上条「しかしながら電気代を節約したい」
チェイサァー!
ドドン
上条「!?」
御坂「チィ、またこの不味い奴ね」
上条「…」
上条(良いこと思い付いた)
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上条「また自販機荒らしてんのか」
御坂「ん?あ、アンタか」
上条「公共のものを破壊すんのはよくねーぞ」
御坂「ふん、前にも言ったでしょ?この自販機は」
上条「はいはい、言い訳すんな」
御坂「っ!で、アンタどういうつもりかしら」
上条「は?」
御坂「アンタから話しかけてくるなんて珍しいじゃない」
上条「そうか?」
御坂「いつも私が呼んでも逃げるくせに」
上条「上条さん的には普段から愛想よく振る舞ってたつもりですけど」
御坂「どこがよ、まぁいいわ、それより何を企んでるわけ?」
上条「察しが良いな、流石はlevel5の御坂さん、でも企みなんて言葉はちょっと人聞きが悪くありません?」
御坂「良いから用件を言いなさいよ」
上条「実はですね、上条さんちの電力を供給して欲しいんですよ」
御坂「…は?」
上条「御坂さんは上条さんち専用の発電機になってもらいたいんです」
御坂「…」バチバチバチバチ
ズドドドドン
キィィィン
上条「危ないだろ、いきなり何すんだ」
御坂「いきなりじゃないわよ!すっとぼけてんじゃないわよ!」
上条「え?」
御坂「何で私がアンタちの発電機にならなくちゃいかんのや!?」
上条「そりゃ能力の有効利用だ」
御坂「アンタねぇ…能力者は人間よ?物みたいに言うんじゃないわよ」
上条「んなこといってもなぁ、利用できるもんは利用しないと」
御坂「…もう良いわ、アンタには幻滅した、これ以上話しても無駄、帰る」
上条「そんなこと言って良いのか?」
御坂「…は?」
『チェイサァー!』
御坂「!?」
上条「お前の野蛮な行動は全て録画させてもらった」
バチバチバチバチ
キィィィン
御坂「なっ」
上条「ちなみにさっきの電撃で襲われた瞬間もバッチリ録ったぜ」
御坂「…」
上条「この情報をあらゆるところにばらまいたらどうなるんでしょうか」
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