銀時「進撃の巨人?」(246)

新八「ええ、今江戸でも大人気の漫画ですよ」

銀時「オイオイ、原作の売り上げが落ち目な俺らに脂乗ってる漫画の話とかしてんじゃねーよ」

神楽「ジャンプブランドを掲げてるのにマイナー誌の漫画に負けるとか恥ずかしいネ」

銀時「つっても、39巻のオリコンランキングはアレの4巻に勝ってたし?」

神楽「でも次の週には抜かれてたネ」

銀時「…………」

新八「お前ら詳しいな」

銀時「で? この漫画が何なんだ? いくら大人気漫画を見せてもゴリラのやる気は起きねーぞ」

新八「違いますよ! 親衛隊の隊員がこの漫画にうつつを抜かしてたから没収してきたんです」

銀時「第一なんだよ巨人って…、今野球漫画なんて流行らねーんだよ。最近ジャンプで連載始めたのだって…」

新八「やめろォォォォォォ!!」



銀時「んで、どうすんのこれ」

新八「最初は捨てようかと思ったんですけど、それは流石に可哀そうなんで反省したら帰してあげようと思ってます」

神楽「随分と破格の待遇アルな、かえってキモいアル」

新八「ぼ、僕もこういうのに浮気してしまったことはあるから引け目を感じたんですよ」

銀時「ああ、あのゲームな。名前なんだっけ?」

新八「ラ…、ラブチョリスですね」

神楽「彼女の名前は?」

新八「も、ももさ……イヤ、もういいだろこの話題!!」


銀時「さーて、もう暗いし寝るとすっか」

銀時「…………ん?」

銀時「いや、ホントに寝ていいのか? ここで寝たら俺危ない気がする」

銀時「…まぁいっか、フラグとか何一つ立ってないから、うん」

銀時「…………」

銀時「ZZZ……」

銀時「……ZZZ」

キース「貴様は何者だ!」

コニ―「ウォール・ローゼ南区ラガコ村出身! コニ―・スプリンガーです!」

キース「逆だ…コニー・スプリンガー」

キース「貴様の心臓は右にあるのか コニー……ん?」

サシャ「……」ハフハフ

銀時「……ZZZ」

キース「」

サシャ「…」ハフハフ

銀時「……ZZZ」

キース「オイ、貴様は何をやってる?」

サシャ「ウォールローゼ南区ダウパー……

キース「貴様じゃない!!」

サシャ「!?」ビクッ

銀時「……ZZZ」

キース「貴様だ!貴様に言ってる!!貴様…何者なんだ!?」

銀時「……んあ? 朝っぱらから騒いでんじゃねー……」

銀時「……」

銀時「(あれ? 天井が……ない?)」

キース「貴様…なぜ寝ていた? それに制服はどうしたんだ?」

銀時「ああ、これ夢か? ったく、夢にハゲのオッサン登場とか勘弁しろよ」チッ

キース「貴様…本当に何を言っている? それにコレは違う! 五年前はフサフサだったんだ!」

銀時「しゃーないよ、俺だって五年前は五十巻も出るとは思ってなかったからね、二回も映画やるとは思ってなかったからね」

キース「うるさいうるさいうるさーい! とにかく貴様はさっさと制服に着替えて訓練に参加しろ!」ナミダメ

男子寮
銀時「どうなってやがんだ? 夢にしちゃあやけに意識がはっきりしてんな」

銀時「…………」

銀時「まさか…、寝る前の……」

ベルトルト「……?」

銀時「フラグがどーたら言ったせいでか?」

ベロベルト「???」

銀時「…………」

ベルトルト「…………」

銀時「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

ベルトルト「えっ」

銀時「誰、お前、いつからいた!?」

ベルトルト「えぇっと、教官に『フーバー訓練生、さっきの男についていってやれ。彼奴をそのまま放って事件でも起こされたらかなわんからな』って言われて…今……」

銀時「そ、そうか(新八以上に地味なやつだな…)」

ベロリンガ「それで、部屋はどこなんですか?」

銀時「は?」

ベルトルト「だから、あなたの部屋はいずこ?」

銀時「部屋? 部屋ってなんだよ、坂田さんちにはマイルームなんてねーぞ」

ベルトルト「…………え?」

ベルトルト「え? 貴方、訓練兵じゃないんですか?」

銀時「は? なんだ、それ」

ベルトルト「…よく見たら服もワケのわからないデザインだし……」

銀時「オイ今何つったコラ、この服はズンボラ星人御用達の服なんだぞ」

ベルトルト「(ずんぼら…?)」


銀時「(てか、やっぱりフラグのせいでこんな世界に飛ばされちまったってのか?)」

銀時「(確認してみるか)……なぁ、アンタ」

ベルトルト「?」

銀時「超大型巨人って、知ってるか?(こんな名前だったよな? たしか)」

ベルトルト「!!??」

銀時「…知ってるんだな」

ベルトルト「え、ええ、そりゃあ…(まさかこの人…)」

銀時「それはこの世界に存在する物か? 」

ベルトルト「へ?」

銀時「いいから答えろ」

ベルトルト「は、はい……」

銀時「やっぱりそうか…」

ベルトルト「???????」

銀時「なぁ、ブーバー君」

ベルトルト「フーバーです」

銀時「制服とやらの…予備ってあるか?」

ベルトルト「え? 予備?」

銀時「ああ、理由は追々話すから、貸してくんねぇか?」

ベルトルト「はぁ……?」

訓練所
キース「おお、やっときたか! フーバー訓練兵に若白髪!」

銀時「若白髪ってなんだハゲ」

キース「ハ、ハゲじゃないもん!」

銀時「何このオッサン、気持ち悪いんだけど。何とかしろよフーバー君」

ベルトルト「えっ」

キース「そ、そんなことはどうでもいい。フーバー訓練兵、ホワイトヘアー訓練兵、直ちに訓練に参加しろ」

ベルトルト「は、はっ!」ケイレイッ

銀時「誰がホワイトヘアーですかハゲル・ボールドネス教官」

キース「ハゲじゃない! 抜けたんだ!」

ベル銀「「ハゲじゃねーか」」

キース「(コホン)い、今は対人格闘術の訓練をやっている。本来はしばらくしてからではないといけないのだが、早く訓練生の実力が知りたくて変えてしまった」ワクワク

ベルトルト「さいですか(こいつキモいな…)」

銀時「いい年したオッサンがワクワクとかいう擬態語使うなよ」

キース「何の話だ」

銀時「いーえ、なんにも」

キース「そうか、ならさっさと訓練に参加しろ」

ベルトルト「はっ!」ケイレイッ

銀時「うーっす」

銀時「どうやらこの訓練は誰かと二人組になってやんなきゃならないみてぇだな……」

銀時「唯一話せるフーバー君はなんかホモっぽい奴と組んじまってるし…」

銀時「……………お?」

アニ「………………」

銀時「何だあの女…、サボってんじゃねーか。ぼっちか?」

アニ「…………」

銀時「…うおっ、すげぇ目つきしてんな。我らが鬼の副長土方さんにも負けず劣らずだよアレは」

アニ「…………」

銀時「(まあ、話しかけてみる価値はありそうだな)おーい、そこの金髪チビ女ー」

アニ「………………」チッ

銀時「なぁおい、チビ」

アニ「…………」

銀時「おい、聞いてんのかチビ」

アニ「……チビ言うな」グスッ

銀時「え、あ、悪ィ。じゃあお前のお名前なんてーの?」

アニ「…………」

銀時「おい聞いてんのかチビ」

アニ「……アニだよ」

銀時「え? お兄ちゃん?」

アニ「言うと思ったよチクショー」

アニ「で? 結局何の用だったのさ」

銀時「え? あ、ああ、なぜにアニさんは訓練サボタージュ?」

アニ「……こんなことやったって意味なんか無いから」

銀時「?」

アニ「『対人格闘術』なんか点数にならない。私を含め熱心な内地志願者はこんな訓練流すもんさ…」

銀時「お…おい」

アニ「過酷な訓練の骨休めに使っているんだよ」

アニ「それ以外の奴らはあんたみたいなバカ正直なやつか…」


ヘ○ヘ
 |∧    サシャ「荒ぶる鷹のポーズ!」
/ 

アニ「…単にバカか、だ」

銀時「あのバカの声聞いたことあるような…」

ごめんAAずれた

キース「何をしている、ブラウス訓練生」

サシャ「!?」

アニ「あ……」

銀時「マズい、ハゲだ! サボってんのバレたら叱られんぞ!」

アニ「………………」ビュッ

銀時「っ!?」ガシッ

アニ「とにかく…点数の高い立体起動術じゃなきゃやる意味がない。目指しているのは立派な兵士ではなく内地の特権を得ることだから」

銀時「内地?」

アニ「ああ、そうさ。成績上位10名だけが手に入れられる、楽をするための道」

銀時「…………」

アニ「…………」

銀時「……へっ、そうかよ。そんなら……」ググッ

アニ「!?」ビターン

アニ「なっ…(あの状態から押し倒された!? そんなことできるはず…)」

銀時「俺が、お前の特権を奪ってやらァ」

アニ「…………ふっ」

銀時「ん? お前そういう顔もできるんだな」

アニ「面白いね、あんた」

銀時「…………そうかよ」

アニ「今まで私にそんなことを、しかも本気で言ってくるような奴はいなかったからね。あんたのこと、少し気に入ったよ」

銀時「そんまま惚れてくれりゃあ万々歳なんだがなぁ…」

アニ「そういうわけにはいかないね」クスッ

夜 食堂
ガヤガヤガヤ

銀時「ここでもぼっちになりそうだな…フーバー君はまたホモとつるんでるし」

銀時「はぁ……」

アニ「銀さん、銀さん」

銀時「アニ? つーかその呼び方…」

アニ「ああ、いけなかったかい? ハゲに聞いた『銀時』って名前よりもこっちの方が呼びやすいんだ」

銀時「いや、悪くはねーけど」

アニ「そうかい、よかった」

アニ「じゃあ、よろしく、銀さんっ」ニコッ

銀時「おお、よろしくな」

???「ギンサン?」

アニ銀「!?」ビクッ

サシャ「なんですかそれ? 新しいパァンの呼び名ですか?」

アニ「な、何だサシャか…、銀さんっていうのはこの……」


銀時「うっうわああああああああああああ、こいつ変態の声じゃねーか!」

アニ「」

サシャ「へっ、変態!?」ガーン


銀時「何だ、お前も画伯の一味なのか」

サシャ「が、画伯……? 何のことやらさっぱりですけど褒められてるようで嬉しいです!!」

アニ「で、結局画伯って何エレン「このクズ野郎が!」

アニ「…………」

アニ「なあ、銀さジャン「才能ねえからってひがむんじゃねえよ!」

アニ (´・ω・`)ショボーン

銀時「ん? 何の騒ぎだ」

サシャ「あ、エレンとジャンのけんかですね、いつものことです」

銀時「ほー」スタスタ

サシャ「え? ギンサンどこに!?」

>>54どこ行けば見れる?むっちゃ見たいんだけど

>>57
エレファント速報とかいうアフィブログにあったと思いますよ

エレン「だから!どうやって巨人に勝つっていうんだよ!!」

エレン「できる奴ばっかが内側に引きこもりやがって……」

ジャン「オレに言われてもしらねぇよ……つーか」チラッ

ミカサ「…………」エレンダケミテル

ジャン「」

エレアル「「…………?」」

モブ「………………?」



ジャン「ふざけん……

銀時「はーい、そこまでェー」ガシッ

ジャン「!?(こいついつの間にっ!?)」

銀時「まぁまぁ、思春期のうちはいろいろあるのは銀さん分かってるよ?」

ジャンエレ「………………はぁ?」

銀時「でもなァ、えぇっと……、茶髪」


銀時「今のお前は、ただ感情やストレスを発散してるだけだろーが」

ジャン「!!」

銀時「そんなんじゃお前は、いつまでたっても『兵士』とやらにはなれっこねーよ」

エレン「!!」

ちょっと墓に行ってご先祖様つれてくる

職質された…

>>65
すげーな
ネタの宝庫かよ

ジャン「…………っ!」ギリッ

エレン「(…なにこのひと)」

アニ「…………銀さん」キュン

その他「………………」

ジャン「へ、兵士が何だって?」ナミダメ

>>66
きっとご先祖様に呪われてるんですよ
俺ニートだから

ガチャ

ジャンエレ「「!!!?」」

キース「今しがた大きな音が聞こえたが…、誰か説明してもらおうか……」

ミカサ「……」スッ

キース「何だアッカーマン訓練生」

ミカサ「サシャが放屁した音です」

サシャ「!?」

キース「また貴銀時「……あーそりゃあ違う違う」

キース「何がだホワイトヘアー訓練生」

銀時「屁こいたのは画伯一味じゃなくて俺だ」

キース「また貴様か…」

銀時「その台詞は結局言うのかよ」

キース「少しは慎みを覚えろ」チッ

 サシャ「何してるんですかミカサ! ギンサンが身代わりになってくれたからよかったけど、アレなかったら私バカじゃないですか!!」

 ミカサ「もともとバカだから大丈夫」

 サシャ「!!??」ガーン


エレン「…危なかったなジャン、つまんねぇ喧嘩で夢を取り逃がすところだった」

銀時「ほんとほんと、危なかったじゃんジャン」

ジャン「いや、お前も思いっきり関与してたじゃねーか!」

銀時「俺はそのロケット団とやらに入るつもりはねーからな」

ジャン「憲兵団だよ!」

銀さんの口調がいまいち分からん

ジャン「しかし困ったな…このままじゃ収まりがつかねぇ」

ジャン「けどオレはこの施設内でやるわけにもいかねぇ…」

ジャン「どーしましょ」

銀時「……対人何とか術なら合法的に暴力振るえるんじゃねーの」

ジャン「!」

エレン「余計なこと言うなよ、白髪…」


キース「各自部屋に戻ってさっさと寝ろー」

銀時「おーい、ハゲ」

キース「何だ白髪」

銀時「俺の部屋は…?」

キース「えっ、部屋ないのか」プークスクス

銀時「おい何笑ってんの」

キース「まぁ…、仕方がない。空いている部屋があるからそこで寝ろ」

銀時「わーったよ」

空いている部屋
銀時「空いている部屋とか言うから一人部屋かと思ったのに」

銀時「なんで、なんでなんだ…」


キース「………………ZZZ」

銀時「なんでコイツと相部屋だァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

エレン アルミン |

ベルトルト ライナー|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_______
コニー 銀さん|
マルコ ジャン|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

でいいじゃん部屋割り

>>81
原作四巻で見たら一部屋の人数がもっと多かったし、なら空きはないだろうと踏んだんだ
間違ってたらごめんなさい

銀時「ちくしょう、なんでオッサンと一夜を共にしなきゃなんねぇんだよ」

銀時「これならまだフーバー君と一緒にいたホモの方がマシだよ」

銀時「………………」

銀時「寝るか」

翌日
銀時「まーた対人なんちゃらか……、あのハゲはそんなにぼっちを虐めたいのかね」

アニ「なぁ、銀さん」

銀時「うおっ……またお前か…………。やっぱり訓練はやらねぇんだな」

アニ「え? いや、そうじゃなくて…、今日は………」モジモジ

銀時「ああ? 要領をえねーな、ハッキリ言えよハッキリ。教官みたいな頭にするぞ」

アニ「きょ、今日は一人で可哀そうなあんたと組んでやろうと思ったんだよ」

アニ「ずっと一人で見てられないからね」

銀時「おいおい、俺なんかに付き合っても良い事なんかねえぞ? 大人しくエレン君とでも組んでやれ」

 エレン「…………」 ←余り

アニ「いいだろ、私は“好きな人”と組みたいんだ」

銀時「そうかい」


もう誰も見てないかな

銀時「(……うーん、こんなチビに本気は出さない方がいいかもな)」

銀時「行くぞっ!」ダッ

アニ「…………」ビュッ

銀時「!?」

アニ「………………」バシッ

銀時「…………え?」マングリガエシ

アニ「ふん、少し期待してたんだけど全然ダメだね。動きが鈍い」

銀時「(足が痛ぇ……、蹴られた、のか?)」

アニ「……ほら、もう一度かかってきてごらん」


銀時「……ふっ、手加減はいらないみたいじゃねーか」

アニ「ん? 手加減してたのかい?」

銀時「ああ、俺の53万の戦闘力のうち一パーセントくらいしか使ってねえから。いや、ホントに」

アニ「…なら次は53万全部使ってほしいね」

銀時「あぁ……お待ちかねのフルパワーですよ」ダッ

銀時「………………」マングリガエシ

アニ「………………」

銀時「嘘だろ……。なんなんだお前…超サイヤ人かよ」

アニ「なぁ、銀さん」

銀時「なんだよカカロット」

アニ「カカ……? あ、あんた素手で戦うのに慣れてないんじゃないか?」

銀時「!」

アニ「よければ……教えてやってもいいけど?」

銀時「あー、いやいいわ。蹴り技なんてももパーンで充分だし」

アニ「……遠慮なんかしなくて良いって」

銀時「いや、遠慮なんてしてませんけど!? えっ、だからやりたくないって言って」

アニ「……」バシッ


次の日
キース「どうしたアルレルト!貴様だけ遅れてるよ!ねぇどんな気持ち!?ねぇねぇどんな気持ち!?」

アルミン「…ハ…く……くそっ…」

ライナー「アルミン、貸せ!」

アルミン「ライナー…」ゼェハァゼェハァ

ライナー「このままじゃ不合格だぞ(うっひょい、アルミンの喘ぎ声ごちそうさまでした!)」

アルミン「そんなことしたら君まで…」

ライナー「バレないように尽くせ…!(ひゃっほうアルミンが俺の心配してるぜ!)」

ライナー「俺の気が変わらねぇうちにな!(まあ変わるわけねーけどwww)」

キース「……(『ライナー・ブラウン』屈強な体格と精神力を持つ。仲間から高い信頼を得ており、一見完璧に見えるが実はホモ)」

アルミン「……お荷物なんか、死んでもごめんだ!」ガッ

ライナー「な!? オイ!?」

キース「(『アルミン・アルレルト』体力面において兵士の基準に達しないものの、座学の受け応えにおいて非凡な発想を見せると聞く。こいつはノンケ)」

次の訓練
ビュオオオオオオオオオオオオ ズバズバッ

ジャン「(クソッ、またアニとベルトルトか…)」

キース「(『アニ・レオンハート』斬撃の進入角度に非の打ちどころがない…、目標を深くえぐり取る。性格は孤立気味で連帯性に難があったが、最近はあの白髪に懐いている)」

キース「(『ベルトルト・フーバー』ライナーの彼氏)」

キース「(『ジャン・キルシュタイン』すぐキレる)」

キース「(『コニ―・スプリンガー』馬鹿なチビ)」

キース「(『サシャ・ブラウス』蒸かした芋)」



キース「はぁ……、これつけるのメンドくさい…」

モブ1「来たぞ」

モブ2「……」グイ

ビュン ズバババッ

キース「(『ミカサ・アッカーマン』あらゆる難解な科目を完全にこなす実現力がある。歴代でも類のない逸材として最高の評価は妥当と言える)」

ミカサ「…………」チラッ

エレン「ふん!」

キース「(『エレン・イェーガー』格闘術に秀でるほかは目立った特技は見られないが、他ならぬ努力で徐々に成績を伸ばした。人一倍強い目的意識を持つ)」



銀時「あー、このわけわからん飛ぶ装置もやってみりゃ簡単だな」

キース「(『ギントキ・サカタ』その能力の幅は未知数。ひとたびやる気を出せばアッカーマンにも劣らないほどの実力を見せる)」

ちょっと眠いので三時間くらい寝ます

あと、一応酉つけときました

銀時「っと、さっきまで空飛んでたから地面に足つけると変な感じだな…」

銀時「てかこの訓練は一体何を倒すためのものなんだ…? フーバー君やハゲは巨人がどーたら言ってたが……」

アニ「……銀さん」

銀時「おお……ってまたお前かよォォォォォォォォ!? この訓練兵団とやらにきてから俺お前ばっかと喋ってんぞ!?」

アニ「えっ……、そんなに私と話すのはイヤ?」

銀時「イヤじゃねぇけどよ……、俺ァもっと愛想のいい女の子と話したいね」

アニ「!?」ガーン

銀時「ああ、そうそう、巨人とやらについて知りてえんだけど…」

アニ「え? あ、うん。巨人っていうのはね……」


~説明中~


銀時「つまり巨人っていうのは人間を捕食する人間の敵っつーわけか」

アニ「あ、ああ……(私みたいに両方である奴もいるけどね)」

銀時「(天人みてえなモンだと思ってたが……、全然違うみてぇだな)」

銀時「とにかく、巨人は絶対倒さなきゃなんねーってわけだな」

アニ「あ、ああ……うん」

アニ「というかもう夕食の時間だよ。早く戻らないとサシャに全部盗られる」

銀時「ああ、そうすっか」


食堂
銀時「はーい、みんなの銀さんが戻ってきましたよ~っと」

サシャ「ギンサン! こんなに遅くなったってことはパァンは私に銀時「やらねーよ」

アニ「入ってからねだるまで1秒と掛からなかった……」

銀時「なぁおい、エレン君」

エレン「ん? どーしたギントキ」

銀時「いやぁ…ちょっと気になることがあってさ」

エレン「気になること? 俺にか?」

銀時「ああ……エレン君、君さぁ……」


銀時「『巨人』のこと、詳しく教えてくんね?」

エレン「!?」ガタッ

銀時「アニの説明だけではいまいち想像しづらくてな…………ん?」

ミカサ「あなた、何のつもり」ゴゴゴゴゴ

銀時「え、何コレ? 俺巨人について聞いただけなんだけど? なんで睨まれてんの?」オロオロ

ミカサ「…あなたは少し調子に乗り過ぎた。私がしかるべき報いを……」スッ

銀時「えぇ!? ちょっ、なんでェェェェェェェェェェェェェェェ!?」

ミカサ「しね」ビュッ





ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!

翌日 医務室
銀時「…………んっ」

銀時「あぁ、もう朝か…ってなんだこの部屋」

銀時「あぁ、そういや俺エレン君に粗相して、黒髪女に殴られたんだっけか」

銀時「……………………」


銀時「10歳近く年下の女にワンパンで沈められる伝説の攘夷志士」

銀時「ないない、それは絶対ない」


銀時「…………ん?」

アニ「…………ZZZ」(ベッドの脇の椅子に座って寝ている)

銀時「アニ?」

アニ「…………ZZZ」

銀時「なんだコイツ……まさか一晩中ここにいたってのか?」

銀時「……良い奴なんだな、意外と」頭ナデナデ

アニ「んっ……」パチッ

銀時「よぉ、アニ」頭ナデナデ

アニ「おはよう、銀さ……ってうわああああああああああああああああああああああああっ!!///」

銀時「お前が介抱してくれたんだろ? 見かけによらず良い奴じゃねーか」頭ナデナデ

アニ「とりあえず撫でるのをやめろ!///」

銀時「えっ」

訓練所
キース「えーっと、今日の訓練のことだが……」

アニ「(今日も対人格闘術あたりだろうな……ペアは指定がなけりゃまた銀さんでいいか)」

銀時「(まーた対人なんちゃらやらされんのかー? アレ苦手なんだよなぁ、アニの蹴り痛ェし)」




キース「そろそろ終わりに向かいたいという>>1の渇望もあったため、今日で卒団してもらう」

アニ「」

銀時「」

その他大勢「」







教官「100年の平和の代償は惨劇によって支払われた。当時の危機意識では突然の『超大型巨人』の出現に対応できるはずもなかった…」

教官「その結果…先端の壁『ウォール・マリア』を放棄、人類の活動領域は現在我々のいる『ウォール・ローゼ』まで後退した」

教官「今この瞬間にも『超大型巨人』が壁を破壊しに来たとしても不思議ではない」

ベルトルト「(ねーよwww)」

ライナー「(そいつこん中にいるからwww)」

アニ「(無知乙www)」


銀時「(何にやけてんだコイツら)」

教官「その時こそ諸君らはその職務として『生産者』に代わり、自らの命を捧げて巨人と言う脅威に立ち向かってゆくのだ!」


教官「心臓を捧げよ!!!!!!!!!!!!!!」

訓練兵「「「ハッ!!!」」」


教官「本日 諸君らは平年よりも早く『訓練兵』を卒業する…」

教官「その中で最も訓練成績が良かった上位10名を下から発表する。呼ばれたものは前へ」







教官「10番 クリスタ・レンズ」












教官「9番 サシャ・ブラウス」















教官「8番 マルコ・ボット」







教官「7番 ジャン・キルシュタイン」






教官「6番 エレン・イェーガー」






教官「5番 アニ・レオンハート」






教官「4番 ベルトルト・フーバー」






教官「3番 ライナー・ブラウン」


教官「そして…残り二人は正直迷った」

教官「どちらの訓練生も『訓練』はほぼ完璧にこなしていて、はっきり言うと十年に一人いるかいないかの逸材だ」

  エレン「すげえ! 一人はミカサだろうけど…、もう一人って誰だ?」

  アニ「(もう一人って…もしかして…………)」


教官「それでは、一気に発表する!!」



教官「二番 ギントキ・サカタ!」




教官「首席 ミカサ・アッカーマン!!」




教官「以上十名――」

エレン「(やっとここまでたどり着いた…)」

エレン「(今度は人類の番だ)」

エレン「今度はオレたちが……」







銀八先生「はーい、番組の途中ですがここで臨時ニュースでぇす」

銀八先生「とりあえずここで前半終了、っと」

銀八先生「後半はある程度書き溜めたらはじめまーっす」

銀八先生「まぁネタバレすると、巨人が出てきて色々ある→かぶき町に帰る、これだけ」

銀八先生「相当亀になりますがー、付き合ってくれると幸いでーす」

銀八先生「んじゃっ、番組再開ー」




エレン「巨人を食い尽くしてやる!!」

そういうわけでまた数時間休みます

いるかどうかは分からないけど読んでくれてる方はすいません

普通に考えたらクリスタかサシャが落ちそうだけど…なんでコニー?

おしえてーぎんぱーちせんせー

銀八先生「>>137からお便りが届きましたー」

銀八先生「なんでクリスタやサシャではなくコニーが落とされたのか、という質問でぇす」

銀八先生「えー、これはですね、コニー君は大抵のSSでネタ要因にされているしコニーでいっか、みたいな感じで落としましたー」

銀八先生「疑問を感じた方はすいまっせんしたァァァァァァァ!!」

どうでもいいですが銀さんは時期的にいつの銀さんですか?

例 四天王編後

おしえてーぎんぱーちせんせー

銀八先生「お次は>>139からのお便りです」

銀八先生「ここで出てる銀さんは大体一国傾城篇のあとくらいですかねー」

銀八先生「この後の展開的に『巨人星』が登場する前が良かったので、そのくらいになってまーす」

銀八先生「もしアニメ組の方だったら『巨人星』は分からないと思いますが、まぁそこは字面から想像してください」

銀八先生「あと、後半戦は6時前までになんとか開始させる予定ですので、よろしくお願いしまっす」

なんでアニに格闘術教えてもらってないエレンが対人格闘に秀でてんの?
てか、初日で吹っ切った筈のエレンがなんで巨人相手にヘタれたの?

銀八先生「さて、次は>>145からの質問です」

銀八先生「これに関しては……完全にこちらのミスです」

銀八先生「靴なめくらいはやるので許してください」

巨人星ってどんな話だっけ?
神楽に巨人の王子が求婚するやつ??
 
 
ところで>>1は他に銀魂のSSって書いたことある?

>>147
巨人星はその神楽に求婚する奴

俺は>>7の名前欄でも言ってるとおりこれが初SS
なんかパクリっぽかったら言ってください

銀時「二番、か」

銀時「あの黒髪女以下だったけど、まあ俺途中参加だし? 初めっから参加しとけば主席は余裕だったね、うん」

銀時「まぁ所詮はガキだからね、フルパワー銀さんに完全勝利するには10年早い」

銀時「…………」

アニ「銀さん……必死に一人で言い訳して虚しくならないかい?」

銀時「んげっ、またお前かよォォォォォォォォォ!! お前俺のこと尾けてねーだろうなぁ!?」

アニ「そ、そんなことしないよ……、でもすごいじゃないか二番なんて」

銀時「別に順位はどーでもいんだよ、あの黒髪女に負けたということがアレなの」

アニ「アレって何さ…」

銀時「…とにかくよぉ、俺は糖分取れなくてイライラしてんだからあんま関わんない方が良いぜ」

アニ「砂糖なんてかなり貴重だからね。ウォール・シーナまで行かないと手に入れづらい代物だよ」

銀時「マジかよ……向こうじゃ獄中ですらプリンが出るのに……」

アニ「向こうってどこ」

銀時「何でもねぇ、気にするな」

アニ「…………」

銀時「アニちょっと菓子かなんか買ってこい」

アニ「……やだよ」

銀時「おいおい、俺が死んでもいいってのか?」

アニ「随分と話が飛躍したもんだね…、あんたは糖分摂らないと死ぬのか?」

銀時「死ぬよ」

アニ「うそこけ」

銀時「いや、ホントだって! 俺一度それで死にかけてるもん」

アニ「もう黙って」



エレン「おーい、ギントキー!」タタタッ

銀時「うわっ、今度はエレン君か」

アニ「ミカサとアルミンもくっついてるね」

エレン「すげぇじゃねえか! お前ミカサと同じレベルなんだろ!?」

ミカサ「……でも私の方が順位は上」ドヤッ

銀時「……」イラッ

銀時「でもまぁ俺途中参加だし? むしろ最初から参加して10番以内に入らなかった奴より遥かにマシじゃねーか」

エレン「…それは、そうだな」

ミカサ「あなたが途中参加と言うことを失念していた。謝罪する」

アルミン「最初から参加して…10番以内に……」

アニ「銀さん……、アルミンが泣いてるしあんまり言ってやんない方が」

アルミン「な、泣いてないよ!」

銀時「ごめんなピクミン、お前のこと忘れてた」

アルミン「アルミンですっ!」

銀時「おお、すまんすまんアリナミンEXゴールド君」

アルミン「いい加減にしろよォォォォォォォォォォォォォォォォ!」バンッ

ミカエレ「「!?」」

銀時「おお、アルミン酸ソーダ君が銀魂風ツッコミをおぼえた」

アニ「アルミンがキレた…」

男子寮
アルミン「…………んっ」パチッ

エレン「おお、アルミン目を覚ましたか!」

銀時「あの後 急に倒れちまったから寮に運んだんだ」

銀時「何か……すまんな」

アルミン「いや、気にしてないですよ」ニコッ

銀時「ん? そうか……(こいつホントに男か……?)」



市街地
エレン「しっかし、最前線の町だっていうのに人が増えたよな…」

ハンナ「もう5年も何もないんだもん。数年前の雰囲気のままとはいかないでしょ」

フランツ「この5年間で壁もずいぶん強固になったしね!」

ハンナ「もう大型巨人なんて来ないんじゃないかな」

エレン「何腑抜けたこ銀時「甘っちょろいこと言ってんじゃねぇぞガキどもが!」

エレン「!?」

バカ夫婦「「!!??」」

銀時「『来ないんじゃないかな』だぁ!?」

銀時「どう考えてもそれフラグじゃねーか! そんな些細なフラグが命取りになんだよバカヤロー」

ハンナ「ご、ごめんなさい……」ビクビク




壁上
エレン「はぁ……!? 調査兵団にするって?」

エレン「何でだよコニ―……、前に憲兵団に入るって言ってただろ」

コニ―「憲兵団が良いに決まってるだろ…、でもよ……」

銀時「エレン君の熱意が伝わったんじゃね?」

エレン「は!?」



コニ―「ちっげえよ!! 俺10番以内に入ってねぇから憲兵団に入れないんだよ!!」

エレン「」

銀時「……なんか、その、すまんな」

コニ―「謝んな!!」

サシャ「あのぅ、みなさん…」スッ

銀時「?」

サシャ「上官の食糧庫からお肉盗ってきました」

コニトマエレ「!?」

銀時「画伯……ちょっと俺チクってくる」スタスタ

サシャ「えっ!?」

サシャ「やめてくださいよ! ギンサンにもちゃんと分けてあげますから!」

銀時「いらねーよ! ただでさえ糖分が足りてねぇのにそんなしょっぱいもの食えるか!」

コニー「つーか戻して来いよ」

ミーナ「そーだよ、土地が減ってから肉なんてすごく貴重になったんだから」

サシャ「……大丈夫ですよ」

サシャ「土地を奪還すればまた……牛も羊も増えますから」

銀時「サトウキビとテンサイも増えるよな! なっ!」

サシャ「ソッスネ」

トーマス「まあいいじゃねぇか。ウォール・マリアを奪還する前祝いに頂こうぜ」

エレン「……トーマス…」

銀時「きかんしゃトーマス……」

トーマス「おい何で余計なのつけた」

サムエル「……………オレもその肉食う!!」

銀時「ムニエル……」

ナック「ムニエルじゃねぇよ! 無理矢理料理と絡めんな!!」

ミーナ「わ…私も食べるから! 取っといてよ…!!」

エレン「」

銀時「亀頭……」

ミーナ「!?」ガーン

誤字修正
>>162

ナック「ムニエルじゃねぇよ! 無理矢理料理と絡めんな!!」

サムエル「ムニエルじゃねぇよ! 無理矢理料理と絡めんな!!」

エレン「」

銀時「…………」

サムエル「何つっ立ってんだエレン、ギントキ。作業に戻んねぇとバレちまうぞ!」

ミーナ「お昼はまだ先だよ」

銀時「チッ……保護者として銀さんも食ってやるよ」

サムエル「じゃあバレたら責任は全部ギントキだな」

銀時「しね」

エレン「…………」ブルブル

 過去エレン『くっそー外に出たいってだけで何で白い目で見られるんだ』

エレン「(あれから――五年経った――)」

エレン「(2分の1の領土と2割の人口を失ってようやく、人類は尊厳を取り戻しつつある)」

風「ビュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ」

エレン「(勝てる――)」


エレン「(人類の反撃は――――)」

エレン「(これからだ――)」

超大型巨人「…………」

エレン「…………」

超大型巨人「……(蒸発)」

ビュン

エレン「熱ッ……!?」

エレン「な!!? 何が――!!?」

コニ―「うわあああああああああああああああああああああああ」

エレン「!?」

 (壁から落ちそうなコニ―・ミーナの図)

エレン「みんな!! クッ……!!」

エレン「立体起動に移れッ!」

コニ―「ハッ!!」チャキ

パシュパシュパシュ


ヒュウウ

エレン「!?」

エレン「オイ!!サムエル!!」タッ

銀時「…………チッ」ビュン

エレン「ギントキ!?」

銀時「……」パシュ

サムエルの靴「」ザクッ

コニ―「……!!」

サムエル「う…うっ…」

銀時「動くんじゃねぇぞ…ムニエル」

エレン「危なかった…」

超大型巨人「…………」ビキビキビキ

エレン「!?」

ヒュウウウウウウウウウウウウドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

エレン「!!?」


壁「」ドオオオオオオオオオオン

 
エレン「…………!」

  
  カルラ「」クワレタ

  
  過去エレン『駆逐してやる!!』

  過去エレン『この世から…』

 
エレン・過去エレン「『一匹…残らず!!!!』」


トーマス「壁が壊された…」

コニー「まただ…また巨人が入ってくる…」

コニー「ちくしょう…やっぱり人類は巨人に…」

銀時「おい、画伯」

サシャ「なんですか、ギンサン?」

銀時「ムニエルを頼む」

サシャ「え……?」

銀時「巨人は絶対に滅ぼさなきゃいけない最悪の生物だ」





銀時「そうだろ? エレン君」

エレン「固定砲整備4班! 戦闘用意!!」

コニトマミーナ「「「!?」」」

エレン「目標 目の前!! 超大型巨人!!!」

コニトマミーナ「……!!」

エレン「コレはチャンスだ、絶対逃がすな!!」ダダッ

エレン「壁を壊せるのはコイツだけだ!! コイツさえ仕留めれば……!!」ダダダッ

エレン「…………」バッ

エレン「……よう」

超大型巨人「………………」

エレン「5年振りだな…」

※文字だけの表現では限界があったので、原作1巻143ページから154ページ(アニメ第5話前半)のシーンはカットします。ごめんなさい。

銀時「おい、でけぇ奴消えちまったぞ! エレン君、お前倒したのか!?」

エレン「……違う…5年前と同じだ…。こいつは突然現れて突然消えた…!!」

エレン「…すまん、逃がした…」

トーマス「何謝ってんだ、俺達なんて全く動けなかった…」

コニー「オイ…そんな話してる場合か!!」

コニー「もう壁は壊されちまったんだ! 早く塞がないとまた巨人たちが入ってくるぞ!!」



駐屯兵「何をしているんだ訓練兵!!」

訓練兵「「「!!」」」

駐屯兵「超大型巨人出現時の作戦は既に開始している!直ちにお前らの持ち場に就け!」

駐屯兵「そして“ヤツ”と接触した者がいれば本部に報告しろ!」

訓練兵「ハッ!」

エレン「先遣班の健闘を祈ります!」

シュウウウウウウウウウウウ

エレン「!」

エレン「……………………」

銀時「なーに止まってやがんだエレン君」

エレン「! ギントキ……」

銀時「そんなしけたツラされっとこっちまで参るんだよ…」

銀時「お前の過去にどんなことがあったのかは知らねーが、そんなもんきれいさっぱり忘れちまって前を見ろ」

銀時「いつまでも過去に縋ってんじゃねぇ」

エレン「そうだなギントキ、すまん」

エレン「いつまでもウジウジしてたら、倒せる巨人も倒せねーよな」

銀時「そーいうこった」

エレン「じゃ、行こうぜギント…………銀さん!」

銀時「! …………ああ、エレン」

「お前達訓練兵も卒業演習を合格した立派な兵士だ! 今回の作戦でも活躍を期待する!」



フランツ「大丈夫だよハンナ…僕が必ず君を守るから」

ハンナ「フランツ…」


銀時「おい、アイツらこの非常時に何イチャついてんの? なんであそこだけ大作映画のワンシーンみたいになってんの?」

エレン「……あいつらはいつもああなんだよ」

銀時「ったく、俺はうっかりフラグたてちまっただけだってのに、なんでこんなパフェもねェ世界で得体の知れない怪物と戦わなきゃなんねーんだよ」

エレン「何の話だよ、銀さん」

銀時「……気にすんな、何でもねーよ」

エレン「そ、そうか? ならいいんだけど」

エレン「っと…、こんなこと話してる場合じゃねぇな。さっさと配置場所に移動しないと」

銀時「えっ…、もう行くのかよ……。少しくらい休ませてくれてもいいんでねーの」

エレン「オレら兵士が今休んだらその分みんなが危険に晒されんだぞ?」

銀時「……………………」

エレン「さあ行くぞ、銀さん」

銀時「………………おう、エレン」

ミカサ「エレン…、戦闘が混乱してきたら私のところに来て」

エレン「はぁ!?」

銀時「うおう!? いつの間に!」

ミカサ「あなたには話していない」

銀時「」

エレン「お、おい、そんな言い方ねーだろ……」

銀時「…………」ズーン

アニ「だ、大丈夫かい? 銀さん…」オロオロ

銀時「うぉう!? って今度はアニか…。なんでここの女どもは突然現れんだよ……」

アニ「……ここの女!? 銀さんは私以外にも女を作ってたってのかい!?」ガーン

銀時「ちょっと何言ってんのこの子…」

アニ「銀さん銀さん」スリスリ

銀時「何なのこの子、怖いんだけど…」

エレン「ふーっ」

銀時「おお、エレン、ミカサはどーしたんだ?」

エレン「上官がお前は後衛部隊だ、つって連れてった」

銀時「そ、そうか……」

屋根の上

アルミン「…………」

エレン「……アルミン」

エレン「こりゃあいい機会だと思わねぇか? 調査兵団に入る前によ」

エレン「この初陣で活躍しとけば俺達は新兵にして、スピード昇格間違い無しだ!」

アルミン「……!! ああ……、間違い無い!」

銀時「そんで農民が1年働いてやっと手に入れられる額を1か月足らずで稼ぐんだろーな、死ね」

アルミン「」

エレン「なんでそんなこと言うんだよ……」

豚小屋出身家畜以下「言っとくけど三人とも……、今期の調査兵団志願者はいっぱいいるんだからね!!」

銀時「いや、俺は違うからね」

トーマス「さっきはエレンに遅れをとったけど今回は負けないぜ! 誰が巨人を、多く狩れるか勝負だ!!」

銀時「え?無視なの?」

エレン「言ったな、トーマス!数をちょろまかすなよ!!」

銀時「何これ、いじめが発生してるの? こいつら巨人よりもよっぽどこえーんだけど」

「34班前進!!」

エレン「行くぞ!!」

「おおぉぉぉお!!」

銀時「逝くぞー……」

エレン「? どーした銀さん」

銀時「なんでもねーよ、逝こうぜ」

アルミン「なんか発音おかしい」

面白いんだけど、なーんかノリが違う気がする。

本当にまどかとかひぐらしとか書いた人?



エレン「なっ……、あれは…………!?」


  巨人「オオオオオオオオオオオオォォォ」


エレン「オレ達中衛まで前衛に駆り出されている!?」

ミーナ「巨人がもうあんなに…」

サムエル「何やってんだ、普段威張り散らしてる前衛の先輩方は…」

銀時「このザマじゃぁ、税金泥棒言われても仕方ねぇな…。どっかの無能な警察共よりもよっぽど税金泥棒だ」

>>216
それは別の方の作品です

トーマス「まだ殆ど時間がたっていないのに…、前衛部隊が総崩れじゃないか」


エレン「(決して楽観視していたわけじゃかったが、これはあまりにも……」


銀時「んげっ、奇行種だ」

エレン「えっ」

銀時「お前ら、気をつけろ」

エレン「もっとテンション上げて言えやァァアァァァァァアァ!!」

銀時「うるせぇ、他人にテンションのダメだしされる謂れはねーよ」

エレン「ったく…………ん?」上チラッ


エレン「!!」

アニ「あんあぁーん///」

銀時「10代の少女とヤっちまった俺悪くないよな」

このSSまとめへのコメント

1 :  名無しのごんべ   2013年10月30日 (水) 19:26:44   ID: U6jdkWSn

つまんな。

2 :  SS好きの774さん   2013年11月02日 (土) 11:24:08   ID: GJ7b3PIv

続けてください楽しみにしてます

3 :  SS好きの774さん   2013年12月31日 (火) 18:45:19   ID: PTbh-Nw7

まってる

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