【モバマス】藍子「私と二人三脚の練習をしてくれませんか?」 (7)

キャラ崩壊注意


藍子「はー、プロデューサーさんとイチャイチャしたいなぁ」

未央「そのお悩み、聞き届けたよ!」

藍子「はっ!あなたは恋の伝道師、キューピッド・ちゃんみお!」

未央「プロデューサーさんとイチャイチャしたい。その願い、私が叶えてしんぜよう!」

藍子「ありがたき幸せ!」

未央「まずはステップ1!『二人三脚』!」

藍子「二人三脚?」

未央「あーちゃんの学校ではもうすぐ体育祭があるね?それにかこつけて、プロデューサーに二人三脚の練習を頼むのだ!」

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藍子(二人三脚の練習……?そんなもので本当にプロデューサーさんとイチャイチャできるのでしょうか……?)

藍子「プロデューサーさん。私と二人三脚の練習をしてくれませんか?」

P「いいぞ。それじゃあ早速足を結んで……」ピトッ

藍子「あっ」

藍子(プロデューサーさんがこんなに近くに……)キュンッ

P「立ち上がるぞ」ガシッ

藍子(肩に手が……)キュンッ

P「息を合わせるぞ」

藍子(いちに、いちに……)キュンッ

P「ん、もうちょいペース落とした方がいいか?」

藍子(プロデューサーさんが私のことを考えてくれる……幸せ……)

P「このままそこらの公園まで行ってみるか」

藍子「はい!お散歩デートですね!?」

藍子(プロデューサーさんとイチャイチャできる要素がこんなに……!キューピッド・ちゃんみおちゃんの言葉に狂いはありませんでした!)

そして一日二日が過ぎ……。


藍子「あっ」フラッ

P「おっと」ギュッ

藍子「すいません、プロデューサーさん。つまづいちゃいました……」ムギューッ


藍子「プロデューサーさん。今日は手を繋ぎながらしませんか?」ギュッ


藍子「プロデューサーさんの上着いい匂い……」スンスン


ついに一週間が過ぎた!


未央「今日が体育祭本番……つまり今日からはもう二人三脚作戦は使えない。あーちゃんが事務所に来たら、ステップ2を教えてあげよーっと」

P「今頃藍子、練習の成果が出せてたらいいなぁ」

藍子「おはようございます、プロデューサーさん!取りましたよ、一位!」ガチャッ

P「おお、それは良かった」

藍子「それじゃあ、早速今日の分の練習を始めましょうか」

P「!?」

未央「!?」

P「藍子?体育祭は今日だったんだよな?」

藍子「はい」

P「じゃあもう練習しなくてよくない?」

藍子「いえ、これは体育祭とか関係なく個人的にプロデューサーさんと二人三脚したいんですけど……ダメですか?」ショボン

P「全然ダメじゃないよ」

藍子「やったぁ」

未央「えぇ……」


こうしてこのままイチャイチャし続けた結果、二人は結婚することになるのだが、それは遠い未来(二時間後)のお話。

おまけ


未央「あーあ。恋の伝道師、キューピッド・ちゃんみおのイチャイチャレッスンはステップ30まであったのになぁ。ステップ1で事足りるとは、未央ちゃん不完全燃焼だよ」テクテク

P「あ~、恋のお悩みがあるなぁ~。だれかに聞いてほしいなぁ~これ」

未央「おっ!あれはあーちゃんのプロデューサーさんとは別の私のプロデューサー!」

未央(よぉ~っし!これはキューピッド・ちゃんみおの出番だぞい!)スチャッ

P「はぁ~」

未央「そこのプロデューサー!このちゃんみおにお悩みを話してみんかい!」

P「未央が好きすぎて辛い」

未央「!!!!!???!?!???!」

P「どうしたらいいと思う?」

未央「お……思い切って想いを伝えてみたらどうカナ……?」ドキドキ

P「いやぁ、玉砕するだけだと思うんだよな」

未央「そんなことないって!いい返事もらえるって!」

P「そうかなぁ……?」

未央「未央ちゃんもプロデューサーのこと好きだから!絶対好きだから!ほら早く!っていうか今!」カポッ

P「!? 恋の伝道師キューピッド・ちゃんみおが消えた……?そして代わりに未央が……?一体何がどうなって」

未央「はよ!!!!」



ーおわりー

以上になります。

二人三脚の状態でも籍を入れることって可能なんでしょうか。市役所に勤めてる方がいらっしゃれば、お答えいただけると嬉しいです。

ありがとうございました。

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