが違うだと！？」

キース「くっ.....仕方ない、レンズだけ交換するか...」カチャカチャ



キース「.....こんな時間に私は何をしてるんだろうか...」カチャカチャ

翌朝

アルミン「さぁ！今日も眼鏡を付けて楽しく訓練兵しよう！！」

男子「「オーーッ！！」」スチャ


アヘ顔ダズ祭り

アルミン「うわぁああ！！何だこれ！」

ライナー「うっ！これは....ふざけてやがるぜ...！」

ベルトルト「地獄絵図だ...」

ダズ「うぅええ～」ビチャビチャ

エレン「これは笑えねぇな....壊れちまったのか？」

マルコ「いや、誰かの悪戯だよ！違う眼鏡と入れ替えたんだ！」

ライナー「畜生が！！こんな惨い悪戯誰がやったんだ！シメてやる！！」

アルミン「........教官....きっと教官だ！昨日ライナーの眼鏡で効果に気付いたんだよ、それしか考えられない！」

ベルトルト「鬼だね.....また買い直すしかないか....」

アルミン「そうだね、また来週の休みまで眼鏡は付けないで.....あっ！？」

アルミン（そういう事か！？....鬼教官め）

ライナー「アルミン、どうしたんだ？」

アルミン「....今日から眼鏡を外して訓練したら、もうクリスタ眼鏡は買えない...」

エレン「何でだ？」

アルミン「今週だけ眼鏡しないで来週から眼鏡付けたら....休日に眼鏡買い直した事がバレるじゃないか！」

エレン「！？」

ベルトルト「じゃあ.....つまりクリスタ眼鏡を諦めない限りは....」

アルミン「あぁ、今週はこの眼鏡で行くしかない....」

エレン「じゃあ俺やめるよ....折角面白かったけどな」

ベルトルト「僕も降りる、さすがに一週間この眼鏡で過ごすのはキツイ」

アルミン「はぁ....今回は諦めよっか」

マルコ「だね、勿体無かったけど」

ライナー「・・・・」

ライナー「.....俺はやるぞ」

アルミン「！？」

ライナー「俺のクリスタへの愛はこんな所で諦める程安くねぇ...」

ベルトルト「無茶だ！！死ぬぞ！」

ライナー「へっ、俺は今清々しい気持ちだぜ？なんせこの中で一番俺がクリスタを愛してる証拠だからな...」

ライナー「さっ、訓練に行こうぜ！」スチャ

マルコ「これが....戦士....」

ライナーの死闘の一週間が始まった。
座学 格闘 整備 立体機動 全てが地獄に変わる眼鏡はライナーの精神と体を蝕んでいった....

しかしそれでもライナーは・・・

週末

キース「今日の訓練はここまで！休日は羽目を外しすぎるなよ、以上解散！！」

104期生「「ハッ！」」


ライナー（やりきった....やりきったぜ！！）

ベルトルト（すごいよ....君は！）

マルコ（本当に凄い！戦士の力がこれ程とは！）

夕食

アルミン「いいなぁ～ライナーは休み明けからクリスタ眼鏡付けれるんでしょ...」

ライナー「あぁ、この為にダズ祭りに耐えたんだ！キツかったぜ！」

ライナー「毎日吐き気との戦い、夜は悪夢に魘され不眠症になった、その対価がクリスタ眼鏡だ！」

ライナー「明日早速買いに行くぜ！」

翌日 ライナーは朝一で眼鏡屋に出向いた」

眼鏡屋

ライナー「教官がクリスタに見える眼鏡をくれ！！！」

店長「すいませんお客様、もう在庫がありません...」

ライナー「はぁ！？じゃあ他人がクリスタに見える眼鏡は？」

店長「それは先週ソバカスのブスが箱買いしていきましたよ」

店長「クリスタが顔半分マルコに見える眼鏡ならありますが....」

ライナー「いらねぇよ！！くそっ、本当に無いのか！？」

店長「眼鏡に限っては在庫切れですが...」

ライナー「？」

店長「教官がクリスタに見えるコンタクトなら....」

ライナー「コンタクトか、まぁそれでも良いぜ」

ライナー「いや、コンタクトのが都合が良いか....それを買おう」

店長「ただ...このコンタクトは特殊で一度付けたら最低1年は外れませんよ」

ライナー「構わん、むしろ訓練兵団があと1年任期だから丁度良い！！」

店長「まいど」


店長（これで良いんですよね、キースさん...）

男子寮

ライナー「くっくっく....只今」

ベルトルト「買って来たんだねライナー」

ライナー「あぁ、眼鏡は売り切れだったからコンタクトを買って来たぜ」

アルミン「.....ダズ眼鏡で我慢する必要なかったね...」

ライナー「まぁな、お前等も買ったらどうだ？」

ゲスミン「後で良いよ、それよりコンタクト付けてみてよ」

ライナー「おう！！」

ゲスミン（もしクリスタ眼鏡が教官にバレた以上.....眼鏡のすり替え以外に何か対策されてるとしら）

ライナー「では早速」ピト

ゲスミン（眼鏡屋にあらかじめ訓練兵に買わせないようにする....酷い場合は騙して違う物を買わせる事も！）

ライナー「うわぁああああああああ！！何だこれぇええええ！？！？」

ゲスミン（やっぱり、買う前にライナーに付けさせて良かった）