春香「銀行の方ですか・・?」 (11)
春香「プロデューサさん、銀行の方がいらしてますよー。銀行のー。」
P「銀行?はて、そんな予定あったかな。。。」
「本日、高木社長と融資の件でと調整させたいただいております。私、こういうものです」
メイシペラ
P「どうも。東京中央銀行さんですか・・・。」
「東京中央銀行で御社の融資担当をしております。半沢と申します。」
ttp://www.youtube.com/watch?v=DP9T5VA6IdE
―社長室―
P「高木はもう間もなく戻ると思いますので、すいませんがこちらでお待ち頂けませんか」
半沢「えぇ。わかりました。」
―事務所―
P「まったく、小鳥さん伝言板に書いてから昼ごはん行ってくれよな。銀行さんが来るなんて、今日の今日まで知らなかったじゃないか。。」
小鳥「ピヨー。カラアゲ君はレッドが至高ピヨー♪」ガチャ
P「あ、帰ってきた。小鳥さん銀行の方が来ること、ちゃんと書いておいてくださいよ~」
小鳥「ピヨ?銀行?」
P「東京中央銀行の方が社長にって。社長のアポ取ってあるって仰ってますよ?」
小鳥「ピヨー!?わ、私そんなの聞いてませんよ!?昨日もそうですし今朝だって。。。」
P「え?じゃあ・・・」
社長「ただ今戻ったよ。・・・なにかあったのかい?」
P「あ、社長!銀行の方が来てますよ。東京中央銀行の半沢さんという方です。」
社長「!・・・・あ、あぁ・・・。わかった。社長室にいらっしゃるのかね?」
P「え、えぇ。。。」(一瞬、目が泳いだ?)
社長「お待たせしてすいません。」
半沢「いえ。高木社長さっそくですが、融資をするにあたっての事業戦略のプランを提示していただきたい」
社長「はい。こちらが、その資料になります」
ペラ、ペラペラ・・
半沢「ふむ・・・・。竜宮小町を軸とした所属アイドルのメディア展開、ライブによる版権収入・・・。」
社長「ど、どうでしょう・・・?」
パタン
半沢「所属アイドルの特性に応じた営業展開はわかりました。ですが、これでは弱い」
社長「弱い?」
半沢「このプランはあくまでも、『アイドルにある程度の集客力』があることが前提です。ですが、今現在御社ではそのアイドルはいない。」
社長「ですから、竜宮小町を」
半沢「その竜宮小町はやっと、そのメディア露出が増えたくらいだ。これでは集客力があるとは判断できません。」
社長「そんな・・・」
半沢「高木社長、確かに事業戦略は間違っていないかもしれません。ですが、これは現時点でのではない。」
社長「ううむ・・・。」
あ、仕事行かなきゃ。
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