エルメロイ二世「え?」
どういうことだ、なぜライダーが。
ライダー「ん?どうしたウェイバーよ」
訳がわからん。
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エルメロイ二世「なぁライダー、お前なんで現界しているんだ?」
私室でのんびりとテレビを見ながら紅茶を飲んでいただけなのに。
ライダー「ん~余にもわからん」
マジか。
エルメロイ二世「何を言ってやがりますかこのバカ!」
ライダー「まぁ良いではないか、それよりウェイバー酒だ、余は酒を飲みたくて飲みたくてたまらんのだよ」
話が見えない。
エルメロイ二世「なんなんだよ…ったくあぁ私だ飛びきりの酒とつまみ…あぁ頼む金は私もちだ。」
内線を繋ぎトオサカに酒を持ってこさせる。
ライダー「それでウェイバーよ、こっちにこれそうか?」
エルメロイ二世「厳しい…かな一応私は臣下なんだから連れてってくれよライダー」
ライダー「甘えるでないわ!」
バシンと背中を叩かれる…久しぶりだな。
需要あったら続きます
では続きます。
ライダー「ん~最近この世界はどうなっている?」
新聞を私は手渡した。
ライダー「なんと!?余の国が財政難とな!…まいったな、しかも彼の国では虐殺か、余がファラオならばさせなかったんだがな~」
エルメロイ二世「もうお前の国じゃないだろう?ったく…ファラオ気取りとか似合わないから」
トントンとドアを叩いてきたからドアを開けた
アーチャー「マスターに言われてお持ちいたしました、プロフェッサー」
エルメロイ二世「ん…ご苦労エミヤ」
はて?あの青年はあんな肌の色だったか…。
ライダー「うほぅ酒だ酒、ささウェイバー飲むぞ」
エルメロイ二世「へ?」
あれから三時間、さすがの私もベロベロになっていた。
ライダー「そもそもだなウェイバーよあんときアーチャーのやつがアレを使わなかったら…余は勝てていたんだ…」
エルメロイ二世「そうだな、アレはヤバすぎる」
ワインがまた空になる。
セイバー「ロードエルメロイ、凛が呼んで…ライダー!?」
あ、獲物だ飛んで火に入る夏の虫だ。
ライダー「おぉ騎士王…ささ駆けつけ三杯」
まだ今日は長いな。
セイバー「誰も私をわかってくれない」
飲ませた結果コレだよ。
エルメロイ二世「飲みすぎだ…それでも君は騎士王かね?」
ルビー「あのぅ凛さんの使いできたんですけど~ウェイバーさ~ん」
また話が見えない。
エルメロイ二世「ん…もう少し飲んだくれたら行く」
ワインにはチーズ、不変だな。
ライダー「だからなセイバー、円卓の連中と貴様はもっと話し合うべきだったのだ、話さなければ気持ちは伝わらん」
セイバー「今からでも遅くはないのでしょうか…」
なんか重いな。
ライダー「英霊となり世界に召し上げられたならば…ヒック、また会えるさ」
セイバー「まずは息子に…モードレットに会いたいです、父親らしいことを何もしてやれませんでしたから…次にランスロット、ガウェイン…あぁ」
トントンとまたドアを叩く音がした。
エルメロイ二世「入りたまえヒック」
酔いが回ってきたな。
キャスター「失礼します、アナタがエルメロイ二世ですか?」
美女がそこに立っていた。
エルメロイ二世「いかにも」
キャスター「初めまして、わたくし、葛木メディアと申します…今日は夫との旅行で立ち寄りましたところ…夫の教え子であるトオサカとエミヤからアナタのお名前を拝聴いたしまして一目みたくまいりました」
また貴婦人のような少女のような…無邪気なのかわざとなのか…よくわからん人だな。
エルメロイ二世「いえいえこちらこそ、飲んだくれてしまっているのを詫びよう…で?ご用件は?」
キャスター「今回の騒動をご存知ですか?」
エルメロイ二世「英霊が現界していることかね?」
ん?ライダーのやつ。
ライダー「英雄王を見てみろ友達が一人しかいないだろ?」
セイバー「はい」
何を話して。
ライダー「ああはなりたくないであろう…誰でもな」
うわぁ本人きたら終わるぞ~これ。
キャスター「いえそれはタイガ・フジムラがやらかしたことなので無視してくれてかまわないのです…今回の騒動、それは」
え?。
エルメロイ二世「誰なのかね?そのタイガとやらは」
キャスター「今回の騒動…それは」
ん?雲行きが怪しくなってきた。
キャスター「英雄王と真祖の姫のガチンコバトルです」
エルメロイ二世「は?」
なんだその怪獣大決戦みたいなどこぞの蒼の魔法使いもビックリキャピキャピみたいな状況は。
エルメロイ二世「一応理由だけ聞いておく…何が理由かね」
キャスター「お好み焼きはご存知ですか?」
エルメロイ二世「うむピッツァなみの好物だ」
キャスター「それのねぎ焼きにはソースか醤油かで戦っていまして」
エルメロイ二世「私は醤油だな…え?」
飲もう今日は飲もう飲んで飲んで飲まれて飲んで飲んで酔いつぶれて眠るまで飲んでやる!。
エルメロイ二世「ライダー!飲むぞ!セイバーもっと食べちまえ!メディアさんも旦那さん呼んできて!みんなで飲むぞー」
やってられるか馬鹿らしい。
エルメロイ二世「ついでにエミヤとトオサカ…タイガとやらも呼んじまえ!な~にこっちには戦車がある!な!?ライダー!」
ヤケクソとはこのことよ!ケッケッケ。
ライダー「おうともさ!流石は我が臣下!豪放磊落!多いにけっこう!ガッハッハッハ!」
セイバー「プロフェッサー感謝します!」
切嗣「ん…アイリ?」
アイリ「あなた、やっと起きたのね」
おかしい…僕はたしか士郎に、あの子と縁側で語りあっていたはずだ、それで安心したはずなのに。
アイリ「やっと目が覚めたのね…まったくイリヤも士郎君も待ってたのよ?今日はお仕事お休みだから海水浴行くって言ってたじゃない」
プンプンと怒るアイリ…あぁ僕は。
切嗣「僕を許してくれるのかい?アイリ」
アイリ「何があったのかは知らないけど…そうね浮気以外なら許してあげる」
口元に人差し指を持っていきウィンクをする、何かが違うアイリを見て惚けてしまった。
士郎「じいさん…鼻の下伸びてるぞ?ったく」
誰だこの青年は。
士郎「まったく」
イリヤ「あ、お父さんやっと起きた~今日はみんなで海水浴なんだからね」
切嗣「イリヤ…なのかい?」
イリヤ「何言ってんの?イリヤだよお父さん」
幸せ…とはこのことなのかな。
ギル「ねぎ焼きには醤油であろうがこの下郎!」
剣と槍を俺は斬る!愛する彼女のために。
志貴「いくぞ…英雄王!武器の貯蔵は充分か!」
アルク「ソースよ普通は!」
ギル「貴様!この大バカ者が~」
切って斬ってキリマクル…ヤバイアタマイタイ。
志貴「ごめん…アルクェイド、遊園地、行けそうにないや」
アルク「志貴!?もう許さない!」
ライダー「ほぅあの時の娘ではないか」
酒盛り真っ最中!いやぁ楽しいな。
大河「あ!あの時の酒樽泥棒!」
エルメロイ二世「いやぁ」
なんか懐かしいやり取りだな…これ。
ライダー「それで貴様は?」
アーチャー「衛宮士郎だよろしく」
エルメロイ二世「肌でも焼いたのか?エミヤ」
ニコっとスマイルされてスルーされてしまった。
まだ宴は始まったばかりだ。
エルメロイ二世「ん…つまみがなくなった」
ライダー「酒もないな…」
どうしたものか。
アーチャー「つまみはオレが作りますよ 」
大河「ネコに電話してみるわね」
ライダー「頼もしいなウェイバーよ」
エルメロイ二世「うん」
ここは冬木のとある酒屋、ここは衛宮士郎のバイト先の店長で藤村大河の親友…である音子が営む酒屋である
音子「もしもし大河?え!?ワインの酒樽5個!?何かあったの大河?…うん、うん…あ~はいはい、で?誰にツケといたらいい…はい、はい、イギリスのエルメロイ二世さんね…で配送は?、え!?取りに来るって…」
ライダー「待たせたな!ガッハッハッハ」
音子「今来たわ…電話きるわね」
請求書をだし音子がサインを求めた。
ライダー「ふむ確かに、余がサインしておこう」
音子「征服王イスカンダル様…ですね確かに」
颯爽と空とぶ戦車に音子は呆然としていた。
音子「夢でもみているのかしら…」
夢ではないことを後日振り込まれた金額を見てまた呆然とするのであった。
アサシン「ふむ今宵は戦車も空を飛ぶか…これもまた風流かな」
アーチャー「酒にあうつまみは…やはりワインにはアレだな」
エミヤはおもむろにパンを取り出し、ガーリックバターを塗りトーストをしながらサーモンと玉ねぎ…そしてレモンを使い、カルパッチョを作る、手際よく、かつ繊細に。
凛「あんたも飽きないわね…士郎」
アーチャー「ふん、アイツには負け続けるわけにはいかんからな」
凛「あっそ…」
このとき凛はにこやかな顔をしていたが当人たちは気がつかないままであった。
そのころ間桐家では。
雁夜「桜ちゃん…なのかい?」
黒桜「…」
黒桜「おじさん?喰べてもイイデスカ?」
雁夜「(・_・;)」
ピンチな雁夜であった。
ライダー「ごくごくごくごくん…げふ~うまい!」
セイバー「パクパクうんうん」
エルメロイ二世「パクパク」
うまい、酒もだがつまみも…エミヤめ腕をあげたな。
セイバー「士郎、おかわりを」
アーチャー「りょうかい」
キャスター「宗一郎様はい」
葛木「うむ」
朝から飲み始めてそろそろ昼過ぎか…。
ライダー「ではセイバーよ、我が空間を貸してやる…まぁなんだやっちまえ騎士王」
セイバー「感謝します…征服王」
セイバー「王とは一人にあらず!皆の思いが国を作ります!これこそが私たちの理想!行きますよライダー!」
ライダー&セイバー「あいおにおにゅおふぇたいろい」
エルメロイ二世「酔っ払ってんじゃねえか!」
ここに幻想を結び砂漠が現れた。
砂漠が広がり声が響く…。
し…
えー…
ーサー
アー…と
そして声が届きだす
『死ねえええアーサー』
全員「まさかの」
セイバー「(^_^;)」
凛「いやテヘとか言いたそうだけどどうすんのよ…コレ」
アーチャー「やるしかあるまい…」
ライダー「うむ」
決戦だ!
ネタ切れっすf^_^;
えっとあと何か感想ありましたらよろしくっす
カニファン目指したけどハードルがでかすぎた…orz
綺礼「カレン…これはなんだ?」
目の前に置かれたカレー鍋…まるで溶岩のような色をしていて匂いはカレーにあらず…むしろ劇物の塊のようだ。
カレン「今日はあの女…シエルがくる日ですので劇辛カレーを作ってみたのですよ似非神父」
綺礼「このような…このようなことになるとは!あぁ育て方間違えた」
カレン「クスクス…早く来ないかしらね…シエル」
今日も平和な冬木教会であった。
ギルガメッシュ「ねぎ焼きにはマヨネーズ…だとぉ!もはや万死に値する!エアよ!貴様を使うに値する舞台が整った!」
アルクェイド「あんたバカね…マヨネーズだってあうのよ!辛子だって!…いいわ!覚悟してよね!コンパクトフルオープンマジックサーキットフルカウント!」
ここに一人の魔法(少)女が爆誕した!。
ファンタズムーン「行くわよ!妖怪金ピカ男!」
ギルガメッシュ「は!我に楯突くか!女!」
志貴「もうゴールしても良いよね?」
さつき「遠野君!あたしは豚玉派だから…だから死なないで遠野君」
志貴「弓塚さん…俺はイカ玉派だよ…」
この日一人の青年が人生を戦いぬいたのであった
四季「ん?ネロ…この歌は?」
ネロ「あぁ…三木道三のbigupだ」
今日はネロと久しぶりにドライブで運転はネロがしてくれている。
四季「いい歌だな…」
ネロ「これはどうだ?」
曲を変える…。
四季「心に染みるな…」
ネロ「ふ…チェホンの初心、たまにはレゲエもいいだろ」
四季「前世の記憶はないなりにさ…ほんとネロが友達で良かった」
ほんと親友は大事だわ…。
その頃柳洞寺では。
アサシン「ふむこのポケモンとやらのアニメのムサシとかいう女…懐かしいかんじがするな、それにしても寒い…か」
徳利片手に煽る酒もまた一興かな…佐々木小次郎。
凛「っく…」
アーチャー「…」
宝石も底を尽き、士郎も限界らしい。
セイバー「エクスカリバー!はぁはぁ…」
セイバーも限界みたいね。
エルメロイ二世「っく仕方ない…奥の手だ!でてこい」
魔法陣が展開され…。
エルメロイ二世「アザゼル!ベルゼブブ!」
悪魔の名が叫ばれた。
アザゼル「あ!どもどもアクタベはんの親友はん」
ベルゼブブ「呼ばれてきましたが…これは」
ライダー「うむ…して坊主、こいつらはなんだ?」
エルメロイ二世「悪魔だよライダー…」
マルシェ「シエル~今日のお昼これにしましょうよ」
親友であり吸血鬼のマルシェが珍しく昼食に誘ってくれた…しかもお好み焼きだ…なぜ?
シエル「えぇいいですけど…なぜお好み焼き?」
マルシェ「ふっふっふ…コロ玉は知っているかしら?」
シエル「えぇコロッケの入ってるやつで…まさか!」
マルシェ「そうなのよ~カレーコロッケのコロ玉が食べれる店なのよ?」
これは…あぁ主よ私はあなたに感謝します。
マルシェ「ささ行きましょ♪」
こうしてシエルに新たな価値観を植え付けたマルシェであった。
ライダー「っく…らちがあかんわい!」
ガキンと剣と剣が交差し鍔迫り合いが始まった。
ランスロット「あ!どもどもお久しぶりっすバーサーカーっす」
ライダー「おい!…やめんか」
だが力は緩めない二人であった。
セイバー「はぁあぁ」
こちらでは乱撃を繰り出す二人…。
モードレット「うぉおぉ!」
そして距離があきセイバーが言葉を発した。
セイバー「どうしました!?その程度…なのですか?」
モードレット「うるさい!」
何か考えつきまた言葉をだすセイバー…。
セイバー「泣くのですか?今泣きますか?すぐ泣いちゃうんですね?」
モードレット「うっせー」
涙を流しながら父親(?)に向かっていく…まるで最後の幻想10にでてくる親子みたいな…。
セイバー「わかって…いますね?」
その頃、白と赤が剣を交えていた。
ガウェイン「っく」
アーチャー「貴様は彼女を理解しようとしたのか!」
ガウェイン「王は…王であるから!全てを理解していたはずだ!」
剣を交える
アーチャー「その幻想が!彼女を苦しめていたと!なぜわからん!」
この二人も大概である。
キャスター「宗一郎様!」
葛木「うむ!」
凛「行くわよ!」
まだ戦闘は終わりを見せなかった…。
その頃柳洞寺では。
アサシン「やはりここはSPの残量的に…これか」
画面のキャラが動き技を繰り出す。
「エックススラッシュ」
アサシン「お?キャンセル成功か…よしよし」
「冷たい矢だよ~ほいっと」
アサシン「うむ良いかんじだ」
「影は大地と繋がるもう一つの姿」
アサシン「よし麻痺った」
「届け俺の叫び!」
アサシン「次はSPが満タンだから…」
かなり古いゲームを楽しんでいた。
ファンズムーン「いっくわよー」
ギルガメッシュ「エヌマエリッシュ!」
こうして…ねぎ焼き論争から始まる一連の戦いは熾烈を極めていたその一方では。
志貴「…」
さつき「遠野君…っつう…あたしの血を飲んで!」
誰も知らぬところで最強最悪な吸血鬼が産まれた瞬間であった。
吸血鬼志貴「ありがとう弓塚さん」
さつき「遠野君…」
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