アニ「あんたのことが好きみたいなんだ」
ライナー「すまん、俺は耳が悪くなったみたいだ」ウ-ン
アニ「大好き」ニコ
ライナー「え?本当に大丈夫か?アニ?」キモチワル
アニ「駄目なんだね……」シュン
ライナー「いや、そうじゃないんだが……」アセアセ
アニ「じゃあいいんだね!ありがとう!」ニコォ
ライナー(なんだこれ)
ライナー「とにかく膝の上からどいてくれないか、痺れてきたんだが」
アニ「今、あんたの良い匂いを堪能してるから嫌だね」
ライナー「頼むから会話してくれ」
アニ「汗臭い」
ライナー「え、なんかすまん」シュン
アニ「そんなあんたも好き」ナデナデ
ライナー「……」
ライナー「なんか俺悪いことしたのか?なぁ?」
アニ「は?あんたは良い子じゃないか」ヨシヨシ
ライナー「そ、それはどうもありがとうございます」アセアセ
ライナー「だが、そろそろ他の奴が夕食から戻ってくるから退いて欲しいんだが……」
アニ「返事」
ライナー「へっ?」
アニ「返事返してくれるまでどかないよ」ギロ
ライナー(なんだこれ)
ライナー「あ、えっと返事って言うのはさっきの奴のか」
アニ「決まってるじゃないか、馬鹿なの?」
ライナー「す、すまん」アセアセ
ライナー「お、俺もアニのこと好きだぞ?///」
アニ「え、無理」
ライナー「!!?」
アニ「真剣な話なんだからもっと真剣に言ってくれないと嫌だね」
ライナー(お前も結構テキトウなタイミングだったぞ……)
ライナー「そうは言ってもだな……」
アニ「やっぱり嫌い?」
ライナー「いやいや、そんなことないぞ!!」アセアセ
ライナー「あ、アニは昔から格闘術もできたし……その……」
ライナー(あれ?なにも思い浮かばない……)
ライナー「その……えっと」
アニ「はぁ……やっぱり駄目だよね」シュン
ライナー「いや、でもそんなアニが俺は大好きだ!!」(これでどうだ!!?)
アニ「本当に?」
ライナー「ああ、そうとも!!」キリッ
アニ「駄目だね、恥ずかしさが足りない」ハァ
ライナー(なんだこれ)
アニ「もっと恥ずかしそうなあんたの顔が見たいんだよ」
ライナー(Sなのか)
ライナー「でもそんなこと言われたってだな……」(恐怖の方が大きいんで無理だ)
アニ「そっか、残念だねじゃあこのままずっといようか」
ライナー「それも駄目だ」
アニ「じゃあ恥ずかしがってよ」
ライナー「ーっ……」
ライナー「じゃ、じゃあちょっと待て」ピコ-ン
ライナー「俺のどんなところが好きなのか教えてくれたら頑張ってやるよ」フフン
ライナー(どうせ冗談なんだろ?慣れてるし早く嘘だって言ってくれよ)ハァ
アニ「いいよ」
ライナー「!!?」
アニ「まず、お父さんに似てるところかな」
ライナー「お、俺が?」
アニ「頼りがいがあってかっこよくて……」スンスン
アニ「匂いも似ているね」キリッ
ライナー(それはおっさん臭いってことなんじゃないか?)
アニ「あとは筋肉かな」
ライナー「お、女は余りつけてると嫌いとか聞くがお前は好きなのか?」(ちょっとうれしいぞ)
アニ「この弾力が好きだね」ツマミ
ライナー「痛い痛い、つまむな!!」
アニ「あぁ、あと一番好きなのは」
ライナー「す、好きなのは……?」ズイ
アニ「優しいところ……かな」
ライナー「」キュン
ライナー(ヤバいヤバい、惚れそうになった)
ライナー(よくよく考えると顔とかはいいんだよな)ジッ-
ライナー(胸もなかなか……)ジュルリ
アニ「変態だね」
ライナー「あ、す、すまんすまん!!」
ライナー(いかんいかん、俺は何を考えているんだ)
ライナー(ここでもし変な関係になってみろ、ベルトルトと気まずくなっちゃうだろーが!!)
ライナー「フゥ-フゥ-」
アニ「大丈夫かい?」
ライナー(いや待て、これはいたずらという可能性が……)
ライナー(落ち着け、落ち着け……)
アニ「で、返事は?」
ライナー「は、はい!?」ビク
アニ「駄目なのかい?」
ライナー(クソ、ヤバい、直視できない)
ライナー(そ、そうだ!!ちょっと汚ねぇけれどコレしかない!!)ピコ-ン
ライナー「あ、あの……だな」プルプル
アニ「なに?」
ライナー「実はさっきからトイレを我慢しておりまして」
ライナー「このままいくと……ヤバいんだが……」アセアセ
ライナー(これは流石にどいてくれるだろ)
アニ「漏らしな」
ライナー「えっ」
アニ「漏らしな、あんたの恥ずかしい顔も見れるしね」
ライナー(……レベル高すぎだろオイ)ズ-ン
ライナー「そ、そんなこと女の子なんだから俺以外に言っちゃだめだぞ!!///」テレ
アニ「今の顔」ビシ
ライナー「は?」
アニ「今の顔で大好きって言ったら退いてあげる」
ライナー「……///」
アニ「なんか違う、もっと自然にしてみなよ」
ライナー(無理言うなよ……)
ライナー「好きです///」テレ
アニ「うーん、顔はいいんだけれど敬語じゃなくてもっと男っぽくしてよ」
ライナー「好きだ!!!///」キリ
アニ「今度はかわいさが足りないかな」
ライナー「大好きだ!!!///」ドン
アニ「なんか嫌」キモイ
ライナー(思春期の男子にキモいはないだろキモいは)シュン
アニ「ライナー」
ライナー「ん?なんだよ」(いい加減に退いてくれ……)イライラ
アニ「抱いて」
ライナー「は?」
アニ「抱いて」
ライナー「いや、聞こえてたから」
ライナー(いやいやいやいや、いくら同郷で幼馴染的なアレでも抱いてはないだろ!!)アセアセ
ライナー(俺のせいか!?俺のせいでアニはこうなったのか!!?)
ライナー(それに……)チラ
ライナー「胸に当たるだろ……腕」
アニ「は?きも」
アニ「別にそんなのあんた相手なら気にしないよ」
ライナー「いや、気にしてくれ、頼むから」
アニ「とにかく早く抱きなよ」
ライナー「お、おぅ……」ソ-
ギュ……
ライナー(でっけぇ……)
ライナー「こ、これでいいのか?///」ドキドキ
アニ「勃たないの?」
ライナー「へっ?」
アニ「女の子を抱きしめているのに、勃たないの?」
ライナー「はぁ!!!?///」カァッ
ライナー「お、おおお女の子がっそそっそそんなこというもんじゃないぞ!!!///」カァ
アニ「あんた童貞丸出しだね」
ライナー「黙れ!!頼むから!!!///」ギュ
アニ「苦しい」ボソ
ライナー「あ、あぁぁああ、すす、すまん!!」
壁トルト「」
ライナー「お、お前も、もしかしてさ///色々大人なのか??」ドキドキ
アニ「え、違うけど」
ライナー「そ、そうか!!!!」(なんかすげぇうれしいのはなんでだ?)ドキドキ
アニ「じゃあそろそろ言って」
ライナー「へっ?」ドキドキ
アニ「今なら言えるでしょ、大好きだって」
ライナー「お、おう、お前も言ったらどけよ///」ドキドキ
ライナー「……」ドキドキ
アニ「……」ジッ-
ライナー「……」ドキドキ
アニ「……」ジッ-
ライナー(あれ、声が出ないぞ……緊張してるのか俺……)ドキドキ
ライナー「え……あー……」ドキドキ
アニ「なに?」
ライナー「その、えっと……」ドキドキ
アニ「はやく言ってよ」ハァ
ライナー「せ、急かさないでくれ!!!」ドキドキ
ライナー(さっきまで言えてたじゃないか!!!頑張れ俺!!!)ドキドキ
ライナー「そ、その……す……き……だすぅー///」ドキドキ
アニ「『だす』ってなにそれ、ふざけてるのかい?」ニヤニヤ
ライナー「う、うるさい、笑うな!!!!///」イラ
アニ「もう一度だね」
ライナー「くそっ///」
アニ「てかさ、さっきから当たってんだけど」
ライナー「へっ?」
アニ「あんたのt「ああああああああああああああああ!!!!」」
ライナー「不可抗力だろ!!!大体お前が!!!」アセアセ
アニ「声でるね、じゃあその音量で言ってよ」
ライナー「お、お前な!!!///」ドキドキ
ライナー「じゃあ、言うぞ!?」ドキドキ
アニ「どうぞ」
ライナー「言っちゃうぞ!!」ドキドキ
アニ「早く」
ライナー「~~~~~~~~~っ!!!!」ドキドキ
ライナー「大好きだ!!!!!!!!!!!!!!」
ベルトルト「何してるの?」
ライナー「へっ?」
アニ「告白の「アニは黙ってて」」
ベルトルト「ライナーは今、何をしているのかな」
ライナー「」
ライナー「お、俺がベッドで仮眠をとってたらアニが膝の上に乗ってきてだな……」アセアセ
ベルトルト「ははは、なにそれ面白い冗談だね」
ベルトルト「で?」
ライナー「」
ライナー「お、俺はど、どうすれば……」オロオロ
ベルトルト「とりあえず、そのアニを抱きしめている腕を解いてあげなよ」
ライナー「!!!?///」バッ!!!
アニ「ふぅ」
ライナー「あ、アニも何とか言ってくれ!!!っていうかとりあえず退いてくれ!!!」オロオロ
アニ「いいの?」
ライナー「あ、あぁ!!」
アニ「あんたが勃たせているもの、まだ勃ってるけどいいの?」
ライナー「」
ベルトルト「」
ベルトルト「ライナあああああああああああああああああああ!!!!」ガシッ
ライナー「ひぃっ!!!」ビクッ
ベルトルト「君はアニを襲おうとしていたんじゃないのか!!!!!」
アニ「それはない」
ベルトルト「なんでだい!!!?」
アニ「告白してからすぐはまだ早い、段階を踏まないと、それに……」
ベルトルト「ライナあああああああああああああああああああああああ!!!」ブンブンブンブン
ライナー「はいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!?」
ベルトルト「まだ子供だった頃に『アニはない』とか言ってたじゃないか!!!」
ベルトルト「君はホモだろ!!!?」
ライナー「え、ち、違う!!!←(後者)」
ベルトルト「違うのかよオオおおおおおおおおおお←(前者)」ブンブンブンブン
ライナー「おおおお落ち着けベルトルト!!!話せばわかる!!!」
ベルトルト「ふぅーふぅー、落ち着いたよ!!!!」
ベルトルト「じゃあ話してよ、話してよぉ!!!!」
ライナー「お、おぅ」(誰がどう見ても落ち着いてないんだが)
ライナー「だから、突然アニが俺に告白してきてだな」
ベルトルト「」
ベルトルト「うらやましいいいいいいいいいいいいい!!!!」ブンブンブンブン
ライナー「お、おおおおおおおおおちつけ!!!!」アセアセ
アニ「あんたは股間を落ち着けな」ボソ
ライナー「お、お前も黙っていろ!!!///」
ライナー「と、とりあえずアニは退け!!!俺はトイレに行く!!」
ベルトルト「オイちょっとまってよおいねぇ!!!」
アニ「さっきからトイレ行きたいって言ってたから」
ベルトルト「でも股抑えて出て言ったよ!!!!?」
アニ「さすがにフルb「あああああああああああああああああ」」
-------------------(賢者タイム)-------------------
ライナー「なんかよくわからないが、正直すまんかった」フゥ
ベルトルト「僕もなんか突然叫んじゃってごめん」フゥ
アニ「あんたら二人してなにしてたのさ」
ライナー「……///」
アニ「で、どうだったライナー?」
ライナー「へっ?」
アニ「感想を聞いているんだけど」
ライナー「」
ベルトルト「」
アニ「あたしの告白、どうだった///」
ライナー「え、ああ、うん///」(恥ずかしい)
ライナー「よ、よかったよ///ちょっと強引だったが///」
ベルトルト「……らいなぁあ、あにぃいい……」ウルウル
アニ「良かった、これで本番も大丈夫だね」
ライベル「はぁ?」
アニ「じゃあ言ってくる」
ライナー「おい待てアニ」ガシ
ライナー「本番って何だ?」
アニ「いやだからさっきのが練習で」
ライナー「練習って何のだよ?」
アニ「いや、だから告白の練習……///」
ライベル「」
ベルトルト「えっと、よく分かんないんだけど……」
アニ「だから、告白の練習をライナーとしたんだけど……///」
ベルトルト「いや、余計よく分かんないよ」
ライナー「そ、それならそうと先に言ってくれよ!!!馬鹿みたいじゃないか!!!」イラ
アニ「いや、初めに言ったよ」
--------------------------------------
アニ「ねぇライナー」ガチャ
ライナー「お、おぉ、どうしたアニ?」ネムイ
アニ「相談があるんだけど」
ライナー「おう、なんでもしてみろ」ゴシゴシ
アニ「こ、告白の練習に付き合ってくれないかな……///」
ライナー「」
ライナー「誰に告白するんだ」(笑うな、笑うな俺)
アニ「アルミン///」
ライナー「なんで練習相手が俺なんだ?」ニヤニヤ
アニ「同じ金髪だし、アルミンもあんたもMでしょ?」
ライナー「お、おぅ……?」
アニ「じゃ、じゃあ行くよ」
ライナー「おっしゃこい!!!」ニヤニヤ
アニ「す、好きです///」
ライナー「」
ライナー「あはははははははwwwなにそれお前めっちゃかわいいなwwwwうごぉ」
ドゴォ!!!!!!!!!!
アニ「じゃあ記憶リセットして違うパターンで告白するよ///」
ライナー「……ん?俺は何を……」
アニ「あんたのことが好きみたいなんだ」
----------------------------------------------------
アニ「っていうことを何度か繰り返したんだけど」
ライナー「……///」
アニ「あんたまさか途中から本気だったわけ?」
アニ「あたしはあんたが一生懸命演技してくれているのかと思ったよ」
ベルトルト「勃起の演技って何だよ」ボソ
ライナー「ちょ、恥ずかしいから勃起とか言わないで///」
アニ「じゃあね、ありがとう変態」ガチャ
ライナー「……」
ベルトルト「……ライナー?」
ライナー「俺、もうホモでいいや」ズ-ン
ベルトルト「ライナーがそれでいいなら、もうどうでもいいよ」
アニ「あ、あと言い忘れてたけれど」ガチャ
ライナー「なんだ……」ズ-ン
ベルトルト「アルミンが待ってるよ」ズ-ン
アニ「……」
アニ「ライナーもベルトルトも大好きだよ///」ガチャ
ライベル「」キュン
終わり
かわいい(セックスした)
一日で2本のSSを完結させたので疲れました
いや、まぁ暇つぶしに書いていただけなんですが
今回も下書きなしのダラダラでした、すみません、読みにくいです
次もライアニが書きたいですね
できれば、ライアニがメジャーになるまで書きたいですね
(アニライという新世界を拓こうかな)
ベルアニ?そんなもん知らん
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません