※巨人がいなくなって、調査兵団が解体されて、壁外調査兵団が再結成され、エレン達は旅立って、ジャンとか一部は残った設定です。
※基本エレミカ、ジャンさん不憫です
※SS初投稿なので、読みにくい点は御容赦戴ければ幸いです
ジャン「…嘘だろ、お前その冗談面白くねーよ」
アルミン「嘘じゃないよ、事実を受け止めるんだ、ジャン」
ジャン「…信じねぇ、俺は信じねぇ」
アルミン「今年で5歳になる」
ジャン「信じねぇって言ってんだろ
大体、お前ら、巨人の脅威が無くなって
壁外に出られる様になって
ようやく子供の頃の夢だった外の世界を見に行けるって旅立ってんだよな?
いつ、そんな暇あったんだよ」
エレン「いやー、旅先でつい気分が高揚しちまって」
ミカサ「あの時のエレンは激しかった///」
アルミン「もう、僕や僕の奥さんや兵長とかがいたんだから、もうちょっと気使って欲しかったよね」
エレン「で、その後、ミカサの妊娠が発覚して。というか、お前位だぞ。野盗に襲われたからって、臨月の妊婦が普通、立体機動とかするか?あの時は見てるこっちの方がヒヤヒヤしたぞ」
ミカサ「私なら、自分の肉体を支配出来るから大丈夫だと思った。それにあの時の事はアルミンに後でたっぷり叱られた」
アルミン「あれは僕じゃなくても怒るよ」
ジャン「…もう聞きたくねーよ、リア充爆ぜろ」
アルミン「まあまあ、そう言わずに。ジャンもエレン達の子供見たくない?」
ジャン「…見たくねーよ」
エレン「お前なぁ、俺とお前が喧嘩してたのは昔の事だろ。子供達には関係無いだろうが」
ジャン「…そういう事じゃねぇんだよ。この鈍感野郎」
アルミン「まあ、そう言わずに。ミカサの子供だよ」
ジャン「(ふぅ)そうだな、子供に罪はねぇ。会わせろよ」
エレン「…ああ!」
ミカサ「二人とも、出て来て」
ジャン「…二人?」
アルミン「うん、男女の双子なんだ
二人にそっくりだから、ジャンびっくりするよ」
ジャン「(ま、まさか、ミカサ似の美少女とか?!///)」
エレン「ほら、二人とも、俺の陰に隠れてないで出て来いよ」
ミカサ「お父さんとお母さんの友達に、ちゃんと挨拶しなさい」
ジャン「(ドキドキ)よぉ!」
ミカサ似の子とエレン似の子がエレンの足にしがみ付いている。
ミカサ似「…(ペコッ)」
エレン似「…こんにちは」
ジャン「うぉおおおおおおおおおおおおおお!
嫁にくれ!このミカサに似てる子の方、マジで嫁にくれ!
俺、大事にするから!!」
エレン「え、やだよ」
ジャン「てめっ、ミカサだけで飽きたらず
…じゃなかった
お義父さん、お願いしますよ」
ミカサ「…ジャン、残念だけど諦めて」
ジャン「確かに歳の差とか障害になるかもしれない
でも、俺、この子に好きになって貰う様に努力するし
幸せにするから!約束する」
アルミン「…ジャン、いい加減、気持ち悪いよ
そうじゃなくて、もっと根本的な問題で…」
ジャン「?」
アルミン「そのミカサ似の子の方、男の子なんだ」
ジャン「」
ミカサ似の男の子・エカサ仮(5)「父さん、こいつキモイ」
エレン似の女の子・ミレン仮(5)「このウマの巨人さん、くちくしていい?」
エレン「ははは、その1.7m級は父さんの友人だから止めとけー」
ジャン「…この世界は残酷だ」
アルミン「まあ、そんなに落ち込まないでよ
後、僕の娘も紹介するね
おーい」
アルミンの娘(5)「なぁに?パパ」
アルミン「ほら、パパの友達に挨拶して」
アルミンの娘「初めまして」
ジャン「うぉ、なんだこの子
天使か女神かって感じの可愛さで、後光差しそうな勢いだぞ」
アルミン「いやー、これ言ったら親馬鹿って言われるかも知れないけど
本当、ウチの娘可愛くってさー
何回か誘拐されかかったりしたんだー」
ジャン「というか、この子、さっきから、俺の足蹴って来るぞ
地味に痛ぇ」
アルミン「ごめんね、ジャン
きっとお腹空いたんだと思う
ほら、大好きなパンだよ」
アルミンの娘(5)「パァン!」
ジャン「…母親、誰だよ」
アルミン「内緒///」
ジャン「何だよ、それ」
エレン「ん?そろそろ出発の時間だな」
ジャン「そんな、もう行くのかよ」
エレン「ここには補給ついでに、お前達に会いに来たんだ」
ジャン「そうか、有難うよ。もう二度と来んな
奥さんと子供泣かせたら、
何処行っててもぶん殴りに行ってやるけどな」
エレン「…ハハ。胆に銘じとくな」
ジャン「ミカサとアルミンとチビどもは、いつでも大歓迎だからな」
ミカサ「有難う、ジャンも元気で」
ミレン(仮)「バイバーイ、おうまの巨人さん!」
ジャン「馬じゃねーっての」
更に5年後―
ジャン(30)「久しぶりだな、アルミン」
アルミン「ジャンも元気そうで何よりだよ
って、ドウドウ!
この馬、普段は大人しいのに、ジャンの顔見た途端に暴れだして
牝馬って気分にムラがあるって本当なのかな?」
ジャン「?まあ、良い。エレン達は?」
エレン「よぉ、久しぶりだな。ジャン」
ジャン「ミカサやエレン、チビどもも久しぶり…
って、チビ達は覚えて無いか」
ミカサ似の美少年・エカサ(仮10)「覚えてるよ、馬の巨人のおじさん」
エレン似の美少女・ミレン(仮10)「忘れ様にもそうそう忘れらんないもんね」
ジャン「ミカサの顔でおじさんとか言われると辛いから、止めてくれ」
アルミン「所で、ジャンはもう結婚したの?」
ジャン「なぁ、知ってるか?アルミン
人間って一部の男は30歳になったら、魔法使える様になるんだぜ?
俺、昔っから魔法使いって奴に憧れててさ」
アルミン「あ…(察し)ゴメン」
ジャン「良いって事よ。俺、ぜってー魔法学校に行くんだ(遠い目)」
ミカサ「ジャン、私の子供に会って欲しい」
ジャン「?エカサ(10)とミレン(10)なら、ここにいるだろうが」
アルミン「そうじゃなくて、ジャンと別れて旅に出た後
またミカサの妊娠が発覚したんだ」
エレン「そうそう、大変だったよなー
というか、熊が現れたからって、妊婦が回転斬りとか止めろよ
兵長が『母親ってのは強いもんだな』とか言いながら、無表情でハラハラしてたぞ
珍しく」
ジャン「無表情で何でハラハラしてるって分かるんだよ…」
アルミン「目の周りに出てる縦線の数かなー
最近、僕も分かって来たけど」
ジャン「というか、リア充本当に爆ぜて下さい
お願いしますから」
アルミン「まあまあ、そう言わずに会ってあげてよ
今度は女の子なんだ」
ジャン「!(神様は俺を見捨てて無かった!今度こそ、ミカサ似の美少女が…)」
エレン似の美少女(5)・カレン(仮)「…」
ジャン「…(ですよねー☆)」
エレン「なんだよ、ジャン。どうかしたのか?」
ジャン「どうしたじゃねーよ!
普通のSSなら、ミカサ似の美人姉妹とか期待すんだろうが!
それがどうして揃いも揃って、お前似なんだよ!
どんだけ強いんだよ!お前の遺伝子!」
エレン「お前、いい加減にしろよ!
俺似の女の子って事は母さん似だろうが
俺の悪口は良いけど、母さんの悪口は止めろ!」
ジャン「あ、すまん…」
アルミン「そうそう、エレンのお母さんは美人だったもんねー
シガンシナで流行病が流行ってイェーガー先生が特効薬持って来たって話あったけど
あれ本当はカルラさんを巡る独身男どもの血で血を洗う抗争が起きてたのを
余所から来たエレンのお父さんがカルラさんのハートをゲットして
収拾したんだもんね」
エレン「…オイ、それ俺初耳なんだけど」
ミカサ「エレンがアルミン以外に友達がいなかったのも
エレンを通しておばさまにお近づきになろうとした子供の父親が制裁されて
それから牽制し合う様になったからと聞いた」
エレン「…だから、息子の俺じゃなくて、なんでお前らが知ってんだよ」
ジャン「とにかく!お前の母さんを侮辱した訳じゃない。悪かったな」
エレン「これで手打ちだな」
ジャン「それには苦い思い出があるんだが、まあ良いさ。あいよ」
アルミン「所で、僕の子にも会ってよ」
ジャン「ああ」
アルミンの娘(10)「以前、お会いしましたよね。こんにちは」
ジャン「うぉ、なんだお前の娘!
後光ってレベルじゃねーだろ!背後に虹出てんぞ虹!
何か天使とか妖精っぽいのまで見えるし」
アルミン「いやー、奥さんに似て益々、綺麗になっちゃうし
僕に似て勉強も出来るみたいなんだー」
ジャン「というか、だから、足蹴るな!痛い。本当に痛いから」
アルミン「もう、仕方ないなぁ、僕の天使は///
ほら、大好物のふかした芋だよ」
アルミンの娘「いもぉー!」
ジャン「だから、母親誰だよ」
アルミン「企業秘密///」
エレン「ジャン、子供は良いぞ。お前もそろそろ身を固めろよ」
ジャン「黙れリア充!上から目線の意見なんざ聞きたくねぇ
特にお前のはな」
エレン「俺はアドバイスしただけだろうが」
ジャン「ふざけんな!そもそもお前が!(ガッ)」
エレン「止めろよ、服破けちゃうだろうが」
ジャン「…はぁ。エカサ(10)
もう、お前で良いから、俺と付き合わないか?顔好みなんだよ」
ミカサ似の美少年・エカサ「俺はホモじゃない。ので、遠慮する」
エレン似の美少女・ミレン「父さん、この馬、駆逐して良い?」
エレン「止めとけって。馬刺しにはならねーから」
リヴァイ「おい、お前ら。もう行くぞ」
アルミン「はーい」
エレン「じゃあな。ジャン!」
ジャン「早く行け!この野郎。二度と来んな!…はぁ…」
更に5年後―
ジャン(35)「よぉ、相変わらず元気そうだな」
アルミン「ジャンも健在そうで何よりだよ
あーもう、暴れないで!
なんで、ジャンの顔見ると牝馬が暴れるんだろ?どうどう」
ジャン「…」
アルミン「で?ジャンはもう結婚したりしたの?」
ジャン「もうそろそろ、ホグワ●ツからハグリ●トが招待状持って現れる筈なんだ
それとも、あれか?白いマスコットってか淫獣と契約すれば良いのか?(遠い目)」
アルミン「…(察し)生きてればきっと良い事あるよ」
ジャン「慰めなんかいらねーよ。エレン達は?」
アルミン「もうすぐ来るよ」
ミカサ似の美少年・エカサ(15)「あ、馬面。久しぶり」
ジャン「お前はますます母ちゃんに似たな。結婚しよ…」
エカサ(15)「俺はホモじゃない。ので、その要求は拒否する」
ジャン「俺だって、ホモじゃねーよ
お前が母ちゃんに似すぎなのがいけねーんだよ
所で、片割れともう一人は?」
エレン「ああ、もうすぐミカサと一緒に来る」
ミカサと娘が歩いて来る。
ジャン「ぶひっ…!」
アルミン「(ぶひって、馬じゃないんだから、ジャン…)」
ジャン「…なにあのミカサの横歩いてるミカサ似の美少女」
エレン「?何って、ミレン(15)だぞ?」
ジャン「はぁ?!ミレン(15)って言ったらアレだろ!
お前似だっただろうが!
それが何処をどう化けたらミカサ似になってんだよ!」
ミカサ「小さい時はお父さん似でも、大きくなってお母さんに似る子もいる
それだけの事」
エレン「そいや、ここ4~5年くらいで段々、ミカサに似て来たな」
ミカサ「あのまま、エレン似でも可愛かった。ので、少し残念」
ジャン「結婚を前提にお付き合いして下さい!!!」
アルミン「だから、ジャン。いい加減に気持ち悪いって
本当に憲兵団に通報するよ?」
ミカサ似の美少女・ミレン(15)「え、やだ
将来はリヴァイさんか母さんみたいに強い人か
父さんやアルミンおじさんみたいに優しい人と結婚したいもん
大体おじさん、人の事、散々に言ってたからやだ」
ジャン「(そう言えば、中身はエレン似の駆逐系女子だった…)」
アルミン「アッハッハ。僕は妻も子供もいるんだけどねー」
ジャン「そんな事言わずに!
別に、ミレン(15)と結婚すれば、ミカサと家族になれるなんて思ってねーし
親子サンドだウッハウハーなんて下心ねーから!俺幸せにするし」
アルミン「…ジャン、君って人は。最低だね」
エレン「させねーよ☆」
ミカサ似美少年・エカサ(15)「オイ、ミレン(15)から離れろ…(ゴゴゴゴゴ)」
ジャン「エカサ(15)?」
エレン「あ、悪ィ。言い忘れてた
俺の息子、なんか超シスコンに育った☆」
ジャン「はぁ?!」
ミカサ「ジャン、生きて」
ジャン「ちょ、ふざけろよ!
ミカサ似の最強系男子ってどんな死亡フラグだよ!」
エレン似の美少女・カレン(10)「お兄ちゃんとお姉ちゃんをいじめるな!駆逐!」
ジャン「そう言えば、もう一人いましたっけねー!」
エカサ(15)「馬面、駆逐完了」
ジャン「」
アルミン「大丈夫?ジャン」
ジャン「これが大丈夫に見えるか。本気で殴ってきやがって」
カレン(10)「ちょっとやり過ぎた気がする
ごめんね、お兄ちゃん、加減を知らないから
大丈夫?馬面のおじさん」
ジャン「これ位どうって事ねーよ。俺は兵士なんだからさ
というか、馬面は止めてくれ
俺にはジャン・キルシュタインって立派な名前あるんだからさ
女の子はそれ位、元気があっても俺は良いと思うぜ?
ほら、そんな泣きベソかきそうなツラしてねーで、笑えよ
お前さぁ、ただでさえ父ちゃんとよく似てるからさ
なんだか父ちゃんが泣きそうになってるみたいでキモ…
ゲフンゲフン!(女の子にそれはねーよな)
調子狂うんだよ
やっぱ女の子は笑ってた方が良いと思うぜ?」
カレン(10)「うん!ごめんね、ジャン…おじさん」ササッ
ジャン「?アイツ、俺の名前覚えてくれたな…」
ミカサ「?どうしたの、カレン(10)私の陰になんか隠れて」
カレン(10)「私、あの馬の事、好きかもしれない…」
エレン(親馬鹿)、エカサ(15・シスコン)、ミレン(15・シスコン)「(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)」
アルミン「所でさー!僕の娘も見てくれよー!」
ジャン「…いや、なんかもう羽根生えてるし
なんか信者いるし
お前の娘、何者だよ
そして、相変わらず、パンとか芋とか食ってるし
なんか俺の事相変わらず蹴って来るし」
アルミン「アハハハハ
地上の僕と奥さんの元に舞い降りた天使かな///
な~んてね☆」
ジャン「…だから、奥さん誰だよ」
アルミン「それは壁の秘密より秘密かな///」
ジャン「(ふぅ)…リア充、末永く爆発しろ☆」
おしまい
>>1です
読んでくれて有難う御座いました。
アルミンの奥さんは、みんな思う所があると思ったので
言及はわざとしてません
わた…ミカサとエレンは結婚するべき…違わない?
>>1です
おまけ という名の言い訳
※ここでの質問や某まとめでの疑問に答えられるだけ答えてみました。
※メタネタや最新号付近のネタバレあります
ミカサ(15)「どうだろうか」
エレン(15)「いや、どうだろうかってドヤ顔で言われても」
ミカサ「感想は」
エレン「…これに感想を求められても対応に困るんだが」
アルミン(15)「僕もちょっと困るかな」
エレン「お前、ちょっと疲れてんだよ。な?
そりゃピ●チ姫も真っ青ってくらい攫われまくる俺も
少しは悪かったと思うけどさ」
ミカサ「私は疲れてなどいない。ので、これは本心」
エレン「…尚、悪いわ」
アルミン「まあまあ
訓練兵時代に書いたミカサとエレンしか出て来なくて
ずっとイチャイチャしてて
僕や他のみんな何処?ってSSよりは
ジャンと僕が出てきた分、ミカサも成長したんだな
なんてアハハ…」
ミカサ「あの時の事は反省している
やはり、私達にはアルミンが必要だと思う
それに私はきちんと周囲の事に気を配れる女」
アルミン「アハハ。有難う(疲れる)」
ミカサ「将来こんな風にエレンや子供達に囲まれて暮らしたい
そんな願望を書いてみた
良かったら、エレンの感想を聞かせて欲しい」
エレン「先ず、ジャンが主人公なのはなんでだ?
というか、お前、ジャンになんか恨みでもあるのか?」
ミカサ「みんなの中で最後まで生き残りそうで
私達が旅に出た時に壁の中に残りそうだと思った
それに私とエレンの娘を任せるなら
ジャンの様な人が相応しいと思った
別に、訓練兵時代にやたらエレンに喧嘩を仕掛けて来た事や
頬の傷をエレンにバラした事を恨んではいない」
アルミン「あ、やっぱ、アレ根に持ってたんだ」
ミカサ「根に持ってなんていない」
エレン「それとさ、幾らなんでも子育て大雑把過ぎないか?
自分の子が他人殴ったり蹴ったりしてたら
謝ったり怒るのが先だろ」
アルミン「僕も途中までは謝ってたのに、途中で放棄してるね」
ミカサ「(途中で書くの面倒になった上に忘れたのもあるけど
書き終ってから『ジャンなら大丈夫』と思ったとは言えない)
…強盗3人殺害しても、怒ってるのは安全の方だと言った
おじさんの息子のエレンなら、きっと分かって貰える」
エレン「いやいやいや、分かんねーし
そもそも、あれはお前を助けるのに必死だった訳なんだが」
ミカサ「あの時は運命を感じた」
エレン「…駄目だ
絶望的に会話が噛み合わねぇ…
ミカサの言ってる事が理解出来ないのは
俺が馬鹿だからじゃないよな?」
アルミン「大丈夫。僕も分からないから
無理にコニーの台詞言わなくても良いよ。エレン」
エレン「悪ぃ…アルミン」
アルミン「で、ミカサ?
結局。僕の奥さんって誰だったの?」
ミカサ「現在選考中」
アルミン「え?」
ミカサ「まだ選考途中なので
誰になっても良い様にああいう書き方をした
甲乙付け難い」
アルミン「選考って、ミカサが選ぶの?」
ミカサ「勿論、アルミンの希望があれば聞くけど
私やエレンに認められる様な人間じゃないと
アルミンは嫁にやれない」
アルミン「いや、嫁ってとこ誤字だよね?
誤字だよね?」
エレン「という事は、この嫁候補って
クリスタとアニとサシャだよな?
ユミルとハンジさんいないのは何でだ?」
ミカサ「ユミルはクリスタを選べば自動的について来るだろうし
ハンジ分隊長はあのチビ…ゲフンゲフン
そもそも性別すら分からないし
巨人でもない年下のアルミンには興味無いと思った
アルミンも積極的に巨人の話をするとは思えないし」
アルミン「それはそうかな
流石に徹夜で巨人の話はしたくないし」
ミカサ「それとも、アルミンはみんなが言う様にハーレムが望み?
だったら、その様に書き直そう」
アルミン「いや、嬉しいし羨ましいけど
それこそユミルとかライナーとかベルベルトとか
他のみんなとかに暗殺されそうだから遠慮しとくかな
そんな風に誰かと恋人になったら
真っ先に二人には紹介するから安心して」
エレン「アルミンの選んだ奴なら、誰だって良いからな?
ミカサの云う事は気にするな」
ミカサ「馬鹿にしないで欲しい
アルミンは正解を導く力があるから、アルミンの選んだ人なら問題無い
ただ、ちょっと確認させて貰うだけ」
エレン「その確認がちょっとで済みそうじゃねーから言ってんだろうが」
ミカサ「それでは、エレンは
アルミンがとんでもない奴に騙されて
酷い目に遭っても良いと云うの?」
エレン「そうは言ってねーだろうが!
本当、お前はあー言えばこう言う…」
アルミン「まあまあ!二人とも落ち着いて!
(痴話喧嘩面倒だから、話題を変えよう)
でさ!ミカサ
僕達以外にもリヴァイ兵長も旅に出てるけど
兵長はどんな感じなのかな?
やっぱ誰かと結婚してたり、白髪気にする様になってたりするの?
それによく兵長も旅の仲間に加えたね
ミカサ、兵長の事嫌って無かったっけ?」
ミカサ「あのチビ…じゃなかった
リヴァイ兵長はあのままの容姿で歳を重ねて
然るべき時に然るべきメスゴリラの様な女を適当に娶って
第2の人類最強の子守をしている
それに、別にエレンに害を為した事は怒っているけど
私の暴走を体を張って止めてくれた事と
エレンを助けてくれた事は一応は感謝している」
エレン「兵長、あのまま最強かよ
流石だな!」
アルミン「へ、へぇ
そうなんだ
(その然るべきメスゴリラ候補がどう考えても
ミカサ、君しかいないだろうが!!!
ってのは黙っておこう
僕も命は惜しいし)」
ミカサ「エレン、それで感想は」
エレン「いや、ジャンが可哀想だろって位しか…」
ミカサ「他に『二人の子供可愛い』とか
『将来こんな家庭築きたい』とか無い?」
エレン「……無いな」
ミカサ「…この世界は残酷だ」
エレン「けど!」
ミカサ「(ビクッ)」
エレン「お前やアルミン、家族やみんなで
壁の外を旅するって話は悪く無いとは思ったぜ///」
アルミン「全く、素直じゃないんだから
エレンは」
ミカサ「…だけど、美しい///」
アルミン「確かに壁外調査兵団ってのは楽しそうだね
僕達の夢に他の人を巻き込む訳だけど」
エレン「きっと他にも何人かは外の世界見たいって奴いるさ」
アルミン「君がそういうと本当にいる気がして来たよ」
ミカサ「そう、きっといる」
クリスタ「みんな!休憩終了だって」
アルミン「あ!ゴメン
今行くよ」
エレン「俺、もう捕まってるの、嫌なんだが」
ミカサ「私が直ぐに助けに行くから、安心して欲しい」
エレン「だから、そういうの良いから、本当」
ミカサ「そうはいかない
それに嫌なら今この場で逃げれば良い」
エレン「そんな反則出来るか!
今は来月までの休憩中なんだぞ!」
アルミン「(痴話喧嘩面倒臭いなぁ)
二人とも
外の世界に行くにしても
幸せな家庭築くにしても
先ずは目の前の事からだよ」
エレン「ああ、一刻も早く何がどうなってるか把握しないとだな」
ミカサ「私はエレンを助ける」
コニー「お前ら急げ!
お前ら来ねーと続き始めらんないだろ!
団長カンカンだぞ」
アルミン「ご、ごめん!」
エレン「うわっ!俺の立体機動装置どこだよ?!」
アルミン「僕のも!」
ミカサ「落ち着いて二人とも
エレンは立体機動装置は取り上げられまま
アルミンのはここ」
アルミン「あ、有難う!」
エレン「い!急げ!!」
ジャン(15)「くっそー!アイツら全員、休憩室くらい、きちんと片付けてけよ
ちゃんと掃除しとかねーと、
潔癖症のリヴァイ兵長に怒られんだろうが
おっと、俺も掃除終わったら直ぐに行かないと怒られるんだった
なんで俺がやんなきゃいけねーんだか」
ジャン「それにしても、アイツらこんなもん持ち込んでやがんのか
なになに?このクリスタとアニ似のエロ本は
どうせライナーとベルトルトの仕業だな」
ジャン「…おぅ
こんな所から、エルヴィン団長の予備のヅラが
あの人も本当に隠す気あんのかねぇーのか分かんねーな」
ジャン「何だ?この本
『30歳からでも身長が伸びる!』
…誰が読むんだ?こんな本
兵長に見つかったら削がれるぞ、この本の持ち主」
ジャン「何だ?この本
『30歳からでも身長が伸びる!』
…誰が読むんだ?こんな本
兵長に見つかったら削がれるぞ、この本の持ち主」
ジャン「この巨人のキモい人形はハンジ分隊長のだな
わ、わわわ!なんだコレ///
なんで、下着が///」
ジャン「…いや待て
こんな小さいサイズ、ウチの兵団の中じゃクリスタ位しか入らないだろ
流石にクリスタだって、もう少し大きいだろ
…なぁんだ、誰かのオカズだな
…いや待て待て待て!その方がオカシイだろ!
どっかにそういう趣味の奴がいるって事だろ!
…あ、うん。見なかった事にしような」
ジャン「あ?何だ?このノート
開きっ放しマズいだろ
重要機密書かれてたら厳罰物だぞ
まあ、人のノート見る趣味ねーから閉じといてやるか…」
『ジャン…』
ジャン「(やべっ、ちょっと見えちまった
なんだって、俺の名前が?
いや、いけない
見ちゃいけねー!他人のノートなんざ見ちゃいけねー!
だが、女型の巨人捕獲作戦みたいに
団長が俺達に秘密にしてる事があって
その作戦に俺が関わっていたらどうする?
ましてや命に関わる様な事だったら…)」
ジャン「…ちょっとだけ
ちょっとだけなら…」
『ジャン(25)「ミカサとエレンの子供…だと?!」アルミン「うん」』
ジャン「…」
今度こそおしまい
わた…ミカサとエレンは今すぐ結婚するべき
ので、貴方達はそこで祝福してれば良い
指でもくわえて祝福してろ
このSSまとめへのコメント
アルミンの妻は、クリスタかシャサャだな