神楽「魔法少女かぐら☆マギカアル!」銀さん「それは御免被りたいなって」 (22)

万事屋静止画

銀さん「え~……このスレは」

神楽「この板で書いていたSS『銀さん「魔法少女リリカル銀さん」なのは「はじまらないで下さい」』の外伝の『銀さん「魔法少女銀さん☆マギカ」マミ「それは御免被りたいなって」』の更にリメイクの『神楽「魔法少女神楽☆マギカアル」銀さん「長ぇよ」』をこっちに引っ越したスレアル」

新八「長ええェェェよ!!思いつきでスレ増やすのも大概にしろよ!!ただでさえずっと放置してきたのに余計に面倒になってるじゃねぇかァァァ!!!」

銀さん「仕方ねぇだろ、戻ってくるため書き溜めた途端SSVIP使えなくなったんで、仕方ないから深夜板でスレ始めた途端SSVIP復活するわ、おまけに作者のチキンっぷり指摘されたあげく謝った途端多重投稿しちまってよ」

神楽「だいたい禄に予定も立てられないからこんな事になるアルよ、そんなんだから単位落としまくるアル」

新八「うわぁぁぁやめて神楽ちゃん!!作者今その辺デリケートだから!!また建ててすぐエタられるから!!」

なのは「というかこんなグダグダな内輪話どうでもいいからとっとと済ませてGOD編書けなの」

たら子「バトルサムライズ(笑)も早く書き直せよコノヤロー」

新八「ここぞとばかりに追い討ちかけるなァァァ!!やめてェェェ作者のノミの心臓が潰れ……!!」


ぷちっ


銀神新なた「「「あ。」」」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1394323678

大元はこちら
ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/kako/1364655986
本編は新訳えぇす編終了後となります。

……俺もチーズ蒸しパンにになりたい



『君のその願いは、魂を差し出すに値するかい?』


夢の始まりは、真っ赤に燃える鉄くずに鋏まれた記憶から。

「助けて……死にたくない」

少女は助けを求めた。
生きているなら当たり前の、真っ当な『自分のための願い』だった。
その前の言葉の意味など、考える暇も無かったのだ。

『おめでとう、君のその願いはエントロピーを凌駕した!』

彼はよくわからない言葉をつぶやき、そして少女の肉体から何かを抜き取った。
それはおそらく、とても大切な何か。

少女はそれを、薄々感じていたのだろうか……彼女は罪の意識で、それからの孤独を押し殺し生きてきた。
しかし、孤独は何処までも彼女の抜き身の魂を圧迫していき……そして、それが限界に近づいたとき……
何かが、頭を食いちぎっていった。



銀さん「ぅおわあぁぁぁぁぁ!?」ズダンゴロンバタン

新八「うわっ、どうしたんです銀さん?」

銀さん「え?え?俺今首ちゃんと繋がってる? ほとんど首なしニックになってない?」ペタペタ

神楽「どうしたアルかイキナリ椅子から転げ落ちて頭でも強打したアルか?」

銀さん「はぁっ、なんだ夢オチかよ……驚かしやがって全くよぉ」

新八「勤務時間中に居眠りですかまったくもう、どんな夢見たらそんな冷や汗ダラダラになれるんですか?」

銀さん「……お菓子の洞窟でチーズケーキよろしく頭を食いちぎられた」


新八「 」ヒキッ
神楽「 」ヒキッ

銀さん「んだよその目は」

新八「いや、銀さんの頭の中が思った以上にわかりやすい構造だったんだなって思って」

銀さん「いやそういう欲望的な夢じゃなくてだなぁもっと予知夢的な」

神楽「じゃあきっと正夢アルな、よかったじゃん銀ちゃん甘いものに囲まれて[ピーーー]るヨ」

銀さん「冗談じゃねぇよまったく……」

銀時は窓から江戸の空を見上げる。
なんの前触れもなく放り出されたあの魔法少女達の世界から帰還し、主人公のいない世界を取り戻した銀時は
明らかな『次』の前触れを前に不安を隠せずにいた。



魔法少女まどか☆マギカ×銀魂
新訳永遠編



江戸は歌舞伎町……天人の宇宙船に並び時空管理局の次元航行船が空を飛び交うようになって一月も経つ頃。
活動を再開したばかりの万事屋は深刻な財政破綻と借金に追われていた。

新八「銀さーん、何時まで詰まってるトイレ詰まってるんですか?」ドンドン

銀さん『うるせぇよドンドンバンバン。そんな鳴らしても今無理だから、胃腸が余計ヤバくなるだけだから、出すもんももう殆どないのに捻りだそうとしちゃうから』

新八「まったく、だからドッグフード食べるのは止した方がいいって言ったんですよ」

銀さん『黙れ裏切りもん、身内に公務員が増えたからってテメェだけ裕福な暮らししやがって』

新八「だったらシグナムさんの差し入れ神楽ちゃんと一緒に食べればよかったじゃないですか」

銀さん『毎日毎日メシの代わりに死合いなんざ出来るかバカヤロー!!俺はグラディエーターじゃねえんだよ!!……うごおぉぉぉ叫んだら腹が余計に』ギューゴロゴゴゴ

新八「はぁ、収まったら出てくださいよ?」

トイレ『……』

新八「……銀さん?」



所変わって此処は見滝原、急速な発展に伴い増える負の感情を糧にして増える魔女とたった一人で戦い続ける魔法少女の住まう町。

マミ「……はぁ、今日も魔女退治で友達との約束を逃しちゃうなんて」ガチャ

マミ「やっぱり私には、友達つくるなんて無理なのかしら」バタン

巴マミ、彼女は願いを叶えた対価として魔女と闘い続ける運命を課された魔法少女である。 その願いは生きること、家族を見捨てて自分だけが生き残った罪悪感に縛られる彼女はほかの町の魔法少女たちよりも強く、魔法少女としての義務感に縛られていた。

マミ「……っ、そうよ。私は魔法少女だもの、皆のために戦うだけの存在」

マミ「だから、寂しくなんか……」

しかし彼女は、どれだけ強がろうと実際に強い魔法少女であろうとただの中学三年生なのである。

マミ「……っ……っ」

 義務感や責任感で補えるほど、彼女の戦いは生易しいものではなかった…。

マミ「……いや、いや…誰にも覚えられないまま、死ぬなんていや」

誰もいない、生活感を感じさせない個室の中
一人ひとしきり泣き終えた彼女は泣き疲れてため息をついた。

マミ「……はぁ、疲れちゃった」

マミ「寝よう、今日はキュウべぇも居ないみたいだし……」

誰だって、寝る前には用を足すものである。
疲れていてもその習慣は嫌でも発揮されるものだろう。
早く寝たいと思いながらも、マミは早々とトイレのドアを開けた。

ガチャ
と、マミに先んじてトイレのドアが開いた。

銀さん「 」…ポチャン

マミ「 」



一方すこし遡り……用を済ませた銀時はアンドと不安の入り混じった溜め息をつきながらトイレのドアノブに手を着けた。

銀さん「ふぃー、漸く収まりやがったか……しかしヤベェな、出したら余計腹が減っちまった。今日は流石にあの狂乱ピンクの世話になるか」ガチャ


マミ「 」

銀さん「 」…ぽちゃん


銀さん「……間違えました」バタンと

銀さん「…………いやいや待て有り得ねぇって、トイレの先は見知らぬ世界でしたーとかジブリでもやらねぇよ? おまけにあんなおっぱいデケぇ嬢ちゃんの小綺麗な部屋がうちのキタねえトイレと繋がってるわけねぇだろが、」ガチャ

マミ「 」

銀さん「……こんにちは、サンタクロースダヨ」裏声

マミ「……///」ナミダメプルプル

銀さん「いや待て待て落ち着けって、此処俺んち!俺んちのトイレ!!というか嬢ちゃん誰……」

マミ「いやぁぁぁ家のトイレに変質者がぁぁぁ!!」ティロフィナーレ

銀さん「ヤッダーバァァァァ!!」ゴバァァァ

マミ「寄らないで変質者!!」ガクガク

銀さん「だから違ぇっつってんだろ!!何で最近のガキはどいつもこいつもつっこみ代わりに大砲ぶっ放してくんだ!!」アフロ

銀さん「トイレに入ってたら急に出口がこの家に……」

神楽「ゥオロロロロロロ……」シャーバドゥーバダーバドゥービダーバドゥーバー♪

銀さん「なに当たり前のようにイキナリ登場して早々にリバースしてやがるゥゥゥ!!」

神楽「アレ銀ちゃん、何処アルかこの部屋? いつの間に万事屋こんな生活感の欠片もない引っ越したての三十路OLみたいな部屋になってるアルか?」

マミ「誰が三十路OLよ!! というかアナタ、人の家のトイレに女の子入れて何を……!!」アワワワ

銀さん「外も省みず人前でリバースするやつは女の子とは言わねえ、馬鹿って言うんだよこのヤロオロロロロ」シャーバ略

マミ「いやぁぁぁ!! せめてトイレでリバースしてォr」



『只今たいへん映像が乱れております』
シャーバドゥーバダーバドゥーバー♪アーンドゥッ♪


大惨事の後、掃除を済ませた三人は三角の机に辺と向かって正座して、お互いのいきさつを話し合った。

銀さん「それでな、俺はドッグフードで腹痛起こしてトイレ籠もってたらいつの間にか出口がこの部屋で」黒こげアフロ

神楽「ワタシはずっとトイレの天井裏で銀ちゃんが退くのスタンバってたアル、そしたら匂いで逆に上から」ウップ

マミ「いや普通にトイレの前で待ってなさい女の子なんだから!!」

神楽「退いた瞬間上からでも失敬しないとヤバかったアルよ」黒こげアフロ

銀さん「オイお前らいい加減にしろ下ネタばっかりで読者が滅茶苦茶引いてるじゃねーか」

マミ「どう考えても貴方が殆ど元凶だから!! とにかく信用できないわ、そんな非現実的なこと」雑巾ギュゥゥ

銀さん「あのさぁ、それ何発も人にリリカルマジカルな大砲ぶっ放しといて言うことですか?」

マミ「それでアフロで済んでるあなた達に言われたくありません」

銀さん「だいたいお前アレだろ?時空カンパン宅配便とかいうのの魔導師だろ?元の世界に帰る方法の一つでも持ってねぇのかよ?」

マミ「何ですかその技術の途方もない無駄使いしていそうな組織は。私は……」


「彼女達は魔法少女」


銀さん「……あ?」

神楽「?」

「この世界の絶望の化身、魔女を狩るもの達さ」ヒョコッ

窓から身を乗り出したのは、白い毛並みに赤い瞳の猫のような生き物だった。
その不自然に可愛らしい容姿に、何かの違和感を覚える言に、銀時の目つきが一瞬だけ変わった。

QB「この次元にようこそ、歓迎しようじゃないか」ニコッ

マミ「……!! あなた達、QBが見えるのね!?」

神楽「何アルかこのひたすら胡散臭い縫いぐるみ」グイッ

QB「ちょっと」

銀さん「っつーかコイツ縫いぐるみの癖してしゃべりやがったぞ?」グイグイ

QB「痛い痛い耳毛引きちぎれるやめてくれないかい?」

マミ「ちょっとやめてください!! QBを虐めないで!!」

銀さん「あ?コイツ九兵衛くん? あららぁしばらくみない間に余計ちっちゃくなっちゃって……あ、耳毛とれた」ぬぽっ

マミ「キュウベェェェ!!!!」

QB「誰だか知らないけど、同姓同名の誰かと間違えた上に他者のチャームポイントを奪い取るのは君達の文明でも無礼にあたるんじゃないかな?」ドクドク

銀さん「ああ、すまねぇな縫いぐるみ」ペタペタ

マミ「適当にアロンアルファでくっつけながら言う台詞じゃないから!! 大丈夫QB、今回復してあげるからね?」カイフクー

QB「やれやれ、空間を巻き込んだ高次元転移なんかするものだから、どんな高度な未知文明の仕業かと思えば……どうやら君達は僕らの予想より遥かに野蛮な種族らしいね」フゥ

神楽「あ?こんな田舎もんと一緒にすんじゃネーヨワタシはバリバリの都会派ネ」

銀さん「おめーは黙ってろ」ベシッ

QB「どうやら君達は故意的にではなく偶発的に重なった異次元の境界面に天文学的な確率で居合わせてしまったみたいだね」

銀さん「お前アレだろ、頭いいようで国語の点数赤点まみれなタイプだろ。 もうちょっと解るようにいってくんねぇか?」

QB「……この世界と君達の世界を二つのシャボン玉に例えたら、くっついた時平面の膜ができるよね? 君たちは空間が混ざり合って混合したそこに偶然居合わせてしまったわけだよ」

マミ「じ、じゃあ私の家のトイレは……」

QB「多分彼等が万事屋と呼ぶ住処のそれと入れ替わってしまっているだろうね」

マミ「 」



歌舞伎町 万事屋


新八「……って、何時までトイレ占領してんだ腐れ天パー!!こちとら我慢の限界なんじゃァァァ!!!!……!?」

我慢の限界を迎えてトイレのドアを粉砕した新八の目の前には、ピンクや黄色に飾られた小綺麗なトイレだった。

新八「……」ヒクヒク

新八「な……なんじゃこりゃあァァァ!!」



源外の工房

新八の相談を受け、モニターに目を通した源外は唸り声を上げた。

源外「やっぱりなぁ、あのトイレの座標空間だけ総質量が二倍になってやがる。こりゃ別次元との境界面になっちまってやがらぁ、言わば別の世界と入れ替わっちまってるのよ」

新八「別の世界って、それじゃあターミナルや管理局に連絡した方が良いんじゃないですか?」

源外「そんな生易しいもんじゃねえ、連中が移動できるのはあくまで限られた次元座標……つまり『向き』が定められてるのよ」源外「この座標はどの『向き』にも当てはまらねぇ未知の『向き』、奴らにしてみても儂等にしてみても銀の字は完全にこの宇宙から消滅してやがる」

新八「そんな……どうにかならないんですか!?神楽ちゃんとも連絡つかないし、ひょっとしたら神楽ちゃんも銀さんと一緒に向こうに行ってるかもしれないんですよ!?」

源外「本来接触することのない世界だ、こういう接触事故はくっついた世界同士が剥がれりゃ自動的に元に戻るもんなんだが、肝心の剥がす方法に検討がつかねぇ以上はなんとも言えねぇなぁ……野郎どもが向こうで無事に生きてるのを祈るくらいしか出来やしねぇ」

新八「銀さん……神楽ちゃん……」



見滝原 マミの部屋

マミ「それじゃあ、仕方ないわね……QBがそういうなら信じないわけにもいかないし、私の家で良ければお世話するわ」

QB「それがいいね、もし世界が剥がれた時もできるだけ接点に近い方が影響は早いだろうし」

神楽「マジでか!!」

銀さん「俺たちの話は信用出来ねぇくせに、んな胡散臭い縫いぐるみの話は信じるのかよ。オメー実は友達そいつしか居ねえだr」

ジャキ、と銀時の喉元に銃口が突きつけられる。
魔法少女姿のマミは、母性的ともとれるような笑みを浮かべつつ銀時を脅迫した。

マミ「じゃあ遠慮しとく?不法侵入の変質者さん」ニッコリ

銀神「「ウッスお世話になりまーす!!!!」」

今回はここまで。
不肖ながらせめて新訳永遠編くらいはスッキリと終わらせたいです。

銀魂スレはもっと増えて欲しいですねw

まどマギ編の間なのは勢は多重クロスになるのを避けるため出来るだけ登場しない予定です。
終わったらまたGOD編改から登場します。

数日後


カン!!カン!!カン!!

マミ「ハイハイ起きてください二人とも!!遅刻しちゃいますよ!!」

銀さん「んぁ?」

神楽「ん~うっせーよォおっぱいチーズぅ」ムニャムニャ

マミ「誰がおっぱいチーズ!?髪なの?髪の色なの!?」ウガァ

神楽「あと24時間~」

マミ「一日中寝るつもり!?神楽ちゃん今日初登校日で、しょ!!」フトンハガシ

神楽「ぶー」

銀さん「オイ朝飯はしっかり食っとけよ、学生生活嘗めてたら一日ともたねぇぞ?」ケーキモグモグ

マミ「アナタは何勝手にケーキ作って食べてるのォォォ!!それ今のわずかな時間で作ったの!?ある意味すごいわよ!!」

銀さん「俺は糖分王になる男だ」

マミ「黙ってて下さい!!あぁもう間に合わない、神楽ちゃん着替えて銀さんあっち行ってて!!」

銀さん「へいへい」スゴスゴ

見滝原中学校

和子「皆さん、ドラゴンボールの好きなキャラはピッコロですか?ベジータですか?ハイッ、中山くん」

中山「えっ!?ピ、ピッコr」

神楽「ポロロッカ!!」バキィ

中山「ぶえェェェ!?」ゴシャァァァ

さやか「な、中山ァァァ!!!!」

和子「そう、誰でもよろしい!!男子の皆さんはドラゴンボール占いで女性を判断するような輩にならないように!!」

和子「……はいっ、あとそれから今日から転校生が二人このクラスにやってきました。暁美さん、坂田さん、自己紹介してください」

中山に凄まじいツッコミを入れた神楽に続いて、美しい黒髪の少女が教室に入る。

ほむら「暁美ほむらです」

神楽「オッス、坂田神楽アル!!よろしくアル!!」

見滝原中学校外周

銀さん「はぁー、はぁー……」

ガラス張りの校舎の外に張り付くように、作業服の銀時は息を切らせながらも窓を磨いていた。

銀さん「何で銀さんだけこんな扱いなんだァァァ!!」

マミ『仕方ないじゃないですか。銀さんは大人ですし、神楽ちゃんとあなたの生活費分はちゃんと働いてもらわないとイケないんですから』ネンワー

銀さん「だからってもうちょっとまともな仕事あったんじゃないのコレ!?用務員つったって甘く見てたよコレ!!なんでたかが中学の寺子屋がこんなガラスの城なんだよ!!俺はルパン三世じゃねぇんだよ!!」

風が吹き、命綱が頼りなく揺れた。

銀さん「あ゛あ゛あ゛あ゛ァァァ!!ヘルス!!ヘルスミィィィ!!」

突風に振り子よろしく揺らされながら、銀時はすべるガラスに雑巾を持った手を突こうと必死にもがいていた。

今回は此処まで。
ちなみに念話はキュウべぇが経由してます。
神楽ちゃんは見滝原制服をちゃんと着てます

教室

ほむら(……おかしい)

先生「ちょっと坂田さん!! なに堂々と早弁してるの!?」

神楽「センセー私の居た国では宗教的にこの時間に飯食わないといけないアルよモグモグ」

先生「どこの国の法律だよ!!止めなさい」

ほむら(今まであんな子が現れたことなんてなかった……それに)



校庭

パァン

神楽「ホァァチャァァアア!!」┣¨┣¨┣¨┣¨

生徒「凄い神楽さん、世界記録更新よ!?……って、神楽さん?」

神楽「ポロロッカ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨ ドガァァ

中山「ぶえェェェ!?」

さやか「な、中山ァァァ!!」

ほむら(あの華奢な体に馬鹿げた身体能力……間違いなく……)

また教室 昼休み

ほむら「坂田さん、ちょっと一緒に校内を見て回らないかしら?」

神楽「……んぁ?ちょっと待つアル、コレ食べてから行くネ」ガツガツモグモグ

ほむら(また食べてる!?)

神楽「っし、行くカ」カチャン

「暁美さん、それじゃあ私も一緒していい……かな?」

ほむら「……!!」

まどか「保健室にも案内するよ?」ウェヒヒ



神楽「それであのチャランポラン、お年玉くれって言ったら白玉吐いてよこしやがったアルよ」

まどか「ウェー……酷いよ、そんなのあんまりだよ」

ほむら「……」ギリッ

歩いて、歩いて、やがて誰もいない一本道に入ったところで前を歩いていたほむらは神楽に振り向いた。

ほむら「あなた、何者?」

神楽「んぁ?」

ほむら「いいえ、聞くまでもないわ……あなたは願いの対価にとんでもないものを支払った愚か者、私と同じ……」

まどか「暁美……さん?」

ほむら「……鹿目まどか。貴女は自分の人生が、貴いと思う? 家族や友達を、大切にしてる?」

まどか「え?……えっと」

神楽「何アルか?電波か、電波さんアルか?」

ほむら「あなたは黙ってて、坂田神楽……」

神楽「そのフルネーム呼び辞めるアル、気分悪くなるネ」

ほむら「鹿目まどか、今とは違う自分になろうだなんて、絶対に思わないことね…さもなければ、全てを失うことになる。貴女は、鹿目まどかのままでいればいい。今までどおり、これからも」

神楽「おぉい聞いてんのカ人の話!!」

まどか「……ヒッ!!」ビクッ

バンバン バンバン

ほむら「……?」

ほむらが振り返ると、窓にべったりとくっついたすさまじい形相の銀時がほむらを見下ろしていた。

銀さん「ヘェールスミィー……」ズルズル

ほむら「 」

神楽「あ、銀ちゃんアル」

まどか「白玉の人!?……あれ、ほむらちゃん?」

ほむら「 」

まどか「……ほむらちゃん!?気絶しちゃってる!?は、早く保健室に連れて行かないと、神楽ちゃんそっち持って!!」

神楽「アイアイサー!!銀ちゃんゴメンアルー暫くそこで張り付いててネー!!」

銀さん「へぇぇぇるすみぃぃぃ……」べったり

書き溜めしにくい世の中に絶望した
今日はここまで

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年04月27日 (日) 12:54:25   ID: DatZ2TWx

続きはよ

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